JP4544594B2 - パチンコ遊技機の球払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機やそれに付随する球貸出装置に設けられる球払出装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機の球払出装置は、モータによって払出ロータを回転させる構造のものの他、特開平5ー115599に示されたように、パチンコ球が自重により流下する傾斜樋にソレノイドによって爪片を出没動させる球停留装置を設けた構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のような球停留装置を設けた球払出装置では、数珠状に連なるパチンコ球の荷重が爪片に掛るために、爪片を出没動させるソレノイドに大きな負荷が掛かるので、迅速な球きり作動を不安定にする欠点があった。そのためにパチンコ球の流下樋をS字状等に屈曲させ球圧を下げることもなされていたが十分な効果は得られていない。
【0004】
また、従来のこの種の球払出装置では、球計数用センサを爪片よりも上部に設け、該爪片によって制止されたパチンコ球が該球計数用センサによって検出されるように構成していた。このためパチンコ球が爪片によって当たって跳ね上がると、球計数用センサがそのパチンコ球を2回以上も検出する(いわゆるチャタリング発生)おそれがあり、そうした誤検知のために払出球数が一定とならなくなるおそれがあった。
【0005】
また、従来のこの種の球払出装置では、パチンコ球が自重により高速度で流落し球計数用センサを高速度で過ぎるために検出時間が極めて短くならざるを得ず、そのために検出ミスを起すおそれがあった。
【0006】
そこで本発明の第一の目的は、常に爪片がスムースに出没動し安定した作動が実現される球払出装置を提供することにある。
また本発明の第二の目的は、パチンコ球の検出が常に正確に行われるようにし、過剰な払出や払出球数の不足が生じないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するために本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置は、パチンコ球が整列状にて流下し得る緩やかな下傾状の緩傾斜樋を形成し、該緩傾斜樋の下端に下向きに急カーブする屈折部を介して鉛直な流落路を形成するとともに、該屈折部の内周壁に窓孔を開設し、該屈折部の内周側に鉛直面内で回転自在なるように爪片を軸支し、該爪片を反復回転し、該爪片の先端部を前記窓孔から前記緩傾斜樋の底面の略延長線方向に沿って出没動させることにより、緩傾斜樋上に整列した流下方向最先端のパチンコ球が該緩傾斜樋の略延長線上の前記屈折部の外周側垂直面と該爪片の先端部上面とに当接して該パチンコ球の流下が制止されるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る球払出装置の縦断面図である。図中、1はパチンコ遊技機の裏側に設けられた球貯留タンク等に連通しパチンコ球が整列状にて流下するように接続される球流入口、2は該流入口の下に緩やかな下傾状に形成された緩傾斜樋で、該緩傾斜樋2は図示したようにパチンコ球pが直線状に3個程整列し得る長さを持つ。そして該緩傾斜樋の下端に下向きに急カーブする屈折部3を介して鉛直な流落路4が延設される。なお該屈折部3の外周壁内面には45度程度の所定の伏角にて俯き状なる傾斜平面3aが形成され、該傾斜平面3aの下端に垂直面3bが連続する。
【0009】
5は爪片6とソレノイド7とからなる球停留装置である。爪片6は屈折部3の内周側に支軸8を設け鉛直面内で回転自在に軸支されたもので、嘴状に尖った先端部9の上面10が該支軸8を中心とする円弧面状に形成されている。そして該爪片6の基部背面に一対の係合部11,11を突設するとともに、ソレノイド7のスピンドルに固着された作動体12の突片13を該係合部11,11間に遊嵌し、該ソレノイド7が励磁作動すると爪片6が支軸8を支点として反復回転し、先端部9が該屈折部3の内周壁に開設された窓孔14より緩傾斜樋2の底面の略延長線方向に沿って出没動することでパチンコ球pの流下を制止し得るように構成している。
【0010】
また、図2にも示したように、15は投光器15aと受光器15bとからなる光学式の球計数用センサ、16は該センサを支持しているコ字状取付枠で、該センサは該取付枠によって爪片6により支持されるパチンコ球pの僅かに下流位置でしかも流落路4の中心線からずれた位置でその光軸17が交差するように配置される。そして該爪片6による制止が開放された直後のパチンコ球がこの光軸17を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置される。言い換えれば、図1に示したように爪片6により制止されているパチンコ球pは光軸17を遮断することなく未だ検知されない状態にある。
【0011】
このように構成した球払出装置では、球払出制御装置からの指令によりソレノイド7が励磁されることで図3に示したように爪片6の先端部9が窓孔14から没してパチンコ球pが制止されなくなることで自重により該パチンコ球pの払い出しが行われ、球計数用センサ15が所定数のパチンコ球を検出したところで該球払出制御装置から再び指令が出て爪片6が突出することでパチンコ球pの払い出しが停止する。
【0012】
この球払出装置では、緩傾斜樋2上に連なって流下して来るパチンコ球pの圧力は垂直面3bや傾斜平面3aに掛かる。そして、爪片6の先端部9は該緩傾斜樋2の底面の略延長線方向に沿って出没動するので、その出没動に対してその圧力が抵抗になることなく該爪片の出没動に大きな負荷を与えない。このため該爪片6の動きを常にスムースにできる。
【0013】
また、この球払出装置では、緩傾斜樋2の下端に下向きに急カーブする屈折部3を介して鉛直な流落路4を形成しているので、該緩傾斜樋2を流下するパチンコ球pが垂直面3bに衝突し、この屈折部3を通過することによって流下速度が減速されるので、球計数用センサ15の光軸17を一定速度以上で過ぎることがなくなり検出ミスが起き難くなる。
【0014】
また、屈折部3の外周壁内面に所定の伏角にて俯き状なる傾斜平面3aを形成したことにより、緩傾斜樋2を高速で流下するパチンコ球は該傾斜平面3aに激突して下向きに転向されるようになり、パチンコ球の速度がより効果的に減速される。このため検出ミスを一層起き難くできる。なお、仮にこの屈折部の外周壁内面が円弧面状に形成されていた場合は、パチンコ球がその円弧面に接しながら徐々に転向するので球速度はさほど減殺されなくなる。これに対して傾斜平面3aを形成した場合は、高速度のパチンコ球は該傾斜平面3aに激突して跳ね返るようになるので大幅に減速できる。
【0015】
また、図1に示したように爪片6により支持されたパチンコ球pは球計数用センサ15によって未だ検出されていないので、該爪片6に当たってパチンコ球pが跳ねたとしても、該パチンコ球が該球計数用センサ15によりダブって検知されるおそれがない。また、光軸17を流落路4の中心線からずれた位置で交差するように配置したことによって、多数のパチンコ球が該流落路4を隙間なく連なって流落しても各パチンコ球間に光が通過し得る間隔ができ、流落するパチンコ球数を間違いなく確実に計数できるようになる。
【0016】
なおこの実施形態では球計数用センサについては光学式のものを説明したが、電磁式,静電容量式等、その他の検知形式のセンサを使用することもできる。
【0017】
【発明の効果】
このように本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置は、緩傾斜樋の下端に下向きに急カーブする屈折部を形成するとともに、該屈折部に爪片が該緩傾斜樋の底面の略延長線方向に沿って出没動することでパチンコ球の流下を制止し得る球停留装置を設けてなるので、爪片へ掛る球圧力が大幅に軽減され常にスムースに爪片が出没動しソレノイド等に掛る負荷が軽減され常に安定した作動が実現される利点がある。
また、パチンコ球の検出が常に正確に行われ払出球数の過不足が生じないなど顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の球払出装置の実施形態を示した縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1の作動状態図。
【符号の説明】
p パチンコ球
2 緩傾斜樋
3 屈折部
3a 傾斜平面
4 流落路
5 球停留装置
6 爪片
7 ソレノイド
8 支軸
9 先端部
10 上面
15 球計数用センサ
17 光軸

Claims (1)

  1. パチンコ球が整列状にて流下し得る緩やかな下傾状の緩傾斜樋を形成し、該緩傾斜樋の下端に下向きに急カーブする屈折部を介して鉛直な流落路を形成するとともに、該屈折部の内周壁に窓孔を開設し、該屈折部の内周側に鉛直面内で回転自在なるように爪片を軸支し、該爪片を反復回転し、該爪片の先端部を前記窓孔から前記緩傾斜樋の底面の略延長線方向に沿って出没動させることにより、緩傾斜樋上に整列した流下方向最先端のパチンコ球が該緩傾斜樋の略延長線上の前記屈折部の外周側垂直面と該爪片の先端部上面とに当接して該パチンコ球の流下が制止されるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機の球払出装置。
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