JP4544375B1 - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】足部の固有振動数を調節することでモータの振動の周波数と近い値となることを防ぎ、騒音を抑えることができる送風装置を提供することを目的とする。
【解決手段】円筒形状の外周面を有するハブ部の外周面から遠心方向に延びるファンブレード5と、ファンブレード5を支持し、駆動させる駆動部と、駆動部を支持し、吸気口4を有するファンフレーム2aとを備え、ファンフレーム2aは、吸気口4の駆動部側内周端部と外周端部とを接続する足部9a〜9cを備え、ファンフレーム2aの外周端部側に、足部9a〜9cを延長させる切り込み10を入れたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】円筒形状の外周面を有するハブ部の外周面から遠心方向に延びるファンブレード5と、ファンブレード5を支持し、駆動させる駆動部と、駆動部を支持し、吸気口4を有するファンフレーム2aとを備え、ファンフレーム2aは、吸気口4の駆動部側内周端部と外周端部とを接続する足部9a〜9cを備え、ファンフレーム2aの外周端部側に、足部9a〜9cを延長させる切り込み10を入れたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば電子機器の筐体内部に実装されるCPUなどの発熱体の冷却装置に用いられる送風装置に関するものである。
従来の送風装置として、(特許文献1)に示すようなものがあり、ファンフレームに設けられた吸気口の径は吸気口からファンケース内に流入する空気の風量と静圧との関係によりある一定の範囲内に限られていた。すなわち、発熱部品の冷却に用いる際、発熱部品の冷却に求められる風量を確保するため、吸気口の径は大きく設けることが必要である。しかしながら、吸気口が大きすぎると静圧が低くなり、実装密度の高い機器、流露の狭い機器には搭載できない。従って、吸気口の径は風量と静圧とを両立するようなある一定の範囲内に限られていたため、ファンフレームとモータ部をつなぐ足部の直径の長さも吸気口の直径に連動して同じ径で設けられていた。
しかしながら、ファンブレードを駆動するモータ部とファンフレームとをつなぐ足部の直径の長さが一定の範囲内で限定されると、足部の剛性が高くなってしまう。その結果、足部の固有振動数がモータ部の回転数に依存した磁極による振動の周波数と近い値となり、モータの振動がファンフレームで共振、増幅され、振動による騒音として組み込まれる機器の騒音問題を引き起こしていた。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、足部の固有振動数を調節することでモータの振動の周波数と近い値となることを防ぎ、騒音を抑えることができる送風装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、円筒形状の外周面を有するハブ部の外周面から遠心方向に延びるファンブレードと、前記ファンブレードを支持し、駆動させる駆動部と、前記駆動部を支持し、吸気口を有するファンフレームとを備え、前記ファンフレームは、前記吸気口の前記駆動部側内周端部と前記内周端部と対向する外周端部とを接続する足部を備え、前記ファンフレームの前記外周端部側に、前記足部を延長させる切り込みを入れたことを特徴とする送風装置である。
以上の構成により、本発明は、足部を延長して直径を大きくすることで剛性を低くし、足部の固有振動数を調節することできる。その結果、モータの振動の周波数と近い値となることを防いで騒音を抑えることができる効果を有するものである。
請求項1に記載の発明は、円筒形状の外周面を有するハブ部の外周面から遠心方向に延びるファンブレードと、ファンブレードを支持し、駆動させる駆動部と、駆動部を支持し、吸気口を有するファンフレームとを備え、ファンフレームは、吸気口の駆動部側内周端部と内周端部と対向する外周端部とを接続する足部を備え、ファンフレームの外周端部側に、足部を延長させる切り込みを入れたことを特徴とする送風装置であって、足部を延長して直径を大きくすることで剛性を低くし、足部の固有振動数を調節することできるので、モータの振動の周波数と近い値となることを防いで騒音を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、前記ファンフレームに、前記ファンブレードを前記ファンフレームとともに挟み込んで支持するファンカバーと前記ファンフレームとを接続する接続部を設け、前記接続部は前記足部の延長線上を避けて配置されることを特徴をする請求項1に記載の送風装置であって、モータの振動による騒音が大きくなることを更に抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、前記切り込みは、前記足部の長手方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置であって、成型するための金型が単純となり製造が容易となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
(実施例)
本実施例では、本発明の送風装置を発熱備品の冷却に使用する場合について説明する。
(実施例)
本実施例では、本発明の送風装置を発熱備品の冷却に使用する場合について説明する。
図1は本実施例における遠心ファン装置のファンフレーム側からみた斜視図である。遠心ファン装置1のファンケース2は、下部に位置するファンフレーム2aとその上部に位置する図示しないファンカバーにより構成されている。ここで、ファンフレーム2aは、樹脂成型やアルミニウム合金のダイカスト成型などにより底面と側面が一体的に形成される。その一方の側面に吸気した空気を排気する排気口3が配設されており、その底面には吸気口4が配設されている。また、ファンカバーは、アルミニウムやステンレス鋼などの金属材料の打ち抜き成形や樹脂成形によりプレート状に成形されており、その中央部に空気を吸気する略円形状の吸気口4が配設されている。
そして、そのファンフレーム2aとファンカバーとに挟まれて収容されるようにファンブレード5が配置される。
図2は本実施例における遠心ファン装置のファンブレード側からみた斜視図である。図2において、ファンブレード5は円筒形状の外周面を有するハブ部6とその外周面から遠心方向へ略放射状に延びる複数のブレード部7とから構成されている。また、モータ部はハブ部6の内側に設けられている。
また、ファンブレード5はモータ部によって回転駆動され、ブレード部7の回転方向の面(正圧面)の所定の領域における回転軸方向の表面形状は、そのブレード部7の上下方向の両側端部がブレード部7の中央部よりも回転方向側に位置する形状となっている。更に、ブレード部7の外周部において回転軸方向の上側端部に連続的に連なる上側円環板8が設けられている。
ファンブレード5が高速で回転すると、そのハブ部6の上面に対向するようにファンカバーの中央部に配設された吸気口4と、ファンフレーム2aの底面に配設された吸気口4とから、空気が吸気される。そのとき、後述するファンブレード5の回転軸(図示せず)方向より吸気され、更にその吸気された空気が複数のブレード部7の回転運動によりファンケース2の内部でそのブレード部7の遠心方向へと風向きが変えられる。従って、吸気された空気の大部分はフレーム2aやカバー2bの内壁にぶつかりながら、その内壁に沿ってファンブレード5の回転方向と同一の方向へそれらの空気が送られて排気口3から排気される。
次に、本発明の特徴点であるファンフレーム2aについて詳細に説明する。
図3(a)は本実施例におけるファンフレームの上面図、図3(b)は本実施例におけるファンフレームの断面図である。また、図4は図1の領域Aにおける足部とファンフレームとの接続部分の拡大図である。
足部9a、9b、9cは、吸気口4の端部であってモータ部とファンフレーム2aとを接続する接続孔11側の内駆動部側内周端部14と、接続孔11と対向する吸気口4の外側端部13とを接続する。ファンフレーム2aはファンブレード5を支持するモータ部を支持している。ファンフレーム2aに足部9a〜9cを延長させるような切り込み10を設けることによって、足部9a〜9cの直径Wdを吸気口4の外側端部13の直径よりも大きくしている。ファンフレーム2aは接続孔11によってモータ部と接続しており、複数設けられた接続部12によってファンカバーと接続する。
また、図3(a)に示すように足部9a〜9cは、足部9a〜9cの長手方向の延長線上に接続部12が配置されないように設けることが好ましい。すなわち、モータ部の振動は足部9a〜9cを足部9a〜9cの長手方向に沿って伝わるため、その延長線上に接続部12を設けると接続部12からファンカバーに伝わりやすくなり、騒音が大きくなってしまう。従って、本実施例のように足部9a〜9cの長手方向の延長線上以外に接続部12を配置することで、モータの振動による騒音が大きくなることを更に抑えることができる。
また、切り込み10の形状は、図4のように足部9a〜9cの長手方向と平行であることで成型するための金型が単純となり製造が容易となるが、このように必ずしも平行である必要はない。すなわち、切り込み10によって足部9a〜9cの長さを吸気口4の駆動部側内周端部14と外周端部13との間の距離よりも長くすることで、足部9a〜9cの剛性を低くし、足部9a〜9cの固有振動数を調節することができればよい。例えば、切り込み10がファンフレーム2aと接続する部分の近傍を八の字のように外側に向かって広がるように形成してもよい。このように構成することによって、足部9a〜9cの固定振動数に影響を与えることなく足部9a〜9cとファンフレーム2aとの接続を丈夫にすることができる。従って、足部9a〜9cとファンフレーム2aとの接続部における切り込み10の角度αは略0〜60度が好適であり、本実施例では幅dが1mm程度〜5mm程度である。切り込み10の角度αが略0〜30度(本実施例のおいては幅dが略1mm)と小さい場合には吸気口4の面積がほとんど変わらず静圧がほとんど変化しないので、実装密度の高い機器、流路の狭い機器であっても影響がないような高い静圧で吸気することができる。また、切り込み10の角度αが略30〜60度(本実施例のおいては幅dが略5mm)と大きい場合には、キャビティノイズの発生を抑えることができる。キャビティノイズとは、細い溝の上を風が通ると溝の中で風が渦状となり、その結果騒音となるものである。
本実施例においては吸気口4の外側端部13の直径は35mmであるが、吸気口4の直径はファンブレード5の大きさに依存するため35mmに限定されるものではない。例えば、ノートPCの電気機器の冷却装置としては吸気口4の外側端部13の直径が30mm〜46mmが一般的であるし、それ以外の大きさの冷却装置でもよい。なお、図3中のWdは足部9a〜9cがファンフレーム2aと接続する足部9a〜9cの端部を結んだ円の直径を表し、Wsは足部9a〜9cの幅、Wtは足部9a〜9cの厚みを示す。
次に、足部9a〜9cの固有振動数とモータ部の振動周波数との関係について説明する。モータ部はロータとステータを備える。ロータにはファンブレード5のブレード部7と、内周には複数の磁極を設けたロータマグネットが設けられている。ステータは、インシュレータに巻き線が巻き回され、インシュレータに内挿されるようにインサート成型され、金属の電子鋼板が設けられている。このロータを回転させるためにステータをロータマグネットの磁極に応じてON/OFFすることによって、磁力の変動によるロータのスラスト方向(ロータの回転軸に平行な方向)の上下振動が発生する。
従って、モータの振動の周波数の基本周波数は、モータの回転数にロータマグネットの磁極をかけたもので表現される。この基本周波数の整数倍の周波数と足部9a〜9cの固有振動数とが近い値となると、モータの振動がファンフレーム2aで共振、増幅され、振動による騒音が大きくなる。通常、基本周波数の帯域では共振、増幅は問題にならず、基本周波数の2〜3倍の周波数と足部9a〜9cの固有振動数とが近い値となると、共振、増幅が最も大きくなってしまう。従って、足部9a〜9cの固有振動数を基本周波数の2〜3倍の周波数から離れた値とすることが重要となる。
なお、一般的には、例えば2000〜6000r/minでモータが回転すると、モータの振動の周波数の基本周波数は133〜400Hzとなる。前述したようにこの帯域ではモータの振動がファンフレーム2aで共振、増幅され、振動による騒音が問題となることは少ない。この場合では足部9a〜9cの固有振動数を基本周波数の2〜3倍である500〜1200Hzから遠ざけることが必要となる。
次に、足部9a〜9cの直径の大きさWdとその固有振動数との関係について説明する。図5は本実施例における足部の直径の大きさWdと足部の固有振動数との関係を示した図である。なお、図5中のグラフaは足部9a〜9cの幅が3mm、厚みが1.2mmであり、本実施例では足部9a〜9cの材料が例えばPBTといった樹脂の場合である。グラフbは足部9a〜9cの幅が3mm、厚みが0.4mmであり、実施例では足部9a〜9cの材料が例えばSECCといった鉄材の場合である。
足部9a〜9cの長さが長くなると、足部9a〜9cの剛性は一般的に低くなり、固有振動数は低くなる。また足部9a〜9cの長さが短くなると、足部9a〜9cの剛性は一般的に高くなり、固有振動数は高くなる。これは、固有振動数が剛性(バネ定数)の平方根に比例するからである。すなわち、例えば、モータ部から足部9a〜9cに伝わる振動の波長は足部9a〜9cの長さによって決まり、足部9a〜9cが長いと波長も長くなるので、その結果、振動の伝達の速さは変化しないので固有振動数が低くなる。
従って、図5に示されるように、足部9a〜9cの直径Wdが大きくなるほど足部9a〜9cの固有振動数は低くなっている。
以上のように足部9a〜9cの直径を切り込み10を設けて長さを延長させることによって、モータ部の振動がファンフレーム2aで共振、増幅され、振動による騒音となることを防ぐ。
図6は本実施例における足部の直径を変化させた場合のモータの回転速度と音圧との関係を示した図である。なお、図6に示されるグラフは足部9a〜9cの幅Wsが1mm、厚みWtが1.2mm、吸気口4の直径は35mmの場合である。
図6中のグラフaは足部9a〜9cの直径が吸気口4の直径と等しい35mmであり、切り込み10を設けていない状態である。この場合は、切り込み10を設けて足部9a〜9cを長くした場合のグラフb〜eに比較して、明らかにモータの振動がファンフレーム2aで共振、増幅され、振動による騒音が大きくなっていることがわかる。
グラフbは足部9a〜9cの直径が吸気口4の直径よりも5mm大きい40mmであり、モータの振動がファンフレーム2aであまり共振、増幅せず安定していることがわかる。また、グラフcは足部9a〜9cの直径が吸気口4の直径よりも9mm大きい44mmであり、グラフbと同様モータの振動がファンフレーム2aであまり共振、増幅せず安定していることがわかる。また、グラフdは足部9a〜9cの直径が吸気口4の直径よりも11mm大きい46mmであり、グラフaよりも騒音は小さいが、モータの回転速度が4300r/min程度で少し共振、増幅していることが分かる。その他の回転速度では、モータの振動がファンフレーム2aであまり共振、増幅せず安定している。更に、グラフeは足部9a〜9cの直径が吸気口4の直径よりも13mm大きい48mmであり、グラフdと同様グラフaよりも騒音は小さいが、モータの回転速度が4400r/min程度で少し共振、増幅していることが分かる。その他の回転速度では、モータの振動がファンフレーム2aであまり共振、増幅せず安定している。また、全体として、どのモータの回転速度でも足部9a〜9cの直径が40mmまたは44mmの場合が音圧が小さいことが分かる。この結果は吸気口4の直径が35mmの場合のみではなく、34〜36mmの場合においても同様の結果となり、足部9a〜9cの直径が40mmまたは44mmの場合において音圧が小さい。また、吸気口4の直径が34〜36mmであることによって、モータの振動の周波数と近い値となることを防ぐのが容易となり、より騒音を抑えることができる。
また、足部9a〜9cの固有振動数はその直径Wdの長さだけに依存するものではなく、幅Ws、厚みWtにも依存する。
図7は本実施例における足部の幅Wsと足部の固有振動数との関係を示した図であり、このグラフは足部9a〜9cの厚みWtが1.2mm、直径Wdが35mm、40mm、46mmのそれぞれの場合を示す。また、図8は本実施例における足部の厚みWtと足部の固有振動数との関係を示した図であり、このグラフは足部9a〜9cの直径Wdが40mm、幅Wsが3mmの場合を示す。
図7から分かるように、足部9a〜9cの幅Wsは小さいほうが足部9a〜9cの固有振動数が小さくなる。これは、足部9a〜9cの幅Wsが小さいほど、足部9a〜9cの剛性が小さくなるからである。また、図8から分かるように、足部9a〜9cの厚みWtは小さいほうが足部9a〜9cの固有振動数が小さくなる。これは、足部9a〜9cの厚みWtが小さいほど、足部9a〜9cの剛性が小さくなるからである。
次に、足部9a〜9c、切り込み10の別の形態について説明する。図9(a)は本実施例における足部の長手方向に平行である切り込みと略直角方向である切り込みとを設けたファンフレームの上面図であり、図9(b)は本実施例における吸気口の周囲全体に複数層になるように切り込みを設けたファンフレームの上面図である。
図9(a)のように足部9a〜9cの長手方向に平行である切り込み10と略直角方向である切り込み10とを設けることによって、モータ部から足部9a〜9cの長手方向に伝わってきた振動を略直角方向に方向変換させることによって、よりファンフレーム2aの外側や接続部12に伝わりにくくすることができる。その結果、ファンフレーム2aのモータ部の振動からなる騒音を小さく抑えることができる。また、図9(a)の形態は前述した図3(a)の形態と同様、非常に成型しやすいため製造が簡単となる。また、図9(b)のように吸気口4の周囲全体に複数層になるように切り込み10を設けることによって、モータ部から足部9a〜9cの長手方向に伝わってきた振動を吸気口4の周囲全体に向かって方向変換させることによって、よりファンフレーム2aの外側や接続部12に伝わりにくくすることができる。その結果、ファンフレーム2aのモータ部の振動からなる騒音を小さく抑えることができる。また、どのような形態であっても、足部9a〜9cの長手方向の延長線上に接続部12が配置されないように設けることが好ましい。
以上のように、足部9a〜9bとファンフレーム2aとの接続部に切り込み10を入れることによって足部9a〜9cの直径Wdの長さを吸気口4の外側端部13の直径よりも長く構成し、剛性を低くして足部9a〜9cの固有振動数を下げることができる。このような構成とすることによって、足部9a〜9cの固有振動数がモータの振動の基本周波数の整数倍の値と近くなることを防ぎ、モータの振動がファンフレーム2aで共振、増幅され、振動による騒音となることを防ぐことができる。
本発明の送風装置によれば、足部の直径を大きくすることで剛性を低くし、足部の固有振動数をモータの振動の周波数よりも低くして騒音を抑えることができるので、例えばノートPCなどの電子機器を冷却する送風装置として有用である。
1 遠心ファン装置
2 ファンケース
2a ファンフレーム
3 排気口
4 吸気口
5 ファンブレード
6 ハブ部
7 ブレード部
8 円環板
9a、9b、9c 足部
10 切り込み
2 ファンケース
2a ファンフレーム
3 排気口
4 吸気口
5 ファンブレード
6 ハブ部
7 ブレード部
8 円環板
9a、9b、9c 足部
10 切り込み
Claims (3)
- 円筒形状の外周面を有するハブ部の外周面から遠心方向に延びるファンブレードと、
前記ファンブレードを支持し、駆動させる駆動部と、
前記駆動部を支持し、吸気口を有するファンフレームとを備え、
前記ファンフレームは、前記吸気口の前記駆動部側内周端部と前記内周端部と対向する外周端部とを接続する足部を備え、
前記ファンフレームの前記外周端部側に、前記足部を延長させる切り込みを入れたことを特徴とする送風装置。 - 前記ファンフレームに、前記ファンブレードを前記ファンフレームとともに挟み込んで支持するファンカバーと前記ファンフレームとを接続する接続部を設け、前記接続部は前記足部の延長線上を避けて配置されることを特徴をする請求項1に記載の送風装置。
- 前記切り込みは、前記足部の長手方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
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