JP4542568B2 - 接続部材 - Google Patents

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Description

本発明は、両端が封止された管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材に属する。
先行技術1としては、放電ガスが注入されたランプチューブと、ランプチューブの内面に形成された蛍光層と、ランプチューブの両端部の内部に配置された内部電極と、内部電極と連結され、ランプチューブの外部に引き出されたリードワイヤーと、ランプチューブの両端部に結合され、リードワイヤーと電気的に連結される導電キャップとを有する冷陰極蛍光ランプが知られている。
リードワイヤーと導電キャップとの間には、導電性接着剤が配置されている(例えば、特許文献1を参照)。
先行技術2としては、両端が封止されたガラスバルブの端部外周面に導電層で形成された外部電極を備える蛍光ランプであって、外部電極の外周面を包囲して接続されたキャップ状またはスリーブ状の金属部材と、外部電極を外気と遮断する遮断層とを設けた蛍光ランプが知られている。
金属部材は、長手方向にスリットを形成して金属部材の弾性力により外部電極に接続されている。外部電極の導電層は、銀ペースト、ニッケルペーストなどの導電性ペーストを用いて形成されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2006−351529号公報 特開2006−140036号公報
特許文献1の冷陰極蛍光ランプは、導電キャップとランプチューブとの間に導電性接着剤を配置し、ランプチューブとの固定及びリードワイヤーとの電気的接続を行っているため接着剤を用いなければならす、接着剤を塗布する工数が多くなってしまい組立性に劣るという問題がある。
また、リードワイヤーは、導電キャップによって覆われているため、接続後に接続状態を確認することが困難であることから、接続の安定性を満足できなくなるという問題がある。
また、ランプチューブを導電キャップに挿入する際には、リードワイヤーの先端の振れによりリードワイヤーが座屈する恐れがあるという問題がある。
さらに、導電キャップとランプチューブとの間が密着しているため、導電キャップを通して熱が放熱してしまう。例えば、水銀のような放電ガスを用いる場合には、水銀の特性上、高温から低温に移動するため、内部電極の方向に集まり、内部電極より端に移動した水銀は水銀凝縮の起因となることからランプチューブによる発光量が減少してしまうという問題がある。
特許文献2の蛍光ランプは、外部電極との接続を目的とした導電性ペースト上に設けているため、導電性ペーストを用いなければならず、導電性ペーストを塗布する工数が多くなってしまうことから組立性に劣るという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、接続部材と接続する接続対象物の破損及び振動音を防止することができ、組立性を向上でき、さらに接続信頼性に優れた接続部材を提供することにある。
本発明の一態様による接続部材は、両端が封止された管部と、該管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材において、有底筒状の本体部と、前記端子部と接続する接続部とを有し、前記本体部は筒部と、前記筒部の一端側の底部と、前記筒部に形成した複数のスリットとを有し、前記底部には前記端子部と接続する前記接続部が形成されており、前記筒部には前記管部と弾性接触するよう前記スリットにより複数の弾性片が形成されており、前記筒部に前記スリットを形成することにより、前記筒部自体が弾性変位して前記接続対象物の前記管部と弾性接触するものとされ、前記筒部は、円筒形状であり、前記管部を挿入する他端側の開口端側の内周直径が前記管部の外周直径よりも大きく拡大している第1の誘い部と、前記管部を挿入した際に接触するよう前記第1の誘い部に隣接した部分が前記管部の前記外周直径よりも小さい内周直径となっている、前記筒部の内周直径において最も小さい内周直径となる部分である第1の押え部とを有してなり、前記筒部には、前記開口端から前記底部の近傍にまで前記スリットが形成されていることを特徴とする
本発明の他の態様による接続部材は、両端が封止された管部と、該管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材において、有底筒状の本体部と、前記端子部と接続する接続部とを有し、前記本体部は筒部と、前記筒部の一端側の底部と、前記筒部に形成した複数のスリットとを有し、前記底部には前記端子部と接続する前記接続部が形成されており、前記筒部には前記管部と弾性接触するよう前記スリットにより複数の弾性片が形成されており、前記筒部に前記スリットを形成することにより、前記筒部自体が弾性変位して前記接続対象物の前記管部と弾性接触するものとされ、前記筒部は、円筒形状であり、前記筒部の内周直径が前記管部の前記外周直径よりも大きくかつ前記管部を挿入する他端側の開口端の近傍の内面から内側へ突出している第2の押え部を有することを特徴とする
本発明の接続部材によれば、接続部材が複数の弾性片を有することからバネ構造となり、さらに接続部材の弾性片が接続対象物の管部に弾性接触し、接続対象物の端子部が接続部と固着するように構成したことにより、接続部材と接続対象物の管部とが接触することで接続対象物の破損及び振動音を防止することができる。
また、接続部材は、接続対象物と接続する際に、弾性片によって接続対象物の管部に弾性接触させ、接続対象物の端子部と接続部とを接続するだけでよいので、組立性に優れたものとなる。
本発明の接続部材は、両端が封止された管部と、該管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材において、有底筒状の本体部と、前記端子部と接続する接続部とを有し、前記本体部は筒部と、前記筒部の一端側の底部と、前記筒部に形成した複数のスリットとを有し、前記底部には前記端子部と接続する前記接続部が形成されており、前記筒部には前記管部と弾性接触するよう前記スリットにより複数の弾性片が形成されており、前記筒部に前記スリットを形成することにより、前記筒部自体が弾性変位して前記接続対象物の前記管部と弾性接触することにより実現した。
図1は、本発明の接続部材の実施例1を示している。図2は、図1に示した接続部材を右端側の側面から見た図である。図3は、図2に示した接続部材のIII−III線の縦側断面を示している。
図1乃至図3を参照して、接続部材11は、有底筒状の本体部13と、本体部13と接続している接続部15とを有する。
本体部13は、円筒状の筒部16aと、筒部16aの一軸X方向(図1を参照)における一端側に設けられた底部16bと、筒部16aの一軸X回りの所定位置でかつ一軸X方向へ細長に形成されている複数のスリット17とを有する。
筒部16aには、スリット17を形成したことにより、複数の弾性片19が形成されている。なお、実施例1における本体部13には、筒部16aに形成されている二つのスリット17により一軸Xと直交する方向の断面において半円状となる二つの弾性片19が形成されている。
接続部15は、一軸X方向で底部16bから外側へ筒形状に突出している突出部分である。接続部15には、一軸X方向で接続部15及び底部16bを貫通している貫通孔15aが形成されている。スリット17は、一軸X方向で底部16bとは反対側の筒部16aの開口端から底部16bの近傍にまで延びている。
弾性片19を有する筒部16aは、底部16bと反対側となる一軸X方向における開口端側に形成されている第1の誘い部22と、第1の誘い部22に隣接している第1の押え部23とを有する。
底部16bと接続部15との接続部分は、底部16bの内面と貫通孔15aの内面が湾曲面になるように形成した第2の誘い部28となっている。なお、第2の誘い部28の役目については、後述する接続対象物との関係において説明することにする。
複数の弾性片19は、一軸X方向において底部16b側の近傍から第1の誘い部22に隣接する部分の内周直径が次第に小さくなる形状となっている。内周直径は、複数の弾性片19において一軸Xと直交する内周面の直径である。
第1の押え部23は、第1の押え部23の隣接部分から次第に内周直径が大きくなる形状となっている。第1の誘い部22の開口端は、筒部16aの内周直径において最も大きい内周直径となる部分である。また、第1の押え部23は、筒部16aの内周直径において最も小さい内周直径となる部分である。
接続部材11は、金属又は合金である。なお、接続部材11は、ステンレス又は洋銀(一般に、洋白とも呼ばれている)を採用することが望ましい。また、接続部材は、コネクタのような相手接続部材のソケット部と接続する際に、接続部材11が摺動することにより磨耗することを考慮すると、接続部材11にメッキ処理を行わないことが好ましい。
図4は、接続部材11と、この接続部材11と接続する接続対象物51とを示している。接続部材11は、接続対象物51の一軸X方向の両端部に接続される。図4においては接続対象物51の一軸X方向における一端部のみに接続部材11を図示した。
なお、接続部材11は、接続対象物51の一軸X方向における他端部に接続する同じ形状のもう一つの接続部材11を接続するが、もう一つの接続部材11については図示を省略している。
実施例1における接続対象物51はランプである。接続対象物51は、両端が封止された細長い円筒形状の管部53と、管部53の内面に形成された蛍光層(図示せず)と、管部53の両端部分の封止端部53aから一軸X方向で外へ延びている一対の端子部55と、端子部55に接続し管部53内に設けられている内部電極56を有する。
端子部55は、内部電極56にランプ駆動電源を駆動するために、一端が内部電極56と連結され、他端が管部53の封止端部53aから外部へ引き出されている。なお、管部53は、実施例1に示した形状に限らず、L字又はU字形状を有しているものもある。
蛍光層は、管部53の内部でプラズマ放電を通じて発生された紫外線によって励起され可視光を放出する。内部電極56は、例えば、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)などのような仕事関数の低い金属である。
管部53は、内部で発生された可視光が透過できるように透明なガラス材質からなる。管部53の内部には、冷陰極蛍光ランプの放電を助けるための多様な種類の放電ガスが注入されている。例えば、放電ガスは、水銀(Hg)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)などのガスを含む。
図5は、接続対象物51を一軸X方向における挿入方向X1で接続部材11に挿入する直前の状態を示している。図5に示すように、接続部材11には、筒部16aの開口端から、接続対象物51の一方の端子部55を筒部16a内へ挿入方向X1で挿入される。
接続対象物51を接続部材11へ挿入する際には、第1の誘い部22の開口端を管部53の外周直径よりも大きい直径に設定しておくことによって、管部53の封止端部53aを含む両端部を第1の誘い部22の開口端へ誘い込むことができる。管部53の外周直径は、一軸Xと直交する方向における管部23の外周面の直径である。
さらに、接続対象物51の一方の端子部55を筒部16a内へ挿入方向X1で挿入していくと、筒部16aの第1の押え部23の内面に管部53の封止端部53aから管部53の外周面が順次に接触する。このとき、弾性片19の一部である第1の押え部23とは、スリット17により分割されているので、複数の弾性片19を弾性変位させる。
なお、第1の押え部23の内周直径は、管部53の外周直径よりも小さく設定することによって、第1の押え部23の内面に管部53の外周面と接触させることができる。
さらに、筒部16aには接続対象物51の一方の端子部55を挿入方向X1で挿入していくと、端子部55が接続部15の貫通孔15aに入り込む。このとき、管部53の外周面が第1の押え部23と摺動しつつ挿入される。
したがって、筒部16aの弾性片19は、管部53の外周面が第1の押え部23を押圧するので内周直径が大きくなる方向へ弾性変位する。接続対象物51と接続部材11とが接続された後は、接続部15から突き出している端子部55を切り取る。そして、接続部15と切り取った後に貫通孔15aに位置している端子部55とを接続する。接続部15と端子部55とは、半田、レーザ溶接、圧着、圧接などの方法によって接続することで、接続部材11と端子部55との電気的及び機械的な接続を行う。
そして、図6及び図7に示すように、接続対象物51と接続部材11とが接続される。この際、接続対象物51の封止端部53aの端面は、底部16bの内面と当接する。
なお、底部16b側の筒部16aの内周直径は、管部53の外周直径よりも大きく設定することにより、図7に示したように、筒部16aの第1の誘い部22及び第1の押え部23を除く弾性片19が管部53の外周面と略平行に近い状態に変形する。
したがって、管部53の一部と第1の押え部23とは、これらが隙間なく当接しており、端子部55が接続部15と固着されているので、振動時において管部53の破損及び接触時の振動音の発生を防止することができる。
また、図7に示したように、第1の押え部23によって当接している以外の筒部16aの内周面と管部53の外周面との間には、空気層である隙間ができるので、例えば、水銀のような放電ガスが注入された管部53内における水銀の凝縮を防止できる構成となる。
図8は、接続対象物51の端子部55が接続部材11の一軸Xからずれて挿入された途中の状態を示している。図8に示したように、端子部55は、一軸Xと交差する方向へ振られて、一軸Xに対してずれて接続部材11に挿入されることが想定される。このときには、端子部55の先端が接続部15の貫通孔15aに対してずれてしまうので貫通孔15aに端子部55を挿入できない恐れがある。
しかしながら、第2の誘い部28は、底部16bと貫通孔15aとの接続部分の内面が湾曲面であるので、図8に示したように、挿入時において端子部55の先端が第2の誘い部28に当り、接続部15の貫通孔15aへ誘い込み導くことができる。 図9は、本体部13の筒部16aに位置決め部25を形成した変形例を示している。位置決め部25は、底部16bの近傍にかつ筒部16aの内面から一軸Xと交差する方向へ突出している。位置決め部25には、接続部材11に接続対象物51を挿入した際に、接続対象物51の管部53の封止端部53aが当接する。
したがって、接続対象物51は、接続部材11の筒部16aに形成した位置決め部25に当接することで挿入方向X1の所定位置に位置決めできるので、接続対象物51と接続部材11との位置のばらつきがない接続が可能となる。即ち、位置決め部25は、接続部材11と接続対象物51との一軸X方向における接続における寸法のばらつきを低減させることができる。
図10及び図11は、接続部材の実施例2を示している。図10及び図11を参照して、接続部材111は、有底筒状の本体部113と、本体部113と接続している接続部115とを有する。
本体部113は、円筒状の筒部116aと、筒部116aの一軸X方向(図10を参照)における一端側に設けられた底部116bと、筒部116aの一軸X回りの所定位置でかつ一軸X方向へ細長に形成されている複数のスリット117とを有する。
筒部116aには、スリット117を形成したことにより複数の弾性片119が形成されている。なお、実施例2における本体部113には、本体部113に形成されている三つのスリット117により三つの弾性片119が形成されている。
接続部115は、一軸X方向で底部116bから外側へ筒形状に突出している突出部分である。接続部115には、一軸X方向で接続部115及び底部116bを貫通している貫通孔115aが形成されている。スリット117は、一軸X方向で底部116bとは反対側の筒部116aの開口端から底部116bの近傍にまでへ延びている。
筒部116aの弾性片119のそれぞれには、底部116bと反対側となる一軸X方向における開口端側に第2の押え部123が形成されている。第2の押え部123は、弾性片119の内面から一軸Xと交差する方向へ突出している。また、底部116と貫通孔115aとの接続部分は、底部116bと貫通孔115aとの内面が湾曲面となるように形成した第2の誘い部128となっている。筒部116aは、一軸X方向のいずれにおいても一軸Xと直交する方向の内周直径が同じ直径となっている。
図12は、接続部材111と、この接続部材111と接続する接続対象物51とを示している。図12では、接続対象物51を一軸X方向で接続部材111に挿入する前の状態を示している。実施例2における接続対象物51は、実施例1によって説明したランプと同じものである。
接続部材111は、接続対象物51の一軸X方向の両端部に接続される。図12においては接続対象物51の一軸X方向における一端部のみに接続部材111を図示した。なお、接続部材111は、接続対象物51の一軸X方向における他端部に接続する別な接続部材111を接続するが、別な接続部材111を省略している。 図12に示すように、接続部材111には、筒部116aの開口端から、接続対象物51の一方の端子部55を筒部116a内へ挿入する。このとき、筒部116aの内周直径は、管部53の外周直径よりも大きい内周直径に設定することにより、管部53の封止端部53aを筒部116aの開口端に誘い込むことができる。
さらに、接続対象物51の一方の端子部55を筒部116a内へ挿入すると、筒部116aの弾性片119に形成されている第2の押え部123に管部53の封止端部53aにつづき管部53の外周面が接触する。
なお、複数の第2の押え部123は、湾曲状に形成されており、3つの第2の押え部123の頂部のそれぞれで囲まれた内周直径を管部53の外周直径よりも小さく設定することにより、第2の押え部123に管部53の外周面を3点で接触させることができる。
さらにまた、接続対象物51の一方の端子部55を筒部116a内へ挿入方向X1で挿入すると、端子部55が接続部115の貫通孔115aに入り込む。このとき、管部53は、管部53の外周面が第2の押え部123と当接し摺動しつつ挿入される。
したがって、弾性片119は、管部53の外周面が第2の押え部123を押圧するので内周直径が少し大きくなるように弾性変位して接触する。そして、図13及び図14に示すように、接続対象物51と接続部材111とが接続される。このとき、接続対象物51の封止端部53aの端面は、底部116bの内面と当接する。 接続対象物51と接続部材111とが接続された後は、接続部115と貫通孔115aに位置している端子部55とを接続する。
接続部115と端子部55との接続方法については、実施例1によって説明した接続部115と端子部55と同じ接続方法によって行われる。
接続が完了した後においては、管部53と第2の押え部123とは隙間なく当接しており、端子部55が接続部115と固着されているので、振動時において管部53の破損及び接触時の振動音の発生を防止することができる。
また、底部116b側の筒部116aの内周直径は、管部53の外周直径よりも大きく設定しておくことにより、図14に示したように、第2の押え部123を含む弾性片119の部分が管部53の外周面により押されて弾性変位した状態となり、筒部116aの内周面と管部53の外周面との間に隙間ができる。
したがって、筒部116aの内周面と管部53の外周面との間には、空気層である隙間ができるので、例えば、水銀のような放電ガスが注入された管部53内の水銀の凝縮を防止できる構成となる。
また、接続対象物51が接続部材111の一軸Xからずれて挿入されたときには、図8によって説明したように、接続対象物51が接続部材111に一軸Xからずれて挿入された際、第2の誘い部28は、底部116bと貫通孔115aとの接続部分の内面が湾曲面になっているので、端子部55の先端は第2の誘い部28と当接して挿入方向X1で接続部15の貫通孔115aへ誘い込み導くことができる。
さらに、実施例2における接続部材111では、接続部材111に接続対象物51を挿入した際に、接続対象物51の管部53の封止端部53aが当接するように本体部113の筒部116aに図9によって示した位置決め部25と同様な位置決め部を形成するようにしてもよい。
本発明は、液晶表示装置のバックライトアセンブリ、ファクシミリや複写機などのOA機器に使用される冷陰極蛍光ランプ、複数灯を1つの高周波電子安定器により点灯できる誘電体バリア放電ランプとしての用途にも適用できる。
本発明に係る接続部材の実施例1を示す斜視図である。 図1に示した接続部材を右端側から見た側面図である。 図2のIII-III線の縦断面図である。 図1に示した接続部材と、接続部材と接続する接続対象物とを接続前の状態で示した斜視図である。 図4に示した接続部材と接続対象物との接続途中を示しており、図3に示した接続部材の断面図を拡大して示した縦断面図である。 図4に示した接続部材と接続対象物との接続後の状態を示した斜視図である。 図6に示した接続後における接続部材の断面と接続対象物とを示した縦断面図である。 図5に示した接続部材に対して接続対象物の端子部がずれて挿入された状態を示した縦断面図である。 実施例1において図5に示した接続部材の変形例を接続対象物とともに示した縦断面図である。 本発明に係る接続部材の実施例2を示す斜視図である。 図10に示した接続部材を一軸方向で反転した状態を示した斜視図である。 図10に示した接続部材と、接続部材と接続する接続対象物とを接続前の状態で示した斜視図である。 図12に示した接続部材と接続対象物との接続後の状態を示した斜視図である。 図13に示した接続部材と接続対象物とのXIII-XIII線断面で拡大して示した断面図である。
符号の説明
11,111 接続部材
13,113 本体部
15,115 接続部
15a,115a 貫通孔
16a,116a 筒部
16b,116b 底部
17,117 スリット
19,119 弾性片
22 第1の誘い部
23 第1の押え部
28 第2の誘い部
51 接続対象物
53 管部
53a 封止端部
55 端子部
56 内部電極
123 第2の押え部
X 一軸
X1 挿入方向

Claims (5)

  1. 両端が封止された管部と、該管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材において、
    有底筒状の本体部と、前記端子部と接続する接続部とを有し、
    前記本体部は筒部と、前記筒部の一端側の底部と、前記筒部に形成した複数のスリットとを有し、
    前記底部には前記端子部と接続する前記接続部が形成されており、
    前記筒部には前記管部と弾性接触するよう前記スリットにより複数の弾性片が形成されており、
    前記筒部に前記スリットを形成することにより、前記筒部自体が弾性変位して前記接続対象物の前記管部と弾性接触するものとされ、
    前記筒部は、円筒形状であり、前記管部を挿入する他端側の開口端側の内周直径が前記管部の外周直径よりも大きく拡大している第1の誘い部と、前記管部を挿入した際に接触するよう前記第1の誘い部に隣接した部分が前記管部の前記外周直径よりも小さい内周直径となっている、前記筒部の内周直径において最も小さい内周直径となる部分である第1の押え部とを有してなり、
    前記筒部には、前記開口端から前記底部の近傍にまで前記スリットが形成されていることを特徴とする接続部材。
  2. 両端が封止された管部と、該管部の封止端部から外へ延びている端子部とを含む接続対象物と接続する接続部材において、
    有底筒状の本体部と、前記端子部と接続する接続部とを有し、
    前記本体部は筒部と、前記筒部の一端側の底部と、前記筒部に形成した複数のスリットとを有し、
    前記底部には前記端子部と接続する前記接続部が形成されており、
    前記筒部には前記管部と弾性接触するよう前記スリットにより複数の弾性片が形成されており、
    前記筒部に前記スリットを形成することにより、前記筒部自体が弾性変位して前記接続対象物の前記管部と弾性接触するものとされ、
    前記筒部は、円筒形状であり、前記筒部の内周直径が前記管部の前記外周直径よりも大きくかつ前記管部を挿入する他端側の開口端の近傍の内面から内側へ突出している第2の押え部を有することを特徴とする接続部材。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の接続部材において、前記筒部は、前記管部の前記封止端部と当接するよう前記本体部の内方へ突出している位置決め部を有することを特徴とする接続部材。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の接続部材において、前記接続部は、前記底部から外側へ突出しており、前記接続部には前記端子部を挿入する貫通孔が形成されていることを特徴とする接続部材。
  5. 請求項記載の接続部材において、前記筒部は、前記底部と前記貫通孔との接続部分の内面を湾曲面とした第2の誘い部を有することを特徴とする接続部材。
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