JP4536347B2 - 生薬凍結粉砕方法及び生薬凍結粉砕装置 - Google Patents

生薬凍結粉砕方法及び生薬凍結粉砕装置 Download PDF

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Description

本発明は、生薬を極低温で凍結した後粉砕する生薬凍結粉砕方法及び生薬凍結粉砕装置に関する。
生薬を医薬品又は健康食品として利用する場合、桂皮、地黄、麻子仁、杏仁、桃仁、丁字、茴香、大茴香、山茱萸、大棗、薄荷葉など精油、糖分を多く含む生薬を粉砕して錠剤などに利用する形態が考えられる。
しかし、これらの生薬は油分を多く含むため、単独で粉砕機にかけて微紛状に粉砕しようとしても、粉砕機に粘りつき、粉砕機に詰まって焦げたりして粉砕することができない。そこで、従来は粉砕し易い他の生薬と混合して粉砕するか、或いはでんぷんなどの賦形剤を混合したのち粉砕していた。
しかし、他の生薬と混合して粉砕した場合には、利用したい生薬単独では利用することができないという問題がある。また、でんぷん等の賦形剤を混合した後粉砕した場合には、混合粉末から賦形剤を分離除去する作業が必要であり、生産効率が悪いという問題がある。
また、従来方法により常温で複数種類の生薬の原料を混合してから粉砕を行う場合、たとえ全ての生薬を粉砕できたとしても、粒度が揃わないという問題により、粒度調整のための篩い作業を頻繁に行い、粒度調整をしなければならなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、油分、糖分等を多く含む生薬を簡単に微粉末に粉砕できる生薬粉砕方法及び生薬粉砕装置を提供することである。
本発明によると、上部に設けられた蓋が開閉される生薬供給装置と、該生薬供給装置の下方に設けられ液体窒素が供給される冷凍装置と、前記生薬供給装置の底部と前記冷凍装置の上部とを接続し、前記生薬供給装置に投入される生薬の前記冷凍装置への通路であるとともに、前記冷凍装置に供給される液体窒素に関わる窒素の前記生薬供給装置への流入の通路となり、垂直方向に設けられた第1配管と、前記冷凍装置の下方に設けられた粉砕装置と、前記冷凍装置と前記粉砕装置とを接続し、前記冷凍装置からの凍結生薬の通路であり、垂直方向に設けられた第2配管と、前記第2配管に設けられ、該第2配管の通路の大きさを変える第1バルブとを有する生薬凍結粉砕装置を使用した生薬凍結粉砕方法であって、前記蓋を開けるステップと、前記第1バルブを閉じて前記第2配管の通路を小さくし、前記冷凍装置に供給される前記液体窒素に関わる窒素の前記粉砕装置への流入を阻止するステップと、前記冷凍装置に第1一定流量の前記液体窒素を第1一定時間供給して、前記液体窒素に関わる窒素を前記第1配管を通して前記生薬供給装置に流入させて、前記液体窒素に関わる窒素により、前記生薬供給装置内の空気を前記上部より外部に排出して前記生薬供給装置を清浄化するステップと、前記液体窒素が前記第1一定時間供給された後、凍結した生薬が前記第2配管を通過して、前記粉砕装置に供給されるように、前記第1バルブを開くステップと、前記清浄化ステップの実行後に、前記冷凍装置に第2一定流量の前記液体窒素を複数箇所より第2一定時間供給するステップと、前記第2一定時間供給するステップを実行した後、前記生薬供給装置に生薬を供給するステップと、前記生薬供給装置に生薬供給後、前記蓋を閉じるステップと、前記生薬を供給するステップで前記生薬供給装置に供給された生薬が、前記生薬供給装置から冷凍装置へ前記第1配管を通して移動するステップと、前記移動するステップで前記冷凍装置に移動した生薬を前記冷凍装置で凍結するステップと、前記冷凍装置で凍結した生薬を前記第2配管を通して前記粉砕装置に供給して、該粉砕装置で粉砕するステップとを具備したことを特徴とする生薬凍結粉砕方法が提供される。
生薬を液体窒素で凍結する場合、生薬を入れた容器に液体窒素を流し込んで生薬を液体窒素中に丸ごと浸漬する方法が考えられる。しかし、この方法では生薬を一様に凍結することが困難であり、更に生薬を芯まで凍らせるためには非常に長時間を要するという問題がある。
本発明の生薬凍結粉砕方法は、生薬を供給中に複数箇所で液体窒素を供給することを一つの特徴とする。このような液体窒素の供給方法により、生薬を短時間で一様に芯まで凍結させることができる。
極低温で完全に凍結した生薬は、生薬の精油成分等を保持したまま粉砕装置で容易に微紛状に粉砕することができる。
また、複数種類の生薬原料を混合してから本発明の生薬凍結粉砕方法で粉砕すると、粒度調整が非常に楽にできるとともに、水分及び精油分を保持したまま粉砕することができる。
その結果、医薬品製造管理規則による乾燥原料規定及び精油含量規定を容易に守ることができ、品質の安定化及び従来出来なかった精油分の保持による香りの良さを強調できる。
また、投入ホッパーの内部の空気を排出してから生薬を投入するので、生薬が雑菌や水分に侵されることがない。
図1は本発明の生薬凍結粉砕方法を実施するのに適した装置の概略構成図である。符号2は粉砕機であり、モータ4により回転駆動される。粉砕機2としては、例えば日本酸素株式会社製のクライオミル CM−250−4M(商品名)を利用することができる。
粉砕機2には供給装置6が接続されている。供給装置6はステンレス鋼製のパイプ8中に図示しないスクリューコンベアが収納されて構成されている。パイプ8は長手方向に二つに割れる構成となっており、パイプ8内部を十分に水で洗浄することができる。
パイプ8には同じくステンレス鋼から形成された投入ホッパー10が接続されている。12は液体窒素収容タンクであり、タンク12内の液体窒素は管路14を介してパイプ8及び投入ホッパー10に供給される構成となっている。管路14中には流量調整弁16及び複数の供給弁18が設けられている。
これらの流量調整弁16及び供給弁18は図示しない制御装置に接続され、制御装置によりその開閉を制御される。粉砕機2には管路22を介してサイクロン20が接続されている。
以下、図示のような装置を使用した本発明の生薬凍結粉砕方法について説明する。まず、原料となる生薬が投入ホッパー10中に挿入される。この投入する生薬は、例えば10mmの立方体形状に予め切断されているのが好ましい。
投入ホッパー10中に投入された生薬は供給装置6のスクリューコンベアにより徐々に搬送され、例えば6〜10分かかって粉砕機2に供給される。
生薬の供給中に流量調整弁16及び供給弁18が開かれて、タンク12中の液体窒素がパイプ8内及び/又は投入ホッパー10内に供給される。このとき、例えば凍り易い生薬を供給する場合には、粉砕機2に近い側の1個又は複数個の供給弁18だけを開いて液体窒素をパイプ8内に供給することにより、生薬を十分に芯まで凍らせることができる。
しかし、例えば麻子仁、杏仁、桃仁、山茱萸、大棗(なつめ)、クコの実、当帰等の非常に精油分、糖分等を多く含む生薬の場合には、全ての供給弁18を開いてパイプ8内に加えて投入ホッパー10内にも液体窒素を供給する。
このような液体窒素の供給方法により、凍り難い生薬を一様に芯まで凍らせることができる。好ましくは、これらの生薬を凍結粉砕する場合には、予め乾燥機で乾燥して水分を4%以下にする。乾燥後に凍結粉砕することにより、微粉状に粉砕し易くなる。
各供給弁18の開閉は制御装置に格納されたプログラムに従って行われる。このプログラムは供給する生薬の種類に応じて異なるものであり、一般的に供給弁18は生薬の供給中に常時開ではなく、プログラムに従って間欠的に開閉される。
供給装置6による生薬の供給中には粉砕機2は常時回転している。よって、液体窒素により凍結された生薬は粉砕機2に供給されると同時に微紛状に粉砕される。
粉砕された生薬は管路22を介してサイクロン20に吸引され、粉末の生薬と窒素ガスに分離される。粉末の生薬はサイクロン20の下側から製品として取り出され、低温の窒素ガスは管路24を介して粉砕機2に戻され、用済みの窒素ガスは屋外に排出される。
本発明の凍結粉砕方法と生薬を凍結しない普通粉砕方法で粉砕した場合の精油含有量の比較を表1に示す。
Figure 0004536347
表1から明らかなように、普通粉砕方法の場合には約半分程度の精油成分が失われているが、本発明の凍結粉砕方法の場合にはほとんど全ての精油成分を保持したまま粉砕できている。
次に、本発明の凍結粉砕方法を採用した場合と生薬を凍結しない普通粉砕方法を採用した場合の、粉砕所見を表2に示す。
Figure 0004536347
表2から麻子仁、桃仁、杏仁等の精油成分を多く含む生薬は、粉砕機に生薬を投入してもその粘り気のために粉砕機に生薬が詰まってこげたりし、粉砕することは不可能である。
これに対して、本発明の凍結粉砕方法の場合には、試験した全ての生薬について100μm程度の微粒子に粉砕できることが分かる。
次に、複数種類の生薬原料を混合してから本発明の凍結粉砕方法により粉砕した場合と、生薬を凍結しない普通粉砕方法を採用した場合の、粉砕所見を表3に示す。
Figure 0004536347
表3から、従来の粉砕方法では微粉末化が困難であった混合粉末も、本発明の凍結粉砕方法により粉砕した場合には、水分及び精油分を保持したまま135μm以下の微粉末に粉砕できることが分かる。
その結果、医薬品製造管理規定による乾燥原料規定及び精油含量規定を容易に守ることができ、品質の安定化及び従来出来なかった精油分の保持による香りの良さを強調することができる。
図2は本発明の生薬凍結粉砕装置の詳細構成図である。図2に示すように、本発明の生薬生成装置は、投入ホッパー50、冷凍フィーダ52、投入シュート54、粉砕機56、サイクロン58、粉砕品ホッパー60、空気輸送機62、コンプレッサ64並びに図示しない液体窒素供給タンク、主制御盤(制御装置)及び手元操作盤を具備する。
投入ホッパー50(供給装置)には蓋100が設けられており、蓋100が取り外されてから生薬が投入されるようになっている。投入ホッパー50はロータリバルブ110を通して冷凍フィーダ52に接続される。
ロータリバルブ110は、生薬投入の際は、生薬が通過するのに必要な通路が確保できる程度に閉じられており、投入ホッパー50の清浄化の際は、更に下方から窒素ガスが投入ホッパー50に流入するのに必要な通路が確保できるよう全開される。
また、図2の紙面に垂直な方向に設けられた図示しないシャフトが回転することにより、回転体が水車のように回転して、生薬が冷凍フィーダ52に落下するようになっている。
シャフトに連結されたモータ112により回転速度が制御されて、冷凍フィーダ52内に落下する生薬の量が調節される。図示しない主制御盤がロータリバルブ110の開閉を制御する。リミットスイッチ114は、ロータリバルブ110の蓋が開かれているとき、ロータリバルブ110を自動停止する。
冷凍フィーダ52(冷凍装置)は、投入ホッパー50の下部に接続されて設けられており、液体窒素供給管150、複数のノズル152#i(i=1,2,…)、スクリューコンベア154、ニードル弁156、エアシール158、モータ160、ボールバルブ162、レギュレータ164、圧力計166及びレベルスイッチ168を有する。
図3は図2中の冷凍フィーダ52の拡大図であり、冷凍フィーダ52の周囲を取り外した状態の正面図である。図4は図3の左側面図、図5は図3の右側面図である。図6は図3中のA−A断面図である。
液体窒素供給パイプ150は液体窒素を供給するパイプであり、図3に示すように、冷凍フィーダ52の内部では上部に設けられている。図3に示すように、ノズル122#i(i=1,…)は液体窒素供給管150に噴射口が下向きに取り付けられている。
図6に示すように、ノズル122#i(i=1,2,…)の下方には、近接してスクリューコンベア154が設けられている。スクリューコンベア154は、複数のスクリューが設けられ、モータ160に連結された図3に示すシャフト179が回転することより一定方向に回転するようになっている。スクリューの回転により端部より供給される生薬が徐々に搬送されるようになっている。
例えば、図5に示すように、モータ160側より見て時計回りに回転することにより、生薬が冷凍フィーダ52内を右端部(第1装置端部)から左端部(第2装置端部)まで搬送されるようになっている。このとき、生薬を確実且つ効果的に凍結するために、冷凍フィーダ52が以下のような構造になっている。
第1に、図2及び図3に示すように搬送方向が長くなっている。例えば、搬送方向が約2メートル程度となっている。第2に、図2及び図3に示すように、搬送方向にノズル122#i(i=1,…)が複数設けられ、複数箇所から液体窒素を生薬に噴霧する。
第3に、図6に示すように、冷凍フィーダ52の内部は生薬を効率的に冷凍するため、即ち、最小限の液体窒素で生薬を冷凍するために、冷凍フィーダ52の内部の搬送方向に垂直な方向の断面積が小さくなっており、その断面が長方形とその下方先端部が半円からなる形状である。
例えば、冷凍フィーダ52の内部空間は、搬送方向が2m程度、搬送方向に直角な水平方向が16cm程度、深さ方向が一辺20cm程度の直方体とその深さ方向が8cm程度の半球の空間からなる。スクリューコンベア154のスクリューの口径は、8cm程度であり、冷凍フィーダ52の下方端部の半球空間部分及びその上部半球空間部分に収納される。
このように、冷凍フィーダ52の内部はスクリューコンベア154及びノズル122#i(i=1,…)が収容可能な最小限の容積となっている。
第3に、図6に示すように、冷凍フィーダ52の周囲は、断熱効果を発揮して冷凍フィーダ52の内部の冷気を無駄に逃がさないように、例えば、厚みが10cm程度の保温材により覆われている。冷凍フィーダ52の蓋180も保温材により構成されている。
図6に示すように、蓋180は、冷凍フィーダ52の内部の清掃を容易にするために、冷凍フィーダ52の内部が開放可能なように120度回転するようになっている。冷凍フィーダ52は、図3に示すように、台222により支持されている。
図2に示すように、液体窒素の流入量をコントロールするためにニードル弁156が液体窒素供給管150に設けられている。液体窒素の流入量をコントロールするのは、液体窒素は高価であることから、生薬の種類に応じたコストにするために最適な流入量とするためである。例えば、冷凍フィーダ52の内部の窒素ガスの圧力は、0.3気圧〜1.4気圧までの範囲の生薬に適した値とする。
冷凍フィーダ52にはエアシール158が設けられている。図2に示すように、エアシール158は、冷凍フィーダ52内に配設されたスクリューコンベア154のシャフト179が外部に配置される部分に設けられている。
エアシール158がシャフト179に設けられるは、シャフト179は、冷凍フィーダ52の外壁に設けられた開口部に挿入されて冷凍フィーダ52の外部に配設されるモータ160に連結されて回転するからである。
図3に示すように、冷凍フィルダ52の外壁の開口部に接触してパッキン184が設けられている。エアシール158には、パッキン184に隣接してシャフト179の周囲に設けられたランタンリング178とランタンリング178の下方に窒素を噴射する窒素噴射口183が設けられている。
図2中のボールバルブ162及びレギュレータ164により流入量が制御された圧縮窒素ガスを窒素噴射口183よりランタンリング178に噴射してランタンリング178に圧力をかけて、ランタンリング178をシャフト179に密着させ、窒素ガスをシャフト179が挿入される開口部側に風圧をかけることにより、冷凍フィーダ52内の低温窒素が漏れることを防止する。液体窒素の流入量を制御するために圧力計166が設けられている。
更に、ランタンリング178の水平方向の外側周囲には、グランドパッキン181が設けられて低温窒素が漏れることを防止している。レベルスイッチ168は冷凍フィーダ52の蓋が開かれているとき、スクリューコンベア154等などを自動停止する。
投入シュート54は、冷凍フィーダ52の第2装置端部の下部に設けられ冷凍フィーダ52と粉砕機56とを接続している。投入シュート54には、空気清浄化の際に、低温窒素ガスを粉砕機56側に逃さないためのロータリバルブ200(通路遮断手段)が設けられている。ロータリバルブ200の構造はロータリバルブ110と同じである。
ロータリバルブ200は、回転はモータ202により制御され、開閉は主制御盤により制御される。リミットスイッチ204はロータリバルブ200の蓋が開いているとき、自動停止する。ロータリブルブ200は生薬を投入前に投入ホッパー50の内部の空気を排出するとき閉じられて、生薬が投入されるときに開かれる。
投入シュート54の下部にニードル弁206により流入量が制御された液体窒素をノズル215より噴霧する。投入シュート54において更に生薬を冷凍させるためである。液体窒素の流入量を制御するために圧力計208が設けられている。生薬の冷凍が効果的に行われているかを判断するために、図3に示すように、投入シュート54内に温度センサ220が設けられている。
エアフィルタ210によりフィルタリングされた大気中の窒素がバタフライ弁212や逆止め弁213により流入量が制御されて投入シュート54に供給され、バタフライ弁216を通して冷凍フィーダ52に供給される。
これは、大気より窒素の注入を行うのは液体窒素を用いずに常温で生薬を粉砕するとき(常温粉砕)である。大気は冷凍フィーダ52の上部より液体窒素の代わりに注入される。このように、生薬の凍結粉砕と常温粉砕とのいずれかを生薬の種類に応じて選択することができるようになっている。
粉砕機56(粉砕装置)は投入シュート54の下部に設けられモータ254により回転することにより生薬を粉砕する。粉砕機56は低温窒素が冷凍フィーダ52より流入されることから、窒素ガスの漏れを防止するために、ボールバルブ250及びレギュレータ252により流入量の制御された圧縮窒素をエアシール256により噴射する。
常温粉砕のとき、エアフィルタ300よりフィルタリングされた大気中の窒素がバタフライ弁302により制御された流入量でパイプ310の内部に供給される。
粉砕機56はパイプ310を通してサイクロン58の入口350に接続されている。生薬粉砕中は空気輸送機62によりサイクロン58内の窒素ガスが吸引されていることから、粉砕機56により粉砕された生薬はパイプ310を通して窒素ガスとともに入口350に吸引・搬送されるようになっている。
サイクロン58及び粉砕品ホッパー60内の窒素ガスを吸引して粉砕品をパイプ300より吸引・搬送するため、サインロン58の上部に空気輸送機62に接続される排気口352が設けられている。
排気口352には粉砕品の通過を阻止、例えば、一定以下の粒子やガスのみ通過してそれよりも大きな粒子を通過させない図示しないフィルタが設けられている。
粉砕品ホッパー(生薬蓄積装置)60は、粉砕品を受け取る。その下方に複数のエアノッカ360#1,360#2及びエアブロー362が設けられている。エアノッカ360#1,360#2は供給される圧縮窒素により粉砕品ホッパー60を振動させて、粉砕品が粉砕品ホッパー60の周囲に付着することを防止する。
また、エアブロー362は、粉砕品ホッパー60内に圧縮窒素ガスを噴射して、落下してくる粉砕品を吹き飛ばすことにより粉砕品が粉砕品ホッパー60に固着することを防止している。
エアノッカ360#1,360#2やエアブロー362に空気ではなく窒素ガスを供給するのは、粉砕品ホッパー362内は低温であることから粉砕品ホッパー60内やパイプの結露を防止するためである。
粉砕品ホッパー60の下方には、ロータリバルブ400が設けられている。ロータリバルブ400は、回転はモータ404により制御され、開閉は主制御盤により制御される。リミットスイッチ402はロータリバルブ400の蓋が開いているとき、自動停止する。ロータリバルブ400は、生薬粉砕中は閉じられて、生薬粉砕終了後に全開されて下方に設けられたコンテナに粉砕品が収納される。
空気輸送機62はサイクロン58の排気口352に接続され窒素ガスを吸引した際の微小粒子をバグフィルタ450により除去する。空気輸送機62が吸引した窒素ガスはバタフライ弁506及びN廃棄浄化のためのラインフィルタ508を通してコンプレッサ64に戻る経路と屋外排気される経路のいずれかに排出される。
コンプレッサ64は、エアフィルタ500によりフィルタリングされた窒素ガスやラインフィルタ508より供給された窒素ガスをモータ510の回転により圧縮する。コンプレッサ64により圧縮された窒素ガスはレギュレータ162,250,452及びボールバルブ164,252,454により流量が制御されて、エアシール158,256及びタンク456、並びにエアノッカ360#i(i=1,2)及びエアブロー362に供給される。
タンク456に供給された窒素ガスはバグフィルタ450に上方より噴射されて、バグフィルタ450が詰ることを防止する。
図示しない主制御盤には生薬凍結粉砕方法を実行するためのプログラムが格納されており、該プログラムの実行により液体窒素の流入量を制御するニードル弁156、ロータリバルブ110,220,400の開閉など装置全体の制御を行う。手元操作部は粉砕品ホッパー62の排出操作を行うためのものである。
以下、図2に示した生薬凍結粉砕装置を用いた本発明の生薬粉砕生成方法について説明する。図7及び図8は生薬凍結粉砕方法を示すフローチャートである。
図7中のステップS2において、常温粉砕用のバタフライ弁等の設備を閉じる。ステップS4において、投入ホッパー50の蓋100を開ける。ステップS6において、冷凍フィーダ52からの窒素ガスが投入ホッパー50に流入するようにロータリバルブ110を全開する。ステップS8において、窒素ガスが粉砕機56側に出力されることのないようにロータリバルブ200を閉じる。
ステップS10において、ニードル弁156を調節して液体窒素供給管150に所望の流入量(第1一定流量)で液体窒素をノズル152#i(i=1〜7)より液体窒素を噴霧して冷凍フィーダ52の内部に液体窒素を供給する。ロータリバルブ200が閉じられていることから冷凍フィーダ52に供給された窒素ガスが内部に充満して分圧が上昇する。
窒素ガスが空気よりも軽いので、窒素ガスが空気を押し上げながら開かれたロータリバルブ110により全開された通路を通して、投入ホッパー50の内部に流入する。流入した窒素ガスが投入ホッパー50の内部を上昇してゆき、蓋100が開けられていることから空気が窒素ガスに押し出されて外部に排出される。
ステップS12において、空気が排出されたか否かを判定する。空気が排出されたか否かは、冷凍フィーダ52の窒素ガスの分圧が一定以上に到達していること又は液体窒素が一定時間(第1一定時間)以上供給されたか否かなどにより判定する。
空気が排出されていないと判断される場合には、ステップS12でウェイトする。空気が排出されたものと判断される場合には、ステップS14に進む。ステップS14において、生薬が通過するだけの通路が確保されるようにロータリバルブ110を閉じる。
図8中のステップS16において、ロータリバルブ200を開ける。ステップS18において、コンプレッサ64を稼動して、圧縮窒素をエアノッカ360#i(i=1〜3)及びエアブロー362に供給する。エアノッカ360#i(i=1,2)は供給された圧縮窒素により粉砕品ホッパー60を振動させる。
エアブロー362は粉砕品ホッパー60の内部に圧縮窒素を供給する。ステップS20において、空気輸送機62を稼動して、サイクロン58の内部の窒素ガスを吸引する。このとき、サイクロン58や粉砕品ホッパー60の内部に残存していた前回の粉砕品の粒子が吸引されて内部が清浄化される。
ステップS22において、ニードル弁126を調節して液体窒素供給管120に投入する生薬のコストに応じた所望の流入量(第2一定流量)で液体窒素をノズル122#i(i=1〜7)より液体窒素を一定時間(第2一定時間)噴霧して、冷凍フィーダ52の内部の窒素ガスの圧力が一定、例えば、0.3気圧〜1.4気圧までの生薬に適した値となるように、冷凍フィーダ52の内部に液体窒素を供給する。
ステップS24において、生薬を投入する。ステップS26において、蓋100を閉じる。この時点において、投入ホッパー50の内部の空気が排出されており、通常空気に含まれる雑菌や水分が投入ホッパー50の内部から取り除かれているので、生薬がこれらに汚染されることがなくなっている。
また、投入ホッパー50の内部が低温の窒素ガスで充満しているので、投入ホッパー50の内部においても生薬が冷却されるようになっている。投入ホッパー50に投入された生薬は冷凍フィーダ52に落下して、スクリューコンベア154により図2において冷凍フィーダ52の第1装置端部から第2装置端部へ搬送される。
このとき、搬送経路の上方に設けられた複数のノズル152#i(i=1,…,7)により液体窒素が噴霧されること及びスクリューコンベア154により生薬が徐々に搬送されることから生薬は十分冷凍される。
一方、コンプレッサ60により圧縮された窒素はボールバルブ162、レギュレータ164により圧力が調整されてエアシール158に供給される。エアシール158は供給された窒素ガスを噴射することにより冷凍フィーダ52内の窒素ガスが漏れないようにシールしている。
冷凍された生薬はスクリューコンベア154により図2中の冷凍フィーダ52の左端(第2装置端部)まで徐々に搬送されると、投入フィーダ54より開かれたロータリバルブ200を通して、粉砕機56に落下する。
落下途中に設けられた温度センサ220により投入シュート54の内部の温度が計測される。投入シュート54内にノズル214より液体窒素を生薬に噴霧して、生薬を完全に冷凍する。
粉砕機56は冷凍された生薬を粉砕する。粉砕機56はエアシール256によりエアシールされる。粉砕された生薬は、窒素ガスとともにサイクロン58の入口350に吸引・搬送される。粉砕された生薬は落下して粉砕品ホッパー60の底にたまる。
エアブロー362より粉砕品ホッパー60に噴出される圧縮窒素ガスにより、粉砕品が固着すること及び粉砕品ホッパー60の内部が結露することを防止できる。また、エアノッカ360#1,360#2に供給される圧縮窒素ガスより粉砕品が粉砕品ホッパー60の壁に付着すること及び窒素供給管が結露するのを防止できる。
排出口352より空気輸送機62により窒素ガスとともに吸引された粉砕品の粒子はバグフィルタ450により取り除かれる。不必要な窒素ガスは屋外排気され、必要な窒素ガスは空気輸送機62を経由してコンプレッサ64に戻される。また、タンク456より供給される圧縮窒素によりバグフィルタ450が粉で詰まることを防止する。
本発明の生薬凍結粉砕方法を実施するのに適した装置の概略構成図である。 本発明の実施形態による生薬凍結粉砕装置の詳細図である。 図2中の冷凍フィーダを示す図である。 図2の左側面図である。 図2の右側面図である。 図3中のA−A断面図である。 本発明の生薬凍結粉砕方法を示すフローチャートである。 本発明の生薬凍結粉砕方法を示すフローチャートである。
符号の説明
2,56 粉砕機
6 供給装置
8 パイプ
10,50 投入ホッパー
12 液体窒素貯蔵タンク
14 管路
16 流量調整弁
18 供給弁
20,58 サイクロン
52 冷凍フィーダ
60 粉砕品ホッパー
62 空気輸送機
64 コンプレッサ
110,200 ロータリバルブ

Claims (3)

  1. 上部に設けられた蓋が開閉される生薬供給装置と、該生薬供給装置の下方に設けられ液体窒素が供給される冷凍装置と、前記生薬供給装置の底部と前記冷凍装置の上部とを接続し、前記生薬供給装置に投入される生薬の前記冷凍装置への通路であるとともに、前記冷凍装置に供給される液体窒素に関わる窒素の前記生薬供給装置への流入の通路となり、垂直方向に設けられた第1配管と、前記冷凍装置の下方に設けられた粉砕装置と、前記冷凍装置と前記粉砕装置とを接続し、前記冷凍装置からの凍結生薬の通路であり、垂直方向に設けられた第2配管と、前記第2配管に設けられ、該第2配管の通路の大きさを変える第1バルブとを有する生薬凍結粉砕装置を使用した生薬凍結粉砕方法であって、
    前記蓋を開けるステップと、
    前記第1バルブを閉じて前記第2配管の通路を小さくし、前記冷凍装置に供給される前記液体窒素に関わる窒素の前記粉砕装置への流入を阻止するステップと、
    前記冷凍装置に第1一定流量の前記液体窒素を第1一定時間供給して、前記液体窒素に関わる窒素を前記第1配管を通して前記生薬供給装置に流入させて、前記液体窒素に関わる窒素により、前記生薬供給装置内の空気を前記上部より外部に排出して前記生薬供給装置を清浄化するステップと、
    前記液体窒素が前記第1一定時間供給された後、凍結した生薬が前記第2配管を通過して、前記粉砕装置に供給されるように、前記第1バルブを開くステップと、
    前記清浄化ステップの実行後に、前記冷凍装置に第2一定流量の前記液体窒素を複数箇所より第2一定時間供給するステップと、
    前記第2一定時間供給するステップを実行した後、前記生薬供給装置に生薬を供給するステップと
    前記生薬供給装置に生薬供給後、前記蓋を閉じるステップと、
    前記生薬を供給するステップで前記生薬供給装置に供給された生薬が、前記生薬供給装置から冷凍装置へ前記第1配管を通して移動するステップと、
    前記移動するステップで前記冷凍装置に移動した生薬を前記冷凍装置で凍結するステップと、
    前記冷凍装置で凍結した生薬を前記第2配管を通して前記粉砕装置に供給して、該粉砕装置で粉砕するステップと、
    を具備したことを特徴とする生薬凍結粉砕方法。
  2. 上部に設けられた蓋が開閉される生薬供給装置と、該生薬供給装置の下方に設けられ液体窒素が供給される冷凍装置と、前記生薬供給装置の底部と前記冷凍装置の上部とを接続し、前記生薬供給装置に投入される生薬の前記冷凍装置への通路であるとともに、前記冷凍装置に供給される液体窒素に関わる窒素の前記生薬供給装置への流入の通路となり、垂直方向に設けられた第1配管と、前記第1配管に設けられ、該第1配管の通路の大きさを変える第1バルブと、前記冷凍装置の下方に設けられた粉砕装置と、前記冷凍装置と前記粉砕装置とを接続し、前記冷凍装置からの凍結生薬の通路であり、垂直方向に設けられた第2配管と、前記第2配管に設けられ、該第2配管の通路の大きさを変える第2バルブとを有する生薬凍結粉砕装置を使用した生薬凍結粉砕方法であって、
    前記蓋を開けるステップと、
    前記第2バルブを閉じて前記第2配管の通路を小さくし、前記冷凍装置に供給される前記液体窒素に関わる窒素の前記粉砕装置への流入を阻止するステップと、
    前記冷凍装置に第1一定流量の前記液体窒素を第1一定時間供給して、前記液体窒素に関わる窒素を前記第1配管を通して前記生薬供給装置に流入させて、前記液体窒素に関わる窒素により、前記生薬供給装置内の空気を前記上部より外部に排出して前記生薬供給装置を清浄化するステップと、
    前記液体窒素が前記第1一定時間供給された後、凍結した生薬が前記第2配管を通過して、前記粉砕装置に供給されるように、前記第2バルブを開くステップと、
    前記清浄化ステップの実行後に、前記冷凍装置に第2一定流量の前記液体窒素を複数箇所より第2一定時間供給するステップと、
    前記第2一定時間供給するステップを実行した後、前記生薬供給装置に生薬を供給するステップと
    前記生薬供給装置に生薬供給後、前記蓋を閉じるステップと、
    前記生薬を供給するステップで前記生薬供給装置に供給された生薬が、前記生薬供給装置から冷凍装置へ前記第1配管を通して移動するステップと、
    前記移動するステップで前記冷凍装置に移動した生薬を前記冷凍装置で凍結するステップと、
    前記冷凍装置で凍結した生薬を前記第2配管を通して前記粉砕装置に供給して、該粉砕装置で粉砕するステップとを具備し、
    前記第バルブを前記清浄化するステップを実行する前に全開するステップと、
    前記第バルブを前記清浄化するステップを実行後に前記生薬が通過するだけの大きさの通路とするために閉じるステップとをさらに具備したことを特徴とする生薬凍結粉砕方法。
  3. 上部に設けられた蓋が開閉される生薬供給装置と、該生薬供給装置の下方に設けられ液体窒素が供給される冷凍装置と、前記生薬供給装置の底部と前記冷凍装置の上部とを接続し、前記生薬供給装置に投入される生薬の前記冷凍装置への通路であるとともに、前記冷凍装置に供給される液体窒素に関わる窒素の前記生薬供給装置への流入の通路となり、垂直方向に設けられた第1配管と、前記冷凍装置の下方に設けられた粉砕装置と、前記冷凍装置と前記粉砕装置とを接続し、前記冷凍装置からの凍結生薬の通路であり、垂直方向に設けられた第2配管と、前記第2配管に設けられ、該第2配管の通路の大きさを変える第1バルブと、前記粉砕装置に接続された入口と窒素ガスを排気する排気口とを有するサイクロンと、前記サイクロンの下方に接続された生薬蓄積装置と、前記排気口に接続され窒素ガスを吸引する空気輸送装置とを有する生薬凍結粉砕装置を使用した生薬凍結粉砕方法であって、
    前記蓋を開けるステップと、
    前記第1バルブを閉じて前記第2配管の通路を小さくし、前記冷凍装置に供給される前記液体窒素に関わる窒素の前記粉砕装置への流入を阻止するステップと、
    前記冷凍装置に第1一定流量の前記液体窒素を第1一定時間供給して、前記液体窒素に関わる窒素を前記第1配管を通して前記生薬供給装置に流入させて、前記液体窒素に関わる窒素により、前記生薬供給装置内の空気を前記上部より外部に排出して前記生薬供給装置を清浄化するステップと、
    前記液体窒素が前記第1一定時間供給された後、凍結した生薬が前記第2配管を通過して、前記粉砕装置に供給されるように、前記第1バルブを開くステップと、
    前記第1バルブを開くステップを実行した後に、前記空気輸送装置を稼働して、窒素ガスの吸引を開始するステップと、
    前記清浄化ステップの実行後に、前記冷凍装置に第2一定流量の前記液体窒素を複数箇所より第2一定時間供給するステップと
    前記第2一定時間供給するステップを実行した後、前記生薬供給装置に生薬を供給するステップと
    前記生薬供給装置に生薬供給後、前記蓋を閉じるステップと、
    前記生薬を供給するステップで前記生薬供給装置に供給された生薬が、前記生薬供給装置から冷凍装置へ前記第1配管を通して移動するステップと、
    前記移動するステップで前記冷凍装置に移動した生薬を前記冷凍装置で凍結するステップと、
    前記冷凍装置で凍結するステップを実行した後に、前記吸引を開始するステップで吸引した窒素ガスを前記粉砕装置から窒素ガスが漏れないように供給するステップと、
    前記冷凍装置で凍結した生薬を前記第2配管を通して前記粉砕装置に供給して、該粉砕装置で粉砕するステップと、
    前記生薬蓄積装置を振動させて、粉砕された生薬の前記生薬蓄積装置の側壁への付着を阻止するステップと、
    を具備したことを特徴とする生薬凍結粉砕方法。
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