JP4547099B2 - 使用済みペットボトルのリサイクル設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、家庭や飲食店や、自動販売機の横の空きボトル箱から集められるペットボトルをリサイクルする設備に関し、特にペットボトルの本体を作るポリエチレンテレフタレートを主として分離し回収する使用済みペットボトルのリサイクル設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種の清涼飲料水、例えば、スポーツドリンクやミネラルウオータ、お茶や、その他、醤油や食料油の貯蔵搬送に、包装容器として、エチレンテレフタレート(PET)製の容器(以下、単に、ペットボトル、又は、PETボトルと称する)が広範に使用されており、これらペットボトル入り清涼飲料水は、自動販売機や、コンビニエンスストアーなどの量販店でも販売されており、その結果、大量の使用済みペットボトルが廃棄されている。特に、2000年の包装物リサイクル法の施行に伴ってプラスチック容器類のリサイクルに対する関心が示され、石油製品の価格変動もあって、使用済みペットボトルからポリエチレンテレフタレートを回収して再生ペットボトルの製造に使用することが望まれる。
一般にペットボトルは、容器本体がポリエチレンテレフタレート(PET)から成っているが、本体に貼設されるラベル包装フィルムがポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、PETを含み、容器キャップがPETやPP、PS(内部ネジがPET)から、本体ネックのネジ部がPETから造られている。金属のキャップや紙ラベルも時々使用されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記ペットボトルを回収して再利用するには、PET樹脂以外のポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)を分離する必要れがある。その分離の試みの一つとして、粉砕されたペットボトル破片を適当な容器内で、水と混合して静置すると、水より比重の小さい軽いプラスチックのPP片とPE片は、水面近くに浮き、水層の中間部及び下部にPS片が滞留し、底部には重いプラスチックのPET片が沈降する。この沈静分離を繰り返すことができれば、他のプラスチック類から分離してPET片を回収することができる。醤油又は種々の油脂成分等の付着物の除去のために、単に水に代えて、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)等を溶かしたアルカリ性水溶液が破片洗浄に使用することができる。
【0004】
しかし、沈静分離の繰り返しは、断続作業で作業効率が悪く、またPS片とPET片のオーバラップ層があってPS片の混入を回避するためにオーバラップ層のPS片及びPET片を捨てることになり、PET片の回収効率が悪いと言う問題がある。更に、PET片とアルカリ性水溶液を共に取り出して篩で分離するために、PET片へのアルカリ性水溶液の付着も多く、アルカリ性水溶液の消耗も多く、追加量も多くなり、プラント設備の傷みも大きくなる等の問題も起きている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みて提案されたものであって、先ず第1に連続的にペットボトル破片からPE片、PP片等の軽いプラスチック片とPS片、PET片等の重いプラスチック片とを分離して作業効率を高め、更にまたハイドロサイクロンを付加してPS片とPET片の間にも界面を設けてPET片の回収効率を高めることもでき、更にはPET片への洗浄用アルカリ性水溶液等の液体の付着も少なくできて消耗も少なく、追加量も減らすことができる使用済みペットボトルのリサイクル設備を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の使用済みペットボトルのリサイクル設備は、使用済みペットボトルを破砕する破砕機と、上記ボトルの破片の供給を受けて液体とを混合する液体混合槽と、該液体混合槽からポンプによって混合物が供給され、ポリエチレンやポリプロピレン等の軽いプラスチック片と、ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片と、液体とに分離する遠心分離機とから成り、 そこで、上記遠心分離機は、水平に設けられて、内部に供給された上記混合物に回転で遠心力を加えて長手中間部の開口部から周囲の回転筒内部に送り出す中空回転軸と、 該中空回転軸の周囲に水平に相対回転できるように設けられ、上記送り出されて来る混合物に更に遠心力を加えて、内面に沿って保持された液体に浮く中心側の上記軽いプラスチック片と、液体に沈む回転筒内面側の上記重いプラスチック片とに分離する回転筒と、 該回転筒内部において上記中空回転軸の一方端側の周囲に搭載されて、上記中心側に浮いている軽いプラスチック片のみを、又は液体と共に上記回転筒の一方端部の出口から分離する螺旋方向の少なくとも液体中間深さまで届く一方端側螺旋体と、 該回転筒内部において上記中空回転軸の他方端側の周囲に搭載されて、上記回転筒内面側に沈んでいる重いプラスチック片のみを、又は液体と共に上記回転筒の他方端部の出口から分離する螺旋方向の上記回転筒内面に近接する他方端側螺旋体とから構成されていることを特徴としている。
【0007】
従って、破砕機によって破砕されたペットボトル破片に混合しているPS片やPET片等の重いプラスチック片とPP片やPE片等の軽いプラスチック片は、液体混合槽において流動性を出して比重差を発現させるために液体と混合される。混合物はポンプによって遠心分離機の中空回転軸の内部を経由してその長手中間部の開口部から回転筒内に送り出され、更に遠心力を受けて回転筒内面に沿って保持される。そこで遠心力によって気泡等を排除してその影響を無くし、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPS片やPET片等の重いプラスチック片と、液体に浮いて中心寄りの液面に浮くPE片やPP片等の軽いプラスチック片とに精度良く分離される。分離された軽いプラスチック片は、回転軸の周りに搭載され、一方端側の液体中間深さまで届く螺旋体によって一方端部の出口から分離されると共に、回転筒内面側に分離された重いプラスチック片は、回転軸の周りに搭載され、他方端側の回転筒内面に近接する螺旋体によって他方端部の出口から分離され、連続的に分離作業が実施され作業効率が高められる。それら軽いプラスチック片や重いプラスチック片は、回転筒の端部のテーパ部の有無によって、液体から分離して、又は液体と共に出口から分離される。更に混合物の状態や分離状態に応じて回転筒と回転軸及び螺旋体との回転速度差を選定して分離速度を適当に設定できる。PS片とPET片にも比重差があるので、液体の比重をそれらの比重の中間に設定して、その比重を一定に維持管理ができるようにすることで、それらの分離も次の工程で同じ構成によって可能になる。因みに、これらプラスチックの比重は、PPは0.89〜0.906、PEは0.93〜0.95、PSは1.04〜1.06、PETは 1.38〜1.40である。
【0008】
上記回転筒は、その他方端部に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部を有し、上記他方端側螺旋体は、上記回転筒と該テーパ部の内面に近接していて、上記重いプラスチック片のみを上記他方端部の出口から分離する構成とでき、従って、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPS片やPET片等の重いプラスチック片は、テーパ部のテーパ内面に沿って螺旋体によって液体中から空気中に運ばれて液体からも分離されて、液体の付着も殆ど無くなり、液体の消耗も少なくなる。
【0009】
上記回転筒は、その一方端部に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部を有し、上記一方端側螺旋体は、上記回転筒と該テーパ部の内面に近接していて、上記軽いプラスチック片のみを上記一方端部の出口から分離する構成とでき、従って、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPP片やPE片等の軽いプラスチック片は、テーパ部のテーパ内面に沿って螺旋体によって液体中から空気中に運ばれて液体からも分離されて、液体の付着も殆ど無くなり、液体の消耗も少なくなる。
【0010】
ところで、上記ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片は、液体と混合された後にハイドロサイクロンに供給され、該ハイドロサイクロンにおいて旋回流と共に下端部の出口から重いポリエチレンテレフタレートが第2篩選別機へ排出されると共に、溢流と共に上端部の出口から比較的軽いポリスチレンが第1篩選別機へ排出され、上記第2篩選別機で分離されたポリエチレンテレフタレートは、洗浄と乾燥処理が施される構成とでき、上記デカンター式遠心分離機との相乗作用を享受すべく、ハイドロサイクロンで旋回流を発生させることでポリエチレンテレフタレート(PET)の層とポリスチレン(PS)の層とが部分的に重なったオーバラップ層を引き離して間に界面を設けることができ、ほぼ完全に分離された状態でPET片とPSとが別々に回収できる。
【0011】
また、上記使用済みペットボトルは、潰されてベーラ状態で解俵機に搬入されて解砕され、解砕物中の剥がれたラベルが第1ベルトコンベヤで定量供給フィーダへ搬送中に吸引式ラベル除去サイクロンによって除去され、上記定量供給フィーダから供給される解砕物を第2ベルトコンベヤで定量供給機へ搬送中に分離状の磁性金属が第1マグネットプーリで除去される構成とでき、ペットボトルはベーラ状態で大量に搬入供給されて本設備の稼働率を高めることができ、またペットボトルが潰された既に剥がれたラベルや解俵機で解俵中に剥がれたラベルは、主としてPET片以外のプラスチックで吸引式ラベル除去サイクロンによって除去され、PET片の回収を補助でき、また異物の磁性金属を第1マグネットプーリで除去できる。
【0012】
ところで、上記第1マグネットプーリで磁性金属が除去された解砕物は、ボトル振動定量フィーダを経て第1供給ボトルコンベヤによって、PVCボトル分離機に供給され、解砕物中のPVCボトルがPVCボトル分離機において赤外線照射で判定されてエアージェットで除去される構成とでき、ペットボトルのベーラ中にPVCボトルが混入していても、PVCボトル分離機において照射された赤外線に対する吸収率の差でPVCボトルを判定してエアージェットで除去することができる。
【0013】
また、上記PVCボトルが除去され解砕物は、PVCボトル分離機から第2供給ボトルコンベヤによってカラーボトル分離機に供給され、解砕物中のカラーボトルがカラーボトル分離機において光線照射で判定されてエアージェットで除去される構成とでき、カラーボトルの分離によって一番使用量の多い透明なペットボトルを集中的に収集できる。
【0014】
更に、上記使用済みペットボトルは、上記破砕機への供給前に手選別コンベヤ上に供給され、該コンベヤ上において、それ等に混入しているカラーボトルや異物や金属片が人手によって除去される構成とでき、比較的確実に識別できる人の目によって、補完的に手選別コンベヤ上においてカラーボトルや異物や金属片を除去することができる。
【0015】
また、上記破砕機は、廃棄物を約50mm前後の粗い破片に粗砕する粗砕機と、粗い破片を約10mm以下の細かい破片に粉砕する粉砕機とから成り、また上記粗砕機と上記粉砕機の間には粗砕物中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機とラベル除去サイクロンと、アルミ製キャップを除去するアルミセパレータが設けられており、また上記粉砕機の後に粉砕物中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機とラベル除去サイクロンとが設けられている構成とでき、破砕粒度を小さくする程流動性を高め且つ分離精度を高めることができ、主としてPET以外のプラスチックが使用されているラベルを遠心分離機の前工程で事前に風力選別機とラベル除去サイクロンによって複数回除去し、またアルミをアルミセパレータによって除去してPET片の回収率を高めることができる。
【0016】
また、上記液体混合槽は、清水と苛性ソーダと戻り液体とが供給されて、苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるように調整された液体を得るpH調整タンクと、該pH調整タンクからの液体と上記破砕機からの破片とを混合する撹拌槽とから構成され、pH調整タンクにおいて苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるようにpH調整を行うことで撹拌槽においてペットボトルの付着物を設備の傷みを最小限に抑制しながら効率的に除去することができる。
【0017】
また、上記遠心分離機は、混合物をロータリジョイントを介して上記回転軸の中空な内部に供給するようにしており、分離した重いプラスチック片は、上記テーパ部先端寄りの出口から出されて上記回転筒を覆うハウジングにおける内部区画室で受けると共に、分離した軽いプラスチック片は、該ハウジングの内部における他方端側の区画室で受けるように成り、また上記回転軸と上記回転筒とは、回転速度差を取って回転駆動される構成とでき、回転筒の両端部の出口から各々飛散状態で出てくる重いプラスチック片や軽いプラスチック片及び液体は、それら出口を取り囲んだ各区画室で確実に受け取ることができると共に、また回転軸と回転筒の回転速度差を適宜選択して、重いプラスチック片と軽いプラスチック片との分離性と分離速度を最適なものに設定できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の使用済みペットボトルのリサイクル設備の実施の形態を実施例によって添付図を参照にして以下に詳細に説明する。
【0019】
本実施例の使用済みペットボトルのリサイクル設備は、重いプラスチック片を軽いプラスチック片から分離すると共に、アルカリ液体からも分離して取り出し、洗浄後にハイドロサイクロンで更に重いプラスチック片を2種類に分離することを主眼にしたもので、図3に示すように、本リサイクル設備1では、先ず、潰された使用済みペットボトルのベーラB0が、ボトル投入コンベヤ11に供給されて、次いで解俵機12によって個々の潰れたボトルに解された解砕物B1に成る。解俵機12は、基本的には、ベーラB0をローラで送りながら刃付きロータに押しつけて固縛紐や包装袋を切り離して、解す構造に成っている。解砕物B1のボトルから剥がれたラベルL1は、解砕物B1が第1ベルトコンベヤ13によって定量供給フィーダ15へ搬送中に、ファン14Cで吸引されるマウス14Aを介してラベル除去サイクロン14B(下端部にロータリシールバルブを有している)によって除去され、フレキブルコンテナー(フレコン)16に収容される。次に、解砕物B1が、定量供給フィーダ15から第2ベルトコンベヤ17によって定量供給機の振動フィーダ19に搬送されている間に、分離状態の磁性金属M1が第1マグネットプーリ18によって除去され、除去された磁性金属M1は、フレコン20に収容される。解砕物B1は、次に振動フィーダ19から第1ボトル供給コンベヤ21によって、PVCボトル分離機22に送られる。
【0020】
PVCボトル分離機22では、磁性金属が除去された後の解砕物B1に混入しているPVCボトルB9が赤外線照射によってコンピュターで判定され、エアージェットJ1で除去されるようになっている。除去されたPVCボトルB9は、フレコン23に収容される。次に、PVCボトルが除去され解砕物B1は、PVCボトル分離機22から第2供給ボトルコンベヤ24A、24Bによってカラーボトル分離機26に供給され、そこで、解砕物中のカラーボトルB8が光線照射によってコンピュターで判定され、エアージェットJ2で除去される。除去されたカラーボトルB8は、別のコンベヤでカラーボトル粉砕機へ送られ、残りの解砕物B1は、ペットボトル搬送コンベヤ28に引き継がれる。金属混入を極力避けるために、第2供給ボトルコンベヤ24とペットボトル搬送コンベヤ28の各先端部で分離状態の磁性金属M1が第2及び第3マグネットプーリ25、29によって除去され、除去された磁性金属M1は、フレコン20に収容されるようにも構成される。
【0021】
図4に示すように、更に、石や木、金属、カラーボトルB8等の異物を除去するために人Hの目でそれらを判定するべく、解砕物B1は、粗砕機34への供給手前で手選別コンベヤ30上に供給される。カラーボトル分離機26からのカラーボトルB8と手選別されたカラーボトルB8は、カラーボトル粉砕機31で粉砕されて、フレコン32に収容される。ほとんどが透明なペットボトルから成る解砕物B1は、次にペットボトル投入コンベヤ33によって粗砕機34へ投入されて、約50mm前後の粗い破片B2に粗砕される。現在、粗砕機34は、多数提案されているが、一般的なものを概略説明すると、ホッパーの下方のケーシング内部の作業室には上から下に噛み込むようにモータと減速機とで等速回転駆動される2本の破砕スクリューや、複数の斧状の刃物を隔設した2本の破砕軸が水平に軸承されており、各種の容器やボトルを粗砕して下方から粗いスクリーンを通して排出するようにしている。粗い破片B2は、粗フレーク輸送ファン35によってサイクロン36に送られて、粗砕時に生じた粉埃が分離される。残りの粗い破片B2は、第1風力選別機37に供給されて、そこでラベル除去用ファン38によって下から上へ循環される空気流によって分離搬送さるラベルL2がサイクロン39に収集されて、フレコン40に収容される。
【0022】
風力選別機37は、粗い破片B2を受ける上部ホッパー37Aと、該ホッパーから下方にジグザグ状に延びた屈曲部を有した竪形分離管37Bと、竪形分離管の上端部に管路で連通して上昇空気流を発生するラベル除去用ファン38と、これによって吸引され内部に負圧が発生されるラベル収集サイクロン39(下端部にロータリシールバルブVを有している)とから構成されている。風力選別機37は、他に垂直や傾斜した竪形分離管を有することができる。風力選別機37でラベルL2が分離された粗い破片B2は、竪形分離管37Bの下端部のロータリシールバルブVを介して振動フィーダ41に供給され、そこから定量的にドラム磁選機42とアルミセパレータ43に供給され、それぞれキャップ等の磁性金属とアルミキャップとが分離される。分離された磁性金属M4とアルミキャップALとはそれぞれフレコン44、45に収容される。ドラム磁選機42は、円盤状又は櫛歯状の電気磁石を利用している。アルミセパレータ43は、回転磁界を利用してアルミや銅、鍮、ステンレス等の非鉄金属を弾き飛ばす。アルミセパレータ43等の非鉄選別機は、永久磁石式ドラム回転型非鉄セパレータであって、投入された非鉄は良伝導体で磁力線によって電磁誘導現象をおこしてうず電流を発生し、永久磁石を備えた高速回転ドラムによって非鉄は強力な交流磁界を受けて非鉄内部に発生するうず電流と反発し合い弾き出されることになる。その場合、非鉄の種類によって弾き出される度合が異なる。
【0023】
それらの非鉄物の分離処理後に、粗い破片B2は、輸送ファン46によって一旦サイクロン47に集められて、粉砕機48に供給され、粗い破片B2が約10mm以下の細かい破片B3に粉砕される。粉砕機48も、今日多数提案されてはいるが、一般的なものは、二軸式剪断型で、粗い破片B2をケーシング内で左右一対の上から下へ噛み込む回転破砕刃と対応した相手軸の突出刃及びスクリーンを成す縦通固定刃とで細断していきスクリーンによって所望の大きさの10mm以下の粉砕片B3を得る。この二軸式剪断型の他に一軸式カッター型のものも使用される。基本構造は、ホッパーの下方のケーシング内部の作業室内にそれぞれ複数の回転破砕刃と固定刃とを交互に配列してそれらの間で粗砕物を細断する。
底には横断支持板の幅方向に隔設され、より細かな格子状を成す複数の縦通固定刃部材から成るスクリーンを取り付け、このスクリーンによって所望の大きさの破片を得る。
【0024】
粉砕機48からの粉砕片B3は、粉砕片輸送ファン49によってサイクロン50に送られて、粉砕時に生じた粉埃が分離される。残りの粉砕片B3は、第2風力選別機51に供給されて、そこでラベル除去用ファン52によって下から上へ循環される空気流によって分離搬送さる粉砕ラベルL3がサイクロン53に収集されて、フレコン54に収容される。第2風力選別機51は、上記第1風力選別機37と同じ構成と成っている。その後に、粉砕片B3は、定量供給フィーダ55Aを経て粉砕片輸送ファン55Bによって、サイクロンに空力輸送される。
【0025】
図5に示されているように、サイクロン56に収集された粉砕片B3はロータリシールバルブVを介して定量供給フィーダ57に供給され、そこからロータリシールバルブVを介して液体Wと混合するために液体混合槽58に供給される。
具体的には、液体混合槽58は、清水と苛性ソーダと戻り液体Wとが供給されて、苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるように調整された液体Wを得るpH調整タンク59と、該pH調整タンク59からの液体Wと粉砕片B3とを混合する撹拌槽60とから構成されている。粉砕片B3の撹拌槽60への供給は、断続的なロット供給で行われ、洗浄を行うために2台の撹拌槽60が設けられている。タンク59及び撹拌槽60には、回転撹拌羽根が設けられている。透明ペットボトルの粉砕片B3は、軽いプラスチック片LPのポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)と重いプラスチック片HPのポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチレン(PS)を含んでおり、液体Wと混合されて適当な流動性が与えられて、混合物B4として2台の撹拌槽60からバルブvの制御下で交互にほぼ連続的に遠心分離機61に供給される。
【0026】
遠心分離機61では、デカンター式で、図1に示されているように、一方の撹拌槽60からポンプPによって混合物B4が、軸端面のロータリジョイント62Aを介して中空回転軸62の内部62Bに供給されて、回転軸62の回転によって遠心力が加えられて、回転軸62の周囲に相対回転できるように設けられ且つ一方端側にテーパ部63Aを有した回転筒63内に回転軸長手中間部の開口部62Cから送り出され、回転筒63で更に遠心力が加えられて回転筒内面に沿って保持された液体Wに浮く中心側の軽いプラスチック片LPのPE片、PP片と液体Wを、回転軸で回動される他方端側の液体中間深さまで届く小径の螺旋体64Aによって回転筒63の他方端部の出口63Bから分離し、液体Wに沈む回転筒内面側の重いプラスチック片HPのPS、PET片を、回転軸で回動される一方端側の回転筒内面に近接する大径の螺旋体64Bによってテーパ部先端寄りの液体Wか離れた位置の出口63Cから分離するようになっている。回転筒63は、固定ハウジング65によって覆われており、回転筒63の両端部の出口63B、63Cから各々飛散状態で出てくる重いPS片とPET片や軽いPP片とPE片及び液体Wは、それら出口を取り囲んだ各区画室65A、65Bで確実に受け取られる。重いプラスチック片HPと軽いプラスチック片LPとの分離性と分離速度とは、駆動装置P1によって回動される回転軸62と駆動装置P2によって回動される回転筒63の各回転速度と両者の回転速度差を適宜選択して最適なものに設定できる。
【0027】
遠心分離機61によって分離された重いPET片とPS片は、アルカリ液体Wから分離されて排出されるが、回転撹拌羽根が設けられている第1洗浄槽71に供給されて清水によって洗浄される。水とPET片とPS片の混合物B5は、ポンプPによってハイドロサイクロン73に供給される。ハイドロサイクロン73では、流下する水によって生じる旋回流と共に下端部の出口73Aから重いPET片が第2振動篩機75へ排出されると共に、溢流と共に上端部の出口73Bから比較的軽いポリスチレンPS片が第1振動篩機74へ排出される。PET片の回収率を高めるためにPS層とPET層のオーバラップを無くすることが重要である。そのために、内部でPS層とPET層の間に間隔を設ける界面を設定するべく、流下する水によって生じる旋回流の強さを制御するために開度調節用絞りが選択設定可能に下端部の出口73Aに組み込まれる。遠心分離機61によって分離された軽いPP片とPE片及び液体Wは、第1振動篩機74へ供給され、ハイドロサイクロン73からのPS片と合流される。第1振動篩機74において、PE片、PP片及びPS片とが分離され、取り出される。第1振動篩機74からの液体Wは、ポンプPによってリターンタンク76を経てpH調整タンク59に戻される。第2振動篩機75によって分離されたPET片は、回転撹拌羽根が設けられている第2洗浄槽77に供給されて清水によって洗浄され、遠心脱水機78によって脱水される。遠心脱水機78からの水(若干の苛性ソーダを含む)は、第1洗浄槽71に戻される。遠心脱水機78からのPET片は、苛性ソーダの付着は、2ppm程に低減されており、PETフレーク輸送ファン79によって、サイクロン80に送られる。第2振動篩機75からの分離液体は、適宜無公害処理される。
【0028】
図6に示されているように、サイクロン80に収集されたPETフレークB5は、ロータリシールバルブVの開閉制御の下で定量供給フィーダ81に供給されて、スパイラ通路を通る高い効率の乾燥機83で乾燥される。PETフレークB5は、PETフレーク輸送ファン84によって、熱交換機82でスチームで加熱される乾燥空気と共に乾燥機83内に吸引される。乾燥されたPETフレークB5は、サイクロン85に収集されて、ロータリシールバルブVの開閉制御の下で定量供給フィーダ86に供給され、次に10000ガウス以上の磁力のマグネットセパレータ87によって最終磁性物の除去が行われ、PETフレークB5が製品として取り出され、適宜計量されてフレコン90等に梱包される。
【0029】
図2に示すデカンター式遠心分離機90も採用可能で、軽いプラスチック片LPのPE片やPP片も液体Wから分離して取り出す場合に使用され、上記遠心分離機61の他方端側にもテーパ部分93Cを設けている。軽いプラスチック片LPは、上記テーパ部分63Aと同じ原理で回転円筒93のテーパ部分93Cの内面に近接する小径の螺旋体94Bによってテーパ部先端寄りで液体Wから離れた位置の出口93Bから分離される。液体Wは、回転軸92の他方端側の2重軸92Aの外側内腔を通って出口92Cから取り出される。重いプラスチック片HPも軽いプラスチック片LPも液体Wと共に取り出す場合は、回転筒内の端部にテーパ部を設けていない構造とすることができ、液体とプラスチック片との分離は、取り出してからスクリーン篩によって適宜実施される。更に、テーパ部を回転筒に設けていないデカンター式遠心分離機も採用可能で、重いプラスチック片も軽いプラスチック片も液体と共に取り出される構成とでき、液体とプラスチック片との分離は、取り出してからスクリーン篩によって適宜実施される。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように、本発明の使用済みペットボトルのリサイクル設備によれば、使用済みペットボトルを破砕する破砕機と、上記ボトルの破片の供給を受けて液体とを混合する液体混合槽と、該液体混合槽からポンプによって混合物が供給され、ポリエチレンやポリプロピレン等の軽いプラスチック片と、ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片と、液体とに分離する遠心分離機とから成り、そこで、該遠心分離機は、水平に設けられて、内部に供給された上記混合物に回転で遠心力を加えて長手中間部の開口部から周囲の回転筒内部に送り出す中空回転軸と、該中空回転軸の周囲に水平に相対回転できるように設けられ、上記送り出されて来る混合物に更に遠心力を加えて、内面に沿って保持された液体に浮く中心側の上記軽いプラスチック片と、液体に沈む回転筒内面側の上記重いプラスチック片とに分離する回転筒と、該回転筒内部において上記中空回転軸の一方端側の周囲に搭載されて、上記中心側に浮いている軽いプラスチック片のみを、又は液体と共に上記回転筒の一方端部の出口から分離する螺旋方向の少なくとも液体中間深さまで届く一方端側螺旋体と、該回転筒内部において上記中空回転軸の他方端側の周囲に搭載されて、上記回転筒内面側に沈んでいる重いプラスチック片のみを、又は液体と共に上記回転筒の他方端部の出口から分離する螺旋方向の上記回転筒内面に近接する他方端側螺旋体とから構成されていることを特徴としているために、破砕機によって破砕されたペットボトル破片に混合しているPS片やPET片等の重いプラスチック片とPP片やPE片等の軽いプラスチック片は、液体混合槽において流動性を出して比重差を発現させるために液体と混合される。混合物はポンプによって遠心分離機の中空回転軸の内部を経由してその長手中間部の開口部から回転筒内に送り出され、更に遠心力を受けて回転筒内面に沿って保持される。そこで遠心力によって気泡等を排除してその影響を無くし、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPS片やPET片等の重いプラスチック片と、液体に浮いて中心寄りの液面に浮くPE片やPP片等の軽いプラスチック片とに精度良く分離される。分離された軽いプラスチック片は、回転軸の周りに搭載され、一方端側の液体中間深さまで届く螺旋体によって一方端部の出口から分離されると共に、回転筒内面側に分離された重いプラスチック片は、回転軸の周りに搭載され、他方端側の回転筒内面に近接する螺旋体によって他方端部の出口から分離され、連続的に分離作業が実施され作業効率が高められる。それら軽いプラスチック片や重いプラスチック片は、回転筒の端部のテーパ部の有無によって、液体から分離して、又は液体と共に出口から分離される。更に混合物の状態や分離状態に応じて回転筒と回転軸及び螺旋体との回転速度差を選定して分離速度を適当に設定できる。PS片とPET片にも比重差があるので、液体の比重をそれらの比重の中間に設定して、その比重を一定に維持管理ができるようにすることで、それらの分離も次の工程で同じ構成によって可能になる。
【0031】
上記回転筒は、その他方端部に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部を有し、上記他方端側螺旋体は、上記回転筒と該テーパ部の内面に近接していて、上記重いプラスチック片のみを上記他方端部の出口から分離する構成とでき、従って、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPS片やPET片等の重いプラスチック片は、テーパ部のテーパ内面に沿って螺旋体によって液体中から空気中に運ばれて液体からも分離されて、液体の付着も殆ど無くなり、液体の消耗も少なくなる。
【0032】
上記回転筒は、その一方端部に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部を有し、上記一方端側螺旋体は、上記回転筒と該テーパ部の内面に近接していて、上記軽いプラスチック片のみを上記一方端部の出口から分離する構成とでき、従って、液体に沈んで回転筒内面上に集まるPP片やPE片等の軽いプラスチック片は、テーパ部のテーパ内面に沿って螺旋体によって液体中から空気中に運ばれて液体からも分離されて、液体の付着も殆ど無くなり、液体の消耗も少なくなる。
【0033】
更に、上記ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片は、液体と混合された後にハイドロサイクロンに供給され、該ハイドロサイクロンにおいて旋回流と共に下端部の出口から重いポリエチレンテレフタレートが第2篩選別機へ排出されると共に、溢流と共に上端部の出口から比較的軽いポリスチレンが第1篩選別機へ排出され、上記第2篩選別機で分離されたポリエチレンテレフタレートは、洗浄と乾燥処理が施されるために、ハイドロサイクロンにおいて旋回流を発生させることでポリエチレンテレフタレート(PET)の層とポリスチレン(PS)の層とが部分的に重なったオーバラップ層を引き離して間に界面を設けることができ、ほぼ完全に分離された状態でPET片とPS片とが別々に回収できる。
【0034】
また、上記使用済みペットボトルは、潰されてベーラ状態で解俵機に搬入されて解砕され、解砕物中の剥がれたラベルが第1ベルトコンベヤで定量供給フィーダへ搬送中に吸引式ラベル除去サイクロンによって除去され、上記定量供給フィーダから供給される解砕物を第2ベルトコンベヤで定量供給機へ搬送中に分離状の磁性金属が第1マグネットプーリで除去される構成とすることで、ペットボトルはベーラ状態で大量に搬入供給されて本設備の稼働率を高めることができ、またペットボトルが潰された既に剥がれたラベルや解俵機で解俵中に剥がれたラベルは、主としてPET以外のプラスチックで吸引式ラベル除去サイクロンによって除去され、PET片の回収を補助でき、また異物の磁性金属を第1マグネットプーリで除去できる。
【0035】
また、上記第1マグネットプーリで磁性金属が除去された解砕物は、ボトル振動定量フィーダを経て第1供給ボトルコンベヤによって、PVCボトル分離機に供給され、解砕物中のPVCボトルがPVCボトル分離機において赤外線照射で判定されてエアージェットで除去されると、ペットボトルのベーラ中にPVCボトルが混入していても、PVCボトル分離機において照射された赤外線の吸収率の差でPVCボトルを判定してエアージェットで除去することができる。
【0036】
また、上記PVCボトルが除去され解砕物は、PVCボトル分離機から第2供給ボトルコンベヤによってカラーボトル分離機に供給され、解砕物中のカラーボトルがカラーボトル分離機において光線照射で判定されてエアージェットで除去されると、カラーボトルの分離によって一番使用量の多い透明なペットボトルを集中的に収集できる。
【0037】
また、上記使用済みペットボトルは、上記破砕機への供給前に手選別コンベヤ上に供給され、該コンベヤ上において、それ等に混入しているカラーボトルや異物や金属片が人手によって除去されると、比較的確実に識別できる人の目によって、補完的に手選別コンベヤ上においてカラーボトルや異物や金属片を除去することができる。
【0038】
また、上記破砕機は、廃棄物を約50mm前後の粗い破片に粗砕する粗砕機と、粗い破片を約10mm以下の細かい破片に粉砕する粉砕機とから成り、また上記粗砕機と上記粉砕機の間には粗砕物中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機とラベル除去サイクロンと、アルミ製キャップを除去するアルミセパレータが設けられており、また上記粉砕機の後に粉砕物中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機とラベル除去サイクロンとが設けられていると、破砕粒度を小さくする程流動性を高め且つ分離精度を高めることができ、主としてPET片以外のプラスチックが使用されているラベルを遠心分離機の前工程で事前に風力選別機とラベル除去サイクロンによって複数回除去し、またアルミをアルミセパレータによって除去してPET片の回収率を高めることができる
【0039】
また、上記液体混合槽は、清水と苛性ソーダと戻り液体とが供給されて、苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるように調整された液体を得るpH調整タンクと、該pH調整タンクからの液体と上記破砕機からの破片とを混合する撹拌槽とから成るものであってもよく、pH調整タンクにおいて苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるようにpH調整を行うことで撹拌槽においてペットボトルの付着物を設備の傷みを最小限に抑制しながら効率的に除去することができる。
【0040】
また、上記遠心分離機は、混合物をロータリジョイントを介して上記回転軸の中空な内部に供給するようにしており、分離した重いプラスチック片は、上記テーパ部先端寄りの出口から出されて上記回転筒を覆うハウジングにおける内部区画室で受け、分離した軽いプラスチック片は、該ハウジングの内部における他方端側の区画室で受けとるようにして、また、上記回転軸と上記回転筒とは、回転速度差を取って回転駆動されるので、回転筒の両端部の出口から各々飛散状態で出てくる重いプラスチック片や軽いプラスチック片及び液体は、それら出口を取り囲んだ各区画室で確実に受け取ることができると共に、また回転軸と回転筒の回転速度差を適宜選択して、重いプラスチック片と軽いプラスチック片との分離性と分離速度を最適なものに設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るリサイクル設備に使用する遠心分離機の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るリサイクル設備に使用する他の例の遠心分離機の縦断面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るサイクル設備において、ペットボトルの搬入から第3磁性金属除去までの前部設備を示す図。
【図4】 図3に続いて第3ラベル除去後の粉砕片の輸送ファンまでの設備を示す図。
【図5】 図4の設備にPET片分離後の脱水処理までの第2中間部設備の工程を示す図。
【図6】 図5の設備に続いて、PETフレークの梱包までの後部設備を示す図。
【符号の説明】
1 リサイクル設備
12 解俵機
13 第1ベルトコンベヤ
14B吸引式ラベル除去サイクロン
15 定量供給フィーダ
17 第2ベルトコンベヤで定量供給機
18 第1マグネットプーリ
19 ボトル振動定量フィーダ
21 第1供給ボトルコンベヤ
22 PVCボトル分離機
24B第2供給ボトルコンベヤ
26 カラーボトル分離機
30 手選別コンベヤ
34 破砕機(粗砕機)
37 風力選別機
39 ラベル除去サイクロン
43 アルミセパレータ
48 破砕機(粉砕機)
58 液体混合槽
59 pH調整タンク
60 撹拌槽
61 遠心分離機
62 中空回転軸
62Aロータリジョイント
62B回転軸の内部
62C回転軸の長手中間部の開口部
63 回転筒
63Aテーパ部
63B他方端部の出口
63Cテーパ部先端寄りの液体から離れた位置の出口
64A小径の螺旋体
64B大径の螺旋体
65 ハウジング
65A内部区画室
65B他方端側の区画室
73 ハイドロサイクロン
73A下端部の出口
73B上端部の出口
74 第1篩選別機
75 第2篩選別機
B0 ベーラ状態の使用済みペットボトル
B1 解砕物
B3 破片
B4 混合物
B8 カラーボトル
H 人手
HP 重いプラスチック片
J1 エアージェット
J2 エアージェット
LP 軽いプラスチック片
L1 ラベル
M1 磁性金属
P ポンプ
W 液体

Claims (10)

  1. 使用済みペットボトルを破砕する破砕機34、48と、上記ボトルの破片の供給を受けて液体とを混合する液体混合槽58と、該液体混合槽からポンプによって混合物が供給され、ポリエチレンやポリプロピレン等の軽いプラスチック片LPと、ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片HPと、液体とに分離する遠心分離機61とから成り、上記遠心分離機61が、水平に設けられて、内部に供給された上記混合物B4に回転で遠心力を加えて長手方向中間部の開口から周囲の回転筒内部62Bに送り出す中空回転軸62と、該中空回転軸の周囲に水平に相対回転できるように設けられ、上記送り出されて来る混合物に更に遠心力を加えて、内面に沿って保持された液体に浮く中心側の上記軽いプラスチック片LPと、液体に沈む回転筒内面側の上記重いプラスチック片HPとに分離する回転筒63と、該回転筒内部において上記中空回転軸の一方端側の周囲に搭載されて、上記中心側に浮いている軽いプラスチック片LPのみを、又は液体と共に上記回転筒63の一方端部の出口63Bから分離する螺旋方向の少なくとも液体中間深さまで届く一方端側螺旋体64Aと、該回転筒内部において上記中空回転軸の他方端側の周囲に搭載されて、上記回転筒内面側に沈んでいる重いプラスチック片HPのみを、又は液体と共に上記回転筒の他方端部の出口63Cから分離する螺旋方向の上記回転筒内面に近接する他方端側螺旋体64Bとから構成されている使用済みペットボトルのリサイクル設備であって
    上記遠心分離機61で分離されたポリエチレンテレフタレートやポリスチレン等の重いプラスチック片HPは、液体と混合された後にハイドロサイクロン73に供給され、該ハイドロサイクロン73において旋回流と共に下端部の出口から重いプラスチック片HPが第2篩選別機75へ排出されると共に、溢流と共に上端部の出口から比較的軽いプラスチックLPが第1篩選別機74へ排出され、上記第2篩選別機75で分離された重いプラスチックHPは、洗浄と乾燥処理が施されることを特徴とするリサイクル設備。
  2. 上記回転筒63は、その他方端部に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部63Aを有しており、上記他方端側螺旋体64Bは、上記回転筒63と該テーパ部63Aの内面に近接していて、上記重いプラスチック片HPのみを上記他方端部の出口63Cから分離する請求項1記載のリサイクル設備。
  3. 上記回転筒63は、その一方端側に上記回転筒内面側の液体と上記回転筒中心側の空気とにまたがるテーパ部63Aを有しており、上記一方端側螺旋体64Aは、少なくとも液体中間深さまで届いていて、上記軽いプラスチック片LPのみを上記一方端部の出口63Bから分離する請求項1記載のリサイクル設備。
  4. 上記使用済みペットボトルは、破砕機34、48に供給される前に、潰されてベーラ状態で解俵機12に搬入されて解砕され、解砕物B1中の剥がれたラベルが第1ベルトコンベヤ13で定量供給フィーダ15へ搬送中に吸引式ラベル除去サイクロン14Bによって除去され、上記定量供給フィーダ15から供給される解砕物B1を第2ベルトコンベヤ17で定量供給機19へ搬送中に分離状の磁性金属M1が第1マグネットプーリ18で除去され、破砕機34、48に供給される請求項1から3のいずれか一つに記載のリサイクル設備。
  5. 上記第1マグネットプーリ18で磁性金属M1が除去された解砕物B1は、ボトル振動定量フィーダ19を経て第1供給ボトルコンベヤ21によって、PVCボトル分離機22に供給され、解砕物B1中のPVCボトルがPVCボトル分離機22において赤外線照射で判定されてエアージェットで除去される請求項記載のリサイクル設備。
  6. 上記PVCボトルが除去され解砕物B1は、PVCボトル分離機22から第2供給ボトルコンベヤ24Bによってカラーボトル分離機26に供給され、解砕物B1中のカラーボトルB8がカラーボトル分離機26において光線照射で判定されてエアージェットで除去される請求項記載のリサイクル設備。
  7. 上記使用済みペットボトルは、解砕後上記破砕機への供給前に解砕物B1に混入しているカラーボトルや異物や金属片が人手によって除去される手選別コンベヤ30上に供給される請求項1から3のいずれか一つに記載のリサイクル設備。
  8. 上記破砕機は、上記使用済みペットボトルの解砕物B1を約50mm前後の粗い破片B2に粗砕する粗砕機34と、粗い破片B2を約10mm以下の細かい破片B3に粉砕する粉砕機48とから成り、また上記粗砕機34と上記粉砕機48の間には粗い破片B2中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機37とラベル除去サイクロン39と、アルミ製キャップAlを除去するアルミセパレータ43が設けられており、また上記粉砕機48の後に細かい破片B3中の剥がれたラベルを選別分離する風力選別機51とラベル除去サイクロン50とが設けられている請求項1から3のいずれか一つに記載のリサイクル設備。
  9. 上記液体混合槽58は、清水と苛性ソーダと第1篩選別機74からの戻り液体とが供給されて、苛性ソーダの濃度が1.5〜2.0重量%になるように調整された液体を得るpH調整タンク59と、該pH調整タンク59からの液体と上記破砕機からの破片とを混合する撹拌槽60とから構成されている請求項1から3のいずれか一つに記載のリサイクル設備。
  10. 上記遠心分離機61は、混合物B4をロータリジョイントを介して上記回転軸の中空な内部に供給するようにしており、分離した重いプラスチック片HPは、上記テーパ部先端寄りの出口から出されて上記回転筒を覆うハウジングにおける内部区画室65Aで受けると共に、分離した軽いプラスチック片LPは、該ハウジングの内部における他方端側の区画室65Bで受けるようにして成り、また上記回転軸62と上記回転筒63とは、回転速度差を取って回転駆動される請求項1から3のいずれか一つに記載のリサイクル設備。
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