JP4550641B2 - データ照合装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システムの動作試験の結果のデータを取得し、そのデータを基準データと照合するデータ照合装置及び方法に関する。
特殊ガスを扱う工場での警報監視システムにおいては、ガス漏れ検知器からの警報信号をPLC(Programmable Logic Controller)に入力させ、パトライト(登録商標)や警報ブザー等に出力信号を送信して動作させている。この動作に必要な、PLCに組み込むシーケンスプログラムを開発する際には、開発者がチェックリストを紙面に作成し、それを元にシーケンスプログラムを作成していた。しかしながら、開発したシーケンスプログラムが期待した通りに動作するか否か、システム構築後や定期点検時に必ず行う必要がある。
図5は、従来技術における特殊ガスを扱う工場における警報監視システムの概要図である。このシステムの動作試験を行う際、従来においては、まず、検査指示者が指示をして、シリンダキャビネット100、ガス漏れ検知器200、PLC搭載監視盤900、上位監視用PC(Personal Computer)400、工場内に点在する複数のパトライト(登録商標)700の各設置場所に人員を配置する。そして、検査指示者が、ガス漏れ検知器200の操作員にトランシーバ等で連絡を取って、ガス漏れ検知の擬似信号の発信を指示し、ガス漏れ検知器200の操作員は、ガス漏れ検知器200を操作し、ガス漏れの擬似信号を発信させる。そして、PLCがシーケンスプログラムを動作させた後、検査指示者は、監視盤900、上位監視用PC400、シリンダキャビネット100、パトライト(登録商標)700に配置された確認員にそれぞれ連絡を取って、パトライト(登録商標)700の点灯、警報ブザーの鳴動、シリンダキャビネット100からのガスの遮断、上位監視PC600の画面表示や音声出力等の動作を確認し、図6に示すような試験項目表の紙面に連絡結果を検査結果として手書きで書き込んでいた。
上記のトランシーバ等の無線通話手段は、通信帯域によっては工場内の装置の誤作動を引き起こす問題がある。そこで、特許文献1には、工場内のデータ伝達手段を用いて通話を行い、工場内の装置の誤作動を回避する方法が公開されている。
特開2003−331370号公報
しかしながら、上述した方法はいずれも、システムの動作試験を行う度に、工場内の各装置の動作を視聴する多くの確認員が必要となるという問題があった。更に、その結果を確認する際に、各装置に配置した確認員一人一人と、通話による確認作業を行っていたため、時間と手間がかかっていた。
この発明は上記の点を鑑みてなされたもので、従来より時間と手間をかけずに、且つ少ない人員で入出力信号装置の入力及び出力データが適切か否か検証することができるデータ照合装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、請求項1の発明は、入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が実施されて当該入出力信号制御装置が正常に動作した場合に当該入出力信号制御装置の入力メモリアドレスに書き込まれるビット値、及び、当該入出力信号制御装置の一つまたは複数の出力メモリアドレスに書き込まれるビット値の対応関係を示す期待値情報を、試験項目毎に記憶する期待値情報記憶手段と、前記入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が完了した後に前記入出力信号制御装置が保持するメモリの情報であって、当該入出力信号制御装置が前記試験項目の試験の実施によって入力されたビット値及び出力したビット値が書き込まれたメモリにおけるアドレスとビット値の対応関係を示す入出力情報を前記入出力信号制御装置から受信し、入出力情報記憶手段に格納する受信手段と、前記入出力情報記憶手段内の入出力情報、及び、前記期待値情報記憶手段内の前記試験を実施した試験項目に関連付けられた期待値情報を読み出し、それら入出力情報と期待値情報とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記期待値情報が示す入力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記入力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが一致し、かつ、前記期待値情報が示す一つまたは複数の出力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記出力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが全て一致した場合に合格を示し、一つでも一致しなかったものがある場合に不合格を示す比較結果情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した比較結果情報を前記試験項目毎に対応付けて表示する表示手段と、を具備することを特徴とするデータ照合装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記入出力情報記憶手段内の入出力情報を読み出し、前記入出力信号制御装置の識別情報と、前記期待値情報記憶手段内の期待値情報が示す入力メモリアドレス及び出力メモリアドレスと、当該入力メモリアドレス及び出力メモリアドレスに対応する前記入出力情報のビット値と、を格納する中間データを生成する中間データ生成手段を有し、前記比較手段は、前記中間データ生成手段が生成した中間データを読み出し、前記期待値情報記憶手段内の期待値情報と比較することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、データ照合方法であって、受信手段は、入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が完了した後に前記入出力信号制御装置が保持するメモリの情報であって、当該入出力信号制御装置が前記試験項目の試験の実施によって入力されたビット値及び出力したビット値が書き込まれたメモリにおけるアドレスとビット値の対応関係を示す入出力情報を前記入出力信号制御装置から受信して入出力情報記憶手段に格納し、比較手段は、前記入出力情報記憶手段内の入出力情報、及び、前記入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が実施されて当該入出力信号制御装置が正常に動作した場合に当該入出力信号制御装置の入力メモリアドレスに書き込まれるビット値、及び、当該入出力信号制御装置の一つまたは複数の出力メモリアドレスに書き込まれるビット値の対応関係を示す期待値情報を、試験項目毎に記憶する期待値情報記憶手段内の前記試験を実施した試験項目に関連付けられた期待値情報を読み出し、それら入出力情報と期待値情報とを比較し、生成手段は、前記比較手段による比較の結果、前記期待値情報が示す入力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記入力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが一致し、かつ、前記期待値情報が示す一つまたは複数の出力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記出力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが全て一致した場合に合格を示し、一つでも一致しなかったものがある場合に不合格を示す比較結果情報を生成し、表示手段は、前記生成手段が生成した比較結果情報を前記試験項目毎に対応付けて表示することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、入出力信号制御装置に実際に入力された入力データと前記入出力信号制御装置が実際に出力した出力データを示す入出力情報を受信して、入出力信号制御装置に期待される入力データと出力データの組み合わせである期待値情報と比較し、比較の結果に基づいた比較結果情報を生成するので、従来より時間と手間をかけずに、且つ少ない人員で入出力信号装置の入力及び出力データが適切か否か検証することができる。
また、請求項2の発明によれば、入出力情報を、期待値情報に対応する形式に変換した中間データを生成し、この中間データと期待値情報と比較するので、組み合わせ情報と入出力履歴情報のフォーマットが異なっていても内容を比較して検証することができる。
図2は、本実施形態における半導体特殊材料ガスを用いる半導体工場の警報監視システムの全体図である。100はシリンダキャビネット、200は、シリンダキャビネット100に接続するガス漏れ検知器であり、共にPLC(Programmable Logic Controller)300に接続される。400は、ネットワークNに接続する上位監視PC(Personal Computer)であり、接続装置500を介してPLC300に接続する。600はデータチェック用PCであり、アクセスポイント800を介してネットワークNに無線接続している。これにより、工場内の任意の場所にチェック用PC600を設置できる。Lは、工場内に複数設置されているPLC300が互いに接続して構成するPLCネットワークである。700は、複数のPLC300のそれぞれに、複数台ずつ接続されているパトライト(登録商標)である。Aは、工場内の試験対象エリアであり、工場内に複数存在する。
シリンダキャビネット100は、工場内で使用される半導体特殊材料ガスの入ったボンベを密閉して収納しており、PLC300の出力信号に従ってシリンダキャビネット100に設けられたバルブを遮断する機能、シリンダキャビネット内を強制排気する機能等を持つ。
ガス漏れ検知器200は、シリンダキャビネット100内に設けられたセンサに接続して、そのガス漏れを検知する機能と、検知した際に、PLC300への入力信号を送信する機能を持つ。
PLC300は、工場内に設置された複数の監視盤のそれぞれに搭載されており、シーケンスプログラムが予め組み込まれている。ここで、シーケンスプログラムとは、ガス漏れ検知器200から送信される入力信号を受信した入力用メモリアドレスと、それに書き込まれた入力データ値に基づいて、出力データ値を、対応する出力用メモリアドレスに書き込んで、外部の装置に出力する機能を持ったプログラムを指す。また、複数のPLC300は、互いに他のPLC300と接続しており、PLCネットワークLを構成している。ここでいうPLCネットワークLは、複数のサブネットワークから構成されており、個々のPLC300は、サブネットワークを識別するネットワークIDと、ノードIDによって特定される。
上位監視PC400は、CRT(Cathode Ray Tube)で構成される表示部と、スピーカシステムに音声を出力する音声合成ユニット410と接続しており、PLC300から異常が検知されたエリア情報(エリア名等)を受信して、それを表示部に表示させ、対応する警告アナウンス等の音声を音声合成ユニット410からスピーカシステムに出力させる機能を持つ。
次に、チェック用PC600の説明をする。図1は、チェック用PC600の構成図である。610は、メモリである。620は、キーボード、マウスで構成する入力部である。630は、CRTで構成する表示部である。640は、アクセスポイント800を介してネットワークNに無線接続する通信I/Fである。650は、制御部である。651は、中間ファイル生成部である。652は、比較部である。653は、チェックシートファイル書き込み部である。ここで、中間ファイル生成部651、比較部652、及びチェックシートファイル書き込み部653は、制御部650に含まれる。
上記のチェック用PC600は、CPU(中央演算装置)(図示せず)を実装しており、制御部650が含む上述した各機能を実現するプログラム(図示せず)を、メモリ610上にロードして実行することで実現する。
なお、上記の各機能は、専用のハードウェアを用いて実現されても良い。
次に、検査者が警報監視システムの動作試験を開始し、チェック用PC600が試験結果を検証する動作を説明する。
図3は、チェック用PC600が、PLCネットワークL上のPLC300の入出力用メモリ(以下、データメモリという)の内容であるデータメモリ情報(入出力情報)を読み出して、内容を検証する動作を示すフローチャートである。
まず、検査者は、工場内の試験対象エリアAに設置されたパトライト(登録商標)700の点灯、シリンダキャビネット100の遮断、監視盤に設置された警報ブザー及びパトライト(登録商標)が正常動作するか、それぞれの装置単体で検査しておく。
次に、チェック用PC600の操作者が、入力部620から、試験項目の結果を書き込むチェックシートファイル(図1の611)の生成要求を入力すると、チェック用PC600は、チェックシートファイル611を生成してメモリ610に格納する。ここで、図4に、動作試験において利用されるデータの概要の説明図を示す。本図において、503は、チェックシートファイル611を、チェック用PC600の表示部630に表示させた際のイメージ画像である。
そして、チェック用PC600の操作者は、入力部620から、各試験項目に該当するPLC300のネットワークID、及びノードID、その項目の試験を実施した後に、該当するPLC300に正常な動作として期待されるデータメモリの内容、即ち、入力メモリアドレスとそのビット値、及び、出力メモリアドレスとそのビット値からなり、正常か否かを判定するための期待値情報を、全ての試験項目について入力する。チェック用PC600は、入力部620から受け付けた、全ての試験項目に対する期待値情報を、メモリ610内のチェックシートファイル611に格納する。
チェックシートファイル611には、図4のイメージ画像503内の“試験項目番号”欄の試験項目番号毎に、対応するPLC300のネットワークID、及びノードIDを内部的に格納される。また、本図中の“入力○○”の右側に表記された番号504a〜504eは、該当するPLC300のデータメモリにおいて信号を受信する入力メモリアドレスを指し、“出力○○”の下側に表記された番号505は、該当するPLC300のデータメモリにおいて信号を送信する出力メモリアドレスを指す。また、前述の期待値情報は、本図における、入力メモリアドレス504a〜504eに期待されるビット値、及び、出力メモリアドレス505a〜505d等に期待されるビット値として、チェックシートファイル611に内部的に格納される。ここで、本図のイメージ画像503内の丸印の表記506は、それぞれの試験項目において動作検証が必要な入力メモリアドレスと出力メモリアドレスの組み合わせを指す。
次に、検査指示者は、ガス漏れ検知器200の操作員を配置する。次いで、チェック用PC600の操作員は、入力部620から、メモリ610内のチェックシートファイル611の表示を要求する。これを受けて、チェック用PC600の制御部650は、メモリ610からチェックシートファイル611を読み出し、“テスト開始”ボタンと共に、表示部630に表示する。
次に、従来と同様に、チェック用PC600の操作員が、表示部630に表示されたチェックシートファイル611のイメージ画像503を見ながら、ガス漏れ検知器200の操作員に固定電話等で連絡を取り、図4に示すチェックシートファイル611のイメージ画像503を視認して、試験項目番号“001”に相当するガス漏れ検知器200の擬似信号の発信を要求する。次いで、指示を受けたガス漏れ検知器200の操作員は、指示された内容の信号を、擬似的にガス漏れ検知器200から発信させる。擬似信号を発信したガス漏れ検知器200に接続しているPLC300は、ガス漏れ検知器200からの擬似信号の入力を受け付けると、組み込まれたシーケンスプログラムが起動して、シーケンスプログラムに設定された出力信号を出力する。ここで、この出力信号は、試験対象エリアA内のパトライト(登録商標)700と、このPLC300が搭載されている監視盤に設置された警報ブザー及びパトライト(登録商標)を作動させ、上位監視PC400に、異常を検知したエリア情報を通知する。出力信号を受けると、監視盤に設置された警報ブザーは鳴動し、パトライト(登録商標)は点灯する。上位監視PC400は、PLC300から通知されたエリア名を表示部に表示し、「エリアAでガス漏れが発生しました。作業員を非難させてください。」等の音声を、音声合成ユニット410から出力する。ここで、試験を行ったPLC300のデータメモリ501の内容を、図4に示す。
次に、チェック用PC600の操作者は、前述で表示部630に表示されたチェックシートファイル611のイメージ画像503を見て、試験項目番号“001”の“入力A”を入力部620から選択した後、表示部630に表示された“テスト開始”ボタンを入力部620から押下する(ステップS13)。チェック用PC600の制御部650は、入力部620から、この入力データを受け付けると、警報監視システムの動作を検証するアプリケーションを起動させる(ステップS14)。その後、中間ファイル生成部651が、チェックシートファイル611から、試験項目番号“001”に該当するネットワークIDとノードIDを読み出し、通信I/F640を制御して、対応するPLC300にデータメモリ情報を要求する。これを受けたPLC300は、図4に示すような、データメモリ501の内容を示すデータメモリ情報を、チェック用PC600に送信する。これを受けて、チェック用PC600の中間ファイル生成部651は、受信したデータメモリ情報の内、動作検証が必要なメモリアドレスのデータ、即ち、図4のチェックシートファイル611のイメージ画像503内で、試験項目番号“001”において登録されている全ての入力メモリアドレスと期待されるビット値、及び出力メモリアドレスと期待されるビット値からなる期待値情報を読み出して、それらのデータから成る中間ファイルを一時的に生成する(ステップS15)。
ここで、図4に、中間ファイル502の一例を示す。中間ファイル502には、試験項目番号“001”の実施中において、ガス漏れ検知器200から擬似信号を受け付けたPLC300のネットワークID、ノードID、及びそのPLC300のデータメモリ501の内、試験項目“001”で動作検証が必要なアドレスと、そのアドレスに書き込まれていたデータが、図4に示すように格納されている。
次に、チェック用PC600の比較部652が、チェックシートファイル611の中の、試験項目番号“001”に該当する前述の期待値情報から、入力メモリアドレス504a及びそこに期待されるビット値を参照し、それらに対応する中間ファイル502内の入力メモリアドレスのデータ値と比較する(ステップS16)。比較の結果、チェックシートファイル611内の、期待される入力メモリアドレスのビット値と、それに対応する中間ファイル502内の入力メモリアドレスのデータ値が一致していない場合、比較部652は、表示部630に、入力信号の不具合により試験が失敗したことの表示等の入力信号不具合処理を行う(ステップS17)。
一方、ステップS16の比較の結果、チェックシートファイル611の入力メモリアドレスのビット値と、中間ファイル502内の対応する入力メモリアドレスのデータ値が一致した場合、比較部652は、チェックシートファイルのイメージ画像503の試験項目番号“001”において出力メモリアドレス“5000”(図4の505a)とそのビット値を読み出す。次いで、中間ファイル502内における対応する出力メモリアドレス“DM5000”のデータ値と比較する(ステップS18)。この時、比較の結果、一致していない場合は、チェックシートファイル611内に、比較失敗を示すフラグを、試験項目番号と出力メモリアドレスに対応付けて書き込む。そして、チェックシートファイル611の試験項目番号“001”において全ての出力メモリアドレス(図4の505b等)のビット値について、中間ファイル502のデータ値との比較を繰り返す。
その後、チェックシートファイル書き込み部653が、チェックシートファイル611を読み出して、試験項目番号“001”における、ステップS18で比較した比較結果が全て一致しているかどうかを判定する(ステップS19)。全て一致していた場合、チェックシートファイル書き込み部653が、チェックシートファイル内の合否フラグに試験合格を示すデータを、試験項目番号“001”に対応付けて格納する。その後、表示部630は、試験項目番号“001”の合否欄に“合”を表示する(ステップS20)。一方、ステップS18での比較の結果、一つでも一致しなかったものがあった場合は、チェックシートファイル書き込み部653が、チェックシートファイル内の合否フラグに、試験不合格を示すデータを、試験項目番号“001”に対応付けて格納する。その後、表示部630は、試験項目番号“001”の合否欄に“否”を表示する(ステップS21)。そして、チェック用PC600の制御部650は、アプリケーションを終了させる。
その後、チェック用PC600の操作者は、チェックシートファイル611内の試験項目番号“001”に該当する他の入力メモリアドレス504b〜504eに対して、同様にチェック用PC600の表示部630から選択して、“テスト開始”ボタンを押下し、チェック用PC600は上記の処理を同様に行う。そして、チェック用PC600が、試験項目番号“001”の入力メモリアドレス504b〜504eに対する合否欄に合否結果を表示させる。チェック用PC600の操作者は、表示部630からこれを視認して、動作検証結果を把握する。
このように、チェック用PC600が、PLC300に実際に入力された、入力メモリアドレスのデータ値と、出力メモリアドレスのデータ値を示すデータメモリ情報を受信して、対応する期待値情報と比較し、比較結果をチェックシートファイル611に格納するようにしたので、従来より時間と手間をかけずに、且つ少ない人員で警報監視システムにおけるPLC300の入出力信号が適切か否か検証することができる。
また、データメモリ情報から、チェックシートファイル611内の動作検証が必要なデータに対応するデータを取り出した中間ファイル502を生成するので、チェックシートファイル611内の期待値情報とデータメモリ情報のフォーマットが異なっていても内容を比較することができる。
なお、上述の実施形態において、チェック用PC600が、ネットワークNと無線接続した場合について説明したが、工場内に敷設された有線によってネットワークNに接続しても良い。
また、上述の実施形態において、PLC300が有線によってPLCネットワークL及びネットワークNと接続した場合について説明したが、無線通信I/Fを搭載し、アクセスポイント800を介して、無線接続しても良い。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の一実施形態におけるチェック用PCの構成図である。 同実施形態における、特殊ガスを用いる工場の警報監視システムの全体図である。 同実施形態における、チェック用PCが、PLCネットワーク上のPLCのデータメモリ情報を読み出して、内容を検証する動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、動作試験において利用されるデータの概要の説明する図である。 特殊ガスを扱う工場における警報監視システムの概要図である。 従来において警報監視システムの動作試験に用いられた紙面の試験項目表の説明図である。
符号の説明
100…シリンダキャビネット
200…ガス漏れ検知器
300…PLC
400…上位監視PC
410…音声合成ユニット
500…接続装置
600…チェック用PC
610…メモリ
611…チェックシートファイル
620…入力部
630…表示部
640…通信I/F
650…制御部
651…中間ファイル生成部
652…比較部
653…チェックシートファイル書き込み部
700…パトライト(登録商標)
800…アクセスポイント
900…監視盤
A…試験対象エリア
N…ネットワーク
L…PLCネットワーク

Claims (3)

  1. 入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が実施されて当該入出力信号制御装置が正常に動作した場合に当該入出力信号制御装置の入力メモリアドレスに書き込まれるビット値、及び、当該入出力信号制御装置の一つまたは複数の出力メモリアドレスに書き込まれるビット値の対応関係を示す期待値情報を、試験項目毎に記憶する期待値情報記憶手段と、
    前記入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が完了した後に前記入出力信号制御装置が保持するメモリの情報であって、当該入出力信号制御装置が前記試験項目の試験の実施によって入力されたビット値及び出力したビット値が書き込まれたメモリにおけるアドレスとビット値の対応関係を示す入出力情報を前記入出力信号制御装置から受信し、入出力情報記憶手段に格納する受信手段と、
    前記入出力情報記憶手段内の入出力情報、及び、前記期待値情報記憶手段内の前記試験を実施した試験項目に関連付けられた期待値情報を読み出し、それら入出力情報と期待値情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記期待値情報が示す入力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記入力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが一致し、かつ、前記期待値情報が示す一つまたは複数の出力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記出力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが全て一致した場合に合格を示し、一つでも一致しなかったものがある場合に不合格を示す比較結果情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した比較結果情報を前記試験項目毎に対応付けて表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とするデータ照合装置。
  2. 前記入出力情報記憶手段内の入出力情報を読み出し、前記入出力信号制御装置の識別情報と、前記期待値情報記憶手段内の期待値情報が示す入力メモリアドレス及び出力メモリアドレスと、当該入力メモリアドレス及び出力メモリアドレスに対応する前記入出力情報のビット値と、を格納する中間データを生成する中間データ生成手段を有し、
    前記比較手段は、前記中間データ生成手段が生成した中間データを読み出し、前記期待値情報記憶手段内の期待値情報と比較する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ照合装置。
  3. 受信手段は、入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が完了した後に前記入出力信号制御装置が保持するメモリの情報であって、当該入出力信号制御装置が前記試験項目の試験の実施によって入力されたビット値及び出力したビット値が書き込まれたメモリにおけるアドレスとビット値の対応関係を示す入出力情報を前記入出力信号制御装置から受信して入出力情報記憶手段に格納し、
    比較手段は、前記入出力情報記憶手段内の入出力情報、及び、前記入出力信号制御装置に対する一つの試験項目の試験が実施されて当該入出力信号制御装置が正常に動作した場合に当該入出力信号制御装置の入力メモリアドレスに書き込まれるビット値、及び、当該入出力信号制御装置の一つまたは複数の出力メモリアドレスに書き込まれるビット値の対応関係を示す期待値情報を、試験項目毎に記憶する期待値情報記憶手段内の前記試験を実施した試験項目に関連付けられた期待値情報を読み出し、それら入出力情報と期待値情報とを比較し、
    生成手段は、前記比較手段による比較の結果、前記期待値情報が示す入力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記入力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが一致し、かつ、前記期待値情報が示す一つまたは複数の出力メモリアドレスとビット値との対応関係と、前記入出力情報が示す前記出力メモリアドレスに対応するメモリアドレスとビット値との対応関係とが全て一致した場合に合格を示し、一つでも一致しなかったものがある場合に不合格を示す比較結果情報を生成し、
    表示手段は、前記生成手段が生成した比較結果情報を前記試験項目毎に対応付けて表示する、
    ことを特徴とするデータ照合方法。
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