JP4547652B2 - 自動調芯押付け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、若干斜めに置かれたワークを均等な力で対象部位に押付けるための押付け装置に関するものであり、更に詳しくは、若干斜めになっている平面等に置かれた半導体チップ等のワークを、押付け用のヘッドを自動調芯することによって対象部位に均等に押付けることができるようにした、自動調芯押付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
若干斜めになっている平面等に置かれたワークを、押付け用のヘッドを自動調芯することによって対象部位に均等な力で押付けられるようにした自動調芯押付け装置は、既に公知である。
【0003】
この種の押付け装置は、一般に、部分凹球面状の軸受面を有するエア軸受と、前記軸受面に嵌合する部分凸球面状の被軸受面を有する調芯部材とを有していて、この調芯部材にワーク押圧用の前記押付けヘッドが取り付けられている。そして、前記軸受面と被軸受面との間にエアを供給することによって調芯部材をフローティングさせ、その状態で前記押付けヘッドでワークを押圧することにより、該ワークの傾きに合わせて前記調芯部材及び押付けヘッドを自動的に調芯させ、それによってワークを対象部位に対して均等に押付けることができるようになっている。
【0004】
かかる押付け装置は、調芯後の前記調芯部材をエア軸受に押付けてロックするためのロック機構を有している。従来のロック機構は、前記軸受面と被軸受面との間の隙間を真空引きすることにより調芯部材をエア軸受に圧接させてロックするものであるが、真空引きによるロックは、前記軸受面と被軸受面との表面積を大きくして必要な引込み力を確保しなければならないので、装置が大型化してしまうといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、調芯部材をフローティングさせることによって自動的な調芯が可能であると共に、調芯した位置で該調芯部材を機械的な手段によってロックすることが可能な、小型でエア消費の少ない調芯押付け装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の自動調芯押付け装置は、自動機器に取り付けるための装置本体;該装置本体に取り付けられて先端に部分凹球面状の軸受面を有するエア軸受;該エア軸受の軸受面と同じ曲率を持つ部分凸球面状の被軸受面と、ワーク用押付けヘッドを取り付けるためのヘッド取付面とを有していて、前記被軸受面を軸受面に嵌合させた状態で前記エア軸受に支持されている調芯部材;前記エア軸受の軸受面に圧縮空気を供給して前記調芯部材をエア軸受からフローティングさせるためのエア供給用流路;前記調芯部材をエア軸受の軸受面に圧接させてロックするためのロック機構;前記ロック機構を駆動するためのシリンダ駆動部;を有し、前記ロック機構が、前記エア軸受及び調芯部材を軸受面及び被軸受面の中心部の位置で遊挿状態に貫通し、前記シリンダ駆動部により前後進されるピストンロッドと、このピストンロッドの先端に形成されたフランジ状の係止部と、前記調芯部材に形成されてこの係止部が嵌合する窪みと、これらの係止部と窪みとに形成されてロック時に相互に当接し合う部分球面状の当り面とを有し、これらの当たり面が上記被軸受面と同心に形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
前記構成を有する自動調芯押付け装置において、シリンダ駆動部によりピストンロッドが前進させられると、エア軸受の軸受面と調芯部材の被軸受面との間に0.02〜0.05mm程度の隙間が発生し、この隙間に軸受面のエア吹出し孔から圧縮空気が供給されて、調芯部材がエア膜によりフローティング状態に保持される。この状態で該調芯部材に取り付けた押付けヘッドをワークに押付けたとき、前記調芯部材における被軸受面と当り面とが同心であることから、ワークが若干斜めになっていても、その傾斜に倣って上記調芯部材が自動的に調芯され、ワークは対象部位に均等に押し付けられる。
【0008】
そして、前記シリンダ駆動部によりピストンロッドを引込めると、該ピストンロッドの先端の係止部の当たり面が調芯部材の当たり面に当接して該調芯部材がエア軸受の軸受面に押付けられ、フローティングしていた調芯部材が調芯した位置でエア軸受に滑らかにロックされる。
【0009】
このように、シリンダ駆動部によりピストンロッドを介して調芯部材を機械的にロックすることにより、従来の真空引きによるロック方法に比べて押付け装置を小型にすることができると共に、エア消費も少なくなる。
【0010】
本発明においては、前記エア軸受の軸受面、調芯部材の被軸受面、並びに係止部及び調芯部材の当たり面の曲率の中心が、前記調芯部材に取り付けられた押付けヘッドにおけるワークを押圧する押付け面の中心に設定されている。これにより、上述したフローティングを一層安定的に行わせることができる。
【0011】
本発明において好ましくは、前記装置本体が前端面に窪みを有していて、該窪み内において前記エア軸受が装置本体に固定されると共に、該エア軸受に前記調芯部材が支持され、これらのエア軸受及び調芯部材の外周面と窪みの内周面との間には前記軸受面と被軸受面との間の隙間に通じるエア吸引用のラビリンスが設けられ、該ラビリンスがエア回収用のポートに連通していることである。これにより、調芯部材のフローティングに使用された後の圧縮空気を回収することが可能となり、周囲環境への粉塵の排出を抑制することができると共に、クリーンルームでの装置の使用が可能になる。
【0012】
本発明においてはまた、前記エア供給用流路が、装置本体に形成された供給ポートから、該装置本体とエア軸受との結合部を横切って前記軸受面に開口する吹き出し孔に通じていて、前記結合部には、該結合部からのエア漏れを防ぐためのシール手段が設けられている。このようなシール手段を設けることにより、エアの消費量を削減することができると共に、エア軸受けの負荷量を増大させることができる。
【0013】
この場合に好ましくは、前記シール手段がフッ素ゴムから成る耐熱環状シール材であって、このシール手段が、前記装置本体側とエア軸受との結合部において何れか一方の結合面に設けた外周環状溝及び内周環状溝に挿入されていることである。これにより、高温の環境下でも自動調芯押付け装置を使用することができる。
【0014】
本発明においては更に、フローティング時に前記調芯部材にエア軸受側に向かう作用力を加えるための付勢手段を有していることが望ましい。この付勢手段は例えば、マグネットで形成されていて、このマグネットにより、磁性体からなる調芯部材をエア軸受側に向けて吸引可能なるように構成される。
【0015】
本発明において好ましくは、前記エア軸受に対する調芯部材の回転を防止するための回転防止機構を有することである。この回転防止機構は、例えばエア軸受と調芯部材の何れか一方に固定されたピンと、他方に設けられてこのピンが周囲に隙間を有する状態で嵌合するピン孔と、該ピン孔内において前記ピンの回りに配設された弾性体とで構成することができる。
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は、本発明に係る自動調芯押付け装置の第1実施例を示している。
この自動調芯押付け装置Aは、シリンダ駆動部2を備えた矩形ブロック形の装置本体1と、該装置本体1に固定されたエア軸受3と、該エア軸受3に調芯可能に支承された調芯部材4とを備えており、該調芯部材4の前端面には、ワーク押圧用の押付けヘッド(ボンダヘッド)5を着脱自在に取付けるためのヘッド取付面4aが形成されている。
【0017】
そして、該自動調芯押付け装置Aは、若干斜めになっている平面等に置かれた半導体チップ等のワーク(図示せず)を、前記調芯部材4に取付けられた前記押付けヘッド5で自動調芯して対象部位に押付けることにより、それを所定の場所に均等な力で押付けて取り付けることができるものである。
【0018】
前記装置本体1のシリンダ駆動部2は、装置本体1内のピストン室12と、該ピストン室12に摺動自在に収容したピストン20と、該装置本体1から突出して調芯部材4の下方端部まで延びるピストンロッド23とを有している。該ロッド23は、前記調芯部材4をエア軸受3に押付けることによって機械的にロックするロック機構を構成するもので、シール部材を有するボルト21を介してピストン20に気密に固着され、該ロッド23の先端にはフランジ状の係止部25が設けられ、該係止部25の上面には、調芯部材4の当たり面44に当接する部分凸球面状の当たり面24が形成されている。また、前記装置本体1に設けられてピストンロッド23が通る貫通孔の内壁には、該ロッド23を気密に挿通するためのシール部材61及び軸受62が設けられている。
そして、前記ピストン室12は、ピストン20により上部ピストン室と下部ピストン室に仕切られ、装置本体1には、該上部ピストン室及び下部ピストン室に圧縮空気を給・排するための通路52,53及びポート54,55が設けられている。
【0019】
前記シリンダ駆動部2を形成するため、装置本体1には、その上部に上面側が開口する窪み11が形成され、該窪み11の上部にシール部材15を介してキャップ13が気密に取付けられ、このキャップ13によって前記ピストン室12が区画されている。前記キャップ13を固定するため、前記窪み11の上方にある環状溝16には拡縮可能なC形止め輪17が装着され、この止め輪17で前記キャップ13が窪み11の環状段部に押し付けられている。
【0020】
また、前記装置本体1は、その上面に複数のねじ孔9を有し(図2参照)、該ねじ孔9に螺合するボルトにより、装置本体1をロボットアーム等の自動機器に着脱自在に取付けられるようになっている。
【0021】
前記装置本体1には、その下面に一定の深さを有する円形の窪み18が形成されていて、該窪み18内に前記エア軸受3及び調芯部材4が収容されている。そして前記エア軸受3は、その平らな背面3aを前記窪み18の平らな底壁面18aに接触させた状態で該窪み18内に収容され、該底壁面18aのねじ孔14に螺入したボルト37で装置本体1に固着されている。
【0022】
また、前記窪み18の内側壁とエア軸受3及び調芯部材4の外側壁との間には、真空吸引用のラビリンス60が、前記エア軸受3の軸受面32と調芯部材4の被軸受面42との間の隙間に通じるように設けられ、該ラビリンス60が、装置本体1における窪み18の側部に形成されたエア回収ポート57に接続されている。
【0023】
前記エア軸受3は円板形をしていて、部分凹球面状をした先端の前記軸受面32と、平坦な前記背面3aと、前記ピストンロッド23が遊挿状態に貫通する中央部の孔31と、前記軸受面32に開口する複数のエア吹出し孔に通じる複数のエア通路33aとを有している。これらのエア通路33aの一端は前記背面3aに開口していて、前記窪み18の底壁面18aに開口する装置本体1側のエア通路33bに連通し、このエア通路33b及びエア供給通路19を通じてエア供給ポート56から圧縮空気が供給されるようになっている(図1、図3及び図4参照)。即ち、前記エア供給ポート56から軸受面32のエア吹出し孔に至るエア供給用流路は、前記エア通路33a及び33bの部分で装置本体1とエア軸受3との結合部50を横切り、前記エア吹出し孔に連通している。
【0024】
一方、前記調芯部材4は、前記エア軸受3とほぼ同径の円板形をなしていて、その後端面にエア軸受3の軸受面32と同じ曲率半径の部分凸球面状をした前記被軸受面42を有し、該被軸受面42を前記軸受面32に嵌合させた状態でエア軸受3に支承されている。該調芯部材4の中央部分には、前記ロッド23が遊挿状態に貫通する孔41が設けられ、該孔41の先端部には拡径された窪み43が形成され、この窪み43内に前記ロッド23の先端の係止部25が収容されている。また、該窪み43の底壁面は、前記ロッド23の部分凸球面状の当たり面24と当接し合う部分凹球面状の当たり面44となっていて、これらの当たり面24と44は互いに同じ曲率に形成されている。そして、これらの当たり面24,44の曲率半径R2と、調芯部材4における被軸受面42の曲率半径R1とは、図1に示すような関係にあって、それらは1つの曲率中心Oを共有している。この曲率中心Oは、前記押付けヘッド5のワーク押付け面上の中心に設定することが望ましい。
【0025】
前記調芯部材4は、その下面に複数のねじ孔46を有していて、該ねじ孔46に螺合するボルトで前記押付けヘッド5を着脱自在に取付けられるようになっている。
【0026】
上記構成を有する自動調芯押付け装置において、ポート54から上部ピストン室に圧縮空気を供給することによってピストン20及びロッド23を前進させると、エア軸受3の軸受面32と調芯部材4の被軸受面42との間に0.02〜0.05mm程度の隙間が発生し、この隙間に、エア通路33b,33aから軸受面32の複数のエア吹出し孔を通じて圧縮空気が供給されてエア膜が張られるので、調芯部材4がフローティング状態に保持される。この際、該調芯部材4の被軸受面42と当たり面44との曲率の中心が同じであることから、調芯部材4に取り付けた押付けヘッド5を対象物に押付けたとき、その対象物が若干斜めになっていても、調芯部材4及び押付けヘッド5はその面に倣ってフローティング状態で自動的に調芯される。
【0027】
また、前記調芯部材4のフローティングに使用された圧縮空気は、前記軸受面32と被軸受面42との間の隙間からラビリンス60に流出し、このラビリンス60からエア回収ポート57を介して吸引、回収される。それにより、周囲環境への粉塵の排出を抑制し、クリーンルームでの使用が可能になる。
【0028】
前記押付けヘッド5を対象物に押し付けることにより調芯部材4を自動調芯した状態で、ポート55から下部ピストン室に圧縮空気を供給すると共に上部ピストン室から圧縮空気を排出させてピストン20及びロッド23を後退させると、前記ロッド23の先端の係止部25の当たり面24が調芯部材4の当たり面44に当接し、該調芯部材4がエア軸受3側に引き寄せられる。このため、前記調芯部材4の被軸受面42がエア軸受3の軸受面32に押付けられ、フローティングしていた該調芯部材4が調芯した位置でエア軸受3に滑らかにロックされる。この際、調芯部材4の被軸受面42は、エア軸受3の軸受面32にエア膜を介した状態から滑らかにロックされため、ロックの際、それらの面32,42が摩擦抵抗によりこじられるというようなことがない。
【0029】
このように、シリンダ駆動部2を用いて調芯部材4を機械的にロックすることにより、従来の真空引きによるロック方法に比べて押付け装置を小型にすることができると共に、エア消費も少なくなる。
【0030】
前記調芯部材4の揺動量は、ピストンロッド23と該ロッド23が貫通する前記調芯機構4の孔41との隙間δを任意に変更することにより変えることができる。
このとき、前記調芯部材4とエア軸受3との間には回転防止機構63が設けられているため、該エア軸受3に対する調芯部材4の回転は防止される。この回転防止機構63は、エア軸受3の軸受面32の複数カ所に先端が突出する状態に固定されたピン64と、調芯部材4の被軸受面42に形成されて前記ピン64が周囲に隙間を有する状態で嵌合する複数のピン孔65とからなるもので、これらのピン64とピン孔65との間の隙間は、前記隙間δより十分に大きく設定されることにより、調芯の妨げにならないようになっている。
【0031】
図6は本発明に係る自動調芯押付け装置の第2実施例を示すもので、この第2実施例の押付け装置Bが前記第1実施例と相違する点は、装置本体1の窪み18の底壁面18aとエア軸受3の背面3aとが相互に接触する結合部50の外周位置と内周位置とに、この結合部からのエア漏れを防ぐためのシール手段を設けている点、及び軸受面32に圧縮空気を供給するためのエア供給用流路の構造を簡単にした点である。
【0032】
即ち、この第2実施例では、前記第1実施例と同様に、装置本体1の窪み18内にエア軸受3及び調芯部材4が収容され、該窪み18の底壁面18aに設けたねじ孔14に螺入されるボルト37によりエア軸受3が装置本体1に固着されている。また前記エア軸受3は、調芯部材4をエア膜を介して支承する部分凹球面状の軸受面32と、該軸受面32に開口する複数のエア吹出し孔と、これらのエア吹出し孔にエア供給ポート及びエア供給通路からの圧縮空気を供給するエア通路33aとを有していて、このエア通路33aが、装置本体1の窪み18の底壁面18aとエア軸受3の背面3aとの結合部50を横切って装置本体1側のエア通路33bに連通している。
【0033】
そしてこの第2実施例では、第1実施例と違って、前記結合部50の外周部及び内周部に、該結合部50からのエア漏れを防ぐためのシール手段が設けられている。具体的には、何れかの部材の結合面、例えば、装置本体1の窪み18の底壁面18aの外周部かまたはエア軸受3の背面3aの外周部のどちらか一方と、前記底壁面18aの内周部かまたは前記背面3aの内周部のどちらか一方とにそれぞれ環状溝が設けられ、この環状溝に、フッ素ゴムから成る耐熱性の環状シール材71、72がそれぞれ挿入されている。
【0034】
なお、前記結合部50の内周部に環状溝を設ける場合、装置本体1における窪み18の底壁面18aに設けても、図6に示すように、窪み18の底壁面18aと同じ面をなす軸受け62の面に設けてもよい。また、前記外周部のシール手段は、必ずしもフッ素ゴムから成る耐熱環状シール材71に限定されるものではなく、耐熱接着剤であってもよい。
【0035】
このように、装置本体1とエア軸受3との結合部50の外周部及び内周部にシール手段を設けることにより、該結合部50からのエア漏れを防ぐことができるため、エアの消費量を削減することができると共に、エア軸受3けの負荷量を増大させることができる。また、前記シール手段をフッ素ゴムから成る耐熱環状シール材にすると、高温の環境でも本発明の自動調芯押付け装置を使用することができる。
【0036】
また、図6に示す第2実施例では、装置本体1の側面のポート56から中心に向かう横方向の1本のエア供給通路19が、縦方向の複数のエア通路33bに分岐し、各エア通路33bは、エア軸受3の背面3aに同心状に設けられた複数の環状溝77にそれぞれ連通し、各環状溝77が、軸受面32に開口する複数のエア吹出し孔に通じる前記エア通路33aにそれぞれ連通している。したがってこの第2実施例では、図4に示す第1実施例に比べ、エア供給用流路の構造が簡単になる。
【0037】
なお、図6における符号73はフッ素ゴム製の耐熱ピストンパッキン、符号74はフッ素ゴム製の耐熱Oリングである。
【0038】
第2実施例における前記以外の構成は実質的に第1実施例と同じであるから、第1実施例と共通する主要な構成部分にこの第1実施例と同じ符号を付してその説明は省略する。なお、この第2実施例においては押付けヘッド5の図示が省略されている。
【0039】
図7は本発明の第3実施例を示すもので、この第3実施例の押付け装置Cが前記第2実施例と相違する点は、前記調芯部材4の調芯性を高めるために、フローティング時に該調芯部材4にエア軸受3側に向かう力を作用させるための付勢手段80を新たに付加した点と、該調芯部材4の回転を防止するための回転防止機構63に若干の改良を加えた点とである。
【0040】
即ち、この押付け装置Cにおいては、前記調芯部材4が磁性体により形成されていて、装置本体1に、該調芯部材4をエア軸受3側に向けて吸引可能なるようにマグネット81が配設されている。このマグネット81は円環状をしていて、装置本体1におけるピストン室12の底部に形成された取付溝内にピストンロッド23の回りを取り囲んで同心状に設置されており、これにより、該マグネット81による吸引力が調芯部材4に均等に作用するようになっている。
【0041】
このような付勢手段80を設けることにより、前記調芯部材4が、エア軸受3側に一定の力で引っ張られた状態でフローティングするため、そのフローティング状態が安定すると共に、軸受面32と被軸受面42との間のエア膜の厚さが全体としてほぼ均一化され、この結果、静圧軸受としての負荷に対する剛性が向上し、前記調芯部材4の調芯性が高められることになる。
【0042】
なお、前記マグネット81を取り付ける位置は、ピストン20であっても、エア軸受3であって良い。また、前記付勢手段80をマグネット81で構成する代わりにばねで構成し、このばねを、前記調芯部材4をエア軸受3側に向けて弾発するように設置しても良い。
【0043】
一方、この第3実施例の回転防止機構63は、エア軸受3の軸受面32に取付けられたピン64と、調芯部材4の被軸受面42に設けられてこのピン64が周囲に隙間を有する状態で嵌合するピン孔65とを有していて、該ピン孔65内には、前記ピン64の回りを取り囲む円環状の弾性体83が配設されている。この弾性体83はゴムや合成樹脂等により形成されたものである。これにより、調芯時に前記調芯部材4がエア軸受3に対して大きく傾いた場合でも、前記ピン64がピン孔65の孔壁に直接接触するのが前記弾性体83により防止され、これらのピン64及び孔壁の摩耗が生じないため、その摩耗に伴う調芯性の低下が防止される。
【0044】
なお、図示した実施例とは逆に、前記ピン64を調芯部材4の被軸受面42に設け、ピン孔65をエア軸受3の軸受面32に設けても良い。これは第1及び第2実施例においても同様である。
【0045】
第3実施例における前記以外の構成は実質的に第2実施例と同じであるから、第2実施例と共通する主要な構成部分にこの第2実施例と同じ符号を付してその説明は省略する。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、調芯部材をフローティングさせた状態で自動的に調芯させ、該調芯した位置でロック及び押付けが可能な、小型でエア消費の少ない、自動調芯押付け装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動調芯押付け装置の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1のIV−IV線における断面図である。
【図5】図1の下面図である。
【図6】本発明に係る自動調芯押付け装置の第2実施例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る自動調芯押付け装置の第3実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
A,B,C 自動調芯押付け装置
O 曲率の中心
1 装置本体
2 シリンダ駆動部
3 エア軸受
4 調芯部材
4a ヘッド取付面
5 押付けヘッド
18 窪み
23 ピストンロッド
24,44 当たり面
25 係止部
32 軸受面
42 被軸受面
43 窪み
50 結合部
56 エア供給ポート
57 エア回収ポート
60 ラビリンス
61,71 シール部材
63 回転防止機構
64 ピン
65 ピン孔
80 付勢手段
81 マグネット
83 弾性体
Claims (9)
- 自動機器に取り付けるための装置本体;該装置本体に取り付けられて先端に部分凹球面状の軸受面を有するエア軸受;該エア軸受の軸受面と同じ曲率を持つ部分凸球面状の被軸受面と、ワーク用押付けヘッドを取り付けるためのヘッド取付面とを有していて、被軸受面を軸受面に嵌合させた状態で前記エア軸受に支持されている調芯部材;前記エア軸受の軸受面に圧縮空気を供給して前記調芯部材をエア軸受からフローティングさせるためのエア供給用流路;前記調芯部材をエア軸受の軸受面に圧接させてロックするためのロック機構;前記ロック機構を駆動するためのシリンダ駆動部;を有し、
前記ロック機構が、前記エア軸受及び調芯部材を軸受面及び被軸受面の中心部の位置で遊挿状態に貫通し、前記シリンダ駆動部により前後進されるピストンロッドと、このピストンロッドの先端に形成されたフランジ状の係止部と、前記調芯部材に形成されてこの係止部が嵌合する窪みと、これらの係止部と窪みとに形成されてロック時に相互に当接し合う部分球面状の当り面とを有し、これらの当たり面が上記被軸受面と同心に形成されていることを特徴とする自動調芯押付け装置。 - 請求項1に記載の自動調芯押付け装置において、前記エア軸受の軸受面、調芯部材の被軸受面、並びに係止部及び調芯部材の当たり面の曲率の中心を、前記調芯部材に取り付けられた押付けヘッドにおけるワークを押圧する押付け面の中心に設定したことを特徴とするもの。
- 請求項1または2に記載の自動調芯押付け装置において、前記装置本体が前端面に窪みを有していて、該窪み内において前記エア軸受が装置本体に固定されると共に、該エア軸受に前記調芯部材が支持されており、これらのエア軸受及び調芯部材の外側面と窪みの内側面との間には、前記軸受面と被軸受面との間の隙間に通じるエア吸引用のラビリンスが設けられ、該ラビリンスがエア回収用のポートに連通していることを特徴とするもの。
- 請求項1から3までの何れかに記載の自動調芯押付け装置において、前記エア軸受の軸受面に圧縮空気を供給するため前記エア供給用流路が、装置本体に形成された供給ポートから、該装置本体とエア軸受との結合部を横切って前記軸受面に開口する吹き出し孔に通じていて、前記結合部には、該結合部からのエア漏れを防ぐためのシール手段が設けられていることを特徴とするもの。
- 請求項4に記載の自動調芯押付け装置において、前記シール手段がフッ素ゴムから成る耐熱環状シール材であって、このシール部材が、前記装置本体側とエア軸受との結合部において何れか一方の結合面に設けた外周環状溝及び内周環状溝に挿入されていることを特徴とするもの。
- 請求項1から5までの何れかに記載の自動調芯押付け装置において、該押付け装置が、フローティング時に前記調芯部材にエア軸受側に向かう作用力を加えるための付勢手段を有していることを特徴とするもの。
- 請求項6に記載の自動調芯押付け装置において、前記付勢手段がマグネットで形成されると共に、前記調芯部材が磁性体により形成されていて、前記マグネットで該調芯部材をエア軸受側に向けて吸引するように構成されていることを特徴とするもの。
- 請求項1から7までの何れかに記載の自動調芯押付け装置において、該押付け装置が、前記エア軸受に対する調芯部材の回転を防止するための回転防止機構を有することを特徴とするもの。
- 請求項8に記載の自動調芯押付け装置において、前記回転防止機構が、エア軸受と調芯部材の何れか一方に固定されたピンと、他方に設けられてこのピンが周囲に隙間を有する状態で嵌合するピン孔とを有していて、該ピン孔内に前記ピンの回りを取り囲む弾性体が配設されていることを特徴とするもの。
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