JP3818593B2 - 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 - Google Patents
建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3818593B2 JP3818593B2 JP2004030820A JP2004030820A JP3818593B2 JP 3818593 B2 JP3818593 B2 JP 3818593B2 JP 2004030820 A JP2004030820 A JP 2004030820A JP 2004030820 A JP2004030820 A JP 2004030820A JP 3818593 B2 JP3818593 B2 JP 3818593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety
- safety rope
- fixed
- guide
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
1.アフターメンテナンス
2.リフォーム工事
3.点検工事
4.解体作業
5.清掃作業
この発明の建築工事用安全索の案内装置は、屋根瓦44の軒側端部を挟持した状態に固定されるクランプ部9と、
屋根上20に掛け渡される安全索18を挿通ガイドするとともに、軒側先端部13が樋47をオーバハングした状態で略下方に向けて湾曲案内するガイド部10と、
を備えることを特徴とする。
はじめに、建築工事用安全索の案内装置について説明する。
図1は本発明に係る案内装置の斜視図、図2(a),(b)は同装置の取付状態を示すものである。
案内装置1は、所定厚さの十分な剛性を有する金属板などよりなり、クランプ部9とガイド部10とで大略構成される。
固定クランプ板2は、略平坦な略短冊板状をなしかつ先端が軒側に向けて略J字型に湾曲形成されている。この軒側の先端は、後述するガイド部10の軒側先端部13を兼ねている。
軒側先端部13は、上記固定クランプ板2の軒側の先端を兼ねており、略J字型に湾曲し形成されている。この軒側先端部13の湾曲した表面は、安全索18を案内する摺動案内面13aとなっている。
その後は、安全索18をガイド部10の溝部11に通し、ガイドローラ8及び摺動案内面13aを通じて、その下端を後述する屋根直下における開口部位置あるいは地表部などに固定すれば、安全索18の固定がなされる。
この取付構造は、図3に示すような、支持棒23が用いられる。この支持棒23は、座板24と、固定杆25と、ラッチ機構26と、伸縮杆27と、支持部材としての係止板29とで略構成される。座板24は、略矩形板状に形成され、板面中央に固定杆25の下端が回転自在に連結される。固定杆25は中空パイプ状に構成され、上端にラッチ機構26が設けられる。
支持棒23は、縮められた状態で搬入され、開口部48の位置で伸長される。支持棒23は、下端となる座板24を床面或いは下框21上に略垂直となるように配置し、ラッチ機構26を作動させない状態で伸縮杆27を垂直上方向に伸ばす。
次に、安全索18に弛みなどが生じないように、緊張金具35にて安全索18の張設状態が調整される。
なお、連結用ロープ30を支持棒23の上端に近接した位置とすることで、支持棒23にかかる連結用ロープ30を介する引張力が、係止板29と上框22の部分に集中させることが可能となる。
腰窓の枠体を構成する上框22と床面との間には、前述と同様に支持棒23が突っ張った状態で固定される。なお、この腰窓の場合では、床面が上框22の直下に位置しないことから、図5に示すように、やや斜めに配置される。そして、上記した掃き出しの場合と同様に開口部48に設置されるが、開口部48の下框21が支持棒23の中途部側面に当接状態となる、この支持棒23の中途部には、緩衝部33が設けられていることから、この緩衝部33が腰窓(開口部48)の下框21に屋内側から当接することとなる。これにより、下框22に対する損傷等を防止することが可能となる。
また、地表に向けて安全索18を延長させる必要がなくなり、この安全索18を短く設定できる。
2…固定クランプ板
4…固定板
5…可動クランプ板
6…操作ハンドル
8…ガイドローラ
9…クランプ部
10…ガイド部
11…溝部
13…軒側先端部
18…安全索
20…屋根
21…下框
22…上框
23…支持棒
29…支持部材(係止板)
33…緩衝材
44…瓦
47…樋
48…開口部
Claims (7)
- 屋根瓦の軒側端部を挟持した状態に固定されるクランプ部と、
屋根上に掛け渡される安全索を挿通ガイドするとともに、軒側先端部が樋をオーバハングした状態で略下方に向けて湾曲案内するガイド部と、
を備えることを特徴とする建築工事用安全索の案内装置。 - 前記ガイド部は、前記安全索を前記軒側先端部に導く溝部を備えるとともに、該安全索の案内方向を屈曲する位置で回転自在となるガイドローラを備えることを特徴とする請求項1記載の建築工事用安全索の案内装置。
- 前記クランプ部は、前記屋根瓦の下面に当接する固定クランプ板と、固定クランプ板上に配置される固定板と、固定板の下部に配置され、前記固定クランプ板に対向し前記屋根瓦の上面に当接する可動クランプ板とを具備するとともに、該可動クランプ板を前記固定クランプ板に向けて移動させる操作ハンドルが前記固定板上に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の建築工事用安全索の案内装置。
- 前記固定クランプ板は、前記ガイド部の軒側先端部と一体に構成されることを特徴とする請求項3記載の建築工事用安全索の案内装置。
- 請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の建築工事用安全索の案内装置を用いた安全索取付構造であって、
建物の開口部の上框と、屋内側の床面間とに突っ張った状態で固定配置される伸縮可能な支持棒を具備し、該支持棒に、前記案内装置を通じて屋根上から引込まれた安全索の端部が連結されることを特徴とする安全索取付構造。 - 前記支持棒の上端には、L字形状の支持部材が取り付けられ、該支持部材を前記開口部の屋内側から係合させることを特徴とする請求項5記載の安全索取付構造。
- 前記支持棒の中途部には、緩衝部を備え、前記建物の開口部における下框に当接させることを特徴とする請求項5又は6記載の安全索取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004030820A JP3818593B2 (ja) | 2003-04-08 | 2004-02-06 | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003104170 | 2003-04-08 | ||
JP2004030820A JP3818593B2 (ja) | 2003-04-08 | 2004-02-06 | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004324404A JP2004324404A (ja) | 2004-11-18 |
JP3818593B2 true JP3818593B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=33512977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004030820A Expired - Fee Related JP3818593B2 (ja) | 2003-04-08 | 2004-02-06 | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3818593B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5094375B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-12-12 | 西日本高速道路メンテナンス九州株式会社 | 法面作業用命綱の係留具 |
US8052098B1 (en) | 2009-10-27 | 2011-11-08 | Kerry Keith Kowaleski | Cable, cord, hose, and rope holding device |
CN102691421B (zh) * | 2012-06-01 | 2015-04-08 | 威海建设集团股份有限公司 | 钢结构高空作业安全防护装置 |
JP6029609B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2016-11-24 | 大和ハウス工業株式会社 | 親綱支持具および墜落防止構造 |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030820A patent/JP3818593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004324404A (ja) | 2004-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20180355625A1 (en) | Work gondola | |
US5727646A (en) | Retractable fall restraint device | |
JP2012207476A (ja) | 仮設ガイドレール用固定装置 | |
JP3818593B2 (ja) | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 | |
US20230032045A1 (en) | Roof-anchoring systems and methods | |
US20050189171A1 (en) | Safety system and method of use for high workers | |
JP2002138659A (ja) | 簡易組立型のゴンドラ吊下式作業装置 | |
JP4138632B2 (ja) | 屋根上作業方法および屋根上作業に用いる器具 | |
KR20170000701U (ko) | 건축용 수직형 안전방망 | |
US20140284150A1 (en) | Trolley comprising a fall arrest actuator | |
KR200367314Y1 (ko) | 작업자 추락방지용 안전장치 | |
JP3523140B2 (ja) | 屋根上安全装置 | |
JP5572751B1 (ja) | 折畳み式テント | |
KR101752587B1 (ko) | 어닝 설치 어셈블리 | |
KR20180012881A (ko) | 실외기 설치가 용이한 베란다 구조 | |
JP2002013294A (ja) | 建築工事用安全索 | |
JP3842789B2 (ja) | 屋根作業用安全具及び安全構造 | |
JP4219473B2 (ja) | 屋根上作業用の安全用器具及び安全構造 | |
JP2012026162A (ja) | 屋根作業用安全装置 | |
JPH0975471A (ja) | 屋根上作業用安全帯取付具およびその取付方法 | |
JP2002327540A (ja) | 屋根上作業のための安全構造及び安全用具 | |
JP2006118121A (ja) | 養生シートの張設構造 | |
WO2013095095A1 (en) | Safety system for a slanted roof | |
KR101376975B1 (ko) | 갱폼 인양용 샤클 | |
JPH038304Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |