JP4564388B2 - 放送番組編成管理システムとその電子番組ガイド作成方法 - Google Patents

放送番組編成管理システムとその電子番組ガイド作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、放送進行データによって指定された編成内容を管理する編成管理システムに係り、特に放送進行データに基づいて作成される電子番組ガイド(以下、「EPG」:Electric Program Guideという。)データを作成する編成管理システム及びEPG作成方法に関する。
従来、放送番組送出のための編成管理システムは、予め放送運行データによって指定された編成内容を管理し、別途、放送番組の変更、時間延長、タイムシフト等の指示があった場合には、その指示に従って編成内容を変更する。ここで、野球中継のように延長可能な放送番組については、数年前までは、最大延長ルートに決定しておき、延長放送を終了するときに該当する編成ルートに変更することで放送を終了する運用を行っていた。ところが、近年になってEPG等のサービスが開始され、放送の種別によっては放送の編成ルートを正確に設定することが必要になってきており、もはや上記のような運用はできなくなってきている。
一方、現在のEPGは、SI(Service Information:番組配列情報)/EPGサーバによって、放送枠の情報(開始−終了時刻)が作成されている。また、EPGは実際の放送に沿った情報以外は出力してはならないことが規定されているため、例えば、野球放送等で最大30分延長が予定されていても、当該延長が確定するまでは従来の放送終了時刻をEPGに出力する必要がある。そのため、延長対象のケースの分だけ放送時間を長くした放送枠を用意しておき、延長が確定するたびにその放送枠の情報に置き換えてSI/EPGサーバへ出力する。このような編成は階段編成あるいはマルチ編成と呼ばれ、予め想定される編成ルートそれぞれのイベント情報を全て作成しておく必要があり、編成内容によっては準備放送枠が多大な容量になってしまう。したがって、準備放送枠を作成する作業を軽減することが重要課題である。
以上のように、従来のEPG作成において、階段編成がある場合には、放送準備作業に掛かる労力が増大すると共に、放送を行なう編成データも増大している。これは人件費増加やシステムリソースを圧迫する原因につながるため、早急な対応が要求されている。
尚、特許文献1に、放送準備時間の軽減を図る技術が開示されている。ここに示される例では、EPG相対時間テーブルと、編成データ上に含まれるイベントに関係を持たせ、イベント消化(発行)により、乗り移り可能な延長ケース(ルート)を判断するようにしている。これにより、乗り移り先が確定するため、乗り移り先のケースでは、それより以前のイベントを準備する必要がなくなる。これまで、ケース毎に全てのイベントを準備し、乗り移りと同時にイベントの差し替えを行っていたときと比べて、乗り移り先では差分のイベントの準備で済むようになった分、編成準備時間を軽減することができる。
但し、この文献に示されるシステムでは、マルチリンクテーブルなる接続情報を作成し、全体的な放送枠のつながりを判断してEPGを作成し送出するようにしている。すなわち、編成準備時間の軽減は図れるが、EPGの作成の面では、階段編成の際の放送準備作業の軽減は図れず、上述の問題は依然として残っている。
特に、EPG準備の中の「編成の煩雑さ」に問題点がある。通常ナイターであれば編成フォーマットも決まっており、比較的煩雑さから免れるが、日本シリーズ(終了まで放送)や、地方差し替えナイター(東京では巨人戦、名古屋では中日戦、メインの放送は中日戦だが終了は東京に合わせる)など、複雑な編成を行う場合には、準備業務にも多大な労力がかかる。
特開2004−120114号公報
以上述べたように、従来の編成管理システムでは、EPG作成において、階段編成がある場合に、編成が複雑になるに従って放送準備作業に掛かる労力が増大すると共に放送を行なう編成データも増大してしまう。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、階段編成があり、編成が複雑になる場合でも、EPGにおける準備放送枠の作成作業を軽減することができ、これによって放送準備作業に掛かる労力を軽減すると共に編成データ量も低減することのできる編成管理システムとその電子番組ガイド作成方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明に係る編成管理システムは、放送の編成情報である放送進行データからプレイリストを作成し、このプレイリストに基づいて番組の開始時刻及び終了時刻を示す放送枠を作成し、この放送枠から電子番組ガイドを作成するシステムであって、前記放送進行データに、延長時間の異なる複数の編成ルートを有する階段編成が用意されるとき、前記編成ルートそれぞれに対応して電子番組ガイド出力を要求するためのイベントを設定するイベント設定手段と、前記編成ルートそれぞれのイベントに対応して用意される電子番組ガイド出力用のタイムテーブルを格納するタイムテーブル格納手段と、前記階段編成の実施に際して、その実施終了の指示があるまで前記イベントの発行を判断するイベント発行判断手段と、前記イベント発行判断手段でイベントの発行が確認される毎に前記タイムテーブル格納手段から該当するタイムテーブルを読み出し、前記プレイリストを再作成して前記放送枠を補正する放送枠補正手段とを具備して構成される。
また、本発明に係る編成管理しシステムの電子番組ガイド作成方法は、放送の編成情報である放送進行データからプレイリストを作成し、このプレイリストに基づいて番組の開始時刻及び終了時刻を示す放送枠を作成し、この放送枠から電子番組ガイドを作成する場合に、前記放送進行データに、延長時間の異なる複数の編成ルートを有する階段編成が用意されるとき、前記編成ルートそれぞれに対応して電子番組ガイド出力を要求するためのイベントを設定するイベント設定ステップと、前記編成ルートそれぞれのイベントに対応する電子番組ガイド出力用のタイムテーブルを作成するタイムテーブル作成ステップと、前記階段編成の実施に際して、その実施終了の指示があるまで前記イベントの発行を判断するイベント発行判断ステップと、前記イベント発行判断ステップでイベントの発行が確認される毎に、前記タイムテーブル作成ステップで作成されるそのイベントに対応するタイムテーブルで前記プレイリストを再作成して前記放送枠を補正する放送枠補正ステップとを具備して構成される。
本発明によれば、特に階段編成があり、編成が複雑になる場合でも、準備放送枠の作成作業を軽減することができ、これによって放送準備作業に掛かる労力を軽減すると共に編成データ量も低減することのできる編成管理システムと電子番組ガイド作成方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明が適用される放送局マスター設備の機器構成を示す概念図である。図1において、営業放送(以下、「営放」という。)システム11は番組の編成情報である放送進行データを作成して編成管理システム12に送信する。この編成管理システム12は、データサーバ(DS)12A、プロセスコントローラ12B、周辺機器群(通常、複数存在する)12C、SI/EPGサーバ12Dを備える。
上記データサーバ12Aは、営放システム11から放送進行データを受信して内部のデータベース(DB)A1へ保存し、1または複数のDS操作端末A2,A3,…から変更指令、イベント情報等の入力操作に応じて放送進行データの書き換えが可能とされている。また、データサーバ12Aは、放送が開始される前に、プロセスコントローラ12B並びに各種周辺機器(例えばCMバンク、AFバンク、VFバンク等)C1,C2,…へ、放送進行データをそれぞれの機器に合わせたデータ体系(以下、「プレイリスト」という。)に変換して送信しておく。さらに、データサーバ12Aは、放送進行データから放送枠の情報(開始−終了時刻)を含むプレイリストを作成してSI/EPGサーバ12Dに送信する。
上記プロセスコントローラ12Bは、データサーバ12Aからのプレイリストに沿って周辺機器群12Cの制御を実施し、これらの周辺機器を通じて、または直接、映像・音声出力設備(切替器SW等)13(以下、単に「映像・音声出力設備13」という。)の制御を実行する。また、上記SI/EPGサーバ12Dは、放送進行データに基づくプレイリストを入力解析し、放送枠の情報からEPGを作成してEPG出力設備14に送る。
上記構成による編成管理システム12において、既存の放送進行データに基づく処理の流れを図2に示す。図2において、データサーバ12Aでは、営放システム11から送信された放送進行データを営放システムI/Fタスク(受信)A11で受け取り、進行データデータベースA1へ保存する。データサーバ12Aでは、進行データ管理機能A12により放送進行データからプレイリストを作成して放送日の管理を行っており、例えば、放送の数日前(ここは、放送局の運用や周辺機器の使用によって異なる)に外部機器I/Fタスク(送信)A13を通じて、プロセスコントローラ12B、周辺機器群12C並びにSI/EPGサーバ12Dに対してプレイリストを送信する。
プロセスコントローラ12Bでは、データサーバI/Fタスク(受信)B11でデータサーバ12Aからのプレイリストを受け取ってデータ制御機能B12に入力する。このデータ制御機能B12では、周辺機器I/Fタスク(送信)B13を通じて、プレイリストに従って周辺機器群12Cの制御を行なう。また、映像・音声制御機能B14を通じて、プレイリスト中のイベントに従って映像・音声出力設備13の制御を行なう。
周辺機器群12Cでは、データサーバI/Fタスク(受信)C11でデータサーバ12Aからのプレイリストを受け取るとともに、プロセスコントローラI/F(受信)C12でプロセスコントローラ12Bからの制御データを受け取り、映像・音声制御機能C13にて、プレイリスト及び制御データに基づいて映像・音声出力設備13の制御を行う。この結果が放送データとして出力される。
一方、SI/EPGサーバ12Dでは、データサーバI/Fタスク(受信)D11でデータサーバ12Aからプレイリストを受け取り、このプレイリストを元に情報処理機能D12にてEPG情報を作成し、EPG出力設備14へ送出して映像・音声コンテンツの放送信号に多重する。
ここで、上記構成による階段編成時の既存の処理内容を、野球放送を例にとって説明する。
図3(a)〜(d)は野球放送における階段編成時の編成ルートの移り変わりを示したものである。図3(a)は野球放送が確定した時の状態である(放送局によっては、レギュラー編成自体を野球にする場合もある)。図3(b)は10分間の延長が確定した状態である。この後、図3(c)の20分延長、図3(d)の30分延長と延長放送が確定するたびに、オペレータが編成ルートの変更処理を実施する。
前述したように、現在、EPGは放送枠の情報(開始−終了時刻)から作成されている。また、実際の放送に沿った情報しか出力してはならないため、野球放送等で最大30分延長が予定されていても、確定するまでは従来の放送終了時刻を出力する必要がある。そのため、予め段階的に延長分だけ放送時間を長くした複数の放送枠を用意しておき、延長が確定するたびに該当する放送枠の情報に置き換えてSI/EPGサーバ12Dへ出力するようにしている。このように、従来方式による階段編成では、放送が考えられるルート情報を予め作成しておく必要があり、編成内容によっては準備放送枠が多大な量になってしまう。準備放送枠を作成する作業を軽減することは重要課題である。
そこで、本実施形態では、編成管理システム12の放送進行データに基づく処理の流れを図4に示すように変更する。尚、図4において、図2と同一部分には同一符号を付して示す。
すなわち、本実施形態の編成管理システム12では、データサーバ12A(あるいはその上位にある営放システム11)にて、放送進行データに事前にEPG出力要求イベントを設定し、それに該当するEPG出力用タイムテーブル情報を別に準備してタイムテーブル格納部A14に格納しておく。
これに対し、プロセスコントローラ12Bには、EPG出力要求イベント通知処理機能B15を追加し、EPG出力要求イベントを認識した場合にデータサーバ12Aへ出力要求イベントの内容を通知する。
データサーバ12Aでは、プロセスコントローラI/Fタスク(受信)A15にてプロセスコントローラ12BからEPG出力要求イベントの内容を受け取る。そして、プレイリスト作成機能A16により、そのイベント内容に該当する情報(ここでは、EPG出力用タイムテーブル)をタイムテーブル格納部A14から読み出し、この情報を元にSI/EPGサーバ用のプレイリストを再作成し、SI/EPGサーバI/Fタスク(送信)A17を通じて、再作成したプレイリストをSI/EPGサーバ12Dへ送出する。
SI/EPGサーバ12Dでは、データサーバI/Fタスク(受信)D11で再作成されたプレイリストを受け取り、情報処理部D12にてプレイリストに対応するEPGを作成する。
したがって、上記のような編成方式によれば、階段編成で電子番組ガイド出力に合わせて準備していた放送枠量を軽減することができる。また、準備放送枠を作成する作業が軽減できる。この結果、従来のように延長時間毎にルートの確定処理を行なう必要が無く、最終的に確定したルートを選択しても、正しく電子番組ガイドの出力が可能になるため、マルチ編成の確定作業が少なく、オペレータの作業量軽減にもつながるという効果が得られる。
(実施例)
上記構成による編成管理システムにおいて、以下に野球放送を実施例に上げて説明する。
図5は本実施例による野球放送の編成例として、レギュラー編成とマルチ編成との関係を示す図、図6は同実施例のEPG出力用タイムテーブルの例を示す図、図7は同実施例のEPG延長対象枠テーブルの例を示す図である。
通常の放送枠には放送時間が設定されており、その時刻を元にEPGの出力情報を作成する。本実施例では、「野球放送」が決定される前は、レギュラー編成で構成された放送枠でEPGが作成される。ここで、図5において、「ルート情報」とは、延長ケースへ遷移することが可能であるということを示す情報のことであり、「マルチ確定」とは、現在通るべきルート情報を決めることを意味している。放送する上で、編成情報は最終的に1本の道になる必要がある。
マルチ編成枠には放送枠時間を持つものと、延長時の差分イベントのみで放送枠時間を持たないものがある。図5の例では、「30分延長」と「早終」の編成枠に放送時刻が設定されている。但し、「30分延長」には「延長無し」の場合の放送時刻(定時終わり時間)を設定しておく。「延長無し」「10分延長」「20分延長」は放送枠時間を持たない。
放送準備として、データサーバ12Aの進行データ管理機能では、図6に示すように、マルチ区分(同一編成の階段編成を指す。ここでは野球放送のまとまりが同一マルチ区分になる。)、EPG出力要求イベント名、EPG考慮時間、加算放送枠、通知有無フラグ等の項目を有するEPG出力用のタイムテーブル格納部A14を用意しておき、EPG出力要求イベントをプロセスコントローラ12Bから受信したときに、そのイベントに対応する通知有無フラグを「有効」にする。
また、データサーバ12Aでは、図7に示すように、マルチ区分、放送枠名、放送開始時間、放送終了時間、EPG出力有無等の項目を有するEPG延長対象枠テーブルをタイムテーブル格納部A14に用意しておき、EPGの延長処理を行う場合の元情報として使用する。タイムテーブルのEPG考慮時間は、本テーブルの終了時間に加算され、処理される。EPG出力要求イベントがあったとき、同一マルチ区分の中で最大のEPG考慮時間を選択して対象となる加算放送枠に加算し、EPG情報としてSI/EPGサーバ12Dに渡す。
放送対象の番組として「野球放送」が決定された時、マルチ編成へ接続する(既存のデータサーバ機能)。この時、最大延長となるマルチケースを選択する。この様子を図8(a)に示し、その視聴イメージを図8(b)に示す。ここでは、野球放送が確定し、30分延長(最大延長)を選択した状態を示している。但し、この時は30分延長(延長無しの場合)の放送時刻を利用してEPG情報を作成する。
次に、野球放送時間が10分延長で終了することが確定した場合には、オペレータは10分延長のケースに接続して野球放送を終了させる。この様子を図9(a)に示し、その視聴イメージを図9(b)に示す。このとき、既に*0,*1のEPG出力要求イベントを通過しているため、EPG出力用タイムテーブルは図10に示すように*0,*1の通知有無フラグが有効「1」になっている。データサーバ管理機能12Aでは、EPG情報を作成するときにEPG考慮時間を加算する。そのため、野球の視聴イメージは、図9(b)に示すように、10分延長した状態の21:10で終了するようにEPG情報として出力される。この処理は、20分延長の場合も同様である。
次に、野球放送時間が30分延長で終了することが確定した場合には、オペレータは現在選択されている30分延長枠のまま野球放送を終了させる。この様子を図11(a)に示し、その視聴イメージを図11(b)に示す。このとき、既に*1・*2・*3のEPG出力要求イベントを通過しているため、EPG出力用タイムテーブルは図12に示すように*1・*2・*3の通知有無フラグが有効「1」になっている。データサーバ12AでEPG情報を作成するときに、最大になるEPG考慮時間を加算する。そのため、野球の視聴イメージは、図11(b)に示すように、30分延長した状態の21:30で終了するようにEPG情報として出力される。上記の場合は*3がEPG考慮時間30分と最大になるため、30分が30分延長枠に加算されることになる。
図13は、データサーバ12Aにおいて、EPG延長対象枠のEPG出力時間を求めるための処理の流れを示すフローチャートである。
まず、野球放送の実施が決定されたか判断し(ステップS11)、決定されない場合にはレギュラー編成を放送する(ステップS12)。野球放送の実施が決定された場合には、30分延長の編成ケースを選択して放送する(ステップS13)。このとき、イベント*0は野球放送の実施が決定された時点で通過となる(ステップS14)。以後、放送進行データで*1,*2,*3のイベント発行を判断する(ステップS15,S16,S17)。*1イベント発行前では対象枠のEPGを19:00〜21:00で出力し(ステップS18)、*1イベント発行後*2イベント発行前には対象枠のEPGを19:00〜21:10で出力し(ステップS19)、*2イベント発行後*3イベント発行前には対象枠のEPGを19:00〜21:20で出力し(ステップS20)、*3イベント発行後は対象枠のEPGを19:00〜21:30で出力する(ステップS21)。
SI/EPGサーバ12Dは、上記放送進行データから放送枠の情報(開始−終了時刻)を取得してSI及びEPGを作成する。ここで得られたEPGはEPG出力設備14に送られ、映像・音声コンテンツの送出データに多重される。
このように、上記実施例によれば、最大延長枠に放送するイベントを編成し、最大延長に満たない場合のみ差分のイベントを準備することで、延長ケース毎にイベントを準備する必要がなく、準備放送枠(放送イベント量)を軽減することができる。また、従来の方式に比べ、マルチ確定時に、オペレータが編成ルートの接続作業を行なう回数が減る。従来は延長時間が延びるたびにマルチの確定を行なう必要があったが、実施例では、マルチ編成への決定と最大延長にならない時のみ、マルチの確定を行うことなく別ケースへの接続を行なえばよい。
すなわち、従来では、EPG出力のために、階段編成において、実放送時間にあった放送枠(放送イベント)を準備していたが、本発明ではEPG出力イベントを認識できる仕組みを持ったデータサーバ12Aならびにプロセスコントローラ12Bにより、準備放送枠を減らし、放送準備作業量を軽減することにつながる。また、従来では、階段編成で延長が確定するたびにオペレータの編成ルートの変更処理が必要であったが、本発明では最大延長枠を最初に選択することにより、最終的に決定した延長ケースを選択するだけでよい。
以上の処理により、階段編成がある場合でも、EPGにおける放送枠がイベントの通過判断によって自動的に加算されるため、その放送枠作成作業を軽減することができ、これによって放送準備作業に掛かる労力を軽減するとともに編成データ量も低減することができる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明が適用される放送局マスター設備の機器構成を示す概念図。 図1に示す編成管理システムにおいて、既存の放送進行データに基づく処理の流れを模式的に示すブロック図。 図1に示す編成管理システムにおいて、具体例として、野球放送における階段編成時の編成ルートの移り変わりを示す図。 図1に示す編成管理システムにおいて、本実施形態の放送進行データに基づく処理の流れを示すブロック図。 本発明の実施例による野球放送の編成例として、レギュラー編成とマルチ編成との関係を示す図。 上記実施例のEPG出力用タイムテーブルの例を示す図。 上記実施例のEPG延長対象枠テーブルの例を示す図。 上記実施例において、「野球放送」が決定されてマルチ編成へ接続する時、最大延長となるケースを選択する様子を示す図。 上記実施例において、野球放送時間が10分延長で終了することが確定した場合に、マルチ編成へ接続する時、最大延長となるマルチケースを選択する様子を示す図。 図9に示す10分延長確定時のEPG出力用タイムテーブルの内容を示す図。 上記実施例において、野球放送時間が30分延長で終了することが確定した場合に、選択されている30分延長枠のまま野球放送を終了させる様子を示す図。 図11に示す30分延長確定時のEPG出力用タイムテーブルの内容を示す図。 上記実施例において、EPG延長対象枠のEPG出力時間を求める手順を示すフローチャート。
符号の説明
11…営放システム、
12…編成管理システム、
12A…データサーバ(DS)、
A1…放送進行データデータベース(DB)、
A2,A3…DS操作端末、
A11…営放システムI/Fタスク(受信)、
A12…進行データ管理機能、
A13…外部機器I/Fタスク(送信)、
A14…タイムテーブル格納部、
A15…プロセスコントローラI/Fタスク(受信)、
A16…プレイリスト作成機能、
A17…SI/EPGサーバI/Fタスク(送信)、
12B…プロセスコントローラ、
B11…データサーバI/Fタスク(受信)、
B12…データ制御機能、
B13…周辺機器I/Fタスク(送信)、
B14…映像・音声制御機能、
B15…EPG出力要求イベント通知処理機能、
12C…周辺機器群(通常、複数存在する)、
C11…データサーバI/Fタスク(受信)、
C12…プロセスコントローラI/F(受信)、
C13…映像・音声制御機能、
12D…SI/EPGサーバ、
D11…データサーバI/Fタスク(受信)、
D12…情報処理機能、
13…映像・音声出力設備(切替器SW等)、
14…EPG出力設備。

Claims (4)

  1. 営業放送システムで作成された放送番組の編成情報であって一部の番組には延長時間の異なる複数の編成ルートを有する階段編成が用意される放送進行データを受信してデータベースに保存し、放送開始前に操作端末からの入力操作指令に基づいて、前記データベースに格納された放送進行データの変更、前記放送進行データから番組の放送開始から放送終了までの放送枠及びイベントの時刻情報を含むプレイリストの作成を行うデータサーバと、
    前記データサーバからのプレイリストが示す番組の放送枠及びイベント内容に沿って前記番組それぞれの映像及び音声、EPG(電子番組ガイド)を出力するように指示を出すプロセスコントローラと、
    前記データサーバからの放送進行データに基づくプレイリストを入力解析して、前記放送枠それぞれで放送される番組の開始−終了時刻、番組内容を示すEPGを作成し、前記プロセスコントローラからの前記EPG出力指示に従って前記EPGを提供するEPG提供サーバと
    を具備し、
    前記データサーバは、
    前記入力操作指令に基づいて、階段編成の延長時間の異なる複数の編成ルートそれぞれに対応してEPG出力要求を指示する複数のEPG出力要求イベントを前記放送進行データの階段編成が用意された番組の編成情報に設定しておくイベント設定手段と、
    前記EPG出力要求イベントの設定に伴って、前記複数の編成ルートそれぞれの延長時間に沿って少なくとも放送枠を特定する項目と、EPG出力の有無を指示する項目を有するタイムテーブルを作成し格納するタイムテーブル作成・格納手段と、
    前記階段編成の各編成ルートそれぞれの実施及び実施終了の指示入力に基づいて、実施終了の指示があるまで前記EPG出力要求イベントの通知を受け付け、当該通知の内容に基づいて前記タイムテーブル格納手段からそのイベントに該当するタイムテーブルを読み出し、当該タイムテーブルに従って前記プレイリストを再作成して前記放送枠を補正する放送枠補正手段と
    を備え、
    前記プロセスコントローラは、
    前記プレイリストから前記放送進行データに設定されたEPG出力要求イベントを認識したとき、前記データサーバに前記EPG出力要求イベントの内容を通知するイベント通知手段を備えることを特徴とする放送番組編成管理システム。
  2. 前記データサーバにおいて、
    前記イベント設定手段は、前記階段編成が通常編成とは別に用意されたものであるとき、前記通常編成から前記階段編成に切り替える指示を受けた時点で前記放送進行データに初期イベントとして最大延長時間のルートに相当するEPG出力要求イベントを設定し、
    前記タイムテーブル格納手段は、前記初期イベントに対して前記複数の編成ルートのうち最大延長時間のルートに相当するタイムテーブルを格納し、
    前記放送枠補正手段は、前記タイムテーブル格納手段から前記初期イベントに該当する前記最大延長時間のルートに相当するタイムテーブルを読み出し、当該タイムテーブルに従って前記放送枠を補正することを特徴とする請求項1記載の放送番組編成管理システム。
  3. 営業放送システムで作成された放送番組の編成情報であって一部の番組には延長時間の異なる複数の編成ルートを有する階段編成が用意される放送進行データを受信してデータベースに保存し、放送開始前に操作端末からの入力操作指令に基づいて、前記データベースに格納された放送進行データの変更、前記放送進行データから番組の放送開始から放送終了までの放送枠及びイベント時刻情報を含むプレイリストの作成を行い
    前記放送進行データに基づくプレイリストを解析して、前記放送枠それぞれで放送される番組の開始−終了時刻、番組内容を示すEPG(電子番組ガイド)を作成する放送番組編成管理システムの電子番組ガイド作成方法において、
    前記入力操作指令に基づいて、階段編成の延長時間の異なる複数の編成ルートそれぞれに対応して前記EPGの出力要求を指示する複数のEPG出力要求イベントを前記放送進行データの階段編成が用意された番組の編成情報に設定しておくイベント設定ステップと、
    前記EPG出力要求イベントの設定に伴って、前記複数の編成ルートそれぞれの延長時間に沿って少なくとも放送枠を特定する項目と、EPG出力の有無を指示する項目を有するタイムテーブルを作成するタイムテーブル作成ステップと、
    前記階段編成の各編成ルートそれぞれの実施及び実施終了の指示入力に基づいて、実施終了の指示があるまで前記EPG出力要求イベントの通知を受け付け、当該通知の内容に基づいて前記タイムテーブル作成ステップで作成されるそのイベントに対応するタイムテーブルに基づいて前記プレイリストを再作成して前記放送枠を補正する放送枠補正ステップと
    を具備することを特徴とする放送番組編成管理システムの電子番組ガイド作成方法。
  4. 前記イベント設定ステップは、前記階段編成が通常編成とは別に用意されたものであるとき、前記通常編成から前記階段編成に切り替える指示を受けた時点で前記放送進行データに初期イベントとして最大延長時間のルートに相当するEPG出力要求イベントを設定し、
    前記タイムテーブル作成ステップは、前記初期イベントに対して前記複数の編成ルートのうち最大延長時間のルートに相当するタイムテーブルを作成し、
    前記放送枠補正ステップは、前記タイムテーブル格納手段から前記初期イベントに該当する前記最大延長時間のルートに相当するタイムテーブルを読み出し、当該タイムテーブルに従って前記放送枠を補正することを特徴とする請求項3記載の放送番組編成管理システムの電子番組ガイド作成方法。
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