JP4552511B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
また、インクジェットプリンタを用いて商品や商品の包装に画像記録を行う分野では、商品や商品の包装に、樹脂や金属などのインク吸収性のない材料を用いることが多い。そして、このようなインク吸収性のない材料を記録媒体として用い、この記録媒体に対してインクを定着させるために、光硬化性インクを用い、このインクを記録媒体に吐出した後、例えば、紫外線などの光を照射してインクを硬化定着させる光硬化式のインクジェットプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
温度上昇に伴って低粘化するインクを加熱するためのインク加熱装置と、
前記インク加熱装置によって加熱されたインクを記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの吐出面に対向するように記録媒体を支持し搬送する搬送装置と、
記録媒体上に着弾したインクが硬化する地点よりも、前記搬送装置の搬送方向の上流側で記録媒体を冷却する冷却装置と、
前記記録ヘッドをメンテナンスするためにメンテナンス時には前記吐出面を覆って、画像記録時には前記吐出面から離間するキャップ部材と、
を備え、
前記冷却装置及び前記インク加熱装置は熱伝導自在に連結されており、
前記インク加熱装置は、記録媒体を冷却することにより発生する前記冷却装置からの放熱を利用して、インクを加熱するとともに、画像記録時には前記キャップ部材と前記記録ヘッドとの間で記録媒体を冷却し、メンテナンス時には前記記録媒体を冷却する位置から退避することを特徴としている。
また、請求項1記載の発明によれば、冷却装置が記録媒体を冷却することにより発生する放熱を利用してインク加熱装置がインクを加熱しているので、効率的な熱利用が可能となる。
さらに、請求項1記載の発明によれば、冷却装置がメンテナンス時に記録媒体を冷却する位置から退避するので、キャップ部材が記録ヘッドの吐出面を覆う際に、冷却装置が邪魔になることなくメンテナンスをスムーズに行うことができる。
前記冷却装置及び前記インク加熱装置は、ヒートパイプによって連結されていることを特徴としている。
前記冷却装置には、ペルチェ素子が設けられていることを特徴としている。
前記冷却装置には、フリジスター素子が設けられていることを特徴としている。
前記記録ヘッドの吐出面から離間するように前記冷却装置の一端側若しくは他端側に配置され、前記搬送方向に直交する方向に沿って延在する回転軸を備え、
前記冷却装置は前記回転軸を中心として90度回転することにより、前記記録媒体を冷却する位置から退避することを特徴としている。
また、冷却装置がメンテナンス時に記録媒体を冷却する位置から退避するので、キャップ部材が記録ヘッドの吐出面を覆う際に、冷却装置が邪魔になることなくメンテナンスをスムーズに行うことができる。
図1及び図2は本発明に係るインクジェットプリンタの実施の一形態を示したものであり、図3は図1のA−A断面を示す断面図、図4は図2のB−B断面を示す断面図である。図1及び図2に示すように、このインクジェットプリンタ1の内部下方には、複数の記録媒体2を積層して収容する収容トレイ3が設けられている。この収容トレイ3の一端部上側には、画像を記録しようとする記録媒体2を一枚ずつ収容トレイ3から取り出す取出し装置31が設けられている。なお、記録媒体2としては、普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂等の材質からなるカットシート状の記録媒体が適用可能である。
インクジェットプリンタ1の内部には、収容トレイ3から供給された記録媒体2を、搬送ベルト41へ搬送し、記録媒体2が搬送ベルト41の周面に沿って搬送された後に、搬送ベルト41から排出トレイ5へ排出させる搬送経路6が設けられている。この搬送経路6の所定位置には、搬送方向Xに記録媒体2を搬送するための複数対の搬送ローラ61,61…が設けられている。
また、ヒートパイプ93が放熱用のセラミック板925に接触されているために、セラミック板925から放散された熱は、ヒートパイプ93を介して加熱用ヒートレーンプレート91に伝導するようになっている。
そして、キャップ部材12は、画像記録の開始に伴って下降し、吐出面71から離間するようになっている。
また、キャップ部材12と記録ヘッド7との間には搬送ベルト41が介在しているので、キャップ部材12が記録ヘッド7の吐出面71を覆う際には搬送ベルト41が邪魔になってしまう場合もあるが、これを防ぐためには、例えば、メンテナンス時には搬送ベルト41を記録ヘッド7の直下から退避させたり、キャップ部材41が挿通可能となるように搬送ベルト41に開口や隙間を形成したりすればよい。
インクジェットプリンタ1は待機時においては、図2及び図4に示すように、冷却装置11が退避状態で、キャップ部材12が記録ヘッド7の吐出面71に密着している。
そして、入力部16に画像記録の開始指示が入力されると、制御装置15は、キャップ部材12が記録ヘッド7の吐出面71から離間するようにキャッピング用駆動源123を制御する。その後、制御装置15は、冷却装置11が冷却状態となるように回転軸用駆動源20を制御する。これにより、インクジェットプリンタ1は図1に示すような画像記録可能な状態となる。
記録媒体2上に画像が形成されて、記録媒体2の先端部が搬送ベルト41と離間すると、記録媒体2は、搬送ローラ61により搬送されて、排出トレイ5から外部に排出される。
また、冷却装置11及びインク加熱装置9はヒートパイプ93を介して熱伝導自在に連結されていて、冷却装置11が記録媒体2を冷却することにより発生する放熱を利用してインク加熱装置9がインクを加熱しているので、効率的な熱利用が可能となる。
また、冷却装置11が回転軸を中心として略90度回転することにより、記録媒体2を冷却する位置から退避させられるので、簡易な構成で冷却装置11を退避することができ、さらに省スペース化も向上させることができる。
例えば、本実施形態では温度上昇に伴って低粘化するインクとして紫外線硬化型インクに代表される光硬化性インクを例示しているが、温度上昇に伴って低粘化するインクであれば光硬化性インクに限らず、その他の水性インクや油性インクなどであっても構わない。
また、本実施形態では、温度センサ94が加熱用ヒートレーンプレート91の温度を検知することでインクの温度を間接的に検知する構成になっているが、例えばノズル内に温度センサを配置することで、インク温度を直接検知する構成であってもよい。
2 記録媒体
4 搬送装置
9 インク加熱装置
11 冷却装置
12 キャップ部材
71 吐出面
82 フリジスター素子
92 ペルチェ素子
93 ヒートパイプ
X 搬送方向
Claims (5)
- 温度上昇に伴って低粘化するインクを加熱するためのインク加熱装置と、
前記インク加熱装置によって加熱されたインクを記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの吐出面に対向するように記録媒体を支持し搬送する搬送装置と、
記録媒体上に着弾したインクが硬化する地点よりも、前記搬送装置の搬送方向の上流側で記録媒体を冷却する冷却装置と、
前記記録ヘッドをメンテナンスするためにメンテナンス時には前記吐出面を覆って、画像記録時には前記吐出面から離間するキャップ部材と、
を備え、
前記冷却装置及び前記インク加熱装置は熱伝導自在に連結されており、
前記インク加熱装置は、記録媒体を冷却することにより発生する前記冷却装置からの放熱を利用して、インクを加熱するとともに、画像記録時には前記キャップ部材と前記記録ヘッドとの間で記録媒体を冷却し、メンテナンス時には前記記録媒体を冷却する位置から退避することを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記冷却装置及び前記インク加熱装置は、ヒートパイプによって連結されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1又は2記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記冷却装置には、ペルチェ素子が設けられていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1又は2記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記冷却装置には、フリジスター素子が設けられていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録ヘッドの吐出面から離間するように前記冷却装置の一端側若しくは他端側に配置され、前記搬送方向に直交する方向に沿って延在する回転軸を備え、
前記冷却装置は前記回転軸を中心として90度回転することにより、前記記録媒体を冷却する位置から退避することを特徴とするインクジェットプリンタ。
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