JP4545346B2 - コルゲートマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺のライナを張り合わせて段ボールを形成すると共に該段ボールを切断して段ボール箱を形成するための矩形状の板紙を製造するコルゲートマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
内容物を収納した段ボール箱を開封する際の作業を容易とするために、図7に示すように、段ボール箱hに破断用ミシン目gを延設することが行なわれる。また、破断用ミシン目gの破断開始位置にはH字状の切り込みによるタブiが形成されており、破断用ミシン目gを破断する際に該タブiが手がかりとなる。このような破断用ミシン目gは、段ボール箱hの強度を保持すると共に外観を良好に維持するために、図8に示すように、段ボール箱hの内面側となる段ボールeの裏ライナaにのみ設けられることが好ましい。
【0003】
ところで、この種の段ボール箱hは、先ずコルゲートマシンによって矩形状の板紙が製造され、その後、該コルゲートマシンによって形成された板紙に印刷及び打抜き加工が施されることによって製造される。
【0004】
前記コルゲートマシンは、裏ライナaに段付き中芯bを貼合して片面段ボールを形成するシングルフェーサ、該片面段ボールに表ライナを貼合して段ボールを形成するダブルフェーサ、折目線を入れつつ所定幅に裁断するスリッタスコアラ、所定の長さに切断して矩形状の板紙を形成するカッタ、板紙の形状に応じて所定の払い出し位置に各板紙を積み上げるスタッカが上流から下流に向かって配設された構成となっている。
【0005】
従来、前記破断用ミシン目gは、前記シングルフェーサに設けられたライナカット装置によって形成されることが知られている。これによれば、裏ライナと段付き中芯とが貼合される前に裏ライナにのみ破断用ミシン目gを形成することができる。
【0006】
該コルゲートマシンにおいては、図9に説明的に示すように、前記スリッタスコアラ50による裁断時に、破断用ミシン目gと裁断線jとの間隔を正確に所定寸法yに維持する必要がある。しかし、前記シングルフェーサから該スリッタスコアラ50までの距離が比較的長距離であることから、長尺の段ボールに蛇行が生じ、前記所定寸法yを維持して正確な裁断を行なうことが困難である不都合がある。
【0007】
また、それ以外に、コルゲートマシンから払い出された段ボール板紙に破断用ミシン目gを形成することが行なわれている。この場合に、前記破断用ミシン目gは、板紙に印刷を施す印刷機に設けられたライナカット装置によって形成されることが知られている。
【0008】
しかし、この種の印刷機における段ボール板紙の搬送方向は、コルゲートマシンにおける段ボールの搬送方向と異なる場合がある。即ち、一般に破断用ミシン目gは、図8に示すように、中芯bの凹凸条方向と交差する方向に設けられるが、印刷機における段ボール板紙の搬送方向が、中芯の凹凸条方向に沿った方向とされるため、搬送方向に沿って破断用ミシン目gを形成しても、該破断用ミシン目gは中芯bの凹凸条方向に交差しない。この場合には、印刷機の搬送方向を破断用ミシン目gを形成する方向に一致させるために大掛かりな設備変更を行なわなければならない不都合がある。
【0009】
また、この種のライナカット装置は、例えば、図10に示すように、複数の切刃ロール25と、各切刃ロール25に対向する複数のサポートロール51とを備えるものが知られている。各切刃ロール25は、図11に示すように、周方向に沿って径方向に鋸刃状に突出する複数の切刃27を有し、段ボールの幅方向における箱の取り数によって数量が定められる。即ち、図7に示した段ボール箱hを2枚連ねて製造する場合(一般に2丁取りと言われる)には一対の切刃ロール25を1組として4組が単一の回転軸52に軸支される。更に、該回転軸52は、段ボールの通過速度より僅かに速い速度で各切刃ロール25を回転させるように駆動される。なお、該回転軸52の回転速度は、切刃27の裏ライナaへの切り込みを確実とし、且つ不連続な切り込みを維持する速度に設定されている。
【0010】
しかし、各組の切刃ロール25は磨耗度合いにばらつきが生じることがあり、これによって、各切刃ロール25の周速が異なるだけでなく、裏ライナへの切り込み深さが異なるおそれがあり、破断用ミシン目gを確実に形成することが困難となる。しかも、各切刃ロール25は単一の回転軸52により回転駆動されるので個々の切刃ロール25の周速及び裏ライナaへの切り込み量を各別に調節することができない不都合がある。更に、段ボールの幅方向における箱の取り数が変更された場合には、切刃ロール25の数を変更された箱の取り数に対応させるために大掛かりな切刃ロール25の交換作業を行なわなければならず、段ボール箱の製造効率が低下する原因となる不都合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、精度の高い破断用ミシン目を容易に形成することができ、しかも段ボール箱の製造効率を向上させることができるコルゲートマシンを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、裏ライナに段付き中芯を貼合して片段ボールを形成するシングルフェーサと、該片段ボールに表ライナを貼合して段ボールを形成するダブルフェーサと、所定の幅寸法に断裁すると共に折目罫線を形成するスリッタスコアラとを備えるコルゲートマシンにおいて、前記ダブルフェーサと前記スリッタスコアラとの間に、前記段ボールの搬送方向に沿って該段ボールの少なくとも一方のライナに破断用ミシン目を形成するライナカット装置を設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、前記ライナカット装置が前記ダブルフェーサと前記スリッタスコアラとの間に設けられていることによって、前記スリッタスコアラから比較的近い位置において破断用ミシン目を形成することができるので、搬送される段ボールの蛇行の悪影響を小として、破断用ミシン目の形成位置の精度を向上することができる。しかも、従来のような印刷機等によって破断用ミシン目を形成する場合と異なり、段ボールの搬送方向に沿って破断用ミシン目を形成するだけで、段ボールの中芯の凹凸条方向と交差する方向に破断用ミシン目を設けることができる。
【0014】
また本発明において、前記ライナカット装置は、径方向に鋸刃状に突出する複数の切刃を全周に有し、該切刃を前記段ボールに切り込む方向に進退自在の円盤状の切刃ロールと、該切刃ロールに対向して前記段ボールを受けるサポートロールと、前記切刃ロールを前記サポートロールに向かって進退させることにより、切刃ロールとサポートロールとの間隔寸法を調節する調節手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、例えば、前記切刃ロールの磨耗により、切刃ロールとサポートロールとの間隔寸法が大となったとき、前記調節手段によって切刃ロールとサポートロールとの間隔寸法を適正に調節することができる。これによって、切刃ロールの磨耗による切り込み不良を防止することができ、破断用ミシン目を確実に形成することができる。
【0016】
また、本発明において、前記ライナカット装置は、前記切刃ロール及び前記調節手段を、段ボールの搬送方向に直交する方向に所定間隔を存して複数備えると共に、各切刃ロールを、前記段ボールへの切込み位置から選択的に離間させる離間駆動手段を備えることを特徴とする。
【0017】
コルゲートマシンにおいて製造される段ボールは、複数の箱取りを行なうことが可能な幅に形成される。このとき、箱の取り数に応じて切刃ロールが所定間隔を存して複数設けられる。この場合に、各切刃ロール毎に前記調節手段を備えることによって、夫々の切刃ロールに磨耗のばらつきが生じても、各切刃ロール毎にサポートロールとの間隔寸法を適正に調節することができる。また、前記離間駆動手段を備えることによって、例えば箱の取り数が変更されたことにより不要となった切刃ロールのみを段ボールから離間させて退避させることができる。これにより、大掛かりな設備変更をすることなく、箱の取り数の変更に対応させることができ、段ボール箱の製造効率を向上させることができると共に、コストの増加を防止することができる。
【0018】
また、本発明において、前記ライナカット装置は、各切刃ロールを夫々個別の周速で回転駆動する複数の回転駆動手段を備えることを特徴とする。これにより、各切刃ロールに磨耗度合いのばらつきが生じても、磨耗に応じた周速を各別に駆動することができるので、精度の高い破断用ミシン目を形成することができる。
【0019】
また、本発明において、前記ライナカット装置は、各切刃ロールを、段ボールの搬送方向に直交する方向に横動自在に備えると共に、各切刃ロールを横動させる横動手段を備えることを特徴とする。これによって、例えば、箱の取り数が変更されたことに伴う破断用ミシン目の形成位置の変更に、各切刃ロールの切り込み位置を容易に対応させることができる。これにより、大掛かりな設備変更をすることなく、箱の取り数の変更に対応させることができる。
【0020】
また、本発明において、前記ダブルフェーサと前記ライナカット装置との間に段ボールの厚み寸法を検出する厚み検出手段を設け、前記ライナカット装置は、前記サポートロールを前記切刃ロールの方向に進退自在に備えると共に、前記厚み検出手段による検出寸法に応じてサポートロールを進退させる進退駆動手段を備えることを特徴とする。例えば、当該コルゲートマシンにより製造する段ボール規格の変更等によって段ボールの厚みが変更されたとき、前記厚み検出手段によって該段ボールの厚みを検出し、該検出結果に基づいて前記進退駆動手段によってサポートロールを進退させる。このように、段ボールの厚みが変化しても、それに応じてサポートロールによる段ボールの案内位置を正確に維持することができるので、サポートロールによって案内される段ボールへの切刃ロールの切り込み量の調節を極めて容易に行なうことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のコルゲートマシンを示す概略構成図、図2はライナカット装置の構成を示す説明図、図3は図2のIII-III線断面説明図、図4は図2のIV−IV線断面説明図、図5は図3のV−V線断面説明図、図6は切刃ロールの回転駆動手段を示す説明図である。
【0022】
図1において、1は本実施形態のコルゲートマシンであって、複数のミルロールスタンド2に支持された裏ライナaと中芯bとを貼合して片段ボールcを形成するシングルフェーサ3と、該片段ボールcに表ライナdを貼合して段ボールeを形成するダブルフェーサ4とを備えている。ダブルフェーサ4の下流には段ボールeに折目線を入れつつ所定幅に裁断するスリッタスコアラ5が備えられ、該スリッタスコアラ5の下流には段ボールeを所定長に切断して矩形状の板紙fを形成するカッタ6が備えられている。更に、カッタ6の下流には、板紙fの形状に応じて所定の払い出し位置に各板紙fを積み上げるスタッカ7が備えられている。
【0023】
そして、本実施形態のコルゲートマシン1において、ダブルフェーサ4とスリッタスコアラ5との間には、上流側から順に、段ボール厚み検出ユニット(厚み検出手段)8、ロータリーシャ9、及びライナカット装置10が設けられている。
【0024】
該ライナカット装置10は、ダブルフェーサ4から搬送される長尺の段ボールeの裏ライナaに破断用ミシン目(図8の符号g参照)を形成するものである。
該ライナカット装置10について詳説すれば、図2に示すように、両側に立設する一対のフレーム11に角型の梁12がわたされている。図2及び図3に示すように、該梁12にはリニアウェイ等のガイド部材13により段ボールeの幅方向に沿って摺動自在の移動台14が取り付けられている。なお、図2においては移動台14が1つのみ示されているが、実際には例えば最大3丁取りを行なうのであれば6個の移動台14が設けられている。
【0025】
図2及び図4に示すように、移動台14にはモータ15(横動手段)が設けられており、図4に示すように、該モータ15の軸にはピニオン16が設けられている。該ピニオン16は梁12に設けられたラック17に噛み合い、モータ15が回転することによって移動台14を幅方向に移動させることができる。
【0026】
移動台14には支持部材18が固定されており、図5に示すように、支持部材18には中間円筒19が回転自在に支持されている。中間円筒19の中にはスプライン円筒20が図示しないキー等を介して固定して取り付けられている。スプライン円筒20はフレーム11(図2示)間にわたされたスプライン軸21に噛み合っている。そして、図2に示すように、スプライン軸21の一端はモータ22の回転軸が連結されている。該モータ22は、詳しくは図示しないが、段ボールeの搬送速度と異なる速度に適宜設定できるように構成されている。また、図5に示すように、中間円筒19の一端部には、駆動スプロケット23が取り付けられている。
【0027】
前記中間円筒19の外周には、アーム24が揺動自在に取り付けられている。
該アーム24の他端には、一対の切刃ロール25の支持軸26が回転自在に取り付けられている。該切刃ロール25は、従来の技術欄で説明したものと同様のものであり、図10に示すように鋸刃状に突出する複数の切刃27を外周全周に備えるものである。一対の切刃ロール25はアーム24に支持されてナイフヘッド28を構成する。支持軸26の端部には従動スプロケット29が取り付けられている。該従動スプロケット29は前記駆動スプロケット23にチェン30を介して接続されており、前記スプライン軸21の回転駆動力がナイフヘッド28に伝達されるようになっている。
【0028】
図3に示すように、前記移動台14にはナイフヘッド28の切り込み量を微調節する調節手段31が設けられている。該調節手段31は、移動台14に設けられたリニアウェイ等のガイド部材32に案内されて上下に摺動する取付台33と、移動台14に設けられて回転軸にネジ軸34が連結されたモータ35と、取付台33に設けられてネジ軸34が螺合する螺合部材36とによって構成されている。これにより、モータ35を回転させることで取付台33が上下に移動する。
また、取付台33には、エアシリンダ37が取り付けられており、そのロッド38はアーム24の先端に連結されている。従って、エアシリンダ37のロッド38の伸縮に伴ってアーム24が揺動する。なお、該エアシリンダ37は、本発明の離間駆動手段を構成するものである。
【0029】
また、図2に示すように、ナイフヘッド28の下方には、サポートロール39が設けられている。該サポートロール39は、フレーム11に回転自在に支持された偏心輪40に回転自在に支持されている。偏心輪40の両端部には歯車41が設けられており、中間歯車軸42を介してモータ43(進退駆動手段)により回転駆動されるようになっている。即ち、モータ43を回転すると偏心輪40が回転し、サポートロール39が上下方向に進退移動する。サポートロール39は、図示しないがコルゲートマシン1全体を駆動する駆動系統、或いは単独の駆動モータ等によって段ボールeの搬送速度と略同速度で回転駆動される。
【0030】
また、図1に示すように、サポートロール39の上流側近傍には段ボールeと略同速度で駆動されるガイドロール44が設けられており、サポートロール39と共働して段ボールeの搬送姿勢を安定に保つようになっている。
【0031】
前記段ボール厚み検出ユニット8は、図1に示すように、搬送される段ボールeを介して上下に対向する一対のレーザ変位計45,46を備えている。該厚み検出ユニット8は、上方の変位計45が段ボールeの裏ライナaの表面位置を計測し、同時に下方の変位計46が段ボールeの表ライナdの表面位置を計測することにより基準値との差から段ボールeの厚さを検知するようになっている。
【0032】
次に、本実施形態のコルゲートマシン1におけるライナカット装置10の作動を説明する。図2を参照して、先ず、前記モータ15を駆動して移動台14をガイド部材13に沿って横動させ、ナイフヘッド28を所定の加工位置に移動する。次いで、エアシリンダ37のロッド38を伸長させ、ナイフヘッド28を下降させる(この位置を稼動位置とする)。このとき、段ボール箱の取り数の関係で不要なナイフヘッド28があれば上昇位置(これを待機位置とする)に待機させておく。
【0033】
次いで、このとき稼動位置において、切刃ロール25の先端とサポートロール39との隙間xが適正でない場合は、調節手段31のモータ35を駆動しエアシリンダ37の位置を微調節する。該調節手段31は、各ナイフヘッド28について微調節が行なえるので、切刃ロール25に磨耗が生じていても、磨耗度合いに応じて前記隙間xを適正に調節することができる。
【0034】
続いて、ナイフヘッド28を回転駆動し、段ボールe(図1示)の搬送を開始する。このとき段ボールeの搬送速度と切刃ロール25の回転速度との速度差は駆動モータ22の回転を制御することにより、好適な速度差に設定できる。
【0035】
また、図1を参照して、オーダーチェンジ等で段ボールeの厚み寸法が変更された場合は、前記厚み検出ユニット8により段ボールえの厚みが検出される。そして、図2に示すように、前記モータ43の回転によりサポートロール39を上下方向に進退移動させ、ナイフヘッド28に対する隙間xを適正に調節することができる。
【0036】
なお、本実施形態においては、図3に示すように、前記スプライン軸21によるモータ22の駆動力伝達によってナイフヘッド28の切刃ロール25を回転させたが、他の例を挙げれば、図6に示すように、ナイフヘッド28の支持軸26にモータ47の回転軸を連結してもよい。このとき、モータ47は支持部材48を介して前記アーム24に支持される。これによれば、複数設けられているナイフヘッド28を各モータ47により各別に回転駆動することができる。そしてこれにより、各ナイフヘッド28の切刃ロール25をその磨耗度合いに応じた回転速度で回転させることができ、精度の高い破断用ミシン目gを確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコルゲートマシンを示す概略構成図。
【図2】ライナカット装置の構成を示す説明図。
【図3】図2のIII-III線断面説明図。
【図4】図2のIV−IV線断面説明図。
【図5】図3のV−V線断面説明図。
【図6】切刃ロールの回転駆動手段を示す説明図。
【図7】展開状態の段ボール箱を示す平面図。
【図8】段ボールの断面図。
【図9】スリッタスコアラの作動説明図。
【図10】従来のライナカット装置の構成を示す説明図。
【図11】切刃ロールの一部を示す説明図。
【符号の説明】
a…裏ライナ、b…中芯、c…片段ボール、d…表ライナ、e…段ボール、g…破断用ミシン目、3…シングルフェーサ、4…ダブルフェーサ、5…スリッタスコアラ、1…コルゲートマシン、8…厚み検出ユニット(厚み検出手段)、10…ライナカット装置、15…モータ(横動手段)、22,…モータ(回転駆動手段)、25…切刃ロール、27…切刃、31…調節手段、37…エアシリンダ(離間駆動手段)、39…サポートロール、43…モータ(進退駆動手段)。

Claims (6)

  1. 裏ライナに段付き中芯を貼合して片段ボールを形成するシングルフェーサと、該片段ボールに表ライナを貼合して段ボールを形成するダブルフェーサと、所定の幅寸法に断裁すると共に折目罫線を形成するスリッタスコアラとを備えるコルゲートマシンにおいて、
    前記ダブルフェーサと前記スリッタスコアラとの間に、前記段ボールの搬送方向に沿って該段ボールの少なくとも一方のライナに破断用ミシン目を形成するライナカット装置を設けたことを特徴とするコルゲートマシン。
  2. 前記ライナカット装置は、径方向に鋸刃状に突出する複数の切刃を全周に有し、該切刃を前記段ボールに切り込む方向に進退自在の円盤状の切刃ロールと、
    該切刃ロールに対向して前記段ボールを受けるサポートロールと、
    前記切刃ロールを前記サポートロールに向かって進退させることにより、切刃ロールとサポートロールとの間隔寸法を調節する調節手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のコルゲートマシン。
  3. 前記ライナカット装置は、前記切刃ロール及び前記調節手段を、段ボールの搬送方向に直交する方向に所定間隔を存して複数備えると共に、各切刃ロールを、前記段ボールへの切込み位置から選択的に離間させる離間駆動手段を備えることを特徴とする請求項2記載のコルゲートマシン。
  4. 前記ライナカット装置は、各切刃ロールを夫々個別の周速で回転駆動する複数の回転駆動手段を備えることを特徴とする請求項3記載のコルゲートマシン。
  5. 前記ライナカット装置は、各切刃ロールを、段ボールの搬送方向に直交する方向に横動自在に備えると共に、各切刃ロールを横動させる横動手段を備えることを特徴とする請求項3又は4記載のコルゲートマシン。
  6. 前記ダブルフェーサと前記ライナカット装置との間に段ボールの厚み寸法を検出する厚み検出手段を設け、
    前記ライナカット装置は、前記サポートロールを前記切刃ロールの方向に進退自在に備えると共に、前記厚み検出手段による検出寸法に応じてサポートロールを進退させる進退駆動手段を備えることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項記載のコルゲートマシン。
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