JP2006033242A - 画像再生方法および撮像装置 - Google Patents

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靖弘 金月
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大 新谷
Masahiro Kitamura
雅裕 北村
Kenji Nakamura
健二 中村
Tsutomu Honda
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Abstract

【課題】順次に撮像される複数のフレーム画像を合成する場合に、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える画像再生技術を提供する。
【解決手段】撮像装置では、動画再生の際のフレームレートに対して3倍の高速フレームレートでの撮影が可能である。この撮像装置における動画撮影時には、例えば主被写体に対する合焦位置に関して3段階に合焦状態を変更しつつ撮影動作を繰り返すことで3種類(a〜c系列)のフレーム画像を順次に取得して記録する。そして、再生時には、指定された2系列または3系列のフレーム画像が順次に合成されて、30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が33.3ms)で表示部に再生される。その結果、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える。
【選択図】図10

Description

本発明は、表示手段に画像を再生する画像再生技術に関する。
撮像装置における動画撮影では、異なる露光時間で撮像される2種類のフレーム画像を交互に取得し、これを合成することにより、原画像と同一のフレームレートでダイナミックレンジの広がった動画を生成する技術がある(特許文献1参照)。
特開2003−46857号公報
しかしながら、上記の特許文献1の技術では、動画再生で用いられる一般的なフレームレートで2種類のフレーム画像を交互に撮像するため、2種類のフレームを撮像する時間差が上記フレームレートの1フレーム周期に相当する。このため、この時間差に被写体が比較的速く動く場合には合成元のフレーム画像における被写体の位置ずれが大きくなるため、精度の良い画像合成が困難となり、合成画像の品質が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、順次に撮像されるフレーム画像を合成する場合に、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える画像再生技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の表示手段に画像を再生する方法であって、前記所定の表示手段に動画を表示する際の表示フレームレートに対するN倍(Nは2以上の整数)のフレームレートに基づくタイミングで、撮影条件をM段階(Mは整数で2≦M≦N)に変更しつつ撮像手段により撮像し、M種類の撮影条件それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得する撮影工程と、前記M種類の撮影条件から2種類以上の撮影条件を指定する指定工程と、前記指定工程で指定される前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を順次に画像合成して、合成画像を前記表示フレームレートで前記所定の表示手段に再生する画像合成工程とを備える。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像再生方法において、前記撮影条件の変更は、合焦状態の変更である。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像再生方法において、前記画像合成工程は、前記2種類以上の撮像条件それぞれで撮像された各フレーム画像に対して、ハイパスフィルタおよび/またはローパスフィルタによるフィルタ処理を施した後に画像合成することにより、合成画像を生成する合成処理工程を有する。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像再生方法において、前記画像合成工程は、前記撮影工程で順次に取得されるフレーム画像を所定の記録手段に記録する工程と、前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を前記所定の記録手段から順次に読み出して画像合成を行い、合成画像を前記所定の表示手段に再生する工程とを有する。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像再生方法において、前記画像合成工程は、前記撮影工程において前記2種類以上の撮影条件それぞれで取得された各フレーム画像を順次に画像合成し、合成画像を所定の記録手段に記録する記録工程、前記記録工程で記録した合成画像を前記所定の記録手段から順次に読み出して前記所定の表示手段に再生する工程とを有する。
また、請求項6の発明は、画像表示が可能な表示手段を有する撮像装置であって、(a)被写体に係るフレーム画像を順次に生成する撮像手段と、(b)前記表示手段に動画を表示する際の表示フレームレートに対するN倍(Nは2以上の整数)のフレームレートに基づくタイミングで、撮影条件をM段階(Mは整数で2≦M≦N)に変更しつつ前記撮像手段により撮像し、M種類の撮影条件それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得する撮影制御手段と、(c)前記M種類の撮影条件から2種類以上の撮影条件を指定する指定手段と、(d)前記指定手段で指定される前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を順次に画像合成して、合成画像を前記表示フレームレートで前記表示手段に再生する画像合成手段とを備える。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、表示フレームレートに対するN倍のフレームレートに基づくタイミングで撮影条件をM段階に変更しつつ撮像手段により撮像してM種類の撮影条件それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得するとともに、指定される2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を順次に画像合成し合成画像を表示フレームレートで再生する。その結果、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える。
特に、請求項2の発明においては、撮影条件の変更が合焦状態の変更であるため、様々な視覚効果を持つ合成画像が生成できる。
また、請求項3の発明においては、2種類以上の撮像条件それぞれで撮像された各フレーム画像に対してハイパスフィルタおよび/またはローパスフィルタによるフィルタ処理を施した後に画像合成することにより合成画像を生成するため、適切な合成画像を簡易に生成できる。
また、請求項4の発明においては、撮影工程で順次に取得されるフレーム画像を所定の記録手段に記録し、2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を所定の記録手段から順次に読み出して画像合成を行い合成画像を所定の表示手段に再生するため、再生時における合成処理の選択肢が増える。
また、請求項5の発明においては、撮影工程において2種類以上の撮影条件それぞれで取得された各フレーム画像を順次に画像合成して合成画像を所定の記録手段に記録し、記録した合成画像を所定の記録手段から順次に読み出して所定の表示手段に再生するため、記録画像のデータサイズを低減できるとともに、合成画像を従来の再生方法で簡易に再生できる。
<第1実施形態>
<撮像装置の要部構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aを示す斜視図である。また、図2は、撮像装置1Aの背面図である。なお、図1および図2には方位関係を明確にするために互いに直交するX,Y,Zの三軸を示している。
撮像装置1Aは、例えばデジタルカメラとして構成されており、カメラ本体10の前面には撮影レンズ11とフラッシュ12とが設けられている。撮影レンズ11の奥には、撮影レンズ11を介して入射する被写体像を光電変換してカラーの画像信号を生成する撮像素子としてのC−MOSセンサ(以下では単に「CMOS」という)21が設けられている。
撮影レンズ11は、ズームレンズ111とフォーカスレンズ112(図3参照)とを含んでおり、これらのレンズを光軸方向に駆動することにより、CMOS21に結像される被写体像のズーミングや合焦を実現することができる。
撮像装置1Aの上面には、シャッターボタン13が配設されている。このシャッターボタン13は、被写体の撮影を行うときにユーザがその押下操作を行って撮像装置1Aに撮影指示を与えるもので、半押し状態(S1状態)と押し込んだ全押し状態(S2状態)とを検出可能な2段階スイッチとして構成されている。ここで、撮影モードとして動画撮影が設定された状態で全押し状態(S2状態)とすれば、再度全押し状態とされるまでの期間、動画撮影が行われることとなる。
撮像装置1Aの側面部には、シャッターボタン13の押下操作に伴う本撮影動作で得られた画像データを記録するメモリカード9を装着する装着部14が形成されている。さらに、撮像装置1Aの側面には、装着部14からメモリカード9を取り出す際に操作するカード取り出しボタン15が配設されている。
撮像装置1Aの背面には、本撮影前に被写体を動画的態様で表示するライブビュー表示や、撮影した画像等の画像表示を行う液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)16と、シャッタースピードやズームなど撮像装置1Aの各種設定状態を変更するための背面操作部17とが設けられている。
背面操作部17は、複数の操作ボタン171〜173で構成されており、例えば操作ボタン171に対する操作によってズーム操作や露出設定等を行えるとともに、操作ボタン173に対する操作によって動画撮影モードや通常再生モード、合成再生モードに設定できる。
図3は、撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。以下では、動画撮影のシーケンスに沿って、各部の機能を説明する。なお、本実施形態では動画フォーマットとしてMotionJPEG形式を用いている。
メインスイッチが操作されカメラが起動された場合には、ズームレンズ111およびフォーカスレンズ112を通って被写体光像がCMOS21に結像され、被写体に関するアナログ信号のフレーム画像が順次に生成される。そして、このアナログ信号は、信号処理部22でのA/D変換によりデジタル信号に変換されて、メモリ23に一次記憶される。
メモリ23に一次記憶された画像データは、画像処理部24でγ変換やアパーチャコントロール等の画像処理を行った後、LCD16に表示するための処理が施されてLCD16にライブビュー画像が表示される。
このような被写体のライブビュー表示により、構図の確認を行えるとともに、被写体の画像を視認しつつ操作ボタン171への操作によって画角を変更できる。この場合、操作ボタン171によるズーム操作が制御部20Aで検出されると、ズームレンズ111を駆動してユーザの所望する画角が設定されることとなる。なお、撮像装置1AのCMOS21では、後述のように90fpsでの撮像が可能であるが、ライブビュー表示の際にはLCD16で3フレームに1回の頻度で画像が更新される。
そして、制御部20Aがシャッターボタン13の半押し(S1)を検出すると、CMOS21からの出力に基づきAE演算部25が撮影画像全体に対して適正な露出量を演算して、シャッタースピードや、信号処理部22におけるアンプのゲインを設定する。
AE演算部26での演算が終了すると、ホワイトバランス(WB)演算部27で適正なWB設定値を演算して、画像処理部24でホワイトバランス補正を行うためのRゲインおよびGゲインを設定する。
そして、WB演算部27での演算が終了すると、合焦演算部25において、CMOS21からの出力に基づきコントラスト方式のAFで利用するAF評価値を演算し、この演算結果に基づきフォーカスレンズ112の駆動を制御部20Aが制御して、被写体に合焦させる。具体的には、フォーカスモータ(不図示)を駆動し、CMOS21で取得される画像の高周波成分がピークとなるレンズ位置を検出して、この位置にフォーカスレンズ112を移動させる。
次に、シャッターボタン13の全押しが行われると、動画撮影が開始する。動画撮影中においては、画像処理部24からの画像データはメモリカード9に保存される。そして、再度シャッターボタン13の全押しが行われると動画撮影は終了するが、ライブビュー表示は引き続き行われる。
以上で説明した撮像装置1Aの動画撮影のシーケンスは、制御部20Aが各部を統括的に制御することにより実行される。
制御部20Aは、CPUを有するとともに、ROM201およびRAM202を備えている。そして、このROM201には、撮像装置1Aを制御するための各種の制御プログラムが格納される。
以下では、撮像装置1Aの動画撮影動作および再生動作について詳述する。
<動画撮影動作および再生動作>
図4は、撮像装置1Aにおける動画撮影動作および再生動作を説明するための図である。図4(a)〜(d)においては、横軸が時間軸を表している。
撮像装置1AのCMOS21では、図4(a)に示すように、90fps、つまりフレーム間の時間間隔が約11.1msで動画撮影が可能となっている。すなわち、LCD16に動画を表示する際の表示フレームレート(30fps)に対して3倍のフレームレートに基づくタイミングでCMOS21を駆動できる。なお、図4(a)中の数字1、2、3、・・・は、フレーム番号(No)で、番号が増加するほど後で撮影されたことを表している。
このようなフレームレートで録画された動画についても、一般的な30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が約33.3ms)で再生すれば人の目で見る限り十分に動画として通用するため、撮像装置1Aでは、90fpsで記録された動画に対して1/3に間引きして再生する。なお、この再生は後述の通常再生モードでの再生動作に相当する。
具体的には、図4(b)に示すように、図4(a)に示すフレーム群(No.1〜24)のうち、フレームNoが1、4、7・・・、つまり3n−2(nは自然数)となる画像を抽出して、動画として再生する。なお、以下では、説明の便宜上、フレームNoが1、4、7・・・の画像をa系列の画像群と呼び、a1、a2、a3・・・とも表示する。
また、図4(c)に示すように、図4(a)に示すフレーム群(No.1〜24)のうち、フレームNoが2、5、8・・・、つまり3n−1(nは自然数)となる画像を抽出して、動画として再生する。なお、以下では、説明の便宜上、フレームNoが2、5、8・・・の画像をb系列の画像群と呼び、b1、b2、b3・・・とも表示する。
また、図4(d)に示すように、図4(a)に示すフレーム群(No.1〜24)のうち、フレームNoが3、6、9・・・、つまり3n(nは自然数)となる画像を抽出して、動画として再生する。なお、以下では、説明の便宜上、フレームNoが3、6、9・・・の画像をc系列の画像群と呼び、c1、c2、c3・・・とも表示する。
以上のように撮像装置1Aでは、1回の撮影でa〜c系列の画像群を同時に取得できるが、これらa〜c系列それぞれで異なる撮影条件の撮影を行うことで、3種類の動画の取得が可能となる。例えば、a〜c系列の画像群それぞれで、撮影レンズを主被写体(ここでは画像中央に位置する部分とする)に対して、合焦の位置、少し手前に合焦する位置、少し奥に合焦する位置の3段階に変更しつつCMOS21により撮像することで、3種類の合焦状態の動画が取得できる。具体的には、90fpsのフレームレートで合焦条件(撮影条件)を上記3つの合焦位置に順番に変更しつつCMOS21により撮像し、3種類の合焦状態それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得する。
図5は、3種類の合焦状態を説明するための図である。図5(a)〜(c)は、それぞれ3台の自動車P1〜P3が走行しているシーンを表しており、撮像装置1Aからの距離が自動車P3、P2、P1の順番で後ろになるほど大きくなっている。
図5(a)に示す画像は、合焦演算部25で主被写体(合焦被写体)の自動車P2に対する合焦演算を行った後に、この合焦位置から多少奥に合焦位置を設定して撮影した画像であり、自動車P1に合焦している。なお、図5(a)〜(c)では、自動車P1〜P3を描く線幅が太くなるほど合焦状態から外れていることを表現している。
図5(b)に示す画像は、合焦演算部25で主被写体の自動車P2に対する合焦演算を行った後に、この合焦位置で撮影した画像であり、画面中央の自動車P1に合焦している。
図5(c)に示す画像は、合焦演算部25で主被写体の自動車P2に対する合焦演算を行った後に、この合焦位置から多少手前に合焦位置を設定して撮影した画像であり、自動車P3に合焦している。
以上のような3種類の合焦状態の動画を取得する具体的な動画撮影動作を、次で説明する。
図6は、撮像装置1Aにおける動画撮影動作を説明するフローチャートである。本動作は、制御部20Aによって実行される。
まず、操作ボタン173の操作により、動画撮影モードに設定され、LCD16でプレビュー表示が行われている状態で、ユーザによってシャッターボタン13が半押しされたかを判定する(ステップST1)。ここで、シャッターボタン13が半押しされた場合には、ステップST2に進み、半押しされていない場合には、ステップST1を繰り返す。
ステップST2では、AE演算部26でAE演算を行い、適正なCMOS21のシャッタースピードおよび信号処理部22のゲインを決定する。
ステップST3では、WB演算部27でWB演算を行い、適正なRゲインおよびBゲインを決定する。
ステップST4では、合焦演算部25で合焦演算を行い、上述したコントラスト方式のAFによってフォーカスレンズ112を主被写体の合焦位置に移動させる。
ステップST5では、ユーザによってシャッターボタン13が全押しされたかを判定する。ここで、シャッターボタン13が全押しされた場合には、ステップST6に進み、全押しされていない場合には、ステップST2に戻る。
ステップST6では、フォーカスレンズ112の合焦位置を奥側に設定する。具体的には、ステップST4で検出した主被写体の合焦位置から、フォーカスレンズ112を合焦位置が奥側に対応する方向に移動させる。
ステップST7では、ステップST6で設定された合焦状態で図5(a)に示すようなa系列の画像を撮影する。ここで、CMOS21で取得された画像は、信号処理部22で信号処理されメモリ23に一旦格納された後に、画像処理部24で画像処理が施されてメモリカード9に記録される。
ステップST8では、フォーカスレンズ112を合焦位置に設定する。具体的には、ステップST4で検出した主被写体の合焦位置に、フォーカスレンズ112を移動させる。
ステップST9では、主被写体に合焦した状態で図5(b)に示すようなb系列の画像を撮影する。ここで、CMOS21で取得された画像は、信号処理部22で信号処理されメモリ23に一旦格納された後に、画像処理部24で画像処理が施されてメモリカード9に記録される。
ステップST10では、フォーカスレンズ112の合焦位置を手前側に設定する。具体的には、ステップST4で検出した主被写体の合焦位置から、フォーカスレンズ112を合焦位置が手前側に対応する方向に移動させる。
ステップST11では、ステップST10で設定された合焦状態で図5(c)に示すようなc系列の画像を撮影する。ここで、CMOS21で取得された画像は、信号処理部22で信号処理されメモリ23に一旦格納された後に、画像処理部24で画像処理が施されてメモリカード9に記録される。
ステップST12では、シャッターボタン13が再度全押しされたかを判定する。ここで、シャッターボタン13が全押しされた場合には、ステップST13に進み、全押しされていない場合には、ステップST6に戻り、撮影動作を繰り返す。
ステップST13では、後処理を行う。具体的には、上記のステップST7、ST9、ST11の動作によりメモリ23に未だ残っている画像に対して、画像処理を施し後述するタブの作成を行いメモリカード9に記録する動作を行う。
ステップST14では、後処理が終了したかを判定する。ここで、後処理が終了した場合には、ステップST1に戻り、後処理が終了していない場合には、ステップST13を繰り返す。
以上のような動画撮影動作により、図7に示す各フレームの画像が取得できることとなる。すなわち、ステップST7の動作によってフレームf1(a1)、f4(a2)、f7(a3)、f10(a4)のa系列の画像が順次に撮影され、ステップST9の動作によってフレームf2(b1)、f5(b2)、f8(b3)、f11(b4)のb系列の画像が順次に撮影されるとともに、ステップST11の動作によってフレームf3(c1)、f6(c2)、f9(c3)、f12(c4)のc系列の画像が順次に撮影される。
なお、上記のステップST6およびステップST10においては、主被写体の合焦位置から所定量だけ前後にずらせて設定するのは必須でなく、例えば図5に示す自動車P1および自動車P3それぞれに対する合焦演算を撮像の都度行って合焦させるようにしても良い。この場合には、主被写体以外のターゲットに対して合焦精度が向上する。
以上のように撮影された動画の再生について、以下で説明する。
<再生動作>
図8は、メモリカード9に記録されたフレーム画像のデータ配列を示す図である。
記録された各フレームの画像データDIには、撮影条件等を示すタグ情報TGが付加されているが、このタグ情報TGの一部TGpに、画像データDIが、どの撮影条件で撮影されたか、つまりどの合焦状態で撮影されたかを示す撮影条件タグが設けられている。
このように撮影条件の各段階を区別する判別情報をフレーム画像に付与することにより、記録された画像データがa系列、b系列、c系列のいずれの画像に該当するかが判断でき、適切な再生を行える。
次に、以上のように記録された動画(フレーム画像群)の再生処理について、通常再生モードでの再生処理と、合成再生モードでの再生処理とに分けて説明する。
(1)通常再生モード
図9は、通常再生モードにおける再生処理を説明するための図である。なお、本図のフレーム画像f1〜f12は、図7に示す動画撮影時のフレーム画像f1〜f12に対応している。
a系列が再生対象としてユーザにより指定された場合には、図8(a)に示す撮影条件タグTGpに基づきフレーム画像f1(a1)、f4(a2)、f7(a3)、f10(a4)が全フレーム画像から抽出されて、図4(b)に示すように順番にLCD16で再生表示される。
また、b系列が再生対象としてユーザにより指定された場合には、図8(b)に示す撮影条件タグTGpに基づきフレーム画像f2(b1)、f5(b2)、f8(b3)、f11(b4)が全フレーム画像から抽出されて、図4(c)に示すように順番にLCD16に再生表示される。
同様に、c系列が再生対象としてユーザにより指定された場合には、図8(c)に示す撮影条件タグTGpに基づきフレーム画像f3(c1)、f6(c2)、f9(c3)、f12(c4)が全フレーム画像から抽出されて、図4(d)に示すように順番にLCD16に再生表示される。
(2)合成再生モード
図10は、合成再生モードにおける再生処理を説明するための図である。図10(a)〜(c)においては、横軸が時間軸に対応している。
撮像装置1Aでは、図6のフローチャートに示す動画撮影動作を行うことにより、図10(a)に示すように90fpsの高速フレームレートで撮像されたフレーム画像が順次にメモリカード9に記録される。録画された画像群は、主被写体の合焦位置に対して被写体側にずらした合焦状態のa系列のフレーム画像群と、主被写体の合焦位置に対応する合焦状態のb系列のフレーム画像群と、主被写体の合焦位置に対してカメラ側にずらせた合焦状態のc系列のフレーム画像群とに分類できるが、撮像装置1Aの合成再生モードでは、このうちの2系列または3系列のフレーム画像を順次に合成して再生することが可能となっている。
すなわち、撮像装置1Aでは、2種類以上の合焦状態それぞれで撮像された各フレーム画像同士をメモリカード9から順次に読み出して画像合成を行い、合成画像をLCD16に再生することが可能となっている。
以下では、まず2系列を合成する場合について、詳しく説明する。なお、説明を分かりやすくするため、a系列のフレーム画像とb系列のフレーム画像を合成するケースを具体例として挙げる。
a・b系列を合成する場合には、図10(b)に示すようにフレームNoが1(a1)、4(a2)、7(a3)・・・のa系列の各フレーム画像と、フレームNoが2(b1)、5(b2)、8(b3)・・・のb系列の各フレーム画像とが合成される。そして、合成されたフレーム画像は、30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が約33.3ms)でLCD16に再生表示されることとなる。
ここで、合成される2系列をa〜c系列から選択するには、図11に示すように、動画撮影により取得された1枚のフレーム画像をLCD16に表示し、この画像にオーバーラップして表示される2つのカーソルCR1、CR2で、ユーザが合焦させたい2つの被写体(自動車P1、P2)を選択する。この場合、例えば操作ボタン171に対するユーザ操作により、LCD16の画面上をカーソルCR1(CR2)が移動することで、所望の被写体が指定される。これにより、a・b系列に対応する2種類の合焦状態がユーザによって指定されることとなる。
このように合焦させたい被写体がユーザによって指定されると、図12に示す合成処理部3でメモリ23を活用しつつ合成処理が行われる。
合成処理部3は、画像処理部24に設けられており、2つのハイパスフィルタ(HPF)31、33と、2つのローパスフィルタ(LPF)32、34と、増幅率(ゲイン)が1/2に設定されたアンプ35と、2つの加算器36、37とを備えている。そして、合成処理部3に2種類の画像Ga、Gbが入力されると、画像Ga、Gbから高周波成分(合焦している被写体部分)がHPF31、33により抽出されて加算器37で加算されるため、2つの被写体に対して合焦した、つまり合焦具合が拡大した合成画像Gcが得られる。このように2種類の合焦状態それぞれで撮像された各フレーム画像に対してハイパスフィルタやローパスフィルタによるフィルタ処理を施した後に画像合成することにより、適切な合成画像を簡易に取得できる。
以上のような合成処理部3において、2種類の合焦状態それぞれで撮像されたa系列のフレーム画像a1〜a4とb系列のフレーム画像b1〜b4とが順次に入力されると、図13に示すように自動車P1および自動車P2の各被写体に合焦しているフレーム画像h1〜h4が合成画像として順次に出力される。そして、出力されたフレーム画像h1〜h4が30fpsの表示フレームレートで順次にLCD16に更新表示されることで、適切な動画再生を行えることとなる。
次に、a〜c系列の3系列を全て合成する場合には、合焦したい3つの被写体(例えば自動車P1〜P3)を指定することで、図10(c)に示すようにフレームNoが1(a1)、4(a2)、7(a3)・・・のa系列の各フレーム画像と、フレームNoが2(b1)、5(b2)、8(b3)・・・のb系列の各フレーム画像とフレームNoが3(c1)、6(c2)、9(c3)・・・のc系列の各フレーム画像とが順次に合成される。そして、合成されたフレーム画像は、30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が約33.3ms)でLCD16に再生表示されることとなる。
この3系列のフレーム画像の合成については、上述した2系列の合成を3系列に拡張することで、適切な合成処理を行えることとなる。
以上の撮像装置1Aの動作により、90fpsの高速フレームレートで動画撮影して記録された3種類の撮影条件のフレーム画像から指定された撮影条件のフレーム画像を順次に合成して再生するため、合成元のフレームの時間差が短くなり、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える。また、合焦状態を変更したフレーム画像を合成するため、パンフォーカス等がなされた動画として再生できる。
なお、撮像装置1Aにおいては、複数の被写体に合焦させるための画像合成を行うのは必須でなく、ぼけの範囲を拡大させる画像合成を行っても良い。この場合には、例えば図14に示す合成処理部4でメモリ23を活用しつつ、2枚のフレーム画像に関する合成処理が行われる。
この合成処理部4は、2つのハイパスフィルタ(HPF)41、43と、ローパスフィルタ(LPF)42と、ゲインが2に設定されたアンプ44と、ゲインが1/2に設定されたアンプ45と、加算器46とを備えている。そして、合成処理部4に合焦状態の異なる画像Ja、Jbが入力されると、画像Jaから低周波成分(ぼけた画像部分)がLPF42により抽出されてアンプ44で強調されるとともに画像Jbから高周波成分(合焦部分)がHPF43により抽出されてアンプ45からの出力が減算されるため、ぼけ具合が拡大した合成画像Jcが得られる。
以上のような合成処理部4において、例えばa系列のフレーム画像とb系列のフレーム画像とを合成する処理を繰り返すことで、ぼけの範囲が拡大した合成画像が30fpsのフレームレートで動画として適切に再生できることとなる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bは、図1〜図3に示す第1実施形態と類似の構成を有しているが、制御部の構成が異なっている。
すなわち、撮像装置1Bの制御部20Bでは、以下で説明する録画動作を行うための制御プログラムがROM201内に格納されている。
<録画動作>
図15は、撮像装置1Bにおける録画動作を説明するための図である。図15(a)〜(c)においては、横軸が時間軸に対応している。
撮像装置1Bでは、例えば操作ボタン173に対する操作によって通常録画モードおよび合成録画モードに設定が可能となっている。
上記の通常録画モードでは、図6のフローチャートに示す動画撮影動作を行うことにより、90fpsのフレームレートで順次に撮像される動画の録画が可能である。
この通常録画モードにより、90fpsで撮像された全てのフレーム画像がメモリカード9に記録されるため、再生時にはa〜c系列の動画から1系列を選択して、LCD16に再生できることとなる。
一方、合成録画モードにおいては、撮像装置1Aの合成再生モードで行ったフレーム画像の合成処理を動画記録時に行うことにより合成画像を順次にメモリカード9に記録する。この合成録画モードでは、2系列または3系列のフレーム画像を順次に合成して記録することが可能である。
すなわち、撮像装置1Bでは、90fpsの高速フレームレートによる動画撮影動作において、指定される各合焦状態で撮像されたフレーム画像同士を順次に合成し、合成画像をメモリカード9に記録する。そして、記録した合成画像をメモリカード9から読み出してLCD16に再生することとなる。
以下では、まず2系列を合成する場合について説明する。なお、説明を分かりやすくするため、a系列のフレーム画像とb系列のフレーム画像とを合成するケースを具体例として挙げる。
a・b系列を合成する場合には、図15(b)に示すようにフレームNoが1(a1)、4(a2)、7(a3)・・・のa系列の各フレーム画像と、フレームNoが2(b1)、5(b2)、8(b3)・・・のb系列の各フレーム画像とを合成した後に、メモリカード9に記録する。なお、記録の際には、合成元の画像を含むa〜c系列のフレーム画像をメモリカード9に記録せず合成画像のみを記録すれば、メモリカード9の記録容量を削減できる。そして、記録されたフレーム画像は、30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が約33.3ms)でLCD16に再生表示されることとなる。
ここで、合成される2系列をa〜c系列から選択するには、図11に示すように、ライブビュー画像をLCD16に表示し、この画像にオーバーラップして表示される2つのカーソルCR1、CR2で、ユーザが合焦させたい2つの被写体(自動車P1、P2)を指定する。この場合、例えば操作ボタン171に対するユーザ操作により、LCD16の画面上をカーソルCR1(CR2)が移動することで、所望の被写体が指定される。
このように合焦させたい被写体がユーザによって指定されると、上述した合成処理部3(図12)でメモリ23を活用しつつ合成処理が行われる。
この合成処理部3において、a系列のフレーム画像a1〜a4とb系列のフレーム画像b1〜b4とが順次に入力されると、図13に示すように自動車P1および自動車P2の各被写体に合焦しているフレーム画像h1〜h4が順次に出力される。そして、出力されたフレーム画像h1〜h4がメモリカード9に記録された後、この記録画像をLCD16に順次に更新表示することで動画として再生できることとなる。
次に、a〜c系列の3系列を全て合成する場合には、図15(c)に示すようにフレームNoが1(a1)、4(a2)、7(a3)・・・のa系列の各フレーム画像と、フレームNoが2(b1)、5(b2)、8(b3)・・・のb系列の各フレーム画像とフレームNoが3(c1)、6(c2)、9(c3)・・・のc系列の各フレーム画像とが順次に合成されて、メモリカード9に記録される。そして、記録された合成画像は、30fpsのフレームレート(フレーム間の時間間隔が約33.3ms)でLCD16に再生表示されることとなる。
この3系列のフレーム画像の合成については、上述した2系列の合成を3系列に拡張することで、適切な合成処理を行えることとなる。
以上の撮像装置1Bの動作により、90fpsの高速フレームレートで撮像された3種類の撮影条件のフレーム画像から指定された撮影条件のフレーム画像を順次に合成して記録するため、高品質な合成画像による動画再生を適切に行える。また、撮像装置1Bにおいて合成画像のみを記録すれば、記録画像のデータサイズを低減できる。
<変形例>
◎上記の各実施形態においては、動画を表示する際の表示フレームレート(30fps)に対して3倍のフレームレート(90fps)で動画撮影を行うのは必須でなく、2倍や4倍以上のフレームレート、つまりN倍(Nは2以上の整数)のフレームレートで動画撮影を行っても良い。この時、Nを大きくして多くの条件で撮影を行えば、適性条件に対して、さらに幅を持たせた撮影が可能であり、ユーザの満足のいく動画を得ることのできる可能性がより高くなる。
一方、合焦状態(撮影条件)を3段階に変更するのは必須でなく、例えば2段階に変更するようにしても良い。すなわち、フレームレートの倍数と撮影条件の倍数とは一致させる必要がなく、撮影条件をM段階(Mは整数で2≦M≦N)に変更しつつ撮影しても良い。
◎上記の各実施形態においては、撮像素子としてCMOSを使用するのは必須でなく、CCDを使用しても良い。
◎上記の各実施形態においては、撮像装置で再生を行うのは必須でなく、例えばメモリカード9に記録された動画ファイルをパーソナルコンピュータなどで再生するようにしても良い。また、その場合、ROM201内のプログラムが、実施のためのハンドリング可能なプログラムとしても良い。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aを示す斜視図である。 撮像装置1Aの背面図である。 撮像装置1Aの機能ブロックを示す図である。 撮像装置1Aにおける動画撮影動作および再生動作を説明するための図である。 3種類の合焦状態を説明するための図である。 撮像装置1Aにおける動画撮影動作を説明するフローチャートである。 動画撮影によって取得されるフレーム画像を説明するための図である。 メモリカード9に記録されたフレーム画像のデータ配列を説明するための図である。 通常再生モードにおける再生処理を説明するための図である。 合成再生モードにおける再生処理を説明するための図である。 合成再生モードにおける被写体(合焦状態)の指定を説明するための図である。 合成処理部3の要部構成を示す図である。 合成されたフレーム画像の再生を説明するための図である。 合成処理部4の要部構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置1Bにおける録画動作を説明するための図である。
符号の説明
1A、1B 撮像装置
3、4 合成処理部
9 メモリカード
16 液晶ディスプレイ(LCD)
20A、20B 制御部
21 CMOS
22 信号処理部
23 メモリ
24 画像処理部
25 合焦演算部
31、33、41、43 ハイパスフィルタ
32、34、42 ローパスフィルタ
111 ズームレンズ
112 フォーカスレンズ
171〜173 操作ボタン
201 フラッシュROM
a1〜a4 a系列の画像
b1〜b4 b系列の画像
c1〜c4 c系列の画像
CR1、CR2 カーソル
f1〜f12 フレーム画像
h1〜h4 合成されたフレーム画像
TGp 撮影条件タグ

Claims (6)

  1. 所定の表示手段に画像を再生する方法であって、
    前記所定の表示手段に動画を表示する際の表示フレームレートに対するN倍(Nは2以上の整数)のフレームレートに基づくタイミングで、撮影条件をM段階(Mは整数で2≦M≦N)に変更しつつ撮像手段により撮像し、M種類の撮影条件それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得する撮影工程と、
    前記M種類の撮影条件から2種類以上の撮影条件を指定する指定工程と、
    前記指定工程で指定される前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を順次に画像合成して、合成画像を前記表示フレームレートで前記所定の表示手段に再生する画像合成工程と、
    を備えることを特徴とする画像再生方法。
  2. 請求項1に記載の画像再生方法において、
    前記撮影条件の変更は、合焦状態の変更であることを特徴とする画像再生方法。
  3. 請求項2に記載の画像再生方法において、
    前記画像合成工程は、
    前記2種類以上の撮像条件それぞれで撮像された各フレーム画像に対して、ハイパスフィルタおよび/またはローパスフィルタによるフィルタ処理を施した後に画像合成することにより、合成画像を生成する合成処理工程、
    を有することを特徴とする画像再生方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像再生方法において、
    前記画像合成工程は、
    前記撮影工程で順次に取得されるフレーム画像を所定の記録手段に記録する工程と、
    前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を前記所定の記録手段から順次に読み出して画像合成を行い、合成画像を前記所定の表示手段に再生する工程と、
    を有することを特徴とする画像再生方法。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像再生方法において、
    前記画像合成工程は、
    前記撮影工程において前記2種類以上の撮影条件それぞれで取得された各フレーム画像を順次に画像合成し、合成画像を所定の記録手段に記録する記録工程、
    前記記録工程で記録した合成画像を前記所定の記録手段から順次に読み出して前記所定の表示手段に再生する工程と、
    を有することを特徴とする画像再生方法。
  6. 画像表示が可能な表示手段を有する撮像装置であって、
    (a)被写体に係るフレーム画像を順次に生成する撮像手段と、
    (b)前記表示手段に動画を表示する際の表示フレームレートに対するN倍(Nは2以上の整数)のフレームレートに基づくタイミングで、撮影条件をM段階(Mは整数で2≦M≦N)に変更しつつ前記撮像手段により撮像し、M種類の撮影条件それぞれに対応する各フレーム画像を順次に取得する撮影制御手段と、
    (c)前記M種類の撮影条件から2種類以上の撮影条件を指定する指定手段と、
    (d)前記指定手段で指定される前記2種類以上の撮影条件それぞれで撮像された各フレーム画像を順次に画像合成して、合成画像を前記表示フレームレートで前記表示手段に再生する画像合成手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
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