JP4540322B2 - 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法 - Google Patents

画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4540322B2
JP4540322B2 JP2003337266A JP2003337266A JP4540322B2 JP 4540322 B2 JP4540322 B2 JP 4540322B2 JP 2003337266 A JP2003337266 A JP 2003337266A JP 2003337266 A JP2003337266 A JP 2003337266A JP 4540322 B2 JP4540322 B2 JP 4540322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
telephoto
point
angle
resolution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003337266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005106505A (ja
Inventor
忍 上園
雅実 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2003337266A priority Critical patent/JP4540322B2/ja
Priority to US10/951,656 priority patent/US20050069195A1/en
Priority to DE102004047325A priority patent/DE102004047325A1/de
Publication of JP2005106505A publication Critical patent/JP2005106505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4540322B2 publication Critical patent/JP4540322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/97Determining parameters from multiple pictures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C11/00Photogrammetry or videogrammetry, e.g. stereogrammetry; Photographic surveying
    • G01C11/04Interpretation of pictures
    • G01C11/06Interpretation of pictures by comparison of two or more pictures of the same area
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/25Image signal generators using stereoscopic image cameras using two or more image sensors with different characteristics other than in their location or field of view, e.g. having different resolutions or colour pickup characteristics; using image signals from one sensor to control the characteristics of another sensor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、2以上の画像間において対応付けを行なう装置および方法に関し、特にデジタル画像が用いられる測量システムにおける画像間の対応付けに関する。
デジタルカメラの普及にともない、近年では、測量の分野においてもデジタル画像が多く用いられる。デジタル画像は、例えばステレオ画像として(特許文献1参照)、あるいは測量現場の状況を記録しておくために撮影される。測量現場の画像を記録可能な測量機としては、測量機内に高精度なデジタルカメラを搭載したものが知られている(例えば特許文献2参照)。
測量で用いられる画像では、多くの場合、測点など画像上の任意の位置を指定、特定する必要が生じる。例えばステレオ画像を用いた解析写真測量において、任意に指定される測点の3次元座標を得るには、ステレオ画像を構成する一対の画像間において、その測点に対応する各画像上の位置を指定する必要がある。これは従来、モニタにステレオ撮影されたデジタル画像をそれぞれ表示し、オペレータがマウス等のポインティングデバイスを用いて対応する点をそれぞれの画像上で指定することにより行われる。
また、トータルステーションやセオドライト等の測量機を用いた測量では、測量後の報告書等において、測量を行なった位置を明確にするため、測点を含む画像上において測点の位置を指し示すことが行われる。
特許第3192875号公報 特開平11−337336号公報
しかし、ステレオ画像の撮影に用いられる撮像素子の解像度が十分でないと、左右画像における対応点の指定を正確に行なえないという問題がある。測量機を用いた測量後の報告書の作成においても、測点の正確な位置を画像上に表示することは極めて煩雑な作業となる。
本発明は、同一の被写体を撮影した解像度の異なる画像間において、一方の画像において指定された点に対応する他方の画像における対応点を簡便かつ高精度に求めることを目的としている。
本発明の請求項1に係る画像間対応点検出装置は、同一の被写体を撮影した解像度の異なる第1画像と第2画像との間において、第1画像上における1つの点を指定点として指定するための点指定手段と、第1画像において、指定点周りに所定範囲の画像を第1切取り画像として切り取る第1画像切取り手段と、第1切取り画像と第2画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、第2画像上における指定点に対応する対応点を探索する対応点探索手段とを備えたことを特徴としている。
画像マッチングは、第1切取り画像と第2画像とが重なる重複領域に含まれる両画像の画素情報の一致度を比較して行なわれ、この一致度は、第1および第2画像のうち、重複領域に包含まれる低解像度画像の画素を単位に算出される。また、一致度は、重畳領域に包含される低解像度画像の画素に包含される高解像度画像の画素の画素情報と、重畳領域に包含される低解像度画像の画素の画素情報とを、低解像度画像の画素単位に比較することにより算出される。
画素情報は、各画素の輝度値または画素値であり、重畳領域に包含される低解像度画像の画素に包含される高解像度画像の画素の画素情報が、重畳領域に包含される低解像度画像の画素に包含される高解像度画像の各画素における輝度値または画素値の総和に基づく合成輝度であることが好ましい。また、このとき、より正確に一致度を評価するには、合成輝度は、重畳領域に包含される低解像度画像の画素に包含される高解像度画像の各画素の面積と、第1および第2画像間の輝度差または画素値差を補正するための補正係数を含めて算出されることが好ましい。また補正係数は、一致度に基づくメリット関数を用いた最小二乗法を用いて求められる。
対応点探索手段は、画像マッチングにおける一致度が高い第1画像と第2画像との間の座標変換を求めることにより対応点を探索することが好ましい。このとき座標変換は、並進移動量、回転角、拡大率に係わるパラメータを含む。また、これらのパラメータの最適値は、一致度に基づくメリット関数を用いた最小二乗法を用いて求められる。
画像間対応点検出装置は、更に第2画像から第1切取り画像を包含する所定範囲の画像を第2切取り画像として切り取る第2画像切取り手段を備え、画像マッチングは、第1切取り画像と第2切取り画像との間で行なわれることが好ましい。これにより計算時間を短縮することが可能となる。また、画像マッチングの処理を簡便にするには、第1画像が低解像度画像であることが好ましい。
本発明の請求項13に係る画像間対応点検出用プログラムは、同一の被写体を撮影した解像度の異なる第1画像と第2画像との間において、第1画像上における1つの点を指定点として指定する点指定処理と、第1画像において、指定点周りに所定範囲の画像を第1切取り画像として切り取る第1画像切取り処理と、第1切取り画像と第2画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、第2画像上における指定点に対応する対応点を探索する対応点探索処理とを実行させたことを特徴としている。
また、本発明の請求項14に係る画像間対応点検出方法は、同一の被写体を撮影した解像度の異なる第1画像と第2画像との間において、第1画像上における1つの点を指定点として指定する点指定ステップと、第1画像において、指定点周りに所定範囲の画像を第1切取り画像として切り取る第1画像切取りステップと、第1切取り画像と第2画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、第2画像上における指定点に対応する対応点を探索する対応点探索ステップとを備えたことを特徴としている。
本発明の請求項15に係る測量システムは、ステレオ画像から撮影画像内の物点の3次元座標を算出する測量システムであって、相対的に画角が広い低解像度のステレオ画像を撮影するステレオ画像撮影手段と、相対的に画角が狭い高解像度の望遠画像を撮影する望遠画像撮影手段と、望遠画像撮影手段を回動して複数の望遠画像を撮影することにより、ステレオ画像において撮影される領域を複数の望遠画像により再現するステレオ画像再現手段と、望遠画像上において指定される指定点周辺の所定範囲の画像をステレオ画像から低解像度切取り画像として切り取る低解像度画像切取り手段と、低解像度切取り画像と望遠画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、望遠画像上において指定された指定点に対応する対応点をステレオ画像上においてサブピクセルレベルで探索する対応点探索手段とを備えたことを特徴としている。
更に本発明の請求項16に係る測量システムは、測点に視準するとともに、その測角または測距を行なう測量機を用いた測量システムであって、測量機との位置関係が既知であるとともに、測点の画像を撮影する第1撮像手段と、測量機に対し任意の位置から測点の画像を第1撮像手段とは異なる解像度で撮影する第2撮影手段と、第1撮像手段において撮影された画像において、測点周りに所定範囲の画像を切取り画像として切り取る画像切取り手段と、この切取り画像と第2撮像手段において撮影された画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、第2撮像手段において撮影された画像上における測点に対応する対応点を探索する対応点探索手段とを備えたことを特徴としている。
以上のように本発明によれば、同一の被写体を撮影した解像度の異なる画像間において、一方の画像において指定された点に対応する他方の画像における対応点を簡便かつ高精度に求めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1(a)、(b)は、本発明を適用した第1実施形態の解析写真測量システムにおいて用いられるステレオ画像撮影装置の斜視図である。図1(a)は第1実施形態のステレオ画像撮影装置を前方斜め下から見たときの斜視図であり、図1(b)は同装置を後方斜め上から見たときの斜視図である。
第1実施形態のステレオ画像撮影装置10は中央制御部11と、その両側から左右に延在する桁部11L、11Rを備える。左側桁部11L、右側桁部11Rの先端部の下側にはそれぞれ、カメラ取付部12L、12Rが設けられ、カメラ取付部12L、12Rには、各々左ステレオ画像用カメラ13Lおよび右ステレオ画像用カメラ13Rが取り付けられる。また、左側桁部11L、右側桁部11Rの先端部の上側にはそれぞれ、回動機構14L、14Rが設けられ、回動機構14L、14Rにはそれぞれ望遠カメラ15L、15Rが搭載される。
また、ステレオ画像用カメラ13L、13Rおよび望遠カメラ15L、15Rには、共にデジタルスチルカメラが用いられる。左右のステレオ画像用カメラ13L、13Rは、写真測量用のカメラであり、各々正確に位置決めされた上でカメラ取付部12L、12Rに固定される。したがって、2つのステレオ画像用カメラ13L、13Rの間の位置関係は、予め高い精度で知られている。また、ステレオ画像用カメラ13L、13Rの内部定位要素なども予め正確にキャリブレーションされる。
一方、望遠カメラ15L、15Rは、ステレオ画像用カメラ13L、13Rに対して相対的に画角が狭く、焦点距離の長い望遠カメラであり、その位置決め精度や内部定位要素に対する精度は、ステレオ画像用カメラ13L、13Rのように正確である必要はない。なお、本実施形態では、ステレオ画像用カメラ13L、13Rと望遠カメラ15L、15Rに、同一の画素数を有する撮像素子(例えばCCD)が搭載される。したがって、同一被写体に対し、画角が相対的に狭い望遠カメラ15L、15Rは、画角が相対的に広いステレオ画像用カメラ13L、13Rよりも精細な(解像度の高い)画像を撮影することができる。
なお、ステレオ画像撮影装置10は、中央制御部11の底面において、三脚等の支持部に固定される。また、中央制御部11内には、ステレオ画像撮影装置10の全体を制御するためのマイクロコンピュータ16(図2参照)が搭載されており、マイクロコンピュータ16は中央制御部11の背面に設けられた操作パネル11Pのスイッチ操作に基づいてステレオ画像撮影装置10の全体を制御する。
図2は、ステレオ画像撮影装置10を用いた第1実施形態の写真測量システムの電気的な構成を示すブロック図である。
上述したように、ステレオ画像撮影装置10は、ステレオ画像用カメラ13L、13R、回動機構14L、14R、望遠カメラ15L、15Rを備え、各々の機器は中央制御部11に設けられたマイクロコンピュータ16に接続され制御される。すなわち、ステレオ画像用カメラ13L、13R、望遠カメラ15L、15Rのレリーズ動作は、マイクロコンピュータ16からの指令に基づいて行なわれ、各カメラで撮影されたデジタル画像は、マイクロコンピュータ16に送出される。
また、マイクロコンピュータ16には、インターフェース回路17が接続されており、インターフェース回路17を介して汎用型(例えばノート型)のコンピュータ20に接続される。すなわち、各カメラからマイクロコンピュータ16に送出された画像データは、インタフェースケーブル等の通信媒体を介して、コンピュータ20に転送可能であるとともに、マイクロコンピュータ16には、コンピュータ20から制御信号を伝送可能である。なお、マイクロコンピュータ16には、更に操作パネル11Pの操作スイッチ群18、および表示器19が接続される。
コンピュータ20は、CPU21、インターフェース回路22、記録媒体23、ディスプレイ(画像表示装置)24、入力装置25から概ね構成され、ステレオ画像撮影装置10のマイクロコンピュータ16から転送された画像データは、インターフェース回路22を介して記録媒体23に送られ保存される。また、記録媒体23に保存された画像データは必要に応じてディスプレイ24に表示され、コンピュータ20の各種操作は、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等から構成される入力装置25を用いた操作によって行われる。
次に、図3を参照して本実施形態における回動機構14L、14Rの構造について説明する。回動機構14L、14Rは、それぞれに搭載された望遠カメラ15L、15Rを上下左右に回動させるための機構であり、マイクロコンピュータ16からの駆動信号に基づいて制御される。なお、回動機構14Lの構造は回動機構14Rの構造に等しいので、以下の説明では回動機構14Rの説明のみを行ない、回動機構14Lの説明は省略する。
図3は、回動機構14Rの断面図である。回動機構14Rの本体140は、凹字形に形成され、その底面中央には、鉛直回動シャフト141が設けられる。右側桁部11Rの右先端部の上面には、ボス142が形成され回動機構14Rの鉛直回動シャフト141が挿通される。右側桁部11Rの先端部内側に挿入された鉛直回動シャフト141にはギア143が取り付けられ、ギア143には、ステッピングモータ等の駆動モータ144に取り付けられたピニオンギア145が噛合される。すなわち、駆動モータ144は、中央制御部11のマイクロコンピュータ16からの信号に基づいて回転され、回動機構本体140を鉛直軸Yの回りに回動制御する。
回動機構本体140 の凹部内には、望遠カメラ15R を取り付けるための載置台146が配置される。載置台146 も略凹字形に形成され、望遠カメラ15R は、その凹部内にねじ等により固定される。載置台146 の左右の外側面には、各々水平回動シャフト147L 、147R が設けられる。水平回動シャフト147L 、147R は各々回動機構本体140 の内側面に形成されたボス148L 、148R に挿通される。また、水平回動シャフト147L の端部にはギア148 が取り付けられ、ギア148 にはステッピングモータ等の駆動モータ149 に取り付けられたピニオンギア150 が噛合される。すなわち、駆動モータ149 は、マイクロコンピュータ16 からの信号に基づいて回転され、載置台146を水平軸X の回りに回動制御する。
以上の構成により回動機構14R(14L)の載置台146に固定された望遠カメラ15R(15L)は、マイクロコンピュータ16からの駆動信号により任意の方向に向けることができる。
次に図4を参照して、第1実施形態の写真測量システムにおける撮影作業全体の手順について説明する。なお、図4は、ステレオ画像撮影装置10のマイクロコンピュータ16において実行される処理のフローチャートである。
ステップS100では、操作パネル11Pの操作スイッチ群18に設けられたシャッターボタンが押されたか否かの判定が繰り返し実行される。シャッターボタンが押されると、ステップS101において左右のステレオ画像用カメラ13L、13Rによる撮影が開始され、左右一対の画像が略同時に、ステレオ画像として撮影される。ステレオ画像用カメラ13L、13Rによる撮影が完了すると、ステップS102において、回動機構14L、14Rの制御が開始されるとともに、望遠カメラ15L、15Rによる撮影が開始される。望遠カメラ15L、15Rは、回動機構14L、14Rによりその撮影方向が制御され、ステレオ画像に対応する領域が撮影される。なお、ステップS102の望遠撮影が完了すると、この写真測量のための撮影作業は終了する。
次に図5〜図8を参照して、ステップS102の望遠画像撮影動作の詳細について説明する。図5は、回動機構14Rまたは回動機構14Lの回動角と、ステレオ画像用カメラおよび望遠カメラの水平画角との関係を模式的に示す図であり、図6、図7はステレオ画像用カメラ13L、13Rの一方で撮影された左または右画像を、4枚の望遠画像で構成する場合を模式的に示すものである。また、図8は、回動機構14R、14Lの回動制御処理のフローチャートである。なお、図6には、図7において、個別的に例示された4枚望遠画像を合成して、一枚の左画像または右画像を作成した状態が示されている。
図5において、θLRはステレオ画像用カメラ13L、13Rの水平画角に対応し、θCは望遠カメラ15L、15Rの水平画角に対応する。点Oは、ステレオ画像用カメラ13Lと望遠カメラ15Lの投影中心(または視点)、またはステレオ画像用カメラ13Rと望遠カメラ15Rの投影中心に対応する。なお、本説明では、ステレオ画像用カメラ13Lと望遠カメラ15L、およびステレオ画像用カメラ13Rと望遠カメラ15Rが略同一位置に配置されたものとし、それぞれの投影中心が一致しているものとして説明を行なう。
図5から明らかなように、回動機構14L、14Rを用いて望遠カメラ15L、15Rを鉛直軸Yの回りに回動し、ステレオ画像用カメラ13L、13Rによって撮影される水平画角θLRに含まれる範囲を余すことなく水平方向に撮影し、撮影された複数の画像を合成すれば、ステレオ画像用カメラ13L、13Rにより撮影された水平画角θLRの画像を、望遠カメラ15L、15Rによって撮影された水平画角θCの望遠画像を用いて水平方向に沿って再現することができる。
また、垂直方向に関しては、回動機構14L、14Rを用いて望遠カメラ15L、15Rを水平軸Xの回りに回動させて、ステレオ画像カメラ13L、13Rの垂直画角φLRに含まれる範囲を余すことなく撮影すれば、望遠カメラ15L、15Rで撮影された複数の画像を合成することにより、垂直画角φLRの画像を垂直方向に沿って再現することができる。したがって、このように水平、垂直方向に望遠カメラ15L、15Rを回動させて複数の画像を撮影し、それらを合成することにより、ステレオ画像用カメラ13L、13Rによって撮影された画像を望遠カメラ15L、15Rの合成画像として再現できる。
望遠カメラ15L、15Rには、ステレオ画像用カメラ13L、13Rに搭載された撮像素子と等しい画素数を有する撮像素子が用いられるので、望遠カメラ15により撮影された望遠画像を合成して作成されるステレオ画像用カメラ13L、13Rで撮影される領域に対応する画像は、ステレオ画像用カメラ13L、13Rにより撮影された画像よりも精細な画像となる。例えば、図6では、ステレオ画像用カメラ13L、13Rによって撮影された画像が、図6に示される4枚の望遠画像M1〜M4によって再現されている。各望遠画像M1〜M4は、撮り残しが発生しないように、例えば若干重複して撮影される。本実施形態では、ステレオ画像用カメラ13L、13Rによって撮影された画像は、4枚の望遠画像M1〜M4によって合成されるので、略4倍の画素数でステレオ画像用カメラ13L、13Rで撮影された画像を再現することができる。
ステップS200では、望遠カメラ15L、15Rの水平回転角θR、垂直回転角φRが、次式で表わされるθ1、φ1に初期設定される。
θ1=−θLR/2+θC/2−ω
φ1=−φLR/2+φC/2−ω
ここで、それぞれの角度は例えば図5において時計回りが正となるように、また、上向きへの回転が正となるように定義される。ωは撮り残しが発生しないように重複して望遠画像を撮影するための重複角度であり、予め所定の値に設定されている。すなわち、図5に示すように、水平回転角θRの初期値θ1は、望遠カメラ15L、15Rの水平画角θCの左側境界を画定する直線がステレオ画像用カメラ13L、13Rの水平画角θLRの左側境界を画定する直線に一致する角度から更に重複角度ωだけ反時計回りに回転させた角度に対応する。また、図示はしないが、垂直回転角φRの初期値φ1は、望遠カメラ15L、15Rの垂直画角φCにおける下側の境界を画定する直線が、ステレオ画像用カメラ13L、13Rの垂直画角φLRにおける下側の境界を画定する直線と一致する角度から更に重複角度ωだけ下向きに回転させた角度に対応する。
ステップS201では、望遠カメラ15L、15Rが向けられた方向の望遠画像がそれぞれ撮影される。ステップS202では、望遠カメラ15L、15Rの現在における水平回転角θRの値にθINCが足され、その値がθR=θR+θINCに更新される。ここで、θINCは望遠カメラ15L、15Rの水平方向への首振り角度(鉛直軸Y回りの回転角度)であり、例えば次式で表わされる。
θINC=θC−ω
すなわち、水平方向首振り角度θINCは、望遠カメラ15L、15Rの水平画角θCから重複角度ωを差し引いたものであり、これにより、望遠カメラ15L、15Rにより撮影される画像は、各々水平方向に重複角度ω分重複して撮影される。
ステップS203 では、現在の水平回転角θR が、水平方向撮影終了判定角θE よりも大きいか否かが判定される。水平方向撮影終了判定角θ E は、望遠カメラ15L 、15R が、ステレオ画像用カメラ13L 、13R により水平画角θLR で撮影される領域を水平方向に全て撮影したか否かを判定するための角度であり、例えば次式で表わされる。
θE =θLR /2 +θC /2
すなわち、水平方向撮影終了判定角θE は、望遠カメラ15L 、15R の水平画角θC の左側境界を画定する直線が、ステレオ画像用カメラ13L 、13R の水平画角θLR の右側境界を画定する直線に一致する角度に対応する。
ステップS203において、水平回転角θRの値が水平方向撮影終了判定角θEよりも大きくないと判定された場合は、更新された水平回転角θRとなるように望遠カメラ15L、15Rを鉛直軸Y回りに回動させステップS201以下の処理が繰り返される。すなわち、水平回転角θRが水平方向撮影終了判定角θEよりも大きくなるまで、望遠カメラ15L、15Rは、水平方向首振り角度θINC分ずつ鉛直軸Y回りに時計回りに回転され順次望遠画像が撮影される。
一方ステップS203において、水平回転角θRの値が水平方向撮影終了判定角θEよりも大きいと判定されると、ステップS204において、望遠カメラ15L、15Rの現在における垂直回転角φRの値にφINCが足され、その値がφR=φR+φINCに更新される。ここで、φINCは望遠カメラ15L、15Rの垂直方向への首振り角度(水平軸X回りの回転角度)であり、例えば次式で表わされる。
φINC=φC−ω
すなわち、垂直方向首振り角度φINCは、望遠カメラ15L、15Rの垂直画角φCから重複角度ωを差し引いたものであり、これにより、望遠カメラ15L、15Rにより撮影される画像は、垂直方向に重複角度ω分重複して撮影される。
次にステップS205では、現在の垂直回転角φRが、垂直方向撮影終了判定角φEよりも大きいか否かが判定される。垂直方向撮影終了判定角φRは、望遠カメラ15L、15Rが、ステレオ画像用カメラ13L、13Rの垂直画角φLRの範囲を垂直方向に全て撮影したか否かを判定するための角度であり、例えば次式で表わされる。
φE=φLR/2+φC/2
すなわち、垂直方向撮影終了判定角φEは、望遠カメラ15L、15Rの垂直画角φCにおいて下側境界を画定する直線が、ステレオ画像用カメラ13L、13Rの垂直画角φLRの上側境界を画定する直線に一致する角度に対応する。
ステップS205において、垂直回転角φRの値が垂直方向撮影終了判定角φEよりも大きくないと判定された場合は、ステップS206において、水平回転角θRが再びθ1に設定されるとともに、更新された水平回転角θR、垂直回転角φRとなるように望遠カメラ15L、15Rが、回動機構14L、14Rにより水平軸X、および鉛直軸Y回りに回動させられ、ステップS201以下の処理が再び繰り返される。すなわち、垂直回転角φRが垂直方向撮影終了判定角φEよりも大きくなるまで、望遠カメラ15L、15Rは、φINC分ずつ水平軸X回りに上向きに回転され順次望遠画像が撮影される。
一方ステップS205において、垂直回転角φRが垂直方向撮影終了判定角φEよりも大きいと判定された場合には、ステレオ画像用カメラ13L、13Rにより撮影された画像の全領域が、望遠カメラ15により余すことなく撮影されたこととなるので、この回動機構14L、14Rの回動制御処理は終了する。
なお、本実施形態では、回動制御処理が全てステレオ画像撮影装置10のマイクロコンピュータ16において実行されるものととして説明したが、例えば、コンピュータ20において回転角を計算し、これらのデータに基づいてマイクロコンピュータ16が回動制御を行なう構成としてもよい。
次に、図5 、図 〜図10 を参照して、第1 実施形態における高解像度画像−低解像度画像対応付処理動作について説明する。高解像度画像−低解像度画像対応付処理動作は、画像データを全てコンピュータ20 に転送した後、コンピュータ20 において実行される。
コンピュータ20のディスプレイ24には、初め、ステレオ画像用カメラ13L、13Rの何れかにおいて撮影された画像(左画像あるいは右画像)の一方が表示される。以下説明の便宜上左画像がディスプレイ24に表示されたものとして説明を行なうが、これを右画像としても同様である。オペレータは、入力装置25におけるマウス等のポインティングデバイスを用いて、左画像上において測定しようとする任意の測定点(画素)をディスプレイ24上において指定する(例えば図6における点P)。コンピュータ20は、指定された測定点(画素)の位置を取得し、この測定点に対応する画像を含む望遠画像(例えば望遠画像M1〜M4の中の点Pを含む望遠画像M2)を選択し、ディスプレイ24に表示する。すなわち、ディスプレイ24には、指定点を含むより精細な拡大画像(望遠画像)が表示される。その後、コンピュータ20では、図9のフローチャートで示される画像対応付処理が実行される。なお、望遠カメラ15L(15R)の首振り角度(望遠画像の撮影方向)や、ステレオ画像用カメラ13L(13R)の画角、および望遠カメラ15L(15R)の画角は既知であり、ステレオ画像用カメラ13L(13R)と望遠カメラ15L(15R)の投影中心は略同じ位置に配置されているので、ステレオ画像用カメラ13Lにおいて撮影された左画像内の点(画素)の位置が特定されると、その点に対応する画像を含む望遠画像は簡単に求めることができる。
ステップS300では、ディスプレイ24に表示された望遠画像(例えば望遠画像M2)において、オペレータは、改めて測定点(画素)をディスプレイ24上において指定する(例えば図7における点P)。すなわち、オペレータは、拡大されたより精細な望遠画像上において、測定点(画素)を改めて正確に指定することができる。また、このとき望遠画像上で指定された測定点(例えばマウスカーソルがクリックされた点)の位置が取得される。
ステップS301では、望遠画像上で指定された測定点周りに、所定の大きさ、所定の形状を有する画像(切出し画像)が望遠画像および左画像から切り出される。切出し画像は例えば、測定点を中心とした矩形領域の画像であり、図10に示されるように、左画像から切出される低解像度切出し画像S1は、望遠画像から切出される高解像度切出し画像S2に包含される大きさに設定される。高解像度切出し画像S2の大きさは、低解像度切出し画像S1を包含していればよく、望遠画像全体を切出し画像としてもよい。なお、前述のように、望遠カメラ15L(15R)の首振り角度(望遠画像の撮影方向)や、ステレオ画像用カメラ13L(13R)の画角、および望遠カメラ15L(15R)の画角が既知であること、ステレオ画像用カメラ13L(13R)と望遠カメラ15L(15R)の投影中心が略同じ位置に配置されていることから、望遠画像上で指定された測定点(画素)に対応する左画像上の位置は大まかではあるが簡単に求められる。
図10の例では、低解像度切出し画像S1として2×2画素の矩形領域が切り出され、高解像度切出し画像S2としては、12×12画素の矩形領域が切り出される。なお、図10において、低解像度切出し画像S1と高解像度切出し画像S2は、左画像の画角と望遠画像の画角とに基づいて、撮影されている画像が略同じ縮尺となるように設定されている。
ステップS302では、左画像の低解像度切取り画像S1と望遠画像の高解像度切取り画像S2との間の一致度を規定するメリット関数Φが最小になるように、画像S1、S2間における正確な倍率、XYシフト量(並進移動量)、回転角、輝度補正係数が最小二乗法を用いて算出される。なお、これらのパラメータを算出するための処理の詳細については後述する。
ステップS303では、ステップS302において求められたパラメータを用いて、望遠画像において指定された測定点に対応する左画像内の位置(座標)がサブピクセル単位で正確に求められる。
以上のように、ステップS300〜ステップ303の処理により、高解像度画像である望遠画像を用いて測定点の位置をより精密に指定することができるとともに、この測定点に対応する左画像内の位置をサブピクセル単位で正確に求めることができる。また、ステップS300〜S303の処理を、右画像に対して同様に適用することにより、左画像において指定した測定点に対応する右画像における測定点の位置をサブピクセル単位で正確に求めることができる。したがって、左右両画像においてサブピクセル単位で求められた正確な測定点の位置から、従来周知の解析写真測量の手法を用いて、任意に指定された測定点の3次元座標を精度よく算出することが可能となる。
次に図6、図7、図10と図11のフローチャートを参照して、ステップS302において実行されるパラメータ算出処理について説明する。
図6、図7に示されるように、左(右)画像上の位置は、例えば画像Mの左下隅を原点とし、1画素(ピクセル)を1単位としたXY座標系で表わされ、望遠画像(例えば望遠画像M2)上の位置は、例えば各望遠画像の左下隅を原点とし、1画素(ピクセル)を1単位としたxy座標系で表わされる。このとき、xy座標系から、XY座標系への座標変換は、次の(1)式により表わされる。
Figure 0004540322
ここで、mは倍率、ΔX、ΔYはXYシフト量、αは回転角である。
ステップS400では、倍率m、xyシフト量Δx、Δy、回転角α、輝度補正係数Cの初期値が設定される。倍率m、xyシフト量Δx、Δy、回転角αのパラメータの初期値としては、望遠カメラ15L(15R)の首振り角度(望遠画像の撮影方向)や、ステレオ画像用カメラ13L(13R)の画角、および望遠カメラ15L(15R)の画角等から概算される値が用いられる。また、輝度補正係数Cは、左(右)画像と望遠画像とでは、被写体の同じ位置を撮影した画素であっても、その画素値が露出を同じにしてもカメラの個体差などで一般に異なるので、このずれを補正するための係数である。輝度補正係数Cの初期値としては例えば両者において画素値が等しいと仮定して1とされる。なお輝度補正係数Cはをシェーディング補正の方法などでカメラの組み合わせごとの固有値として予め計測しておいてもよい.
ステップS401では、後述するメリット関数Φの値が0にリセットされ、ステップS402では、低解像度切取り画像S1に含まれる画素の各々に振り付けられた画素番号(ピクセル番号)nの値が1にリセットされる。例えば図10の4画素に対しては、左下の画素P1にn=1、左上の画素P2にn=2、右上の画素P3にn=3、右下の画素P4にn=4が振り付けられる。
ステップS403では、現在のパラメータm、ΔX、ΔY、αの値を代入した式(1)を用いて、画素番号nの4隅に対応する位置の低解像度画像におけるxy座標値が高解像度画像におけるXY座標系の座標値に変換される。例えばn=1のとき、図10における画素P1の四隅を構成する4点Q1〜Q4のxy座標値(i,j)、(i,j+1)、(i+1,j+1)、(i+1,j)の値がXY座標値に変換される(なお、i、jは整数)。
ステップS404では、XY座標系において、4点Q1〜Q4によって画定される矩形領域に含まれる高解像度画像の画素の面積Ak(k:画素Pnに対応する矩形領域Q1〜Q4に含まれる高解像度画像の画素の各々を区別するための添え字)が画素毎に算出される。例えば図10において、矩形領域Q1〜Q4に完全に包含される画素R1の面積は1であり、矩形領域Q1〜Q4の境界上にある画素R2は、その一部しか矩形領域Q1〜Q4に含まれないので、1よりも小さい小数点の値をとる。
ステップS405では、低解像度画像の画素Pnに対応する矩形領域に含まれる高解像度画像の全画素の(2)式で定義される合成輝度IA (n)が算出される。
Figure 0004540322
ここで、Ikは、高解像度画像における画素番号kの画素の輝度であり、Nkは、画素Pnの矩形領域に含まれる高解像度画像の画素数である。
ステップS406では、低解像度画像の画素Pnの輝度Inと、ステップS405において算出された画素Pnに含まれる高解像度画像の画素による合成輝度IA (n)とに基づいて、メリット関数Φの値が更新される。すなわち、現在のΦの値に(In−IA (n))を加算したものが新しいΦの値とされる。
画素番号nの値はステップS407において1インクリメントされる。ステップS408では、画素番号nの値が低解像度切取り画像の全画素数NL(本実施形態ではNL=4)に達したか否かが判定される。画素番号nがNLに達していない場合には、処理は再びステップS403に戻り更新された画素Pnに対して同様の処理が繰り返される。一方、ステップS408においてn=NL+1と判定されると、ステップS409において、このときのメリット関数Φの値が所定値よりも小さいか否かが判定される(両画像の一致度が所定値よりも高いか否かが判定される)。
Φ<所定値ではないと判定されるとステップS410において、パラメータm、ΔX、ΔY、α、Cの変分量が最小二乗法によって求められ、算出された変分量を現在のパラメータの値に付加した値が、新たにパラメータm、ΔX、ΔY、α、Cの値とされる。その後処理はステップS401に戻り、更新されたパラメータm、ΔX、ΔY、α、Cの値を用いて、同様の処理が繰り返される。一方ステップS409において、Φ<所定値と判定されると、このパラメータ算出処理は終了し、このときのパラメータm、ΔX、ΔY、αの値が、xy座標系からXY座標系への適正な座標変換パラメータであるとされる。
すなわち、図9のステップS303では、上記パラメータ算出処理において求められたパラメータm、ΔX、ΔY、αの値を用いた、(1)式の逆変換である(3)式に、高精細な望遠画像において指定された測定点(画素)のXY座標を代入することにより、測定点として指定された画素に対応する左画像上および右画像上の位置がサブピクセルの精度で得られる。なお、望遠画像を拡大表示し、測定点をサブピクセル精度で指定することも可能である。
Figure 0004540322
以上のように、第1実施形態の写真測量システムでは、測定点を高解像度画像上において指定できるため、高い精度で目的とする測定点の位置を指定することができる。また、指定された測定点の周りにおいて、画像マッチングを行なうことにより、望遠カメラで撮影された高解像度画像と、ステレオ画像用カメラで撮影された低解像度画像との間の座標変換パラメータを高い精度で算出しているので、高解像度画像上において指定された測定点に対応する低解像度画像(ステレオ画像)上の位置をサブピクセルレベルで極めて精度よく算出することができる。したがって、本実施形態において算出された測定点の左右画像上における位置を用いたステレオ写真測量によれば、ステレオ画像用カメラの画素数を増やすことなく高精度に測定点の3次元座標値を算出することが可能となる。
また、第1実施形態によれば、望遠カメラの画角を調整することで、望遠カメラの画素数を増やすことなく、簡単な構成で高精細な撮像素子を搭載したのと同様の効果を得ることができる。
次に図12、図13を参照して第1実施形態の変形例について説明する。図12(a)、(b)は、変形例の解析写真測量システムにおいて用いられるステレオ画像撮影装置10’の斜視図である。図12(a)はステレオ画像撮影装置10’を前方斜め下から見たときの斜視図であり、図12(b)は同装置を後方斜め上から見たときの斜視図である。
第1実施形態では、望遠カメラおよび回動機構を左右1組ずつ用いたが、変形例では、図12に示すように、中央に望遠カメラ15と回動機構14を1台ずつ配置している。すなわち、回動機構14は、中央制御部11の上に設けられ、望遠カメラ15は、回動機構14に搭載される。望遠カメラ15の投影中心は、略左右のステレオ画像用カメラ13L、13Rの投影中心を結ぶ線分の中間に配置される。
図13は、回動機構14の回動角と、ステレオ画像用カメラおよび望遠カメラの画角、および左右の画像において重複撮影される領域(ステレオ画像による測定が可能な領域、以下ステレオ計測領域と呼ぶ)との関係を模式的に示す図である。
図13において、点OL、ORは、それぞれ左ステレオ画像用カメラ13L、右ステレオ画像用カメラ13Rの投影中心(または視点)に対応し、点OCは望遠カメラ15の投影中心(または視点)に対応する。本実施形態において、ステレオ画像用カメラ13L、13Rは、光軸が各々平行となるように配置され、望遠カメラの投影中心OCは、投影中心OL、ORの略中間に配置される。このとき、左右のステレオ画像用カメラ13L、13Rによって、撮影されるステレオ計測領域は、右ステレオ画像用カメラ13Rの水平画角θLRの左側境界を画定する直線L1と、左ステレオ画像用カメラ13Lの水平画角θLRの右側境界を画定する直線L2とに挟まれる領域である。したがって、回動機構14を用いて望遠カメラ15を鉛直軸Yの回りに回動し、直線L3、L4に挟まれる領域(すなわち投影中心OCを頂点とした水平画角θLRに含まれる範囲)を余すことなく撮影し、撮影された複数の画像を合成してステレオ計測領域を含む画像を水平方向に沿って再現することができる。
また、垂直方向に関しては、投影中心OL、OC、ORが略同一水平軸上に配列されることから、回動機構14を用いて望遠カメラ15を水平軸Xの回りに回動させて、投影中心OCに対する垂直画角φLRに含まれる範囲を余すことなく撮影すれば、望遠カメラ15で撮影された複数の画像を合成することにより、ステレオ計測領域を含む画像を垂直方向に沿って再現することができる。したがって、このように水平、垂直方向に望遠カメラ15を回動させて複数の画像を撮影することにより、ステレオ計測領域全体を含む画像を望遠カメラ15の合成画像として得られる。望遠カメラ15には、ステレオ画像用カメラ13L、13Rに搭載された撮像素子と略等しい画素数を有する撮像素子が用いられるので、望遠カメラ15により撮影された画像を合成して作成されるステレオ計測領域の画像は、ステレオ画像用カメラ13L、13Rにより撮影された画像よりも精細な画像となる。なお、ステレオ計測領域全体を望遠カメラ15で撮影されるための回動機構14の制御は、第1実施形態のときと同様である。
変形例においては、オペレータにより、1枚の望遠画像上において1つの測定点が指定されると、これに対応してステレオ画像用カメラ13L、13Rでそれぞれ撮影された左画像上および右画像上の対応点の位置が第1実施形態と同様に画像マッチングにより求められる。なお、変形例の場合には、望遠画像と左右のステレオ画像との間における対応関係は、第1実施形態ほど正確に予め分からないので、低解像度切取り画像および高解像度切取り画像を広めに取る必要がある。
以上のように、第1実施形態の変形例において、第1実施形態と略同様の効果を得られる。
次に図14〜図16を参照して本発明が適用された第2実施形態の測量システムについて説明する。第2実施形態の測量システムは、トータルステーションやセオドライト等の測量機を用いたシステムであり、図14は、第2実施形態における測量システムの構成の概略を模式的に示す図である。また、図15は、第2実施形態の測量システムの電気的な構成を示すブロック図である。
図14に示されるように、測量システムは、デジタルカメラを内蔵した測量機(例えばトータルステーション)30と、測量機30とは別個独立にオペレータにより持ち運ばれる手持ちデジタルカメラ40と、ノート型パソコン等のコンピュータ20から概ね構成される。測量機30は、鉛直軸、水平軸周りに回動可能な視準望遠鏡を備え、この回動角を検知する測角部31や、視準された位置までの距離を計測する測距部32を備える。また、本実施形態の測量機30は、視準された方向の画像を撮影するための内蔵カメラ33を備える。
測角部31、測距部32、内蔵カメラ33は、マイクロコンピュータ34によって制御され、各々において得られた角度データ、距離データ、画像データは、マイクロコンピュータ34に送られる。また、マイクロコンピュータ34には、操作スイッチ群35、インターフェース回路36、LCD等の表示器37等が接続されており、インターフェース回路36は、コンピュータ20のインターフェース回路22にインタフェースケーブル等を介して接続される。すなわち、測量機30で得られた角度データ、距離データ、画像データは、コンピュータ20に転送され、コンピュータ20に設けられた記録媒体23に記録される。また、コンピュータ20のインターフェース回路22には、デジタルカメラである手持ちカメラ40が接続され、手持ちカメラ40において撮影された画像も、コンピュータ20に画像データとして転送され記録媒体23に記録される。
測量機30に搭載された内蔵カメラ33には、測量点周り全体の画像を撮影するため、比較的画角が広いレンズが用いられる。これに対して、手持ちカメラ40では、測量点近傍の詳細な画像を撮影するため、画角の狭い望遠レンズが用いられる。したがって、同一被写体を略同距離から撮影した場合、手持ちカメラ40で撮影した望遠画像の方が、測量機30の内蔵カメラ33により撮影した広角画像よりも高い解像度で得られる。また、測量機30に内蔵された内蔵カメラ33に関しては、予め高精度にキャリブレーションされており、測量機30に対する撮影画像の外部標定要素や内部定位要素は、予め高精度に知られているが、手持ちカメラ40に関しては、キャリブレーションがなされていなくてもよい。
図16に第2実施形態の測量システムにおける測量手順を示し、図17に手持ちカメラ40において撮影された測量点の画像と測量機30の内蔵カメラ33において撮影された測量点の画像の一例を示す。以下図16、図17を参照して、第2実施形態の測量システムにおける作業手順について説明する。
ステップS500においては、測量機30の視準望遠鏡を測量点R(図14参照)に視準し、測量点Rまでの距離と角度を求め、これらの値から測量点Rの3次元座標値を取得する。また、このとき同時に、測量点Rの広角画像(低解像度画像)M5を内蔵カメラ33において撮影し、得られた測量データ(角度データ、距離データ)と画像データ(広角画像)をコンピュータ20に転送する。
ステップS501では、測量点Rの3次元座標値を、測量点Rの広角画像M5上におけるマッピング座標(2次元の画像座標)に変換する。すなわち、コンピュータ20では、予め高精度に知られた内蔵カメラ33の外部標定要素、内部定位要素を用いて、測量点Rの3次元座標を射影変換により広角画像M5上の2次元座標に変換する。
ステップS502では、測量機30に近い位置から、測量点Rの近傍を拡大した望遠画像(高解像度画像)M6が手持ちカメラ40を用いて撮影され、その画像データがコンピュータ20に転送される。ステップS503では、第1実施形態において図11を参照して説明したのと同様の方法により、コンピュータ20において、広角画像M5と望遠画像M6との間でメリット関数Φが最小になるパラメータm、ΔX、ΔY、α、Cが最小二乗法を用いて算出される。なお、第2実施形態では、高解像度切取り画像として例えば望遠画像M6の全体を用いる。
ステップS504では、ステップS502において算出されたパラメータm、ΔX、ΔY、α、および測量点Rのマッピング座標を(1)式に代入し、測量点Rに対応する望遠画像M6上の位置を算出する。また、このとき同時に広角画像M5、望遠画像M6に測量点Rの位置が記号等を用いて表示され、第2実施形態の測量システムにける測量作業は終了する。
以上のように、第2実施形態によれば、低解像度の広角画像において指定された点(測量点)の位置を高解像度画像である望遠画像上の位置に高精度に対応付けることができ、測量機において測量された測量点の位置を、キャリブレーションされていない手持ちカメラにおいて撮影された高解像度の望遠画像に簡単かつ高精度に対応付けることができる。これにより、測量作業者は、測量後の報告書の提出において迅速かつ正確に測量点の位置を示す望遠画像を作成することができる。
なお、第2 実施形態においては、測量機との位置関係が既知なデジタルカメラとして内蔵カメラを例として挙げたが、測量機との位置が予め既知で、キャリブレーションが予め行なわれたデジタルカメラであれば、測量機内に内蔵されている必要はなく、外付けであってもよい。また、第2 実施形態においては、内蔵カメラが広角・低解像度、手持ちカメラが望遠・高解像度であったが、内蔵カメラが望遠・解像度、手持ちカメラが広角・低解像度であてもよい。
以上のように第1および第2実施形態によれば、略同じ方向から同一点を撮影した解像度の異なる2以上の画像間において、低解像度画像から高解像度画像、あるいは高解像度画像から低解像度画像への何れにおいても高精度に対応関係を求めることができる。
なお、本実施形態では、望遠カメラ、広角カメラともに同一画素数の撮像素子を用いることを前提に説明を行なったが、高解像度、低解像度の区別は、画角と画素数の関係(比)で決まるので必ずしも同一画素数の撮像素子を用いる必要はない。すなわち、画角当たりの画素数が大きい方が高解像度画像、小さい方が低解像度画像に対応している。
本実施形態では、輝度を用いて低解像度切取り画像と高解像度切取り画像との間のマッチングを行なったが、撮影画像がカラー画像の場合には、R、G、Bの画像毎にそれぞれの画素値を用いて切取り画像間のマッチングを行なってもよい。また、RGBの画素値を輝度値に変換してマッチングを行なってもよい。
また、本実施形態では、低解像度切取り画像が高解像度切取り画像に包含されるように各々の画像が切り取られたが、逆に、高解像度切取り画像が低解像度切取り画像に包含されるように各々の画像を切り取ってもよい。ただし、この場合には、高解像度切取り画像は、低解像度画像の複数の画素を含む大きに設定される必要があるが、低解像度切取り画像は低解像度画像全体であってもよい。また、高解像度切取り画像の合成輝度(または画素値)は、高解像度切取り画像と部分的に重なる低解像度切取り画像の画素に対しても、その重なり合う領域において比較され、メリット関数に導入される。
本発明を適用した第1実施形態の解析写真測量システムにおいて用いられるステレオ画像撮影装置の斜視図である。 ステレオ画像撮影装置を用いた第1実施形態の写真測量システムの電気的な構成を示すブロック図である。 回動機構の断面図である。 ステレオ画像撮影装置のマイクロコンピュータにおいて実行される処理のフローチャートである。 回動機構の回動角と、ステレオ画像用カメラおよび望遠カメラの水平画角との関係を模式的に示す図である。 ステレオ画像用カメラの一方で撮影された左画像または右画像を、4枚の望遠画像で構成する場合を模式的に示すものである。 図6の4枚の望遠画像を個別に示した図である。 回動機構に対する回動制御処理のフローチャートである。 画像対応付処理のフローチャートである。 パラメータ算出処理における低解像度切出し画像と高解像度切出し画像との関係を模式的に示す図である。 パラメータ算出処理のフローチャートである。 変形例の解析写真測量システムにおいて用いられるステレオ画像撮影装置の斜視図である。 回動機構の回動角と、ステレオ画像用カメラおよび望遠カメラの画角、および左右の画像において重複撮影されるステレオ計測領域の関係を模式的に示す図である。 第2実施形態における測量システムの構成の概略を模式的に示す図である。 第2実施形態の測量システムの電気的な構成を示すブロック図である。 第2実施形態の測量システムにおける測量手順のフローチャートである。 手持ちカメラにおいて撮影された測量点の画像と、測量機の内蔵カメラにおいて撮影された測量点の画像とを例示したものである。
符号の説明
10 ステレオ画像撮像装置
13L、13R ステレオ画像用カメラ
15、15L、15R 望遠カメラ
20 コンピュータ
30 測量機
33 内蔵カメラ
40 デジタルカメラ

Claims (2)

  1. ステレオ画像から撮影画像内の物点の3次元座標を算出する測量システムであって、
    相対的に画角が広い低解像度のステレオ画像を撮影するステレオ画像撮影手段と、
    相対的に画角が狭い高解像度の望遠画像を撮影する望遠画像撮影手段と、
    前記望遠画像撮影手段を回動して複数の望遠画像を撮影することにより、前記ステレオ画像において撮影される領域を前記複数の望遠画像により再現するステレオ画像再現手段と、
    前記望遠画像上において指定される指定点周辺の所定範囲の画像を前記ステレオ画像から低解像度切取り画像として切り取る低解像度画像切取り手段と、
    前記低解像度切取り画像と前記望遠画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、前記望遠画像上において指定された前記指定点に対応する対応点を前記ステレオ画像上においてサブピクセルレベルで探索する対応点探索手段と
    を備えることを特徴とする測量システム。
  2. 測点に視準するとともに、その測角または測距を行なう測量機を用いた測量システムであって、
    前記測量機との位置関係が既知であるとともに、前記測点の画像を撮影する第1撮像手段と、
    前記測量機に対し任意の位置から前記測点の画像を前記第1撮像手段とは異なる解像度で撮影する第2撮影手段と、
    前記第1撮像手段において撮影された画像において、前記測点周りに所定範囲の画像を切取り画像として切り取る画像切取り手段と、
    前記切取り画像と前記第2撮像手段において撮影された画像との間において、画像マッチングを行なうことにより、前記第2撮像手段において撮影された画像上における前記測点に対応する対応点を探索する対応点探索手段と
    を備えることを特徴とする測量システム。
JP2003337266A 2003-09-29 2003-09-29 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法 Expired - Fee Related JP4540322B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337266A JP4540322B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法
US10/951,656 US20050069195A1 (en) 2003-09-29 2004-09-29 Apparatus and method for establishing correspondence between images
DE102004047325A DE102004047325A1 (de) 2003-09-29 2004-09-29 Einrichtung und Verfahren zum Herstellen einer Bildkorrespondenz

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337266A JP4540322B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005106505A JP2005106505A (ja) 2005-04-21
JP4540322B2 true JP4540322B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=34308996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337266A Expired - Fee Related JP4540322B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050069195A1 (ja)
JP (1) JP4540322B2 (ja)
DE (1) DE102004047325A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2520385A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-20 Kenneth Tetterington Three dimensional image generator
EP1941235B1 (en) * 2005-10-26 2015-10-14 Trimble Jena GmbH Surveying method and surveying instrument
JP4566166B2 (ja) * 2006-02-28 2010-10-20 三洋電機株式会社 撮影装置
CN100494891C (zh) * 2006-08-03 2009-06-03 北京联合大学 摄影测量中亚象素级轮廓线提取方法
WO2008032442A1 (fr) * 2006-09-14 2008-03-20 Nikon Corporation Dispositif de traitement d'images, caméra électronique et programme de traitement d'images
US8897482B2 (en) * 2008-02-29 2014-11-25 Trimble Ab Stereo photogrammetry from a single station using a surveying instrument with an eccentric camera
US8525871B2 (en) * 2008-08-08 2013-09-03 Adobe Systems Incorporated Content-aware wide-angle images
JP5229726B2 (ja) * 2008-08-20 2013-07-03 国立大学法人東京工業大学 遠距離視標探査カメラシステム
TWI389558B (zh) * 2009-05-14 2013-03-11 Univ Nat Central Method of determining the orientation and azimuth parameters of the remote control camera
WO2011141547A1 (en) * 2010-05-12 2011-11-17 Leica Geosystems Ag Surveying instrument
CN102346033B (zh) * 2010-08-06 2013-11-13 清华大学 基于卫星观测角误差估计的直接定位方法及系统
US9879993B2 (en) 2010-12-23 2018-01-30 Trimble Inc. Enhanced bundle adjustment techniques
US9182229B2 (en) 2010-12-23 2015-11-10 Trimble Navigation Limited Enhanced position measurement systems and methods
US10168153B2 (en) 2010-12-23 2019-01-01 Trimble Inc. Enhanced position measurement systems and methods
KR101776702B1 (ko) * 2011-03-25 2017-09-08 한화테크윈 주식회사 3차원 영상을 생성하는 감시 카메라 및 그 방법
US9625258B2 (en) * 2011-06-06 2017-04-18 3Shape A/S Dual-resolution 3D scanner
KR20130051709A (ko) * 2011-11-10 2013-05-21 삼성전기주식회사 스테레오 카메라 모듈
US9235763B2 (en) 2012-11-26 2016-01-12 Trimble Navigation Limited Integrated aerial photogrammetry surveys
US9247239B2 (en) * 2013-06-20 2016-01-26 Trimble Navigation Limited Use of overlap areas to optimize bundle adjustment
US9915857B2 (en) * 2013-12-09 2018-03-13 Geo Semiconductor Inc. System and method for automated test-pattern-free projection calibration
DE102014006690A1 (de) * 2014-05-09 2015-11-12 Otto Bock Healthcare Gmbh Verfahren zur Feststellung der Ausrichtung eines Systems und Anzeigesystem
CN104613941B (zh) * 2015-01-30 2017-02-22 北京林业大学 一种有竖直基线的地面摄影像片κ、ω角的解析方法
EP3461127B1 (en) * 2016-05-17 2024-03-06 FUJIFILM Corporation Stereo camera and stereo camera control method
JP7160036B2 (ja) 2017-08-01 2022-10-25 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、記録媒体、及び撮像装置
US10586349B2 (en) 2017-08-24 2020-03-10 Trimble Inc. Excavator bucket positioning via mobile device
KR20200114436A (ko) * 2019-03-28 2020-10-07 국방과학연구소 스케일러블 영상 부호화를 수행하는 장치 및 방법
US10943360B1 (en) 2019-10-24 2021-03-09 Trimble Inc. Photogrammetric machine measure up

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153548A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、および、伝送媒体
JPH11337336A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Nikon Corp 撮像装置付き測量機
JP2000311244A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Hitachi Ltd 画像のマッチング方法
JP2001016621A (ja) * 1999-07-02 2001-01-19 Minolta Co Ltd 多眼式データ入力装置
JP3192875B2 (ja) * 1994-06-30 2001-07-30 キヤノン株式会社 画像合成方法および画像合成装置
JP2001296124A (ja) * 2000-02-10 2001-10-26 Nkk Corp 3次元座標計測方法及び3次元座標計測装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2058396C (en) * 1990-12-25 1995-05-30 Osamu Sato Light-quantity control device
JP3392946B2 (ja) * 1993-07-15 2003-03-31 ペンタックス株式会社 電子スチルカメラ及び画像再生装置
US6442293B1 (en) * 1998-06-11 2002-08-27 Kabushiki Kaisha Topcon Image forming apparatus, image forming method and computer-readable storage medium having an image forming program
JP3831548B2 (ja) * 1999-06-16 2006-10-11 ペンタックス株式会社 写真測量画像処理装置、写真測量画像処理方法、および写真測量画像処理プログラムを格納した記憶媒体
JP3777067B2 (ja) * 1999-07-07 2006-05-24 ペンタックス株式会社 写真測量画像処理装置、写真測量画像処理方法、および写真測量画像処理プログラムを格納した記憶媒体
JP3766578B2 (ja) * 2000-03-17 2006-04-12 ペンタックス株式会社 写真測量用画像処理装置およびこの写真測量用画像処理装置を用いた写真測量方法
JP3626141B2 (ja) * 2001-08-10 2005-03-02 株式会社ソキア 撮像装置を備えた自動視準測量機
JP5037765B2 (ja) * 2001-09-07 2012-10-03 株式会社トプコン オペレータ誘導システム
US7218384B2 (en) * 2002-02-27 2007-05-15 Pentax Corporation Surveying system
US7098997B2 (en) * 2002-06-26 2006-08-29 Pentax Corporation Surveying system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3192875B2 (ja) * 1994-06-30 2001-07-30 キヤノン株式会社 画像合成方法および画像合成装置
JPH1153548A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、および、伝送媒体
JPH11337336A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Nikon Corp 撮像装置付き測量機
JP2000311244A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Hitachi Ltd 画像のマッチング方法
JP2001016621A (ja) * 1999-07-02 2001-01-19 Minolta Co Ltd 多眼式データ入力装置
JP2001296124A (ja) * 2000-02-10 2001-10-26 Nkk Corp 3次元座標計測方法及び3次元座標計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005106505A (ja) 2005-04-21
DE102004047325A8 (de) 2005-07-14
DE102004047325A1 (de) 2005-04-14
US20050069195A1 (en) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4540322B2 (ja) 画像間対応点検出装置および画像間対応点検出方法
JP4607095B2 (ja) 測量機器において画像処理を行う方法と装置
US7218384B2 (en) Surveying system
US7715644B2 (en) Image calibration method, image calibration processing device, and image calibration processing terminal
JP2012181202A (ja) 測量装置を使用して測量データを供給する方法
JP2007147422A (ja) 計測システム、画像処理装置及び方法
JP7300948B2 (ja) 測量データ処理装置、測量データ処理方法、測量データ処理用プログラム
JPH10221072A (ja) 写真測量システムおよび写真測量方法
JP5260175B2 (ja) 非接触で対象表面の座標を測定する測定方法および測定システム
US7075634B2 (en) Surveying system
JP6174199B1 (ja) 誘導方法及び画像表示システム
JP4138145B2 (ja) 画像形成装置
US6999072B2 (en) Data processing method, data processing program and recording medium
JP4759184B2 (ja) 計測内視鏡装置
JP4359084B2 (ja) 測量システム
JPH11337336A (ja) 撮像装置付き測量機
JP2000205821A (ja) 三次元形状計測装置及びその三次元形状計測方法
RU2579532C2 (ru) Оптико-электронный стереоскопический дальномер
JP3924576B2 (ja) 写真測量による3次元計測方法及び装置
JP4359083B2 (ja) 測量システム
JP4167509B2 (ja) 測量システム
JP4217083B2 (ja) 測量システム
JP4276900B2 (ja) 自動測量システム
JP4319476B2 (ja) 測量システム
JP4565898B2 (ja) 傾き補正機能を備える3次元物体測量装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060719

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100420

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees