JP4560624B2 - 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 - Google Patents
難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4560624B2 JP4560624B2 JP2005050356A JP2005050356A JP4560624B2 JP 4560624 B2 JP4560624 B2 JP 4560624B2 JP 2005050356 A JP2005050356 A JP 2005050356A JP 2005050356 A JP2005050356 A JP 2005050356A JP 4560624 B2 JP4560624 B2 JP 4560624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamide
- polyamide resin
- resin composition
- weight
- flame retardant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
ポリアミド樹脂
本発明に使用されるポリアミド樹脂は、(a)ε−カプロラクタムの重縮合体よりなるポリアミド6構成単位及び(b)ヘキサメチレンジアミンと炭素数が6個以上11個以下のジカルボン酸との重縮合体よりなるポリアミド構成単位を2種類以上有している。なお、本発明においてジカルボン酸の炭素数とは、カルボキシ基を構成する炭素も含めた数である。本発明においては、このような構成単位のポリアミド樹脂を用いることにより、エラストマーや特定の可塑剤を使用しなくても、柔軟性を改善しつつ、難燃性や耐熱性を改良することが出来る。
この溶融混合あるいはドライブレンドによる製造法としては、ε−カプロラクタムを重縮合して得られたポリアミド6と、ヘキサメチレンジアミンと、炭素数が6個以上11個以下のジカルボン酸の2種類以上を重縮合して得られるポリアミドとを、溶融混合もしくはドライブレンドする製造法(製造法2)、あるいはε−カプロラクタムを重縮合して得られたポリアミド6と、ヘキサメチレンジアミンと炭素数が6個以上11個以下のジカルボン酸とからなる2種類以上のポリアミドとを、溶融混合もしくはドライブレンドする製造法(製造法3)、更に、ε−カプロラクタムと、ヘキサメチレンジアミンと炭素数6以上11以下のジカルボン酸の少なくとも1種を重縮合して得られる共重合ポリアミドを、ヘキサチレンジアミンと他のジカルボン酸とを重縮合して得られるポリアミドと溶融混合、あるいはドライブレンドする方法(製造法4)が挙げられる。
これら製造法1〜4を、炭素数が6以上11以下のジカルボン酸が、アジピン酸(炭素数6)とアゼライン酸(炭素数9)である場合を例にとって説明すると、
製造法2:ε−カプロラクタムを重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド6)と、ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸、アゼライン酸を重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド66/69)とをブレンドする。
製造法3:ε−カプロラクタムを重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド6)と、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸を重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド66)と、ヘキサメチレンジアミン、アゼライン酸を重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド69)とをブレンドする。
製造法4:ε−カプロラクタムを重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド6)と、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミン、及びアジピン酸を重縮合して得られる共重合ポリアミド(ポリアミド6/66)と、ヘキサメチレンジアミン、アゼライン酸を重縮合して得られるポリアミド(ポリアミド69)とをブレンドする。または、該ポリアミド69の代わりに、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミン、及びアゼライン酸を重縮合して得られる共重合ポリアミド(ポリアミド6/69)を用いてブレンドする。
製造法1、2、3の方法によって所望の性能を有するポリアミドを得ることは、もちろん可能ではあるが、条件の選択の幅が小さい、製造設備や製造条件に費用が掛かる等の問題を有する場合がある。特に、例えばポリアミド66は、融点が高いので、ポリアミド6など他のポリアミドと溶融混合するのが、通常の方法では困難な場合がある。このため、製造法4の様に、融点がポリアミド66ほど高くないポリアミド6/66を用いると、その問題が解決されるので好ましい。
本発明で使用するトリアジン系難燃剤としては、下記一般式(1)又は(2)で表される化合物、メラミン類、シアヌル酸メラミン等が挙げられる。
前記一般式(1)で表される化合物の具体例としては、シアヌル酸、トリメチルシアヌレート、トリエチルシアヌレート、トリ(n−プロピル)シアヌレート、メチルシアヌレート、ジエチルシアヌレート等が挙げられる。
また、シアヌル酸メラミン中のアミノ基又は水酸基のいくつかが、他の置換基で置換されていてもよい。シアヌル酸メラミンは、例えば、シアヌル酸の水溶液とメラミンの水溶液とを混合し、90〜100℃で撹拌下反応させ、生成した沈殿を濾過することによって得ることができるが、得られた白色の固体を、微粉末状に粉砕して使用するのが好ましい。
また、市販品をそのまま、又はこれを粉砕して使用することもできる。
特に、耐熱性を向上させるために、安定剤を含有することが好ましい。安定剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、リン系化合物、イオウ系化合物、塩素や臭素を含まない銅化合物から選ばれる少なくとも一種の化合物を使用するのが好ましい。
さらに、アルキル置換フェノール構造は、分子中に1個以上存在していてもよい。
本発明に使用されるヒンダードフェノール系安定剤として、下式で示されるN,N’−アルキレンビス(3,5−ジ−アルキル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)が、ポリアミドとの相溶性の点で良好であり、高含量配合しても物性低下やガス発生などの成形トラブルの発生が少ない点で好ましい。
上式のヒンダードフェノールは具体的には、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社より、商品名「イルガノックス1098」などとして販売されている。
銅化合物の配合量はポリアミド樹脂及びトリアジン系難燃剤の合計100重量部に対し0.001〜1重量部、好ましくは0.005〜0.5重量部である。配合量が0.001重量部未満では耐熱効果が不十分となり、配合量を1重量部より多くしても得られるポリアミド樹脂組成物の耐熱性がより改善させることはない。
ハロゲン化アルカリの配合量は、ポリアミド樹脂及びトリアジン系難燃剤の合計100重量部に対し、0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜3重量部である。添加量が0.01重量部に満たない場合にはハロゲン化銅との相乗効果による耐熱効果が不十分となり、添加量が5重量部より多くしても得られるポリアミド樹脂組成物の耐熱性がより改善されることはない。
銅化合物及びハロゲン化アルカリは、ヒンダードフェノールやリン化合物系の安定剤と組み合わせて用いても良い。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、柔軟でかつ難燃性が高いので、これを利用した押出成形品とするのに適しているが、特に製品状態での引張弾性率が低くなること、すなわち、23℃、65%RH雰囲気下で48時間以上放置した試験片(JIS K7162試験片)についてJIS K7161(ISO 5271)に準拠して引張速度5mm/minで測定した値で600MPa以下であることが好ましい。また、難燃性レベルが、ISO 4589(JIS K7201)に準拠して測定した、絶乾状態の酸素指数で23以上あることが好ましい。押出成形する際の注意事項としては、難燃剤の分解を抑えるために、樹脂温度を300℃以下、好ましくは280℃以下、より好ましくは260℃以下にすることが好ましい。本発明において特に好ましいポリアミド樹脂組成物は、難燃性、機械的強度、成形性、難燃剤の分解、製品の耐熱性等の点から、融点が190℃〜260℃であることが好ましい。ポリアミド樹脂組成物の融点が190℃以下であると製品の耐熱性が低下し、260℃以上であると押出成形加工の際に難燃剤が分解して好ましくない。
また、ポリアミド樹脂チューブは、特に耐熱性を必要としない場合もあるが、自動車のエンジンルーム内で使用する場合等の耐熱性が必要な用途には、ポリアミド樹脂組成物の融点が、190℃以上であることが好ましい。融点が190℃未満であると、実使用において、チューブを固定する結束バンドや金属製固定治具によって拘束される部分で、熱伝達による亀裂や表面融着による表面性の低下や機能低下が発生しやすい。
本発明によれば、優れた柔軟性を有し、融点が190℃以上のポリアミド樹脂組成物を得ることが出来、またこれを押出成形することにより酸素指数23以上のチューブを容易に得ることが出来る。
物性評価
以下の例において、物性の測定、評価は、次の方法により行った。
(2)粘度数: ISO 307(JIS K6933)に準拠して測定を行った。
(3)酸素指数: ISO 4589(JIS K7201)に準拠して測定を行った。
(4)引張弾性率: 23℃、65%RH雰囲気下で48時間以上放置した試験片(JIS K7162試験片)についてISO 5271(JIS K7161)に準拠して、速度5mm/minにて測定を行った。
(5)引張伸び: ASTM−D638に準拠して引張伸びの測定を行った。
(6)引張試験片の作成: 東芝機械社製のIS80EPN射出成形機を用いて、シリンダー温度250℃、型温50℃、射出時間10秒、冷却時間15秒にて成形した1mm厚みの100mm角シートを、流れ方向にJIS3号ゴムダンベル打ち抜き刃で打ち抜いて試験片を作成した。
実施例及び比較例において用いた原料は次の通りである。
(イ)ポリアミド樹脂A:ナイロン6、三菱エンジニアリングプラスチックス社製「ノバミッド(登録商標)1020J」、粘度数:182.15、融点:224℃
(ロ)ポリアミド樹脂B:ナイロン6/66、参考例1の手法で得た共重合ポリアミド(ナイロン6単位75重量%、ナイロン66単位25重量%)、粘度数:182.15、融点:188℃。
(ハ)ポリアミド樹脂C:ナイロン6/66、参考例1の手法で得た共重合ポリアミド(ナイロン6単位80重量%、ナイロン66単位20重量%)、粘度数:182.15、融点:193℃。
(ニ)ポリアミド樹脂D:ナイロン6/69、参考例2の手法で得た共重合ポリアミド(ナイロン6単位50重量%、ナイロン69単位50重量%)、粘度数:182.5、融点:134℃
(ホ)ポリアミド樹脂E:ナイロン6、三菱エンジニアリングプラスチックス社製「ノバミッド(登録商標)1010J」、粘度数:118、融点:224℃。
200リットルのオートクレーブに、カプロラクタム60kg、水200mlを仕込み、窒素ガス置換後密閉し、150℃に昇温、所定の組成比になるように予め調製しておいたアジピン酸ヘキサメチレンジアンモニウム塩の40%水溶液を、攪拌下に内温が150℃、内圧2.5kgに保ちながら定量ポンプにより注入した。送入後内圧を10kgに保持しながら内温を260℃まで昇温した。昇温後放圧し、所定攪拌動力になるまで減圧反応を行った。窒素ガスを導入して常圧に保圧後、攪拌を停めて、ストランドとして抜き出しペレット化し、沸騰水を用いて未反応モノマーを抽出除去して乾燥し、共重合ポリアミドを得た。
200リットルのオートクレーブに、カプロラクタム60kg、水200mlを仕込み、窒素ガス置換後密閉し、150℃に昇温、所定の組成比になるように予め調製しておいたアゼライン酸ヘキサメチレンジアンモニウム塩の40%水溶液を、攪拌下に内温が150℃、内圧2.5kgに保ちながら定量ポンプにより注入した。送入後内圧を10kgに保持しながら内温を260℃まで昇温した。昇温後放圧し、所定攪拌動力になるまで減圧反応を行った。窒素ガスを導入して常圧に保圧後、攪拌を停めて、ストランドとして抜き出しペレット化し、沸騰水を用いて未反応モノマーを抽出除去して乾燥し、共重合ポリアミドを得た。
(ト)ヒンダードフェノール系化合物A:N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシシナマミド)、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、商品名「イルガノックス1098」。
(チ)ヒンダードフェノール系化合物B:ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、商品名「イルガノックス1010」。
(リ)リン系安定剤A:ビス(2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−フォスファイト、旭電化工業社製、商品名「PEP−36」。
(ヌ)リン系安定剤B:テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジフォスフォナイト、クラリアントジャパン社製、商品名「PEP−Q」。
(ル)リン系安定剤C:トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、旭電化工業社製、商品名「AS2112」。
(ヲ)銅系安定剤A:ヨウ化銅とヨウ化カリウムとステアリン酸カルシウムの混合物、ヨウ化銅24.6重量%、ヨウ化カリウム70.4重量%、ステアリン酸カルシウム5重量%の混合物、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、商品名「イルガノックスIXCB41710」。
表1に示す量のポリアミド樹脂A〜D及び難燃剤に、ヒンダードフェノール系化合物Aを0.5重量部、リン系安定剤Aを0.3重量部、イオウ系安定剤を0.2重量部配合し、日本製鋼所社製TEX−30HCT2軸押出機にて、シリンダー設定温度250℃で溶融混練、ペレット化し、これを120℃の減圧乾燥機で乾燥して、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。
得られたポリアミド樹脂組成物ペレットを用い、上記(6)の引張試験片を成形し、引張試験を行った。さらに、得られたペレットを、シリンダー径40mm、L/D=22、先端に直径15mmの円形ダイスを取り付けた単軸押出機より、シリンダー温度250℃で押出した後、内径10mmの規制リング内に導入し、リング内に密着させながら引き取りと冷却を同時に行って、肉厚0.8mmのチューブを得、絶乾の状態で酸素指数の測定を行った。
結果を表1に示した。
ポリアミド樹脂E/ポリアミド樹脂C/ポリアミド樹脂D=46.7/43.2/8.1重量部の比率で混合したポリアミド樹脂(構成単位重量比:6単位/66単位/69単位=87.3/8.6/4.1)98重量部に、トリアジン系難燃剤を2重量部および表2に示す比率で各種安定剤を配合して実施例1と同様に溶融、混練、ペレット化し、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。得られたポリアミド樹脂組成物ペレットを用いて、上記の引張試験片を作成した。得られた試験片により、乾燥状態にて引張試験を行い、初期の物性を測定した。ついで、この引張試験片を熱風循環式オーブン内で165℃、168時間の熱処理(熱老化処理)を行なった。熱処理した試験片を23℃、65%RHの室内で48時間保管した後、上述の手順に従って引張強度および伸びの測定を行った。結果を表2に示した。また、上述の熱老化処理と同様に処理した引張試験片についての酸素指数はいずれも24であった。
(1)3種の構成単位を有するポリアミド樹脂を用いた実施例1〜3の組成物は、難燃性(酸素指数)、耐熱性(融点)、柔軟性(引張弾性率)、靭性(引張伸度)のすべてについて優れており、またハロゲン系化合物を含有していないので廃棄時の環境性に優れている。一方、ポリアミド6単位のみから構成されるポリアミド樹脂を用いた比較例1の組成物は、柔軟性に欠け、靭性もやや不十分であり、ポリアミド66単位のみのポリアミド樹脂を用いた比較例2の組成物も、融点、柔軟性共に不十分である。また、3種類の構成単位からなるポリアミド樹脂を用いても難燃剤を多量に配合した比較例3の組成物は、靭性が大幅に低下し、また難燃剤の量が少なすぎる比較例4の組成物は、難燃性が不十分である。
(2)実施例4〜7の組成物の熱老化試験結果は、ヒンダードフェノールAとリン系安定剤Bを併用した実施例5が、他のヒンダードフェノールおよびリン系安定剤を用いた実施例4および実施例6〜7に比し、熱老化試験後も優れた引張伸びを有していることを示している。
(3)銅化合物を配合した実施例8は、実施例4〜7より優れた耐熱老化性を示し、更に銅化合物、ヒンダードフェノール及びリン系安定剤を用いた実施例9の組成物は一層優れた耐熱老化性を示す。
特に、本発明のポリアミド樹脂組成物からなるチューブは、難燃性、焼却性、環境性、機械的強度に優れるので、一般チューブや産業用チューブだけでなく、自動車のエンジンルーム内等での高温下、連続使用に耐えうる、コルゲートチューブやスパイラルチューブ等各種耐熱チューブとして好適である。
Claims (8)
- ε−カプロラクタムの重縮合体よりなるポリアミド6構成単位を有するポリアミド、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミンとアジピン酸とを重縮合して得られる共重合ポリアミド(ポリアミド6/66)、及びε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミンとアゼライン酸とを重縮合して得られる共重合ポリアミド(ポリアミド6/69)をブレンドすることにより得られるポリアミド樹脂99〜80重量部、並びにトリアジン系難燃剤1〜20重量部を含有するポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂が、ε−カプロラクタムの重縮合体よりなるポリアミド6構成単位75〜94重量%、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との重縮合体よりなるポリアミド66構成単位3〜9重量%、及びヘキサメチレンジアミンとアゼライン酸との重縮合体よりなるポリアミド69構成単位3〜20重量%からなることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 融点が190℃〜260℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載のポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂組成物が、さらにヒンダードフェノール系化合物およびリン系安定剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂組成物が、さらに塩素又は臭素を含まない銅化合物及び塩素又は臭素を含まないハロゲン化アルカリを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリアミド樹脂組成物を押出成形してなる成形品。
- 成形品がチューブである請求項6に記載の成形品。
- ISO 4589(JIS K7201)の測定法による酸素指数が23以上であることを特徴とする請求項6又は7に記載の成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050356A JP4560624B2 (ja) | 2004-03-09 | 2005-02-25 | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065370 | 2004-03-09 | ||
JP2004274286 | 2004-09-22 | ||
JP2005050356A JP4560624B2 (ja) | 2004-03-09 | 2005-02-25 | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006117901A JP2006117901A (ja) | 2006-05-11 |
JP4560624B2 true JP4560624B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=36536075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005050356A Expired - Fee Related JP4560624B2 (ja) | 2004-03-09 | 2005-02-25 | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4560624B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10825587B2 (en) | 2017-03-10 | 2020-11-03 | Advansix Resins & Chemicals Llc. | Wire and cable jacket composition of PA6/66 copolymer base resin for improved processability and properties |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4974216B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-07-11 | 住江織物株式会社 | ノンハロゲン系車両用クッション床シート |
JP5069053B2 (ja) * | 2007-08-02 | 2012-11-07 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | レーザーマーキングを施される射出成形品用難燃性ポリアミド樹脂組成物 |
JP6035061B2 (ja) * | 2012-06-22 | 2016-11-30 | 旭化成株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106900A (ja) * | 1999-10-06 | 2001-04-17 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリアミド樹脂組成物 |
JP2002210904A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-31 | Degussa Ag | 多層複合材料および成形材料 |
JP2002309082A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 |
JP2003049000A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 難燃ポリアミドチューブ |
JP2003055549A (ja) * | 2001-06-05 | 2003-02-26 | Kuraray Co Ltd | ポリアミド組成物 |
JP2003253118A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Unitika Ltd | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329181B2 (ja) * | 1974-11-07 | 1978-08-18 | ||
JPH07278429A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 難燃性チューブ |
JPH08302186A (ja) * | 1995-05-15 | 1996-11-19 | Toyobo Co Ltd | ポリアミド樹脂組成物 |
JPH11293105A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-10-26 | E I Du Pont De Nemours & Co | 摩擦溶着成形品用ポリアミド組成物およびポリアミド成形品 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005050356A patent/JP4560624B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106900A (ja) * | 1999-10-06 | 2001-04-17 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリアミド樹脂組成物 |
JP2002210904A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-31 | Degussa Ag | 多層複合材料および成形材料 |
JP2002309082A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 |
JP2003055549A (ja) * | 2001-06-05 | 2003-02-26 | Kuraray Co Ltd | ポリアミド組成物 |
JP2003049000A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 難燃ポリアミドチューブ |
JP2003253118A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Unitika Ltd | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10825587B2 (en) | 2017-03-10 | 2020-11-03 | Advansix Resins & Chemicals Llc. | Wire and cable jacket composition of PA6/66 copolymer base resin for improved processability and properties |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006117901A (ja) | 2006-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050203223A1 (en) | Flame-retardant polyamide resin composition and extrusion-molded product | |
US9115247B2 (en) | Polyamide, polyamide composition, and method for producing polyamide | |
JP5800096B2 (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 | |
US10093801B2 (en) | Halogen-free flame retardant polyamide moulding compositions with increased glow wire and fire resistance | |
EP3230381B1 (en) | Polyamide compositions comprising a blend of polyamide 6,6 and at least one high chain-length polyamide, and al stearate, use thereof, and articles obtained therefrom | |
US20060142443A1 (en) | Polyamide composition | |
JP4560624B2 (ja) | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 | |
JP7280146B2 (ja) | ポリアミド組成物及びその製造方法、並びに、成形品 | |
JP4624688B2 (ja) | 有機熱安定剤マスターバッチを含有するポリアミド66樹脂混合ペレット | |
EP4328455A2 (en) | Industrial fan or blower comprising a flame-retardant polyamide composition | |
WO2021044880A1 (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物及びそれからなる成形品 | |
JP6098058B2 (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2003292774A (ja) | 耐熱性難燃樹脂組成物 | |
JP2005200636A (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2008239896A (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物、およびこの難燃性樹脂組成物より製造された成形品 | |
US5410015A (en) | Polyamides having a low water absorptivity | |
JP2001106900A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2003292775A (ja) | 耐熱性難燃ポリアミド組成物 | |
JP2002309082A (ja) | 難燃ポリアミド樹脂組成物及び押出成形品 | |
JP2005162909A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品 | |
JP2008239894A (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物、およびこの難燃性樹脂組成物より製造された成形品 | |
JP2012140531A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JPH11335552A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2003049000A (ja) | 難燃ポリアミドチューブ | |
WO2022158383A1 (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物及びそれからなる成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071026 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20071026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100630 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100702 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100705 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4560624 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |