JP2014135633A - 人体通信用受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】人体通信では、近傍の電力線や電子機器から誘起される高度の環境ノイズが存在して、有意な電界搬送波を弁別する為に高度の環境ノイズ除去特性が求められる。
電極構成の選択と接続方法により簡易な受信回路を提供する。
【解決手段】受信電極として三層の導電層を設けて、その二層目の電極を受信回路の電気的基準電位点に接続する。人体に接する側の第1の導電層と第2の導電層との間隔は、2層目電極と第3の導電層との間隔より広くとる。第1の導電層と第3の導電層にはより構成される静電容量と搬送周波数に対応する共振インダクタンスを接続して、共振信号を増幅する。
【選択図】図2
電極構成の選択と接続方法により簡易な受信回路を提供する。
【解決手段】受信電極として三層の導電層を設けて、その二層目の電極を受信回路の電気的基準電位点に接続する。人体に接する側の第1の導電層と第2の導電層との間隔は、2層目電極と第3の導電層との間隔より広くとる。第1の導電層と第3の導電層にはより構成される静電容量と搬送周波数に対応する共振インダクタンスを接続して、共振信号を増幅する。
【選択図】図2
Description
本発明は、人体の電界伝搬性を利用した、人体を介在して通信する通信システムの受信機に関する。
近年情報処理機器の技術進捗により小型化・省電力化が進み、人体に携帯が容易な通信機器が実用製品化されて、情報交換のみならず個人認証機能や娯楽機器など生活利便性を向上している。
携帯型の通信機器では、従来から電波又は空間電場を十分な強度で発生させて情報を送信し、電波波長に応じた空中線で受信して情報を得る無線通信形態が用いられてきた。
無線通信技術は、短時間内で広範囲の機器間通信を可能とした。
しかしながら、携帯個人に固有のデータなどの秘守情報を取り扱う用途が発展し、情報の暗号化手法や通信対象を特定の機器間に留める手段が実用化されている。
無線通信技術は、短時間内で広範囲の機器間通信を可能とした。
しかしながら、携帯個人に固有のデータなどの秘守情報を取り扱う用途が発展し、情報の暗号化手法や通信対象を特定の機器間に留める手段が実用化されている。
通信対象機器を限定する一手段として、直近範囲又は接触での通信手段があり、かつ人体が高周波電界の導電体となり得る事から、人体を電界伝達媒体とした微弱電力による人体通信が提案されている。
人体通信の具体例を示せば、例えば、特許文献1がある。
これは、送受信電極に一対の導電層と差動増幅器を用いて、人体を介した電界通信を微弱電力で行うことが提案されている。
受信電極には、近傍の電力線や電子機器から誘起される環境ノイズが存在して、有意であるが微弱な電界搬送波を弁別する必要があり、高度の環境ノイズ除去特性が求められる。
環境ノイズで同相成分は、複雑な差動増幅機能により除去される。
高度の差動増幅機能を持たせた受信回路に関して、更に特許文献2に示されている如く複雑な光変換方式が提案されている。
これは、送受信電極に一対の導電層と差動増幅器を用いて、人体を介した電界通信を微弱電力で行うことが提案されている。
受信電極には、近傍の電力線や電子機器から誘起される環境ノイズが存在して、有意であるが微弱な電界搬送波を弁別する必要があり、高度の環境ノイズ除去特性が求められる。
環境ノイズで同相成分は、複雑な差動増幅機能により除去される。
高度の差動増幅機能を持たせた受信回路に関して、更に特許文献2に示されている如く複雑な光変換方式が提案されている。
本発明は上記のような従来の技術に鑑みて開発されたものであり、受信電極の構成と簡易な受信回路により、人体を介した電界通信での搬送波の検出感度と環境ノイズ除去に有効とする人体通信用受信機を提供するものである。
すなわち本発明は、第1の導電層/第1の絶縁層/第2の導電層/第2の絶縁層/第3の導電層からなる、電界搬送波を検出する為の電極と、前記検出した電界搬送波を増幅する為の受信回路とを備えた、人体を介在して通信する通信システムの受信機であって、
前記第1の導電層が、介在する人体側にあり、前記第2の導電層が、前記回路の基準電位と導通していることを特徴とする人体通信用受信機に関する。
前記第1の導電層が、介在する人体側にあり、前記第2の導電層が、前記回路の基準電位と導通していることを特徴とする人体通信用受信機に関する。
また本発明は、第1の絶縁層の厚みが、第2の絶縁層の厚みより厚く構成されていることを特徴とする上記人体通信用受信機に関する。
また本発明は、第1の絶縁層の厚みが、第2の絶縁層の厚みの2倍から4倍で構成されていることを特徴とする上記人体通信用受信機に関する。
また本発明は、回路が、電界搬送波を検出するためのインダクタンスを有し、第1の導電層と第3の導電層とが、前記インダクタンスに接続されている上記人体通信用受信機に関する。
本発明は、人体通信用受信機で重要な必要案件である環境ノイズ除去を、簡易な共振回路と中間電極の配線とで行い、所望方向への距離感度の制御を導電層間隔の配置により簡易に実現するものである。従って、従来必要であった複雑で高級回路である差動増幅器を不要とすることができる。
図1に示した部位に付与した符号と内容を記述する。
1‥人体側の導電層、第1の導電層
2‥人体側の絶縁層、第1の絶縁層
3‥中間の導電層、第2の導電層
4‥裏面側の絶縁層、第2の絶縁層
5‥裏面側の導電層、第3の導電層
1‥人体側の導電層、第1の導電層
2‥人体側の絶縁層、第1の絶縁層
3‥中間の導電層、第2の導電層
4‥裏面側の絶縁層、第2の絶縁層
5‥裏面側の導電層、第3の導電層
本発明について、具体的に説明する。
本発明は、電界通信の受信電極として2層の絶縁層を介在させて導電層を3層設けた少なくとも5層の構造で構成する。
図1は、本発明の受信機の模式電極断面図であり、5層の構造を通信対象の人体に近い配置順に1から5と番号付けをした。それぞれ、第1の導電層、第1の絶縁層、第2の導電層、第2の絶縁層、第3の導電層に対応する。
図1は、本発明の受信機の模式電極断面図であり、5層の構造を通信対象の人体に近い配置順に1から5と番号付けをした。それぞれ、第1の導電層、第1の絶縁層、第2の導電層、第2の絶縁層、第3の導電層に対応する。
図2は、本発明の受信機の電極と受信回路との関係を示した構成例であり、第2の導電層を受信回路の電気的基準電位点に接続され、第1の導電層と第3の導電層で成る静電容量値と搬送周波数に合せた共振インダクタンスで構成したものである。
図2による接続により、第1の導電層である電極1と第3の導電層である電極5に誘起された電位差を共振インダクタが検出する。
人体通信は、送信機と受信機の間で人体を介在して行う情報伝達手段であり、図3に実施例の模式図を示す。
図2による接続により、第1の導電層である電極1と第3の導電層である電極5に誘起された電位差を共振インダクタが検出する。
人体通信は、送信機と受信機の間で人体を介在して行う情報伝達手段であり、図3に実施例の模式図を示す。
第1の導電層と第2の導電層と第3の導電層に誘起される電位は、外部信号源からの距離に反比例して減衰した値とみなせる。誘起電位を考えるに、電界強度を示す下記簡易式がマクスウェルの電磁方程式から導かれ一般に使われており、参照できる。
今、外部信号発生源と第1の導電層との距離をDとし、第1の導電層と第3の導電層の間隔をgとするならば、第1の導電層と第3の導電層に誘起される電位の差分をとると、間隔gに比例して距離Dの2乗に反比例する電位差が得られる。但し電極間隔gは距離Dと比較して無視できる小さな値とする。
従って、第1の導電層と第3の導電層の電位差(E1−E5)を取ると、発生源の比較的離れた環境ノイズより信号発生源の近い人体通信の微弱電界が有利に得られる事が示される。
しかしながら、電位差を取る回路の基準電位点を一般的な大地とするならば、先行文献(文献1及び文献2)で述べられている通りに高い同相電位が重畳しており、同相電位を除去して電位差を取るには高度な差動増幅機能が必要であった。
しかしながら、電位差を取る回路の基準電位点を一般的な大地とするならば、先行文献(文献1及び文献2)で述べられている通りに高い同相電位が重畳しており、同相電位を除去して電位差を取るには高度な差動増幅機能が必要であった。
本発明では、第1の導電層と第3の導電層の中間に第2の導電層とした中間導電層を設けて、第2の導電層を受信回路の電気的基準電位点に接続して電位差を取る回路の基準点とする。このために、第1の導電層と第2の導電層と第3の導電層の各々に略同様に重畳する環境ノイズを除く事が出来る。
更に、第1の導電層と第2の導電層と第3の導電層の相互間隔が電極方向による受信感度に影響することが、上記式で同様に示される。
従って、第1の絶縁層の厚み(人体側の第1の導電層と第2の導電層の間隔)を第2の絶縁層の厚み(後方の第2の導電層と第3の導電層の間隔)より大きく取ることにより、所望する人体側への受信感度を高くし、好ましくない後方の感度を低下させる事が可能となる。
従って、第1の絶縁層の厚み(人体側の第1の導電層と第2の導電層の間隔)を第2の絶縁層の厚み(後方の第2の導電層と第3の導電層の間隔)より大きく取ることにより、所望する人体側への受信感度を高くし、好ましくない後方の感度を低下させる事が可能となる。
本発明では、人体側になる第1の絶縁層の厚みと裏面側になる第2の絶縁層の厚みを変更する事で、導電層間隔比率が2から4が好ましい事を明らかにする。
前記受信電極において、人体に沿って配置が可能とする柔軟性のある導電層および絶縁層で構成される事が好ましい。
また、前記受信電極が、人体に直接接触させて使用される場合は、第1の導電層と人体との間に絶縁層が設けられていることが好ましい。
本発明の受信回路は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、さらに、復調機能などのそのほかの機能が付加されていてもよい。
本発明に従い、電極を銅箔貼りガラスエポキシ基板上で構成した例を述べる。
<電極評価方法>
搬送波信号源として、Wave Factry社のWF1943型信号発生器により正弦波8MHzを1.2Vrmsで発生させた。
3cm×4cm厚さ1.6mmの両面銅箔貼りガラスエポキシ材(FR-4)を使用して二層の電導層から成る送信電極を有する送信機を電場発生源とした。
受信機は、図5に示す受信電極と電気回路からなり、2段目トランジスタの入力電圧であるベース電圧(2段目TrV)を測定した。
受信電圧測定として、Tektronix社のTDS3032型オシロスコープにより、前項の実効値電圧を測定した。
電場発生源に接続した送信電極と受信回路に接続した受信電極の配置は、相対して並行に配置し、受信電極の位置を平行移動させることで送信電極と受信電極との距離を設定した。
受信機の受信能力の評価は、送信電極と受信電極との距離に応じて、得られる測定電圧との対比で判断した。
搬送波信号源として、Wave Factry社のWF1943型信号発生器により正弦波8MHzを1.2Vrmsで発生させた。
3cm×4cm厚さ1.6mmの両面銅箔貼りガラスエポキシ材(FR-4)を使用して二層の電導層から成る送信電極を有する送信機を電場発生源とした。
受信機は、図5に示す受信電極と電気回路からなり、2段目トランジスタの入力電圧であるベース電圧(2段目TrV)を測定した。
受信電圧測定として、Tektronix社のTDS3032型オシロスコープにより、前項の実効値電圧を測定した。
電場発生源に接続した送信電極と受信回路に接続した受信電極の配置は、相対して並行に配置し、受信電極の位置を平行移動させることで送信電極と受信電極との距離を設定した。
受信機の受信能力の評価は、送信電極と受信電極との距離に応じて、得られる測定電圧との対比で判断した。
<電極製作方法>
図1の構造を持つ3層電極を、銅箔貼りガラスエポキシ基板(FR−4)を用いて製作した。銅箔部分が電極に相当し、ガラスエポキシ材部分が絶縁層に相当する。
電極寸法は4cm×5cmとし、絶縁層厚さを1.6mm、0.8mm、0.3mm、0.2mm、0.1mmとして組合わせた。第1の絶縁層の厚み:第2の絶縁層の厚みである導電層の間隔比率を2:1、4:1、5.3:1、8:1、16:1と変えた。
図1の構造を持つ3層電極を、銅箔貼りガラスエポキシ基板(FR−4)を用いて製作した。銅箔部分が電極に相当し、ガラスエポキシ材部分が絶縁層に相当する。
電極寸法は4cm×5cmとし、絶縁層厚さを1.6mm、0.8mm、0.3mm、0.2mm、0.1mmとして組合わせた。第1の絶縁層の厚み:第2の絶縁層の厚みである導電層の間隔比率を2:1、4:1、5.3:1、8:1、16:1と変えた。
図4に結果を示すごとく、導電層の間隔比率が2:1から4:1で有意な表裏方向の感度特性が得られた。
前記電場発生源とした送信電極の位置から、前記製作した受信電極までの間に設定した距離により、前記受信電極の前面側で感度曲線が上昇し、裏面側で減衰する効果が得られ、人体通信の電界通信受信に適している事が明瞭である
前記電場発生源とした送信電極の位置から、前記製作した受信電極までの間に設定した距離により、前記受信電極の前面側で感度曲線が上昇し、裏面側で減衰する効果が得られ、人体通信の電界通信受信に適している事が明瞭である
前記送受信システムにおいて、搬送波信号発生器の代りに搬送波の発生とテスト信号により変調波を出力する機能を持つマイクロコンピュータを用い、オシロスコープを外して受信回路の信号出力端子にコンピュータの直列信号入力端子を接続する事で、8MHz搬送波によるテストデータ通信が人体経由で確認できた。
本発明に従い、電極を人体通信に相応しい柔軟な材料で構成した例を述べる。
<電極評価方法>
実施例1と同一である。
実施例1と同一である。
<電極製作方法>
図1の構造を持つ電極において、導電層としてトーヨーケム株式会社製、柔軟導電シート(0.17Ω/□)を用い、絶縁層として東洋アドレ株式会社製社発泡粘着シート(比誘電率1.9(0.8GHz)、弾性率100,000(Pa・25℃))を使用した。
電極寸法は4cm×5cmとし、絶縁層厚さを0.6mm及び1.2mmとして組み合わせて、導電層の間隔比率を1:1及び2:1と変えた。
図1の構造を持つ電極において、導電層としてトーヨーケム株式会社製、柔軟導電シート(0.17Ω/□)を用い、絶縁層として東洋アドレ株式会社製社発泡粘着シート(比誘電率1.9(0.8GHz)、弾性率100,000(Pa・25℃))を使用した。
電極寸法は4cm×5cmとし、絶縁層厚さを0.6mm及び1.2mmとして組み合わせて、導電層の間隔比率を1:1及び2:1と変えた。
図6に結果を示すごとく、導電層の間隔比率1:1と2:1で顕著な表裏の感度特性が確認でき、実施例1での導電層の間隔比率2:1で得た優位性が再現できた。
導電層の間隔比率1:1は均等の中間位置であり、感度特性も表裏同一で距離に反比例している。
導電層の間隔比率2:1は、前面側で感度曲線が向上し、裏面側での減衰が大きく、人体通信の電界通信受信に適している事が確認出来た。
導電層の間隔比率1:1は均等の中間位置であり、感度特性も表裏同一で距離に反比例している。
導電層の間隔比率2:1は、前面側で感度曲線が向上し、裏面側での減衰が大きく、人体通信の電界通信受信に適している事が確認出来た。
実施例1と同じく、搬送波の発生とテスト信号により変調波を出力する機能を持つマイクロコンピュータと、受信回路の信号出力端子にコンピュータの直列信号入力端子を接続する事で、8MHz搬送波によるテストデータ通信が人体経由で確認できた。
Claims (4)
- 第1の導電層/第1の絶縁層/第2の導電層/第2の絶縁層/第3の導電層からなる、電界搬送波を検出する為の電極と、前記検出した電界搬送波を増幅する為の回路とを備えた、人体を介在して通信する通信システムの受信機であって、
前記第1の導電層が、介在する人体側にあり、前記第2の導電層が、前記回路の基準電位と導通していることを特徴とする人体通信用受信機。 - 第1の絶縁層の厚みが、第2の絶縁層の厚みより厚く構成されていることを特徴とする請求項1記載の人体通信用受信機。
- 第1の絶縁層の厚みが、第2の絶縁層の厚みの2倍から4倍で構成されていることを特徴とする請求項2記載の人体通信用受信機。
- 回路が、電界搬送波を検出するためのインダクタンスを有し、第1の導電層と第3の導電層とが、前記インダクタンスに接続されている請求項1〜3いずれか記載の人体通信用受信機。
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JP2013002460A JP2014135633A (ja) | 2013-01-10 | 2013-01-10 | 人体通信用受信機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017518702A (ja) * | 2014-06-18 | 2017-07-06 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 身体結合通信デバイス |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2004328409A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Serukurosu:Kk | 通信装置 |
JP2009302895A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 通信システム及びそれに用いられる受信装置 |
-
2013
- 2013-01-10 JP JP2013002460A patent/JP2014135633A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170110 |