JP4557082B2 - 駆動トランジスタ制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源とグランドとの間に、負荷と直列に接続される駆動トランジスタのオンオフを制御する駆動トランジスタ制御回路に関する。
負荷に駆動トランジスタ(出力ドライバ)を介して直流電流を供給することで駆動する装置においては、負荷に流れる電流の変化によりスイッチングノイズが発生する。このようなノイズの発生を抑制する対策としては、簡易的には駆動トランジスタのゲートに挿入する抵抗素子の抵抗値を大きくし、ゲート容量とのCR時定数によりゲート信号波形を鈍らせることが行われている。しかしながら、ゲート信号レベルがFETの閾値電圧Vtを超えると通電電流が急激に増加するため、高調波ノイズに対する抑制効果は不十分であることが否めない。
また、ゲート信号波形を台形波状にすることも行われているが、低次の高調波を抑制することはできるが、台形波の角部によって発生する高次の高調波を抑制することができない。更に、特許文献1には、上記の課題を解決するため、ゲート信号の電流波形を正弦波に近付ける構成が開示されている。
特開2007−13916号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、多くの電流源やコンパレータが必要となり、回路規模が増大するという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より簡単な回路構成で、駆動トランジスタのスイッチングに伴う高調波ノイズの発生を効果的に抑制できる駆動トランジスタ制御回路を提供することにある。
請求項1記載の駆動トランジスタ制御回路によれば、プルアップ抵抗素子と電流検出抵抗素子との間に起動トランジスタが接続されて、電流検出抵抗素子に流れる電流をミラーさせる電流制御カレントミラー回路を備える。そして、駆動電流供給回路は、制御信号に応じて駆動トランジスタをオンさせる場合に、電流制御カレントミラー回路によりミラーされた電流に応じて、駆動トランジスタの制御端子に駆動電流を供給する。この場合、プルアップ抵抗素子の抵抗値は、電流を制限するため大きな値に設定しておく。
すなわち、駆動トランジスタがオフしている場合、電流制御カレントミラー回路の起動トランジスタが接続されている電流検出抵抗素子側端子はグランド電位に近いレベルになっており、その状態から駆動トランジスタがターンオンして通電が開始されると、当初はプルアップ抵抗素子の抵抗値に応じて電流制御カレントミラー回路がミラーさせる電流が、駆動トランジスタの制御端子に供給される。したがって、ターンオン時に駆動トランジスタの制御端子に印加される信号波形が立上がる場合に、その始期での変化を鈍らせることができる。
その後、駆動トランジスタを介して負荷が通電されると、電流検出抵抗素子の端子電圧が大きくなるため、プルアップ抵抗で決まる電流に対して、電流制御カレントミラー回路を構成するトランジスタの接合電圧比が変化することでミラー比が等価的に大きくなり、駆動トランジスタの制御端子に印加される電圧は急上昇する。そして、駆動トランジスタがフルオン状態に近付くと、プルアップ抵抗素子の端子間電圧が小さくなるため、起動トランジスタ側に流れる電流が「0」に近づき、駆動トランジスタの制御端子に印加される信号波形の立上終期での変化も鈍らせることができる。また、ターンオフ時には、上記の作用が逆行することになるので、駆動トランジスタがスイッチング動作する場合の出力電圧の急激な変化を抑制して、特に高次高調波によるノイズの発生を抑えることができる。
請求項2記載の駆動トランジスタ制御回路によれば、駆動トランジスタをオンさせる場合には、駆動電流供給回路の第3カレントミラー回路がオフ,第4カレントミラー回路がオンすることで、電流制御カレントミラー回路のミラー電流が、第2,第4,第5カレントミラー回路により順次ミラーされて駆動トランジスタの制御端子に供給される。一方、駆動トランジスタをオフさせる場合には、第3カレントミラー回路がオン,第4カレントミラー回路がオフすることで、第5カレントミラー回路による駆動電流の供給は停止され、第3カレントミラー回路により駆動トランジスタの制御端子がオフ電位に設定されるようになる。
請求項3記載の駆動トランジスタ制御回路によれば、電流検出抵抗素子と直列に接続されると共に駆動トランジスタと並列に接続され、制御端子に駆動電流が供給される電流検出用トランジスタを備えるので、駆動トランジスタが負荷に供給する電流が比較的大きい場合でも、電流検出用トランジスタを介して流れる電流比率によって、電流検出抵抗素子に流す検出電流を小さくすることができる。
請求項4記載の駆動トランジスタ制御回路によれば、プルアップ抵抗素子と起動トランジスタとの間に電流遮断スイッチを挿入するので、駆動トランジスタ制御回路を動作させる必要がない場合には前記スイッチをオフにすることで、プルアップ抵抗素子及び起動トランジスタ介して流れるリーク電流を遮断して消費電流を低減できる。
請求項5記載の駆動トランジスタ制御回路によれば、電流遮断スイッチをトランジスタで構成するので、当該トランジスタをオン/オフさせることでリーク電流を遮断できる。
本発明の第1実施例であり、駆動トランジスタ制御回路の構成を示す図 FETのゲートに印加される電圧波形を示す図 出力電圧波形のシミュレーション結果を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 本発明の第5実施例を示す図1相当図 本発明の第6実施例を示す図1相当図
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。電源+Bとグランドとの間には、出力負荷1と、NチャネルMOSFET(駆動トランジスタ)2と、電流検出用の抵抗素子3との直列回路が接続されている。出力負荷1は、例えばDCモータやランプ,インダクタ等である。FET2のドレインとソースとの間には、プルアップ用の抵抗素子4とNPNトランジスタ5(起動トランジスタ)との直列回路が接続されている。尚、抵抗素子3の抵抗値は例えば数10Ω程度であり、抵抗素子4の抵抗値は例えば数100kΩ程度に設定されている。
トランジスタ5は、NPNトランジスタ6とカレントミラー回路7(電流制御カレントミラー回路)を構成しており、両者のベースはトランジスタ5のコレクタに接続されている。トランジスタ7のエミッタはグランドに接続され、コレクタは、抵抗素子8及びPチャネルMOSFET9を介して負電源+Bに接続されている。FET9は、PチャネルMOSFET10及び11と共にカレントミラー回路12(第2カレントミラー回路)を構成しており、これらのゲートは、FET9のドレインに接続されている。
FET10のドレインは、抵抗素子13及びNPNトランジスタ14を介してグランドに接続されている。NPNトランジスタ15は、トランジスタ14とカレントミラー回路16(第3カレントミラー回路)を構成しており、両者のベースはトランジスタ14のコレクタに接続され、トランジスタ15のコレクタは、FET2のゲート(制御端子)に接続されている。
FET11のドレインは、抵抗素子17及びNPNトランジスタ18を介してグランドに接続されている。NPNトランジスタ19は、トランジスタ18とカレントミラー回路20(第4カレントミラー回路)を構成しており、両者のベースはトランジスタ18のコレクタに接続され、トランジスタ19のコレクタは、PチャネルMOSFET21を介して電源+Bに接続されている。PチャネルMOSFET22は、FET21とカレントミラー回路23(第5カレントミラー回路)を構成しており、両者のゲートはFET21のドレインに接続され、FET22のドレインは、FET2のゲートに接続されている。
そして、トランジスタ14,18に対して並列に、NチャネルMOSFET24,25が接続されており、FET25のゲートには、FET2の制御信号がNOTゲート26を介して与えられ、FET25のゲートには、上記制御信号が更にNOTゲート27を介して与えられている。以上において、出力負荷1及びFET2を除いたものが、駆動トランジスタ制御回路28を構成している。また、駆動トランジスタ制御回路28よりカレントミラー回路7を除いた部分が、駆動電流供給回路29を構成している。
次に、本実施例の作用について図2及び図3も参照して説明する。カレントミラー回路7は、FET2のオンオフにかかわらず、抵抗素子4,トランジスタ5,抵抗素子3の経路で常時電流が流れるため、カレントミラー回路7はオンしており、それに伴いカレントミラー回路12も常時オンとなっている。
そして、外部より与えられるFET2の制御信号がロウレベルの場合、FET24,25はそれぞれオフ,オンとなるから、カレントミラー回路16,20はそれぞれオン,オフとなってカレントミラー回路23はオフとなり、ゲート電位がロウレベルとなってFET2はオフとなる。この時、抵抗素子4は高抵抗,抵抗素子3は低抵抗であるから、トランジスタ5のエミッタ電位はグランド電位に近い状態にあり、抵抗素子4により制限された僅かな電流がトランジスタ5を介して流れている。
この状態から、FET2の制御信号がハイレベルに変化すると、FET24,25はそれぞれオン,オフとなるから、カレントミラー回路16,20はそれぞれオフ,オンとなってカレントミラー回路23はオンとなるので、ゲート電位がハイレベルとなりFET2はオンになる。このターンオンの過程を、FET2のゲート電圧立上り始期,中期,終期の三段階,図2に示すゲート電圧波形の(1),(2),(3)に分けて説明する。
<立上り始期>
カレントミラー回路23によりFET2のゲートに供給される電流は、カレントミラー回路7を構成するトランジスタ5に流れるコレクタ電流のミラー電流となっているため、結局はカレントミラー回路7の通電状態に支配される。したがって、立上り始期では、カレントミラー回路7におけるトランジスタ5,6のベース−エミッタ間電圧(接合電圧)VBE5,VBE6がほぼ等しくなっており、カレントミラー回路23により供給される電流は、抵抗素子4の高抵抗で制限された僅かな電流となる。その結果、立上り始期のゲート電圧(1)は緩やかな波形となる。
<立上り中期>
ゲート電位の上昇に応じてFET2がターンオンすると、FET2を介して抵抗素子3に供給される電流IRが増加するので、それに応じて抵抗素子3の端子電圧が増加する。この場合、抵抗素子3の抵抗値をR3とすると、トランジスタ5,6のベース−エミッタ間電圧は、次式の関係となる。
VBE6=VBE5+R3・IR
すなわち、ベース−エミッタ間電圧VBE5,VBE6の比が変化することで、カレントミラー回路7のミラー比が等価的に大きくなり、カレントミラー回路23により供給される電流は急激に上昇し、FET2のゲート電位も急上昇する。
<立上り終期>
そして、FET2がフルオン状態に近付くと、抵抗素子4の端子間電圧が極めて小さくなるため、トランジスタ5を介して流れる電流は減少する。したがって、立上り終期のゲート電圧(3)は、再び緩やかな波形となる。
また、この状態からFET2の制御信号がロウレベルに変化し、FET2がターンオフする場合は、上記の過程を逆にたどることになる。図3は、FET2の出力電圧(ドレイン−グランド間電圧)波形をシミュレーションしたものであり、出力電圧の立上がり開始部分と、立上り終了部分とで波形の角が取れて、丸みを帯びた緩やかな波形となっていることが判る。
以上のように本実施例によれば、プルアップ用の抵抗素子4と電流検出用の抵抗素子3との間にトランジスタ5を接続し、これらの抵抗素子4,3に流れる電流をミラーさせるカレントミラー回路7を備える。そして、駆動電流供給回路29は、制御信号に応じてFET2をオンさせる場合に、カレントミラー回路7によりミラーされた電流に応じて、FET2のゲートに駆動電流を供給する。したがって、ターンオン時にFET2のゲートに印加される電圧波形が立上がる場合にその始期での変化を鈍らせると共に、FET2がフルオン状態に近付いた場合に、立上終期での変化も鈍らせることができ、FET2がスイッチング動作する場合の出力電圧の急激な変化を抑制して、特に高次高調波によるノイズの発生を抑えることができる。
そして、FET2をオンさせる場合には、駆動電流供給回路29のカレントミラー回路16,20が夫々オフ,オンすることで、カレントミラー回路7のミラー電流が、カレントミラー回路12,20,23により順次ミラーされてFET2のゲートに供給され、FET2をオフさせる場合には、カレントミラー回路16,20がそれぞれオン,オフすることで、カレントミラー回路23による駆動電流の供給は停止され、カレントミラー回路16によってFET2のゲートをオフ電位に設定することができる。
(第2実施例)
図4は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例の駆動トランジスタ制御回路31は、第1実施例ではNPNトランジスタ5,6,14,15,18,19で構成していたカレントミラー回路7,16,20を、NチャネルMOSFET5M,6M,14M,15M,18M,19Mで構成したカレントミラー回路7M,16M,20Mで置き換えたものである。
第1実施例の駆動トランジスタ制御回路28において、MOSFETとバイポーラトランジスタとが混在している理由は、両者の動作速度の相違に基づいて、設計的に適した素子を選択した結果である。したがって、第2実施例のように、全ての素子をMOSFETで構成した場合も、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第3実施例)
図5は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例の駆動トランジスタ制御回路32は、第1実施例の駆動トランジスタ制御回路28に、電流検出用のNチャネルMOSFET33(電流検出用トランジスタ)を加えたものである。FET2のソースはグランドに直接接続し、FET33のドレイン,ゲートは、FET2のドレイン,ゲートにそれぞれ接続され、ソースは電流検出用の抵抗素子34を介してグランドに接続されている。
すなわち、FET33は、FET2に対して小さい比率で抵抗素子34に検出電流を流すので、FET2に流れる電流が比較的大きい場合でも、抵抗素子34に流す検出電流を小さくして、検出を容易に行うことができる。
(第4実施例)
図6は本発明の第4実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分について説明する。第4実施例の駆動トランジスタ制御回路32Hは、第3実施例の駆動トランジスタ制御回路32を、ハイサイド駆動方式に適用したものである。すなわち、出力負荷1は、FET2のソースとグランドとの間に接続されている。また、トランジスタ5,6のエミッタと抵抗素子34の低電位側端子は、出力負荷1を介してグランドに接続されている。そして、FET2のゲートに駆動電流を供給するカレントミラー回路23のソースは、電源+Bよりも電圧を昇圧した電源+B’が印加されている。
以上のように構成される第4実施例によれば、ハイサイド駆動方式についても、本発明を適用することができる。
(第5実施例)
図7は本発明の第5実施例を示すものである。第5実施例は、第3実施例の駆動トランジスタ制御回路32と、第4実施例の駆動トランジスタ制御回路32Hとを組み合わせてトーテムポール接続した構成を示す。この場合、出力負荷1に対しては、駆動トランジスタ制御回路32Hを構成するFET2Hと、駆動トランジスタ制御回路32(L)を構成するFET2(L)との共通接続点(ソース,ドレイン)が接続されている。
そして、FET2HとFET2(L)とは排他的にオンとなるようにそれぞれ制御信号が与えられ、FET2Hがオンした場合は出力負荷1にソース電流が供給され、FET2Lがオンした場合は出力負荷2よりシンク電流が引き出される。以上のように構成される第5実施例によれば、2つの駆動トランジスタ制御回路32H,32Lをトーテムポール接続することにより、出力負荷1に対する駆動電流のソース,シンクを切替えて駆動することができる。
(第6実施例)
図8は本発明の第6実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第6実施例の駆動トランジスタ制御回路35は、第1実施例の駆動トランジスタ制御回路28に、PNPトランジスタ(電流遮断スイッチ)36及び抵抗素子37を加えて構成されている。トランジスタ36は、プルアップ抵抗素子4,トランジスタ5の間に挿入されており、トランジスタ36のエミッタはプルアップ抵抗素子4に接続され、コレクタはトランジスタ5のコレクタに接続されている。トランジスタ36のベースは、抵抗素子37を介して電源+Bに接続されており、当該ベースに対してハイアクティブの制御信号STBが与えられる。
次に、第6実施例の作用について説明する。例えば第1実施例のように駆動トランジスタ制御回路35の出力段を機能させる場合は、制御信号STBをロウレベルにしてトランジスタ36をオンさせ、プルアップ抵抗素子4を介してトランジスタ5及び6,すなわちカレントミラー回路7に電流を供給する。そして、駆動トランジスタ制御回路35の出力段を機能させる必要がない場合,例えばFET2を長期間オフ状態,オン状態に維持する場合や、或いはFET2をターンオン,ターンオフさせる場合の立上り,立下がり期間を除く期間などには、制御信号STBをハイレベルにしてトランジスタ36をオフさせ、プルアップ抵抗素子4を介してカレントミラー回路7に流す電流を遮断する。
したがって、第6実施例によれば、プルアップ抵抗素子4を介してリーク電流を不要に流すことを回避し、消費電流を低減することができる。また、電流遮断スイッチをPNPトランジスタ36で構成したので、当該トランジスタ36をオンオフ制御することでプルアップ抵抗素子4を介して流れる電流を制御できる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
全ての素子をバイポーラトランジスタで構成しても良い。
第5実施例の駆動トランジスタ制御回路32H,32Lをもう1組用意することでHブリッジ回路を構成し、出力負荷1の通電方向を切替えるようにしても良い。
第6実施例の電流遮断スイッチを、PチャネルMOSFETで構成しても良い。また、NPNトランジスタや、NチャネルMOSFETで構成しても良い。
第2乃至第5実施例に構成に、第6実施例のような電流遮断スイッチを設けても良い。
図面中、1は出力負荷、2はNチャネルMOSFET(駆動トランジスタ)、3は電流検出抵抗素子、4はプルアップ抵抗素子、5はNPNトランジスタ(起動トランジスタ)、7はカレントミラー回路(電流制御カレントミラー回路)、12はカレントミラー回路(第2カレントミラー回路)、16はカレントミラー回路(第3カレントミラー回路)、20はカレントミラー回路(第4カレントミラー回路)、23はカレントミラー回路(第4カレントミラー回路)、28は駆動トランジスタ制御回路、29は駆動電流供給回路、31は駆動トランジスタ制御回路、32,32Hは駆動トランジスタ制御回路、33はNチャネルMOSFET(電流検出用トランジスタ)、34は電流検出抵抗素子、35は駆動トランジスタ制御回路、36はPNPトランジスタ(電流遮断スイッチ)を示す。

Claims (5)

  1. 電源とグランドとの間に、負荷と直列に接続される駆動トランジスタのオンオフを制御する駆動トランジスタ制御回路において、
    一端が前記駆動トランジスタの電源側端子に接続されるプルアップ抵抗素子と、
    前記駆動トランジスタがオンした場合に流れる電流を、グランド側で検出する電流検出抵抗素子と、
    前記電流検出抵抗素子と前記プルアップ抵抗素子との間に起動トランジスタが接続され、前記電流検出抵抗素子に流れる電流をミラーさせる電流制御カレントミラー回路と、
    外部より与えられる制御信号に応じて前記駆動トランジスタをオンさせる場合に、前記電流制御カレントミラー回路によりミラーされた電流に応じて、前記駆動トランジスタの制御端子に駆動電流を供給する駆動電流供給回路とで構成され
    前記駆動電流供給回路は、
    前記駆動トランジスタがターンオンして通電が開始されると、最初は前記プルアップ抵抗素子の抵抗値により制限された駆動電流を供給し、
    その後、前記電流検出抵抗素子の端子電圧が大きくなり、前記プルアップ抵抗で決まる電流に対して前記電流制御カレントミラー回路のミラー比が等価的に大きくなることで増加する駆動電流を供給し
    前記駆動トランジスタがフルオン状態に近付くと、前記プルアップ抵抗素子の端子電圧が小さくなることで減少する駆動電流を供給することを特徴とする駆動トランジスタ制御回路。
  2. 前記駆動電流供給回路は、
    前記電流制御カレントミラー回路のミラー電流により起動される第2カレントミラー回路と、
    この第2カレントミラー回路のミラー電流により起動され、ミラー側トランジスタが前記駆動トランジスタの制御端子に接続される第3カレントミラー回路と、
    前記第2カレントミラー回路のミラー電流により起動される第4カレントミラー回路と、
    この第4カレントミラー回路のミラー電流により起動され、ミラー電流を前記駆動電流として前記駆動トランジスタの制御端子に供給する第5カレントミラー回路とで構成され、
    前記第3カレントミラー回路は、外部より与えられる前記駆動トランジスタの制御信号がインアクティブである場合に動作され、
    前記第4カレントミラー回路は、外部より与えられる前記駆動トランジスタの制御信号がアクティブである場合に動作されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動トランジスタ制御回路。
  3. 前記電流検出抵抗素子と直列に接続されて、前記駆動トランジスタと並列に接続され、制御端子に前記駆動電流が供給される電流検出用トランジスタを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動トランジスタ制御回路。
  4. 前記プルアップ抵抗素子と前記起動トランジスタとの間に、前記プルアップ抵抗素子を介して流れる電流を遮断するための電流遮断スイッチを挿入したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の駆動トランジスタ制御回路。
  5. 前記電流遮断スイッチを、トランジスタで構成したことを特徴とする請求項4記載の駆動トランジスタ制御回路。
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