JP4564857B2 - 排水管路構造、排水管路の施工方法および排水管路施工セット - Google Patents
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Description
また、従来の建物の排水管路構造として、建物の外部位置で地表面下へと水平に下流端が貫通し、かつ、この下流端に対して傾斜して建物内の地表面より上方へ上流端が貫通した状態で建物のべた基礎に埋設されたベンド管と、このベンド管に挿脱可能に挿通され、このベンド管より径小なフレキシブル管とを具備している排水路装置であって、ベンド管の下流端とフレキシブル管の下流端との間がパッキンによって閉塞されている排水路装置が一般に提供されている(特許文献2参照)。
そして、フレキシブル管に弛みが生じた場合、上記従来の構成のようにさや管またはベンド管の下流端部が水平とされていると、その弛みによってフレキシブル管の下流端部で逆勾配が生じる場合があるという問題があり、その逆勾配となった部分で排水の流れが阻害され、その部分に排水が溜まることとなるという問題があった。
また、上記従来の構成では、さや管またはベンド管とフレキシブル管との隙間がシール剤またはパッキンによって閉塞されているので、排水路の点検・清掃・補修・交換の際に、該さや管または該ベンド管から該フレキシブル管を引き抜くことが困難であり、点検等の作業に手間や労力がかかるという問題があった。
該鞘管3の下流端部は、該鞘管3に挿着した該可撓管4に弛みが生じた場合でも該可撓管4の下流端部で逆勾配が生じることのないように、下流側が低くなるように傾斜されていることが望ましい。
該可撓管4の下流側には該角度調節継手8Aを介して該屋外排水管9が水平に接続されていることが望ましい。
更に、該基礎2の外壁面と該角度調節継手8Aとの間にはシール部材13Aが介在されていることが望ましい。
該鞘管3の下流端部は、該鞘管3に挿着した該可撓管4に弛みが生じた場合でも該可撓管4の下流端部で逆勾配が生じることのないように、下流側が低くなるように傾斜されていることが望ましい。
また、該可撓管4の下流側に接続される角度調節継手8Aを有しており、該可撓管4の下流側は該角度調節継手8Aを介して該屋外排水管9に水平に接続されることが望ましい。
また、本発明では、鞘管3が上流側から下流側にかけて低くなるように全体的に傾斜しているので、該鞘管3の上流側が建物の基礎2から外出する位置を、建物の基礎2の端部から近い位置に設定することができる。したがって、建物の屋内排水設備に連絡する屋内排水管7が建物の基礎2の端部から近い位置に設定されている場合、例えば水洗式トイレに連絡する屋内排水管7の場合であっても、屈曲させた複雑な排水経路を別途形成することなく、該鞘管3内に挿着した可撓管4に該屋内排水管7を接続することができる。また、建物の基礎2が深基礎2の場合、例えば傾斜地に建てられた建物の基礎2の場合であっても、該鞘管3の上流側が建物の基礎2から外出する位置を建物の基礎2の端部から近い位置に設定することができる。
更に、本発明では、該鞘管3の下流端部が、下流側が低くなるように傾斜されているため、該鞘管3の下流端部が水平とされている場合に比べて、該鞘管3の上流端部と下流端部との傾斜角度の差を減少させることができ、その上、鞘管3が上流側から下流側にかけて低くなるように全体的に傾斜しているので、該鞘管3の曲率を大きく設定することができる。したがって、より可撓性の小さい可撓管4(より撓みが少ない可撓管4)を使用した場合であっても、該鞘管3内に可撓管4を円滑に挿着することができ、該鞘管3内に可撓管4を挿着するときの作業性を向上させることができる。
図1に示すように、本実施例の建物の排水管路構造1では、建物のべた基礎2には屈曲鞘管3Aが貫通して埋設され、該屈曲鞘管3A内には可撓管4が挿着されている。該可撓管4の上流側には接続継手5が接続されており、該接続継手5には45°エルボ6を介して水平な屋内排水管7が接続され、該屋内排水管7は例えばキッチンやトイレ等の屋内排水設備(図示せず)に接続されている。一方、該可撓管4の下流側には角度調節継手8Aが接続されており、該角度調節継手8Aには水平な屋外排水管9が接続され、該屋外排水管9は例えば屋外排水ますや公共ます等の屋外排水設備(図示せず)に接続されている。
また、該角度調節継手8Aの継手部材27の水平受口30の外周面には、フランジ部材28を螺着するためのねじ溝31が設けられており、該角度調節継手8Aの継手部材27の中央部外周面には、螺着したフランジ部材28の内端が当接する当接リブ32が設けられている。
更に、角度調節継手8Aの継手部材27の傾斜受口29の外周面の所定箇所(挿着された可撓管4の下流端に相当する位置)には係止部33が凸設されており、また、角度調節継手8Aの継手部材27の傾斜受口29の中央部の外周面には、袋ナット部材14を螺着するためのねじ溝34が設けられている(図4参照)。
該フランジ部材28を該継手部材27に螺着した状態では、角度調節継手8Aのフランジ部材28は側面視で垂直(鉛直)になるようにされており、建物のべた基礎2の外壁面と該角度調節継手8Aのフランジ部材28との間にシール部材13Aが介在されるようにされている。なお、該シール部材13Aの材料としては、例えばブタジエンゴム等のように粘性を有するものが使用される。
本実施例では、該屈曲鞘管3Aの下流端部の中心線X1と水平線Hとの角度θは10°に設定されており、該屈曲鞘管3Aの下流端部の中心線X1と該屈曲鞘管3Aの上流端部の中心線X2との角度αは35°に設定されている(図1参照)。また、該屈曲鞘管3Aの下流側の開口面は、該屈曲鞘管3Aを配置した場合に該開口面が垂直面(鉛直面)となるように、中心線X1の垂直面に対して角度θだけ傾斜して設けられている(図4参照)。
該排水管路施工セット19は、建物のべた基礎2内に貫通して埋設される上記の屈曲鞘管3Aと、該屈曲鞘管3A内に挿着される上記の可撓管4と、該可撓管4の下流側に接続される継手部材27とフランジ部材28とを有する上記の角度調節継手8Aと、該べた基礎2の外壁面と該角度調節継手8Aのフランジ部材28との間に介在される上記のシール部材13Aと、該可撓管4の上流側に接続される上記の接続継手5とを有しており、更に、該角度調節継手8Aおよび該接続継手5を該可撓管4に接続する際に使用するシール用のOリング20および固定用のCリング21および袋ナット部材14を具備している。
その後、可撓管4の下流側に角度調節継手8Aの継手部材27を接続するとともに、該可撓管4の上流側に接続継手5を接続する。なお、可撓管4の下流側に角度調節継手8Aの継手部材27を接続する場合には、まず、可撓管4の下流側から袋ナット部材14を摺動可能に外嵌しておき、次に、該可撓管4の下流端の外周面の谷部にOリング20を嵌着するとともに、該可撓管4の下流端部の所定箇所の外周面の谷部にCリング21を嵌着する。そして、該角度調節継手8Aの継手部材27の傾斜受口29に該可撓管4の下流端を挿入し、該袋ナット部材14を該角度調節継手8Aの継手部材27のねじ溝34に螺着して、該Cリング21に該袋ナット部材14の係止端部24を係止させる。この場合、角度調節継手8Aのフランジ部材28は、まだ継手部材27に螺着されていない。
また、このように該角度調節継手8Aの継手部材27の係止部33が該屈曲鞘管3Aの係止凸部37に係止されているので、該フランジ部材28を該継手部材27に螺着したときに、該継手部材27が下流側に移動することがなく、該フランジ部材28を該継手部材27に螺着することによって、該建物のべた基礎2の外壁面と該角度調節継手8Aのフランジ部材28との間に該シール部材13Aを介在させて簡単かつ確実に封止することができる。
更に、本実施例では、該角度調節継手8Aが継手部材27とフランジ部材28とを有しており、該フランジ部材28を該継手部材27に螺着することによって該建物のべた基礎2の外壁面と該角度調節継手8Bのフランジ部材28との間に該シール部材13Aを介在させるようにされているので、可撓管4を交換等する際に、角度調節継手8Aの継手部材27に螺着されたフランジ部材28を緩めて取り外すことによって、屈曲鞘管3A内から可撓管4を簡単に引き抜くことができ、交換等の作業性が向上する。
図1〜図8に示した実施例1では屈曲鞘管3Aを使用していたのに対して、図9に示す本実施例では、建物のべた基礎2には大曲り鞘管3Bが貫通して埋設され、該大曲り鞘管3B内に可撓管4が挿着されている。該可撓管4の上流側には接続継手5が接続されており、該接続継手5には垂直な屋内排水管7が接続され、該屋内排水管7は例えばキッチンやトイレ等の屋内排水設備(図示せず)に接続されている。一方、該可撓管4の下流側には角度調節継手8Aが接続されており、該角度調節継手8Aには水平な屋外排水管9が接続され、該屋外排水管9は例えば屋外排水ますや公共ます等の屋外排水設備(図示せず)に接続されている。
本実施例では、該大曲り鞘管3Bの下流端部の中心線X1と水平線Hとの角度θは10°に設定されており、該大曲り鞘管3Bの下流端部の中心線X1と該大曲り鞘管3Bの上流端部の中心線X2との角度αは80°に設定されている。また、該大曲り鞘管3Bの下流側の開口面は、該大曲り鞘管3Bを配置した場合に該開口面が垂直面(鉛直面)となるように、中心線X1の垂直面に対して角度θだけ傾斜して設けられている。
その上、本実施例では、大曲り鞘管3Bを使用しているので、実施例1の場合に比べて、該大曲り鞘管3Bの上流側が建物のべた基礎2から外出する位置を、建物のべた基礎2の端部から近い位置に設定することができる。したがって、建物の屋内排水設備に連絡する屋内排水管7が建物のべた基礎2の端部から近い位置に設定されている場合、例えば水洗式トイレに連絡する屋内排水管7の場合であっても、屈曲させた複雑な排水経路を別途形成することなく、該大曲り鞘管3B内に挿着した可撓管4に該屋内排水管7を直接接続することができる。また、建物のべた基礎2が深基礎の場合、例えば傾斜地に建てられた建物のべた基礎2の場合であっても、該大曲り鞘管3Bの上流側が建物のべた基礎2から外出する位置を建物のべた基礎2の端部から近い位置に設定することができる。
図1〜図8に示した実施例1では一箇所で屈曲した屈曲鞘管3Aを使用していたのに対して、図10に示す本実施例では、二箇所で屈曲する屈曲鞘管3Cが使用される。
本実施例では、該屈曲鞘管3Cの下流端部の中心線X1と水平線Hとの角度θは10°に設定されている。該屈曲鞘管3Cの下流端部の中心線X1と該屈曲鞘管3Cの中央部の中心線X2との角度α1は15°に設定され、該屈曲鞘管3Cの中央部の中心線X2と該屈曲鞘管3Cの上流端部の中心線X3との角度α2は20°に設定されており、このようにして、該屈曲鞘管3Cの下流端部の中心線X1と該屈曲鞘管3Cの上流端部の中心線X3との角度α(=α1+α2)は35°に設定されている。また、該屈曲鞘管3Cの下流側の開口面は、該屈曲鞘管3Cを配置した場合に該開口面が垂直面(鉛直面)となるように、中心線X1の垂直面に対して角度θだけ傾斜して設けられている。
その上、本実施例では、屈曲鞘管3Cが上流側から下流側にかけて二段階で段階的に傾斜されているので、実施例1の場合に比べて、該屈曲鞘管3Cの屈曲部分の曲率を更に大きく設定することができる。したがって、実施例1の場合に比べて、より可撓性の小さい可撓管4(より撓みが少ない可撓管4)を使用した場合であっても、該屈曲鞘管3C内に可撓管4を更に円滑に挿着することができ、該屈曲鞘管3C内に可撓管4を挿着するときの作業性を更に向上させることができる。
図1〜図8に示した実施例1では下流側の開口面が角度θだけ傾斜した屈曲鞘管3Aを使用していたのに対して、図11に示す本実施例では、両側(上流側および下流側)の開口面がそれぞれ角度θだけ傾斜している屈曲鞘管3Dが使用される。
なお、実施例1と同様、該屈曲鞘管3Dの下流端部は下流側が低くなるように角度θだけ傾斜されており、そして、該屈曲鞘管3Dは下流端部よりも上流側の部分(中央部よりも下流側の部分)において上流側が高くなるように角度αだけ屈曲されている。このように、屈曲鞘管3Dの所定箇所を一箇所だけ屈曲させることによって、該屈曲鞘管3Dは上流側から下流側にかけて低くなるように全体的に傾斜されている。
そして、該屈曲鞘管3Dの下流端部の中心線X1と水平線Hとの角度θは10°に設定されており、該屈曲鞘管3Dの下流端部の中心線X1と該屈曲鞘管3Dの上流端部の中心線X2との角度αは35°に設定されている。
その上、本実施例では、屈曲鞘管3Dの両側(上流側および下流側)の開口面がそれぞれ角度θだけ傾斜しているので、図11(a)に示すように該屈曲鞘管3Dの下流側が下流側となる向きに該屈曲鞘管3Dを配置することができるとともに、図11(b)に示すように該屈曲鞘管3Dの上流側が下流側となる向きに該屈曲鞘管3Dを配置することができる。このとき、該屈曲鞘管3Dの屈曲位置は中央部よりも下流側にずれた位置に設定されているので、該屈曲鞘管3Dの下流側の直線部分の長さL1と上流側の直線部分の長さL2は異なることとなる(L1<L2)。したがって、屈曲鞘管3Dの下流側または上流側のいずれを下流側に向けて配置するかを選択することによって、該屈曲鞘管3Dの上流側が建物のべた基礎2から外出する位置を調節することができる。
その場合、鞘管3が上流側から下流側にかけて三段階以上で段階的に傾斜されているので、実施例3の場合に比べて、該鞘管3の屈曲部分の曲率を更に大きく設定することができる。したがって、実施例3の場合に比べて、より可撓性の小さい可撓管4(より撓みが少ない可撓管4)を使用した場合であっても、該鞘管3内に可撓管4を更に円滑に挿着することができ、該鞘管3内に可撓管4を挿着するときの作業性を更に向上させることができる。
図12に示すように、鞘管3Fの係止凸部37が内周面の両側部のみに設けられている場合には、角度調節継手8Aを取り付けた可撓管4を該鞘管3F内に挿入していくときに当接しやすい部分(すなわち天地方向の部分)において可撓管4および角度調節継手8Aと鞘管3Fとの間に十分な隙間を確保することができ、可撓管4および角度調節継手8Aの挿入作業の作業性がより向上する。
なお、上記実施例1は、鞘管3と可撓管4との係止構造を特に限定するものではなく、可撓管4を鞘管3に対して位置決めすることにより、封止構造を形成できるものであればよい。
2 建物の基礎(べた基礎)
3A 鞘管(実施例1の屈曲鞘管)
3B 鞘管(実施例2の大曲り鞘管)
3C 鞘管(実施例3の屈曲鞘管)
3D 鞘管(実施例4の屈曲鞘管)
3F 鞘管(鞘管の他の実施例)
4 可撓管
7 屋内排水管
8A 角度調節継手(実施例1〜実施例4の角度調節継手)
9 屋外排水管
13A シール部材(実施例1〜実施例4のシール部材)
19 排水管路施工セット
27 継手部材
28 フランジ部材
33 係止部
37 係止凸部
Claims (7)
- 建物の基礎内には鞘管が貫通して埋設され、該鞘管内には可撓管が挿着されており、該可撓管の上流側には屋内排水設備に連絡する屋内排水管が接続され、該可撓管の下流側には屋外排水設備に連絡する屋外排水管が接続される排水管路構造において、
該鞘管は上流側から下流側にかけて低くなるように全体的に傾斜されており、また、該鞘管の下流端部は下流側が低くなるように傾斜されており、該可撓管の下流側には角度調節継手が接続され、該基礎の外壁面と該角度調節継手との間にはシール部材が介在され、更に該鞘管の内周面の所定箇所には係止凸部が設けられ、それに対応して該角度調節継手または該可撓管の外周面の所定箇所には該鞘管の係止凸部に係止する係止部が設けられており、また、該角度調節継手は、上流側に該可撓管が接続され下流側に該屋外排水管が接続される継手部材と、該シール部材が取り付けられるフランジ部材とを有しており、
該フランジ部材を該継手部材に螺着することによって、該基礎の外壁面と該角度調節継手のフランジ部材との間に該シール部材を介在させたことを特徴とする排水管路構造。 - 該鞘管の下流端部は、該鞘管に挿着した該可撓管に弛みが生じた場合でも該可撓管の下流端部で逆勾配が生じることのないように、下流側が低くなるように傾斜されている請求項1に記載の排水配管構造。
- 該可撓管の下流側には該角度調節継手を介して該屋外排水管が水平に接続されている請求項1または請求項2に記載の排水管路構造。
- 建物の基礎内に鞘管を貫通して埋設し、可撓管の下流側に角度調節継手を接続して、該可撓管を該鞘管内に挿着し、該基礎の外壁面と該角度調節継手との間にシール部材を介在させて、該可撓管の上流側に屋内排水設備に連絡する屋内排水管を接続する一方、該可撓管の下流側に該角度調節継手を介して屋外排水設備に連絡する屋外排水管を接続する排水管路の施工方法であって、
該鞘管の内周面の所定箇所には係止凸部が設けられ、それに対応して該角度調節継手または該可撓管の外周面の所定箇所には該鞘管の係止凸部に係止する係止部が設けられており、また、該角度調節継手は、上流側に該可撓管が接続され下流側に該屋外排水管が接続される継手部材と、該シール部材が取り付けられるフランジ部材とを有しており、
該可撓管を該鞘管内に挿着して可撓管の係止部を鞘管の係止凸部に係止させ、該角度調節継手のフランジ部材を角度調節部材の継手部材に螺着して該基礎の外壁面と該角度調節継手との間に該シール部材を介在させる
ことを特徴とする排水管路の施工方法。 - 建物の基礎内に貫通して埋設される鞘管と、該鞘管内に挿着され、上流側には屋内排水設備に連絡する屋内排水管が接続され、下流側には屋外排水設備に連絡する屋外排水管が接続される可撓管と、該可撓管の下流側に接続される角度調節継手と、該基礎の外壁面と該角度調節継手との間に介在されるシール部材とを有する排水管路セットであって、
該鞘管は上流側から下流側にかけて低くなるように全体的に傾斜されており、また、該鞘管の下流端部は下流側が低くなるように傾斜されており、更に該鞘管の内周面の所定箇所には係止凸部が設けられ、それに対応して該角度調節継手または該可撓管の外周面の所定箇所には該鞘管の係止凸部に係止する係止部が設けられており、また、該角度調節継手は、上流側に該可撓管が接続され下流側に該屋外排水管が接続される継手部材と、該シール部材が取り付けられるフランジ部材とを有しており、
該フランジ部材を該継手部材に螺着することによって、該基礎の外壁面と該角度調節継手のフランジ部材との間に該シール部材を介在させる
ことを特徴とする排水管路施工セット。 - 該鞘管の下流端部は、該鞘管に挿着した該可撓管に弛みが生じた場合でも該可撓管の下流端部で逆勾配が生じることのないように、下流側が低くなるように傾斜されている請求項5に記載の排水管路施工セット。
- 該可撓管の下流側は該角度調節継手を介して該屋外排水管に水平に接続される請求項5または請求項6に記載の排水管路施工セット。
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