JPS6334745B2 - - Google Patents
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- JPS6334745B2 JPS6334745B2 JP56068996A JP6899681A JPS6334745B2 JP S6334745 B2 JPS6334745 B2 JP S6334745B2 JP 56068996 A JP56068996 A JP 56068996A JP 6899681 A JP6899681 A JP 6899681A JP S6334745 B2 JPS6334745 B2 JP S6334745B2
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- Japan
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- laser
- laser diode
- rubber bag
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- rubber
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Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電子回路にて出力を制御自在にされ
たレーザーダイオードを備え鍼灸効果を意図する
レーザー治療に用いるレーザー光線照射器に関す
る。
たレーザーダイオードを備え鍼灸効果を意図する
レーザー治療に用いるレーザー光線照射器に関す
る。
近年、レーザー光線を皮膚に照射すると鍼灸効
果が得られることが判明しており既に実用機も製
作されている。これはヘリウム・ネオンレーザー
管から出力されるレーザー光を、オプテイカルフ
アイバーを用いて伝送して患部に照射するもので
ある。しかしながらこの従来装置には以下の如き
欠点があつた。従来装置の説明を兼ねてこれを指
摘すると、 (イ) 出力; 従来装置の出力は数ミリワツト程度であり充
分なる効果が期待できないものであつた。
果が得られることが判明しており既に実用機も製
作されている。これはヘリウム・ネオンレーザー
管から出力されるレーザー光を、オプテイカルフ
アイバーを用いて伝送して患部に照射するもので
ある。しかしながらこの従来装置には以下の如き
欠点があつた。従来装置の説明を兼ねてこれを指
摘すると、 (イ) 出力; 従来装置の出力は数ミリワツト程度であり充
分なる効果が期待できないものであつた。
(ロ) 構造;
従来装置はレーザー光の伝送にオプテイカル
フアイバーを用いていた。このオプテイカルフ
アイバーによる伝送とは、光グラスフアイバー
の切断面に入れると他の切断面から出てくると
いういわゆるエツジライト効果〔edgelight
effect〕を利用したものであるが、直径50μ程
度のグラスフアイバーのセンターにレーザー光
線を導入することは容易ではなく、レンズを用
いて焦点を合致させるなどその為にかなり精密
な光学系装置の併設を必要としていた。
フアイバーを用いていた。このオプテイカルフ
アイバーによる伝送とは、光グラスフアイバー
の切断面に入れると他の切断面から出てくると
いういわゆるエツジライト効果〔edgelight
effect〕を利用したものであるが、直径50μ程
度のグラスフアイバーのセンターにレーザー光
線を導入することは容易ではなく、レンズを用
いて焦点を合致させるなどその為にかなり精密
な光学系装置の併設を必要としていた。
(ハ) 照射制御;
治療効果を向上させる為には照射レーザー光
線を適当に変化させる必要があるが、従来装置
はレーザー管の出力が一定のため、シヤツター
等の機械的手段による照射制御を行なわざるを
得ずその変化の自由度は極めて狭いものであつ
た。
線を適当に変化させる必要があるが、従来装置
はレーザー管の出力が一定のため、シヤツター
等の機械的手段による照射制御を行なわざるを
得ずその変化の自由度は極めて狭いものであつ
た。
(ニ) マルチ化;
鍼灸治療に於いては左右対象位置に刺激を行
なうのが常識とされるが、従来装置では上記構
造上出力部を複数化することが難しいものであ
つた。
なうのが常識とされるが、従来装置では上記構
造上出力部を複数化することが難しいものであ
つた。
(ホ) 保守;
レーザー管の寿命、更にフアイバーの破損事
故等、耐久性の面で問題があつた。
故等、耐久性の面で問題があつた。
そこで本出願人は、電子回路にて出力を制御自
在とするレーザーダイオードを用いるレーザー治
療装置を先に提案した(特願昭55―147555号)。
この提案に係る技術は、具体的には第1図乃至第
3図で示すように、レーザー治療装置1が主に電
子回路部2、ハンドピース3及びそれを接続する
ケーブル4にて構成されている。上記電子回路部
2は電源5、トランス6、発信部7、周波数選定
部8、パルス幅選定部9等を備え、レーザーダイ
オード10に、発信部7よりの発信パルスを、定
電流回路部11を介し電流一定に増幅して供給す
るものである。尚図中2aがパネル盤、5aがパ
イロツトランプ兼用の電源スイツチ、8a,8b
が周波数選定スイツチ及びその微調整ノブ、9a
がパルス幅選定ノブ、12がレーザー作動スイツ
チ、そして13がレーザー用出力端子を示す。こ
のような構成によりレーザーダイオード10は例
えば20mWの出力を放出する。ハンドピース3
は、第3図で示すようにこのレーザーダイオード
10を備え、主にノズル14、グリツプ15とか
ら構成されている。尚16はレンズ、17はノズ
ル14の内部、19は手元スイツチ、そして20
は作動ランプを示す。又図中21が電流計、22
が整流部、23が感度調整部、23aが感度調整
ツマミ、そして24が電位差出力端子、24aが
そのアース端子を示す。
在とするレーザーダイオードを用いるレーザー治
療装置を先に提案した(特願昭55―147555号)。
この提案に係る技術は、具体的には第1図乃至第
3図で示すように、レーザー治療装置1が主に電
子回路部2、ハンドピース3及びそれを接続する
ケーブル4にて構成されている。上記電子回路部
2は電源5、トランス6、発信部7、周波数選定
部8、パルス幅選定部9等を備え、レーザーダイ
オード10に、発信部7よりの発信パルスを、定
電流回路部11を介し電流一定に増幅して供給す
るものである。尚図中2aがパネル盤、5aがパ
イロツトランプ兼用の電源スイツチ、8a,8b
が周波数選定スイツチ及びその微調整ノブ、9a
がパルス幅選定ノブ、12がレーザー作動スイツ
チ、そして13がレーザー用出力端子を示す。こ
のような構成によりレーザーダイオード10は例
えば20mWの出力を放出する。ハンドピース3
は、第3図で示すようにこのレーザーダイオード
10を備え、主にノズル14、グリツプ15とか
ら構成されている。尚16はレンズ、17はノズ
ル14の内部、19は手元スイツチ、そして20
は作動ランプを示す。又図中21が電流計、22
が整流部、23が感度調整部、23aが感度調整
ツマミ、そして24が電位差出力端子、24aが
そのアース端子を示す。
本出願人が提案したこのようなレーザー治療装
置によれば、レーザーダイオード10よりのレー
ザー光Xを直接患部に照射可能で熱作用その他の
副作用なしに充分な鍼灸効果を期待することがで
き、従来の治療装置の不都合を完全に解消するこ
とができた。しかし、第1図及び第3図で示すよ
うに、レーザーダイオード10を備えたハンドピ
ース3を治療中患部に対し所望の距離を隔てて対
峙させねばならず治療に際し使いづらくその改良
が望まれた。
置によれば、レーザーダイオード10よりのレー
ザー光Xを直接患部に照射可能で熱作用その他の
副作用なしに充分な鍼灸効果を期待することがで
き、従来の治療装置の不都合を完全に解消するこ
とができた。しかし、第1図及び第3図で示すよ
うに、レーザーダイオード10を備えたハンドピ
ース3を治療中患部に対し所望の距離を隔てて対
峙させねばならず治療に際し使いづらくその改良
が望まれた。
本発明は叙上の点に着目して開発されたもの
で、本出願人の先の提案に係る装置のうちハンド
ピースを改良することにより効率の良いレーザー
治療を可能にせんことを意図するものである。よ
り具体的には本発明は膨張自在な引圧発生用のゴ
ム袋と、 一端面に臨まされるレーザーダイオード、一端
面側から他端面側に連通するエア吸引路、及びレ
ーザーダイオードから発生する熱を放熱する放熱
部を備え、上記ゴム袋の開口に他端面で接続する
メタル製ベース部と、及びこのベース部の上記一
端面に脱着・交換自在に取り付けられ上記レーザ
ーダイオードを囲繞すると共にレーザーダイオー
ドと患部間の所望の距離を設定自在とするスカー
トとを備えるレーザー光線照射器を提供せんとす
るものである。
で、本出願人の先の提案に係る装置のうちハンド
ピースを改良することにより効率の良いレーザー
治療を可能にせんことを意図するものである。よ
り具体的には本発明は膨張自在な引圧発生用のゴ
ム袋と、 一端面に臨まされるレーザーダイオード、一端
面側から他端面側に連通するエア吸引路、及びレ
ーザーダイオードから発生する熱を放熱する放熱
部を備え、上記ゴム袋の開口に他端面で接続する
メタル製ベース部と、及びこのベース部の上記一
端面に脱着・交換自在に取り付けられ上記レーザ
ーダイオードを囲繞すると共にレーザーダイオー
ドと患部間の所望の距離を設定自在とするスカー
トとを備えるレーザー光線照射器を提供せんとす
るものである。
以下本発明に係るレーザー光線照射器の詳細を
第4図及び第5図に基づいて説明する。
第4図及び第5図に基づいて説明する。
第4図は本発明の一実施例を示す図である。こ
のレーザー光線照射器30は主にゴム袋31と、
メタル製ベース部32と、そしてゴムスカート3
3より構成される。ゴム袋31は指先の働きで膨
張し引圧を発生するものであり、充分な引圧発生
のために内部34に大きな容積の空隙を備えてい
る。メタル製ベース部32は上記ゴム袋31を上
面側で支持し、下面側にレーザーダイオード35
を臨ませている。36はゴム袋31支持用のフラ
ンジであり、ゴム袋31を嵌合・支持しやすく且
つ外しづらい形状を備えている。レーザーダイオ
ード35はベース部32の内部に収納されケーブ
ル37にて図示せぬレーザー用出力端子に接続さ
れており、先端にレンズ38を備えている。39
はガードで、レンズ38を保護し、レーザー光Y
照射用の窓40を備えている。更にこのベース部
32は、放熱性を向上するため外部に〓放熱部〓
としてのフイン41を多数備えており、下面側よ
り上面側にかけてゴム袋31の内部34と連通す
るエアー吸引路42を備えている。フイン41の
形状、構造及びそのサイズ並びにその他は、レー
ザーダイオード35の発熱の程度に応じて適宜設
定されるものであり、又エアー吸引路42には後
述するゴムスカート33の内側部43とゴム袋3
1の内部34とを連通できればどのような位置に
貫通形成してもよい。
のレーザー光線照射器30は主にゴム袋31と、
メタル製ベース部32と、そしてゴムスカート3
3より構成される。ゴム袋31は指先の働きで膨
張し引圧を発生するものであり、充分な引圧発生
のために内部34に大きな容積の空隙を備えてい
る。メタル製ベース部32は上記ゴム袋31を上
面側で支持し、下面側にレーザーダイオード35
を臨ませている。36はゴム袋31支持用のフラ
ンジであり、ゴム袋31を嵌合・支持しやすく且
つ外しづらい形状を備えている。レーザーダイオ
ード35はベース部32の内部に収納されケーブ
ル37にて図示せぬレーザー用出力端子に接続さ
れており、先端にレンズ38を備えている。39
はガードで、レンズ38を保護し、レーザー光Y
照射用の窓40を備えている。更にこのベース部
32は、放熱性を向上するため外部に〓放熱部〓
としてのフイン41を多数備えており、下面側よ
り上面側にかけてゴム袋31の内部34と連通す
るエアー吸引路42を備えている。フイン41の
形状、構造及びそのサイズ並びにその他は、レー
ザーダイオード35の発熱の程度に応じて適宜設
定されるものであり、又エアー吸引路42には後
述するゴムスカート33の内側部43とゴム袋3
1の内部34とを連通できればどのような位置に
貫通形成してもよい。
ゴムスカート33はベース部32の下面側に着
脱・交換自在に取付けられるもので、上記レーザ
ーダイオード35を囲繞するものである。ゴムス
カート33の下縁44は直接患部45に接触する
もので且つゴム袋31の引圧にて患部45に密着
するものであり、密着した状態においてダイオー
ド35と患部45とが所望の距離lを保つことが
できるようそして照射野の大小に応じた口径dが
選べるよう種々のサイズのゴムスカート33が予
め用意され、ベース部32下面側の嵌合フランジ
46に対し着脱、交換自在とされるものである。
脱・交換自在に取付けられるもので、上記レーザ
ーダイオード35を囲繞するものである。ゴムス
カート33の下縁44は直接患部45に接触する
もので且つゴム袋31の引圧にて患部45に密着
するものであり、密着した状態においてダイオー
ド35と患部45とが所望の距離lを保つことが
できるようそして照射野の大小に応じた口径dが
選べるよう種々のサイズのゴムスカート33が予
め用意され、ベース部32下面側の嵌合フランジ
46に対し着脱、交換自在とされるものである。
次に作用を説明する。
指先でゴム袋31をつまんで内部34の空隙を
つぶしそのままの状態で患部45にゴムスカート
33の下縁44を当接させて指先を離せばゴムス
カート33の内側部43内に存在するエアーがエ
アー吸引路42を介しゴム袋31にて吸引されゴ
ムスカート33の内側部43全体に所望の引圧が
付与される。従つて患部45に対しレーザーダイ
オード35が所望の距離lを保つて位置決めされ
図示せぬ発信部よりパルスが供給されるとレーザ
ー光Yを患部45めがけて照射する。この間レー
ザー光線照射器30は患部45に引圧にて固定さ
れた状態を維持する。治療終了後は再びゴム袋3
1を指先でつまみ引圧状態を解除し患部45より
レーザー光線照射器30を外せばよい。
つぶしそのままの状態で患部45にゴムスカート
33の下縁44を当接させて指先を離せばゴムス
カート33の内側部43内に存在するエアーがエ
アー吸引路42を介しゴム袋31にて吸引されゴ
ムスカート33の内側部43全体に所望の引圧が
付与される。従つて患部45に対しレーザーダイ
オード35が所望の距離lを保つて位置決めされ
図示せぬ発信部よりパルスが供給されるとレーザ
ー光Yを患部45めがけて照射する。この間レー
ザー光線照射器30は患部45に引圧にて固定さ
れた状態を維持する。治療終了後は再びゴム袋3
1を指先でつまみ引圧状態を解除し患部45より
レーザー光線照射器30を外せばよい。
第5図は他の実施例を示す。この実施例ではレ
ーザーダイオード47がメタル製ベース部48の
下面側に突出して設けてありガード49の窓相応
位置にレンズ50が設けてある。尚、メタル製ベ
ース部48はフイン41を備えておらず採用する
メタル材質の放熱性にて略その全面を〓放熱部〓
としレーザーダイオード47の発熱状態と冷却す
る。その他の構成及び作用については先の実施例
と同様につき図中同一部分を同一符号にて示し重
複説明を省略するものである。
ーザーダイオード47がメタル製ベース部48の
下面側に突出して設けてありガード49の窓相応
位置にレンズ50が設けてある。尚、メタル製ベ
ース部48はフイン41を備えておらず採用する
メタル材質の放熱性にて略その全面を〓放熱部〓
としレーザーダイオード47の発熱状態と冷却す
る。その他の構成及び作用については先の実施例
と同様につき図中同一部分を同一符号にて示し重
複説明を省略するものである。
第6図は更に他の実施例を示す。この実施例で
は、レーザーダイオード51を内部に収納してい
るメタル製のベース部52と、同じくメタル製の
スカート部53とを一体にして形成してある。
又、レーザーダイオード51は、その上面54に
植立せしめた取付用のビス55を介してベース部
52に固定されており、ガード56の窓相応位置
にレンズ57が設けてある。ビス55はレーザー
ダイオード51の、ベース部52に対する固定手
段であると共に、電極、具体的には陽極をも兼ね
るようにしてある。尚図中58は陰極で、59は
カバーである。
は、レーザーダイオード51を内部に収納してい
るメタル製のベース部52と、同じくメタル製の
スカート部53とを一体にして形成してある。
又、レーザーダイオード51は、その上面54に
植立せしめた取付用のビス55を介してベース部
52に固定されており、ガード56の窓相応位置
にレンズ57が設けてある。ビス55はレーザー
ダイオード51の、ベース部52に対する固定手
段であると共に、電極、具体的には陽極をも兼ね
るようにしてある。尚図中58は陰極で、59は
カバーである。
ベース部52の上角部60には、スカート部5
3の内部61に通ずるエアー吸引路62が設けら
れている。ゴム袋63は取付用の短管64を介し
て、上記エアー吸引路61と連通し且つベース部
52に対して斜上方より取付けられている。その
他の構成及び作用については先の実施例と同様に
つき図中同一部分を同一符号にて示し重複説明を
省略するものである。
3の内部61に通ずるエアー吸引路62が設けら
れている。ゴム袋63は取付用の短管64を介し
て、上記エアー吸引路61と連通し且つベース部
52に対して斜上方より取付けられている。その
他の構成及び作用については先の実施例と同様に
つき図中同一部分を同一符号にて示し重複説明を
省略するものである。
以上説明してきたように本発明によれば、レー
ザーダイオードを備えるメタル製ベース部のレー
ザー光照射側(下面側)にゴムスカートを設け、
このゴムスカートの内側部にベース部の上面側へ
設けたゴム袋の膨縮による引圧を付与し、ゴムス
カートを患部に密着せしめてレーザーダイオード
を治療中患部に対し位置決め自在な構成としたの
で、手で保持せずとも患部に対し所望距離よりレ
ーザー光を容易確実に治療中照射し続けることが
できる。そしてレーザーダイオードを備えるベー
ス部をメタル製とすることで放熱を可能とし、レ
ーザーダイオードの長期使用を可能ならしめ、更
にベース部に対し種々のサイズのゴムスカートを
着脱・交換自在とすることによりレーザーダイオ
ードと患部間の距離調整及び照射野の調整を容易
に行なうことができるという効果がある。又、実
施例によればスカート部をメタル製として、ベー
ス部と一体に形成すれば製作が容易になるばかり
でなく、仮にゴム袋による吸引力が強すぎてもス
カート部が変形せず、レーザーダイオードと患部
間の距離の保持が確実にできる。更に加えて、ベ
ース部へのレーザーダイオード取付用のビスを電
極として兼用するようにすれば、ベース部に電極
を挿通するための孔加工等が不要になり、しかも
電極が折曲することによる断線等を防止できる。
又、ゴム袋をベース部に対して斜上方から取付け
れば、ゴム袋をつまみやすく、且つゴム袋をつま
んだ際、つまんだ手によつて患部が見にくくなる
ということがなくなるので、患部へのセツトが簡
単になるという効果もあり、結果として効率の良
い鍼灸用のレーザー治療を行うことができるとい
う効果がある。
ザーダイオードを備えるメタル製ベース部のレー
ザー光照射側(下面側)にゴムスカートを設け、
このゴムスカートの内側部にベース部の上面側へ
設けたゴム袋の膨縮による引圧を付与し、ゴムス
カートを患部に密着せしめてレーザーダイオード
を治療中患部に対し位置決め自在な構成としたの
で、手で保持せずとも患部に対し所望距離よりレ
ーザー光を容易確実に治療中照射し続けることが
できる。そしてレーザーダイオードを備えるベー
ス部をメタル製とすることで放熱を可能とし、レ
ーザーダイオードの長期使用を可能ならしめ、更
にベース部に対し種々のサイズのゴムスカートを
着脱・交換自在とすることによりレーザーダイオ
ードと患部間の距離調整及び照射野の調整を容易
に行なうことができるという効果がある。又、実
施例によればスカート部をメタル製として、ベー
ス部と一体に形成すれば製作が容易になるばかり
でなく、仮にゴム袋による吸引力が強すぎてもス
カート部が変形せず、レーザーダイオードと患部
間の距離の保持が確実にできる。更に加えて、ベ
ース部へのレーザーダイオード取付用のビスを電
極として兼用するようにすれば、ベース部に電極
を挿通するための孔加工等が不要になり、しかも
電極が折曲することによる断線等を防止できる。
又、ゴム袋をベース部に対して斜上方から取付け
れば、ゴム袋をつまみやすく、且つゴム袋をつま
んだ際、つまんだ手によつて患部が見にくくなる
ということがなくなるので、患部へのセツトが簡
単になるという効果もあり、結果として効率の良
い鍼灸用のレーザー治療を行うことができるとい
う効果がある。
第1図は本出願人が先に提案したレーザー治療
装置の全体斜視図、第2図は第1図の装置の回路
図、第3図は第1図の装置のハンドピースの拡大
図、第4図は本発明の一実施例を示すレーザー光
線照射器の断面図、第5図は他の実施例を示す第
4図相当の断面図、そして第6図は更に他の実施
例を示す第4図相当の断面図である。 1……レーザー治療装置、2……電子回路部、
8……周波数選定部、9……パルス幅選定部、1
4……ノズル、21……電流計、X,Y……放射
方向、30……レーザー光線照射器、31,63
……ゴム袋、32,48,52……メタル製ベー
ス部、33……ゴムスカート、35,47,51
……レーザーダイオード、38,50,57……
レンズ、42,62……エアー吸引路、53……
メタル製スカート部。
装置の全体斜視図、第2図は第1図の装置の回路
図、第3図は第1図の装置のハンドピースの拡大
図、第4図は本発明の一実施例を示すレーザー光
線照射器の断面図、第5図は他の実施例を示す第
4図相当の断面図、そして第6図は更に他の実施
例を示す第4図相当の断面図である。 1……レーザー治療装置、2……電子回路部、
8……周波数選定部、9……パルス幅選定部、1
4……ノズル、21……電流計、X,Y……放射
方向、30……レーザー光線照射器、31,63
……ゴム袋、32,48,52……メタル製ベー
ス部、33……ゴムスカート、35,47,51
……レーザーダイオード、38,50,57……
レンズ、42,62……エアー吸引路、53……
メタル製スカート部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 膨張自在な引圧発生用のゴム袋と、 一端面に臨まされるレーザーダイオード、一端
面側から他端面側に連通するエア吸引路、及びレ
ーザーダイオードから発生する熱を放熱する放熱
部を備え、上記ゴム袋の開口に他端面で接続する
メタル製ベース部と、及び このベース部の上記一端面に脱着・交換自在に
取り付けられ上記レーザーダイオードを囲繞する
と共にレーザーダイオードと患部間の所望の距離
を設定自在とするスカートとを備えるレーザー光
線照射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56068996A JPS57183853A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Laser beam irradiation device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56068996A JPS57183853A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Laser beam irradiation device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57183853A JPS57183853A (en) | 1982-11-12 |
JPS6334745B2 true JPS6334745B2 (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=13389775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56068996A Granted JPS57183853A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Laser beam irradiation device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57183853A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155531U (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-16 | サイテク株式会社 | レ−ザ治療具 |
JPS60241458A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-30 | オ−ジ−技研株式会社 | フイ−ドバツク型レ−ザ治療装置 |
JPS60182064U (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-03 | オ−ジ−技研株式会社 | レ−ザ導子 |
JPS6272361A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-02 | 富士写真光機株式会社 | レ−ザ照射用ハンドピ−ス |
JPH0352515Y2 (ja) * | 1986-02-20 | 1991-11-14 | ||
JPS63145677A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-17 | 森 敬 | 可視光照射治療装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145386A (en) * | 1977-05-16 | 1978-12-18 | Skovajsa Joseph | Patient local curing device for acupuncturation or otoplasty |
JPS55611B2 (ja) * | 1973-11-19 | 1980-01-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530501Y2 (ja) * | 1978-04-05 | 1980-07-21 |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP56068996A patent/JPS57183853A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55611B2 (ja) * | 1973-11-19 | 1980-01-09 | ||
JPS53145386A (en) * | 1977-05-16 | 1978-12-18 | Skovajsa Joseph | Patient local curing device for acupuncturation or otoplasty |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57183853A (en) | 1982-11-12 |
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