JP4556899B2 - 給排調整ユニット及びこれを備えた作業機械 - Google Patents

給排調整ユニット及びこれを備えた作業機械 Download PDF

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Description

本発明は、油圧ショベル、油圧クレーン等の油圧式作業機械に関するものである。
従来から、ベースフレームを含む機体と、この機体に設けられた複数の油圧アクチュエータとを備え、これら油圧アクチュエータを油圧により作動させる作業機械が知られている。
この種の作業機械において、前記ベースフレームには、前記各油圧アクチュエータのそれぞれに対する作動油の供給又は排出を調整可能な給排調整装置と、この給排調整装置から排出された作動油を冷却するオイルクーラと、前記給排調整装置又はオイルクーラから排出された作動油を回収するタンクとが設けられている。
そして、前記ベースフレーム上において、前記オイルクーラが給排調整装置の側方位置に配設されるとともに、前記タンクがオイルクーラと反対側の給排調整装置の側方位置に配設されることが多い。
このような作業機器には、前記給排調整装置とタンクとの間、及びオイルクーラとタンクとの間に、タンクへ作動油を導くための配管がそれぞれ設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、オイルクーラとタンクとの間を連結する一対の管路が設けられ、これら管路のうちの一方の管路に対し給排調整装置としてのコントロールバルブのタンクポートから延びる管路が合流している。
これにより、コントロールバルブから排出された作動油の一部がオイルクーラへ導かれ、このオイルクーラから排出された作動油がタンクに回収される一方、コントロールバルブから排出された残りの作動油が直接タンクに導かれる。
特開2000−186704号公報(特に図1参照)
しかしながら、特許文献1の技術においては、タンクとオイルクーラとを連結する管路を2本配設する必要があるので、その分ベースフレーム上のスペースを浪費していた。
特に、オイルクーラとタンクとがコントロールバルブを挟んでベースフレームの相反する側方に配置されている場合、オイルクーラとタンクとの間の広い範囲を各管路が占有することになるため、スペースの浪費が激しい。
さらに、特許文献1の技術では、オイルクーラとタンクとの間の距離に応じた長大な管路が2本必要になるため、このことは、コスト低減の阻害要因ともなっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる給排調整ユニット及びこれを備えた作業機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ベースフレームを含む機体と、この機体に設けられた複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータのそれぞれに対する作動油の供給又は排出を調整する給排調整装置と、この給排調整装置から排出された作動油を冷却するオイルクーラと、前記給排調整装置又はオイルクーラから排出された作動油を回収するタンクとを有し、前記ベースフレーム上において前記タンクが給排調整装置の側方位置に配設されるとともに前記オイルクーラがタンクとは反対側の給排調整装置の側方位置に配設された作業機械設けられる給排調整ユニットであって、前記各油圧アクチュエータのそれぞれに対する作動油の供給又は排出を調整する給排調整装置と、前記給排調整装置に設けられた配管用具とを備え、前記配管用具は、一方の端末が前記給排調整装置に取付可能で、かつ、他方の端末が前記タンクから延びる回収配管の先端部に接続可能とされ、前記給排調整装置から排出された作動油を前記回収配管内に導くことが可能な第一流路が内部に形成された管路と、この管路の途中部から分岐して、その先端部が前記オイルクーラから排出される作動油を導く出口配管の端部と接続可能に構成され、この出口配管から排出された作動油を前記第一流路内に合流させることが可能な第二流路が内部に形成された分岐管路とを備え、前記給排調整装置は、前記ベースフレーム上に搭載可能な装置本体を有し、この装置本体の外面に前記配管用具が取り付けられるとともに、前記装置本体内に、前記オイルクーラへ作動油を導く入口配管の端部に接続可能な接続部と、前記各油圧アクチュエータから回収された作動油を、前記接続部を通して前記入口配管内に導入可能な第一内部流路と、この第一内部流路の途中部から分岐して、前記各油圧アクチュエータから回収された作動油を前記配管用具の管路内に導入可能な第二内部流路と、この第二内部流路に設けられ、前記第一内部流路内の作動油の圧力が規定油圧未満のときに前記第二内部流路を閉鎖する一方、前記規定油圧以上のときに第二内部流路を開放する開閉弁とが設けられ、前記管路は、その軸線周りに回動可能な状態で前記装置本体に取り付けられていることを特徴とする給排調整ユニットを提供する。
本発明によれば、オイルクーラから延びる出口配管を分岐管路に接続することにより、給排調整装置からタンクへの回収配管を、オイルクーラからタンクへの回収用の配管としても共用することができるので、オイルクーラからタンクまでを出口配管により直接接続する場合と異なり、当該出口配管を、オイルクーラから給排調整装置までの距離に応じた寸法に短縮することができる。
したがって、本発明によれば、出口配管を短縮することによりコストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
また、本発明では、第一内部流路内の作動油の圧力(オイルクーラ内の作動油圧)が規定油圧未満のときには、オイルクーラへ作動油を排出し、この作動油は、オイルクーラの出口配管、配管油具の管路、及び回収配管を介してタンクへ回収される。
一方、第一内部流路内の作動油圧が規定油圧以上のときには、オイルクーラを介さずに配管用具の管路内へ直接作動油を排出し、この作動油は、回収配管を介してタンクに直接回収される。
したがって、本発明によれば、オイルクーラの負荷の状況に応じて開閉弁が開閉することにより、作動油をオイルクーラへ導くか否かを調整して、オイルクーラを保護することができる。
さらに、本発明に係る給排調整ユニットは、給排調整装置を必要以上に大きくすることなく、配管用具の構成を簡略化することができる。
つまり、前記給排調整ユニットでは、上述したように、オイルクーラへ作動油を排出する流路(第一内部流路)と、タンクへそのまま作動油を排出する流路(第二内部流路)とを給排調整装置の装置本体に形成することができる一方、前記第一内部流路からタンクまで作動油を導く管路を有する配管用具を装置本体の外面に取り付け、この配管用具の分岐管路にオイルクーラからの戻り油を合流させることができるので、前記第一内部流路と第二内部流路とに作動油を振り分けるのに必要最低限の構成(第一内部流路、第二内部流路及び開閉弁)を装置本体に内蔵しながら、当該装置本体からタンクへ作動油を導くのに必須の管路(配管用具)を装置本体の外面に取り付けて、この配管用具を利用してオイルクーラからの戻り油をもタンクに回収することができる結果、装置本体を必要以上に大きくすることなく、配管用具の構成を簡略化することができる。
したがって、本発明に係る給排調整ユニットは、給排調整装置を必要以上に大きくすることなく配管用具の構成を簡略化することにより、給排調整装置の周囲に配設される他の構成と配管用具との干渉を抑制することができる。
さらに、本発明に係る給排調整ユニットでは、前記管路その軸線周りに回動可能な状態で前記装置本体に取り付けられている
したがって、本発明によれば、装置本体に取り付けられた状態で、分岐管路の向きを変更することができるので、前記出口配管の位置に合わせて分岐管路の位置を適宜調整することが可能となる。
前記給排調整ユニットにおいて、前記管路は、前記装置本体の上面に取り付けられていることが好ましい。
このようにすれば、ベースフレーム上の給排調整装置の周囲に他の構成が配設されている場合であっても、これらの構成との干渉を避けながら管路を装置本体に取り付けることができる。
また、前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末以外の部分は、略真直に形成されているとともに、当該管路は、前記略真直な部分が前記装置本体の外面に対し直立した姿勢で当該給排調整装置に取り付けられていることが好ましい。
このようにすれば、略真直に形成された部分が、装置本体の外面に直立するように取り付けられているので、装置本体の外面における管路の占有面積を小さくすることができる。
特に、コントロールバルブには、その外面に対し複数の油圧配管が直立するように接続されることが多く、前記構成では、これら油圧配管と同様に管路を取り付けることができるので、装置本体の外面に特別な空きスペースを形成することなく管路を取り付けることができる。
さらに、本発明は、前記給排調整ユニットと、この給排調整ユニットから排出された作動油を冷却するオイルクーラと、前記給排調整ユニット又はオイルクーラから排出された作動油を回収するタンクと、これら給排調整ユニット、タンク及びオイルクーラを保持するベースフレームを含む機体とを有する作業機械であって、前記ベースフレーム上において前記タンクが給排調整ユニットの側方位置に配設されるとともに前記オイルクーラがタンクとは反対側の給排調整ユニットの側方位置に配設され、前記給排調整装置の接続部とオイルクーラとの間に接続され、前記給排調整装置から排出された作動油を前記オイルクーラへ導く入口配管と、前記オイルクーラと前記分岐管路との間に接続され、前記オイルクーラから排出された作動油を前記分岐配管の第二流路に導く出口配管と、前記管路と前記タンクとの間に接続され、前記第一流路から排出された作動油を前記タンク内に導く回収配管とを備えていることを特徴とする作業機械を提供する。
前記作業機械において、前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末部分は、前記タンクの配設位置側の側方へ向くように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、管路の端末部分がタンクの配設位置側に向くように形成されているので、管路の端末部分がタンクの配設位置側へ向いていないことにより回収配管を前記端末部分の向きに合わせて迂回させる場合と異なり、タンクと管路との間で回収配管を概ねまっすぐに配設することができ、回収配管を短縮することができる。
したがって、この構成によれば、前記出口配管に加えて回収配管をも短縮することができるので、よりコストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
さらに、前記タンクは、前記給排調整装置よりも上方位置で前記回収配管を接続可能に構成され、前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末部分は、当該回収配管とタンクとの付け根部分に向くように形成されていることが好ましい。
このようにすれば、管路の端末部分が回収配管の付け根部分に向けて形成されているので、回収配管をよりまっすぐな姿勢として接続することができ、管路と前記付け根との間で連結される回収配管の長さをより短くすることができる。
なお、「付け根部分に向けて」とは、管路の端末と回収配管の付け根部分とを結ぶ直線に正確に合致する方向のみを示すものではなく、回収配管に若干の弛みを持たせることが望まれる場合にあっては、弛ませた回収配管の先端部が向く角度と合致する方向を含む趣旨である。
また、前記分岐管路のうち、少なくとも前記出口配管に接続される先端部は、前記オイルクーラの配設位置側の側方へ向くように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、分岐管路の先端部がオイルクーラの配設位置側に向くように形成されているので、分岐管路の先端部がオイルクーラの配設位置側に向いていないことにより出口配管を前記先端部の向きに合わせて迂回させる場合と異なり、オイルクーラと分岐管路との間で出口配管を概ねまっすぐに配設することができ、出口配管を短縮することができる。
したがって、この構成によれば、よりコストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
前記作業機械において、前記タンクは、前記給排調整装置の上方位置で前記回収配管を接続可能に構成されているとともに、前記配管用具は、前記給排調整装置の装置本体の上面に取り付けられ、前記回収配管は、給排調整装置の上方位置においてタンクと配管用具とを連結していることが好ましい。
この構成によれば、前記タンクと装置本体の上面に設けられた配管用具とが、給排調整装置の上方位置に設けられた回収配管によって連結されているので、ベースフレーム上のスペースをより有効に利用することができる。
つまり、給排調整装置の周囲には、エンジン等、他の構成が配設されることが多く、そのスペースが制限されるのに対し、前記構成においては、給排調整装置の上方の範囲を利用して回収配管を配設するようにしているので、当該回収配管と前記他の構成との干渉を抑制することができる結果、ベースフレーム上のスペースを有効に利用することができる。
さらに、前記構成では、前記回収配管を、前記給排調整装置の上方位置でタンクに接続するとともに、給排調整装置の上方位置で配管用具に接続するようにしているので、これらタンクと配管用具との間の回収配管の長さ寸法をより短くして、コストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
また、前記作業機械において、前記オイルクーラは、前記給排調整装置の上方位置で前記出口配管を接続可能に構成されているとともに、前記配管用具は、前記給排調整装置の装置本体の上面に取り付けられ、前記出口配管は、給排調整装置の上方位置においてオイルクーラと配管用具とを連結していることが好ましい。
この構成によれば、前記オイルクーラと装置本体の上面に設けられた配管用具とが、給排調整装置の上方位置に設けられた出口配管によって連結されているので、ベースフレーム上のスペースをより有効に利用することができる。
つまり、給排調整装置の周囲には、エンジン等、他の構成が配設されることが多く、そのスペースが制限されるのに対し、前記構成においては、給排調整装置の上方の範囲を利用して出口配管を配設するようにしているので、当該出口配管と前記他の構成との干渉を抑制することができる結果、ベースフレーム上のスペースを有効に利用することができる。
さらに、前記構成では、前記出口配管を、給排調整装置の上方位置でオイルクーラに接続するとともに、給排調整装置の上方位置で配管用具に接続するようにしているので、これらオイルクーラと配管用具との間の出口配管の長さ寸法をより短くして、コストの低減を図りながらベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
本発明によれば、コストの低減を図るとともにベースフレーム上のスペースを有効に活用することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧ショベルの旋回フレームの構成を概略的に示す平面図である。図2は、図1の旋回フレームの要部を拡大して示す斜視図である。図3は、図1の旋回フレームの背面図である。図4は、図1の旋回フレームの右側面図である。
図1〜図4を参照して、作業機械の一例としての油圧ショベルは、旋回フレーム(ベースフレーム)1を含む機体(図示せず)と、この機体に設けられた複数の油圧アクチュエータ(図示せず)と、これら油圧アクチュエータへの作動油の供給又は排出を調整する給排調整ユニット2と、この給排調整ユニット2から排出された作動油を冷却するオイルクーラ3と、給排調整ユニット2又はオイルクーラ3から排出された作動油を回収するタンク4とを備えている。
旋回フレーム1の略中央位置には、一対の縦板6及び縦板7が互いに平行して立設され、これら縦板6、7同士の間には、図略のアタッチメントを起伏可能に軸支する起伏軸8が支持されている。なお、以下の説明では、縦板6、7について起伏軸8が支持されている側を前方とし、縦板6、7が対向する方向を左右方向として説明する。
給排調整ユニット2は、各油圧アクチュエータへの作動油の供給又は排出を調整するコントロールバルブ(給排調整装置)9と、このコントロールバルブ9に取り付けられた合流配管(配管用具)5とを備えている。
コントロールバルブ9は、本体ブロック(装置本体)9bを有し、この本体ブロック9bが旋回フレーム1の前後及び左右の略中央位置で当該旋回フレーム1上に保持されている。具体的に、本体ブロック9bは、前記縦板6、7の間に設けられている。
オイルクーラ3は、前記給排調整ユニット2の左側位置で旋回フレーム1上に保持されている。オイルクーラ3は、その周囲の四面を前後左右方向に向けた略矩形の部材であり、その左側面の上部から延びる出口配管3aと、その左側面の下部から延びる入口配管3bとを備えている。
出口配管3aの先端部は、合流配管5に接続され、オイルクーラ3から排出された作動油を合流配管5へ導くようになっている。この出口配管3aの付け根部分の高さ位置H1(図3参照)は、前記コントロールバルブ9の上面よりも高い位置に設定されている。そして、出口配管3aは、前記高さ位置H1とコントロールバルブ9の上面との間の高さ範囲内で、オイルクーラ3と合流配管5とを連結している。
一方、入口配管3bの先端部は、コントロールバルブ9の本体ブロック9bの左側面に形成された接続部9a(図2参照)に接続され、コントロールバルブ9から排出された作動油をオイルクーラ3内に導くようになっている。
タンク4は、前記コントロールバルブ9の右側位置で旋回フレーム1上に保持されている。タンク4は、その周囲の四面を前後左右方向に向けた略矩形の箱状に形成され、その左側面の上部から延びる回収配管4aを備え、この回収配管4aの先端部は、合流配管5に接続されている。この回収配管4aの付け根部分の高さ位置H2(図3参照)は、前記コントロールバルブ9の上面よりも高く、前記出口配管3aの付け根の高さ位置H1よりは低く設定とされている。そして、回収配管4aは、前記高さ位置H2とコントロールバルブ9の上面との間の高さ範囲内、タンク4と合流配管5とを連結している。
図5は、図1に示すコントロールバルブ9、オイルクーラ3、タンク4及び合流配管5で構成される油圧回路を概略的に示す回路図である。
図5を参照して、図外の油圧ポンプから供給された作動油は、前記コントロールバルブ9の本体ブロック9bに内蔵された一対の弁体10及び弁体11を介して当該本体ブロック9bの供給ポート12、14から前記油圧アクチュエータに供給される。
一方、油圧ポンプから供給された作動油は、前記弁体10、11及び、本体ブロック9bに内蔵された一対のチェック弁15及びチェック弁(開閉弁)16を介して当該本体ブロック9bの一対の排出ポート(排出口)17及び排出ポート18からタンク4側へ排出される。
具体的に、前記本体ブロック9bには、弁体10と排出ポート17との間に第一内部流路19と、この第一内部流路19の分岐部Dから分岐して前記排出ポート18に連通する第二内部流路20とが設けられている。
第一内部流路19には、弁体10と分岐部Dとの間に前記チェック弁15が設けられている。そのため、弁体10から排出される作動油は、チェック弁15によって、その流動が規制される。この作動油がチェック弁15に予め規定された油圧を超えると当該チェック弁15が開放して、作動油は、分岐部Dに流動する。そして、この時点において、オイルクーラ3内の油圧が予め規定された油圧未満である場合には、そのまま排出ポート17及び前記入口配管3b(図2参照)を介してオイルクーラ3へ作動油が流動する一方、オイルクーラ3内の油圧が前記規定圧以上である場合には、チェック弁16が開放することにより排出ポート18を介して作動油がそのままタンク4へ排出される。
また、本体ブロック9bには、弁体11と分岐部Dとの間に第三内部流路21が設けられている。弁体11から第三内部流路21へ排出された作動油は、前記分岐部Dまでそのまま導かれ、この分岐部Dからは、上述したようにオイルクーラ3内の油圧に応じて排出ポート17又は排出ポート18を介してタンク4側へ排出される。
そして、このように排出ポート17又は排出ポート18から排出された作動油を合流するために、本実施形態においては、本体ブロック9bの上面に合流配管5が設けられている。
図6は、図1に示す合流配管5の全体構成を示す、(a)は平面図、(b)は側面図である。図7は、図6の(a)のVII−VII線断面図である。なお、以下の説明では、本体ブロック9bに取り付けられた状態における合流配管5について、前記油圧ショベルの方向を用いて説明する。
図6及び図7を参照して、合流配管5は、内部に第一流路22aが形成された管路22と、この管路22の途中部から分岐して内部に前記第一流路22aと連通する第二流路23aが形成された分岐管路23とを一体に備えている。
管路22は、軸線24aに沿って延びる真直部24と、この真直部24の下端部に形成されたフランジ部25と、前記真直部24の上端部から右上方へ延びる傾斜部26とを一体に有している。
フランジ部25は、前記軸線24a周りに突出して形成されている。このフランジ部25には、上下方向に貫通する一対の取付孔25aが形成され、これら取付孔25aを挿通する図略のボルトによって前記本体ブロック9bの上面に取り付けられる。なお、この取り付け状態においては、前記真直部24の軸線24aは、本体ブロック9bの上面の法線方向(本実施形態では、上下方向)に配置される。
また、フランジ部25の下面には、オーリング25bが設けられている。このオーリング25bがフランジ部25の下面と本体ブロック9bの上面との間で挟圧されることにより、本体ブロック9bと合流配管5との間に液密状態が形成される。
傾斜部26は、その軸線26aが前記回収配管4aの付け根部分(図2の高さ位置H2)に向けて前記軸線24aに対し角度θ1だけ傾斜して形成されている。したがって、この傾斜部26に対しては、前記回収配管4aを概ねストレートにして接続することができる(図3参照)。
また、傾斜部26の外側面には、前記回収配管4aに設けられたニップル4b(図2参照)と螺合接続可能な外ねじ部26bが形成されている。
一方、前記分岐管路23は、真直部24の軸線24aと略直交する軸線23bに沿って延びて形成されている。この軸線23bは、前記オイルクーラ3の配設位置側(左側)に向けて配置されている。したがって、この分岐管路23に対しては、前記出口配管3aを概ねストレートにして接続することができる(図2参照)。
また、分岐管路23の外側面には、前記出口配管3aに設けられたニップル3c(図2参照)と螺合接続可能な外ねじ部23cが形成されている。
以上説明したように、前記合流配管5によれば、オイルクーラ3から延びる出口配管3aを分岐管路23に接続することにより、コントロールバルブ9からタンク4への回収配管4aを、オイルクーラ3からタンク4への回収用の配管としても共用することができるので、オイルクーラ3からタンク4までを出口配管3aにより直接接続する場合と異なり、当該出口配管3aを、オイルクーラ3からコントロールバルブ9までの距離に応じた寸法に短縮することができる。
したがって、前記合流配管5によれば、出口配管3aを短縮することによりコストの低減を図りながら旋回フレーム1上のスペースを有効に活用することができる。
また、本体ブロック9bに第一内部流路19、第二内部流路20、第三内部流路21、及びチェック弁16を設けた前記給俳調整ユニット2によれば、第一内部流路19内の作動油の圧力(オイルクーラ3の作動油圧)が規定油圧未満のときには、オイルクーラ3へ作動油を排出し、この作動油は、オイルクーラ3の出口配管3a、合流配管5の管路22、及び回収配管4aを介してタンク4へ回収される。
一方、第一内部流路19内の作動油圧が規定油圧以上のときには、オイルクーラ3を介さずに合流配管5の管路22内へ直接作動油を排出し、この作動油は、回収配管4aを介してタンク4に直接回収される。
したがって、前記給排調整ユニット2によれば、オイルクーラ3の負荷の状況に応じてチェック弁16が開閉することにより、作動油をオイルクーラ3へ導くか否かを調整して、オイルクーラ3を保護することができる。
さらに、前記給排調整ユニット2では、コントロールバルブ9を必要以上に大きくすることなく、合流配管5の構成を簡略化することができる。
つまり、給排調整ユニット2では、上述したように、オイルクーラ3から作動油を排出する流路(第一内部流路19)と、タンク4へそのまま作動油を排出する流路(第二内部流路20)とをコントロールバルブ9の本体ブロック9bに形成することができる一方、第一内部流路19からタンク4まで作動油を導く管路22を有する合流配管5を本体ブロック9bの上面に取り付け、この合流配管5の分岐管路23にオイルクーラ3からの戻り油を合流させることができるので、第一内部流路19と第二内部流路20とに作動油を振り分けるのに必要最低限の構成(第一内部流路19、第二内部流路20及びチェック弁16)を本体ブロック9bに内蔵しながら、当該本体ブロック9bからタンク4へ作動油を導くのに必須の管路22を本体ブロック9bの外面に取り付けて、この合流配管5を利用してオイルクーラ3からの戻り油をもタンク4に回収することができる結果、本体ブロック9bを必要以上に大きくすることなく、合流配管5の構成を簡略化することができる。
したがって、前記給排調整ユニット2は、コントロールバルブ9を必要以上に大きくすることなく合流配管5の構成を簡略化することにより、コントロールバルブ9の周囲に配設される他の構成と合流配管5との干渉を抑制することができる。
また、前記給排調整ユニット2では、本体ブロック9bの上面に管路22が取り付けられているので、旋回フレーム1上のコントロールバルブ9の周囲に他の構成が配設されている場合であっても、これらの構成との干渉を避けながら管路22を本体ブロック9bに取り付けることができる。
前記管路22の真直部24を本体ブロック9bの上面に直立した姿勢で取り付けた前記給排調整ユニット2によれば、真直部24が本体ブロック9bの上面に直立するように取り付けられているので、本体ブロック9bの上面における管路22の占有面積を小さくすることができる。
特に、本体ブロック9bには、その外面に対し複数の油圧配管27(図1〜図4では1本示している)が直立するように接続されることが多く、前記給排調整ユニット2では、これら油圧配管27と同様に管路22を接続することができるので、本体ブロック9bの外面に特別な空きスペースを形成することなく管路22を取り付けることができる。
なお、前記実施形態では、本体ブロック9bの上面に管路22を取り付けた給排調整ユニット2について説明したが、管路22の取付位置は本体ブロック9bの上面に限られるものではなく、本体ブロック9bの外面、例えば、本体ブロック9bの後面に取り付けることができる。
そして、前記管路22の傾斜部26がタンク4の配設位置側の側方(右方)へ向くように形成された前記油圧ショベルによれば、傾斜部26が右方に向いていないことにより回収配管4aを傾斜部26の向きに合わせて迂回させる場合と異なり、タンク4と管路22との間で回収配管4aを概ねまっすぐに配設することができ、回収配管4aを短縮することができる。
したがって、前記油圧ショベルによれば、出口配管3aに加えて回収配管4aをも短縮することができるので、よりコストの低減を図りながら旋回フレーム1上のスペースを有効に活用することができる。
さらに、前記傾斜部26がコントロールバルブ9より上方に設定された回収配管4aの付け根部分の高さ位置H2(図2参照)に向くように形成された前記油圧ショベルによれば、当該傾斜部26に対し回収配管4aをよりまっすぐな姿勢として接続することができ、管路22と前記付け根部分との間で連結される回収配管4aの長さをより短くすることができる。
また、前記分岐管路23の先端部がオイルクーラ3の配設位置側の側方(左方)に向くように形成された前記油圧ショベルによれば、分岐管路23の先端部が左方に向いていないことにより出口配管3aを分岐管路23の先端部の向きに合わせて迂回させる場合と異なり、オイルクーラ3と分岐管路23との間で出口配管3aを概ねまっすぐに配設することができ、出口配管3aを短縮することができる。
したがって、前記油圧ショベルによれば、よりコストの低減を図りながら旋回フレーム1上のスペースを有効に活用することができる。
また、前記実施形態のように、タンク4と本体ブロック9bの上面に設けられた合流配管5とが、コントロールバルブ9の上方位置に設けられた回収配管4aによって連結された構成とすることにより、旋回フレーム1上のスペースをより有効に利用することができる。
つまり、旋回フレーム1上のコントロールバルブ9の周囲には、エンジン等、他の構成が配設されることが多く、そのスペースが制限されるのに対し、前記実施形態においては、コントロールバルブ9の上方の範囲を利用して回収配管4aを配設するようにしているので、当該回収配管4aと前記他の構成との干渉を抑制することができる結果、旋回フレーム1上のスペースを有効に利用することができる。
さらに、前記実施形態では、前記回収配管4aを、コントロールバルブ9の上方位置でタンク4に接続するとともに、コントロールバルブ9の上方位置で合流配管5に接続するようにしているので、これらタンク4と合流配管5との間の回収配管4aの長さ寸法をより短くして、コストの低減を図りながら旋回フレーム1上のスペースを有効に活用することができる。
一方、前記実施形態のように、オイルクーラ3と本体ブロック9bの上面に設けられた合流配管5とが、コントロールバルブ9の上方位置に設けられた出口配管3aによって連結された構成とすることにより、旋回フレーム1上のスペースをより有効に活用することができる。
つまり、コントロールバルブ9の周囲には、エンジン等、他の構成が配設されることが多く、そのスペースが制限されるのに対し、前記実施形態においては、コントロールバルブ9の上方の範囲を利用して出口配管3aを配設するようにしているので、当該出口配管3aと前記他の構成との干渉を抑制することができる結果、旋回フレーム1上のスペースを有効に利用することができる。
さらに、前記実施形態では、出口配管3aを、コントロールバルブ9の上方位置でオイルクーラ3に接続するとともに、コントロールバルブ9の上方位置で合流配管5に接続するようにしているので、これらオイルクーラ3と合流配管5との間の出口配管3aの長さ寸法をより短くして、コストの低減を図りながら旋回フレーム1上のスペースを有効に活用することができる。
なお、前記実施形態では、フランジ部25によって合流配管5が本体ブロック9bに固定される構成について説明したが、図8に示すように、合流配管5を本体ブロック9bに対し回動可能に取り付けることも可能である。
具体的に、本実施形態に係る合流配管28は、前記フランジ部25に代えて抜け止め部29が前記管路22の下端部に形成されているとともに、この抜け止め部29の上方への移動を規制しながら管路22を本体ブロック9bに取り付ける押さえ部材30を備えている。
押さえ部材30には、前記真直部24を挿通可能で、かつ、前記抜け止め部29を通すことができない断面形状の孔30aが上下に貫通して設けられている。また、押さえ部材30には、上下方向に貫通する取付孔30bが形成され、これら取付孔30bを挿通する図略のボルトによって、押さえ部材30を本体ブロック9bの上面に取り付けることが可能とされている。
したがって、抜け止め部29の上に配置された押さえ部材30を本体ブロック9bの上面に取り付けることにより、当該押さえ部材30によって上方への移動が規制された状態で管路22が本体ブロック9bの上面に取り付けられる。
この取付時には、抜け止め部29の下面と本体ブロック9bの上面との間でオーリング29aが挟持されるようになっており、これにより、合流配管28と本体ブロック9bとの間に液密状態が形成される。
そして、本実施形態では、上記のように取り付けられた状態において、押さえ部材30に対し真直部24が前記軸線24a周りに回動可能に保持される。つまり、前記オーリング29aによる液密状態を保持しながら真直部24を本体ブロック9bに対し回動することができる。
したがって、この実施形態によれば、本体ブロック9bに取り付けられた状態で、分岐管路23の向きを変更することができるので、出口配管3aの位置に合わせて分岐管路23の位置を適宜調整することが可能となる。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルの旋回フレームの構成を概略的に示す平面図である。 図1の旋回フレームの要部を拡大して示す斜視図である。 図1の旋回フレームの背面図である。 図1の旋回フレームの右側面図である。 図1に示すコントロールバルブ、オイルクーラ、タンク及び合流配管で構成される油圧回路を概略的に示す回路図である。 図1に示す合流配管の全体構成を示す、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図5の(a)のVI−VI線断面図である。 本発明の別の実施形態に係る合流配管の図6相当図である。
1 旋回フレーム(ベースフレーム)
2 給排調整ユニット
3 オイルクーラ
3a 出口配管
3b 入口配管
4 タンク
4a 回収配管
5 合流配管
9 コントロールバルブ(給排調整装置)
9a 接続部
9b 本体ブロック(装置本体)
16 チェック弁(開閉弁)
19 第一内部流路
20 第二内部流路
21 第三内部流路(第二内部流路の一例)
22 管路
22a 第一流路
23 分岐管路
23a 第二流路
23b 軸線
24 真直部
24a 軸線
26 傾斜部
28 合流配管
29 抜け止め部
30 押さえ部材

Claims (9)

  1. ベースフレームを含む機体と、この機体に設けられた複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータのそれぞれに対する作動油の供給又は排出を調整する給排調整装置と、この給排調整装置から排出された作動油を冷却するオイルクーラと、前記給排調整装置又はオイルクーラから排出された作動油を回収するタンクとを有し、前記ベースフレーム上において前記タンクが給排調整装置の側方位置に配設されるとともに前記オイルクーラがタンクとは反対側の給排調整装置の側方位置に配設された作業機械設けられる給排調整ユニットであって、
    前記各油圧アクチュエータのそれぞれに対する作動油の供給又は排出を調整する給排調整装置と、
    前記給排調整装置に設けられた配管用具とを備え、
    前記配管用具は、一方の端末が前記給排調整装置に取付可能で、かつ、他方の端末が前記タンクから延びる回収配管の先端部に接続可能とされ、前記給排調整装置から排出された作動油を前記回収配管内に導くことが可能な第一流路が内部に形成された管路と、この管路の途中部から分岐して、その先端部が前記オイルクーラから排出される作動油を導く出口配管の端部と接続可能に構成され、この出口配管から排出された作動油を前記第一流路内に合流させることが可能な第二流路が内部に形成された分岐管路とを備え
    前記給排調整装置は、前記ベースフレーム上に搭載可能な装置本体を有し、この装置本体の外面に前記配管用具が取り付けられるとともに、
    前記装置本体内に、前記オイルクーラへ作動油を導く入口配管の端部に接続可能な接続部と、前記各油圧アクチュエータから回収された作動油を、前記接続部を通して前記入口配管内に導入可能な第一内部流路と、この第一内部流路の途中部から分岐して、前記各油圧アクチュエータから回収された作動油を前記配管用具の管路内に導入可能な第二内部流路と、この第二内部流路に設けられ、前記第一内部流路内の作動油の圧力が規定油圧未満のときに前記第二内部流路を閉鎖する一方、前記規定油圧以上のときに第二内部流路を開放する開閉弁とが設けられ、
    前記管路は、その軸線周りに回動可能な状態で前記装置本体に取り付けられていることを特徴とする給排調整ユニット。
  2. 前記管路は、前記装置本体の上面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の給排調整ユニット。
  3. 前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末以外の部分は、略真直に形成されているとともに、当該管路は、前記略真直な部分が前記装置本体の外面に対し直立した姿勢で当該給排調整装置に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給排調整ユニット。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の給排調整ユニットと、この給排調整ユニットから排出された作動油を冷却するオイルクーラと、前記給排調整ユニット又はオイルクーラから排出された作動油を回収するタンクと、これら給排調整ユニット、タンク及びオイルクーラを保持するベースフレームを含む機体とを有する作業機械であって、
    前記ベースフレーム上において前記タンクが給排調整ユニットの側方位置に配設されるとともに前記オイルクーラがタンクとは反対側の給排調整ユニットの側方位置に配設され、
    前記給排調整装置の接続部とオイルクーラとの間に接続され、前記給排調整装置から排出された作動油を前記オイルクーラへ導く入口配管と、
    前記オイルクーラと前記分岐管路との間に接続され、前記オイルクーラから排出された作動油を前記分岐配管の第二流路に導く出口配管と、
    前記管路と前記タンクとの間に接続され、前記第一流路から排出された作動油を前記タンク内に導く回収配管とを備えていることを特徴とする作業機械。
  5. 前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末部分は、前記タンクの配設位置側の側方へ向くように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の作業機械。
  6. 前記タンクは、前記給排調整装置よりも上方位置で前記回収配管を接続可能に構成され、前記管路のうち、少なくとも前記回収配管に接続される端末部分は、当該回収配管とタンクとの付け根部分に向くように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の作業機械。
  7. 前記分岐管路のうち、少なくとも前記出口配管に接続される先端部は、前記オイルクーラの配設位置側の側方へ向くように形成されていることを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の作業機械。
  8. 前記タンクは、前記給排調整装置の上方位置で前記回収配管を接続可能に構成されているとともに、前記配管用具は、前記給排調整装置の装置本体の上面に取り付けられ、前記回収配管は、給排調整装置の上方位置においてタンクと配管用具とを連結していることを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載の作業機械。
  9. 前記オイルクーラは、前記給排調整装置の上方位置で前記出口配管を接続可能に構成されているとともに、前記配管用具は、前記給排調整装置の装置本体の上面に取り付けられ、前記出口配管は、給排調整装置の上方位置においてオイルクーラと配管用具とを連結していることを特徴とする請求項4〜8の何れか1項に記載の作業機械。
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