JP4559966B2 - レール走行玩具 - Google Patents

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この発明は、レール走行玩具、詳しくはスイッチバックレールを走行し、一方方向の終端で停車し乗降ドアを開閉し、乗降ドアを閉じて他方の反対方向へ再び走行することを繰り返すレール走行玩具に関するものである。
従来、走行玩具において乗降ドアを開閉するものは多数提案されている。本特許出願人においても、特許文献1に示すように発車ベルの発音ともに開いている乗降ドアを閉め、そのベル音が停止すると発車する複数アクション連係作動玩具を提案している。
特開2003−275475号公開公報
本特許出願人が提案した前記乗降ドア開閉走行玩具は、走行玩具を手押し移動又は糸引きにより搭載ゼンマイを巻締めて作動源とするものである。このため、作動が一回限りで終了し、安価な玩具としてはよいが、レール上を走行し、実車の旅行情景を楽しむ鉄道玩具とはならなかった。
本発明は、急勾配を方向転換して登る又は降りるスイッチバックレール走行と、その各方向転換停車駅では、必ず自動的に停車し、しかも、その停車中に乗降ドアの開閉作動を行い、そして乗降ドアを閉じると、反対方向に車両を自動的に発車し、その走行を繰り返して実感にあふれ、走行情景および沿線情景も合わせ、幼児から児童まで興味もって遊ぶこのできるレール走行玩具の提供を目的になされたものである。
走行動力機構部と、レール上の一方の終端で停車して反対の方向へ進行方向を切換える進行方向転換機構部と、一定時間停車させてアクションを作動する停車アクション伝動機構部と、アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部と、該アクション作動中にアクション作動表示ランプを点灯する乗降ドア開閉表示ランプ機構部とを車両は備え、レール上を走行するレール走行玩具において、前記走行動力機構部は、モータから前記進行方向転換機構部の大径歯車部に噛合する第3ピニオンからなる前半機構部と、駆動車輪軸上の駆動車輪軸ピニオンと、駆動車輪軸ピニオンに常時噛合する逆転用ピニオンからなる後半機構部により構成され、前記進行方向転換機構部は、前記走行動力機構部の前半機構部の第3ピニオンに対応してクラッチ軸を設け、このクラッチ軸に大径歯車部とピニオン部とが一体のクラッチ親歯車を遊支し、前記大径歯車部を前記第3ピニオンに噛合し、大径歯車部とピニオン部を共に回転し、前記ピニオン部をクラッチ軸に遊支されるクラッチ歯車ケーシングに収容し、クラッチ歯車ケーシングの収容部の側壁の内側に一体に、所要角度齟齬・離隔して形成された片持ち支軸に遊支して収容される第1出力ピニオンと第2出力ピニオンを前記ピニオン部に噛合し、第1出力ピニオンと第2出力ピニオンの夫々一部をクラッチ歯車ケーシングの周面に設けた開口部より突出させ、クラッチ軸を中心にクラッチ親歯車を回転して第1出力ピニオンと第2出力ピニオンを常時回転し、クラッチ歯車ケーシングの側壁の外面に方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起を所要角度齟齬し、かつアクション用第2停止突起の側壁の外面よりの高さを方向転換兼アクション用第1停止突起のそれより低く突出して設け、方向転換兼アクション用第1停止突起のみがその回転通路に交互に移動して当接する第1停止当接部と第2停止当接部を具えた往復操作扞を配備し、この往復操作扞によるクラッチ歯車ケーシングの第1出力ピニオンと第2出力ピニオンの停止位置を夫々決定し、その停止位置で対応する第1出力ピニオンを駆動車輪軸ピニオンに、第2出力ピニオンを逆転用ピニオンに夫々噛合し、駆動車輪軸を正転回転と逆転回転を伝達ができるように設け、レール上の一方の終端と反対の他方の終端で車両の進行方向を切換えてなるレール走行玩具にある。
前記進行方向転換機構部の往復操作扞は、その一方端を車両の一方端面より突出させて一方進行切替部を設け、反対の他方端を車両の他方端面より突出させて他方進行切替部を設け、前記往復操作扞は車両の進行により一方進行切替部をレール上の一方進行切替衝突部に衝突すると、反対方向に押し出されて所要長さ移動自在であると共に、他方端の他方進行切替部をレール上の他方進行切替衝突部に衝突すると、同じく進行する車両により反対方向に押出されて反対方向に復帰移動をするように構成し、夫々の移動位置に往復操作扞保持する定置機構として往復操作扞の上縁に係合突部を設け、これと係合する出没自在の弾性突部を機枠に定置させて対設し、往復操作扞の移動により前記進行方向転換機構部のクラッチ歯車ケーシングの方向転換兼アクション用第1停止突起と往復操作扞の第1停止当または第2停止当接部との当接を解放しクラッチ歯車ケーシングをフリーとして回転し、クラッチ歯車ケーシング上の第1出力ピニオンと駆動車輪軸ピニオンとの噛合をなくし、または第2出力ピニオンと逆転用ピニオンとの噛合をなくし、車両を停車する停止機構を備えてなる構成としてもよいものである。
前記停車アクション伝動機構部は、前記クラッチ歯車ケーシング上方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起に対してその回転通路で衝突して係合する係合爪を先端側に具えたアクション作動レバーの基端を機枠上の支軸に遊支し、その基端と機枠に引張りバネを張架し、アクション作動レバーは、その基端より先端側に解除関連部を一体に形成し、該解除関連部の上縁には前後に並列して回転カム板の挙上カム部により押し上げられてアクション作動レバーの基端を中心に係合爪を上昇させて係合する前記方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起を解放する挙上用当接部と、前記往復操作扞の係合突部と係合してその往復操作扞の停止位置を保持する弾性突部を具えてなる構成としてもよいものである。
前記停車アクション伝動機構部において、アクション伝動第1大径歯車を、一体のピニオン41を具えて前記回転カム板を軸支するカム軸に遊支し、そのカム軸に対して並設する支軸に伝動第2大径歯車を遊支し、その伝動第2大径歯車と一体のピニオンに前記カム軸に一体の終段大径歯車を噛合し、車両が停車したとき、クラッチ歯車ケーシングの第1出力ピニオンまたは第2出力ピニオンが前記アクション伝動第1大径歯車に噛合し、前記カム軸を減速回転させ、前記回転カム板は、その内側に挙上カム部を形成し、前記アクション作動レバーの挙上用当接部と接触してアクション作動レバーを、支軸を中心に回動させて係合爪を上昇させ、前記方向転換兼アクション用第1停止突起またはアクション用第2停止突起との係合を解放して走行を開始するように構成し、その停車時に前記アクション伝動第1大径歯車の回転動力を利用してアクションを行う構成としてもよいものである。
前記アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部は、前記回転カム板の外面に突するクランクピンを設け、ドア外観表示と乗客表示を左右対称に夫々表示した一方側ドア作動板と他方側ドア作動板を設け、これを車両の少なくとも一方の車殻側面壁の内側において、一方側端一方側端ドア開口と他方側端他方側端ドア開口対応させて左右にスライド自在にセットし、夫々の対応端寄りに設けた縦向き係合溝を中心が車両の定位置に支軸により軸支されて揺動自在に配置された連係板の上端ピンと下端ピンに夫々係合し、前記回転カム板の外面に突するクランクピンを前記一方側ドア作動板の一端より内面に縦向きに設けた変換縦向き係合溝にスライド自在に嵌合し、前記回転カム軸の回転でクランクピンを回転し、一方側ドア作動板を左右にスライドさせることにより連係板を介して他方側ドア作動板をスライドし、一方側端ドア開口と他方側端ドア開口から内側に乗客の姿を見せるドア開閉作動のアクションを行うに構成してなるものとしてもよいものである。
前記乗降ドア開閉表示ランプ機構部は、前記回転カム板の外周面を接点カムに形成し、その回転通路面に接点板を臨ませてリミットスイッチを配備し、カム軸の回転でクランクピンが回転するとき、リミットスイッチに接続する乗降ドア開閉表示ランプを点灯するように構成してなるものとしてもよいものである。
本発明のレール走行玩具は、スイッチバックレール走行と、その各方向転換停車駅では、自動的に停車し、その停車中に趣向に富むアクションを行い、次に反対方向に車両を自動的に発車し、走行を繰り返して実感にあふれる玩具を提供できる。
走行動力機構部と、レール上の一方の終端で停車して反対の他方方向へ進行方向を切換える進行方向転換機構部と、一定時間停車してアクションを作動する停車アクション伝動機構部と、アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部と、該アクション作動中にアクション作動表示ランプを点灯するアクション作動表示ランプ機構部とを車両は備え、レール上を走行するレール走行玩具において、前記走行動力機構部は、モータから前記進行方向転換機構部の大径歯車部に噛合する第3ピニオンからなる前半機構部と、駆動車輪軸上の駆動車輪軸ピニオンと駆動車輪軸ピニオンに常時噛合する逆転用ピニオンからなる後半機構部により構成され、前記進行方向転換機構部は、前記走行動力機構部の前半機構部の第3ピニオンに対応してクラッチ軸を設け、このクラッチ軸に大径歯車部とピニオン部とが一体のクラッチ親歯車を遊支し、前記大径歯車部を前記第3ピニオンに噛合し、大径歯車部とピニオン部を共に回転し、前記ピニオン部をクラッチ軸に遊支されるクラッチ歯車ケーシングに収容し、クラッチ歯車ケーシングの収容部の側壁の内側に一体に、所要角度齟齬・離隔して形成された片持ち支軸に遊支して収容される第1出力ピニオンと第2出力ピニオンを前記ピニオン部に噛合し、第1出力ピニオンと第2出力ピニオンの夫々一部をクラッチ歯車ケーシングの周面に設けた開口部より突出させ、クラッチ軸を中心にクラッチ親歯車を回転して第1出力ピニオンと第2出力ピニオンを常時回転し、クラッチ歯車ケーシングの側壁の外面に方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起を所要角度齟齬し、かつアクション用第2停止突起の側壁の外面よりの高さを方向転換兼アクション用第1停止突起のそれより低く突出して設け、クラッチ歯車ケーシングと共に回転する方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起では、方向転換兼アクション用第1停止突起のみがその回転通路に交互に移動して当接する第1停止当接部と第2停止当接部を具えた往復操作扞を配備し、この往復操作扞によるクラッチ歯車ケーシングの第1出力ピニオンと第2出力ピニオンの停止位置を夫々決定し、その停止位置で対応する第1出力ピニオンを駆動車輪軸ピニオンに、第2出力ピニオンを逆転用ピニオンに夫々噛合し、駆動車輪軸を正転回転と逆転回転を伝達ができるように設けて構成される。
車両の前記進行方向転換機構部の往復操作扞には、その一方端を車両の一方端面より突出させて一方進行切替部を設け、反対の他方端を車両の他方端面より突出させて他方進行切替部を設け、車両の進行により一方進行切替部をレール上の一方進行切替衝突部に衝突すると、反対方向に押し出されて所要長さ移動自在であると共に、他方端の他方進行切替部をレール上の他方進行切替衝突部に衝突すると、同じく進行する車両により反対方向に押出して反対方向に復帰移動をするように構成し、夫々の押出移動位置に保持する定置機構として往復操作扞の上縁に係合突部を設け、これと係合する出没自在の弾性突部を機枠に定置させて対設し、往復操作扞の移動により前記進行方向転換機構部のクラッチ歯車ケーシングの方向転換兼アクション用第1停止突起と往復操作扞上の第1停止当接部または第2停止当接部との当接を解放してクラッチ歯車ケーシングをフリーとして回転し、クラッチ歯車ケーシング上の第1出力ピニオンと駆動車輪軸ピニオンとの噛合をなくし、または第2出力ピニオンと逆転用ピニオンとの噛合をなくして車両を停車する停止機構を備えて構成される。
車両の前記停車アクション伝動機構部は、前記クラッチ歯車ケーシング上の方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起に対してその回転通路で衝突して係合する係合爪を先端側に具えたアクション作動レバーの基端を機枠上の支軸に遊支し、その基端と機枠に引張りバネを張架し、アクション作動レバーは、その基端より先端側に解除関連部を一体に形成し、該解除関連部の上縁には前後に並列して回転カム板の挙上カム部により押し上げられてアクション作動レバーの基端を中心に係合爪を上昇させて係合する前記方向転換兼アクション用第1停止突起とアクション用第2停止突起を解放する挙上用当接部と、前記往復操作扞の係合突部と係合してその往復操作扞の停止位置を保持する弾性突部を備えて構成される。
車両の前記停車アクション伝動機構部において、アクション伝動第1大径歯車を、一体のピニオンを具えて前記回転カム板を軸支するカム軸に遊支し、その前記カム軸に対して並設する支軸に伝動第2大径歯車を遊支し、その伝動第2大径歯車と一体のピニオンに前記カム軸に一体の終段大径歯車を噛合し、車両が停車したとき、クラッチ歯車ケーシングの第1出力ピニオンまたは第2出力ピニオンが前記アクション伝動第1大径歯車に噛合し、前記カム軸を減速回転し、前記回転カム板は、その内側に挙上カム部を形成し、前記アクション作動レバーの挙上用当接部と接触してアクション作動レバーを、支軸を中心に回動させて係合爪を上昇し、前記方向転換兼アクション用第1停止突起またはアクション用第2停止突起の係合を解放して走行を開始するように構成される。
車両の前記アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部は、前記回転カム板の外面に突設するクランクピンを設け、ドア外観表示と乗客表示を左右対称に夫々表示した一方側ドア作動板と他方側ドア作動板を設け、これらを車両の少なくとも一方の車殻側面壁の内側において、一方側端寄りの一方側端ドア開口と他方側端寄りの他方側端ドア開口を対応させて左右にスライド自在にセットし、夫々の対応端寄りに設けた縦向き係合溝を中心が車両の定位置に支軸により軸支されて揺動自在に配置された連係板の上端ピンと下端ピンに夫々係合し、前記回転カム板の外面に突設するクランクピンを前記一方側ドア作動板の一端より内面に縦向きに設けた変換縦向き係合溝にスライド自在に嵌合し、前記回転カム軸の回転でクランクピンを回転し、一方側ドア作動板を左右にスライドさせることにより連係板を介して他方側ドア作動板をスライドし、一方側端ドア開口と他方側端ドア開口から内側に乗客の姿を見せるドア開閉作動のアクションを行うように構成される
車両の前記乗降ドア開閉表示ランプ機構部は、前記回転カム板の外周面を接点カムに形成し、その回転通路面に接点板を臨ませてリミットスイッチを配備して転カム軸の回転でクランクピンが回転するとき、リミットスイッチに接続する乗降ドア開閉表示ランプを点灯するように構成される
本発明のレール走行玩具を実施例として示す図面により説明すると、実施例のレール走行玩具1は、レール2と該レール2上を走行する車両1aからなるものである。車両1aは、走行動力機構部3と、レール2上の一方の終端で停車して反対の他方方向へ車両1aの進行方向を切換える進行方向転換機構部4と、車両1aを一定時間停車させてアクションを行う停車アクション伝動機構部5と、その停車時にアクション作動として乗降ドアの開閉作動を行う乗降ドア開閉作動機構部6と、乗降ドアの開閉作動中にその作動を表示する乗降ドア開閉表示ランプ機構部7とからなるものである。
前記レール2は、実施の一例としては、図3に示すように構成し、車両1aがレール2上を矢印(イ)の方向に進行し、一方進行切替衝突部2b1を具える一方終端レール部2aに到着すると、車両1aの一方端の進行側の端面、例えば、一方端面1a1より突出して設けた一方進行切替部1b1をレール2上の一方進行切替衝突部2b1に衝突し、進行方向を切替えて停車し、一定時間アクション作動を行った後、図3に示すように、車両1aは反対方向の矢印(ロ)の方向に走行する。レール2の一方側ポイント部2cでは、自動ポイントレール2c1により曲線路2cy1に誘導されて接続する一方側レール2dを走行し、他方側ポイント部2eでは、直線路2ey2に進入し、自動ポイントレール2e1を押し退けて、他方終端レール部2fに到達し、この他方終端レール部2fに配備している他方進行切替衝突部2b2に車両1aの反対進行側に設けた他方進行切替部1b2を衝突して進行方向を切替え、車両1aは、一定時間前記同様のアクション作動を行った後、反対の当初の矢印(イ)の方向に走行する。そして他方側ポイント部2eでは、自動ポイントレール2e1により曲線路2ey1に誘導され、この他方側ポイント部2eに接続する他方側レール2gを走行し、一方側ポイント部2cの直線路2cy2に進入し、自動ポイントレール2c1を押し退けて一方終端レール部2aに戻るものである。そして、再び、車両1aの一方進行切替部1b1をレール2上の一方進行切替衝突部2b1に衝突し、車両1aの進行方向を切替えて停車し、前述のアクション作動の後、反対方向への走行を繰り返すものである。
前記一方側ポイント部2cでは、一方終端レール部2aから進入するときに、直線路2cy2に進入するように自動ポイントレール(図示しない)を設け、また、前記他方側ポイント部2eでは、他方終端レール部2fから進入するときに、直線路2ey2に進入するように自動ポイントレール(図示しない)を設け、夫々曲線路2cy1、2ey1を走行するときに、自動ポイントレール(図示しない)を押し退けて進入するようにレール2を構成してよいものである。
前記走行動力機構部3の前半機構部は、主として図4〜図6に示すように構成する。電池筺8内の電池(図示しない)から電源スイッチ9により電気回路を閉じてモータ10を回転する。モータ軸10aに取付けた第1ピニオン11から冠歯車12を回転する。該冠歯車12は第2ピニオン13を一体に有して支軸14に遊支される。該支軸14に並列して支軸15を配備し、該支軸15に前記第2ピニオン13と噛合する大径歯車16とその大径歯車16と一体の第3ピニオン17を遊支し減速回転をしている構成からなる
前記レール2上の一方の終端で停車し、反対の他方方向へ車両の進行方向を切換える進行方向転換機構部4は、前記走行動力機構部3の前半機構部の第3ピニオン17に対応してクラッチ軸18を設け、このクラッチ軸18に大径歯車部19aとピニオン部19bとが一体のクラッチ親歯車19を遊支し、大径歯車部19aを前記第3ピニオン17に噛合し、前記大径歯車部19aとピニオン部19b共に回転している。前記ピニオン部19bクラッチ軸18に遊支されるクラッチ歯車ケーシング20に収容し、クラッチ歯車ケーシング20の収容部21の側壁20aの内側に一体に、180度齟齬・離隔して形成された片持ち支軸22a、22bに遊支して収容される第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bを、前記クラッチ歯車ケーシング20の側壁開放部20bから収容された前記クラッチ親歯車19のピニオン部19bに噛合し、第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bの夫々一部をクラッチ歯車ケーシング20の開口部20c、開口部20dより外方に突出させている。そして、クラッチ軸18の回転と共にクラッチ親歯車19を回転して第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bを常時回転し、クラッチ歯車ケーシング20の側壁20aの外面に方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bを180度齟齬し、かつアクション用第2停止突起24bの側壁20aの外面よりの高さを方向転換兼アクション用第1停止突起24aのそれより低く突出して設け、図10に示すように、クラッチ歯車ケーシング20と共に回転する方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bでは、方向転換兼アクション用第1停止突起24aにのみがその回転通路に交互に移動して当する第1停止当部25aと第2停止当部25bを具えた往復操作扞25を配備し、往復操作扞25によるクラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bの停止位置を夫々決定するように構成してなる。
前記走行動力機構部3の後半機構部は、前記クラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aが停止する位置に対応して噛合する駆動車輪軸ピニオン26aと、前記進行方向転換機構部4のクラッチ歯車ケーシング20の第2出力ピニオン23bが停止する位置に対応して噛合する逆転用ピニオン26bとを備え、前記駆動車輪軸ピニオン26aは両端に駆動車輪27を具えた駆動車輪車軸28に取付けており、前記逆転用ピニオン26b支軸29に遊支し、前記駆動車輪軸ピニオン26aに常時噛合し、前記第2出力ピニオン23bの回転を駆動車輪車軸28に逆転して伝達するように構成している
記クラッチ歯車ケーシング20の第2出力ピニオン23bが前記逆転用ピニオン26bと噛合すると、その回転を逆転して駆動車輪軸ピニオン26aに伝動し、駆動車輪軸28を回転し、車両1aをその逆転方向に進行させる。
前記往復操作扞25は、その一方端25cを車両1aの一方端面1a1より突出させて前記一方進行切替部1b1を設け、反対の他方端25dを車両1aの他方端面1a2より突出させて前記進行切替部1b2を設けている。したがって、前記往復操作扞25は、一方の突出端、例えば、一方進行切替部1b1を車両1aの進行により一方進行切替衝突部2b1に衝突すると、反対方向に押し出されて所要幅・移動自在であると共に、他方の突出端、例えば、他方端25dの他方進行切替部1b2を他方進行切替衝突部2b2に衝突すると、同じく進行する車両1aにより反対方向に押出されて復帰移動をするように構成している。また、夫々の押出移動位置に保持する定置機構として、往復操作扞25の上縁に係合突部30を設け、これと係合する出没自在の弾性突部31を機枠32に定置させて対設している。このため、車両1aがレール2の一方進行切替衝突部2b1または他方進行切替衝突部2b2との衝突によって往復操作扞25が一方又は他方から反対側へ押し出されると、弾性突部31を横に押し退けて移動し、例えば、図10に示すように、前記クラッチ歯車ケーシング20の方向転換兼アクション用第1停止突起24aと往復操作扞25の第1停止当部25aとの当接を解放する。クラッチ歯車ケーシング20はフリーとなり、かつ第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bとでクラッチ親歯車19に回転抵抗を与えているのでクラッチ軸18と共に回転する。そこで、第1出力ピニオン23aは、駆動車輪軸ピニオン26aと噛合がなくなり車両1aは停車する。
次に、車両1aが一定時間停車してアクションを行うための停車アクション伝動機構部5の実施例について説明すると、前記クラッチ歯車ケーシング20上方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bに、その回転通路で衝突して係合する係合爪33aを具えたアクション作動レバー33の基端33bを、図10、図11、図12に示す実施例の第1では、前記冠歯車12および第2ピニオン13を遊支する支軸14に遊支して配備し、また、常時、アクション作動レバー33の先端を前記方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bの回転通路に臨ませるため、その基端33bと機枠32に引張りバネ34を張架している。また、アクション作動レバー33は、その基端33bより先端側に解除関連部33cを一体に形成し、該解除関連部33cの上縁には前後に並列して回転カム板35の挙上カム部35aにより押し上げられてアクション作動レバー33の基端33bを中心に係合爪33aを上昇させて係合する前記方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bを解放する挙上用当接部33c1と前記往復操作扞25の係合突部30と係合してその往復操作扞25の停止位置を保持する弾性突部31を具えるものである
図13、図14、図15に示す実施例の第2で、弾性突部31の上面に連接する連接部33d1を備えた鍵型連係部33dを係合爪33aと一体に形成している。この構成により前記解除関連部33cが上昇するとき、確実に係合爪33aの部分を上昇させて方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bを解放するものである。
図16に示す実施例の第3では、前記実施例の第2に加えて、前記解除関連部33cに
おいて、その解除曲げ作用からの復帰作動を確実にするため、機枠32に設けている保持軸37と解除関連部33cの先端よりに設けている受軸38を対し、その保持軸37と受軸38とに押バネ36の両端を嵌合挟持して支え、押バネ36の拡張力を利用し、解除関連部33cを復帰側に付勢している。
クション作動レバー33において基端33bと先端の中間を湾曲弾性部33c2に構成し、一定以上の曲げ応力をけた時、上下方向には、湾曲しないが、横方向には湾曲し、かつその曲げ応力がなくなると元の形状に復帰するように設けている
前記のように一定時間停車してアクション作動を行うための停車アクション伝動機構部5が構成されるから、図9に示すように、往復操作扞25が位置するとき、車両1aは、クラッチ歯車ケーシング20を方向転換兼アクション用第1停止要突起24aが第1停止当部25aに衝突しているので、クラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aは、駆動車輪軸ピニオン26aと噛合し、車両1aは、(イ)の方向に進行し、車両1aの一方進行切替部1b1を一方進行切替衝突部2b1に衝突して反対方向に押し出されて第1停止当部25aは、図10では線の位置から線の位置に移動するので、方向転換兼アクション用第1停止突起24aが解放されて回転し、図11に示すように、その回転通路上にあるアクション作動レバー33の係合爪33aに衝突係されて停止する。この位置でクラッチ歯車ケーシング20の第2出力ピニオン23bを対応するアクション伝動第1大径歯車39に噛合し、後述の通りアクションを行う。そして、一定時間後、アクション作動レバー33は回転カム板35の内側に形成した挙上カム部35aにより押し上げられて回動し、その先端側を上昇して退避作動がなされるので、方向転換兼アクション用第1停止突起24a解放され、クラッチ歯車ケーシング20は再び回転し、図10に示すように、方向転換兼アクション用第1停止突起24aを往復操作扞25の第2停止当部25bに当してクラッチ歯車ケーシング20を停止させ、その第2出力ピニオン23bを逆転用ピニオン26bと噛合して回転させるものである。よって、車両1aは、逆転方向に進行するものであ
次に、逆転方向で進行した車両1aは、往復作動扞25の他方端25dを他方進行切替衝突部2b2に衝突し、図1では仮線の位置(図では実線の位置)に往復操作杆25を移動させる。そこで、方向転換兼アクション用第1停止突起24aは、第2停止当部25bから解放されて、クラッチ歯車ケーシング20と共に回転を再開する。そして、第1停止当部25aと対応するが高さが低いため当することなく通過し、係合爪33aと衝突して停止する。そこで、第1出力ピニオン23aを対応するアクション伝動第1大径歯車39に噛合し、後述の通りアクションを行う。そして、一定時間後、アクション作動レバー33は回転カム板35の挙上カム部35aにより回動されて先端側を上昇して退避作動がなされるので、アクション用第2停止用突起24bを解放し、クラッチ歯車ケーシング20は再び回転し、図に示すように、方向転換兼アクション用第1停止突起24aを往復操作扞25の第1停止当部25aに当してクラッチ歯車ケーシング20を停止させ、その第1出力ピニオン23aを駆動車輪軸ピニオン26aと噛合して車両1aを正転方向に進行させるものである。
その停車時にアクションとして乗降ドアの開閉作動を行う乗降ドア開閉作動機構部6について次に説明すると、前記アクション伝動第1大径歯車39は、一体のピニオン41を具えて前記カム軸40に遊支し、そのカム軸40に対して並設する支軸42に伝動第2大径歯車43aを遊支し、その伝動第2大径歯車43aと一体の一体ピニオン43bにカム軸40と一体の終段大径歯車44を噛合している。よって、車両1aが停車するとき、クラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aまたは第2出力ピニオン23bがアクション伝動第1大径歯車39に噛合し、カム軸0を減速回転する。
前記回転カム板35は、内側に挙上カム部35aを形成しているから、前記挙上用当部33c1と接触してアクション作動レバー33が回動されて係合爪33aを上昇して前記方向転換兼アクション用第1停止突起24aまたはアクション用第2停止突起24bとの係を解放する。
前記回転カム板35の外面に突するクランクピン45は、夫々にドア外観表示46a、47aと乗客表示46b、47bを左右対称に表示した一方側ドア作動板46と他方側ドア作動板47とを設け、これを車両1aの少なくとも一方の車殻側面壁1a3の内側において、一方側端より一方側端ドア開口48と他方側端より他方側端ドア開口49とに対応させて左右にスライド自在にセットし、夫々の対応端寄りに設けた縦向き係合溝46c、47cを中心が車両1aの定位置に支軸50により軸支されて揺動自在に配置された連係板51の上端ピン51aと下端ピン51bに夫々係合し、前記回転カム板35の外面に突するクランクピン45を前記一方側ドア作動板46の一端より内面に縦向きに設けた変換縦向き係合溝52にスライド自在に嵌合し、カム軸40の回転でクランクピン45を回転し、一方側ドア作動板46を左右にスライドさせることにより連係板51を介して他方側ドア作動板47をスライドし、一方側端ドア開口48と他方側端ドア開口49から内側に乗客の姿を見せるドア開閉作動のアクションを行うものである。
前記回転カム板35は、外周面を接点カム部35bに形成し、その回転通路面に接点板53a、53bを臨ませてリミットスイッチ53を配備し、回転カム板35の回転でクランクピン45が回転するとき、リミットスイッチ53に接続する乗降ドア開閉表示ランプ54を点灯する乗降ドア開閉表示ランプ機構部7を設けている。
本発明のレール走行玩具は、地域鉄道の実景に合わせてリアルな情感を生み出すアクションを行うことができ、おみやげ品として地域経済の発展に寄与するばかりでなく、地域観光資産の特徴をアピールするツールとしても活用できるものである。
本発明のレール走行玩具の車両およびレールの外観側面図である。 同じく、レール走行玩具の車両が停車して一方側ドア作動板と他方側ドア作動板を作動させた状態の外観側面図である。 本発明のレール走行玩具の車両が走行するスイッチバックレールの実施例を示す平面図である。 本発明のレール走行玩具の車両に装備される走行動力機構部、進行方向切替機構部、停車アクション伝動機構部、乗降ドア開閉機構部および乗降ドア開閉表示ランプ機構部の概略を示す側面図である。 同じく、本発明のレール走行玩具の車両に装備される走行動力機構部、進行方向切替機構部、停車アクション伝動機構部、乗降ドア開閉機構部および乗降ドア開閉表示ランプ機構部の概略を示す平面図である。 クラッチ歯車ケーシングに第1出力ピニオンと第2出力ピニオンをセットした状態の部分斜視図である。 クラッチ歯車ケーシング単体の内面斜視図である。 クラッチ親歯車単体の斜視図である。 本発明のレール走行玩具の車両が一方へ走行するときのクラッチ歯車ケーシングの回転を停止する往復操作扞とクラッチ歯車ケーシングとの当接状態およびクラッチ歯車ケーシングの第1出力歯車と第2出力歯車に対する駆動車軸上の駆動車輪軸ピニオンと逆転用ピニオンの噛合状態を示す説明側面図である。 同じく、車両が他方へ走行するときのクラッチ歯車ケーシングの回転を停止する往復操作扞とクラッチ歯車ケーシングとの当接状態およびクラッチ歯車ケーシングの第1出力歯車と第2出力歯車に対する駆動車軸上の駆動車輪軸ピニオンと逆転用ピニオンの噛合状態を示す説明側面図である。 クラッチ歯車ケーシングと係合するアクション作動レバーを回動して係合爪から解放する解放機構および往復操作杆を定位置に保持する定置機構の実施例の第1を示す説明側面図である。 同じく、実施例の第1を示す説明平面図である。 同じく、実施例の第2を示す説明側面図である。 図13のH−H線に沿う断面図である。 同じく、実施例の第2を示す説明平面図である。 同じく、実施例の第3を示す説明平面図である。 回転カム板の接点カム部および挙上カム部を示す内側面図である。 車両の車殻を取外し内側の乗降ドア開閉機構を示す側面図である。 同じく、乗降ドア開閉機構の平面図である。 同じく、乗降ドア開閉機構のドアを除きさらに内側に配備した乗降ドア開閉機構のクランクピンと乗降ドア開閉表示ランプ機構の接点カムを示す側面図である。
1 レール走行玩具
1a 車両
1a1 一方端面
1a2 他方端面
1a3 一方の車殻側面壁
1b1 一方進行切替部
1b2 他方進行切替部
2 レール
2a 一方終端レール部
2b1 一方進行切替衝突部
2b2 他方進行切替衝突部
2c 一方側ポイント部
2c1 自動ポイントレール
2cy1 曲線路
2cy2 直線路
2d 一方側レール
2e 他方側ポイント部
2e1 自動ポイントレール
2ey1 曲線路
2ey2 直線路
2f 他方終端レール部
2g 他方側レール
行動力機構部
行方向転換機構部
5 停車アクション伝動機構部
6 乗降ドア開閉作動機構部
7 乗降ドア開閉表示ランプ機構部
8 電池筺
9 電源スイッチ
10 モータ
10a モータ軸
11 第1ピニオン
12 冠歯車
13 第2ピニオン
14 支軸
15 支軸
16 大径歯車
17 第3ピニオン
18 クラッチ軸
19 クラッチ親歯車
19a 大径歯車部
19b ピニオン部
20 クラッチ歯車ケーシング
20a 側壁
20b 側壁開放部
20c 開口部
20d 開口部
21 収容部
22a 片持ち支軸
22b 片持ち支軸
23a 第1出力ピニオン
23b 第2出力ピニオン
24a 方向転換兼アクション用第1停止突起
24b アクション用第2停止突起
25 往復操作扞
25a 第1停止当
25b 第2停止当
25c 一方端
25d 他方端
26a 駆動車輪軸ピニオン
26b 逆転用ピニオン
27 駆動車輪
28 駆動車輪
29 支軸
30 係合突部
31 弾性突部
32 機枠
33 アクション作動レバー
33a 係合爪
33b 基端
33c 解除関連部
33c1 挙上用当
33c2 湾曲弾性部
33d 鍵型連係部
33d1 連接部
34 引張りバネ
35 回転カム板
35a 挙上カム部
35b 接点カム部
36 押バネ
37 保持軸
38 受軸
39 アクション伝動第1大径歯車
40 カム軸
41 ピニオン
42 支軸
43a 伝動第2大径歯車
43b ニオン
44 終段大径歯車
45 クランクピン
46 一方側ドア作動板
46a ドア外観表示
46b 乗客表示
46c 係合溝
47 他方側ドア作動板
47a ドア外観表示
47b 乗客表示
47c 係合溝
48 一方側端ドア開口
49 他方側端ドア開口
50 支軸
51 連係板
51a 上端ピン
51b 下端ピン
52 変換縦向き係合溝
53 リミットスイッチ
53a 接点板
53b 接点板
54 乗降ドア開閉表示ランプ

Claims (6)

  1. 走行動力機構部3と、レール2上の一方の終端で停車して反対の方向へ進行方向を切換える進行方向転換機構部4と、一定時間停車させてアクションを作動する停車アクション伝動機構部5と、アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部6と、該アクション作動中にアクション作動表示ランプを点灯する乗降ドア開閉表示ランプ機構部7とを車両1aは備え、レール2上を走行するレール走行玩具1において、前記走行動力機構部3は、モータ10から前記進行方向転換機構部4の大径歯車部19aに噛合する第3ピニオン17からなる前半機構部と、駆動車輪軸28上の駆動車輪軸ピニオン26aと、駆動車輪軸ピニオン26aに常時噛合する逆転用ピニオン26bからなる後半機構部により構成され、前記進行方向転換機構部4は、前記走行動力機構部3の前半機構部の第3ピニオン17に対応してクラッチ軸18を設け、このクラッチ軸18に大径歯車部19aとピニオン部19bとが一体のクラッチ親歯車19を遊支し、前記大径歯車部19aを前記第3ピニオン17に噛合し、大径歯車部19aとピニオン部19bを共に回転し、前記ピニオン部19bをクラッチ軸18に遊支されるクラッチ歯車ケーシング20に収容し、クラッチ歯車ケーシング20の収容部の側壁の内側に一体に、所要角度齟齬・離隔して形成された片持ち支軸22a、22bに遊支して収容される第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bを前記ピニオン部19bに噛合し、第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bの夫々一部をクラッチ歯車ケーシング20の周面に設けた開口部20c、20dより突出させ、クラッチ軸18を中心にクラッチ親歯車19を回転して第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bを常時回転し、クラッチ歯車ケーシング20の側壁の外面に方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bを所要角度齟齬し、かつアクション用第2停止突起24bの側壁の外面よりの高さを方向転換兼アクション用第1停止突起24aのそれより低く突出して設け、方向転換兼アクション用第1停止突起24aのみがその回転通路に交互に移動して当接する第1停止当接部25aと第2停止当接部25bを具えた往復操作扞25を配備し、この往復操作扞25によるクラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aと第2出力ピニオン23bの停止位置を夫々決定し、その停止位置で対応する第1出力ピニオン23aを駆動車輪軸ピニオン26aに、第2出力ピニオン23bを逆転用ピニオン26bに夫々噛合し、駆動車輪軸28を正転回転と逆転回転を伝達ができるように設け、レール2上の一方の終端と反対の他方の終端で車両2の進行方向を切換えてなるレール走行玩具。
  2. 前記進行方向転換機構部の往復操作扞25は、その一方端25cを車両1aの一方端面1a1より突出させて一方進行切替部1b1を設け、反対の他方端25dを車両1aの他方端面1a2より突出させて他方進行切替部1b2を設け、前記往復操作扞25は車両1aの進行により一方進行切替部1b1をレール上の一方進行切替衝突部2b1に衝突すると、反対方向に押し出されて所要長さ移動自在であると共に、他方端25dの他方進行切替部1b2がレール上の他方進行切替衝突部2b2に衝突すると、同じく進行する車両1aにより反対方向に押出されて反対方向に復帰移動をするように構成し、夫々の移動位置に往復操作扞25を保持する定置機構として往復操作扞25の上縁に係合突部30を設け、これと係合する出没自在の弾性突部31を機枠32に定置させて対設し、往復操作扞25の移動により前記進行方向転換機構部4のクラッチ歯車ケーシング20の方向転換兼アクション用第1停止突起24aと往復操作扞25の第1停止当25aまたは第2停止当接部25bとの当接を解放しクラッチ歯車ケーシング20をフリーとして回転し、クラッチ歯車ケーシング20上の第1出力ピニオン23aと駆動車輪軸ピニオン26aとの噛合をなくし、または第2出力ピニオン23bと逆転用ピニオン26bとの噛合をなくし、車両1aを停車する停止機構を備えてなる請求項1のレール走行玩具
  3. 前記停車アクション伝動機構部5は、前記クラッチ歯車ケーシング20上の方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bに対してその回転通路で衝突して係合する係合爪33aを先端側に具えたアクション作動レバー33の基端33bを機枠32上の支軸14に遊支し、その基端33bと機枠32に引張りバネ34を張架し、アクション作動レバー33は、その基端33bより先端側に解除関連部33cを一体に形成し、該解除関連部33cの上縁には前後に並列して回転カム板35の挙上カム部35aにより押し上げられてアクション作動レバー33の基端33bを中心に係合爪33aを上昇させて係合する前記方向転換兼アクション用第1停止突起24aとアクション用第2停止突起24bを解放する挙上用当接部33c1と、前記往復操作扞25の係合突部30と係合してその往復操作扞25の停止位置を保持する弾性突部31を具えてなる請求項2のレール走行玩具。
  4. 前記停車アクション伝動機構部5において、アクション伝動第1大径歯車39を、一体のピニオン41を具えて前記回転カム板35を軸支するカム軸40に遊支し、そのカム軸40に対して並設する支軸42に伝動第2大径歯車43aを遊支し、その伝動第2大径歯車43aと一体のピニオン43bに前記カム軸40に一体の終段大径歯車44を噛合し、車両1aが停車したとき、クラッチ歯車ケーシング20の第1出力ピニオン23aまたは第2出力ピニオン23bが前記アクション伝動第1大径歯車39に噛合し、前記カム軸40を減速回転させ、前記回転カム板35は、その内側に挙上カム部35aを形成し、前記アクション作動レバー33の挙上用当接部33c1と接触してアクション作動レバー33を、支軸14を中心に回動させて係合爪33aを上昇させ、前記方向転換兼アクション用第1停止突起24aまたはアクション用第2停止突起24bとの係合を解放して走行を開始するように構成し、その停車時に前記アクション伝動第1大径歯車39の回転動力を利用してアクションを行う請求項3のレール走行玩具。
  5. 前記アクション作動部としての乗降ドア開閉作動機構部6は、前記回転カム板35の外面に突設するクランクピン45を設け、ドア外観表示46a、47aと乗客表示46b、47bを左右対称に夫々表示した一方側ドア作動板46と他方側ドア作動板47を設け、これらを車両1aの少なくとも一方の車殻側面壁1a3の内側において、一方側端寄りの一方側端ドア開口48と他方側端寄りの他方側端ドア開口49を対応させて左右にスライド自在にセットし、夫々の対応端寄りに設けた縦向き係合溝46c、47cを、中心が車両1aの定位置に支軸50により軸支されて揺動自在に配置された連係板51の上端ピン51aと下端ピン51bに夫々係合し、前記回転カム板35の外面に突設するクランクピン45を前記一方側ドア作動板46の一端より内面に縦向きに設けた変換縦向き係合溝52にスライド自在に嵌合し、前記回転カム軸40の回転でクランクピン45を回転し、一方側ドア作動板46を左右にスライドさせることにより連係板51を介して他方側ドア作動板47をスライドし、一方側端ドア開口48と他方側端ドア開口49から内側に乗客の姿を見せるドア開閉作動のアクションを行うように構成してなる請求項4のレール走行玩具。
  6. 前記乗降ドア開閉表示ランプ機構部7は、前記回転カム板35の外周面を接点カム35bに形成し、その回転通路面に接点板53a、53bを臨ませてリミットスイッチ53を配備し、カム軸40の回転でクランクピン45が回転するとき、リミットスイッチ53に接続する乗降ドア開閉表示ランプ54を点灯するように構成してなる請求項5のレール走行玩具。
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