JP4541032B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Devices:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を複数備える画像処理装置に関する。
従来、複数の撮像素子を用いた画像処理装置として、2つの撮像素子の焦点をずらして撮像し、撮像したものを合成することにより、ソフトフォーカス効果を得るような技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特願2000―81545号公報
しかしながら、従来の撮像素子を用いた画像処理装置では、静止画撮影(スチル画像撮影)時、シャッターが押されてから、撮像装置からデータが出力されるまでに時間がかかり、その間モニターには“何も表示されない”か“最終のモニター画像”が表示されるため、ユーザーがモニターで被写体を追随できないという事情があった。
また、撮像素子は、露光が完了しその映像信号を出力した後でなければ次の撮像ができないため、連続撮影を行う場合、撮影間隔が、撮像素子の露光時間と映像信号出力時間に支配されるという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、スチル画像撮影中であっても常時モニターでの被写体の追随が可能になる画像処理装置を提供することを目的としている。
本発明の画像処理装置は、被写体からの光を映像信号に変換する第1及び第2の撮像素子と、前記第1及び第2の撮像素子を互いに独立して駆動する撮像手段と、通常モードにおいて、前記第1及び第2の撮像素子の一方をスチル駆動、他方をモニタ駆動させるように前記撮像手段を制御する制御手段とを備える。上記構成によれば、通常モードにおいて、第1及び第2の撮像素子の一方をスチル駆動、他方をモニタ駆動させるように撮像手段を制御する制御手段を備えることにより、一方の撮像素子をモニター画像撮影専用にすることができる為、スチル画像撮影中であっても常時モニターでの被写体の追随が可能になる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1及び第2の撮像素子からの映像信号を画像データへ変換する画像処理部を備える。上記構成によれば、第1及び第2の撮像素子からの映像信号を画像データへ変換することにより、スチル画像撮影中であっても常時モニターで被写体を追随できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1の撮像素子と前記第2の撮像素子とは画素数が異なるものである。上記構成によれば、一方の撮像素子の画素数を少なくすることにより、撮像素子のコストやモニター撮影時の消費電力を抑えることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1と第2の撮像素子が、画素数がほぼ等しく、前記制御手段が、連続撮影モードにおいて、前記第1及び第2の撮像素子を交互にスチル駆動する。上記構成によれば、制御手段が、連続撮影モードにおいて、前記第1及び第2の撮像素子を交互にスチル駆動することにより、高速に連続撮影できる。また上記構成によれば、撮影して得られる画像データのサイズが等しくなり、駆動時間をずらして複数の撮像素子を駆動させ、それぞれで得られる映像信号を露光の完了したものから順に取り込んで画像データに変換することにより、1つの撮像素子を駆動して得られる連続静止画より高速な連続撮影ができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記制御手段が、前記第1及び第2の撮像素子を同時に駆動させ、各撮像素子の露光時間が可変であるものである。上記構成によれば、制御手段が第1及び第2の撮像素子を同時に駆動させ、各撮像素子の露光時間が可変であることにより、明るさの異なる複数の画像を同時に得ることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記撮像装置が、前記第1及び第2の撮像素子をそれぞれ駆動する第1及び第2の撮像装置を含むものである。上記構成によれば、不要な撮像素子に対応する撮像装置を使用しないようにすることで、電力の消費を抑えることができる。また、種類やサイズの異なる撮像素子、異なる駆動信号を必要とする撮像素子等への対応が容易になる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1及び第2の撮像素子のそれぞれに対応する焦点距離を有する第1及び第2の撮像光学系を備える。上記構成によれば、第1及び第2の撮像素子のそれぞれに対応する焦点距離を有する第1及び第2の撮像光学系を備えることにより、焦点距離が同じ又は異なる複数の画像データを得ることができる。また、一方は単焦点レンズ、一方はズームレンズを搭載することができ、レリーズを押してから実際に露光されるまでの撮影レスポンスを重視する場合は、近い距離から遠い距離までのすべてにピントがあらかじめ合わせてあるパンフォーカス(Pan Focus)式単焦点レンズを使用し、撮影レスポンスを重視せずズームを行いたい場合はズームレンズを使用するといった使い方ができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1及び第2の撮像光学系が、それぞれ異なる被写体からの光を前記第1及び第2の撮像素子に結像するように配置される。上記構成によれば、第1及び第2の撮像光学系が、それぞれ異なる被写体からの光を前記第1及び第2の撮像素子に結像するように配置されることにより、複数の被写体に対し同時に撮影動作を行うことができる。例えば一方に対し、もう一方を180度反対に設置することで、前後の映像を同時に撮影して使用するといった使い方ができる。このようにして、複数の撮像光学系、撮像素子をそれぞれが写すことの出来ない領域を補って設置することで、360度の映像を同時に撮影することも可能となる。
また、本発明の画像処理装置は、被写体からの光を前記第1及び第2の撮像素子に結像する撮像光学系と、前記撮像光学系の光路を前記第1及び第2の撮像素子にそれぞれ導くように分割する光路分割部材と、を備える。上記構成によれば、撮像光学系の光路を前記第1及び第2の撮像素子にそれぞれ導くように分割する光路分割部材を備えることにより、少数の撮像光学系で多数の撮像素子に結像させることができ、撮像光学系をコンパクトにすることができる。
本発明の画像処理装置は、前記光路分割部材により分割された光路のうち、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方へ向かう光路の長さを可変とする光路長可変装置を備える。上記構成によれば、光路分割部材により分割された光路のうち、少なくとも一方の撮像素子へ向かう光路の長さを可変とする光路長可変装置を備えることで、画角の異なる画像データを得ることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記光路長可変装置が、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方の位置を変化させる駆動機構である。上記構成によれば、前記光路長可変装置が、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方の位置を変化させる駆動機構であることにより、光路長可変装置による光の利得を損なうことなく、画角の異なる画像データを得ることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記光路長可変装置が、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方へ向かう光路に挿入される光学部材と、前記光学部材を前記光路に対して挿抜するための駆動機構と、を含む。上記構成によれば、光学部材を前記光路に対して挿入及び引き出すための駆動機構を含むことにより、光学部材を挿入して画角の異なる画像データを得ることができるとともに、光学部材を抜き出して光路長の等しい画像データを得ることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記撮像装置から出力される前記映像信号に基づいて前記被写体の輪郭情報を取り出す輪郭情報取得装置と、前記輪郭情報に基づいて、光路長のずれに対応して前記撮像光学系を制御する合焦制御装置とを備えるものである。上記構成によれば、輪郭情報に基づいて、光路長のずれに対応して前記撮像光学系を制御する合焦制御装置を備えることにより、光路長のずれによる合焦状態と撮像光学系を可動させて得られる合焦状態とを同じ状態にすることが可能であるので、1つの撮像素子について光路長のずれた2つ以上の撮像素子で合焦を行うことは、2点以上の撮像光学系の可動量から合焦状態を演算するのと同じとなり、撮像光学系の可動範囲を減らすことができ、合焦に要する時間を短縮させることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記第1及び第2の撮像装置にそれぞれ対応する第1及び第2の輪郭情報取得装置を備える。上記構成によれば、第1及び第2の撮像装置にそれぞれ対応する第1及び第2の輪郭情報取得装置を備えることにより、必要な撮像装置に対応する合焦制御装置のみを制御することができる為、電力消費を抑えることができる。また、第1及び第2の撮像装置からそれぞれ出力される映像信号から、第1及び第2の輪郭情報取得装置で同時に輪郭情報を取り出すことができる為、第1及び第2の撮像装置の映像信号出力制御を同時に行うことができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記制御手段が、前記輪郭情報取得装置から得られる前記輪郭情報に基づいて、最も合焦状態に近い前記第1及び第2の撮像素子のいずれか一方に対応する前記撮像光学系を制御する。上記構成によれば、制御手段が、前記輪郭情報取得装置から得られる前記輪郭情報に基づいて、最も合焦状態に近い前記第1及び第2の撮像素子のいずれか一方に対応する前記撮像光学系を制御することにより、撮像光学系の可動範囲をさらに減らすことができ、合焦に要する時間を一層短縮できる。
また、本発明の画像処理装置は、合焦させる前記撮像素子の個数を指定する指定装置を備える。上記構成によれば、合焦させる前記撮像素子の個数を指定することにより、必要な撮像光学系、撮像素子だけを駆動させることができる為、消費電力を抑えることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理部が変換した画像データを表示する表示装置を備える。上記構成によれば、画像処理部が変換した画像データを表示する表示装置を備えることにより、実際に撮影された映像を確認することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理部が、前記第1及び第2の撮像素子それぞれの映像信号を変換した画像データを切り替えて前記表示装置へ出力するものである。上記構成によれば、画像処理部が、前記第1及び第2の撮像素子それぞれの映像信号を変換した画像データを切り替えて前記表示装置へ出力することにより、30fpsや15fpsなどの撮影更新周期を容易に変更できる。例えば、第1の撮像素子を30fpsで駆動させ、第2の撮像素子15fpsで駆動させておくことで、ユーザーにより撮影更新周期を30fpsから15fpsと変更されたとしても、映像信号出力を撮影更新周期30fpsで駆動させている第1の撮像素子から撮影更新周期15fpsで駆動させている第2の撮像素子へと切り替えるだけで、撮影更新周期の変更が容易に行うことができる。
本発明によれば、通常モードにおいて、第1及び第2の撮像素子の一方をスチル駆動、他方をモニタ駆動させるように撮像手段を制御する制御手段を備えることにより、一方の撮像素子をモニター画像撮影専用にすることができる為、スチル画像撮影中であっても常時モニターでの被写体の追随が可能になる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置1は、被写体からの光を映像信号に変換する撮像素子A3及び撮像素子B4と、撮像素子A3及びB4を互いに独立して駆動する撮像装置2と、通常モードにおいて、撮像素子A3及びB4の一方をスチル駆動、他方をモニタ駆動させるように撮像装置2を制御する中央演算装置15とを備える。また、図1における撮像装置2は、撮像素子A3を駆動させるための撮像素子駆動信号発生装置A20、及び撮像素子B4を駆動させるための撮像素子駆動信号発生装置B21とを備える。
画像処理装置1は、撮像装置2により撮像素子A3及び撮像素子B4をそれぞれ独立に駆動させることが可能であるので、撮像素子A3及び撮像素子B4の駆動開始時間をずらすことにより、高速な連続撮影を行うことができる。
図2は、画像処理装置1で高速な連続撮影を行う場合のタイミングチャートである。図2に示すように、撮像装置2が撮像素子A3の露光制御を行い(t1〜t2)、撮像素子A3の露光完了ののちに撮像素子A3の映像信号出力制御Aを行う(t2〜t4)。また、撮像素子A3の露光開始から遅れて撮像素子B4の露光制御を行い(t2〜t3)、撮像素子B4の露光完了ののちに撮像素子B4の映像信号出力制御Bを行う(t4〜t5)。これにより、撮影時間差の少ない、高速な連続撮影を行うことができる。
なお、図2において、撮像素子A3の露光Aは、被写体からの光を露光する期間を表わし、映像信号出力Aは、露光Aで得られた映像信号Aを撮像装置2に出力する期間を表わす。また、撮像装置2の露光制御Aは、撮像素子A3の露光を制御する期間を表わし、映像信号出力制御Aは、撮像素子A3の映像信号出力を制御する期間を表わす。撮像素子B4についても同様である。
このように、映像信号出力制御Aと映像信号出力制御Bの処理タイミングをずらして連続撮影を行うことができるが、撮像装置2の処理能力が高ければ、映像信号出力制御Aと映像信号出力制御Bを同時に処理するように駆動させてもよい。
図3は、画像処理装置1で映像信号出力制御Aと映像信号出力制御Bを同時に処理する場合のタイミングチャートである。図3に示すように、撮像装置2は、映像信号出力制御A(t2〜t4)と映像信号出力制御B(t3〜t5)を重複して処理する。このようにすれば、撮像装置2における処理を短縮することができる。図2及び図3は、撮像素子A3及び撮像素子B4の撮像を1枚ずつ行っている様子を示しているが、それに限らず連続撮影動作を行っても良い。
図4は、画像処理装置1が撮像素子A3及び撮像素子B4を連続して撮影動作させた場合のタイミングチャートである。図4に示すように、撮像素子A3は、露光A及び映像信号出力Aを2回連続して行い(t1〜t4、t4〜t7)、撮像素子B4は、露光B及び映像信号出力Bを2回連続して行う(t2〜t5、t5〜t8)ことにより、連続撮影を高速に処理することができる。
図5は、画像処理装置1が撮像素子A3及び撮像素子B4を同時に駆動させ、各撮像素子の露光時間を変えた場合のタイミングチャートである。図5に示すように、撮像素子A3の露光Aは期間(t1〜t2)であり、撮像素子B4の露光Bは期間(t1〜t3)である。これにより、露光時間の異なる映像信号A、映像信号Bから、明るさの異なる画像データA、画像データBを得ることができる。
図6(a)は、図1に示す画像処理装置1に画像処理部5を追加した画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図6(a)に示すように、画像処理装置1は、被写体からの光を映像信号に変換する撮像素子A3及び撮像素子B4と、撮像素子A3及び撮像素子B4をそれぞれ独立に駆動させることが可能な撮像装置2とを備え、撮像素子A3により撮像された映像信号A、及び撮像素子B4により撮像された映像信号Bを撮像装置2から同時もしくは順次に画像データへ変換する処理を行う画像処理部5とを備える。
図6(b)は、図6(a)に示す画像処理装置1において、撮像素子A3でモニター撮影中に、撮像素子B4でスチル(静止画)撮影を行う場合のタイミングチャートである。 図6(b)に示すように、撮像装置2により、撮像素子A3を、撮像素子の全有効画素のうち一部を使用し、もしくは画素混合して、露光と映像信号出力を同じタイミングで行うモニター駆動方式で駆動する。それと同時に、撮像素子B4を、撮像素子の全有効画素のうち一部もしくは全ての画素を使用し、露光Bと映像信号出力Bを排他的タイミングで行うスチル駆動方式で駆動する。そして、撮像素子A3でモニター撮影中に、撮像素子B4で静止画撮影を別々に駆動させる。
図6(b)において、撮像素子A3のモニターAは、露光と映像信号出力を表し、撮像装置2のモニター制御Aは、撮像素子A3の露光制御と映像信号出力制御を表している。これにより、撮像素子B4のスチル撮影中においても、撮像素子A3のモニター撮影が途切れることなく行えることがわかる。
図7は、撮像素子3及び4にそれぞれ対応する撮像装置A6及びB7を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図7に示すように、画像処理装置1は、撮像素子3に対応する撮像装置A6を備え、撮像素子4に対応する撮像装置B7を備える。撮像装置A6,B7を撮像素子A3,B4の一つ一つに対応して備えることで、使用しない撮像素子があれば、それに対応する撮像装置も使用しないようにすることで、電力の消費を抑えることができる。また、異なるサイズの撮像素子や、CCDまたはCMOSといった異なる撮像素子への対応が容易になる。
上記説明において、撮像素子A3と撮像素子B4の画素数が同数であれば、撮影して得られる画像データのサイズが等しくなる。また、図2から図4のように駆動時間をずらして撮像素子A3と撮像素子B4を駆動させ、それぞれで得られる映像信号を、露光の完了したものから順に取り込んで画像データに変換することで、1つの撮像素子を駆動して得られる連続静止画より高速な連続撮影ができる。
図8は、撮像素子A3が低画素、撮像素子B4が高画素の場合の画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。ここで、画像処理装置1では、撮像素子A3に30万画素程度の低画素のものを使用し、撮像素子B4に800万画素程度の高画素のものを使用する。
図9は、図8に示す各撮像素子のモニター撮影時の駆動を示すタイミングチャートである。撮像素子A3は撮像素子B4に対し、水平画素数がおよそ1/5であるため、同じモニター撮影を行う場合であっても、画素数の少ない撮像素子A3の映像信号出力Aに要する時間(t1〜t2)が、画素数の多い撮像素子B4の映像信号出力Bに要する時間(t1〜t3)より少なくなることがわかる。映像信号出力Aに要する時間が少ないことで、撮像素子A3を駆動させる時間が少なくなり、撮像素子B4によるモニター撮影よりも消費電力を少なくすることができる。また、モニター撮影用には低画素のものを使用することで、撮像素子のコスト削減を見込むことができる。
図10は、撮像素子A3及びB4にそれぞれ対応する撮像光学系A8及びB9を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図10に示すように、画像処理装置1は、撮像素子A3に対応する撮像光学系A8を備え、撮像素子B4に対応する撮像光学系B9を備える。図10において、被写体100から撮像光学系A8までの光路長を光路長L1、撮像光学系A8から撮像素子A3までの光路長を光路長L11、被写体100から撮像光学系B9までの光路長を光路長L2、撮像光学系B9から撮像素子B4までの光路長を光路長L21と表している。
被写体100と、光路長L1及び光路長L2と、撮像光学系A8及び撮像光学系B9と、光路長L11及び光路長L21とがすべて同じであった場合、撮像素子A3と撮像素子B4に撮像される映像は同じものになる。この条件で撮像素子A3と撮像素子B4の駆動タイミングをずらせば、同じ映像に対し、高速な連続撮影が可能となる。
一方、撮像光学系A8と撮像光学系B9が異なり、それに伴って光路長L11と光路長L21が異なる場合、同じ被写体でも焦点距離が異なるため、焦点距離が長い方が望遠された映像、短い方が広角された映像となる。
このように、結像する撮像光学系の焦点距離を同じにすることで同じ映像について連続撮影が行え、焦点距離が異なる撮像光学系を備えることで、広角な画像データや望遠された画像データが得ることができる。
また、撮像光学系について、一方は単焦点レンズ(単焦点距離レンズ)、他方はズームレンズ(可変焦点距離レンズ)を搭載するなど異なる撮像光学系を備えることができる。レリーズを押してから実際に露光されるまでの撮影レスポンスを重視する場合は、あらかじめ近い距離から遠い距離までのすべてにピントを合わせてあるパンフォーカス(Pan Focus)式単焦点レンズを使用し、撮影レスポンスを重視せずにズームを行いたい場合はズームレンズを使用するといった多様な使い方が可能となる。
図11は、撮像光学系A8及びB9がそれぞれ異なる被写体100,101からの光を結像するように配置された画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図11に示すように、撮像光学系A8に対し撮像光学系B9を180度反対側に設置することで、撮像光学系A8で写らない被写体を撮像光学系B9で撮影することができ、撮像光学系B9で写らない被写体を撮像光学系A8で撮影することができる。さらに、複数の撮像光学系、撮像素子をそれぞれが写すことの出来ない領域を補って設置することにより、360度の映像を同時に撮影することも可能となる。
図12は、撮像光学系10から出力される光を分割する光路分割部材11を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。撮像光学系10で結像した映像を光路分割部材11によって分割し、分割された光路のうち撮像素子A3への光路長を光路長L111、撮像素子B4への光路長を光路長L112としている。光路長L111と光路長L112が同じである場合、一つの撮像光学系10で撮像素子A3と撮像素子B4で、同じ被写体100の映像を撮像することができる。
一方、光路長L111と光路長L112が異なる場合、一つの撮像光学系10で撮像素子A3と撮像素子B4に同じ被写体100の合焦映像と非合焦映像を撮像することができる。これにより、1つの撮像光学系で、2つの撮像素子に結像させることができ、同じ被写体を撮影する場合、それぞれに撮像光学系を具備するよりもコンパクトにすることができる。
図13は、光路分割部材11で分割された光路のうちの一方に光路長可変装置12を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。ここで、光路分割部材11から光路長可変装置12までの光路長を光路長L112、光路長可変装置12から撮像素子B4までの光路長を光路長L112Vとする。光路長L112と光路長L112Vの和が光路長L111と等しければ、撮像素子A3と撮像素子B4とで同じ被写体100の映像を撮像することができる。また、光路長可変装置12によって光路長L112Vを変更し、光路長L112と光路長L112Vの和が光路長L111と異なるようにすれば、撮像素子A3と撮像素子B4で画角の異なる同じ被写体100の映像を撮像することができる。
ここで、光路長可変装置12は、撮像素子B4の位置を変化させる駆動機構であってもよい。この場合、光路長可変装置12による光の利得を損なうことなく画角の異なる画像データを得ることができる。
また、光路長可変装置12は、撮像素子B4に向かう光路に挿入される光学部材及びその光学部材を光路に対して挿抜するための駆動機構を含んでもよい。この場合、画角の異なる画像データを得たい場合は光学部材を挿入し、光路長L111と等しい画像データを得たい場合は光学部材を抜き出す。
図14は、表示装置13を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図であり、表示装置13によって画像処理部5で作成された画像データを表示する場合を示す。この表示装置13で、撮像素子A3と撮像素子B4で撮影された映像信号を変換して得られる画像データのすべて、もしくは一部を確認することができる。ここで、画像処理部5は、撮像素子A3と撮像素子B4で撮影された映像信号を変換して得られる画像データを切り替えて表示装置13へ出力してもよい。
図15は、本実施形態の画像処理装置1において、撮像素子A3を30fpsで駆動させ、撮像素子B4を15fpsで駆動させる場合のタイミングチャートである。図15に示すように、撮像素子A3を30fpsで駆動させ、撮像素子B4を15fpsで駆動させると、撮影更新周期が30fps必要なときは画像処理部5で撮像素子A3によって得られる画像データAを表示装置13へ出力すればよい。
図16は、撮像素子B4によって得られる画像データBを表示装置13へ出力する場合のタイミングチャートを示す。図16に示すように、撮影更新周期が15fps必要なときは画像処理部5で撮像素子B4によって得られる画像データBを表示装置13へ出力すればよい。このようにして撮影更新周期を容易に変更させることができる。
(第2の実施形態)
図17は、本発明の第2の実施形態を説明する為の画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図17に示す画像処理装置1は、撮像装置2から出力される映像信号を使用し、コントラスト検出方式によって被写体100の輪郭情報を取り出す輪郭抽出装置14と、輪郭抽出装置14によって得られる輪郭情報から撮像光学系10を制御し被写体100の結像(合焦)のための制御を行う中央演算装置15とを備える。撮像装置2は、撮像素子A3及び撮像素子B4を同時に駆動するものであり、光路長L111と光路長L112のずれから結像のための撮像光学系10の制御量を中央演算装置15が判断し、撮像素子A4及び撮像素子B4の両方、もしくはいずれか一方の撮像素子を結像させる。
図18は、光路長のずれが撮像素子A3及びB4の合焦に及ぼす影響について説明する図である。図18のA点は撮像素子A3の合焦状態、B点は撮像素子B4の合焦状態、幅Gは光路長のずれによる撮像素子A3及び撮像素子B4の合焦状態の差を示す。一般的にレンズで被写体を結像した場合、図18のP点のように結像位置が存在する。そして結像位置からレンズをずらすと、図18の曲線のように合焦状態からはずれていく。図中の撮像光学系の制御量とは、撮像光学系における駆動可能な“焦点をあわせるためのレンズ”の可動量を示しており、撮像光学系の焦点距離を変えるレンズによって焦点がずれた場合にも、焦点をあわせるためのレンズを可動させることにより焦点をあわせることができる。
図18において、撮像素子A3及び撮像素子B4の合焦状態から、撮像素子B4の方が合焦状態に近いことがわかる。これにより、中央演算装置15は撮像光学系10の可動量を多い方向に制御し、撮像素子B4の合焦状態が低くなった段階で、P点を通過したことを判断する。以降、中央演算装置15は撮像光学系10の可動量を少ない方向に制御し、撮像素子B4の合焦状態がより高い状態まで制御を行う。これにより、撮像素子が一つだけある場合よりも撮像光学系の可動量を少なくすることができるとともに、高速に合焦を行うことができる。
また、ここでは2つの撮像素子について述べているが、さらに撮像素子を増やすことでP点に近い撮像素子について合焦動作を行い、撮像光学系の可動量を少なくすることができるので、高速に合焦を行うことができる。
図19は、複数の輪郭抽出装置を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図19に示すように、画像処理装置1は、撮像装置A6から出力される映像信号を使用して輪郭情報を取り出す輪郭抽出装置A16と、撮像装置B7から出力される映像信号を使用して輪郭情報を取り出す輪郭抽出装置B17とを備え、輪郭抽出装置A16によって得られる輪郭情報から撮像光学系A8を制御して被写体100の結像(合焦)を行い、輪郭抽出装置B17によって得られる輪郭情報から撮像光学系B9を制御して被写体100の結像(合焦)を行う中央演算装置15を備える。
図19に示す画像処理装置1は、撮像素子A3に関する装置(撮像光学系A8、撮像素子A3、撮像装置A6、輪郭抽出装置A16)、及び撮像素子B4に関する装置(撮像光学系B9、撮像素子B4、撮像装置B7、輪郭抽出装置B17)を独立して動作させることができるので、撮像素子を1つだけ駆動させる場合は撮像素子A3に関する装置のみを駆動させ、必要な場合だけ撮像素子B4に関する装置も駆動させることができる。これにより、撮像素子を1つだけ駆動させる場合の電力消費を抑えることができる。また、撮像装置A6及び撮像装置B7から出力される映像信号から、輪郭抽出装置A16及び輪郭抽出装置B17において同時に輪郭情報を取り出すことができるので、撮像装置A6及び撮像装置B7の映像信号出力制御を同時に行うことができる。
図18では、撮像素子A3もしくは撮像素子B4のいずれか一方について合焦を行う場合について説明しているが、図19に示す画像処理装置1によれば、複数の撮像素子について合焦を行うことができる。したがって、図18のように合焦状態に近い撮像素子B4に対する合焦だけでなく、撮像素子A3についても合焦を行って連続撮影することができる。
図20は、図19に示す画像処理装置1の動作を示すタイミングチャートである。図20において、輪郭抽出装置A16の輪郭抽出Aは、撮像装置A6から出力される映像信号を使用して輪郭情報を取り出す合焦動作を表し、輪郭抽出装置B17の輪郭抽出Bは、撮像装置B7から出力される映像信号を使用して輪郭情報を取り出す合焦動作を表す。また、中央演算装置15の光学系制御Aは、撮像光学系A8を制御して合焦を行う動作を表し、光学系制御Bは、撮像光学系B9を制御して合焦を行う動作を表す。図20に示すように、静止画撮影中でない撮像素子に対する合焦動作を随時行うことで、次々と合焦された映像を撮ることができる。
図21は、合焦を行う撮像素子の個数を指定する指定装置18を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図21に示す画像処理装置1は、合焦を行う撮像素子の個数を指定する指定装置18を備え、指定装置18で指定された個数だけ撮像素子の合焦動作を行う中央演算装置15を備える。
図22は、2つの撮像素子に対し合焦動作を行う場合の画像処理装置1の動作を示すタイミングチャートである。この場合、指定装置18において指定数が“2”に指定されているため、撮像光学系A8及び撮像光学系B9の2つとも合焦動作が行われる。
図23は、1つの撮像素子に対し合焦動作を行う場合の画像処理装置1の動作を示すタイミングチャートである。この場合、指定装置18において指定数が“1”に指定されているため、撮像光学系A8もしくは撮像光学系B9のいずれか1つの合焦動作が行われる。なお、合焦動作の行われない撮像素子に関する装置について撮影動作を行っているが、撮影動作を行わないほうが好ましく、それにより消費電力を抑えることができる。
上記説明では2つの撮像素子について示しているが、これに限らず、複数の撮像素子のうち一部もしくは全てを指定するように指定装置18を駆動させても良い。例えば5つの撮像素子に対し、合焦動作を2つ行うとすると、合焦動作の行われる2つについては連続撮影もしくは同時撮影が行え、残りの3つについては動作させない、といった使い方ができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
(1)上記説明では、撮像素子の露光制御と映像信号出力のタイミングをいくつか示したが、撮像素子の露光制御と映像信号出力は撮像素子ごとに独立に制御することができるので、タイミングはこれらに限らず、ずらしてもよい。また各タイミングにおいて、連続撮影動作は2回の例を示しているが、これに限らず何回連続撮影動作を行っても良い。
(2)上記説明では、撮像素子Aが低画素の場合について示しているが、これに限らず、撮像素子Bを低画素のものにして駆動させても良い。
(3)撮像素子の画素数は、上記説明で示した数に限らず、ほかの画素数の撮像素子を用いても良い。
本発明は、高速撮影モードにおいて、撮像素子の露光時間と映像信号出力時間によって撮影間隔が支配されることなく、高速に連続撮影を行うことができる効果を有し、CCD(Charge Coupled Devices:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を複数備える画像処理装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図 画像処理装置1で高速な連続撮影を行う場合のタイミングチャート 画像処理装置1で映像信号出力制御Aと映像信号出力制御Bを同時に処理する場合のタイミングチャート 画像処理装置1が撮像素子A3及び撮像素子B4を連続して撮影動作させた場合のタイミングチャート 画像処理装置1が撮像素子A3及び撮像素子B4を同時に駆動させ、各撮像素子の露光時間を変えた場合のタイミングチャート (a)は、図1に示す画像処理装置1に画像処理部5を追加した画像処理装置1の概略構成を示すブロック図、(b)は、撮像素子A3でモニター撮影中に、撮像素子B4でスチル(静止画)撮影を行う場合のタイミングチャート 撮像素子3及び4にそれぞれ対応する撮像装置A6及びB7を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 撮像素子A3が低画素、撮像素子B4が高画素の場合の画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 図8に示す各撮像素子のモニター撮影時の駆動を示すタイミングチャート 撮像素子A3及びB4にそれぞれ対応する撮像光学系A8及びB9を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 撮像光学系A8及びB9がそれぞれ異なる被写体100,101からの光を結像するように配置された画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 撮像光学系10から出力される光を分割する光路分割部材11を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 光路分割部材11で分割された光路のうちの一方に光路長可変装置12を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 表示装置13を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 画像処理装置1において、撮像素子A3を30fpsで駆動させ、撮像素子B4を15fpsで駆動させる場合のタイミングチャート 撮像素子B4によって得られる画像データBを表示装置13へ出力する場合のタイミングチャート 本発明の第2の実施形態を説明する為の画像処理装置の概略構成を示すブロック図 光路長のずれが撮像素子A3及びB4の合焦に及ぼす影響について説明する図 複数の輪郭抽出装置を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 図19に示す画像処理装置1の動作を示すタイミングチャート 合焦を行う撮像素子の個数を指定する指定装置18を備える画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 2つの撮像素子に対し合焦動作を行う場合の画像処理装置1の動作を示すタイミングチャート 1つの撮像素子に対し合焦動作を行う場合の画像処理装置1の動作を示すタイミングチャート
符号の説明
1 画像処理装置
2 撮像装置
3 撮像素子A
4 撮像素子B
5 画像処理部
6 撮像装置A
7 撮像装置B
8 撮像光学系A
9 撮像光学系B
10 撮像光学系
11 光路分割部材
12 光路長可変装置
13 表示装置
14 輪郭抽出装置
15 中央演算装置
16 輪郭抽出装置A
17 輪郭抽出装置B
18 指定装置
20 撮像素子駆動信号発生装置A
21 撮像素子駆動信号発生装置B
100 被写体
101 被写体
L1 被写体から撮像光学系Aまでの光路長
L2 被写体から撮像光学系Bまでの光路長
L11 撮像光学系Aから撮像素子Aもしくは光路分割部材までの光路長
L21 撮像光学系Bから撮像素子Bまでの光路長
L111 光路分割部材から撮像光学系Aまでの光路長
L112 光路分割部材から撮像光学系Bまでの光路長
L112V 光路長可変装置から撮像光学系Bまでの光路長

Claims (15)

  1. 被写体からの光を映像信号に変換する第1及び第2の撮像素子と、
    前記第1及び第2の撮像素子を互いに独立して駆動する撮像手段と、
    連続撮影モードにおいて、前記第1及び第2の撮像素子を交互にスチル駆動することで、連続する複数静止画像を生成する制御手段と、
    前記第1及び第2の撮像素子のそれぞれに対応する焦点距離を有する第1及び第2の撮像光学系と、
    前記撮像手段から出力される前記映像信号に基づいて、前記被写体の輪郭情報を取り出す輪郭情報取得装置と、
    前記輪郭情報取得装置から得られる前記輪郭情報に基づいて、最も合焦状態に近い前記第1及び第2の撮像素子のいずれか一方に対応する前記撮像光学系を制御する合焦制御装置と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記制御手段は、通常モードにおいて、前記第1及び第2の撮像素子の一方をスチル駆動、他方をモニタ駆動させるように前記撮像手段を制御する画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記第1及び第2の撮像素子からの映像信号を画像データへ変換する画像処理部を備える画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3記載の画像処理装置であって、
    前記第1の撮像素子と前記第2の撮像素子とは画素数が異なる画像処理装置。
  5. 請求項1ないし3記載の画像処理装置であって、
    前記制御手段は、前記第1及び第2の撮像素子を同時に駆動させ、各撮像素子の露光時間が可変である画像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    前記撮像手段は、前記第1及び第2の撮像素子をそれぞれ駆動する第1及び第2の撮像手段を含む画像処理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    前記第1及び第2の撮像光学系は、それぞれ異なる被写体からの光を前記第1及び第2の撮像素子に結像するように配置される画像処理装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    被写体からの光を前記第1及び第2の撮像素子に結像する撮像光学系と、
    前記撮像光学系の光路を前記第1及び第2の撮像素子にそれぞれ導くように分割する光路分割部材と、を備える画像処理装置。
  9. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記光路分割部材により分割された光路のうち、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方へ向かう光路の長さを可変とする光路長可変装置を備える画像処理装置。
  10. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記光路長可変装置は、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方の位置を変化させる駆動機構である画像処理装置。
  11. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記光路長可変装置は、前記第1及び第2の撮像素子の少なくとも一方へ向かう光路に挿入される光学部材と、前記光学部材を前記光路に対して挿抜するための駆動機構と、を含む画像処理装置。
  12. 請求項1、7ないし11のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    前記第1及び第2の撮像手段にそれぞれ対応する第1及び第2の輪郭情報取得装置を備える画像処理装置。
  13. 請求項1または12記載の画像処理装置であって、
    合焦させる前記撮像素子の個数を指定する指定装置を備える画像処理装置。
  14. 請求項2ないし13のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部が変換した画像データを表示する表示装置を備える画像処理装置。
  15. 請求項14記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、前記第1及び第2の撮像素子それぞれの映像信号を変換した画像データを切り替えて前記表示装置へ出力する画像処理装置。
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