JPH1152813A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1152813A
JPH1152813A JP9218025A JP21802597A JPH1152813A JP H1152813 A JPH1152813 A JP H1152813A JP 9218025 A JP9218025 A JP 9218025A JP 21802597 A JP21802597 A JP 21802597A JP H1152813 A JPH1152813 A JP H1152813A
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JP
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driving
unit
image forming
control
timing
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JP9218025A
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English (en)
Inventor
Koji Yano
耕司 矢野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動体を覆うカバーの開放時に駆動体が動作
してしまう異常を防止し、使用者の安全を確保した画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置の駆動部を覆うカバーの内
部側に長さの異なる2つの突起をカバー面に垂直に設
け、カバーが閉じられた時にこの長さの異なる2つの突
起にそれぞれ接触するように金属導体を設け、この金属
導体が突起によって加圧されることにより駆動体と電源
をつなぐインターロックスイッチと駆動体と駆動体を制
御するCPUとをつなぐメカニカルスイッチとがONさ
れる。突起の長さが異なるためにカバーが開かれると、
まずメカニカルスイッチが切断され、駆動体の動作が停
止される。その後インターロックスイッチが切断される
ためカバー開放時に駆動体が動作してしまう異常を防止
でき使用者の安全を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に駆動部への電力供給線を遮断するインターロッ
ク機構を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置において、機器の内
部を保護するために設けられた扉などの開閉機構が開か
れ、機器内部の駆動部などを露出する場合、駆動部に使
用者が接触し、指を挟み込まれる等の危険が発生しない
ように、インターロック機構と呼ばれる、開閉機構が開
かれると開閉機構の一部により加圧されていた駆動部へ
の電源線上に設けられたメカニカルスイッチが電力供給
線を遮断し、駆動体への電力供給を止めることで駆動部
を停止させる機能が設けられている。
【0003】さらに、上記のインターロック機構に加え
て、使用者が機器内部の駆動体に接触可能な状態になっ
た場合、駆動部に使用者が接触しても危険が生じないよ
うにするため、駆動部を制御する半導体制御素子から駆
動体などへの制御信号をソフトウェアによりOFFする
2重の構成が取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インターロック機構を有する画像形成装置の駆動部が動
作中に開閉機構が開かれると、メカニカルスイッチは駆
動部への電力供給線を切断し、駆動部の動作を停止させ
ることで使用者の安全を確保するが、駆動体が誘導性の
負荷である場合、電力供給線を遮断する際にメカニカル
スイッチの接点部には逆起電圧が発生し接点にダメージ
を与えたり、駆動体への入力電流によりアークが発生
し、接点部に異物が生成され接触不良等を発生すること
がある。
【0005】この問題を解決するためにはメカニカルス
イッチにより電力線を切断する前に駆動部をソフトウェ
ア等により停止させる必要があるが、使用者により開閉
機構が開かれることを制御部は事前に検知することがで
きないため、従来の構成ではメカニカルスイッチの接点
にダメージを与える恐れがあった。
【0006】また、機器が駆動体の動作を再開する場
合、リレー素子をONし電源線を接続する作業と半導体
制御素子の制御信号をONする作業の両方を行う必要が
ある。このときリレー素子により電源線を先に接続し、
その後、半導体の制御素子からの制御信号をONすれば
リレー素子の接点への影響は少ないが、先に半導体素子
からの制御信号をONし、その後、リレー素子により電
源線を接続すると、リレー素子の接点が閉じる際、駆動
体などへの突入電流が発生し接点を形成する金属部の溶
融や蒸発が発生し、これを繰り返すことで接点が溶着す
る現像や接点の開閉時に発生するアークにより金属部と
空気中の物質との反応により錆が発生する現象が起き
る。
【0007】接点の溶着が発生するとリレー素子による
安全回路が働かなくなり、使用者への安全性確保が不完
全となる。通常はソフトウェアによりリレー素子を先に
ONさせた後に半導体制御素子をONさせる方式が取ら
れるが、ソフトウェアのタイミング制御やリレー素子と
半導体制御素子のON信号に対する反応速度のばらつき
によってはリレー素子よりも半導体素子の方が先にON
し、リレー素子の接点に負担をかけることとなる。
【0008】さらに、駆動体などを停止させる際に制御
部は半導体制御素子への制御信号をOFFする作業とリ
レー素子の駆動信号をOFFさせる作業の両方を行う必
要がある。
【0009】半導体制御素子をOFFにした後にリレー
素子をOFFする場合、リレー素子の接点に対する影響
は少ないが、先にリレー素子をOFFし、その後、半導
体制御素子をOFFすると、駆動体が誘導性負荷の場
合、負荷をOFFした場合に発生する逆起電圧によりリ
レー素子の接点にダメージを与えたり、接点開放時に発
生するアークにより接点部に異物が生成され、接触不良
となる場合がある。
【0010】通常は制御部のソフトウェアにより、先に
半導体制御素子の制御信号をOFFした後、リレー素子
の制御信号をOFFするタイミング制御が行われるが、
ソフトウェアの異状等により半導体制御素子とリレー素
子のタイミングが逆になるとリレー素子の接点にダメー
ジを生じる場合がある。
【0011】本発明は、操作者が装置内部の駆動体に安
全に接触することができ、また同時に装置自身を保護す
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の画像形成装置は、画像を形成するための各
装置を駆動する駆動体を覆うカバーの内部側に2つの突
起をカバー面に垂直に設け、カバーが閉じられたときに
突起とそれぞれ接触するように導体を設け、導体が突起
によって加圧されることにより各装置と接続された2つ
の導線が導通されることを特徴としている。
【0013】2つの突起は長さが異なっており、長さの
違いによりカバーの開閉時に突起によって導体が加圧さ
れる時間に差が生じ、2つの導線が導通または切断され
るタイミングに時間差を生じるとよい。
【0014】2つの導線の一方は、駆動体と駆動体に電
力を供給する電源とを接続する導線で、他方は駆動体を
制御する制御手段と駆動体を接続する導線であり、制御
手段と接続された導線の方が電源に接続された導線より
も早く切断されるとよい。
【0015】本発明の画像形成装置は、画像を形成する
ための各装置を駆動する駆動体と、駆動体をON/OF
Fする第1の切り替え手段と、駆動体に電力を供給する
電源と駆動体との接続/遮断を切り替える第2の切り替
え手段と、第1の切り替え手段と第2の切り替え手段と
を制御する制御手段とを有し、制御手段は第2の切り替
え手段によって電源と駆動体を接続させてから駆動体を
ONすることを特徴としている。
【0016】制御手段が第2の切り替え手段を制御する
ための制御信号を遅延化させる遅延化手段をさらに有
し、遅延化手段が制御手段から第2の切り替え手段に送
られたONタイミング信号を取り込み、ONタイミング
信号のONタイミングを遅延化し、この遅延化されたO
Nタイミング信号のONタイミングに合わせたタイミン
グ信号を第1の切り替え手段に出力するとよい。
【0017】本発明の画像形成装置は、画像を形成する
ための各装置を駆動する駆動体と、駆動体をON/OF
Fする第1の切り替え手段と、駆動体に電力を供給する
電源と駆動体との接続を切り替える第2の切り替え手段
と、第1の切り替え手段及び第2の切り替え手段を制御
する制御手段とを有し、制御手段は第1の切り替え手段
により駆動体をOFFにしてから第1の切り替え手段に
よって電源と駆動体とを切り離すことを特徴としてい
る。
【0018】第2の切り替え手段に制御手段から出力さ
れる制御信号を遅延化させる遅延化手段をさらに有し、
遅延化手段が制御手段から第1の切り替え手段に送られ
たOFFタイミング信号を取り込み、OFFタイミング
信号のOFFタイミング遅延化し、この遅延化されたO
FFタイミング信号のOFFタイミングに合わせたタイ
ミング信号を第2の切り替え手段に出力するとよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図
7を参照すると本発明の画像形成装置の実施形態が示さ
れている。
【0020】<構成例1>まず、本発明の第1の実施形
態として、開閉機構の開閉に応じて電力供給線をON/
OFFするメカニカルスイッチに加え、電力供給線切断
用のメカニカルスイッチよりも早く開閉機構の開閉に反
応して,駆動部からの制御信号線をON/OFFするメ
カニカルスイッチを有する画像形成装置について説明す
る。
【0021】図1は本発明の画像形成装置の全体像を示
す全体図であり、図1中に示された1は画像形成装置の
駆動部を覆うカバーである。
【0022】図2は本実施形態において、駆動部を覆う
カバー面1に垂直に設けられた突起により電力供給線及
び制御信号線をON/OFFするメカニカルスイッチ及
びインターロックスイッチの構成を示す図である。図2
において、カバーを閉じたときにはカバーに垂直に設け
られた突起の加圧により、駆動部とつながれた導線の両
端部近辺に設けられた導体が導線を接続してこの回路を
導通状態にする。
【0023】図2において、2はカバーを閉めたときは
カバーの一部分により加圧され回路が導通状態となり、
カバーを開いたときにはカバーによる加圧がなくなり回
路を遮断状態にするインターロックスイッチ、3はイン
ターロックスイッチと同様の構成によりCPUと半導体
制御素子との接続/遮断を行う制御信号線上に設けられ
たメカニカルスイッチである。また接続切り替えを行う
突起の長さをメカニカルスイッチの切り替えを行う突起
の方を少し短くなるように設定している。この突起の長
さの違いによりインターロックスイッチよりもメカニカ
ルスイッチの方が先に回路を切断することができるよう
になる。
【0024】また図3は本実施形態の駆動部と駆動部を
制御する制御装置との接続関係を示す回路図である。図
3において2は図2に示されたインターロックスイッ
チ、3は図2に示されたメカニカルスイッチ、4は駆動
体を制御する半導体制御装置、5は半導体制御装置への
制御信号を発生し画像形成装置全体の動作制御を行うC
PU、6は画像形成装置を動作させるための駆動力を発
生する駆動体、7は半導体制御装置とCPUとの信号線
がメカニカルスイッチにより遮断されると自動的にHI
レベルの信号を入力するプルアップ抵抗である。CPU
から半導体制御装置にLOW(GND)レベル信号が入
力されると駆動体が動作を行い、CPUからHI(電源
電圧)レベルの信号が入力されると駆動体は停止状態に
移行する。
【0025】CPUによる制御により駆動体が動作して
いる状態で使用者によりカバーが開かれると、メカニカ
ルスイッチ3とインターロックスイッチ2はそれぞれの
設けられている信号線を遮断し、駆動体の動作を停止さ
せ使用者の安全を確保する。メカニカルスイッチ3、イ
ンターロックスイッチ2共にカバーの突起などにより加
圧され回路の接続/遮断を行うが、この突起の長さをイ
ンターロックスイッチよりもメカニカルスイッチ3の方
を少し短くしておくことにより、カバーが開く際、イン
ターロックスイッチ2よりもメカニカルスイッチ3の方
が先に回路を切断することができる。
【0026】このため使用者がカバーを開くとまずメカ
ニカルスイッチ3が制御信号線を遮断する。駆動体の半
導体制御装置の入力端子にはプルアップ抵抗7が備えら
れており、半導体制御装置とCPUとの信号線がメカニ
カルスイッチにより遮断されると自動的にプルアップ抵
抗7によってHIレベル信号が入力され、駆動体の動作
を停止させる。そして、インターロックスイッチが電力
供給線を遮断する時点では駆動体が動作を停止してお
り、駆動体への入力電流はなくなっている。このため、
インターロックスイッチの接点でのアーク発生などを防
止し、接点への負担を軽減することができる。またイン
ターロックスイッチが電力供給線を遮断するため駆動体
の半導体制御素子が動作異常を起こした場合でもカバー
開放時に駆動体が動作してしまう異常を防止でき、使用
者の安全も確保することができる。
【0027】<構成例2>次に本発明の第2の実施形態
として、駆動部を半導体制御素子によりソフト的に制御
すると共に駆動体と電力供給線との接続をリレー素子等
を用いてハード的に制御する機構を有し、駆動部への電
源供給動作を画像形成装置自身に負担をかけることなく
行うことができる画像形成装置について説明する。
【0028】図4は本発明の第2の実施形態の構成を表
すブロック構成図である。図4において、8は画像形成
装置を駆動する動力を発生する駆動体、9は駆動体のO
N/OFFを制御する半導体制御素子、10は駆動体へ
の電力供給線を遮断するリレー素子、11はリレー素子
のON/OFFを制御するリレー素子ドライバ、12は
駆動体の半導体制御素子とリレー素子のドライバに対し
て制御信号を発生するCPU、13はCPUから発生さ
れる半導体制御素子の制御信号とリレー素子のドライバ
への制御信号を入力し、半導体制御素子への制御信号を
出力する論理回路、14はある一定の信号遅延を生じる
遅延素子である。
【0029】本実施形態においては、半導体制御素子
9、リレー素子ドライバ11共にCPUからのLOW
(GNDレベル)信号を受けると駆動体およびリレー素
子をONし、HI(電源電圧レベル)を受けると駆動体
およびリレー素子をOFFする。
【0030】CPUは駆動体をOFFからONの状態に
移行させる際、まずリレー素子ドライバ11への制御信
号をHI(インアクティブ)からLOW(アクティブ)
に切り替え、その後半導体制御素子への制御信号をHI
(インアクティブ)からLOW(アクティブ)に切り替
える制御を行う。
【0031】しかしリレー素子は内部の巻き線に電流を
流し、そこで発生する磁界を利用してリレーのON/O
FFを行うため、リレー素子ドライバはある程度の電流
を制御する必要があり、ダーリントン接続されたトラン
ジスタなどが用いられることが多い。このためリレー素
子ドライバと半導体制御素子の制御信号に対する反応速
度を比較するとリレー素子ドライバの方が制御信号に対
する反応が遅くなることが多い。CPU12がリレー素
子ドライバをONにしてから半導体制御素子をONにす
る信号切り替えを行っても、そのインターバルが短いと
リレー素子がONする前に半導体制御素子がONしてし
まい、リレー素子が電力供給線を接続した際に突入電流
により接点にダメージを受けることがある。
【0032】上記の問題を解決するために、論理回路1
3は半導体制御素子への制御信号(信号4)をCPUか
ら出力される半導体制御素子への制御信号(信号2)と
リレー素子ドライバへの制御信号(信号1)に遅延を加
えた信号との論理積により出力する。これによりリレー
素子ドライバへの制御信号(信号1)がLOW(アクテ
ィブ)にならない限り半導体制御素子への制御信号(信
号4)はLOW(アクティブ)とならず、またリレー素
子ドライバと半導体制御素子への制御信号(信号1及び
信号2)がCPUにより同時にLOWに切り替えられて
も半導体制御素子への制御信号(信号4)は遅延回路の
遅延時間分だけLOWとなるのがおくれる。
【0033】図5は図4中に示された信号1に対する信
号2の出力タイミングを変えたときに信号4がHIから
LOWに切り替わるタイミングを示した図である。
【0034】遅延回路による遅延時間をリレー素子ドラ
イバの遅延時間以上に設定することでソフトウェアが異
常状態に陥り、どのような順序でリレー素子と半導体制
御素子をONしてもかならずリレー素子をONしてから
半導体制御素子をONするのでリレー素子の接点保護を
確実に行うことができる。
【0035】<構成例3>次に本発明の第3の実施形態
として、駆動部を半導体制御素子によりソフト的に制御
すると共に駆動体と電力供給線との接続をリレー素子等
を用いてハード的に制御する機構を有し、駆動部への電
源供給停止動作を画像形成装置自体に負担をかけること
なく行うことができる画像形成装置について説明する。
【0036】図6は本発明の画像形成装置の第3の実施
形態の構成を表すブロック構成図である。図6におい
て、15は画像形成装置を駆動する動力を発生する駆動
体、16は駆動体のON/OFFを制御する半導体制御
素子、17は駆動体への電力供給線を遮断するリレー素
子、18はリレー素子のON/OFFを制御するドライ
バ、19は駆動体の半導体制御素子とリレー素子のドラ
イバに対して制御信号を発生するCPU、20はCPU
から発生される半導体制御素子の制御信号とリレー素子
のドライバへの制御信号を入力し、リレー制御ドライバ
への制御信号を出力する論理回路、21はある一定の信
号遅延を生じる遅延素子である。
【0037】本実施形態においては、半導体制御素子、
リレー素子ドライバ共にCPUからのLOW(GNDレ
ベル)信号を受けると駆動体およびリレー素子をON
し、HI(電源電圧レベル)を受けると駆動体およびリ
レー素子をOFFする設定とする。
【0038】CPU19から出力される制御信号は半導
体制御素子16及びリレー素子ドライバ18に入力され
る。半導体制御素子16に対する制御信号(信号6)は
CPUから直接入力されるが、リレー素子ドライバ18
への制御信号(信号7)はCPUからリレー素子ドライ
バへの信号(信号5)と遅延回路を通した半導体制御素
子への制御信号(信号6)との論理和により生成され
る。
【0039】このため半導体制御素子16への制御信号
(信号6)がLOW(アクティブ)な状態ではCPUが
リレー素子ドライバへHI(インアクティブ)信号を出
力してもリレー素子はOFFしない。またCPUが半導
体制御素子とリレー素子ドライバへの制御信号を同時に
HI(インアクティブ)にしてもリレー素子ドライバへ
の制御信号のLOW→HIへの切り替わりは遅延素子に
よる遅延時間分遅くなる。
【0040】図7は図6に示された信号6に対する信号
5の出力タイミングを変えたときに信号7がLOWから
HIに切り替わるタイミングを示した図である。
【0041】遅延素子の上記の動作によりCPUが駆動
体をどのようなタイミングで半導体制御素子とリレー素
子ドライバへの制御信号を切り替えても常に半導体制御
素子をOFFにしてからリレー素子をOFFにするた
め、リレー素子が電力供給線を遮断する際には駆動体へ
の入力電流がなくなっており、リレー素子の接点部での
アーク等の発生を防止でき、接点部を保護することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、駆動体を覆うカバーの内部側
に2つの突起をカバー面に垂直に設け、カバーが閉じら
れたときに突起とそれぞれ接触するように金属導体を設
け、金属導体が突起により加圧されることにより2つの
導線が導通されることにより、使用者が駆動体を覆った
カバーを取り去るときに駆動体の動作を停止させること
で使用者の安全を確保することができる。
【0043】請求項2記載の画像形成装置によれば、2
つの導線が導通または切断されるタイミングに時間差が
生じることにより、例えば駆動体が接続された回路にお
いて最初に回路が切断されたときに駆動体をOFFに
し、さらに次の回路の切断時に駆動体に電力を供給する
電源との接続を切ることにより駆動部への電流の流れ込
みを防止し、画像形成装置を保護することがきる。
【0044】請求項3記載の画像形成装置によれば、制
御手段によってソフト的に駆動体をOFFにしてから電
源との接続を切ることにより駆動体への電流の流れ込み
を防止し、画像形成装置を保護することができる。
【0045】請求項4記載の画像形成装置によれば、駆
動体を制御する制御手段のタイミングや第2の切り替え
手段の反応速度によらず常に第2の切り替え手段によっ
て電源と駆動体を接続させてから第1の切り替え手段に
よって駆動体をONすることにより第2の切り替え手段
の接点を保護し、使用者の安全性を確保することができ
る。
【0046】請求項5記載の画像形成装置によれば、遅
延化手段が制御手段から第2の切り替え手段に送られた
ONタイミング信号を取り込み、ONタイミング信号の
ONタイミングを遅延化し、この遅延化されたONタイ
ミング信号のONタイミングに合わせたタイミング信号
を第1の切り替え手段に出力することにより、電源を駆
動体と接続してから駆動体をONすることにより第2の
切り替え手段の接点を保護し、使用者の安全性を確保す
るとができる。
【0047】請求項6記載の画像形成装置によれば、制
御手段の制御信号切り替えタイミングによらず、確実に
駆動体をOFFにした後に第2の切り替え手段によって
電源との接続を切断することにより、第2の切り替え手
段の接点保護を行うことができる。
【0048】請求項7記載の画像形成装置によれば、遅
延化手段が制御手段から第1の切り替え手段に送られた
OFFタイミング信号を取り込み、OFFタイミング信
号のOFFタイミングを遅延化し、この遅延化されたO
FFタイミング信号のOFFタイミングに合わせたタイ
ミング信号を第2の切り替え手段に出力することによ
り、電源と駆動体途の接続を断つときには駆動体への入
力電流がなくなり、第2の切り替え手段の接点でのアー
ク等の発生を防止することができ、接点部を保護するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体の構成を表す全体
図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第1の実施形態におけ
るスイッチ部の構成を表す部分構成図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第1の実施形態の駆動
部と駆動部を制御する制御装置との接続関係を示す回路
図である。
【図4】本発明の画像形成装置の第2の実施形態の構成
を表す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における各装置間で出
力される信号のタイミングを表した図である。
【図6】本発明の画像形成装置の第3の実施形態の構成
を表す回路図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における各装置間で出
力される信号のタイミングを表した図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 インターロックスイッチ 3 メカニカルスイッチ 4、9、16 半導体制御素子 5、12、19 CPU 6、8、15 駆動体 7 プルアップ抵抗 10、17 リレー素子 11、18 リレー素子ドライバ 13 論理積回路 14、21 遅延素子 20 論理和回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成するための各装置を駆動する
    駆動体を覆うカバーの内部側に2つの突起を前記カバー
    面に垂直に設け、前記カバーが閉じられたときに前記突
    起とそれぞれ接触するように導体を設け、前記導体が前
    記突起によって加圧されることにより各装置と接続され
    た2つの導線が導通されることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記2つの突起は長さが異なっており、
    長さの違いにより前記カバーの開閉時に前記突起によっ
    て前記導体が加圧される時間に差が生じ、前記2つの導
    線が導通または切断されるタイミングに時間差を生じる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの導線の一方は、前記駆動体と
    前記駆動体に電力を供給する電源とを接続する導線で、
    他方は前記駆動体を制御する制御手段と駆動体を接続す
    る導線であり、前記制御手段と接続された導線の方が前
    記電源に接続された導線よりも早く切断されることを特
    徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像を形成するための各装置を駆動する
    駆動体と、 前記駆動体をON/OFFする第1の切り替え手段と、 前記駆動体に電力を供給する電源と前記駆動体との接続
    /遮断を切り替える第2の切り替え手段と、 前記第1の切り替え手段と前記第2の切り替え手段とを
    制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記第2の切り替え手段によって前記電
    源と前記駆動体を接続させてから前記駆動体をONする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が前記第2の切り替え手段
    を制御するための制御信号を遅延化させる遅延化手段を
    さらに有し、 前記遅延化手段が前記制御手段から第2の切り替え手段
    に送られたONタイミング信号を取り込み、前記ONタ
    イミング信号のONタイミングを遅延化し、この遅延化
    された前記ONタイミング信号のONタイミングに合わ
    せたタイミング信号を前記第1の切り替え手段に出力す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像を形成するための各装置を駆動する
    駆動体と、 前記駆動体をON/OFFする第1の切り替え手段と、 前記駆動体に電力を供給する電源と前記駆動体との接続
    を切り替える第2の切り替え手段と、 前記第1の切り替え手段及び第2の切り替え手段を制御
    する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記第1の切り替え手段により前記駆動
    体をOFFにしてから前記第1の切り替え手段によって
    前記電源と前記駆動体とを切り離すことを特徴とする画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の切り替え手段に前記制御手段
    から出力される制御信号を遅延化させる遅延化手段をさ
    らに有し、 前記遅延化手段が前記制御手段から第1の切り替え手段
    に送られたOFFタイミング信号を取り込み、前記OF
    Fタイミング信号をOFFタイミング遅延化し、この遅
    延化された前記OFFタイミング信号のOFFタイミン
    グに合わせたタイミング信号を前記第2の切り替え手段
    に出力することを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
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