JP4554957B2 - 露受器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の条部材間に樹脂製のシートを展設してなる、所謂ビニルハウスの内部に生じた露を受ける露受器に関する。
複数の条部材を組合せ、各条部材間にビニルシートといった樹脂製のシートを展設してなる、所謂ビニルハウスにあっては、内部で栽培している植物体の生理作用及び散水した土壌からの蒸発等に起因する結露現象により、前記シートの内面に多量の露が生じるが、それがシートからビニルハウスの内部に落下した場合、栽培植物体に病気が発生し易くなり、また栽培植物体の商品価値が低下することもあるため、シートの内面に生じた露を受けて、それを除去することが重要である。
図6は、後記する特許文献1に開示された従来の露受装置の構成を示す分解斜視図であり、図中、150,150は、ビニルハウスの長手方向へ配設する長尺の露受バー(条部材)である。露受バー150には、端面視が縦断三角フラスコ底部形状をなすシート止用溝部151が設けてあり、該シート止用溝部151内にシートの一部を嵌入させ、その上から図示しないスプリングをシート止用溝部151内に嵌合させることによって、シート止用溝部151内にシートの一部を固定するようにしてある。このシート止用溝部151の一側がわには、倒立角形U字状のアーチ部152を介してL字状の露受部153が延設してあり、この露受部153の底部とシート止用溝部151の底部とは同じ深さ位置にしてある。
このような複数の露受バー150,150 ,…をビニルハウスの長手方向へタンデムに配設するのであるが、相隣る露受バー150,150は、ジョイント用の露受器100によって連結してある。この露受器100は、平面視が長方形状の連結部110を備えており、該連結部110の一長辺側を除く両端及び他長辺側の周囲には、端部集水用側溝120,120及び側部集水用側溝130がそれぞれ設けてある。そして、両端部集水用側溝120,120は、側部集水用側溝130に連通させてある。
前記連結部110の表面には、前述した露受バー150のシート止用溝部151及び露受部153を挿嵌させるべく、連結部110の長辺方向へ延設した2本の嵌合溝111,112が、連結部110の短辺方向へ距離を隔てて設けてあり、両嵌合溝111,112の間には、露受バー150のアーチ部152が外嵌する一条の陵部113になしてある。この陵部113の長手方向の略中央の位置にはストッパ114が突設してあり、連結部110は、その両端から、相隣る露受バー150,150のシート止用溝部151,151及び露受部153,153を各別に嵌合溝111,112内に嵌合させ、両露受バー150,150の先端がストッパ114に当接するまで挿入させることによって、両露受バー150,150を連結するようになっている。
連結部110の底部の前記ストッパ114に臨む部分には一条の集水溝115が、連結部110の短辺方向の全幅に亘って設けてあり、この集水溝115の一端は前述した側部集水用側溝130に連通させてある。側部集水用側溝130は、その両端部分の深さより中央部分の深さを深くしてあり、側部集水用側溝130の外側面中央には、側部集水用側溝130の中央底部に連通する管状の排水口140が貫通連結させてある。そして、この排水口140に排水ホース145を連結させるようになっている。
このような露受装置にあっては、複数の露受バー150,150,…及び露受器100,100,…が、各露受器100,100,…の排水口140,140,…が下になるようにビニルハウスに配設されるが、露受バー150のシート止用溝部151にその一部を嵌入固定したシートの内面に生じた露は、シート内面を伝って露受バー150のアーチ部152に接触して、シート内面から露受バー150の露受部153内へ進入し、露受部153内を長手方向へ移動して、露受器100の集水溝115及び端部集水用側溝120から側部集水用側溝130内へ集められる。そして、側部集水用側溝130に集められた露は、排水口140から排水ホース145を通って外部へ排出される。
特開2002−84900号公報
しかしながら、このような従来の露受装置にあっては、複数の露受バー150,150,…及び露受器100,100,…を用いなければならず、部品コストが嵩むという問題があった。一方、ビニルハウスに配設した露受バー150は、長年の使用によりその中途部で変形することがあるが、その場合、露受バー150の変形した個所から露が漏出してしまう。しかし、従来の露受器100にあっては、相隣る露受バー150,150の連結個所にしか配設することができず、それ以外の個所には配設することができないため、前述した中途部からの漏出を防止することができなかった。
ところで、ビニルハウスにあっては、シートを固定するための条部材として、例えば、前述した露受バー150から露受部153及びアーチ部152を除去してシート止用溝部151のみとした形状のシート止バーが広く使用されているが、かかるシート止バーにも、シート内面を伝って露が集まるため、シート止バーに集まった露を受けて除去する必要があった。
従って、シートを止めるための汎用の条部材を利用し、そこに集まった露を受けて除去することができれば、図6に示した露受装置を用いることなく、シート内面に生じた露を排除することができるため、前述した問題を解決することができる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、シート止用の汎用の条部材に適用することができると共に、当該条部材の連結部及びそれ以外の部分のいずれにも取り付け可能な露受器を提供する。
請求項1記載の本発明は、シートの一部を嵌入させる溝を長手方向へ設けてなり、前記溝の両側にそれぞれ側部が両側部間の底部に対して鋭角に設けてある条部材に取付けられ、前記シートから条部材に伝った露を受ける露受器であって、排水孔を設けてなる箱状の受本体の底面に、前記条部材を側方から挟持する少なくとも2対の柱状の挟持部が、対をなす挟持部間の中央を通る軸の軸長方向へ距離を隔てて、前記受本体から突出する様態で立設してあり、各挟持部に、前記条部材の底部と側部とがなす角部に着脱可能に外嵌するコ字状の嵌合部を設けるとともに当該嵌合部を、前記対をなす挟持部同士で互いに対向させ、かつ、前記受本体の端面上縁より高い位置に設け、さらに、前記軸に対して前記対をなす挟持部より外側又は内側に、他の条部材を側方から挟持する少なくとも2対の他の挟持部を、前記軸の軸長方向へ距離を隔てて立設したことを特徴とする。
請求項記載の本発明は、前記嵌合部は、前記条部材の側部に当接する天井壁部及び前記条部材の底部に当接する底壁部の間を可撓性を有する背壁部で連結してなることを特徴とする。
請求項記載の本発明は、前記天井壁部の外面は円弧状にしてあることを特徴とする。
請求項記載の本発明は、前記底壁部の先端部は円弧状にしてあることを特徴とする。
請求項1記載の本発明では、シート止用の汎用の条部材に適用することができると共に、当該条部材の連結部及びそれ以外の部分のいずれにも取り付けることができる。
一方、条部材に一部を嵌入固定したシートを伝って、当該条部材の側部に集まった露は、条部材の長手方向へ移動して露受器の嵌合部に接触し、該嵌合部及び挟持部を伝って、受本体内に進入し、受本体に設けた排水孔から外へ排出される。この排水孔に予め排水パイプを連結し、該排水パイプをビニルハウスの外へ延設しておくことによって、露をビニルハウスの外へ排除することができる。
また、前記軸に対して前記対をなす挟持部より外側又は内側に、他の条部材を側方から挟持する少なくとも2対の他の挟持部が、前記軸の軸長方向へ距離を隔てて立設してあるため、一つの露受器で、幅サイズが異なる2種類の条部材に取り付けることができ、製造コストを低減することができる。
請求項2記載の本発明では、前記嵌合部は、前記条部材の側部に当接する天井壁部及び前記条部材の底部に当接する底壁部の間を可撓性を有する背壁部で連結してなるため、背壁部が外側に撓むことによって対向する挟持部の間の寸法が拡大して、条部材を両挟持部の間に容易に挿入させることができ、露受器を条部材に容易に取り付けることができる。
請求項3記載の本発明では、前記天井壁部の外面は円弧状にしてあるため、条部材を両挟持部の間に挿入させる場合、背壁部が外側に撓むと共に、天井壁部の外面が条部材の表面上を摺接するので、露受器の条部材への取り付け作業を円滑に行うことができる。
請求項4記載の本発明では、前記底壁部の先端部は円弧状にしてあるため、条部材を両挟持部の間に挿入させる場合、底壁部の先端部が条部材の角部表面上を摺接するので、露受器の条部材への取り付け作業を更に円滑に行うことができる。
本実施形態のベースとなる露受器にあっては、シートの一部を嵌入させる溝を長手方向へ設けてなり、前記溝の両側にそれぞれ側部が両側部間の底部に対して鋭角に設けてある条部材に取付けられ、前記シートから条部材に伝った露を受けるようにしてあるが、この露受器は、排水孔を設けてなる箱状の受本体の底面に、前記条部材を側方から挟持する少なくとも2対の柱状の挟持部が、対をなす挟持部間の中央を通る軸の軸長方向へ距離を隔てて、前記受本体から突出する様態で立設してある。そして、対をなす挟持部の前記受本体の端面上縁より高い位置であって互いに対向する部分に、前記条部材の底部と側部とがなす角部に着脱可能に外嵌するコ字状の嵌合部がそれぞれ設けてある。
かかる露受器は、対をなす挟持部の間に条部材を挿入させ、両挟持部に設けてある嵌合部を条部材の対応する角部に外嵌させることによって、条部材の連結部及び連結部以外の任意の部分にワンタッチで取り付けることができる。この場合、挟持部の適宜部分に可撓性を付与しておくとよい。
条部材に一部を嵌入固定したシートを伝って、当該条部材の側部に集まった露は、条部材の長手方向へ移動して露受器の嵌合部に接触し、該嵌合部及び挟持部を伝って、受本体内に進入し、受本体に設けた排水孔から外へ排出される。この排水孔に予め排水パイプを連結しておき、該排水パイプをビニルハウスの外へ延設しておくことによって、露をビニルハウスの外へ排除することができる。
特に、本実施形態では、前述した軸に対して前記対をなす挟持部より外側又は内側に、他の条部材を側方から挟持する少なくとも2対の他の挟持部を、前記軸の軸長方向へ距離を隔てて立設している。これによって、一つの露受器で、幅サイズが異なる2種類の条部材に取り付けることができ、製造コストを低減することができる。
ところで嵌合部は、条部材の側部に当接する天井壁部及び条部材の底部に当接する底壁部の間を可撓性を有する背壁部で連結して構成する。これによって、挟持部の構造強度を高く維持しつつ、露受器を条部材にワンタッチで取り付けることができる。
また、前記天井壁部の外面は円弧状にしておく。更に、前記底壁部の先端部は円弧状にしておく。これによって、露受器を条部材に取り付ける取付け作業を円滑に行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明のベースになる露受器の平面側からの斜視図であり、図2は、図1に示した露受器の底面側からの斜視図である。図1及び図2に示した如く、露受器1は、樹脂を長方形バット状に成型してなる受本体2を備えており、該受本体2の長辺と平行をなす一側面2aの中央部を除き、受本体2の他側面2bの上縁及び受本体2の短辺と平行をなす両端面2c,2dの上縁にはリムが設けてある。この受本体2内の底部であって、長手方向の中央の位置には、半円筒形の集水凹部3が受本体2内の底面から突出する様態で、受本体2の短辺と平行にその全幅に亘って設けてあり、集水凹部3の一端は、受本体2の他側面2bと面一になるように閉塞してある。一方、前記集水凹部3の他端は開口にしてある。
受本体2の一側面2aであって前記集水凹部3の他端開口に望む部分には、半円形の開口が開設してあり、両開口によって全体として円形に形成された口の周囲に排水筒部4が連結してある。そして、この排水筒部4に図示しない排水ホースを連結するようにしてある。なお、集水凹部3の形状及び排水筒部4の形状はこれに限らず、適宜の形状でよい。また、本実施例では、受本体2の底部を取り囲むように、一側面2a、他側面2b、両端面2c,2dを設けた受本体1を示してあるが、本発明はこれに限らず、排水筒部4を連結した一側面2aに対向する他側面2bが設けていない(開放した)受本体も適用し得る。
受本体2内の底部であって、前記両端面2c,2dから少し内側の位置にはそれぞれ、両端面2c,2dより高い2対の柱状の挟持部5,5、5,5が立設してあり、対をなす挟持部5,5、5,5と対応する端面2c,2dとの間には間隙が形成されている。対をなす挟持部5,5は受本体2の長辺方向の中心軸に対して対峙するように配してあり、両挟持部5,5の端面2c,2d上縁より少し高い位置であって互いに対向する部分には、該部分を側面視が略コ字形に成型して、後述するシート止バー(条部材)に外嵌挟持する嵌合部6,6がそれぞれ設けてある。
図3は、前述した挟持部5の部分拡大側断面図である。なお、図中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してある。図3に示した如く、挟持部5に設けた略コ字形の嵌合部6は、その厚さを比較的薄くすることによって可撓性を付与した背壁部6bと、該背壁部6bより厚い底壁部6cと、底壁部6cより厚い天井壁部6aとを具備しており、底壁部6cの先端は円弧状にしてある。また、天井壁部6aの嵌合部6の奥行き方向の寸法は、底壁部6cの対応する寸法より少し短くしてあり、該天井壁部6aの外側部分は略円弧状にしてある。一方、天井壁部6aの底壁部6cに対向する内側部分については、背壁部6bに当接する位置より所定寸法だけの領域は、底壁部6cと平行にしてあり、その領域以外の領域は、奥行き方向の奥側から手前側になるに従って底壁部6cとの間の寸法が長くなるテーパ部6dになしてある。なお、このテーパ部6dの傾斜角度は、後述するシート止バーに応じて定めてある。
図4は、露受器の使用状態を説明する説明図であり、図中、1は露受器、30はシート止バーである。シート止バー(条部材)30は、端面視が縦断三角フラスコ底部形状をなすシート止用溝部31を備えており、また、シート止バー30の一端に、プレスにより他の部分の外寸より一回り小さい外寸にするスエジ加工を施してスエジ部32が設けてある。そして、複数本(図4では2本)のシート止バー30,30を同じ向きにタンデムに配置すると共に、一方のシート止バー30のスエジ部32を他方のシート止バー30の他端に嵌入させることによって、両シート止バー30,30を連結させてある。なお、ビニルハウスにおいて、露の落下が問題となる部分にあっては、シート止バー30,30はそれぞれ、その一外側面を斜め上方に向けた姿勢で配設してある。
このようにして連結したシート止バー30,30のシート止用溝部31,31内に、シートSの一部を嵌入させ、その上から、例えば平面視が台形状の凹凸を長手方向へ交互に設けてなるスプリング40を嵌合させることによって、シート止用溝部31,31内にシートSの一部を固定する様態で、シートSが張設してある。
そして、図4に示した場合にあっては、シート止バー30,30の連結部分を露受器1の受本体2に内包するように、露受器1に設けた2対の嵌合部6,6、6,6をシート止バー30,30に外嵌挟持させることによって、露受器1がシート止バー30,30に取付けてある。
ここで、露受器1の対をなす嵌合部6,6をシート止バー30に外嵌させるには、受本体2の底面がシート止バー30のシート止用溝部31の底面に対して斜めに向けた姿勢で、一方の嵌合部6の天井壁部6aをシート止バー30の一外側面に、他方の嵌合部6の天井壁部6aをシート止バー30の他外側面がわの角部にそれぞれ当接させる。このとき、シート止バー30の角部が嵌合部6の底壁部6cに当接するが、底壁部6cの先端が円弧状に成型してあるため、受本体2の姿勢を回動させることによって、前記角部は底壁部6cの先端表面を摺動して、嵌合部6内に容易に進入する。この状態で、受本体2にシート止バー30側へ向かう力を付与すると、一方の嵌合部6の背壁部6bが外側へ撓んで、対向する嵌合部6,6間の寸法が拡がりつつ、一方の嵌合部6内にシート止バー30の一外側面がわの角部が内嵌すると共に、他方の嵌合部6の天井壁部6aがシート止バー30の他外側面がわの角部表面上を摺動して、他方の嵌合部6内にシート止バー30の他外側面がわの角部が内嵌し、対向する嵌合部6,6間の寸法が復帰する。このようにして、露受器1の2対の嵌合部6,6、6,6をワンタッチでシート止バー30に外嵌挟持させることができる。
なお、図4に示した取付け例では、シート止バー30,30の連結部分に露受器1を取付ける場合について示したが、本発明はこれに限らず、露受器1は、シート止バー30,30の連結部分以外の任意の部分に取り付けることができる。また、シート止バー30,30はスエジ部32によって連結するようにした場合について示したが、本発明はこれに限らず、露受器1は、スエジ加工を施していない2本のシート止バーを図示しない外ジョイント部材を用いて連結した連結部分にも取付けることができる。この場合、露受器1を両シート止バーに外ジョイント部材が外嵌してある部分を跨ぐようにその外側に取付ける。
図4に示した如く、前述したシート止バー30,30の一外側面には、シートSの内面に生じた露が集まるが、かかる露はシート止バー30,30の一外側面上をその長手方向へ移動し、露受器1の前記一外側面に当接した天井壁部6a,6aに接触し、嵌合部6,6及び挟持部5,5を伝って、受本体2内に流入する。このようにして受本体2内に集められた露は、集水凹部3及び排水筒部4を介して、又は受本体2の一側面2a及び排水筒部4を介して、排水筒部4に連結した排水ホースによって、外部へ排出される。
図5は、本実施形態に係る露受器の使用様態を示す側面図であり、図4に示したシート止バー30及びそれとは幅寸法が異なる他のシート止バー30aの両方に適用し得るようにしてある。なお、図中、図1に対応する部分には同じ番号を付してある。図5に示した如く、他のシート止バー30aは、図4に示したシート止バー30の両側に、L字状の側部33a,33aを延設した形状をしている。受本体2には、前述した2対の挟持部5,5(5,5)が立設してあり、これら2対の挟持部5,5(5,5)の間の中央を通る軸に対して挟持部5,5(5,5)より外側の位置に、前述した側部33a,33aの起立した側縁部34a,34aを挟持する2対(図5では、その内の一方を示している。)の他の挟持部15,15(15,15)が立設してある。
対をなす他の挟持部15,15にも、前同様、嵌合部16,16がそれぞれ設けてあり、嵌合部16,16は、前同様、側縁部34a,34aの上端に当接する天井壁部16a,16a、側縁部34a,34aの底部に当接する底壁部16c,16c、及び天井壁部16a,16aと底壁部16c,16cとの間を連結し、可撓性を有する背壁部16b,16bから構成されている。
このような露受器10にあっては、一つの露受器10で、幅サイズが異なる2種類のシート止バー30a(30(図4参照))に取り付けることができ、露受器10の製造コストを低減することができる。
本発明のベースになる露受器の平面側からの斜視図である。 図1に示した露受器の底面側からの斜視図である。 挟持部の部分拡大側断面図である。 受器の使用状態を説明する説明図である。 本実施形態に係る露受器の使用様態を示す側面図である。 従来の露受装置の構成を示す分解斜視図である。
1 露受器
2 受本体
2a 一側面
2b 他側面
2c 端面
2d 端面
3 集水用凹部
4 排水筒部
5 挟持部
6 嵌合部
6a 天井壁部
6b 背壁部
6c 底壁部
6d テーパ部

Claims (4)

  1. シートの一部を嵌入させる溝を長手方向へ設けてなり、前記溝の両側にそれぞれ側部が両側部間の底部に対して鋭角に設けてある条部材に取付けられ、前記シートから条部材に伝った露を受ける露受器であって、
    排水孔を設けてなる箱状の受本体の底面に、前記条部材を側方から挟持する少なくとも2対の柱状の挟持部が、対をなす挟持部間の中央を通る軸の軸長方向へ距離を隔てて、前記受本体から突出する様態で立設してあり、
    各挟持部に、前記条部材の底部と側部とがなす角部に着脱可能に外嵌するコ字状の嵌合部を設けるとともに当該嵌合部を、前記対をなす挟持部同士で互いに対向させ、かつ、前記受本体の端面上縁より高い位置に設け、
    さらに、前記軸に対して前記対をなす挟持部より外側又は内側に、他の条部材を側方から挟持する少なくとも2対の他の挟持部を、前記軸の軸長方向へ距離を隔てて立設したことを特徴とする露受器。
  2. 前記嵌合部は、前記条部材の側部に当接する天井壁部及び前記条部材の底部に当接する底壁部の間を可撓性を有する背壁部で連結してなる請求項1記載の露受器。
  3. 前記天井壁部の外面は円弧状にしてある請求項2記載の露受器。
  4. 前記壁部の先端部は円弧状にしてある請求項2又は3記載の露受器。
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