JP4538348B2 - 手摺り支持具 - Google Patents

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Description

この発明は、丸棒から成る手摺りの取付け時に使用される手摺り支持具に関するものである。
壁面に沿って手摺りを取り付ける場合、壁面に手摺り支持具を取り付けて手摺りを支持するようにしている。
この種の手摺り支持具として、ほぼ90°の折曲げ部を有するブラケットの一端に取付座を設け、他端に支持片を一体に形成し、上記取付座を壁面にねじ止めし、他端の支持片で手摺りを支持し、前記支持片の下方から手摺りにねじ込む木ねじの締付けによって手摺りを固定するようにしたものが知られている。
しかしながら、上記手摺り支持具においては、支持片の下方から手摺りに木ねじをねじ込む必要があるため、手摺りの取付けに非常に手間がかかるという不都合がある。
上記のような不都合を解消するため、ほぼ90°の折曲げ部を有するブラケットを壁面に取付け、そのブラケットの上端部に一対のクランプアームを開閉自在に連結したクランプを設け、そのクランプの一対のクランプアームを開放させた状態でその上に手摺りを乗せ、締付けねじの回転操作により一対のクランプアームを閉じる方向に揺動させて、一対のクランプアームで手摺りを挟持するようにした手摺り支持具が提案されている。
上記手摺り支持具においては、手摺りに何も加工を施す必要がなく、締付けねじの回転操作によって手摺りを固定することができるため、手摺りの取付けが容易であるという特徴を有する。
ところで、締付けねじを有する上記手摺り支持具においては、締付けねじに弛みが生じ易く、その弛みによって手摺りにがたつきが生じ、安定した取付けを長期にわたって維持することができないという不都合がある。
この発明の課題は、手摺りを簡単に能率よく取り付けることができると共に、安定した取付けを長期にわたって維持することができるようにした手摺り支持具を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、棒状手摺りの外周に沿う円弧状の一対のクランプアームを有し、各クランプアームの一端部に形成された連結片を回転自在に連結して一対のクランプアームを開閉自在としたクランプと、そのクランプの一対のクランプアームを閉じる方向に押圧する板ばねと、ほぼ90°の折曲げ部を有し、その一端が上向きとなるようにして他端を壁面に取り付けるブラケットとから成り、前記クランプにおける各連結片の外側端部に係合片を形成し、前記ブラケットにはその一端面で開口する連結片挿入用の挿入孔を設け、その挿入孔の内周に手摺りを挟持する一対のクランプアームがブラケットの一端面で支持される状態で前記係合片が係合する係合段部を形成し、前記各連結片に一対のクランプアームが手摺りを挟持する状態で互いに一致するピン孔を形成し、前記ブラケットの一端部には前記ピン孔と対応するねじ孔を設け、そのねじ孔にねじ係合された取付ねじの先端部を前記ピン孔に挿入してクランプを固定した構成を採用したのである。
上記の構成から成る手摺り支持具においては、ブラケットを壁面にねじ止めし、そのブラケットの上端部に支持されたクランプの一対のクランプアームを板ばねの弾性に抗して開放し、その上に棒状手摺りを載置したのち、一対のクランプアームを板ばねの弾性により閉じる方向に揺動させて一対のクランプアームで手摺りを挟持し、かつ係合片を係合段部に係合させてブラケットにクランプを連結する。あるいは、一対のクランプアームで手摺りを挟持したのち、連結片をブラケットの挿入孔に挿入し、係合片を係合段部に係合させてブラケットにクランプを連結する。
そして、ブラケットの一端部に設けられたねじ孔に取付ねじをねじ係合し、その取付ねじの先端部を前記ピン孔に挿入してクランプを固定する。その固定によって一対のクランプアームを閉鎖状態にロックすることができると共に、係合片を係合段部に係合する状態に保持することができるため、手摺りを取付け状態に確実に保持することができる。
ここで、前記挿入孔の内周に、その挿入孔に対する連結片の挿入時に前記係合片を接触案内して一対のクランプアームを開放させるテーパ面を形成することにより、挿入孔に連結片を挿入する簡単な作業によって係合片を係合段部に自動的に係合させることができる。
上記のように、この発明においては、ブラケットの挿入孔にクランプの連結片を挿入することによってブラケットにクランプを取り付けることができると共に、そのクランプの一対のクランプアームを板ばねの押圧によって閉鎖方向に揺動させることによって手摺りを挟持することができるため、手摺りをきわめて簡単に能率よく取り付けることができる。
また、一対のクランプアームは板ばねによって閉鎖方向に押圧されているため、安定した取付け状態を長期にわたって維持することができる。
さらに、ブラケットのねじ孔にねじ係合した取付ねじの先端部を連結片に形成されたピン孔に挿入することによって一対のクランプアームを閉鎖状態にロックすることができると共に、係合片を係合段部に係合する状態に保持することができるため、手摺りを安定した取付け状態に確実に保持することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図示のように、この発明に係る手摺り支持具は、丸棒状の手摺りAを挟持するクランプ1と、そのクランプ1を支持するブラケット10とを有している。
クランプ1は、手摺りAの外周に沿う円弧状の一対のクランプアーム2a、2bの各一端部に左右一対の連結片3a、3bを設け、各連結片3a、3bをピン4で連結して一対のクランプアーム2a、2bを開閉自在としている。
一対のクランプアーム2a、2bのそれぞれ内面にはクッション材5が取付けられている。また、一対のクランプアーム2a、2bの開閉中心側の端部には外周面から内周面に至る孔6が形成されている。
左右一対の連結片3b間にはU字形の板ばね20が設けられている。板ばね20の両端部は一対のクランプアーム2a、2bに形成された前記孔6に挿入され、その板ばね20の両端部に設けられた折曲げ片21が各孔6の内面に形成された段部6aに係合している。板ばね20は一対のクランプアーム2a、2bを閉じる方向に向けて押圧している。
一対のクランプアーム2a、2bに形成された連結片3a、3bにはピン孔7、7が設けられている。ピン孔7、7は一対のクランプアーム2a、2bが手摺りAを挟持する状態で一致するようになっている。また、各連結片3a、3bの外側端部には係合片8が形成されている。
ブラケット10はほぼ90°の折曲げ部10aを有している。このブラケット10は壁面Wの内部に埋設されたアンカBにねじ込まれるビスCの締付けによって壁面Wに固定される。このとき、ブラケット10は一端が上向きとなる状態で他端が壁面Wに取り付けられる。ビスCの頭部を隠蔽するため、ブラケット10を内部中空とし、そのブラケット10にカバー11で閉鎖される窓12を設け、その窓12からビスCを締付るようにしている。
ブラケット10の上向きとなる一端面にはクランプ1の各クランプアーム2a、2bの外周に沿う円弧面13が形成され、その円弧面13にクランプ1の一対の連結片3a、3bが挿入される挿入孔14が形成されている。挿入孔14の内周には、一対の連結片3a、3bの挿入時に係合片8を接触案内して一対のクランプアーム2a、2bを開放させるテーパ面15と、そのテーパ面15の下部に前記係合片8が係合可能な係合段部16とが形成されている。係合片8は、一対のクランプアーム2a、2bが手摺りAを挟持する閉鎖状態で係合段部16に係合して、連結片3a、3bが挿入孔14から抜け出るのを防止する。
また、ブラケット10の一端部には連結片3a、3bに形成された前記ピン孔7と対応する位置にねじ孔17が形成され、そのねじ孔17にねじ係合された取付ねじ18の先端部はピン孔7に挿入可能とされている。
実施の形態で示す手摺り支持具は上記の構成から成り、手摺りAの取付けに際しては、壁面Wにブラケット10を固定し、そのブラケット10の一端部にクランプ1を連結させた状態で手摺りAを取り付けるようにしてもよく、あるいは、手摺りAにクランプ1を取り付けた状態で、そのクランプ1をブラケット10に連結するようにしてもよい。
ブラケット10の一端部にクランプ1を連結させた状態での手摺りAの取付けに際しては、一対のクランプアーム2a、2bを図3に示すように開放し、その上に手摺りAを載置したのち、一対のクランプアーム2a、2bを板ばね20の弾性により閉鎖させ、その一対のクランプアーム2a、2bで手摺りAを挟持する。
ここで、一対のクランプアーム2a、2bを開放すると、係合片8は係合段部16から外れ、一対のクランプアーム2a、2bが板ばね20の弾力により閉鎖方向に揺動して手摺りAを挟持すると、係合片8が係合段部16に係合し、その係合によってクランプ1が上方に移動するのが防止される。
一方、手摺りAにクランプ1を予め取付け、そのクランプ1をブラケット10に連結するに際しては、連結片3a、3bをブラケット10の挿入孔14に挿入する。その挿入時、テーパ面15に対する係合片8の接触移動によって一対のクランプアーム2a、2bは開放し、その一対のクランプアーム2a、2bが円弧面13で支持されると、板ばね20の弾性により一対のクランプアーム2a、2bが閉鎖方向に揺動して手摺りAを挟持する。また、係合片8は係合段部16に係合してクランプ1が上方に移動するのを防止する。
上記のようにしてブラケット10により手摺りAを支持すると、連結片3a、3bに形成されたピン孔7は一致する。そこで、ブラケット10の一端部に設けられたねじ孔17に取付ねじ18をねじ込み、その取付ねじ18をピン孔7に挿入すると、一対のクランプアーム2a、2bは手摺りAを挟持する閉鎖状態でロックされると共に、係合片8が係合段部16に係合する状態に保持されるため、手摺りAを取付け状態に確実に保持することができる。
この発明に係る手摺り支持具の実施形態を示す縦断側面図 図1に示す手摺り支持具の一部切欠正面図 図1に示す手摺り支持具のクランプの開放状態を示す断面図 ブラケットとクランプの連結部を示す断面図
符号の説明
A 手摺り
W 壁面
1 クランプ
2a、2b クランプアーム
3a、3b 連結片
7 ピン孔
8 係合片
10 ブラケット
10a 折曲げ部
14 挿入孔
15 テーパ面
16 係合段部
17 ねじ孔
18 取付ねじ
20 板ばね

Claims (2)

  1. 棒状手摺りの外周に沿う円弧状の一対のクランプアームを有し、各クランプアームの一端部に形成された連結片を回転自在に連結して一対のクランプアームを開閉自在としたクランプと、そのクランプの一対のクランプアームを閉じる方向に押圧する板ばねと、ほぼ90°の折曲げ部を有し、その一端が上向きとなるようにして他端を壁面に取り付けるブラケットとから成り、前記クランプにおける各連結片の外側端部に係合片を形成し、前記ブラケットにはその一端面で開口する連結片挿入用の挿入孔を設け、その挿入孔の内周に手摺りを挟持する一対のクランプアームがブラケットの一端面で支持される状態で前記係合片が係合する係合段部を形成し、前記各連結片に一対のクランプアームが手摺りを挟持する状態で互いに一致するピン孔を形成し、前記ブラケットの一端部には前記ピン孔と対応するねじ孔を設け、そのねじ孔にねじ係合された取付ねじの先端部を前記ピン孔に挿入してクランプを固定した手摺り支持具。
  2. 前記挿入孔の内周に、その挿入孔に対する連結片の挿入時に前記係合片を接触案内して一対のクランプアームを開放させるテーパ面を形成した請求項1に記載の手摺り支持具。
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