JPH0324237Y2 - - Google Patents

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JPH0324237Y2
JPH0324237Y2 JP3743686U JP3743686U JPH0324237Y2 JP H0324237 Y2 JPH0324237 Y2 JP H0324237Y2 JP 3743686 U JP3743686 U JP 3743686U JP 3743686 U JP3743686 U JP 3743686U JP H0324237 Y2 JPH0324237 Y2 JP H0324237Y2
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traveling
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H18/00Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H7/00Toy figures led or propelled by the user
    • A63H7/02Toy figures led or propelled by the user by pushing or drawing
    • A63H7/04Toy figures led or propelled by the user by pushing or drawing moving together with a toy vehicle or together with wheels rolling on the ground, i.e. driven by vehicle or wheel movement

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は基盤から分岐した複数の分岐レールの
末端にステーシヨンを設置し、基盤に設けたポイ
ント切換機構を操作することにより走行体が任意
のステーシヨンに向けて走行し、基盤とステーシ
ヨン間で搬送物の搬送動作を行なえるようにした
搬送玩具に関するものである。
(従来の技術) 荷物模型等の搬送玩具として、例えば特公昭57
−2030号があるが、これは略環状に施設した走行
レールに各種搬送施設を配設し、これら各種搬送
施設間を走行する走行体が荷物模型の積降し動作
を行ないながら運搬するレール走行玩具が知られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の技術における荷物模型の積降し動作
および搬送動作は走行体の外観がフオークリフ
ト、トラツク、ブルドーザーとその都度変換し、
この変換に伴つて搬送動作も変換するため観る者
にとつてある種の好趣感を充分に満足させるもの
であつたが、これら動作は全て自動的に行なわれ
るため遊戯者がプレイに関与するいわば参加性に
乏しいという問題点を包含しているものであつ
た。
(問題点を解決するための手段) この考案に係る搬送玩具は、上記問題点を解決
するために、ポイント切換機構を設けた基盤と、
この基盤から分岐し、T字路ポイントとステーシ
ヨンを設置した分岐盤からなる軌道と、駆動機構
を内蔵し搬送物チヤツク機構を具えた走行体とか
ら構成し、前記ポイント切換機構を操作すること
により走行体を任意のステーシヨンに走行させ搬
送物模型を搬送できるように構成した。
(作用) 本考案は上記構成としたので、走行体は基盤に
設けたポイント切換機構を操作することにより、
分岐盤に設けたT字路ポイント部を経て所望のス
テーシヨンまで走行する。そして、ステーシヨン
近傍の走行路面上に突設した係合突起によつて走
行体の正逆転切換機構が作動して後退する。そこ
で、ステーシヨンを設置したT字路ポイント部の
反対側の走行路面上に突設した係合突起によつて
走行体の正逆転切換機構が切換わり、再び前進し
てT字路ポイントを退出して基盤上に復帰する往
復動を行う。上記走行体の往復動に伴ない、搬送
物チヤツク機構を具えた走行体が、ステーシヨン
の搬送物載置台に搬送物を置いてきたり、ステー
シヨンに置かれた搬送物をチヤツクして復帰する
動作を行うものであつて、前記基盤のポイント切
換機構を操作することによつて所望のステーシヨ
ンに走行体を誘導し、搬送物の受渡し動作を適宜
行うことができるようにしたものである。
(実施例) 第1図は本考案に係る搬送玩具の全体を示すも
のであつて、走行体1は外殻が動物形態に形成さ
れていて基盤3および分岐盤3a……で構成され
る軌道上を走行自在である。基盤3と分岐盤3a
……およびT字路ポイント部3b……は夫々接続
自在であつて、実施例においては基盤3のポイン
ト切換機構Gを設置した位置から三方向に分岐盤
3a……が分岐されている。また、基盤3と分岐
盤3a……およびT字路ポイント部3b……の中
央部には走行体1を案内走行させるためのガイド
溝2,2bが刻設されている。そして、T字路ポ
イント部3b……の両翼部を形成する一方の翼端
部にはステーシヨン4a,4b,4cが設置され
ている。このステーシヨン4a,4b,4cは各
種店舗を表わす看板が取付けられていて前面には
搬送物5の載置台83が設けてある。各ステーシ
ヨン4a,4b,4cにおける載置台83の走行
路面からの高さは略同一に形成されていると共
に、搬送物5の寸法も略同じに形成してあるため
搬送物5はいずれのステーシヨン4a,4b,4
cにも載置可能となつている。
T字路ポイント部3b……の交差部は第2図の
平面図に示すように形成されている。ガイド溝2
bがT字形に交差する地点は略三角形の凹所3d
が形成されていて、この凹所3d内には各辺が凹
所3dの側壁と所定の間隔を有してガイド溝を形
成する三角凸部3cが突設されている。そして、
この三角凸部3cを形成する三角形の頂点は交差
部に進入してくる走行体1を所定の方向に案内で
きるように一方向に偏寄して配設してある。即
ち、実施例においてT字路ポイント部3bに頭部
から進入してきた走行体1は前記三角凸部3cの
頂点が進行方向の左側に偏寄して設けてあるた
め、後述する走行体1のガイドピン40は三角凸
部3cの一辺にガイドされて第2図矢視A方向に
進行することになる。そして、ステーシヨン4
a,4b,4cの配置してある方向から後退して
きた走行体1は上記進入時の場合と同様に左側に
偏寄して設けた三角凸部3cの頂点によつて矢視
B方向に進行する。更に、後退した走行体1はT
字路ポイント部3bの翼端部に設けた係合突起4
8によつて再び前進状態に切換つて進行し、上記
の場合と同様に進行方向に対して左側に偏寄して
設けた三角凸部3cの頂点より矢視C方向に進行
することになり、頭部から前進状態でT字路ポイ
ント部3bを退出することになる。
次に、基盤3に設けた手動式のポイント切換機
構Gとターンテーブル機構Fについて説明する。
手動式のポイント切換機構Gは、ガイド溝2が三
叉路状に交差する地点に設けられており、溝形の
切換板54がリンク55の一端と一定の角度付け
をして軸56で固着されており、該軸56は基盤
3に対し回転自在である。そして、リンク55の
他端にはピン57を突設し、このピン57は可動
板59に開設した長孔58に摺動自在に嵌合して
いる。可動板59にはノブ60が突設されてい
て、このノブ60は基盤3上面の凹部3gから突
出し、3段階に移動できる。第3図に実線図示の
状態では切換板54は右側の分岐盤3aに走行体
1を導く一方、仮想線図示の状態では左側の分岐
盤3aに走行体を導くとともに、これらの中間に
位置すれば走行体1を中央の分岐盤3aに案内さ
せることができる。また、ポイント切換機構Gの
先端側には補助的なポイント切換部が設けてあ
る。この補助ポイント切換部は前記ポイント切換
機構Gを操作して遊ぶときは必要としないが、1
個の搬送物5をステーシヨン4b,4c間で往復
運搬させるときに使用するものである。基盤3上
に突出したノブ53は第3図矢視方向に摺動自在
であつて、このノブ53と一体に形成され、ガイ
ド溝2の下方に延設されたレバー52にはガイド
溝2……内に出没自在な突片50,51が突設さ
れている。ノブ53が第3図実線で示す位置にあ
るとき、突片50,51はステーシヨン4b,4
cから基盤3に至るガイド溝2を閉鎖した状態と
なつている。従つて、ステーシヨン4bから基盤
3方向へ復帰しようとしている走行体1は突片5
0とガイド溝2′によつてステーシヨン4c方向
に案内されることになり、ノブ53をこの状態に
固定すれば走行体1はステーシヨン4b,4c間
を往復しながら搬送物を搬送する動作を自動的に
反復して行うことになる。
ターンテーブル機構Fは各ステーシヨン4a,
4b,4cから復帰してきた動物形状の走行体1
を反転させてやるもので基盤3の基端側に設けて
ある。
ターンテーブル69は第4図に示した如く、円
状の凹部61内中央部に設けた軸支穴62に支軸
72を嵌着して回転自在に設けてあり、この凹部
61内には半円状のストツパ63が突設されてい
る。そして、この凹部61内には環状をして上面
に歯64aを有するリングギヤ64がアーム65
を介して凹部61の側壁に穿設した開口66から
伸延し、上下動可能に装入されている。アーム6
5は基盤3に支点67,67を介して揺動可能で
あつて、基端側には押釦68が突設されている。
押釦68を押すと挺子の原理によりリングギヤ6
4が凹部61内で上方へ揺動する。ターンテーブ
ル69には直径方向に前記ガイド溝2と連通する
ガイド溝2dが開設されている。更に、ターンテ
ーブル69には後述する走行体1の駆動輪26と
係合して回転する一対のローラ70,71が、そ
の一部をターンテーブル69上に露出して回転自
在に支持されている。ローラ70は前記リングギ
ヤ64と係合するもので、ローラ71は後記の駆
動輪26と係合して空転する回転ローラである。
また、ターンテーブル69のガイド溝2dにはタ
ーンテーブル69の回転時にストツパ63が嵌合
してターンテーブル69の回転を許容する切欠部
73,73aが開設されている。そして、ターン
テーブル69に設けた係止部75と基盤3の凹所
に設けた係止部76との間にはバネ74が張設さ
れている。このバネ74はターンテーブル69に
第5図示の反時計方向に回転力を付勢していて、
常態においてはターンテーブル69の切欠部73
の下方に設けた突起69aがストツパ63の端部
に設けた突部78に係合して第5図Aの状態にな
つている。
そこで、走行体1が頭部から進入し、走行体1
のガイドピン40がガイド溝2,2bによつて案
内されターンテーブル69上に至り、走行体1の
前端部が基盤3の端縁に突設した突起3hに当接
して前進を阻止されると走行体1の駆動輪26が
ローラ70,71と係合してこれを回転させる。
ローラ70,71が回転しているとき、押釦68
を押圧するとリングギヤ64が上動し、リングギ
ヤ64の上部に刻設したラツク64aが一方のロ
ーラ70と噛合うためターンテーブル69は走行
体1の駆動力を利用して第5図Aの矢視方向に回
転を開始する。バネ74に抗して回転するターン
テーブル69上走行体1は、走行体1の前端部が
突起3hとの係合が外れてもガイドピン40が円
弧状のストツパ63の内壁面に当接して走行体1
の前進を阻止しているため、駆動輪26とローラ
70は離間することもなく走行体1もターンテー
ブル69から脱落することもない。かくして、タ
ーンテーブルが略180゜回転し、ターンテーブル6
9の下方に設けた突起69aがストツパ77に当
接して回転動作が阻止されると、ガイドピン40
はストツパ63の壁面から外れ、走行体1は反転
動作を終了して基盤3の先端方向に退出する。そ
して、ターンテーブル69はバネ74によつて第
5図B図示の反時計方向に回転し、突起69aが
ストツパ63の端部に設けた突部78に係合して
第5図Aの状態で停止する。
なお、分岐盤3aに設けた回転アクセサリー部
材6はポール上部に鳥模型を回転自在に支持して
あり、該鳥模型はガイド溝2b内に延設した揺動
レバー(図示しない)と連結してあり、走行体1
のガイドピン40が前記揺動レバーと係合して揺
動すると連動して回転するように構成されてい
る。また、同じく分岐盤3aに設けた開閉アクセ
サリー部材7は2枚の扉が閉まつた状態にスプリ
ング(図示しない)が付勢されているものであ
り、走行体1の通過に伴つて開閉動作するもので
ある。上記いずれのアクセサリー部材も走行体1
の走行動作にアクセントをつけるために設置した
ものである。
次に、走行体1の概要と駆動機構および搬送物
のチヤツク機構について第6図以下を参照して説
明する。
走行体1は第6図に示した如く、犬の形をした
外殻体を具え、頭部8、下顎部9、尻尾部10及
び脚部11がそれぞれ胴体部12に回動可能に軸
支されており、また耳部13は頭部8に、舌部1
4は下顎部9に、それぞれ回動可能に軸支されて
いる。脚部11は前足11aと後足11bがそれ
ぞれ一対として走行体1の左右両側に軸支されて
おり、前足11aが駆動輪26のピン26aと係
合し(第8図)、後足11bはベース15の後方
に回転自在に軸支された車輪42のピンと係合す
る。すなわち、脚部11の内面に突設したガイド
板(図示しない)と前記ピン26aと車輪42の
側面に立設したピン(図示しない)が係合してい
るので、駆動輪26と車輪42が回転すれば脚部
11は前後に揺動することになる。
また、電池収納部Bの後方で開閉自在な尻尾部
10には、該尻尾部10が閉じられたとき電池1
6に接触する接触片10aと、該接触片10aと
接離可能であつて、ツマミ10bの基部に固着さ
れた接片10cが取りつけてあり、走行体1のメ
インスイツチを構成している。
更に、胴体部12の底面には、筒状の軸受部材
15bが取りつけてあり、該軸受部材15b内に
は、全体形状がコ字状であつて2本の折曲部が軸
受部材15bの切欠部(図示しない)から路面方
向に突出するガイドピン40,40を形成してい
る。なお、このガイドピン40,40は折畳み自
在であつて、ガイドピン40,40を折畳んだと
き、走行体1は駆動輪26で平滑な床面を走行で
きるものである。
外殻体の内部には、第7図に示した如く、ベー
ス15に支持される。駆動機構A、電池収納部
B、頭部8と下顎部9及び舌部14からなる搬送
物チヤツク機構Cの操作機構Dが設けられてい
る。駆動機構Aは正逆転切換機構を含むものであ
り、第8図に示した如く、電動モーター17の出
力ピニオン18にクラウンギヤ19を噛合させ、
クラウンギヤ19の軸19aには歯車20を軸着
してある。またこの軸19aには回転ドラム22
をフリーに遊嵌して軸承してあり、回転ドラム2
2の側端面に立設した軸21aには回動歯車21
が回転自在に遊嵌して軸承されている。この回動
歯車21は軸19aに軸着した歯車20と噛合し
ており、回動歯車21が歯車20によつて回転さ
れると軸21aには歯車20の回転方向に回動力
が作用するため回転ドラム22は歯車20と同一
の回転方向に回転することになる。従つて、回動
歯車21は歯車20と噛合つて自転しながら同時
に歯車20の回りを公転するように回動するもの
である。この回動歯車21の回動軌跡に接して一
対の歯車23,24が配設されている。一対の歯
車23,24は常時噛合しており、前記回動歯車
21はこれらの歯車23,24のいずれかと交互
に噛合うように設けてある。そして、歯車24を
軸着した軸24aの一端には歯車25が軸着され
ていて、この歯車25は駆動輪26を軸着した車
軸26aと同軸に軸着した歯車27と噛合してい
る。従つて、回動歯車21が歯車23と噛合い歯
車24に駆動力を伝達しているときは歯車25、
および歯車27は第8図矢視で示す方向に回転す
るため、走行体1は前進する。また、回動歯車2
1が直接歯車24と噛合つて駆動力を伝達してい
るときは歯車25、および歯車27は第8図矢視
で示す方向と反対の方向に回転するため走行体は
後進することになる。
次に、上記正逆転切換機構を作動させる制御機
構について説明する。
回転ドラム22の外周面には2つの突起22
a,22bが円周方向および軸線方向に位置をず
らして設けてあり、各突起22a,22bは回転
軸28に突設した突起28aに当接して停止する
ように設けてある。この回転軸28の下端には揺
動レバー28bが突設されていて、この揺動レバ
ー28bの先端は走行体1の胴体部12の底部に
開設した開口12aから下方に突出している。走
行体1は第8図に示す各歯車の噛合状態で前進
し、前記T字路ポイント部3b上の係合突起46
に揺動レバー28bの先端が係合すると、揺動レ
バー28bが開口12aの後端まで揺動して回転
軸28を右方向に回転させ突起28aが回転ドラ
ム22の突起22aとの係合を解除し、突起22
bと係合して回転ドラム22の回転が停止する。
このとき、回動歯車21は歯車24と直接噛合し
て回転力を伝達するため、歯車24,24aおよ
び歯車27は図示の矢視方向と反対方向に回転す
るため走行体1は後進することになる。なお、回
転ドラム22の突起22a,22bと回転軸28
の突起28aとの係合は回転ドラム22に作用す
る回転力によつて強く押し付けられている状態と
なつているため特に係合保持手段を設けなくても
係合状態が保持できるものである。
次に操作機構Dについて説明すると、前記歯車
24の軸24aの端部にはウオーム29を軸着
し、このウオーム29にはウオームホイール30
を噛合させ、ウオームホイール30の軸30aの
上端には歯車31を軸着し、この歯柴車31には
クラウンギヤ32を噛合させる。クラウンギヤ3
2の軸32aにはクラツチ33を軸着し、このク
ラツチ33と噛合するクラツチ盤33aを軸32
aに遊嵌し、かつ、バネ34でクラツチ33に圧
接させる。クラツチ盤33aには直径方向で相対
向してピン33b,33bが突設され、このピン
33b,33bと係脱するレバー8a及びレバー
35が配設されている。第7図に示した如く、レ
バー8aは頭部8の内壁に垂下して突設されたも
のであり、またレバー35は機枠15のスリツト
15a(第8図)から突出している。レバー35
はベローズ36の下端を止着してバネ37で常に
上方へ付勢され、また、ベローズ36の上端は機
枠15に固着(第7図)され、そのベローズ36
の上端部には笛36aが取り付けられている。
そして、走行体1の前進時にはクラツチ33は
第8図に示す矢視方向に回転するためピン33
b,33bはレバー8aを押し上げレバー35を
バネ37に抗して下動させる。従つて、走行体1
は前進しながら鳴声を発し口部を開閉する動作を
行う。
円盤38は軸38cの先端に取付けられ、軸3
8cに巻装され円盤38と機枠15の内壁面(図
示していない)間に張設した押しバネ39によつ
てクラツチ板33aの裏面に押し付けられてい
る。軸38cの他端に軸着したストツパ38aは
機枠15の外壁面(図示していない)に設けた一
対のガイド板38b内に嵌合しており、軸38c
方向に摺動可能となつている。この円盤38と関
連する部材は後述する搬送物チヤツク機構の一部
を構成している。
搬送物チヤツク機構Cは動物形態に形成した走
行体1の口部に取りけられている。口部は頭部8
と一体に形成した上顎部8gと胴体部12に開閉
可能に枢支した下顎部9から構成されている。下
顎部9は第7図および第9図に拡大して示すよう
に、胴体部12に支軸9bを支点として開閉可能
に支持されている。そして、下顎部9の基端と胴
体部12間には引きバネ9cが張設されていて、
該引きバネ9cは下顎部9の先端が上動する方
向、つまり閉じる方向にバネ力を付勢している。
また、下顎部9内には舌片14が軸9eによつて
揺動自在に支持されており、舌片14の裏面に突
設したレバー14aは下顎部9に開設したスリツ
ト9aから下方に突設しているとともに、舌片1
4と下顎部9との間には押しバネ14bが弾装さ
れていて舌片14を押し上げている。また、下顎
部9における側縁の切欠凹所9gは搬送物5を挾
持し易すくするために形成したものである。更
に、舌片14の基には下顎部9と連動するカギ形
のレバー9hが配設されている。こレバー9hは
前記操作機構Dで記載したストツパ38aと係合
するものであつて、搬送物チヤツク機構Cのリセ
ツト機構を構成する。
搬送物5のチヤツク動作には、第10図に示す
ようにステーシヨン4a,4b,4cの搬送物載
置台83に置いてある搬送物5を取りに行く場合
と、第11図に示すように基盤3から搬送物5を
喰わえて走行し、ステーシヨン4a,4b,4c
の載置台83に搬送物5を置いてくる場合とがあ
る。まず、第10図に示す状態の場合、ステーシ
ヨン4a,4b,4cに進入してきた走行体1は
若干開いた状態の上顎部8gと下顎部9との間で
搬送物5を挾持する。そして、駆動輪26と同軸
に設けた歯車27とガイド溝2bに沿つて立設し
たラツク45と噛合い走行体1を強制的に前進さ
せる。舌片14から突設したレバ14aはステー
シヨン4a,4b,4cから突設した突起82の
上方を通過し、搬送物5は前記押しバネ14bに
抗して舌片14押し下げ下顎部9の切欠凹所9g
に嵌合する。そして、胴体部12の底部から突出
した揺動レバー28bの先端が前記ラツク45の
内側に突設した係合突起46と係合して前記正逆
転切換機構が作動し、走行体1は搬送物5を挾持
して後退する。後退時において、舌片14が搬送
物5によつて下動しているため、レバー14aと
ステーシヨン4a,4b,4cの突起82は係合
する状態となつているが、レバー14aと突起8
2の双方の緩斜面が係合するためレバー14aは
突起82を乗り越えて行くことになる。なお、後
退時において、第8図に示す操作機構Dのクラツ
チ33は矢視方向と反対方向に回転し、クラツチ
盤33aに突設したピン33b,33bがレバー
35の下側に係合して回転が阻止される。回転が
停止したクラツチ盤33aはクラツチ33に設け
たクラツチ歯を乗り越えバネ34に抗して軸32
aの軸方向に摺動する往復運動を行うことにな
る。クラツチ盤33aの往復運動に伴ないストツ
パ38aがガイド板38b内で軸38cの軸方向
に往復運動するが、ストツパ38aと舌片14の
基端に設けたカギ形レバー9bの係合は第9図に
示した状態を保持している。
次に、第11図に示す状態の場合、ステーシヨ
ン4a,4b,4cに進入してきた走行体1は、
搬送物5を上顎部8gと舌顎部9で挾持してお
り、下動している舌片14から突出したレバー1
4aは大きく下方に突出している。そして、第1
0図の場合と同様にステーシヨン4a,4b,4
cの近傍でラツチ45と歯車27が噛合すること
により強制的に前進しレバー14aとステーシヨ
ン4a,4b,4cの突起82が係合し、下顎部
9は第9図に示したカギ形レバー9hがストツパ
38aの下端を乗り越え第9図図示でストツパ3
8aの左側に移動した状態となり、大きく下側へ
開かれることになる。この大きく開かれた下顎部
9の位置はステイシヨン4a,4b,4cの搬送
物載置部83の上面より低いため搬送物5は載置
台83上に置かれることになる。そして、前記と
同様正逆転切換機構が作動するため、下顎部9を
開いた状態で走行体1は後退し搬送物5は載置台
83上に置かれたままとなる。走行体1の後退走
行は前記T字路ポイント部3bの走行路面状に突
設した係合突起48まで行なわれるものであり、
この間に前記カギ形レバー9bは往復運動するス
トツパ38aが突出してカギ形レバー9hの移動
を許容する状態になつたとき、引きバネ9cに付
勢されて第9図においてストツパ38aの右側に
移動する。カギ形レバー9hがストツパ38aの
右側にある状態は第10図に示したようにステー
シヨン4a,4b,4cの載置台83に置いてあ
る搬送物5を取りに行くことが可能になつた状態
を示すもので、走行体1の搬送物チヤツク機構C
がリセツトされたことになる。
(考案の効果) 以上に説明した本考案によれば、ガイド溝によ
つて案内走行する走行体が基盤の切換ポイント部
によつて所望のステーシヨンに移動して、該ステ
ーシヨン上に載置された運搬物をチヤツクして、
後退し交差部を経て前進して基盤に戻り、再び同
じステーシヨンに到達し、チヤツクしている運搬
物を元に戻して再度基盤に還る動作をする搬送玩
具であるから、走行体が自ら運搬物を取り込んで
保持し、また保持した運搬物を離す動作の妙と、
切換ポイント部の任意の操作によつて所望のステ
ーシヨンへ走行体を移動させ、またT字路ポイン
ト部によつて常に前進状態でステーシヨンへ移動
させることができる面白味とが相まち、高度の趣
好性を満足させる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視全体図、第2図はT字路ポイント
部の平面図、第3図はポイント切換機構の平面
図、第4図はターンテーブルの部分斜視図、第5
図A,Bはそれぞれターンテーブルの部分平面
図、第6図は走行体の側面図、第7図は走行体の
断面側面図、第8図は走行体の駆動及び操作機構
を示す斜視図、第9図は顎部の縦断側面図、第1
0図及び第11図は作用説明図である。 1……走行体、2,2b,2d……ガイド溝、
3……基盤、3a……分岐盤、3b……T字路ポ
イント部、3c……三角凸部、4a,4b,4c
……ステーシヨン、5……搬送物、8……頭部、
28b……揺動レバー、40……ガイドピン、4
8……係合突起、83……搬送物載置部、A……
駆動機構、C……チヤツク機構、G……ポイント
切換機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行路面の中央にガイド溝を刻設した軌道と、
    該ガイド溝に嵌合するガイドピンを有し駆動機構
    と正逆転切換機構を内蔵し、該正逆転切換機構を
    作動せしめる揺動レバーを路面方向に突設した走
    行体からなる軌道走行玩具において、前記軌道は
    ポイント切換機構を具えた基盤と該基盤から複数
    に分岐する分岐盤からなり、前記分岐盤には頭部
    から進入した走行体を頭部から退出せしめるため
    に両翼端部に前記走行体の揺動レバーと係合する
    係合突起を突設し、交差部に走行体の進行方向を
    制御する三角凸部を設けたT字路ポイント部を設
    置し、更に、該両翼部の一端には搬送物載置部を
    具えたステーシヨンを設置し、前記走行体には前
    部に搬送物チヤツク機構を具えてなり、前記走行
    体は基盤のポイント切換機構を操作することによ
    り基盤からステーシヨンまたはステーシヨンから
    基盤へと任意に搬送物を搬送できるように構成し
    たことを特徴とする搬送玩具。
JP3743686U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0324237Y2 (ja)

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JP3743686U JPH0324237Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14
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JPS62149397U JPS62149397U (ja) 1987-09-21
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GB8706015D0 (en) 1987-04-15
GB2187651B (en) 1989-12-06
GB2187651A (en) 1987-09-16
JPS62149397U (ja) 1987-09-21

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