JP4562781B2 - データ通信装置 - Google Patents

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本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起してデータ通信を行うデータ通信装置に関する。
人体などの電界伝達媒体に電界を誘起し、この誘起された電界を用いてデータ通信を行うデータ通信装置が提案されている(例えば特許文献1参照、非特許文献1参照)。
図4は、従来のデータ通信装置の構成を示す断面図である。同図に示すデータ通信装置200は、利用者がポケットやカバンなどに収納して使用することができる、例えば名刺ケースくらいの大きさである。データ通信装置200は、筐体201、通信電極202、グランド電極203を有し、筐体201の内部に回路基板205に実装された通信回路204を備えている。グランド電極203は回路基板205のグランドに接続される。
通信電極202は、電界伝達媒体である電界伝達媒体300に電界を誘起して信号を送信するとともに、電界伝達媒体300に誘起された電界を検出して信号を受信する。
特開2004−128536号公報 "RedTacton"、[online]、日本電信電話株式会社、[平成20年1月10日検索]、インターネット〈URL:http://www.redtacton.com〉
しかしながら、データ通信装置200が受信を行う際に、通信回路204から放射されるノイズが受信信号に重畳してしまい、受信性能低下の原因となっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、通信回路から放射されるノイズが受信信号に重畳することを抑制し、受信性能の低下を防ぐことにある。
本発明に係るデータ通信装置は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて情報の送受信を行うデータ通信装置であって、通信回路と、通信回路の入出力端子に接続された電界通信用の通信電極と、通信回路の基準電位に接続されたグランド電極と、通信回路と通信電極との間に配置されて基準電位に接続されたシールド板と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、通信回路と通信電極との間にシールド板を配置することにより、通信回路から放射されるノイズが通信電極に与える影響を抑制するので、受信性能の低下を防ぐことができる。
上記データ通信装置において、シールド板は、通信回路を実装した回路基板のベタグランドパターンであることを特徴とする。
本発明にあっては、回路基板のベタグランドパターンをシールド板として利用することにより、新たにシールド板を配置することなく、通信回路から放射されるノイズが通信電極に与える影響を抑制できるので、データ通信装置を小型化・軽量化することが可能となる。
本発明によれば、通信回路から放射されるノイズが受信信号に重畳することを抑制し、受信性能の低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態におけるデータ通信装置の構成を示す断面図である。同図に示すデータ通信装置1は、通信回路14などを収納した筐体11の表面に通信電極12とグランド電極13とを対向して配置した構成である。通信回路14は、回路基板15上に片面実装される。回路基板15の半田面(通信回路14を実装していない面)は、ベタグランドパターンとして、配線パターンも配置しない。回路基板15は、半田面を通信電極12に向け、通信回路14(実装面)をグランド電極13に向けて配置する。回路基板15は通信電極12から数mm以上離して配置する。通信電極12は通信回路14の入出力端子に接続され、グランド電極13は回路基板15の基準電位に接続される。
図1に示すデータ通信装置1は、半田面がグランドパターンで覆われているため、通信回路14が発するノイズが半田面側に放射されない。半田面を通信電極12側にして、通信回路14と通信電極12との間に半田面が存在することで、通信回路14から放射されるノイズが通信電極12に与える影響を抑制し、受信性能の低下を防ぐことが可能となる。
次に、本実施の形態における別のデータ通信装置について説明する。図2は、本実施の形態における別のデータ通信装置の構成を示す断面図である。同図に示すデータ通信装置4は、通信回路44などを収納した筐体41の表面に通信電極42とグランド電極43とを対向して配置した構成である。筐体41内のグランド電極43側に回路基板45を固定し、その回路基板45上に通信回路44を実装する。シールド板46を通信回路44と通信電極42との間に配置する。シールド板46は通信電極42から数mm以上離して配置する。通信電極42は通信回路44の入出力端子に接続され、グランド電極43およびシールド板46は回路基板45の基準電位に接続される。
図2に示すデータ通信装置4は、回路基板45の半田面をシールドとして利用しない、あるいは利用できない場合の構成である。通信回路44と通信電極42との間にシールド板46を配置することで、通信回路44から放射されるノイズが通信電極42に与える影響が抑制され、受信性能の低下を防ぐことが可能となる。
次に、本実施の形態におけるデータ通信装置1が人体などの電界伝達媒体300に電界を誘起させて通信を行う電界通信について説明する。図3は、電界通信のしくみを説明するための模式図である。同図は、人体などの電界伝達媒体300を介して左のデータ通信装置1Xから右のデータ通信装置1Yへデータを送信するときの電界の様子を示している。
まず、左のデータ通信装置1Xは、右のデータ通信装置1Yに送信すべきデータに基づく電圧を自身の通信電極12Xとグランド電極13Xとの間に印加する。すると、データ通信装置1Xの通信電極12X、電界伝達媒体300、データ通信装置1Yの通信電極12Y、グランド電極13Y、大地、データ通信装置1Xのグランド電極13Xを通って、通信電極12Xに戻る電界の経路が形成される。データ通信装置1Yは、自身の通信電極12Yとグランド電極13Yとの間に誘起される電界によって生じる電圧によりデータを検出する。
データ通信装置1X、1Yの通信電極12X,12Yおよびグランド電極13X,13Yは、電界通信における伝送信号の出入り口に相当する部分であるから、この部分近傍におけるノイズの混入は通信品質を劣化させることになる。
したがって、本実施の形態によれば、通信回路14を実装した回路基板15の半田面をベタグランドパターンとして半田面側を通信電極12に向けて配置したり、通信回路44と通信電極42との間にシールド板46を配置することにより、通信回路14,44から放射されるノイズが通信電極12,42に与える影響を抑制することができ、受信性能の低下を防ぐことが可能となる。
一実施の形態におけるデータ通信装置の構成を示す断面図である。 一実施の形態における別のデータ通信装置の構成を示す断面図である。 電界通信のしくみを説明するための模式図である。 従来のデータ通信装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1,4…データ通信装置
11,41…筐体
12,42…通信電極
13,43…グランド電極
14,44…通信回路
15,45…回路基板
46…シールド板
300…電界伝達媒体
1X,1Y…データ通信装置
12X,12Y…通信電極
13X,13Y…グランド電極
200…データ通信装置
201…筐体
202…通信電極
203…グランド電極
204…通信回路
205…回路基板

Claims (2)

  1. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて情報の送受信を行うデータ通信装置であって、
    通信回路と、
    前記通信回路の入出力端子に接続された電界通信用の通信電極と、
    前記通信回路の基準電位に接続されたグランド電極と、
    前記通信回路と前記通信電極との間に配置されて前記基準電位に接続されたシールド板と、
    を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記シールド板は、前記通信回路を実装した回路基板のベタグランドパターンであることを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
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