JP4536953B2 - レーザ治療装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、治療レーザ光を皮膚に照射してレーザ治療を行うレーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来技術】
皮膚科で使用されるレーザ装置、例えば、脱毛用のレーザ装置ではレーザ光の照射にハンドピースが使用されている。また、皮膚科のレーザ装置では、レーザ照射による皮膚の発熱を抑えるために、レーザ照射部位の皮膚を冷却しながらレーザ照射を行う。皮膚の冷却手段としては、冷却水等で冷却された透明ガラスからなるウィンドウの接触面を皮膚に接触させる方式が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置には次のような問題があった。すなわち、上記のような皮膚の冷却方式においては、冷却されたウィンドウの接触面を皮膚に押し当てるが、身体の部位によっては皮膚の凹凸によりウィンドウが十分に密着しなかったり、押し当てが不十分でウィンドウが浮いてしまうことがった。ウィンドウと皮膚との接触(当接)が不十分であると、レーザ照射による皮膚の発熱を十分に抑えることができなくなる。また、皮膚に対するハンドピースの保持が不安定となり、レーザ照射位置がずれ易い。
【0004】
さらにまた、レーザ照射領域より広い範囲を対象とする場合、ハンドピースを移動させてレーザ照射を行うが、レーザ照射後の皮膚表面の状態は目視レベルでは差異がほとんど見られず、レーザ照射がされた部位とされていない部位を見分けることが難しいという問題があった。このため、レーザ照射を繰り返す間に、レーザ光を同じ部位に重ねて照射してしまったり、逆に照射されない部位ができてしまったりすることがあった。
【0005】
本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、皮膚をより確実に冷却でき、また、レーザ照射を施した部位の確認をし易くできるレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。さらにまた、ハンドピースの保持をより安定させることができるレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 治療用レーザ光源からのレーザ光を所期する位置に照射するための照射光学系を持つハンドピースと、前記レーザ光及び可視光を透過すると共に皮膚に接触する接触面を持つウィンドウであって、レーザ光が通過する所定位置にて前記ハンドピースに取り付けられたウィンドウと、該ウィンドウを冷却する冷却手段と、を備え、前記ウィンドウの接触面が押し当てられる皮膚にレーザ光を照射するレーザ治療装置において、前記ウィンドウの下に位置する皮膚を吸い付けて前記接触面に皮膚を強制的に接触させる吸引手段であって、前記ウィンドウの側面を取り囲むように配置されると共に前記ウィンドウの接触面より下に突出して皮膚に接触する形状をもつ枠部材と、該枠部材の突出した内壁面に形成された吸引孔と、該吸引孔に連通する吸引源と、を有する吸引手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)のレーザ治療装置において、前記枠部材は前記ウィンドウの接触面より皮膚側に突出して皮膚に当接する軟性弾性部材で作成されたスカート部を持つことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について一実施形態を挙げ、図面に基づいて説明する。図1は脱毛治療等に使用されるレーザ治療装置の外観略図であり、図2は光学系及び制御系の概略構成を示す図である。
【0016】
レーザ装置本体1の正面には大型の液晶(LCD)パネル2が設けられており、LCDパネル2には各種設定条件が表示されるとともに、LCDパネル2上に表示される操作キーに触れることで各種の設定が可能なタッチパネルとなっている。また、レーザ装置本体1内部には、後述するウィンドウ44に皮膚を強制的に接触させるための吸引力を発生する真空ポンプ17が内蔵されている。レーザ装置本体1の上部からはレーザ光を照射するハンドピース20まで通信ケーブル3、ファイバケーブル4、吸引チューブ18が伸延している。
【0017】
5はハンドピース20側に供給する冷却水を冷却して循環させるためのチラーである。チラー5から伸びている2本の冷却チューブ7は、前述の通信ケーブル3、ファイバケーブル4、吸引チューブ18と束ねられ、集中ケーブル8に一本にまとめられている。9はレーザー照射のトリガとなるフットスイッチである。
【0018】
図2において、10は治療用レーザ光を出射するレーザ光源部であり、レーザ光源部10は多数の半導体レーザを有する。各半導体レーザを出射したレーザ光はそれぞれに対応して配置されたレンズ12aにより各ファイバ13aの端面にそれぞれ集光されて入射する。各ファイバ13aは出射端面側で束ねられており、各半導体レーザから出射されたレーザ光はファイバ出射側でまとめられ、高出力のレーザ光として治療に利用される。本実施形態では治療用レーザ光に800〜820nmの波長の近赤外光を利用している。
【0019】
また、エイミング光源11から出射するエイミング光は、集光レンズ12bにより集光され、ファイバ13bに入射する。ファイバ13bの出射側端面はファイバ13aの出射側端面と共に束ねられており、エイミング光はファイバ13bを出射後、治療用レーザ光と同様の光路を進行する。本実施形態ではエイミング光束には620〜650nmの波長の赤色可視光を利用している。
【0020】
束ねられた各ファイバ13a,13bの出射端面から出射するレーザ光(エイミング光も含む)は集光レンズ群14により集光され、ファイバケーブル4に入射する。ファイバケーブル4はハンドピース20に接続されており、レーザ光はハンドピース20に導光される。
【0021】
ハンドピース20のスキャナヘッド20aには第一ミラー23,第二ミラー24が設けられており、第一ミラー23,第二ミラー24をそれぞれ第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24aを駆動して回転させることで、XY方向の各々にレーザ光の照射位置を移動(揺動)させ、広範囲に渡って治療用レーザ光を走査することができる。ファイバケーブル4からスキャナヘッド20a内に入射したレーザ光は、ミラー21により光軸を曲げられ、コリメータレンズ22により平行光束にされた後、第一ミラー23,第二ミラー24でXY方向に振られ、集光レンズ25により直径5mm程の円形スポット光として治療部位に照射される。
【0022】
また、ハンドピース20の上部には、真空ポンプ17のON/OFFスイッチ19が設けられている。
【0023】
図3はハンドピース20の下方部分の側面断面図である。スキャナヘッド20aの下方には断熱性に優れたポリアセタール樹脂製のスキャナ支基26が固定されている。スキャナ支基26には、熱伝導性の良いアルミ製のウィンドウ取付板27がネジ止めされている。28は電子熱交換器であるペルチェ素子である。ペルチェ素子28は、アルミ製の冷却板29とウィンドウ取付板27にはさまれる格好で取付けられており、ウィンドウ取付板27側が吸熱側(冷却側)となり、冷却板29側が放熱側となるように電流が流される。冷却板29の内部には冷却水が循環する流路が形成されており、チラー5で冷却された冷却水は冷却チューブ7、配水管30を通って冷却板29内を循環し、冷却板29を介してペルチェ素子28で放熱された熱を吸熱する。
【0024】
31はウィンドウ取付板27の下端に取付けられた温度センサであり、温度センサ31はウィンドウ取付板27の温度を検知し、この温度検知に基づき制御部15によってペルチェ素子28の温度がコントロールされる。
【0025】
ウィンドウユニット40は、熱伝導率の良い透明サファイアガラスのウィンドウ44、このウィンドウ44を保持する側面形状が略L字状のウィンドウフレーム41から構成される。ウィンドウ44は治療レーザ光及び可視光を透過すると共に皮膚に接触する接触面44aを持つ。
【0026】
ウィンドウフレーム41は、熱伝導率の良い材質(本実施の形態ではアルミ材)からなり、ウィンドウ44の側面を取り囲む形でウィンドウ44を保持するように横方向に張り出した枠部41bと、この枠部41bのウィンドウ取付板27に取付けるための背板部41aを持つ。枠部41bはウィンドウ44の接触面44aより下側(接触させる皮膚側)に突出した形状を持つ。枠部41bの四方向に突出した内壁面には、吸引孔41cが多数設けられている。各吸引孔41cは背板部41aに形成された1本の吸引通路41dにまとめられている。また、枠部41bの四方向に突出した下部には、皮膚に当接する幅の狭いエッジ41eが形成されている。ウィンドウ44の接触面44aからエッジ41eの先端までの距離は、0.5〜5mmとするのが好ましく、さらに好ましくは1〜3mmとする。
【0027】
ウィンドウフレーム41の背板部41aは、2つのネジ32によってウィンドウ取付板27に取付けられ構造になっている。この取付けにより、ペルチェ素子28によって冷却されたウィンドウ取付板27は、ウィンドウフレーム41を冷却し、さらにウィンドウ44を冷却する。こうした構造により、ウィンドウ44の熱がウィンドウフレーム41、ウィンドウ取付板27、ペルチェ素子28へと伝わり、吸熱される。ウィンドウ44の温度を下げることにより、患者の皮膚を冷却することができる。
【0028】
ウィンドウ取付板27の内部には、吸引チューブ18に連通する空気孔である吸引通路27aが形成されている。吸引通路27aはウィンドウ取付板27にウィンドウフレーム41を取付けた時に、ウィンドウフレーム41の吸引通路41dと連結される。両者の連結部は空気が洩れない様にOリング33が嵌まっている。
【0029】
なお、スキャナヘッド20aから出射したレーザ光がウィンドウ44の接触面44a付近に集光するように、接触面44aと集光レンズ25との距離が設計されている。
【0030】
また、ウィンドウユニット40はネジ32を外すことにより脱着可能である。治療面の形状に応じて、大きさが大きいウィンドウ、小さいウィンドウ、形状が長方形のウィンドウ等、各種ウィンドウに取換え可能である。
【0031】
図2において、制御部15にはLCDパネル2、チラー5からの冷却水が正常に循環しているかどうかを確認するフロースイッチ6、メモリ16、フットスイッチ9が接続されている。また、ハンドピース20側のスイッチ19、温度センサ31、第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24a、ペルチェ素子28は通信ケーブル3を介して制御部15に接続されている。
【0032】
以上のような構成を有するレーザ治療装置において、その動作について以下に説明する。
【0033】
術者はLCDパネル2に表示されている設定用キーを操作することで照射条件を設定する。走査パターン形状については、メモリ16に予め記憶されたものから選択でき、円形パターン、正方形パターン、長方形パターン、ラインパターン等が用意されている。また、液晶パネル2のキー操作によって冷却機構を作動させる。ペルチェ素子28及びチラー5を駆動させることによりウィンドウ44が冷却される。
【0034】
術者は装置本体1側の準備が整ったら、図示なきREADYスイッチを押して装置をREADY状態にした後、ハンドピース20を手で保持してウィンドウユニット40を患部上に当接させる。スキャンヘッド20aからは光源11によるエイミング光が照射され、そのエイミング光は選択した走査パターン形状に従って第一ミラー23,第二ミラー24の駆動により繰返し走査される。術者はウィンドウ44を通して観察される患部とエイミング光の照射位置を確認しながら、目的とする患部に合うようにハンドピース20の位置を調整する。
【0035】
術者はエイミング光の観察による照射部位の位置合わせができたら、スイッチ19を押して真空ポンプ17を作動させる。真空ポンプ17を作動させると、吸引チューブ18、吸引通路27a,41d、吸引孔41cを経て、図4(a)に示すように、ウィンドウ44と共にエッジ41eを皮膚表面に押し当てたときにできる空隙内の空気が吸引される。これにより、図4(b)のように、皮膚表面が吸い付けられ、ウィンドウ44の接触面44aに皮膚を強制的に密着させることができるようになる。また、ウィンドウ44を単に皮膚に押し当てる場合に比べ、押し当ての力を緩めても、接触面44aへの皮膚の接触を維持することができ、より確実に皮膚を冷却できる。さらに、皮膚に対するウィンドウ44の接触の固定力が増し、ハンドピースの保持が安定しやすくなる。すなわち、ハンドピース20が皮膚に対してずれにくくなるため、レーザ照射の位置ずれを抑えることができる。
【0036】
その後、フットスイッチ9が押されると、制御部15は第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24aを駆動制御してレーザ光源部10からのレーザ光を走査し、選択された走査領域の治療部位にレーザ光を照射する。予め設定された照射時間が過ぎると、制御部15はレーザ照射の終了に連動して真空ポンプ17の作動を停止し、ウィンドウ44側に皮膚が吸引されないようにする。これにより、再びハンドピース20の移動が可能になる。もちろん、皮膚の吸引後にハンドピース20を移動する必要があるときには、スイッチ19を押すことにより真空ポンプ17の作動をマニュアルで停止させることもできる。
【0037】
また、上記のように皮膚をウィンドウ44側に強制的に吸い上げたきには、枠部41bが持つエッジ41eにより、図5に示すようにその吸引跡(密着跡)50が皮膚表面に残るようになる。実際にレーザ照射がされた部位の変化が視覚的に起きない場合にも、この吸引跡50を目印としてレーザ照射の範囲を視覚的に把握できるようになる。したがって、この吸引跡50を目印として次の治療部位の位置決めがしやすくなる。このことにより、広い範囲を対象として隣接する部位にレーザ照射を行う場合、同じ部位に重ねてレーザ照射してしまうことや、隣り合わせた治療部位にレーザ照射されない隙間があいてしまうことを防止しやすくなる。
【0038】
図6は、上記ウィンドウユニット40を変更した変容例を示す図である。枠部41bの下部には、エッジ41eを取り囲むように形成されたシリコンゴム等のフレキシブルに変形する素材でできたスカート部46が空気洩れしない様に接着されている。このスカート部46により、例えば、腕や足などの曲率半径の比較的小さい部位や、治療部が凹凸である皮膚の場合でも、ウィンドウユニット40のスカート部46を治療部のまわりの皮膚と密着でき、スカート部46に覆われた空間の空気を吸引しやすくなる。これにより、接触面44aへの皮膚の接触を維持し、より確実に皮膚を冷却でき、ハンドピースの保持を安定させことができる。
【0039】
図7は、ウィンドウ44の接触面に皮膚を接触させる機構の変容例を示す図である。図7(a)は図3と同じく、ウィンドウフレーム41´を側方から見たときの断面図、図7(b)はウィンドウフレーム41´を下から見たときの図である。図7(a)、(b)に示すウィンドウフレーム41´の枠部41b´は、ウィンドウ44の接触面44aと略同じ高さ位置で皮膚に接触する当接面(枠部41b´の下面)を持つ。枠部41b´の当接面には多数の吸引孔41c´が設けられており、各吸引孔41c´は背板部41a側の吸引通路41dにまとめられている。この例では、ウィンドウ44の四方を囲む枠部41b´の枠方向に沿う長孔の吸引孔41c´を形成しているが、その形状は丸形状であっても良い。
【0040】
こうした構成においても、真空ポンプ17を作動させると、吸引孔41c´に皮膚が吸い付けられる。皮膚の吸い付けを十分に行いたい時は、ウィンドウ44と共に枠部41bを皮膚表面に押し当てて吸引する。また、この構成の場合においても、皮膚を吸い付ける吸引孔41c´の孔のエッジ部分により吸引跡が皮膚に形成される。なお、冷却を必要とせず、単に吸引跡を皮膚に形成する場合には、吸引孔41c´を持つと共に、枠の内側がレーザ照射領域をカバーする大きさを持つ枠部41b´のみで構成すれば良い。吸引により枠部41b´に皮膚が吸い付けられるため、ハンドピース20の保持自体も安定する。
【0041】
また、図7の変容例においては、吸引孔41c´はウィンドウ44の周辺に設けても良い。この場合、ウィンドウ44内に背板部41a側の吸引通路41dに繋がる吸引通路を、ウィンドウの二重構造等により形成する。さらに、ウィンドウ44の接触面全体に亘って、小孔の吸引孔を設けても良い。その場合には、ウィンドウ44を通過する治療レーザ光のエネルギ分布が治療効果に影響しない大きさとすれば良い。
【0042】
以上の説明では、レーザ照射の終了に連動して吸引を自動的に停止するようにしたが、皮膚とのウィンドユニット40の接触を検知することで吸引の開始も自動化することができる。例えば、図8に示すように、皮膚との接触を検知するタッチセンサ(マイクロスイッチ等)60をウィンドウ取付板27の下に取付ける。センサ60からの出力が接続される制御部15は、センサ60による検知信号が入力されたときに、真空ポンプ17を作動させ、吸引を開始する。吸引の停止はレーザ照射の終了に連動して行う。
【0043】
皮膚との接触を検知する機構としては、ウィンドユニット40〜冷却板29等がスキャナ支基26に対して一体的に上下移動可能とする構造にし、皮膚との接触によりウィンドユニット40等が上に移動したことを検知するセンサをスキャナ支基26側に設ける構成とすることもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、皮膚の冷却をより確実に行うことができる。また、レーザ照射を施した部位の特定がし易くなる他、ハンドピースの保持の安定性が増し、レーザ照射位置のずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱毛治療等に使用されるレーザ治療装置の外観略図である。
【図2】光学系及び制御系の要部構成の概略図である。
【図3】ウィンドウユニット及び冷却機構を示す図である。
【図4】ウィンドウへの皮膚の吸引を説明する図である。
【図5】ウィンドウの吸引跡を示す図である。
【図6】ウィンドウユニットの変容例を説明する図である。
【図7】ウィンドウの吸引機構の変容例を説明する図である。
【図8】皮膚との接触を検知するタッチセンサを取付けたハンドピースを説明する図である。
【符号の説明】
1 レーザ装置本体
4 ファイバケーブル
5 チラー
10 レーザ光源部
15 制御部
17 真空ポンプ
20 ハンドピース
27 ウィンドウ取付板
28 ペルチェ素子
40 ウィンドウユニット
41 ウィンドウフレーム
41b 枠部
41b´ 枠部
41c 吸引孔
41c´ 吸引孔
41e エッジ
44 ウィンドウ
46 スカート部
60 センサ
Claims (2)
- 治療用レーザ光源からのレーザ光を所期する位置に照射するための照射光学系を持つハンドピースと、前記レーザ光及び可視光を透過すると共に皮膚に接触する接触面を持つウィンドウであって、レーザ光が通過する所定位置にて前記ハンドピースに取り付けられたウィンドウと、該ウィンドウを冷却する冷却手段と、を備え、前記ウィンドウの接触面が押し当てられる皮膚にレーザ光を照射するレーザ治療装置において、前記ウィンドウの下に位置する皮膚を吸い付けて前記接触面に皮膚を強制的に接触させる吸引手段であって、前記ウィンドウの側面を取り囲むように配置されると共に前記ウィンドウの接触面より下に突出して皮膚に接触する形状をもつ枠部材と、該枠部材の突出した内壁面に形成された吸引孔と、該吸引孔に連通する吸引源と、を有する吸引手段と、を備えることを特徴とするレーザ治療装置。
- 請求項1のレーザ治療装置において、前記枠部材は前記ウィンドウの接触面より皮膚側に突出して皮膚に当接する軟性弾性部材で作成されたスカート部を持つことを特徴とするレーザ治療装置。
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