JP4550088B2 - 仮設足場用防護ネット - Google Patents

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本発明は、仮設足場に取り付けられた仮設足場用防護ネット(以下、防護ネットという)が強風時に受ける風力を小さくできる防護ネットに関する。
例えば、建物の外壁面を補修する場合のように、外壁面の外側に外壁面に沿って仮設足場を組み立てた場合において、仮設足場から地上の道路などに工具や建築部品が落下してしまうことを防止するために仮設足場の外側に防護ネットを張るようにしている。防護ネットは、例えば、取付具を用いて仮設足場に取り付けられたり、取付紐で仮設足場に縛り付けられることによって仮設足場に取り付けられる(例えば、特許文献1;2;3参照)。
特開平06−123175号公報 特開平10−88815号公報 特開2002−70316号公報
しかしながら、強風時、仮設足場に取り付けられた防護ネットが風を受けることによって、防護ネットを取り付けた仮設足場が風力で倒れてしまう問題点があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、強風時に防護ネットが受ける風力を小さくでき、防護ネットを取り付けた仮設足場の倒れを防止できる防護ネットを提供する。
本発明の防護ネットは、建築物の外壁面に沿って外壁面の外側に組み立てられる仮設足場の外側に張られて仮設足場に取り付けられる仮設足場用防護ネットにおいて、防護ネットを形成する網が切断されて形成された開口部と、開口部を開閉可能とする開閉手段とを備え、前記開閉手段は、前記開口部よりも大きな面積を有し、前記開口部の周囲の網目と縫い付けられる一対のテープと、前記一対のテープにおける互いに向かい合う側縁にそれぞれ取り付けられるエレメントと、前記エレメント同士を開閉するスライダーとを備えることを特徴とする。
また、互いに独立した複数の開口部を備えたことも特徴とする
本発明の防護ネットによれば、開口部と、開口部を開閉可能とする開閉手段とを備えたので、開閉手段により開口部を開くことにより、強風時に防護ネットが受ける風力を小さくでき、防護ネットを取り付けた仮設足場の倒れを防止できる。
互いに独立した複数の開口部を備えたことで、開口部による風の通過部を多くできるので、強風時に防護ネットが受ける風力をより小さくできる。
開閉手段をスライドファスナーにより形成したことで、スライダーを操作することで、開口部による風の通過部を簡単に形成できるので、急に風が強くなったような場合でも、即座に風の通過部を形成できて、仮設足場の倒れ防止対策を図れるようになる。
最良の形態1
図1乃至図4は本発明の最良の形態1を示す。図1は防護ネットを示し、図2は防護ネットの開口部を開閉する部分の詳細を示し、図3は仮設足場に設置された防護ネットを示す側面から見て示し、図4は仮設足場に設置された防護ネットを示す正面から見て示す。
図3に示すように、防護ネット1は、建物2の外壁面3を補修する場合などにおいて建物2の外壁面3に沿って外壁面3の外側に組み立てられる仮設足場4の外側に張られて仮設足場4に取り付けられるものである。
仮設足場4は、足場板5と足場板5を支持する支持脚6とにより構成された単位足場4Aを上下左右に連続して繋げて形成される。
防護ネット1は、図2に示すように、縦糸9a及び横糸9bによってメッシュ状に編まれた網10により形成されたものであり、図1に示すように、例えば、長方形に形成される。防護ネット1の長方形の外周部には、所定間隔毎に紐取付孔11が形成される。
図4に示すように、複数の防護ネット1が仮設足場4の外側に縦横に並べて張られ、防護ネット4の左右の縁部は、紐取付孔11に取り付けられた紐12を仮設足場4の支持脚6に縛り付けることで、防護ネット1と支持脚6とが紐12によって連結される。上下に配置される上の防護ネット1の下縁部13の紐取付孔11と下の防護ネット1の上縁部14の紐取付孔11とが紐12により連結される。
図1;2に示すように、防護ネット1は、防護ネット1を形成する網10が切断されて形成された開口部21と、開口部21を開閉可能とする開閉手段としてのスライドファスナー31とを備える。
開口部21は、防護ネット1の中央部に所定長さに渡って延長するように設けられたり、防護ネット1の中央部と外周端とに跨って延長するように設けられる。
図2を参照し、スライドファスナー31及び開口部21の詳細を説明する。スライドファスナー31は、スライダー32と一対のエレメント(務歯)33a;33bと一対のテープ34a;34bとにより構成される。スライダー32は、胴体35と柱36と引手37とを備える。エレメント33aは、2本のテープ34a;34bの互いに隣り合う側縁34c;34cのうちの一方に取り付けられ、エレメント33bは互いに隣り合う側縁34c;34cのうちの他方に取り付けられる。エレメント33a;33bの始端と終端とにはそれぞれ止体38;39が設けられる。エレメント33a;33bに係合されたスライダー32の胴体35がエレメント33a;33bに沿って一方向及び一方向とは逆の方向に滑走することにより、エレメント33a;33bが互いに閉じたり、エレメント33a;33bが互いに離れる(開く)。例えば、開口部21の相対向する切口周縁22の近辺の網目23とスライドファスナー31のテープ34a;34bとが縫い糸24で縫い付けられることでスライドファスナー31が開口部21に取り付けられる。よって、スライダー3を操作することでエレメント33a;33bを開閉できるので、開口部21をスライドファスナー31によって開閉できる。
最良の形態1の防護ネット1によれば、複数の防護ネット1が仮設足場4の外側において上下左右に並ぶように張られて、仮設足場4に取り付けられた状態において、風の弱い時には、スライドファスナー31のエレメント33a;33bを閉じて開口部21を閉じておくことで、作業の際の物の落下を防止できる。そして、風の強い時には、スライドファスナー31のエレメント33a;33bを開いて開口部21を開放しておくことで、風が開口部21を通過するので、防護ネット1の受ける風力が小さくなり、防護ネット1を取り付けた仮設足場4が倒れるようなことを防止できる。即ち、スライドファスナー31のスライダー32を操作することで、風の通過部を簡単に形成できるので、急に風が強くなったような場合でも、即座に風の通過部を形成できて、仮設足場4の倒れ防止対策を図れるようになる。
最良の形態2
互いに独立した複数の開口部21を設けて、この複数の開口部21毎に開口部21を開閉するスライドファスナー31を設ければ、風の通過部の数を多くでき、防護ネット1の受ける風力をより小さくできて好ましい。
1つの防護ネット1に設ける開口部21の形状はどのような形状であってもよい。例えば、円形状、コ字状などでもよい。
また、スライドファスナー31以外の開閉手段を用いてもよい。例えば、ボタンや係合フックのような開閉手段を用いて開口部21を開閉可能に構成してもよい。
防護ネットを示す正面図(最良の形態1)。 防護ネットの開口部を開閉する部分の詳細図(最良の形態1)。 仮設足場に設置された防護ネットを示す側面図(最良の形態1)。 仮設足場に設置された防護ネットを示す正面図(最良の形態1)。
符号の説明
1 防護ネット、2 建物、3 外壁面、4 仮設足場、21 開口部、
31 スライドファスナー(開閉手段)。

Claims (2)

  1. 建築物の外壁面に沿って外壁面の外側に組み立てられる仮設足場の外側に張られて仮設足場に取り付けられる仮設足場用防護ネットにおいて、
    防護ネットを形成する網が切断されて形成された開口部と
    口部を開閉可能とする開閉手段とを備え
    前記開閉手段は、前記開口部よりも大きな面積を有し、前記開口部の周囲の網目と縫い付けられる一対のテープと、
    前記一対のテープにおける互いに向かい合う側縁にそれぞれ取り付けられるエレメントと、
    前記エレメント同士を開閉するスライダーとを備えることを特徴とする仮設足場用防護ネット。
  2. 互いに独立した複数の開口部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の仮設足場用防護ネット
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