JP4538141B2 - 電子内視鏡システム - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00057Operational features of endoscopes provided with means for testing or calibration

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可視光により照明された被検体表面の画像及び励起光により発した自家蛍光による被検体の画像を得るための医療用の電子内視鏡システムに、関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子内視鏡システムを用いて被検体(体腔壁)の自家蛍光を観察する方法が提案されている。特定の波長の光(一般に紫外光である)が照射されて励起された体腔壁では、癌などの不健全な組織からの蛍光が健全な組織からの蛍光よりも弱い強度を有するために自家蛍光の強度分布が生じるので、このような体腔壁からの自家蛍光を電子内視鏡の固体撮像素子(CCD)によって撮像することにより、通常の可視光の照明による体腔壁の画像とは異なる特殊な体腔壁の画像を観察することができる。
【0003】
このような蛍光観察が行える電子内視鏡システムとして、照明光としての白色光(可視光)と励起光としての紫外光とを電子内視鏡の照明光学系から被検体(体腔壁)へ交互に照射し、白色光により照明された体腔壁の対物光学系による像と紫外光により励起されて自家蛍光を発した体腔壁の対物光学系による像とを電子内視鏡のCCDによって順次撮像して電気信号に変換し、モノクロ画像信号と蛍光画像信号を時系列に生成するものがある。
【0004】
この電子内視鏡システムにおいて、生成される各画像信号から蛍光画像信号のみを取り出してこの蛍光画像信号に基づく白黒画像をモニタに出力すると、その白黒映像では、自家蛍光を発光している位置が対物光学系から離れているために暗部が形成されているのか、患部が自家蛍光を発しないために暗部が形成されているのかが、モニタを介して被検体を観察する者にとって判別できない。そのため、上記の電子内視鏡システムでは、モノクロ画像信号を互いに同じ出力レベルとなる3つの画像信号に分配してRGB画像信号として生成するとともに、このうちのB画像信号に蛍光画像信号を加算することにより、白色光により照明された体腔壁の白黒画像に対して自家蛍光を発した部分を青色に着色した画像を生成している。
【0005】
ところが、B画像信号に蛍光画像信号が加算される際にモノクロ画像信号(RGB画像信号)と蛍光画像信号との出力レベルの比率が調整されていないと、この電子内視鏡システムからの画像信号が入力されたモニタには、臨床的に有効ではない被検体の映像が、映し出されることになる。
【0006】
このため、モノクロ画像信号と蛍光画像信号との出力レベルの相対的なバランスをスケールを利用して調整する場合がある。このスケールには、可視帯域において所定の反射率にて白色光(可視光)を反射する反射板により構成される白色光用スケールと,励起光が照射されると所定の蛍光強度をもって発光する蛍光板により構成される蛍光用スケールとがある。
【0007】
そして、この電子内視鏡システムは、電子内視鏡の先端部から白色光用スケールの反射板に白色光(可視光)を照明してその反射光を撮像して得られるモノクロ画像信号の出力レベルと、蛍光用スケールの蛍光板に励起光を照射してその蛍光を撮像して得られる蛍光画像信号の出力レベルとが、所定の比率となるように、各画像信号を増幅することにより、照明による体腔壁の白黒画像と自家蛍光による体腔壁の青色画像とのバランスがとれている画像を、生成することができる。これにより、モニタを介して被検体を観察する観察者は、より正確に被検体の診断を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、スケールには、白色光用スケールと蛍光用スケールとの2種類が存在するために、電子内視鏡システムが生成するモノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルを調整する時に、これらスケールを取り違えて使用してしまうことがある。
【0009】
また、各画像信号の出力レベルを調整する際には、モノクロ画像信号と蛍光画像信号とを別々に調整しなければならないので、非常に手間が掛かる。このため、需要者の間には、このようなモノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルのバランス調整を一度に手早く行いたいという要望がある。
【0010】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、白色光と紫外光とを交互に被検体に照射してモノクロ画像信号と蛍光画像信号とを順次生成する方式の電子内視鏡システムであるにも拘わらず、これらモノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルのバランス調整を一度に手早く行うことができる電子内視鏡システムを、提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために構成された本発明は、被検体への照明光及び励起光を先端部に導くためのライトガイドを備えるとともに被検体の像を形成する対物光学系とその像を撮像する撮像素子とを備えた電子内視鏡の前記ライトガイドの入射端に対し、開口部を有する回転シャッタを中心軸周りに回転することにより可視領域の波長からなる白色光束と紫外領域の波長からなる紫外光束とを交互に入射させる光源装置を備えた電子内視鏡システムであって、前記回転シャッタの前記開口部以外の外面における前記中心軸を中心とした環状領域に対して対向するように前記光源装置の筐体に形成され、前記電子内視鏡の前記先端部が挿入された場合には前記回転シャッタの前記環状領域に対して前記先端部が対向するようにガイドするための挿入孔と、前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下で前記回転シャッタの回転に伴って前記先端部から射出される白色光束が照射する前記環状領域中の箇所に配置され、前記白色光束が照射されるとその光束を所定の反射率にて反射する白色光用スケールと、前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下で前記回転シャッタの回転に伴って前記先端部から射出される紫外光束が照射する前記環状領域中の箇所に配置され、前記紫外光束が照射されると励起して所定の蛍光強度にて発光する蛍光光用スケールと、前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下でバランス調整処理の開始指示が入力されると、前記白色光束が前記電子内視鏡の先端部から射出された際に前記撮像素子から送信される画像信号の出力レベルと、前記紫外光束が前記電子内視鏡の先端部から射出された際に前記撮像素子から送信される画像信号の出力レベルとが、所定の比率となるように、前記各画像信号に対する増幅率を夫々設定するとともに、設定した各増幅率にて前記各画像信号を増幅させる制御部とを備えたことを、特徴とする。
【0012】
上記のように構成されると、電子内視鏡の先端部が挿入孔に挿入された後、バランス調整処理の開始指示が入力されたときには、回転シャッタの回転に伴って白色光束及び紫外光束が電子内視鏡の先端部から交互に射出される。このとき、先端部から射出される白色光束は、それが射出される期間のみ挿入孔に対向する回転シャッタ上の白色光用スケールを照射し、紫外光束は、それが射出される期間のみ挿入孔に対向する回転シャッタ上の蛍光用スケールを照射する。これにより、白色光束は白色光用スケールで反射されるとともに、紫外光束は蛍光用スケールを励起し、白色光用スケールからの反射光及び蛍光用スケールからの蛍光は、電子内視鏡に組み込まれる撮像素子により交互に受光されて順次モノクロ画像信号及び蛍光画像信号として繰り返し生成され、各画像信号は、それらの出力レベルが所定の比率となるように制御部によって夫々増幅される。
【0013】
従って、作業者は、電子内視鏡の先端部を挿入孔に差し込んだ後に、バランス調整処理の開始指示を入力することにより、モノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルのバランス調整処理を、一度に簡単に手早く行うことができる。
【0014】
本発明による電子内視鏡システムでは、回転シャッタは、円板形状であっても良いし、有底の筒形状であっても良い。前者の場合には、白色光用スケール及び蛍光用スケールは、回転シャッタの表面上における開口部よりも内側の環状領域に配置されても良いし、回転シャッタの表面上における開口部よりも外側の環状領域に配置されても良いし、回転シャッタの中心軸周りに沿った外周面上に備えられても良い。また、後者の場合であって、円筒に開口部が形成されているときには、両スケールは底部に備えられ、底部に開口部が形成されているときには、両スケールは円筒の外周面に備えられても良い。何れの場合も、両スケールが備えられる環状領域に向けて電子内視鏡の先端部をガイドするように挿入孔を形成し、また、回転シャッタ上の環状領域においては、電子内視鏡の先端部が挿入孔に挿入されているときにその先端部から射出される白色光束及び紫外光束が夫々に対応するスケールに照射されるように、白色光用スケール及び蛍光用スケールを配置する。
【0015】
また、本発明による電子内視鏡システムでは、白色光束用の回転シャッタと紫外光束用の回転シャッタの2つの回転シャッタを有する場合には、両スケールは、何れか一方の回転シャッタに備えられると良い。この場合、両スケールが備えられる回転シャッタに向けて電子内視鏡の先端部をガイドするように挿入孔を形成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電子内視鏡システムの実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
【実施形態1】
図1は、本発明の第1の実施形態である電子内視鏡システム1の概略構成を示す説明図である。
【0018】
この電子内視鏡システム1は、患者の体腔内に先端部10aから挿入される電子内視鏡10と,この電子内視鏡10に照明光及び励起光を供給する光源装置20と,この光源装置20を制御したり電子内視鏡10からの画像信号を受信して処理する内視鏡プロセッサ30と,各種の操作ボタンや操作スイッチ等を有する入力装置40とを、備えている。このうちの光源装置20,内視鏡プロセッサ30,及び、入力装置40は、共通の筐体内に収容されている。
【0019】
また、図1に示すように、この筐体の外部から光源装置20の内部へ向かって挿入孔27が、形成されている。この挿入孔27は、電子内視鏡10の先端部10aの外径より若干太めの内径を有しており、電子内視鏡10の先端部10aが挿入されたときに、その先端部10aを光源装置20の内部までガイドする。
【0020】
さらに、内視鏡プロセッサ30は、照明光及び励起光や画像信号などを同期させるためのタイミングコントローラ31と,電子内視鏡10からの画像信号を処理してRGB画像信号に変換してモニタ50に送出する画像信号処理回路32と,入力装置40等から入力される指示により本システム1全体の制御を行うシステムコントローラ33とを、備えている。
【0021】
本例の電子内視鏡システム1を構成する電子内視鏡10は、光源装置20に接続されるライトガイドファイババンドル(以下、「ライトガイド」と省略する)11と,このライトガイド11からの照明光及び励起光を広範囲に照射するための配光レンズ12と,被検体(体腔壁)の像を形成する対物光学系13と,この対物光学系13の結像面近傍に配置されて体腔壁の像を撮像する固体撮像素子(CCD)14と,このCCD14へ駆動用の転送パルスを送信したり画像信号処理回路32へ画像信号を送信するための電線15と,先端部10a近傍を湾曲させるための図示せぬ湾曲機構と,その図示せぬ湾曲機構を操作するためのハンドルやシステムコントローラ33に入力される信号を生ずるボタンやスイッチ等を備える操作部16と,その操作部16からシステムコントローラ33へ各種の信号を伝送するための電線17とを、備えている。
【0022】
光源装置20は、紫外光用光源21,第1の回転シャッタ22,ハーフミラー23,集光レンズ24,白色光用光源25,及び、第2の回転シャッタ26から、構成されている。また、この光源装置20には、上述したように、電子内視鏡10の前端部10aをガイドするための挿入孔27が、第1の回転シャッタ22に向けて形成されている。
【0023】
紫外光用光源21は、被検体(体腔壁)の自家蛍光の励起光として紫外光を射出する紫外線ランプ(図示せず)や,この紫外線ランプから射出された紫外光が平行光となるように反射させるリフレクタ(図示せず)等により、構成されている。また、白色光用光源25は、通常観察用の照明光としての白色光を射出するキセノンランプ(図示せず)や,このキセノンランプから射出された白色光が平行光となるように反射させるリフレクタ(図示せず)等により、構成されている。
【0024】
そして、紫外光用光源21から発せられる紫外領域の波長からなる平行光束(以下、「平行紫外光束」という)は、第1の回転シャッタ22を通過し、ハーフミラー23を透過した後、集光レンズ24によりライトガイド11の入射端11aへ収束される。
【0025】
一方、平行紫外光束と交差するように白色光用光源25から発せられる白色の平行光束(以下、「平行白色光束」という)は、第2の回転シャッタ26を通過し、ハーフミラー23により反射された後、集光レンズ24によりライトガイド11の入射端11aへ収束される。
【0026】
図2の(a)は、第1の回転シャッタ22の正面図を示し、図2の(b)は、第2の回転シャッタ26の正面図を示している。
【0027】
図1及び図2に示すように、第1の回転シャッタ22は、モータ22aの駆動軸に対して同軸に取り付けられた円板から、構成されている。また、その円板の半径よりも小さな半径の同心円により分けられた2つの領域うち、中心を含む円形状の領域内には、その中心に頂点が一致するとともにその頂角(中心角)が約60°の角度を有する扇状の開口部22cが形成され、その外側の輪帯形状の領域内には、白色光を所定の反射率で反射する白色光用スケールとしてのコーティングが施された白色光反射部22dと,紫外光により励起されると所定の強度にて蛍光を発する蛍光用スケールとしてのコーティングが施された蛍光発光部22eとが、備えられている。
【0028】
これら白色光反射部22d及び蛍光発光部22eは、夫々、輪帯をその周方向における2箇所においてその中心から放射状に切断した形状に形成され、その周方向を向いた一対の端辺がなす角度は、開口部22cにおける扇形の中心角と等しくなるように形成されている。このうちの白色光反射部22dは、径方向に沿って形成された両端辺が、開口部22cにおいて扇形の中心角を形成する2辺の延長線上に存在するように、配置され、蛍光発光部22eは、円板の中心を対称点として白色光反射部22dに対する対称位置に、配置されている。
【0029】
また、これら白色光反射部22d及び蛍光発光部22eが配置された第1の回転シャッタ22の側面において各部22d,22e以外の部分には、可視光及び紫外光が照射された場合に反射させないようなコーティングが施されている。
【0030】
この第1の回転シャッタ22の中心軸は、同一平面内において挿入孔27の中心軸及び平行紫外光束のビーム軸との間に挟まれた状態で各軸に対して平行となるように、配置されている。尚、この第1の回転シャッタ22は、上記の輪帯形状の領域に対して挿入孔27が対向する位置に、配置されている。
【0031】
この第1の回転シャッタ22は、モータ22aによって回転されることにより、紫外光用光源21から発せられる平行紫外光束の光路へ開口部22cを繰り返し挿入する。これにより、平行紫外光束は、ハーフミラー23に繰り返し入射され、集光レンズ24を介してライトガイド11の入射端11aに順次入射される。また、この第1の回転シャッタ22は、電子内視鏡10が挿入孔27に挿入されて先端部10aが接近している状態のときにモータ22aによって回転されることにより、この先端部10aの延長線に対して白色光反射部22dと蛍光発光部22eとを交互に横切らせる。
【0032】
一方、図1及び図2に示すように、第2の回転シャッタ26は、モータ26aの駆動軸に対して同軸に取り付けられた円板に、その円板の中心に頂点が一致する扇状の開口部26cが形成されることによって、構成されている。この開口部26cは、第1の回転シャッタ22に形成される開口部22cと同形状に形成され、その中心角は約60°である。
【0033】
これら第1及び第2の回転シャッタ22,26には、図1に示すように、タイミングコントローラ31に接続されたセンサ22b,26bが、それぞれ外周縁の近傍に配置されている。これらセンサ22b,26bは、第1及び第2の回転シャッタ22,26の回転状態を検知してタイミングコントローラ31の回転シャッタ制御回路(図3)312へ通知する。
【0034】
また、このタイミングコントローラ31の回転シャッタ制御回路(図3)312には、各モータ22a,26aも接続されている。そして、各モータ22a,26aの回転の速度と位相が、回転シャッタ制御回路(図3)312によって制御されることにより、第1及び第2の回転シャッタ22,26は、同じ回転速度で回転され、また、平行白色光束と平行紫外光束とが半周期毎に交互に集光レンズ24に入射するようなタイミングにて回転される。
【0035】
図3は、内視鏡プロセッサ30内部の概略構成を示すブロック図である。
【0036】
この図3に示すように、タイミングコントローラ31は、同期パルス信号を発生するとともにこの同期パルス信号に照明光及び励起光や画像信号などを同期させるタイミング生成回路311と、センサ22b,26bで検知された回転状態に基づいて第1及び第2の回転シャッタ22,26を回転させるモータ22a,26aを制御する回転シャッタ制御回路312と,タイミング生成回路311からの同期パルス信号に応じてCCD14に転送パルスを送出するCCDドライバ313とを、備えている。
【0037】
また、画像信号処理回路32は、CCD14からの画像信号を増幅する増幅器(AMP)321と,後述するモノクロ画像信号と蛍光画像信号とを夫々所定の増幅率にて増幅するための電圧制御増幅器(VCA)322と,画像信号に対してγ補正を行うためのγ補正回路323と,アナログ/デジタル(A/D)コンバータ324と,画像信号を一時記憶するためのメモリ部325と,デジタル/アナログ(D/A)コンバータ部326と,画像信号を処理するための後段信号処理回路327a,327bと,画像信号を加算するための加算器328とを、備えている。さらに、メモリ部325は、蛍光画像信号用メモリ325a及びモノクロ画像信号用メモリ325bを備えているとともに、D/Aコンバータ部326は、両メモリ325a,325bに対応したD/Aコンバータ326a,326bを備えている。
【0038】
システムコントローラ33は、システムバスBを介して互いに接続されたCPU331,メモリコントロール回路332,I/Oポート333,RAM334,及び、ROM335を備えている。
【0039】
CPU331は、システムバスBに接続される入力装置40や電子内視鏡10の操作部16において入力された指示により、本システム1全体の制御を行う中央処理回路である。メモリコントロール回路332は、CPU331からの命令に従って、画像信号処理回路32の各メモリ325a,325bを制御する。I/Oポート333は、CPU331からの命令に従って、画像処理制御回路32からのデータを受信する。
【0040】
RAM334は、CPU331の作業領域が展開されるランダムアクセスメモリである。ROM335は、電子内視鏡システム1を制御するための各種のプログラムが格納されたメモリである。ROM335に格納されるプログラムには、CPU331によって読み込まれることによりバランス調整処理を実行するものが含まれている。このバランス調整処理を実行するためのプログラムは、CPU331に対し、後述するモノクロ画像信号と蛍光画像信号をD/Aコンバータ部326から受信させ、各画像信号の出力レベルが所定の比率となるように各画像信号に対する増幅率を設定させ、それらの増幅率にて各画像信号を増幅するようにVCA322に対する制御を行わせる。
【0041】
上述した電子内視鏡システム1では、電子内視鏡10の先端部10aが患者の体腔内に挿入されている場合、第1及び第2の回転シャッタ22,26の回転に伴って、白色光及び紫外光がライトガイド11の入射端11aより交互に入射されると、ライトガイド11を通って射出端より射出される白色光及び紫外光が、被検体(体腔壁)に照射される。すると、白色光により照明された体腔壁の対物光学系13による像,及び、紫外光により励起されて自家蛍光を発した体腔壁の対物光学系13による像が、CCD14の撮像面上に順次形成される。そのCCD14は、タイミング生成回路311からの同期パルス信号を受けたCCDドライバ313により駆動され、照明光及び励起光によって形成される被検体の像を順次撮像して電気信号に変換する。
【0042】
CCD14から時系列に出力されるモノクロ画像信号及び蛍光画像信号は、AMP321によりその電圧を増幅され、CPU331によって制御されるVCA322により互いの画像信号の出力レベルが所定の比率となるように夫々増幅された後、γ補正回路333においてγ補正され、A/Dコンバータ324によりデジタル信号に変換される。
【0043】
A/Dコンバータ324により順次デジタル信号に変換されたモノクロ画像信号及び蛍光画像信号は、CPU331の命令に従ったメモリコントロール回路332によって各画像信号に対応するメモリ325a,325bに振り分けられ、一旦各メモリ325a,325bに格納された後、夫々D/Aコンバータ部326のD/Aコンバータ326a,326bへ同時に出力される。このように同期化された各メモリ325a,325bからのデジタル信号は、夫々各D/Aコンバータ326a,326bでアナログ信号に変換される。
【0044】
これらアナログ信号に変換されたモノクロ画像信号及び蛍光画像信号には、各画像信号に対応する後段信号処理回路327a,327bにおいて、増幅,クランプ,ブランキング,75Ωドライバ等の処理が、施される。
【0045】
後段信号処理回路327bで処理されたモノクロ画像信号は、互いに同じ出力となる3つの画像信号に分配されてRGB画像信号として生成されるとともに、このうちのB画像信号には、後段信号処理回路327aで処理された蛍光画像信号が加算器328において加算される。
【0046】
そして、蛍光画像信号が加算されたB画像信号とともにG画像信号及びR画像信号は、モニタ50へ出力され、同時に、タイミング生成回路311からの同期信号SYNCも、モニタ50へ出力される。このモニタ50では、白色光により照明された体腔壁の白黒画像に対して自家蛍光を発した部分を青色に着色した画像が、映し出される。
【0047】
図4は、本例の電子内視鏡システム1の調整時における使用例を示す斜視図である。また、図5は、本例の電子内視鏡システム1における光源装置の光学系の一部の拡大図であり、電子内視鏡10の先端部10aを挿入孔27に挿入した時のその先端部10aと第1の回転シャッタ22との位置関係を示している。
【0048】
本例の電子内視鏡システム1では、バランス調整時おいては、図4に示すように、光源装置20と内視鏡プロセッサ30と入力装置40とを収容する筐体に設けられた挿入孔27へ電子内視鏡10の先端部10aが挿入される。そして、この筐体に設けられた操作パネル41が有するバランス調整ボタン41aが押下されると、その入力信号が入力装置40を介してCPU331に送られ、モノクロ画像信号(RGB画像信号)と蛍光画像信号との出力レベルのバランス調整処理が実行される。
【0049】
バランス調整処理の実行が開始されると、第1及び第2の回転シャッタ22,26の回転が開始され、第1の回転シャッタ22に近接する状態(図5)にある電子内視鏡10の先端部10aからは、タイミングコントローラ31によって制御される第1及び第2の回転シャッタ22,26の同期した回転に伴って、白色光(可視光)と紫外光とが、交互に射出される。
【0050】
そして、電子内視鏡10の先端部10aから交互に射出された白色光と紫外光は、第1の回転シャッタ22の回転に伴って、この先端部10aの前方(即ち、CCD14によって撮像される空間)を交互に横切る白色反射部22dと蛍光発光部22eに対し、繰り返し照射される。このとき、白色光反射部22dは、先端部10aの前方を横切る間のみ白色光を照射され、蛍光発光部22eは、先端部10aの前方を横切る間のみ紫外光を照射される。
【0051】
その後、電子内視鏡10の先端部10aに組み込まれたCCD14は、白色反射部22dにおいて反射した白色光と、蛍光発光部22eから発光される蛍光とを、交互に受光して、各々モノクロ画像信号及び蛍光画像信号としての電気信号に変換する。
【0052】
I/Oポート333を介してモノクロ画像信号及び蛍光画像信号を受信したCPU331は、各画像信号の出力レベルが所定の比率となるように各画像信号に対する増幅率を設定してRAM334に記憶するとともに、設定した増幅率によってVCA322を制御することにより、時系列に出力されるモノクロ画像信号と蛍光画像信号を夫々増幅する。ここで、所定の比率とは、モノクロ画像信号に基づく白黒画像と蛍光画像信号に基づく青色画像とのバランスが調整されて被検体を有効に観察することができるように臨床経験に基づいて決められたものである。
【0053】
そして、以上のバランス調整処理が行われた後、電子内視鏡10を患者の体腔内に挿入して被検体を観察するときには、モノクロ画像信号と蛍光画像信号は、RAM334に記憶された各画像信号に対する増幅率に応じてVCA322により増幅され、夫々の出力レベルのバランスが調整される。これにより、モノクロ画像信号と蛍光画像信号とから生成されるRGB画像信号が出力されたモニタ50には、臨床的に有効に観察することができる被検体の映像が映し出される。
【0054】
以上に示した第1の実施形態の電子内視鏡システム1の光源装置20では、電子内視鏡10の先端部10aが挿入孔27に挿入されているときにその先端部10aから射出される照明光及び励起光が夫々に対応するスケールに照射されるように、白色光反射部22d及び蛍光発光部22eが配置され、また、操作パネル41上のバランス調整ボタン41aが押下されると、モノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルが所定の比率となるように夫々の増幅率が設定されて各画像信号が増幅される。このように、挿入孔27に電子内視鏡10の先端部10aを挿入してバランス調整ボタン41aを押下するだけで、自動的に出力レベルのバランスが調整されるので、作業者にとっては、このような調整を簡単に手早く行うことができる。
【0055】
【実施形態2】
図6は、本発明の第2の実施形態である電子内視鏡システム2における光源装置20の光学系の一部の拡大図であり、電子内視鏡10の先端部10aを挿入孔27に挿入した時の先端部10aと第1の回転シャッタ22との位置関係を示している。また、図7の(a)は、第1の回転シャッタ22の正面図を示し、図7の(b)は、第2の回転シャッタ26の正面図を示している。以下、第1の実施形態の電子内視鏡システム1と同様の構成の部分については説明を省略する。
【0056】
第2の実施形態の電子内視鏡システム2は、第1の実施形態の電子内視鏡システム1において平行紫外光束のビーム軸に対する挿入孔27の中心軸と第1の回転シャッタ22の中心軸の位置を変更した構成を有している。即ち、図6に示すように、挿入孔27の中心軸及び第1の回転シャッタ22の中心軸によって平行紫外光束のビーム軸が挾まれるとともに各軸が同一平面内において互いに平行となるように、第1の回転シャッタ22及び挿入孔27が配置されている。(勿論、挿入孔27は、第1の回転シャッタ22における白色光反射部22d及び蛍光発光部22eが備えられた輪帯形状の領域に対して垂直に対向するように、配置されている。)また、図7に示すように、本実施形態の第1の回転シャッタ22の白色光反射部22d及び蛍光発光部22eは、第1の実施形態の第1の回転シャッタ22においてそれらを互いに入れ替えた位置に、配置されている。
【0057】
このように、第2の実施形態の電子内視鏡システム2では、平行紫外光束のビーム軸に対して第1の回転シャッタ22の位置が変更されてはいるが、これに合わせて白色光反射部22dと蛍光発光部22eの位置が入れ替えられているので、バランス調整時において、電子内視鏡10の先端部10が挿入孔27に挿入されるとともに、バランス調整ボタン41aが押下されることによって第1及び第2の回転シャッタ22,26が同期して回転した場合でも、やはり、蛍光発光部22eは、電子内視鏡10の先端部10から紫外光が射出されている期間のみこの先端部10aの延長線を横切り、白色光反射部22dは、その先端部10aから白色光が射出されている期間のみこの先端部10aの延長線を横切る。
【0058】
従って、第2の実施形態の電子内視鏡システム2によっても、第1の実施形態の電子内視鏡システム1と同様に、電子内視鏡10の先端部10aから射出される光に対応するスケールにその光を照射でき、また、それらスケールからの光を受光できるので、モノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルの調整を適切に行うことができる。
【0059】
【実施形態3】
図8は、本発明の第3の実施形態である電子内視鏡システム3における光源装置20の光学系の一部の拡大図であり、電子内視鏡10の先端部10aを挿入孔27’に挿入した時の先端部10aと第1の回転シャッタ22’との位置関係を示している。また、図9は、第1の回転シャッタ22’の斜視図である。以下、第1の実施形態の電子内視鏡システム1と同様の構成の部分については説明を省略する。
【0060】
第3の実施形態の電子内視鏡システム3は、第1の実施形態の電子内視鏡システム1における第1の回転シャッタ22の形状と挿入孔27の位置及び向きとを変更した構成を有している。即ち、図8に示すように、第1の回転シャッタ22が有底の円筒形状のものに変更されているとともに、円筒の外周面に対して垂直となるように挿入孔27’が配置されている。
【0061】
図9に示すように、有底の円筒形状に形成された第1の回転シャッタ22’は、その底部には、その中心に頂点が一致する扇状に形成された開口部22cを備えるとともに、その外周面(円柱面)には、中心軸周りに沿って帯状に形成された白色光反射部22f及び蛍光発光部22gを備えている。
【0062】
これら白色光反射部22f及び蛍光発光部22gは、開口部22cにける扇形の中心角と等しい内角を有する円弧と同じ周方向の長さを有するように、形成されている。このうちの白色光反射部22fは、この円筒形の中心軸と平行な両端辺の延長線が、開口部22cにおける扇形の中心角を形成する2辺の延長線と直交するように、配置され、蛍光発光部22gは、この円筒形の中心軸を対称軸として白色光反射部22fに対する対称位置に、配置されている。
【0063】
また、これら白色光反射部22f及び蛍光発光部22gを備える第1の回転シャッタ22’の外周面(円柱面)に対して垂直に形成される挿入孔27’は、互いに平行に配置される第1の回転シャッタ22’の中心軸及び平行紫外光束のビーム軸に対して直交し、且つ、第1の回転シャッタ22’の中心軸を平行紫外光束のビーム軸との間に挟む位置に、配置される。
【0064】
そして、バランス調整時において、電子内視鏡10の先端部10aが挿入孔27’に挿入されるとともに、バランス調整ボタン41aが押下されることによって第1及び第2の回転シャッタ22’,26が同期して回転した場合、平行紫外光束の光路に第1の回転シャッタ22’の開口部22cが挿入されている間は、電子内視鏡10の先端部10aからは紫外光が射出され、この先端部10aから紫外光が射出されている期間のみ、蛍光発光部22gはこの先端部10aの延長線を横切る。また、平行白色光束の光路に第2の回転シャッタ26の開口部26cが挿入されている間は、電子内視鏡10の先端部10aからは白色光(可視光)が射出され、この先端部10aから白色光が射出されている期間のみ、白色光反射部はこの先端部10aの延長線を横切る。
【0065】
従って、第3の実施形態の電子内視鏡システム3によっても、第1の実施形態の電子内視鏡システム1と同様に、電子内視鏡10の先端部10aから射出される光に対応するスケールにその光を照射でき、また、それらスケールからの光を受光できるので、モノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルの調整を適切に行うことができる。
【0066】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の電子内視鏡システムによれば、白色光と紫外光とを交互に被検体に照射してモノクロ画像信号と蛍光画像信号とを順次生成する方式の電子内視鏡システムの場合であっても、これらモノクロ画像信号と蛍光画像信号の出力レベルのバランス調整を一度に手早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である電子内視鏡システムの概略構成を示す説明図
【図2】 本例の電子内視鏡システムの光源装置に備えられる(a)第1の回転シャッタの正面図(b)第2の回転シャッタの正面図
【図3】 本例の内視鏡プロセッサ内部の概略構成を示すブロック図
【図4】 本例の電子内視鏡システムの調整時における使用例を示す斜視図
【図5】 本例の電子内視鏡システムにおける光源装置の光学系の一部の拡大図
【図6】 本発明の第2の実施形態である電子内視鏡システムにおける光源装置の光学系の一部の拡大図
【図7】 本例の電子内視鏡システムの光源装置に備えられる(a)第1の回転シャッタの正面図(b)第2の回転シャッタの正面図
【図8】 本発明の第3の実施形態である電子内視鏡システムにおける光源装置の光学系の一部の拡大図
【図9】 本例の電子内視鏡システムの光源装置に備えられる第1の回転シャッタの斜視図
【符号の説明】
1 電子内視鏡システム
10 電子内視鏡
11 ライトガイドファイババンドル
11a 入射端
14 固体撮像素子(CCD)
20 光源装置
21 紫外光用光源
22 第1の回転シャッタ
22c 開口部
22d 白色光反射部
22e 蛍光発光部
25 白色光用光源
26 第2の回転シャッタ
26c 開口部
27 挿入孔
30 内視鏡プロセッサ
40 入力装置
41 操作パネル
41a バランス調整ボタン

Claims (7)

  1. 被検体への照明光及び励起光を先端部に導くためのライトガイドを備えるとともに被検体の像を形成する対物光学系とその像を撮像する撮像素子とを備えた電子内視鏡の前記ライトガイドの入射端に対し、開口部を有する回転シャッタを中心軸周りに回転することにより可視領域の波長からなる白色光束と紫外領域の波長からなる紫外光束とを交互に入射させる光源装置を備えた電子内視鏡システムであって、
    前記回転シャッタの前記開口部以外の外面における前記中心軸を中心とした環状領域に対して対向するように前記光源装置の筐体に形成され、前記電子内視鏡の前記先端部が挿入された場合には前記回転シャッタの前記環状領域に対して前記先端部が対向するようにガイドするための挿入孔と、
    前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下で前記回転シャッタの回転に伴って前記先端部から射出される白色光束が照射する前記環状領域中の箇所に配置され、前記白色光束が照射されるとその光束を所定の反射率にて反射する白色光用スケールと、
    前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下で前記回転シャッタの回転に伴って前記先端部から射出される紫外光束が照射する前記環状領域中の箇所に配置され、前記紫外光束が照射されると励起して所定の蛍光強度にて発光する蛍光光用スケールと、
    前記電子内視鏡の先端部が前記挿入孔に挿入された状態下でバランス調整処理の開始指示が入力されると、前記白色光束が前記電子内視鏡の先端部から射出された際に前記撮像素子から送信される画像信号の出力レベルと、前記紫外光束が前記電子内視鏡の先端部から射出された際に前記撮像素子から送信される画像信号の出力レベルとが、所定の比率となるように、前記各画像信号に対する増幅率を夫々設定するとともに、設定した各増幅率にて前記各画像信号を増幅させる制御部と
    を備えたことを特徴とする電子内視鏡システム。
  2. 前記回転シャッタは、前記開口部が形成された円形の板を含み、
    前記白色光用スケール及び前記蛍光用スケールは、この板の表面に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡システム。
  3. 前記回転シャッタは、前記環状領域の内側に前記開口部を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の電子内視鏡システム。
  4. 前記回転シャッタは、前記中心軸を中心とする円柱面状の外周面を有し、
    前記白色光用スケール及び前記蛍光用スケールは、この外周面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡システム。
  5. 前記回転シャッタは、前記開口部が底面に形成された有底円筒形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の電子内視鏡システム。
  6. 紫外光束の光路のみに開口部を繰り返し挿入するための回転シャッタと、白色光束の光路のみに開口部を繰り返し挿入するための回転シャッタとを有し、
    前記挿入孔は、紫外光束の光路のみに開口部を繰り返し挿入する回転シャッタに対して前記電子内視鏡の先端部をガイドするように前記光源装置の筐体に形成され、
    前記白色光用スケール及び前記蛍光用スケールは、紫外光束の光路のみに開口部を繰り返し挿入する回転シャッタに、備えられている
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電子内視鏡システム。
  7. 前記制御部は、前記各画像信号を所定の増幅率にて増幅するための信号処理回路を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子内視鏡システム。
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