JP2009290759A - トランシーバ - Google Patents

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Aiichiro Sasaki
愛一郎 佐々木
Akinori Furuya
彰教 古谷
Mitsuru Shinagawa
満 品川
Yuichi Kado
門  勇一
Seiji Yabe
誠司 矢部
Hideyuki Okamoto
秀之 岡本
Ryoji Kikuchi
亮二 菊地
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Abstract

【課題】通信のための電界を局所的に誘起させる際の不都合を解消する。
【解決手段】トランシーバ4では、信号電極411に絶縁体412を介してグラウンド電極413を沿わせられている。これにより、テーブル1の部分1a以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、こうすることで、信号電極411により受信されるトランシーバ5からの電界のノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて信号を送受信するトランシーバに関するものである。
近年にあっては、通信ケーブルに代えて、人に使用される物などに電界を誘起させることにより通信を行える。
図6(a)は、共通の電極を使用して電界を誘起させる通信の例を示す図である。
例えば、テーブル1の部分1aにコンピュータCが置かれ、コンピュータCに接続されたトランシーバTR1が、コンピュータCの裏側に配置された電極P1に信号を印加する。これにより、テーブル1の部分1aに電界が誘起され、テーブル1の部分1aの底面に配置された電極P2に信号が印加される。トランシーバTR2は、電極P2を介して信号を受信する。
また、トランシーバTR2は、電極P2に信号を印加する。これにより、テーブル1の部分1aに電界が誘起され、電極P1に信号が印加される。トランシーバTR1は、電極P1を介して信号を受信する。
"RedTacton"、[online]、日本電信電話株式会社、[平成20年2月1日検索]、インターネット<URL:http://www.redtacton.com/>
上記のように、トランシーバTR1は、信号の送受信に共通の電極P1を使用しており、トランシーバTR2も同様の電極P2を使用しており、もって、構成が簡素化される。
また、従来にあっては、トランシーバTR1、TR2が信号を送受信でき、その際、電界はテーブル1の部分1aに誘起される
しかしながら、図6(a)に示すように、実際の電界は、テーブル1の部分1a以外の箇所や周囲空間にも弱いながら誘起されており、そのため、その電界が検出されて信号が盗聴される虞がある。また、他の電極P3を介してトランシーバTR3がその電界により信号を受信してしまう、つまり、混信の虞もある。
また、電極P1などが信号を送信するとき、その周囲空間には、放射電磁界が生じており、その電磁界が検出されて信号が盗聴される虞がある。
一方、図6(b)に示すように、電極P1などは信号を受信するとき、電極P3を介してトランシーバTR3が信号を送信していれば、電極P1から電界をノイズとして受信しており、そのため、受信感度が低下し、信号を受信できない虞がある。
すなわち、上記のトランシーバのように、信号送信のために電界を局所的に誘起させ、また、そのような電界により信号受信を行う目的で、共通の電極を使用すると、信号盗聴や混信や受信感度の低下といった不都合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通信のための電界を局所的に誘起させる際の不都合を解消できるトランシーバを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、電界伝達媒体に電界を誘起させて信号を送受信するトランシーバにおいて、電界伝達媒体を介して他のトランシーバに送信すべき信号を回路グラウンドを基準にして生成する送信回路と、他のトランシーバから電界伝達媒体を介して送信された信号を前記回路グラウンドを基準にして受信する受信回路と、前記回路の出力端子と前記受信回路の入力端子とに接続された信号電極と、前記信号電極に絶縁体を介して沿わされ、前記回路グラウンドに接続されたグラウンド電極とを備えることを特徴とするトランシーバをもって解決手段とする。
請求項1の本発明によれば、信号電極に絶縁体を介してグラウンド電極を沿わせたことで、電界が誘起される部分以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、信号電極に絶縁体を介してグラウンド電極を沿わせたことで、信号電極により受信される他のトランシーバからの電界のノイズが小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバは、信号を直接送信してくるトランシーバでないトランシーバの近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバからの信号を確実に受信することができる。
請求項2の本発明は、前記受信回路は、他のトランシーバから電界伝達媒体を介して送信された信号を前記回路グラウンドから絶縁された第2の回路グラウンドを基準にして光により検出する光センサを備えることを特徴とする請求項1記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項2の本発明にあっては、光センサにより信号を受信するようにしている。
請求項3の本発明は、前記信号電極に絶縁体を介して沿わされ、前記第2の回路グラウンドに接続されたグラウンド電極を備えることを特徴とする請求項2記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項3の本発明によれば、光センサによる信号の受信感度を高めることができ、トランシーバは、信号を直接送信してくるトランシーバでないトランシーバの近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバからの信号を確実に受信することができる。
請求項4の本発明は、前記グラウンド電極の形状は前記信号電極の形状に等しく、当該グラウンド電極は当該信号電極の形状のとおりに沿わされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトランシーバをもって解決手段とする。
請求項4の本発明によれば、電界が誘起される部分以外に及ぶ電界や放射電磁界が一層弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を一層低減することができる。また、信号電極により受信される他のトランシーバからの電界のノイズが小さくなるので、信号の受信感度をより高めることができ、トランシーバは、信号を直接送信してくるトランシーバでないトランシーバの近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバからの信号をより確実に受信することができる。
本発明によれば、信号電極に絶縁体を介してグラウンド電極を沿わせたことで、電界が誘起される部分以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、信号電極に絶縁体を介してグラウンド電極を沿わせたことで、信号電極により受信される他のトランシーバからの電界のノイズが小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバは、信号を直接送信してくるトランシーバでないトランシーバの近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバからの信号を確実に受信することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るトランシーバを利用した通信システムの構成図である。
本システムは、電界を伝達する媒体(電界伝達媒体)に電界を誘起させて信号を送受信するものであり、図1において、1はその電界伝達媒体であるテーブル、2、3は携帯端末、4、5、6、7はテーブル1に電界を誘起させて信号を送受信するトランシーバ、40、50、60、70はそれぞれトランシーバ4、5、6、7の本体、8はハブ、9はローカルエリアネットワークである。
本システムは、例えば、テーブル1の部分1aに置かれた携帯端末2に接続されたトランシーバ4が情報を送信し、それをテーブル1の部分1bに置かれた携帯端末3に接続されたトランシーバ5が、テーブル1、トランシーバ6、ハブ8、トランシーバ7などを介して、受信する場合、トランシーバ4により発生する電界や放射電磁界を極力弱め、もって、盗聴の防止を図るものである。また、本システムは、トランシーバ4等により発生する電界を極力弱め、もって、図示しないトランシーバが電界を検出してしまい、混信が生じるのを防止するものである。また、本システムは、例えばトランシーバ4が逆の経路で伝送される信号を受信する場合、信号の受信感度を高め、トランシーバ4が、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信し、その結果、テーブル1の部分1a、1bが互いに近接していても、情報を確実に送受信できるようにするものである。
トランシーバ4、5は、それぞれ携帯端末2、3のカードインタフェースポートなどに接続される。トランシーバ6、7は、通信ケーブルを介してハブ8に接続される。ハブ8は、ローカルエリアネットワーク9に接続される。
図1において、411、412および413は、それぞれトランシーバ4を構成する信号電極、絶縁体およびグラウンド電極であり、携帯端末2の一側面に設けられる。グラウンド電極413は、側面に対向し、リード線などで本体40内の回路グラウンドに接続される。信号電極411は絶縁体412を介してグラウンド電極413に沿わされ、リード線などで本体40内の信号線に接続されている。
図2に示すように、例えば、信号電極411、絶縁体412およびグラウンド電極413は、共に矩形平板状であり、形状のとおりに重なりあっている。
図1において、511、512および513は、トランシーバ5を構成する信号電極、絶縁体およびグラウンド電極であり、携帯端末3の一側面に設けられる。グラウンド電極513は、側面に対向し、リード線などで本体50内の回路グラウンドに接続される。信号電極511は絶縁体512を介してグラウンド電極513に沿わされ、リード線などで本体50内の信号線に接続されている。なお、図2と同様に、例えば、信号電極511、絶縁体512およびグラウンド電極513は、共に矩形平板状であり、形状のとおりに重なりあっている。
図1において、611、612および613は、トランシーバ6を構成する信号電極、絶縁体およびグラウンド電極であり、テーブル1の部分1aの底面に設けられる。信号電極611は、底面に対向し、リード線などで本体60内の信号線に接続される。グラウンド電極613は絶縁体612を介して信号電極611に沿わされ、リード線などで本体60内の回路グラウンドに接続されている。なお、図2と同様に、例えば、信号電極611、絶縁体612およびグラウンド電極613は、共に矩形平板状であり、形状のとおりに重なりあっている。
図1において、711、712および713は、トランシーバ7を構成する信号電極、絶縁体およびグラウンド電極であり、テーブル1の部分1bの底面に設けられる。信号電極711は、底面に対向し、リード線などで本体70内の信号線に接続される。グラウンド電極713は絶縁体712を介して信号電極711に沿わされ、リード線などで本体70内の回路グラウンドに接続されている。なお、図2と同様に、例えば、信号電極711、絶縁体712およびグラウンド電極713は、共に矩形平板状であり、形状のとおりに重なりあっている。
図3は、トランシーバ4の一構成例を示すブロック図である。
図3において、401は増幅器である送信部、402は増幅器である受信部、403はデジタル回路、404はインタフェース回路であり、それぞれはトランシーバ4の本体40内に設けられている。
信号電極411は、送信部401の出力端子と受信部402の入力端子とにリード線などで接続されている。グラウンド電極413は、回路グラウンド40Gにリード線などで接続されている。インタフェース回路404は、コネクタなどで携帯端末2に接続されている。送信部401は、回路グラウンド40Gを基準に信号を生成し、受信部402は、回路グラウンド40Gを基準にして信号を受信する。
なお、説明を簡略化するが、トランシーバ5は、トランシーバ4と同様の構成であり、そのインタフェース回路は、コネクタなどで携帯端末3に接続されている。
同様に説明を簡略化するが、トランシーバ6は、トランシーバ4等と同様の構成であり、そのインタフェース回路は、通信ケーブルでハブ8に接続されている。
同様に説明を簡略化するが、トランシーバ7は、トランシーバ4等と同様の構成であり、そのインタフェース回路は、通信ケーブルでハブ8に接続されている。
図4(a)は、トランシーバ4の別の構成例を示すブロック図である。
ここでは、図3との違いを説明する。受信部402は、信号を光により検出する光センサ4021と増幅器4022とを備えている。また、グラウンド電極414は、絶縁体412を介して信号電極411に沿わされ、回路グラウンド40Gから絶縁された第2の回路グラウンド40G’にリード線などで接続されている。グラウンド電極414は、絶縁体412によって、グラウンド電極413とは絶縁されている。光センサ4021は、第2の回路グラウンド40G’を基準にして光により信号を受信する。
図4(b)は、光センサ4021の構成例を示すブロック図である。
図4(b)において、40211は光源、40212は電気光学結晶、40213および40214は電気光学結晶40212に設けられた電極、40215は光電変換回路である。電極40213は、リード線などで信号電極411に接続されている。電極40214は、リード線などで、回路グラウンド40Gから絶縁された第2の回路グラウンド40G’に接続されている。光源40211は、電気光学結晶40212に光(レーザ光)を入射する。光電変換回路40215は、電気光学結晶40212から出射した光を電気信号に変換する。
なお、トランシーバ5、6、7も図4のように構成してよい。また、トランシーバ4〜7に、図3のものと図4のものが混在していてもよい。
(本実施の形態の動作)
次に、本実施の形態の動作の一例として、まず、携帯端末2から携帯端末3に情報Aを送信する動作を説明する。情報Aは、例えば、会話文などである。
図1において、テーブル1の部分1aに置かれた携帯端末2はトランシーバ4に情報Aを送信する。図3、図4等において、トランシーバ4では、インタフェース回路404が情報Aを受信し、デジタル回路403に転送する。デジタル回路403は、情報Aを情報Aに応じたデジタル信号に変換し、送信部401に与える。送信部401は、情報Aに応じたデジタル信号を回路グラウンド40Gを基準に増幅し、増幅された信号をリード線などの信号線を介して信号電極411に印加する。
図1に戻り、信号電極411により、テーブル1の部分1aに情報Aに応じた電界が誘起される。上記のように、絶縁体412を介して信号電極411にグラウンド電極413を沿わせたことで、このとき、テーブル1の部分1a以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、後述するが、トランシーバ5は情報Aに応じた信号をトランシーバ7から受信する。その際、この電界がノイズとなるが、ノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ5は、信号を直接送信してくるトランシーバ7でないトランシーバ4の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ7からの信号を確実に受信することができる。
さて、テーブル1の部分1aに誘起された電界により、情報Aに応じた信号が信号電極611に印加される。これ以降、トランシーバ6を図3や図4の構成として説明する。
トランシーバ6では、図3の受信部402が、信号電極411(図1の信号電極611)からリード線などの信号線を介して到来した信号を回路グラウンド40Gを基準にして増幅し、こうして情報Aを得る。後述するが、トランシーバ7は、情報Aに応じた信号を送信する。このとき発生する電界が少ないながらもノイズとなり、これを信号電極411(図1の信号電極611)が受信する。上記のように、トランシーバ6では、絶縁体412を介して信号電極411にグラウンド電極413を沿わせたことで、ノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ6は、信号を送信してくるトランシーバ4でないトランシーバ7の近くにあっても、信号を送信してくるトランシーバ4からの信号を確実に受信することができる。
なお、図4にあっては、光センサ4021が、回路グラウンド40Gから絶縁された第2の回路グラウンド40G’を基準にして光により信号を受信し、増幅器4022が信号を増幅し、こうして情報Aを得る。
図4(b)に示す光センサ4021では、信号が電極40213に印加され、これにより、第2の回路グラウンド40G’の電位と信号の電位との差に応じた電界が電気光学結晶40212に与えられる。これにより、電気光学結晶40212では、光源40211から入射した光が電界により変調される。光電変換回路40215は、電気光学結晶40212から出射した変調光を電気信号に変換し、こうして情報Aを得る。上記のように、トランシーバ6では、絶縁体412を介して信号電極411にグラウンド電極414を沿わせたことで、同様に、信号電極411により受信されるトランシーバ7からの電界のノイズは小さくなるので、電気光学結晶40215から出射した光におけるノイズも小さくなり、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ6は、信号を送信してくるトランシーバ4でないトランシーバ7の近くにあっても、信号を送信してくるトランシーバ4からの信号を確実に受信することができる。
トランシーバ6では、得られた情報Aを適宜処理し、インタフェース回路404に与え、インタフェース回路404は情報Aを通信ケーブルとハブ8を介して、トランシーバ7に送信する。
トランシーバ7は、トランシーバ4と同様にして、情報Aに応じた信号を信号電極711に印加し、これにより、テーブル1の部分1bに情報Aに応じた電界が誘起される。このとき、同様に、テーブル1の部分1b以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。
また、携帯端末3がテーブル1の部分1bに置かれた状態でトランシーバ5は、トランシーバ6と同様にして、信号電極511に印加された信号により情報Aを得て、これを携帯端末3に送信する。このとき、同様に、信号電極511により受信されるトランシーバ4からの電界のノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ5は、信号を直接送信してくるトランシーバ7でないトランシーバ4の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ7からの信号を確実に受信することができる。 同様に、携帯端末3から携帯端末2に情報Bを送信することができ、その動作は、以下の通りである。
トランシーバ5は、携帯端末3から受信した情報Bに応じた信号を信号電極511に印加し、これにより、テーブル1の部分1bに情報Bに応じた電界が誘起される。このとき、同様に、テーブル1の部分1b以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、後述するが、トランシーバ4は情報Bに応じた信号をトランシーバ6から受信する。その際、この電界がノイズとなるが、ノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信することができる。
トランシーバ7は、信号電極711に印加された信号により情報Bを得て、これをハブ8を介してトランシーバ6に送信する。後述するが、トランシーバ6は、情報Bに応じた信号を送信する。このとき発生する電界が少ないながらもノイズとなるが、同様に、ノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ7は、信号を送信してくるトランシーバ5でないトランシーバ6の近くにあっても、信号を送信してくるトランシーバ5からの信号を確実に受信することができる。
トランシーバ6は、送信された情報Bに応じた信号を信号電極611に印加し、これにより、テーブル1の部分1aに情報Bに応じた電界が誘起される。このとき、同様に、テーブル1の部分1a以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。
トランシーバ4は、信号電極411に印加された信号により情報Bを得て、これを携帯端末2に送信する。このとき、同様に、信号電極411により受信されるトランシーバ5からの電界のノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信することができる。
以上のとおり、例えば、トランシーバ4は、テーブル1の部分1aを介してトランシーバ6に送信すべき信号を回路グラウンド40Gを基準にして生成する送信回路(送信部401)と、トランシーバ6からテーブル1の部分1aを介して送信された信号を回路グラウンド40Gを基準にして受信する受信回路(受信部402)と、送信回路の出力端子と受信回路の入力端子とに接続された信号電極411と、信号電極411に絶縁体412を介して沿わされ、回路グラウンド40Gに接続されたグラウンド電極413とを備える。 トランシーバ4によれば、信号電極411に絶縁体412を介してグラウンド電極413を沿わせたことで、テーブル1の部分1a以外に及ぶ電界や放射電磁界が弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を低減することができる。また、信号電極411に絶縁体412を介してグラウンド電極413を沿わせたことで、信号電極411により受信されるトランシーバ5からの電界のノイズは小さくなるので、信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信することができる。
また、図4(a)に示すように、トランシーバ4の受信回路は、トランシーバ6から送信された信号を第2の回路グラウンド40G’を基準にして光により検出する光センサ4021を備える。
また、このトランシーバ4は、信号電極411に絶縁体412を介して沿わされ、第2の回路グラウンド40G’に接続されたグラウンド電極414を備える。
かかる構成によれば、光センサ4021による信号の受信感度を高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号を確実に受信することができる。
また、図2に示すように、グラウンド電極413の形状は信号電極411の形状に等しく、グラウンド電極413は信号電極411の形状のとおりに沿わされていることで、テーブル1の部分1a以外に及ぶ電界や放射電磁界が一層弱くなり、よって、信号盗聴や混信の虞を一層低減することができる。また、グラウンド電極413の形状は信号電極411の形状に等しく、グラウンド電極413は信号電極411の形状のとおりに沿わされていることで、信号電極411により受信されるトランシーバ5からの電界のノイズはより小さくなるので、信号の受信感度をより高めることができ、トランシーバ4は、信号を直接送信してくるトランシーバ6でないトランシーバ5の近くにあっても、信号を直接送信してくるトランシーバ6からの信号をより確実に受信することができる。
また、他のトランシーバにおいても同様の効果を得ることができる。
その結果、本実施の形態によれば、テーブル1の部分1a、1bが互いに近接していても、情報を確実に送受信することができる。
なお、以上は、本発明のトランシーバに係る一実施の形態であり、以下のような態様で実施してもよい。
まず、図4のように、グラウンド電極414を信号電極411に沿わせるのでなく、例えば、図5に示すように、グラウンド電極414をトランシーバ4の本体40の外側に沿わせてもよい。
また、図1のように、信号電極411、絶縁体412およびグラウンド電極413などを携帯端末2などに設けるのでなく、トランシーバ4などに設けてもよい。
また、携帯端末などの代わりに可搬型や据え置き型の装置(コンピュータ)を使用してもよい。また、トランシーバは、端末や装置内に組み込んでもよい。
また、電界伝達媒体は、テーブルでなく、例えば、人体、壁、床などでもよい。
本実施の形態に係るトランシーバを利用した通信システムの構成図である。 信号電極411、絶縁体412およびグラウンド電極413の構成例を示す図である。 トランシーバ4の一構成例を示すブロック図である。 トランシーバ4の別の構成例を示すブロック図である。 トランシーバ4の更に別の構成例を示すブロック図である。 共通の電極を使用して電界を誘起させる通信の例を示す図である。
符号の説明
1…テーブル
2、3…携帯端末
4、5、6、7、TR1、TR2、TR3…トランシーバ
40G…回路グラウンド
40G’…第2の回路グラウンド
401…送信部
402…受信部
403…デジタル回路
404…インタフェース回路
411、511、611、711…信号電極
412、512、612、712…絶縁体
413、414、513、613、713…グラウンド電極
4021…光センサ
4022…増幅器
40211…光源
40212…電気光学結晶
40213、40214…電極
40215…光電変換回路
C…コンピュータ
P1、P2、P3…電極

Claims (4)

  1. 電界伝達媒体に電界を誘起させて信号を送受信するトランシーバにおいて、
    電界伝達媒体を介して他のトランシーバに送信すべき信号を回路グラウンドを基準にして生成する送信回路と、
    他のトランシーバから電界伝達媒体を介して送信された信号を前記回路グラウンドを基準にして受信する受信回路と、
    前記送信回路の出力端子と前記受信回路の入力端子とに接続された信号電極と、
    前記信号電極に絶縁体を介して沿わされ、前記回路グラウンドに接続されたグラウンド電極と
    を備えることを特徴とするトランシーバ。
  2. 前記受信回路は、
    他のトランシーバから電界伝達媒体を介して送信された信号を前記回路グラウンドから絶縁された第2の回路グラウンドを基準にして光により検出する光センサ
    を備えることを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 前記信号電極に絶縁体を介して沿わされ、前記第2の回路グラウンドに接続されたグラウンド電極
    を備えることを特徴とする請求項2記載のトランシーバ。
  4. 前記グラウンド電極の形状は前記信号電極の形状に等しく、当該グラウンド電極は当該信号電極の形状のとおりに沿わされている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトランシーバ。
JP2008143419A 2008-05-30 2008-05-30 トランシーバ Pending JP2009290759A (ja)

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