JP4537278B2 - タンクの底板構造 - Google Patents

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Description

本発明は、油とともに変圧器を収容している油入変圧器タンクのような、底側板と当該底側板の開口部を閉鎖する底裏板とが全周溶接されて成るタンクの底板構造に関する。
従来、変圧器を収容している油入変圧器タンクは、上部にフランジ、中央部に胴体、下部に底板を設け、それぞれを溶接でつなぎ合わせた構造となっている。胴体の表面には冷却用の複数の波リブを設け、縦方向に所定の間隔で平行に並べられて構成され、下面は底板により閉鎖されている。
このような油入変圧器タンクの下面に設けられる底板構造が図6に示されている。図6は、(a)が従来の油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は内圧がかかった場合の変形の様子を示す模式図である。図6に示す底板構造61は、底側板62と、底側板62の開口部を閉鎖する底裏板63とから構成されており、底側板62の端面64の全周を平らな底裏板63に溶接して製作されている。底裏板63の外周縁から一定距離Lだけ内側に入った位置に、底側板62が取り付けられる。この一定距離Lは、底裏板63に対する底側板62の位置決め寸法として定められている。
上記の油入変圧器タンクの底板構造61は、底側板62の端面64を平らな底裏板63に全周溶接しているため、油入変圧器タンク内部の油の膨張による圧力上昇により底裏板63が変形し易い。油入変圧器タンク内部の油の膨張による圧力変化が繰り返し起こった場合、図6(c)に示すように、底側板62及び底裏板63のいずれもが膨張・収縮しようとする変形が生じ、曲げ応力が作用する溶接部が疲労により破損する虞がある。また、底側板62と底裏板63とを全周溶接する際、溶接長さが長くなるため、底裏板63には波状或いは皺状の溶接歪が発生し易い。そのため、底裏板63を薄板化することは困難である。更に、底裏板63の端縁から任意に定める位置に底側板62の端部を均等に配置する必要があるが、従来は両者の位置決めに専用の位置決め治具を必要としており、位置決め作業も煩雑で且つ長い作業時間を要していた。
電気機器を収容する波ケースが内圧によって変形するのを防止することを図った電気機器用波ケースが提案されている(特許文献1)。この電気機器用波ケースによれば、上部枠の各長辺部の直線部分と下部枠の各長辺部の直線部分との間に連結金具を1対ずつ設け、各連結金具として互いに直角をなす第1の板状部と第2の板状部とを有する断面がT字形の部材を用いて、第1の板状部の上端及び下端をそれぞれ上部枠の下端及び下部枠の上端に突き合わせて溶接している。各連結金具の第2の板状部の上端を上部枠の上端のフランジに溶接し、第2の板状部の下端を底板の下面に溶接したベース金具の端部に溶接する。このような構造により、上部枠及び下部枠を内圧に対して強固に支え、上部枠及び下部枠のそれぞれの角部よりも内側に寄った長辺部の直線部分で両枠を連結金具により連結することにより1対の連結金具相互間の間隔を狭くして各連結金具にかかる負担を少なくすることを図り、内圧上昇時の上部枠及び下部枠の膨らみを少なくし、波板が変形したり、波板と上部枠及び下部枠との接合部が破損したりする虞をなくすことを意図している。
工作機械等を作動させるための各種電気機器が収納される制御ボックスのような筐体として、断面L字状の第1端部1を有する床板(第1プレート)と、断面L字状の第1端部の構成要素である自由端側の平板部に重ね合わされる第2端部を有する側板(第2プレート)とを備える筐体が提案されている(特許文献2)。重ね合わせ部において内側に位置する第2端部には、複数の貫通孔が形成されている。床板と側板は、平板部と第2端部とを重ね合わせ複数の貫通孔を利用して点溶接することにより接続されている。この筐体は、溶接作業の簡便化及び溶接作業時間の短縮を図り、しかも、溶接作業時の歪みを防止することを図っている。
実開平5−72113号公報(段落[0010]〜[0017]、図1〜図6) 特開2001−25878号公報(段落[0014]〜[0016]、図3〜図4)
そこで、底側板と底裏板とを全周溶接して成るタンクの底板構造において、油の膨張による圧力に起因して溶接部に生じる歪を軽減する点で解決すべき課題がある。各々の板の隅部を溶接することにより、溶接作業の際の歪の発生を軽減する点で解決する課題がある。また、溶接部の歪軽減に合わせて、底板構造の裏板の強度を向上して底板の裏板の薄板化を可能にするとともに、底側板の底裏板への位置決めをも容易にする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、内部圧力の変動によって底側板及び底裏板いずれもが膨張・収縮をしようとする変形が生じても、曲げ応力が作用する溶接部が破損するのを軽減し、底側板と底裏板とを全周溶接する際に底裏板における溶接歪の発生を軽減し、それによって、底裏板の強度を維持しつつ底裏板を薄板化することを可能にするタンクの底板構造を提供することである。更に、底裏板の端縁から任意に定める位置に底側板の端部を均等に配置することができるタンクの底板構造を提供することである。
上記課題点を解決するため、本発明によるタンクの底板構造は、底側板と当該底側板の開口部を閉鎖する底裏板とが全周溶接されて成り、前記底側板の前記底裏板側の端部を外側に向かって曲げ加工された曲げR部と前記曲げR部の外側に延びる外周縁部とに形成し、前記底裏板の前記外周縁部の内側に位置する環状領域を、前記底側板の前記曲げR部と曲面を合致させた圧出し曲げR部に形成し、前記底側板の前記曲げR部と前記底裏板の圧出し曲げR部とを合致させ、各々の板の隅部を全周溶接し、前記底裏板の前記圧出し曲げR部に続いて延びる内側領域は、前記圧出し曲げR部の最大曲げ位置からタンク外側に曲げ戻されて、前記圧出し曲げR部を含めて環状リブに形成されていることから成ることを特徴とする。
また、前記底裏板の前記環状リブに続いて延びる内側領域は、前記外周縁に対してその延長上に延びていることを特徴とする。
さらに、前記底裏板の前記環状リブに続いて延びる内側領域は、前記外周縁に対してタンク外側にオフセットした状態で延びていることを特徴とする。
本発明によるタンクの底板構造では、油入変圧器タンクのような底側板と底裏板とを全周溶接する構造において、各々の板の隅部で溶接することにより、溶接時の溶接歪が生じにくい構造となることから従来の底板構造で必要とされている溶接歪の修正作業を軽減することができる。また、溶接歪が生じにくい構造となること、加えて底板の裏板に圧出しを施す場合には圧出し曲げR部が裏板の補強になることから、底板の裏板の薄板化を図ることができる。底裏板の圧出しの程度に応じて、底裏板の剛性を一層向上させることができる。更に、底側板と底裏板とから底板構造を組立てる際に、底側板の端部に施した曲げRと底裏板に施した圧出し外周の曲げRとを合致させる構造に形成しているので、両者の溶接位置を一義的に決めることができる。その結果、専用の位置決め治具を必要とすることなく、底側板の外周縁部に対して所定の位置に底裏板の外周縁部を均等に配置することが可能になり、位置決め作業が迅速化されて組立・溶接作業の簡素化を図ることができる。更にまた、タンクを使用に供したときのタンク内部の圧力上昇による底裏板の変形を抑えることができ、内部圧力の変動に起因した溶接部の疲労が減少し、製品としてのタンクの信頼性を向上させることができる。
以下、本発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用したときの実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明によるタンクの底板構造の実施例1を示す図であり、(a)が油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は(b)の一部拡大断面図である。基本的な構造、部位について、図6に示す従来の油入変圧器タンクの底板構造と同等のものには、図6で用いたのと同じ符号を付すことで、再度の説明を省略する。
実施例1における油入変圧器タンクの底板構造1は、底側板2の下部に曲げ加工を施した油入変圧器タンクの底板構造であって、底側板2の下部、即ち、後述する底裏板3側の端部に曲げ加工によって外側に向かう曲げR部4が形成されており、曲げR部4の外側には外周縁部5が連続して水平に広がる態様で形成されている。底板構造1の底裏板3は、平坦な平板構造である。底側板2の曲げR部4の外側に形成される外周縁部5と、底裏板3の外周縁部7との対向する表面間には、底板構造1の全体として環状に全周溶接されて溶接部10aが形成されている。
図1(c)に示すように、底板構造1の底側板2の外周縁部5の端部6は、底裏板3の外周縁部7の端部8よりも僅かに突出している。底側板2の外周縁部5の端部6と底裏板3の外周縁部7の端部8とは外方への突出長さが異なることにより、底側板2と底裏板3とに関連して隅部9が形成され、隅部9には全周に渡って溶接部10bが施されている。溶接部10bは、底裏板3の端面8とそれに直交する底側板2の外周縁部5の表面とを三角形状に溶接しているので、底側板2と底裏板3の両外周縁部5,8の対向面間の溶接のみの場合と比較して、一層溶接強度を向上させることができる。即ち、両外周縁部5,8が互いに離れる方向に引き剥がす作用への抵抗が補強されるとともに、波打ち現象のような溶接歪を抑制させることができる。
図2は、この発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用した実施例2を示す図であり、(a)が油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は(b)の一部拡大断面図である。底側板についての基本的な構造、部位について、図1に示す実施例1の油入変圧器タンクの底板構造と同等であり、図1で用いたのと同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。実施例2である底板構造21において、底側板2の外周縁部5と、底裏板3の外周縁部7との対向する表面間には、底板構造21の全体として環状に全周溶接されて溶接部30aが形成されている。底裏板3の外周縁部7の端部28は、底側板2の外周縁部5の端部26よりも僅かに突出しており、底側板2と底裏板3とに関連して隅部29が形成され、隅部29には全周に渡って溶接部30bが施されている。溶接部30a及び溶接部30bの奏する機能については、実施例1と同等であり、再度の説明を省略する。
図1、図2に示す実施例1,2とも、油入変圧器タンクの底板構造において、底側板2と底裏板3とを組立てる際に全周溶接するが、底側板2の底裏板3側の端部に曲げR部4の加工を施してあること、且つ底側板2若しくは底裏板3の外周縁部5,7どちらか一方を突出させ、底側板2と底裏板3の端部を溶接部10a,10b、又は溶接部30a,30bで全周溶接するため、溶接歪が出難いという利点がある。
図3は、この発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用した実施例3を示す図であり、(a)が油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は(b)の一部拡大断面図である。底側板についての基本的な構造、部位について、図1に示す実施例1の油入変圧器タンクの底板構造と同等であり、図1で用いたのと同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。実施例3である底板構造31においては、底裏板33の外周縁部37の内側に位置する環状の全領域に、底側板2の内周部、即ち、曲げR部4に向かってのみ圧出しを施して、圧出しR部34が形成されている。圧出しR部34は底側板2の曲げR部4と曲面(曲げR)を合致させて形成されている。圧出しR部34は、それ自体で、底裏板33の補強になり、底板構造31の強度向上の役目も果たす。また、実施例3では、両外周縁部5,37同士の面状の領域に加えて、両外周縁部5,37から内側に繋がる底側板2の曲げR部4と底裏板33の圧出し曲げR部34とに広がる合致範囲が得られ、その中の適宜位置で全周溶接されている。
底板構造31によれば、底側板2の内側に形成される曲げR部4と底裏板33の圧出し曲げR部34とは曲面を合致させた形状であるので、曲げR部4と圧出し曲げR部34との自動的な案内嵌合によって両板の位置決め・組立を容易に行うことができる。曲げR部4と圧出し曲げR部34との合致による両板の位置決めの後に、全周溶接によって両外周縁部5,37同士の対向面間には溶接部40aが、また、曲げR部4と圧出し曲げR部34との間には溶接部40cが形成される。R部4,34を合致させることにより、内圧上昇による溶接部への応力が軽減される。
底板構造31において、底裏板33の圧出し曲げR部34に続いて延びる内側領域38は、圧出し曲げR部34の最大曲げ位置から、底裏板33の外周縁部37に対してタンク内側にオフセットした状態で延びている。底裏板33を、圧出し曲げR部34と、圧出し曲げR部の最大曲げ位置から外周縁部37に対してタンク内側にオフセットした状態で延びる内側領域38とで構成することによって、底裏板の成形は、一方向から、即ち、底外側からの圧出しで容易に行うことができる。なお、隅部39に、図1及び図2に実施例1又は2で示したような、三角形状の溶接部40bを設けることも可能である。
図4は、この発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用した実施例4を示す図であり、(a)が油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は(b)の一部拡大断面図である。底側板についての基本的な構造、部位について、図3に示す実施例1の油入変圧器タンクの底板構造と同等であり、図3で用いたのと同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。図4に示す底板構造41は、底裏板43において、底側板2に向かって圧出しを施して圧出し曲げR部44を形成し、且つ圧出し曲げR部34の内側領域にタンク外側へ向かって圧出しを施した例である。底裏板43に底側板2の内周部のみに向かう圧出しを施し、底側板2の下部の曲げRと底裏板43の圧出し外周の曲げRとを合致させている。底板構造41においては、圧出し曲げR部44に続いて延びる内側領域45は、圧出し曲げR部44の最大曲げ位置からタンク外側に曲げ戻されて、圧出し曲げR部44を含めて環状リブ46に形成されている。底板構造41によれば、圧出し曲げR部44を含めて環状リブ46が形成されるので、全周溶接を適用可能な範囲の拡大、溶接部の強度向上、及び底側板と底裏板との位置決めの容易化という各機能に加えて、底裏板43の曲げ剛性を高めて、底裏板43及びそれを含む底板構造41全体の強度を一層向上させることができる。溶接部については、実施例3に示す溶接部40a,40b,40cと同等である。
底板構造41においては、底裏板43の環状リブ46に続いて延びる内側領域45は、外周縁47に対してその延長上に延びている。環状リブ46は、内外側で同じ程度の曲げRとして形成されるので、底板構造の各機能に加えて、更に、環状リブ46による底裏板43及びひいては底板構造41全体の剛性向上を最大限に発揮させることができる。また、下底側の底板構造41を支持台(図示せず)上に載置する場合などには、底裏板43の殆ど全体でタンク重量を支持することが可能となり、油入変圧器タンクを安定して設置することができる。
図5は、この発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用した実施例5を示す図であり、(a)が油入変圧器タンクの底板構造の平面図、(b)は(a)に示す底板構造の側面図、(c)は(b)の一部拡大断面図である。底側板についての基本的な構造、部位について、図4に示す実施例1の油入変圧器タンクの底板構造と同等であり、図4で用いたのと同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。図5に示す底板構造51においては、底側板2の下部の曲げRと底裏板53の圧出し曲げR部54の曲げRとが合致されており、底裏板53の環状リブ56に続いて延びる内側領域55はタンク外側に向かって曲げ返されて、更にその内側領域58はタンク外側に向かって圧出しを施されて外周縁57に対してタンク外側にオフセットした状態で延びている。底板構造51によれば、上記の各機能に加えて、更に、底裏板53がタンク外側にオフセットした分だけ、タンクの容量を増加させることができる。更にまた、底裏板53の内側領域58でタンクの重量を支える場合には、底側板2と底裏板53の外周縁部37にタンクの重量が作用せず、外周縁部や曲げR部の溶接部の応力状態を軽減することもできる。隅部59への溶接を含めて、溶接部については、実施例3に示す溶接部40a,40b,40cと同等である。
実施例1〜5は、共に、油入変圧器タンクの底板構造において、底裏板に施した圧出しそれ自体、及び底側板の底裏板側の端部に形成した曲げR部と底裏板に形成された圧出し曲げR部との曲面を合致させることによって、底板構造を構成する底裏板の補強となる。又、底板構造を組み立てる際に、底側板の下部に形成される曲げR部と底裏板の圧出し曲げR部の曲げRとを合致させることより、底側板と底裏板との溶接位置を一義的に決めることができる。
この発明によるタンクの底板構造を油入変圧器タンクに適用したときの底板構造として説明したが、この発明によるタンクの底板構造は、油入変圧器タンクに限らず、比較的大型で且つ密封性を確保するために溶接を要するタンクであれば、どのようなタンクにも適用可能である。
この発明によるタンクの底板構造の実施例1を示す図。 この発明によるタンクの底板構造の実施例2を示す図。 この発明によるタンクの底板構造の実施例3を示す図。 この発明によるタンクの底板構造の実施例4を示す図。 この発明によるタンクの底板構造の実施例5を示す図。 従来の油入変圧器タンク底板構造を示す図。
符号の説明
1 底板構造
2 底側板
3 底裏板
4 曲げR部
5 外周縁部
6 端部
7 外周縁部
8 端部
9 隅部
10a,10b 溶接部
21 底板構造
26 端部
28 端部
29,39,49,59 隅部
30a,30b 溶接部
31,41,51 底板構造
33,43,53 底裏板
34,44,54 圧出し曲げR部
37,47,57 外周縁部
38,48,58 内側領域
40a,40b,40c 溶接部
45,55 内側領域
46,56 環状リブ

Claims (3)

  1. 底側板と当該底側板の開口部を閉鎖する底裏板とが全周溶接されて成り、前記底側板の前記底裏板側の端部を外側に向かって曲げ加工された曲げR部と前記曲げR部の外側に延びる外周縁部とに形成し、
    前記底裏板の前記外周縁部の内側に位置する環状領域を、前記底側板の前記曲げR部と曲面を合致させた圧出し曲げR部に形成し、前記底側板の前記曲げR部と前記底裏板の圧出し曲げR部とを合致させ、各々の板の隅部を全周溶接し、
    前記底裏板の前記圧出し曲げR部に続いて延びる内側領域は、前記圧出し曲げR部の最大曲げ位置からタンク外側に曲げ戻されて、前記圧出し曲げR部を含めて環状リブに形成されていることからなることを特徴とするタンクの底板構造。
  2. 前記底裏板の前記環状リブに続いて延びる内側領域は、前記外周縁に対してその延長上に延びていることからなる請求項1に記載のタンクの底板構造。
  3. 前記底裏板の前記環状リブに続いて延びる内側領域は、前記外周縁に対してタンク側にオフセットした状態で延びていることからる請求項に記載のタンクの底板構造。
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