JP4537170B2 - 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置 - Google Patents

開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4537170B2
JP4537170B2 JP2004301303A JP2004301303A JP4537170B2 JP 4537170 B2 JP4537170 B2 JP 4537170B2 JP 2004301303 A JP2004301303 A JP 2004301303A JP 2004301303 A JP2004301303 A JP 2004301303A JP 4537170 B2 JP4537170 B2 JP 4537170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching member
pressing portion
opening
open
detection mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004301303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006113346A (ja
Inventor
裕幸 坂上
正人 葛西
裕之 大前
豊 日暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004301303A priority Critical patent/JP4537170B2/ja
Publication of JP2006113346A publication Critical patent/JP2006113346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4537170B2 publication Critical patent/JP4537170B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、開閉体の開閉状態を検知スイッチにより検知する開閉検知機構、並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置に関するものである。
画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、複合機など)においては、紙づまり処理やトナー交換などのメンテナンス作業を行うために、本体の前面や側面に開閉可能なドアが設けられている。また、ソータやステープラなどの排紙処理を行うために、オプションとして画像形成装置に併設されるフィニッシャや給紙ユニットのような用紙処理装置においても、同様に、紙づまり処理などを行うために、開閉可能なドアが設けられている。
このような画像形成装置及び用紙処理装置においては、本体内の高電圧や高温から作業者を保護すると共に、記録紙の搬送などの装置の正常な動作を確保するため、全てのドアが閉じられた状態でのみ動作するように設定されており、ドアの開閉状態を検知するために、ドアの開閉動作に応じて機械的に検知スイッチを作動させる開閉検知機構が設けられている。
この種の開閉検知機構としては、従来、ドアに設けた突起で本体側に設けた検知スイッチを押圧して作動させる構成のものが知られている(例えば、特許文献1・2参照)。また、ドアごとに検知スイッチを設けることはコストが嵩むことから、複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知するように構成したものが知られている(例えば、特許文献3・4参照)。
特開平10−48905号公報 特開平10−207306号公報 特開平10−268603号公報 特開2002−187324号公報
しかるに、前記突起で検知スイッチを作動させる従来の構成では、本体に対するドアの取付誤差が原因で検知スイッチが安定して作動しない不具合を解消するために、検知スイッチに対する突起の位置関係を調整可能とする工夫がなされているが、この場合、取付誤差を修正するための調整部品によるコストの増大を招く上に調整作業が必要になる不便があり、簡単な構造で取付誤差に影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができる構成が望まれる。
他方、前記複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知する従来の構成では、複数のドアの開閉動作に連動して検知スイッチを作動させる機構が、多数の部品を用いた複雑な機械的構造となるため、コストが嵩む上に、大きな配置スペースを必要とすることから設計自由度が低下する難点があり、検知スイッチの作動機構の機械的構造を簡素化することができる構成が望まれる。
また、前記開閉検知機構でドアの閉状態が検知されると、検知スイッチから出力される検知信号に応じて、制御部において動力系及び電気系の各部品への給電を再開する立ち上げ処理が行われ、この立ち上げ処理には長時間を要することから、待ち時間を短縮して利便性を高める観点から、開閉検知機構ではドアの閉動作をできるだけ早く検知する構成とすると良いが、従来の構成では、検知スイッチをオンオフ作動させるタイミングが同じであるため、閉動作時の作動タイミングを早めるのに応じて開動作時の作動タイミングが遅くなり、高電圧や高温に対する安全性を低下させる不都合が生じ、この二律背反の要望を満足するため、閉動作時と開動作時とで検知スイッチの作動タイミングをずらすことができる構成が望まれる。
本発明は、このような発明者の知見に基づいて案出されたものであり、その主な目的は、簡単な構造で取付誤差に影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができ、また複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知する場合に、検知スイッチの作動機構の機械的構造を簡素化することができ、また開動作の検知を遅らせることなく閉動作を早期に検知することを可能にするために、開動作時と閉動作時とで検知スイッチの作動タイミングをずらして設定することができるように構成された開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明においては、請求項1に示すとおり、複数の開閉体が全て閉じられた状態を1つの検知スイッチにより検知する開閉検知機構であって、上下方向の変位により前記検知スイッチをオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持手段に支持されたスイッチング部材と、このスイッチング部材にスイッチング動作を行わせるために複数の前記開閉体にそれぞれ設けられた複数の係合突起とを有し、前記係合突起が、前記開閉体の開閉動作に応じて、前記作動位置より上方に前記スイッチング部材を上昇保持させる押上位置と、前記作動位置より下方に前記スイッチング部材を降下させる後退位置との間で進退動作する押圧部を備え、前記スイッチング部材が、前記検知スイッチに当接する頂部と、前記係合突起の押圧部が当接する角部と、この角部から前記押圧部の進退方向に沿う向きに延在する底辺部とを備えた全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、前記係合突起の押圧部は、前記開閉体の全閉位置近傍で、前記スイッチング部材の前記底辺部に沿って水平方向に変位する規制面を有するものとした。
これによると、スイッチング部材が縦横に遊動可能なため、本体に対する開閉体の取付誤差などに起因する押圧部のずれが、スイッチング部材のスイッチング動作に大きな影響を与えないものとすることができる。そして、複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知するために、縦横に遊動可能な1つのスイッチング部材を作動位置に押し上げる係合突起を開閉体ごとに設ければ良く、検知スイッチの作動機構の機械的構造を簡素化することができる。
この場合、係合突起の押圧部が後退位置にある場合にスイッチング部材が自重により降下する構成とすれば、初期位置に復帰させるためのばね手段が不要となり、構造を簡素化することができる。
特に、係合突起の押圧部の進退動作に応じたスイッチング部材の昇降動作を円滑に行わせることができ、取付誤差に起因する押圧部の進入位置のずれに関係なく、スイッチング部材の高さ位置を略一定とすることができ、取付誤差に影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができる。
さらに請求項2に示すとおり、前記係合突起の押圧部が、その横方向の進退に応じて前記スイッチング部材を昇降させる傾斜面を備えた構成とすることができる。これによると、係合突起の押圧部の進退動作に応じたスイッチング部材のスイッチング動作を、簡易な構成で円滑に且つ確実に行わせることができる。
さらに請求項3に示すとおり、前記支持手段が、前記スイッチング部材の中心部に形成された空所内に遊挿された略水平方向の中心軸であり、この中心軸の軸線に直交する向きに遊動可能に前記スイッチング部材を支持する構成とすることができる。これによると、スイッチング部材の縦横の遊動動作を、簡易な構成で円滑に行わせることができる。
この場合、空所の形状は特に限定されないが、円滑な動作を確保する観点から、鋭角部のない形状、例えば略円形の断面形状をなすものとすれば良い。また、同様の観点から、中心軸も、略円形の断面形状をなすものとすると良い。
また本発明においては、請求項4に示すとおり、開閉体の開閉状態を検知スイッチにより検知する開閉検知機構において、所要のスイッチング動作により前記検知スイッチをオンオフ作動させるスイッチング部材と、前記開閉体の開閉動作に応じて前記スイッチング部材にスイッチング動作を行わせるために前記開閉体に設けられた係合突起とを有し、前記スイッチング部材に、開動作時に前記係合突起の押圧部が当接可能な第1の当接部と、閉動作時に前記係合突起の押圧部が当接可能な第2の当接部とが互いにずらして形成され、その2つの当接部の間に、前記係合突起の押圧部の進退動作に対する前記スイッチング部材のスイッチング動作のタイミングを開動作時と閉動作時とでずらす段差が設けられたものとした。
これによると、閉動作時と開動作時とで検知スイッチの作動タイミングをずらすことができるため、閉動作及び開動作をそれぞれ早期に検知することができるようになる。すなわち、閉動作時の検知スイッチの作動タイミングを全閉位置から離れたところに設定して側面ドアの閉動作を早期に検知するようにすることで、給電を再開するタイミングを早くすることができ、これによりドアを閉じてから装置が立ち上がるまでの待ち時間を短縮することができ、その上、開動作時の検知スイッチの作動タイミングを全閉位置の直近に設定して、側面ドアの開動作が開始されると直ちに検知スイッチがオフとなるようにすることで、高電圧や高温に対する安全性を高めることができる。
さらに請求項5に示すとおり、前記押圧部と前記第1の当接部とが整合する第1の軸方向位置から、前記押圧部と前記第2の当接部とが整合する第2の軸方向位置に向けて変位するように、前記スイッチング部材を付勢するばね手段と、閉動作時に前記開閉体に加えられる操作力に基づく押圧力により、前記ばね手段による付勢力に抗して、前記第2の軸方向位置から前記第1の軸方向位置に向けて変位するように、前記スイッチング部材を誘導する誘導手段とを有する構成とすることができる。これによると、スイッチング部材に対する押圧部の当接位置を開動作時と閉動作時とで変化させる切替動作を、簡単な構成で行わせることができる。
さらに請求項6に示すとおり、前記スイッチング部材が、前記係合突起の押圧部が当接する外周面を、略円形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、前記第1の当接部となる外周面と、前記第2の当接部となる外周面とが、互いに中心線方向にずらして略同心状に形成された構成とすることができる。これによると、係合突起の押圧部の進退動作に応じたスイッチング部材のスイッチング動作を円滑に行わせることができ、しかもスイッチング部材に対する押圧部の当接位置を開動作時と閉動作時とで変化させる切替動作を円滑に行わせることができる。
さらに請求項7に示すとおり、前記スイッチング部材が、前記検知スイッチの検知部に当接する頂部と、前記係合突起の押圧部が当接する角部と、この角部から前記押圧部の進退方向に沿う向きに延在する底辺部とを備え、全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、前記押圧部が当接する角部に、切り欠きによって前記第1及び第2の各当接部が中心線方向にずらして形成された構成とすることができる。これによると、係合突起の押圧部の進退動作に応じたスイッチング部材のスイッチング動作を円滑に行わせることができ、特に取付誤差に起因する押圧部の進入位置のずれに影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができ、しかもスイッチング部材に対する押圧部の当接位置を開動作時と閉動作時とで変化させる切替動作を円滑に行わせることができる。
このように本発明によれば、簡単な構造で取付誤差に影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができ、取付誤差を修正するための調整部品によるコストの増大を避けると共に調整作業の面倒を解消することができる。また、複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知する場合に、検知スイッチの作動機構の機械的構造を簡素化することができるため、コストを低減すると共に、配置スペースを削減して設計自由度を高めることができる。また、開動作時と閉動作時とで検知スイッチの作動タイミングをずらすことで、開動作の検知を遅らせることなく、閉動作を早期に検知することが可能になり、開閉体を閉じてから装置が立ち上がるまでの待ち時間を短縮して利便性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による開閉検知機構が適用される画像形成装置を示す斜視図である。この画像形成装置は、本体1の内部に、電子写真方式により記録紙に画像を形成する画像形成部2を備えており、給紙カセット3に収容された記録紙が画像形成部2に送られて画像形成が行われた後、画像形成済みの記録紙が排紙トレイ4上に排出されるようになっている。なお、この画像形成装置は、本体1の上部に、複写やファクシミリ送信のための原稿読取部5を備えており、その手前側には、各種の動作の指示や設定のための操作パネル6が設けられている。
本体1の側面には、給紙カセット3の記録紙を画像形成部2に搬送する搬送経路、並びに画像形成部2を通過した記録紙を排紙トレイ4に導く搬送経路を外部に開放するように開く側面ドア(開閉体)7が設けられており、搬送経路上で紙づまりを起こした記録紙を排除するなどのメンテナンス作業を行うことができる。この側面ドア7は、下端部を枢着されて縦向きに開閉可能となっている。また本体1の正面には、画像形成部2の正面側を外部に露出させるように開く正面ドア(開閉体)8が設けられており、画像形成部2のトナー交換などのメンテナンス作業を行うことができる。この正面ドア8は、側縁部を枢着されて横向きに開閉可能となっている。これら側面及び正面の各ドア7・8は、図示しない係止機構により全閉状態に保持される。
側面ドア及び正面ドア7・8は、図1(A)〜(C)に示すように、それぞれ独立して開閉可能となっており、この側面及び正面の両ドア7・8の開閉状態が、図1(B)に透視して示した開閉検知機構9により検知され、側面及び正面の両ドア7・8のいずれかが開いた状態であれば、高電圧や高温に対する安全性を確保すると共に、記録紙の搬送などの装置の正常な動作を確保するため、制御部において動力系及び電気系の各部品への給電が停止され、操作パネル6の表示部にドアが開いている旨の警告表示が行われる。
図2は、図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第1の実施形態を示す斜視図である。この開閉検知機構は、側面及び正面の両ドア7・8が共に閉じられた状態を1つの検知スイッチ11により検知するものであり、上下方向のスイッチング動作により検知スイッチ11をオンオフ作動させるスイッチング部材12と、側面ドア7の開閉動作に応じてスイッチング部材12にスイッチング動作を行わせるために側面ドア7に設けられる第1の係合突起13と、正面ドア8の開閉動作に応じてスイッチング部材12にスイッチング動作を行わせるために正面ドア8に設けられる第2の係合突起14とを有している。
検知スイッチ11は、直動型のプランジャ(検知部)18を備え、このプランジャ18の軸方向動作により、固定接点に対して可動接点を接離させてオンオフ作動させるようになっており、プランジャ18の先端にスイッチング部材12の頂部が当接するように配置され、スイッチング部材12の昇降動作により検知スイッチ11がオンオフ作動する。なお、プランジャ18は、スイッチング部材12の押圧力がない場合には下向きに突出する初期位置に復帰するようにばね付勢されている。
スイッチング部材12は、略円形の断面形状をなす外形輪郭を有し、中心部には、略円形の断面形状をなす空所21が形成されている。この空所21には、略水平方向に延在する略円形の断面形状をなす中心軸(支持手段)22が遊挿されており、この中心軸22によりスイッチング部材12が、中心軸22の軸線に直交する向きで、且つ検知スイッチ11をオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持されている。またスイッチング部材12は、軸方向の移動を図示しないストッパで規制される。
第1の係合突起13は、先端部に、スイッチング部材12の外周面に当接する押圧部24を備えている。この係合突起13は、横方向の支軸回りに回動する側面ドア7と一体となって、矢印Aで示すように回動し、側面ドア7の全閉位置の近傍では、押圧部24は、スイッチング部材12の斜め下方で、中心軸22の軸方向に対して直交する略水平方向に進退動作する。すなわち、側面ドア7の開動作時には、押圧部24が横向きに後退し、これに伴ってスイッチング部材12が自重により降下し、他方、側面ドア7の閉動作時には、押圧部24が前進し、これに伴ってスイッチング部材12が押し上げられる。この押圧部24の進退動作に応じたスイッチング部材12の昇降動作を円滑化するため、その進退方向に対して傾斜した傾斜面24aが押圧部24に設けられている。
第2の係合突起14も、第1の係合突起13と同様に、先端部に、スイッチング部材12の外周面に当接する押圧部26を備えている。この係合突起14は、縦方向の支軸回りに回動する正面ドア8と一体となって、矢印Bで示すように回動し、正面ドア8の全閉位置の近傍では、押圧部26が、スイッチング部材12の斜め下方で、中心軸22の軸方向に平行な略水平方向に進退動作する。すなわち、正面ドア8の開動作時には、押圧部26が横向きに後退し、これに伴ってスイッチング部材12が自重により降下し、他方、正面ドア8の閉動作時には、押圧部26が前進し、これに伴ってスイッチング部材12が押し上げられる。この押圧部26の進退動作に応じたスイッチング部材12の昇降動作を円滑化するため、その進退方向に対して傾斜した傾斜面26aが押圧部26に設けられている。
図3・図4は、図2に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図である。図3(A)は、側面及び正面の両ドア7・8が共に全閉された状態を示しており、第1・第2の係合突起13・14が共に検知スイッチ11をオンとする作動位置を越える所定の高さ位置にスイッチング部材41を押し上げている。この状態では、第1の係合突起13における押圧部24の傾斜面24aがスイッチング部材12の外周面に当接してスイッチング部材12を規制し、またスイッチング部材12は、第2の係合突起14における押圧部26の傾斜面26aにより押し上げられた後に上面26bに乗り上げ、その稜線部分で規制されており、これによりスイッチング部材12が所定の最上位置に保持される。
図3(B)は、側面及び正面の両ドア7・8が共に開いた状態を示しており、この状態では、第1・第2の係合突起13・14が共に、スイッチング部材12を規制しない後退位置にあり、スイッチング部材12は自重により降下して中心軸22から吊り下げられた状態となっている。
図4(A)は、側面ドア7のみを閉じた状態を示しており、この状態では、第1の係合突起13がスイッチング部材12を押し上げる押上位置にあるが、第2の係合突起14がスイッチング部材12を規制しない後退位置にあるため、スイッチング部材12は、第2の係合突起14側に横方向に変位して作動位置まで上昇できない。図4(B)は、正面ドア8のみを閉じた状態を示しており、この状態では、図4(A)とは逆にスイッチング部材12が、第1の係合突起13側に横方向に変位して作動位置まで上昇できない。
このように側面及び正面の両ドア7・8が共に閉じて、第1・第2の係合突起13・14が共にスイッチング部材12を押し上げる押上位置にある場合にのみ、スイッチング部材12が検知スイッチ11を作動させる所定の作動位置に上昇保持され、側面及び正面の両ドア7・8の少なくともいずれかが開いて、第1・第2の両係合突起13・14の少なくともいずれかがスイッチング部材12を規制しない後退位置にある場合には、スイッチング部材12が作動位置に上昇保持されず、検知スイッチ11はオフとなる。
図5は、図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第2の実施形態を示す斜視図である。この開閉検知機構は、前記の例と同様に、側面及び正面の両ドア7・8が共に閉じられた状態を1つの検知スイッチ11により検知するものであり、上下方向のスイッチング動作により検知スイッチ11をオンオフ作動させるスイッチング部材41と、側面ドア7の開閉動作に応じてスイッチング部材41にスイッチング動作を行わせるために側面ドア7に設けられる第1の係合突起42と、正面ドア8の開閉動作に応じてスイッチング部材41にスイッチング動作を行わせるために正面ドア8に設けられる第2の係合突起43とを有している。
スイッチング部材41は、全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭を有し、中心線方向に略等断面に形成されたものとなっており、検知スイッチ11のプランジャ18に当接する頂部51と、第1の係合突起42の押圧部46が当接する角部52と、第2の係合突起43の押圧部49が当接する角部53とを備えている。2つの角部52・53の間には、正面視で略直線状をなす平坦な底辺部54が形成されている。角部52は、第1の係合突起42の押圧部46による押し上げ動作が円滑化するように円弧状断面に形成されている。また底辺部54の軸方向の端縁部には、第2の係合突起43の押圧部49による押し上げ動作が円滑化するように面取が施されている(図6・図7参照)。
スイッチング部材41の中心部には、略水平方向に延在する略円形の断面形状をなす中心軸(支持手段)56が遊挿される略円形の断面形状をなす空所57が形成されており、スイッチング部材41が、検知スイッチ11をオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持されている。またスイッチング部材41は、軸方向の移動を図示しないストッパで規制される。
第1の係合突起42は、前記図2に示した例と同様に、先端部に、スイッチング部材41の外周面に当接する押圧部46を備えており、この押圧部46は、側面ドア7の開閉動作に応じて第1の係合突起14が回動するのに伴って、スイッチング部材41の斜め下方で進退動作し、特に側面ドア7の全閉位置の近傍では、中心軸22の軸方向に対して直交する略水平方向に進退動作し、この押圧部46の進退動作に応じたスイッチング部材41の昇降動作を円滑化する傾斜面46aが押圧部46に設けられている。
第2の係合突起43も、前記図2に示した例と同様に、先端部に、スイッチング部材41の外周面に当接する押圧部49を備えており、この押圧部49は、正面ドア8の開閉動作に応じて第2の係合突起43が回動するのに伴ってスイッチング部材41の斜め下方で進退動作し、特に正面ドア8の全閉位置の近傍では、中心軸22の軸方向に平行な略水平方向に進退動作し、この押圧部49の進退動作に応じたスイッチング部材12の昇降動作を円滑化する傾斜面49aが押圧部49に設けられている。
図6・図7は、図5に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図である。図6(A)は、側面及び正面の両ドア7・8が共に全閉された状態を示しており、第1・第2の両係合突起42・43は共に、検知スイッチ11をオンとする作動位置を越える所定の高さ位置にスイッチング部材41を押し上げている。この状態では、第1係合突起42の押圧部46の上面46bでスイッチング部材41の一方の角部52が規制され、また第2係合突起43の押圧部49の上面49bでスイッチング部材41の他方の角部53が規制されており、これによりスイッチング部材41が所定の最上位置に保持される。
図6(B)は、側面及び正面の両ドア7・8が共に開いた状態を示しており、この状態では、第1・第2の両係合突起42・43が共に後退位置にあり、スイッチング部材41は中心軸56から吊り下げられた状態となっている。
スイッチング部材41の一方の角部52は、側面ドア7の閉動作時に、第1の係合突起42における押圧部46の傾斜面46aにより押し上げられた後に上面46bに乗り上げ、スイッチング部材41の他方の角部53は、正面ドア8の閉動作時に、第2係合突起43の押圧部49の傾斜面49aにより押し上げられた後に上面49bに乗り上げ、これにより検知スイッチ11をオンとする作動位置を越える所定の高さ位置にスイッチング部材41が保持される。
特にここでは、側面ドア7の全閉位置の近傍で、第1の係合突起42の押圧部46が最も高くなる角度位置となるように設定されて略水平方向に変位するようになっており、また、スイッチング部材41は、第1の係合突起42の押圧部46が当接する底辺部54が略水平方向に真直に延在する角度位置にあり、この状態では、押圧部46は底辺部54に沿う向きに進退動作するのみで、スイッチング部材41の高さ位置が殆ど変化しない。このため、押圧部46の進入位置のずれに関係なく、スイッチング部材41の高さ位置を略一定とすることができ、これにより横方向の取付誤差に影響を受けることなく、検知スイッチ11を的確に作動させることができる。また、第2の係合突起43の押圧部49も略水平方向に変位するため、押圧部49の進入位置のずれに関係なく、スイッチング部材41の高さ位置を略一定として、横方向の取付誤差に影響を受けることなく検知スイッチ11を的確に作動させることができる。
図7(A)は、側面ドア7のみが閉じた状態を示しており、この状態では、第1の係合突起42が押上位置にあるが、第2の係合突起43が後退位置にあるため、スイッチング部材41は、第2の係合突起43側に傾斜した状態で検知スイッチ11の作動位置まで上昇できない。図7(B)は、正面ドア8のみが閉じた状態を示しており、この状態では、図7(A)とは逆にスイッチング部材41が、第1の係合突起42側に傾斜した状態で検知スイッチ11の作動位置まで上昇できない。
このように側面及び正面の両ドア7・8が共に閉じて、第1・第2の両係合突起42・43が共に押上位置にある場合にのみ、スイッチング部材41が検知スイッチ11をオンとする作動位置に上昇保持され、他方、側面及び正面の両ドア7・8の少なくともいずれかが開いて、第1・第2の両係合突起42・43の少なくともいずれかがスイッチング部材41を規制しない後退位置にある場合には、スイッチング部材41が作動位置に上昇保持されず、検知スイッチ11はオフとなる。
図8は、図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第3の実施形態を示す斜視図である。この開閉検知機構は、側面ドア7の開閉状態を検知スイッチ11により検知するものであり、上下方向のスイッチング動作により検知スイッチ11をオンオフ作動させるスイッチング部材61と、側面ドア7の開閉動作に応じてスイッチング部材61にスイッチング動作を行わせるために側面ドア7に設けられる係合突起62と、この係合突起62と相反する側でスイッチング部材61を斜め下方から規制する規制部材63とを有している。
スイッチング部材61は、前記図2に示した例と同様に、略円形の断面形状をなす外形輪郭を有し、また中心部には、略水平方向に延在する略円形の断面形状をなす中心軸(支持手段)68が遊挿される略円形の断面形状をなす空所69が形成されており、スイッチング部材61が、検知スイッチ11をオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持されている。またスイッチング部材61は、所要の範囲を超える軸方向の移動を図示しないストッパで規制される。
係合突起62は、前記の各例と同様に、先端部に、スイッチング部材61の外周面に当接する押圧部66を備えており、この押圧部66は、側面ドア7の開閉動作に応じて係合突起62が回動するのに伴ってスイッチング部材61の斜め下方で進退動作し、特に側面ドア7の全閉位置の近傍では、中心軸68の軸方向に対して直交する略水平方向に進退動作し、この押圧部66の進退動作に応じたスイッチング部材61の昇降動作を円滑化する傾斜面66aが押圧部66に設けられている。
図9・図10・図11は、図8に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図である。図9(A)に示す状態Iでは、側面ドア7が全閉されており、係合突起62は、検知スイッチ11をオンとする作動位置を越える高さ位置にスイッチング部材61を押し上げている。この状態では、係合突起62の押圧部66がスイッチング部材61を斜め下方から規制し、また規制部材63が、前記図2に示した例での第2の係合突起14の押圧部26と同様に、上面側の稜線部分でスイッチング部材61を斜め下方から規制しており、これによりスイッチング部材61が所定の高さ位置に保持される。
この状態から側面ドア7を開くと、図9(B)に示す状態IIのように、係合突起62の押圧部66が後退し、これに伴ってスイッチング部材61も自重により降下して検知スイッチ11がオフとなる。さらに側面ドア7を開くと、図10(A)に示す状態IIIのように、支軸68及び規制部材63により支持された釣り合い位置でスイッチング部材61が静止する。
他方、側面ドア7を閉じると、図10(B)に示す状態IV、図11(A)に示す状態Vのように、係合突起62の押圧部66がスイッチング部材61に当接した後、側面ドア7に加えられる押し込み操作力により押圧部66がスイッチング部材61を押し上げて、検知スイッチ11がオンとなり、側面ドア7を完全に閉じると、図9(A)に示す状態Iとなる。
図12は、図8に示した開閉検知機構の要部を詳しく示す斜視図である。スイッチング部材61は、前記図2に示した例と同様に、係合突起62の押圧部66が当接する外周面が、略円形の断面形状をなす外形輪郭に形成されているが、前記図2に示した例と異なり、小径部71と大径部72とが互いに中心線方向にずらして略同心状に形成されており、小径部(第1の当接部)71と大径部(第2の当接部)72との間の段差により、側面ドア7の開閉動作に応じた係合突起62の押圧部66の進退動作に対するスイッチング部材61の昇降動作のタイミングを、開動作時と閉動作時とでずらすようにしている。
また係合突起62には、側面ドア7の開閉動作に応じた押圧部66の進退動作と連動して、この押圧部66の進退方向に対して直交する軸方向にスイッチング部材61を移動させて、その小径部71が押圧部66に当接する位置(第1の軸方向位置)と、大径部72が押圧部66に当接する位置(第2の軸方向位置)との間で、スイッチング部材61を行き来させる切替動作を行わせるためのばね(ばね手段)74及び誘導部75が設けられている。
誘導部75には、係合突起62の押圧部66の進退方向に対して傾斜した傾斜面76が形成されており、この傾斜面76は、スイッチング部材61の外周面に対して斜め下方から当接する押圧部66の上方において、スイッチング部材61の外周面に対して略水平方向に当接するように配置されている。ばね74は、圧縮ばねであり、小径部71が押圧部66に整合する第1の軸方向位置にあるスイッチング部材61を、大径部72が押圧部66に整合する第2の軸方向位置に向けて変位させるように付勢する。
スイッチング部材61には、ばね74の付勢力F1が常時作用しており、矢印Aで示す向きにスイッチング部材61を変位させるように付勢しているが、側面ドア7の閉動作時には、側面ドア7に加えられる押し込み操作力に基づく押圧力F2が係合突起62に作用するため、誘導部75の傾斜面76の機能により、ばね74の付勢力F1に抗して、矢印Bで示す向きにスイッチング部材61を変位させる力が生じ、大径部72が押圧部66に整合する第2の軸方向位置にあるスイッチング部材61が、小径部71が押圧部66に整合する第1の軸方向位置に向けて誘導される。
他方、側面ドア7の開動作時には、側面ドア7の押し込み操作力に基づく押圧力F2が係合突起62に作用することはなく、側面ドア7の開動作に追随して係合突起62が回動して押圧部66が後退すると、スイッチング部材61は、押圧部66に小径部71が整合する第1の軸方向位置から、ばね74の付勢力F1により矢印Aで示す向きに変位して、大径部72が押圧部66に整合する第2の軸方向位置となる。
したがって、図9(A)に示すように側面ドアが閉じられた状態Iでは、係合突起62の押圧部66に対して小径部71が当接する第1の軸方向位置にスイッチング部材61があり、この状態から側面ドア7を開いて、図10(A)に示す状態IIIのように、側面ドア7の係合突起62がスイッチング部材61から離れると、ばね74の付勢力により係合突起62の押圧部66に対して大径部72が整合する軸方向位置にスイッチング部材61が変位する。
他方、側面ドア7を閉じると、図10(B)に示す状態VIのように、係合突起62の押圧部66がスイッチング部材61の大径部72に当接し、さらにスイッチング部材61が傾斜面76に当接すると、傾斜面76の誘導機能により、係合突起62の押圧部66が前進するのに応じて、押圧部66が小径部71側に軸方向に徐々に移動して、図11(A)に示す状態Vとなり、ここで大径部72の端から押圧部66が外れると、図11(B)に示す状態VIのように、押圧部66が小径部71に乗り移り、このときスイッチング部材61が一旦降下する。そして側面ドア7をさらに閉じると、係合突起62の押圧部66の前進に伴ってスイッチング部材61が上昇し、側面ドア7を完全に閉じると、図9(A)に示す状態Iとなる。
図13は、図8に示した開閉検知機構のヒステリシス特性を説明する図である。ここでは、横軸に係合突起62の押圧部66の進退位置を示し、縦軸にスイッチング部材61の昇降位置を示している。
前記のように本開閉検知機構においては、開動作時には係合突起62の押圧部66がスイッチング部材61の小径部71に当接した状態となり、他方、閉動作時には係合突起62の押圧部66がスイッチング部材61の大径部72に当接した状態となり、ここでスイッチング部材61の小径部71と大径部72との間には段差があるため、スイッチング部材61が検知スイッチ11をオンオフ作動させるタイミングが開動作時と閉動作時とでずれた状態となり、いわゆるヒステリシス特性が現れる。
このため、開動作時の検知スイッチ11の作動タイミングを全閉位置の直近に設定して、側面ドア7の開動作が開始されると直ちに検知スイッチ11をオフさせるようにして、高電圧や高温に対する安全性を高め、同時に、閉動作時の検知スイッチ11の作動タイミングを全閉位置から離れたところに設定して、側面ドア7の閉動作を早期に検知するようにして、給電を再開するタイミングを早くすることで、側面ドア7を閉じてから装置が立ち上がるまでの待ち時間を短縮することができる。
図14は、図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第4の実施形態を示す斜視図である。この開閉検知機構は、前記図8に示した例と同様に、側面ドア7の開閉状態を検知スイッチ11により検知するものであり、上下方向のスイッチング動作により検知スイッチ11をオンオフ作動させるスイッチング部材81と、側面ドア7の開閉動作に応じてスイッチング部材81にスイッチング動作を行わせるために側面ドア7に設けられる係合突起82と、この係合突起82と相反する側でスイッチング部材81を斜め下方から規制する規制部材83とを有している。
スイッチング部材81は、前記図5に示した例と同様に、全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭を有し、検知スイッチ11のプランジャ(検知部)18に当接する頂部88と、係合突起82の押圧部86が当接する角部89と、規制部材83が当接する角部90とを備えている。2つの角部89・90の間には、正面視で略直線状をなす平坦な底辺部91が形成されている。
スイッチング部材81の中心部には、略水平方向に延在する略円形の断面形状をなす中心軸(支持手段)93が遊挿される略円形の断面形状をなす空所94が形成されており、スイッチング部材81が、検知スイッチ11をオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持されている。またスイッチング部材81は、所要の範囲を超える軸方向の移動を図示しないストッパで規制される。
係合突起82は、前記の各例と同様に、先端部に、スイッチング部材81の外周面に当接する押圧部86を備えており、この押圧部86は、側面ドア7の開閉動作に応じて係合突起82が回動するのに伴ってスイッチング部材81の斜め下方で進退動作し、特に側面ドア7の全閉位置の近傍では、中心軸93の軸方向に対して直交する略水平方向に進退動作し、この押圧部86の進退動作に応じたスイッチング部材81の昇降動作を円滑化する傾斜面86aが押圧部86に設けられている。
図15・図16・図17は、図14に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図である。図15(A)に示す状態Iでは、側面ドア7が全閉されており、係合突起82は、検知スイッチ11をオンとする作動位置を越える高さ位置にスイッチング部材81を押し上げている。この状態では、スイッチング部材81の一方の角部89が、係合突起82の押圧部86の上面86bに乗り上げて底面を規制されており、また他方の角部90が、前記図5に示した例での第2の係合突起43の押圧部49と同様に底面を規制されており、これによりスイッチング部材81が所定の高さ位置に保持される。
この状態から側面ドア7を開くと、図15(B)に示す状態II、図15(C)に示す状態IIIのように、側面ドア7の開動作に応じて係合突起82の押圧部86が後退し、これに伴ってスイッチング部材81も自重により降下して検知スイッチ11がオフとなる。さらに側面ドアを開くと、図16(A)に示す状態IVのように、支軸93及び規制部材83により支持された釣り合い位置でスイッチング部材81が静止し、図16(B)に示す状態Vのように、側面ドア7をさらに開いて側面ドア7の係合突起82が離れても、スイッチング部材81の姿勢に変化はない。
他方、側面ドア7を閉じると、図17(A)に示す状態VI、図17(B)に示す状態VIIのように、係合突起82の押圧部86がスイッチング部材81に当接した後、側面ドア7に加えられる押し込み操作力により押圧部86がスイッチング部材81を押し上げて、検知スイッチ11がオンとなり、側面ドア7を完全に閉じると、図15(A)に示す状態Iとなる。
図18は、図14に示した開閉検知機構の要部を詳しく示す斜視図である。スイッチング部材81では、係合突起82の押圧部86が当接する角部89の軸方向の端部に切り欠き101が形成されており、その切り欠き面(第1の当接部)102と、これに対して軸方向にずれた外周面部分(第2の当接部)103との間の段差により、側面ドア7の開閉動作に応じた係合突起82の押圧部86の進退動作に対するスイッチング部材81の昇降動作のタイミングを、開動作時と閉動作時とでずらすようにしている。
また係合突起82には、側面ドア7の開閉動作に応じた押圧部86の進退動作と連動して、この押圧部86の進退方向に対して直交する軸方向にスイッチング部材81を変位させて、その切り欠き面102を押圧部86に整合させる位置(第1の軸方向位置)と、切り欠き面102からずれた外周面部分103を押圧部86に整合させる位置(第2の軸方向位置)との間で、スイッチング部材81を行き来させる切替動作を行わせるためのばね(ばね手段)105及び誘導部106が設けられている。
誘導部106には、係合突起82の押圧部86の進退方向に対して傾斜した傾斜面107が形成されており、この傾斜面107は、スイッチング部材81の角部89に対して斜め下方から当接する押圧部86の上方において、スイッチング部材81の角部89に対して略水平方向から当接するように配置されている。ばね105は、引張ばねであり、切り欠き面102が押圧部86に整合する第1の軸方向位置から、切り欠き101からずれた外周面部分103が押圧部86に整合する第2の軸方向位置に向けてスイッチング部材81を変位させるように付勢する。
スイッチング部材81には、ばね105の付勢力F1が常時作用しており、矢印Aで示す向きにスイッチング部材81を変位させるように付勢しているが、側面ドア7の閉動作時には、側面ドア7に加えられる押し込み操作力に基づく押圧力F2が係合突起82に作用するため、誘導部106の傾斜面107の機能により、ばね105の付勢力F1に抗して、矢印Bで示す向きにスイッチング部材81を変位させる力が生じ、切り欠き101からずれた外周面部分103が押圧部86に整合する第2の軸方向位置にあるスイッチング部材81が、切り欠き面102が押圧部86に整合する第1の軸方向位置に向けて誘導される。
他方、側面ドア7の開動作時には、側面ドア7の押し込み操作力に基づく押圧力F2が係合突起82に作用することはなく、側面ドア7の開動作に追随して係合突起82が回動して押圧部86が後退すると、スイッチング部材81は、押圧部86に切り欠き面102が整合する第1の軸方向位置から、ばね105の付勢力F1により矢印Aで示す向きに変位して、切り欠き面102と軸方向にずれた外周面部分103に押圧部86が整合する第2の軸方向位置となる。
図19は、図14に示した開閉検知機構におけるスイッチング部材に対する係合突起の当接部分の変位状況を示す斜視図である。スイッチング部材81に対して係合突起82の押圧部86が当接する位置は、側面ドア7の開閉動作により係合突起82が回動するのに伴ってスイッチング部材81と押圧部86との当接角度が変化するのに応じて、スイッチング部材81の周方向に変化し、且つばね105及び傾斜面107の作用により、切り欠き面102に整合する位置とこれよりずれた外周面部分103に整合する位置との間で軸方向に変化する。
具体的には、図15(A)に示すように側面ドア7が全閉された状態Iでは、係合突起82の押圧部86がスイッチング部材81の底辺側の面111に当接し、このとき、押圧部86が切り欠き面102と整合する軸方向位置にあるため、側面ドア7が開動作するのに応じて、押圧部86が切り欠き101に入り込み、図15(B)に示す状態II、つづいて図15(C)に示す状態IIIとなる。
さらに側面ドア7が開動作すると、押圧部86が切り欠き101から抜け出し、スイッチング部材81に対する押圧部86の当接部分は、スイッチング部材81の斜辺側の面112に移動し、図16(A)に示す状態IVとなり、この状態では、ばね105の付勢力により押圧部86が軸方向に変位して、押圧部86の当接部分は、切り欠き101に対して軸方向にずれた外周面部分103となる。
次に、側面ドア7が閉動作すると、スイッチング部材81に対する押圧部86の当接部分は、切り欠き101に対して軸方向にずれた外周面部分103を周方向に変位し、図17(A)に示す状態VIとなり、さらに図17(B)に示す状態VIIとなる。そして、スイッチング部材81が傾斜面107に当接すると、傾斜面107の誘導機能により、押圧部86の当接部分は、スイッチング部材81の周方向に変位しながら、同時に切り欠き101側にも変位し、切り欠き101と軸方向に整合する図15(A)に示す状態Iとなる。
図20は、図14に示した開閉検知機構のヒステリシス特性を説明する図である。ここでは、横軸に係合突起82の押圧部86の進退位置を示し、縦軸にスイッチング部材81の昇降位置、具体的には検知スイッチ11のプランジャ18に当接する頂部88の位置を示している。
前記のように本開閉検知機構においては、スイッチング部材81に対する係合突起82の当接部分が、側面ドア7の開動作時と閉動作時とで異なる経路で変位し、開動作時に係合突起82の当接部分が通過するスイッチング部材81の切り欠き面(第1の当接部)102と、閉動作時に係合突起82の当接部分が通過するスイッチング部材81の外周面(第2の当接部)103との間には段差があるため、スイッチング部材81が検知スイッチ11をオンオフ作動させるタイミングが開動作時と閉動作時とでずれた状態となり、前記の例と同様のヒステリシス特性が現れる。
図21は、本発明による開閉検知機構が適用される用紙処理装置としてのフィニッシャ及び給紙ユニットを示す斜視図である。ここでは、用紙処理装置としてのフィニッシャ121及び給紙ユニット122が画像形成装置123に併設されている。フィニッシャ121は、画像形成装置123から排出された記録紙を複数の排紙トレイ125に分けて排出させる仕分け処理を行う他、複数枚の記録紙をステープルで綴じるステープル処理、記録紙に綴じ穴を穿設するパンチ処理、記録紙を中心線に沿って折り畳む中綴じ製本処理などの各種の仕上げ処理を行う機能を有している。給紙ユニット122は、画像形成装置123の給紙カセット126では収容不能な大量の記録紙を収容して画像形成装置123に記録紙を給紙するものである。
フィニッシャ121には、本体131の正面に正面ドア(開閉体)132が設けられ、また本体131の上面に上面ドア(開閉体)133が設けられており、これら正面及び上面の各ドア132・133を開くことで、画像形成装置123から排出された記録紙を複数の排紙トレイ125に導く搬送経路が外部に開放されると共に、ステープル処理などの各種の仕上げ処理を行う処理部が外部に露出されて、ここで紙づまりを起こした記録紙を排除するなどのメンテナンス作業を行うことができる。給紙ユニット122には、本体135の側面に側面ドア(開閉体)136が設けられており、この側面ドア136を開くことで、内部に収容した記録紙を画像形成装置123に向けて搬送する搬送経路が開放されて、搬送経路上で紙づまりを起こした記録紙を排除するなどのメンテナンス作業を行うことができる。
フィニッシャ121においては、図21(B)に示すように、正面及び上面の両ドア132・133の開閉状態が本発明による開閉検知機構141により検知され、これらのドア132・133のいずれかが開いた状態となると、画像形成装置123に対して警告信号が送信される。また、給紙ユニット122においては、側面ドア136の開閉状態が本発明による開閉検知機構142により検知され、この側面ドア136が開いた状態となると、画像形成装置123に対して警告信号が送信される。画像形成装置123においては、フィニッシャ121及び給紙ユニット122からの警告信号を受信して、制御部において動力系及び電気系の各部品への給電が停止され、また画像形成装置123の操作パネル128の表示部にドアが開いている旨の警告表示が行われる。フィニッシャ121及び給紙ユニット122に設けられる開閉検知機構141・142は、前記図2〜図20に示した構成のものを適宜に採用すれば良い。
なお、前記図2に示した第1の実施形態、及び図5に示した第2の実施形態では、2つのドアが共に閉じられた状態を1つの検知スイッチにより検知する構成とし、他方、図8に示した第3の実施形態、及び図14に示した第4の実施形態では、単一のドアの開閉状態を検知する構成としたが、それぞれ逆の構成とすることも可能である。
すなわち前記図2に示した第1の実施形態、及び図5に示した第2の実施形態で、単一のドア、例えば側面ドア7のみの開閉状態を検知する構成とすることが可能であり、この場合、第2の係合突起14・43を、第1の係合突起13・42と相反する側でスイッチング部材12・41を斜め下方から規制する規制部材に置き換えれば良い。また、前記図8に示した第3の実施形態、及び図14に示した第4の実施形態で、2つのドアが共に閉じられた状態を1つの検知スイッチにより検知する構成とすることが可能であり、この場合、規制部材63・83を、正面ドア8に設けられてこれと一体的に回動する係合突起に置き換えれば良い。
本発明にかかる開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置は、簡単な構造で取付誤差に影響されることなく検知スイッチの安定した作動を確保することができ、また複数のドアの開閉状況を1つの検知スイッチで検知する場合に、検知スイッチの作動機構の機械的構造を簡素化することができ、また開動作時と閉動作時とで検知スイッチの作動タイミングをずらして設定することができる効果を有し、開閉体の開閉状態を検知スイッチにより検知する開閉検知機構、並びにこれを備えた画像形成装置、例えばプリンタ、ファクシミリ装置、複写機、複合機など、及び用紙処理装置、例えば画像形成装置に併設されるフィニッシャや給紙ユニットなどとして有用である。
本発明による開閉検知機構が適用される画像形成装置を示す斜視図 図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第1の実施形態を示す斜視図 図2に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図 図2に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図 図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第2の実施形態を示す斜視図 図5に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図 図5に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び側面図 図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第3の実施形態を示す斜視図 図8に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図8に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図8に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図8に示した開閉検知機構の要部を詳しく示す斜視図 図8に示した開閉検知機構のヒステリシス特性を説明する図 図1に示した画像形成装置に適用される開閉検知機構の第4の実施形態を示す斜視図 図14に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図14に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図14に示した開閉検知機構の動作状況を示す正面図及び上面図 図14に示した開閉検知機構の要部を詳しく示す斜視図 図14に示した開閉検知機構におけるスイッチング部材に対する係合突起の当接部分の変位状況を示す斜視図 図14に示した開閉検知機構のヒステリシス特性を説明する図 本発明による開閉検知機構が適用される用紙処理装置としてのフィニッシャ及び給紙ユニットを示す斜視図
符号の説明
1 本体
7 側面ドア(開閉体)
8 正面ドア(開閉体)
9 開閉検知機構
11 検知スイッチ
12・41・61・81 スイッチング部材
13・14・42・43・62・82 係合突起
18 プランジャ(検知部)
21・57・69・94 空所
22・56・68・93 中心軸(支持手段)
24・26・46・49・66・86 押圧部
25・27・45・48・65・85 支軸
51・88 頂部
52・53・89・90 角部
54・91 底辺部
63・83 規制部材
71 小径部(第1の当接部)
72 大径部(第2の当接部)
75・106 誘導部
76・107 傾斜面
101 切り欠き
102 切り欠き面(第1の当接部)
103 外周面部分(第2の当接部)
74・105 ばね
132 正面ドア(開閉体)
133 上面ドア(開閉体)
136 側面ドア(開閉体)
141・142 開閉検知機構

Claims (9)

  1. 複数の開閉体が全て閉じられた状態を1つの検知スイッチにより検知する開閉検知機構であって、
    上下方向の変位により前記検知スイッチをオンオフ作動させる作動位置を挟んだ縦方向及び横方向に遊動可能に支持手段に支持されたスイッチング部材と、このスイッチング部材にスイッチング動作を行わせるために複数の前記開閉体にそれぞれ設けられた複数の係合突起とを有し、
    前記係合突起が、前記開閉体の開閉動作に応じて、前記作動位置より上方に前記スイッチング部材を上昇保持させる押上位置と、前記作動位置より下方に前記スイッチング部材を降下させる後退位置との間で進退動作する押圧部を備え、
    前記スイッチング部材が、前記検知スイッチに当接する頂部と、前記係合突起の押圧部が当接する角部と、この角部から前記押圧部の進退方向に沿う向きに延在する底辺部とを備えた全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、前記係合突起の押圧部は、前記開閉体の全閉位置近傍で、前記スイッチング部材の前記底辺部に沿って水平方向に変位する規制面を有したことを特徴とする開閉検知機構。
  2. 前記係合突起の押圧部が、その横方向の進退に応じて前記スイッチング部材を昇降させる傾斜面を備えたことを特徴とする請求項1に記載の開閉検知機構。
  3. 前記支持手段が、前記スイッチング部材の中心部に形成された空所内に遊挿された略水平方向の中心軸であり、この中心軸の軸線に直交する向きに遊動可能に前記スイッチング部材を支持することを特徴とする請求項1に記載の開閉検知機構。
  4. 開閉体の開閉状態を検知スイッチにより検知する開閉検知機構であって、
    所要のスイッチング動作により前記検知スイッチをオンオフ作動させるスイッチング部材と、前記開閉体の開閉動作に応じて前記スイッチング部材にスイッチング動作を行わせるために前記開閉体に設けられた係合突起とを有し、
    前記スイッチング部材に、開動作時に前記係合突起の押圧部が当接可能な第1の当接部と、閉動作時に前記係合突起の押圧部が当接可能な第2の当接部とが互いにずらして形成され、その2つの当接部の間に、前記係合突起の押圧部の進退動作に対する前記スイッチング部材のスイッチング動作のタイミングを開動作時と閉動作時とでずらす段差が設けられたことを特徴とする開閉検知機構。
  5. 前記押圧部と前記第1の当接部とが整合する第1の軸方向位置から、前記押圧部と前記第2の当接部とが整合する第2の軸方向位置に向けて変位するように、前記スイッチング部材を付勢するばね手段と、
    閉動作時に前記開閉体に加えられる操作力に基づく押圧力により、前記ばね手段による付勢力に抗して、前記第2の軸方向位置から前記第1の軸方向位置に向けて変位するように、前記スイッチング部材を誘導する誘導手段とを有することを特徴とする請求項4に記載の開閉検知機構。
  6. 前記スイッチング部材が、前記係合突起の押圧部が当接する外周面を、略円形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、
    前記第1の当接部となる外周面と、前記第2の当接部となる外周面とが、互いに中心線方向にずらして略同心状に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の開閉検知機構。
  7. 前記スイッチング部材が、前記検知スイッチの検知部に当接する頂部と、前記係合突起の押圧部が当接する角部と、この角部から前記押圧部の進退方向に沿う向きに延在する底辺部とを備え、全体として略三角形の断面形状をなす外形輪郭に形成され、
    前記押圧部が当接する角部に、切り欠きによって前記第1及び第2の各当接部が中心線方向にずらして形成されたことを特徴とする請求項4に記載の開閉検知機構。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の開閉検知機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の開閉検知機構を備えたことを特徴とする用紙処理装置。
JP2004301303A 2004-10-15 2004-10-15 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置 Expired - Fee Related JP4537170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004301303A JP4537170B2 (ja) 2004-10-15 2004-10-15 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004301303A JP4537170B2 (ja) 2004-10-15 2004-10-15 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006113346A JP2006113346A (ja) 2006-04-27
JP4537170B2 true JP4537170B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=36381911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004301303A Expired - Fee Related JP4537170B2 (ja) 2004-10-15 2004-10-15 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4537170B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5157297B2 (ja) * 2007-07-27 2013-03-06 富士ゼロックス株式会社 スイッチ機構及び画像形成装置
JP5423410B2 (ja) * 2010-01-12 2014-02-19 株式会社リコー インターロック装置およびこれを備えた画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152726A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Kyocera Corp インターロック機構
JP2003200634A (ja) * 2002-01-07 2003-07-15 Ricoh Co Ltd ドア等の状態検出機構及びドア等の開閉機構

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011072U (ja) * 1973-05-25 1975-02-04
JP2910976B2 (ja) * 1994-05-20 1999-06-23 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JPH1152813A (ja) * 1997-07-29 1999-02-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152726A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Kyocera Corp インターロック機構
JP2003200634A (ja) * 2002-01-07 2003-07-15 Ricoh Co Ltd ドア等の状態検出機構及びドア等の開閉機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006113346A (ja) 2006-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5495681B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
US10053312B2 (en) Sheet feeding apparatus and an image forming apparatus
KR101061297B1 (ko) 시트 급송 장치 및 화상 형성 장치
US20090066009A1 (en) Sheet feeding apparatus and image forming apparatus having the same
US20060255531A1 (en) Automatic printer stack edge guide alignment information
JP5178478B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
KR19990072708A (ko) 다수의종이카세트를취급할수있는종이공급방법및장치
JP2019011155A (ja) シート給送装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2018108873A (ja) 搬送装置、媒体排出装置及び画像形成装置
JP6682281B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP4537170B2 (ja) 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置
JP2008087877A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP3788516B2 (ja) シート供給装置及びこれに用いられるエンドガイド
JP5477355B2 (ja) 給紙装置
JP2006113347A (ja) 開閉検知機構並びにこれを備えた画像形成装置及び用紙処理装置
JP3950733B2 (ja) 画像形成装置
JP2020007105A (ja) 給紙カセット及び画像形成装置
JP4535833B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
US10273097B2 (en) Sheet supporting apparatus and image forming apparatus
JP4946944B2 (ja) 画像形成装置
JP2006103844A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2019189377A (ja) 画像形成装置
JP2018020862A (ja) シート積載装置
US20240017953A1 (en) Post-processing apparatus, image forming apparatus, and rotation paddle
JP2019034812A (ja) 積載装置、給送装置、画像形成装置、画像形成システム、および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100617

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees