JP4535842B2 - 配管検査装置 - Google Patents

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本発明は、ガスが流れる配管を検査するための配管検査装置に関する。
都市ガスなどの燃料用ガス(以下、「ガス」という)を輸送するために、例えば、河川・渓谷・運河などの上に架け渡された橋梁に、内部にガスが流れる配管が配設されている。このような配管はその材質を鉄で形成することが多く、このような鉄製の配管では、腐食や地震等による亀裂、割れ等が発生する恐れがあるため、定期的に配管を検査する必要がある。そのため、従来より、橋梁などの高所に配設された配管の表面を検査する際には、一般的に、検査員が例えば河川敷などから配管を見上げて、配管の表面に異常がないかどうかを目視で検査する目視検査が行われている。そして、配管の表面に例えば亀裂等の異常が発見された際には、この亀裂より配管内のガスが漏洩している恐れがあるため、ガスセンサなどを備えた検査機器によりガス漏れ検査を行っている。
また、検査機器を搭載した走行ロボットを用いて、配管を検査することも行われている(例えば、特許文献1参照)。この走行ロボットを用いた検査では、間隔を置いて複数個のリニアコイル及びセンサを配置したリニアガイドが配管に沿って設置され、このリニアガイドに検査機器を搭載した走行ロボットが移動自在に装着される。そして、走行ロボットに設けられた永久磁石と、リニアガイドに設けられたリニアコイルとの吸引力及び反発力によって走行ロボットが配管に沿って走行し、走行ロボットに搭載した検査機器により配管の亀裂、割れ等の検査が行われる。
特開平5−322777号公報
しかしながら、上述のような従来の配管の検査では、次のような問題がある。例えば、上述の目視検査では、配管が橋梁などの高所に配設されている場合には、検査員が配管を下から見上げて目視検査するため、配管の表面の下側部分だけしか検査することができず、配管の表面の上側部分に異常があったときにはこの異常を発見するのが難しいという問題が生じていた。また、ガス漏れ検査をこの目視検査とは別に行う必要があるため、配管の検査に要する時間及び手間が増大してしまい、検査の効率が非常に悪くなるという問題が生じていた。
また、上述の走行ロボットを用いた配管検査では、検査しようとする配管にリニアガイドを設置する必要があるため、リニアガイドや走行ロボット等の検査機器及び検査設備の構成が複雑になるとともに、その設置等に要するコストが増大してしまうという問題が生じていた。また、このような配管検査では、リニアガイドが配設されていない配管では検査を行うことができず、汎用的に適用することが難しいという問題が生じていた。
本発明の目的は、比較的簡単な構成でもって、高所に配設された配管の表面検査とガス漏れ検査とが同時に行える配管検査装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載の配管検査装置では、ガスが流れる配管を検査するための配管検査装置であって、
ロッド体と、前記ロッド体の先端部に設けたカメラ手段と、前記ロッド体の先端部近傍のガス検知域に存在するガスを検知するためのガス検知手段とを備え、前記ロッド体の先端部には、前記配管内から漏出したガスを前記ガス検知域に導くためのフード部材が設けられ、前記フード部材は薄板を凹状に湾曲させた形状を有するとともに、前記ロッド体の先端部から外方に突出され、前記ガス検知域の片側は前記フード部材の凹面側によって覆われ、その他側は外部に開放されており、
前記カメラ手段は前記配管の表面を検査し、また前記配管内から漏出したガスは前記フード部材によって前記ガス検知域に導かれ、前記ガス検知手段は前記ガス検知域に導かれたガスを検知することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の配管検査装置では、前記ロッド体は伸縮自在に構成され、前記ロッド体の先端ロッド部には前記カメラ手段及び前記ガス検知手段が設けられ、また前記先端ロッド部には、前記カメラ手段からの撮影データ及び前記ガス検知手段からのガス検知データを送信するデータ送信手段が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3に記載の配管検査装置では、前記ロッド体の先端部は可撓性を有しており、前記ロッド体には、この先端部に関連して、前記ロッド体の先端部を屈曲させるための屈曲機構が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の配管検査装置では、前記屈曲機構は駆動源を備えており、前記駆動源が作動することにより前記ロッド体の先端部が屈曲することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の配管検査装置によれば、ロッド体と、ロッド体の先端部に設けたカメラ手段と、ロッド体の先端部近傍のガス検知域に存在するガスを検知するためのガス検知手段とを備えているので、配管の表面検査と、配管内から漏出したガスの漏れ検査とを同時に行うことができ、検査の効率を向上させることが可能となる。また、配管検査装置の構成を、ロッド体にカメラ手段及びガス検知手段を設けるという比較的簡単なものとすることができるため、配管検査装置の製造などに要するコストを大幅に低減することができる。さらに、従来の自動検査装置のように配管に検査設備を設置する必要がないため、このような検査設備が設置されていない配管に対しても検査を行うことができ、汎用性の高い配管検査装置を提供することが可能となる。また、ロッド体の先端部にはフード部材が設けられているので、配管内から漏出したガスは捕集されてロッド体の先端部近傍のガス検知域に導かれ、僅かなガスの漏洩をも確実に検知することが可能となる。
また、本発明の請求項2に記載の配管検査装置によれば、ロッド体が伸縮自在に構成されているので、検査する配管の設置されている高さによってロッド体の長さを自在に調節することができ、その結果、設置高さの異なる配管に対して所望の検査を行うことが可能となる。また、配管検査装置を使用しない時にはロッド体の長さを縮めておくことにより、配管検査装置を容易に持ち運ぶことが可能となる。さらに、ロッド体の先端ロッド部には、カメラ手段からの撮影データ及びガス検知手段からのガス検知データを送信するデータ送信手段が設けられているので、無線でこれらのデータを送信することが可能となる。その結果、これらのデータを送給するための、カメラ手段及びガス検知手段から延びる各ケーブル類を省略することができ、ロッド体を伸縮させる際にこのような各ケーブル類が障害になることがなく、また配管検査装置の構成をより一層簡単なものとすることが可能となる。
さらに、本発明の請求項3に記載の配管検査装置によれば、ロッド体の先端部を屈曲させるための屈曲機構が設けられているので、配管の表面の上側部分を検査する場合であっても、可撓性を有するロッド体の先端部を、屈曲機構により配管の検査箇所に対向させることができ、その結果、カメラ手段により配管の検査箇所を確実に撮影することができ、また配管の検査箇所から漏出したガスがガス検知域に流れ、かく流れる漏洩ガスを確実に検知することが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の配管検査装置によれば、駆動源が作動することによりロッド体の先端部が屈曲するので、例えばリモートコントロール操作などで容易にロッドの先端部を屈曲させることが可能となる。なお、駆動源としては、例えば駆動用電動モータを用いることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う配管検査装置の各種実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図6を参照して、第1の実施形態の配管検査装置について説明する。図1は、第1の実施形態の配管検査装置の要部を、ロッド体を伸長した状態で示す正面図、図2は、図1の配管検査装置を、ロッド体を収納した状態で示す正面図、図3は、図1の配管検査装置の先端部を示す平面図、図4は、図1の配管検査装置における先端ロッド部を、屈曲した状態で示す正面図、図5は、図1の配管検査装置を用いて配管を検査している状態を示す概略図、図6は、図1の配管検査装置の先端ロッド部の先端部を配管の検査箇所に対向させた状態を示す概略図である。
図1〜図4を参照して、図示の配管検査装置2は、ロッド体4と、ロッド体4の先端部に設けたカメラ手段6と、ロッド体4の先端部近傍のガス検知域8に存在するガスを検知するためのガス検知手段10とを備えている。以下、配管検査装置2の各構成要素について詳細に説明する。
図1を参照して、図示のロッド体4は、ロッド体4の先端部に設けられた先端ロッド部12と、ロッド体4の基部に設けられた基部ロッド部16と、先端ロッド部12と基部ロッド部16との間に設けられた複数(本実施形態では、4個)の中間ロッド部14とから構成され、各ロッド部12,14,16はそれぞれ例えばアルミニウムやステンレスなどの金属材料、比較的強度の大きい樹脂材料などから形成される。先端ロッド部12は円筒スリーブ状に形成され、その先端側部15が例えばゴム材等の可撓性材料から形成されて弾性的に撓み、その基部側部17が金属材料、樹脂材料等から形成され、可撓性の先端側部15が、後述する屈曲機構69によって自在に屈曲される。また、先端ロッド部12の先端部には、円柱状の取付部材18(後述する)が設けられており、この取付部材18の外周部にはフード部材20が固定的に(又は、着脱自在に)取り付けられている。フード部材20は、略三角形状の薄板を凹状に湾曲させた形状を有し、取付部材18から外方に突出している。このフード部材20は、その凹面側(内面側)により取付部材18の前方の空間領域(ガス検知域8を含む領域)を覆うようにして取り付けられる(図3、図4及び図6参照)。この形態では、先端ロッド部12の基部側部17の外周面に、データ送信手段32(後述する)が取り付けられている。
中間ロッド部14は、第1〜第4中間ロッド部24,26,28,30から構成されており、これら各中間ロッド部24,26,28,30はそれぞれ円筒スリーブ状に形成されている。先端ロッド部12の基部側部17の外径は、第1中間ロッド部24の内径よりも僅かに小さく構成されており、この先端ロッド部12の基部側部17は、第1中間ロッド部24の内部にその軸方向(図1において上下方向)に移動自在に装着され、その大部分が第1中間ロッド部24内に収納される。同様に、第1(第2、第3)中間ロッド部24(26,28)の外径は第2(第3、第4)中間ロッド部26(28,30)の内径よりも僅かに小さく構成され、第1(第2、第3)中間ロッド部24(26,28)は、第2(第3、第4)中間ロッド部26(28,30)の内部にその軸線方向に移動自在に装着され、その基部側の大部分が第2(第3、第4)中間ロッド部26(28,30)内に収納される。
また、基部ロッド部16は円筒スリーブ状に形成されており、その内径は第4中間ロッド部30の外径よりも僅かに大きく構成されている。第4中間ロッド部30は、この基部ロッド部16の内部にその軸方向に移動自在に装着され、その基部側の大部分が基部ロッド部16内に収納される。
このように構成されたロッド体4は、以下のようにして自在に伸縮させることが可能である。配管検査装置2を使用しない状態では、図2に示すように、先端ロッド部12の基部側部17の大部分が、第1中間ロッド部24の内部に収納される。同様に、第1中間ロッド部24の大部分が第2中間ロッド部26の内部に、第2中間ロッド部26の大部分が第3中間ロッド部28の内部に、第3中間ロッド部28の大部分が第4中間ロッド部30の内部に、また第4中間ロッド部30の大部分が基部ロッド部16の内部にそれぞれ収納される。従って、ロッド体4は全体として収納状態となり、全体の長さを短くしてその取り扱い(運搬、保管等)が容易となる。
配管検査装置2を使用する際には、この収納状態から引き伸ばして伸長状態にする。例えば、先端ロッド部12の基部側部17の先端部を手で掴んで伸長方向(図2中の矢印Xで示す方向)に引っ張ることにより、先端ロッド部12が第1中間ロッド部24の内部から引き出される。このように引き出した後、図示しない保持機構により、先端ロッド部12と第1中間ロッド部24とが保持固定され、従って、先端ロッド部12が第1中間ロッド部24から脱落したり、再び第2中間ロッド部24の内部に収納されてしまうことがない。同様に、第1中間ロッド部24は第2中間ロッド部26の内部から、第2中間ロッド部26は第3中間ロッド部28の内部から、第3中間ロッド部28は第4中間ロッド部30の内部から、また第4中間ロッド部30は基部ロッド部16の内部からそれぞれ引き出され、これらについても、図示しない保持機構により保持固定され、このようにして、ロッド体4は全体として伸長状態となる(図1参照)。
各中間ロッド部24,26,28,30が最大限引き出された伸長状態においては、ロッド体4は全体として例えば約10m程度の長さとなる。また、各中間ロッド部24,26,28,30の引き出される量を調節することにより、ロッド体4の全体の長さを例えば6m、8.5m等の任意の長さに調節することができ、設置高さの異なる配管に対して後述する検査を行うことが可能となる。さらに、各ロッド部12,16,24,26,28,30の長さを適宜設定することにより、また中間ロッド部14の数を適宜設定する、或いは中間ロッド部14を省略することにより、ロッド体4全体の最大長さを検査の用途に応じた長さに設定することができる。
一方、ロッド体4をこの伸長状態から収納状態にする場合には、上記保持機構(図示せず)による保持固定を解除して、例えば先端ロッド部12の基部側部17(第1中間ロッド部24、第2中間ロッド部26、第3中間ロッド部28、第4中間ロッド部30)の先端部を手で掴んで収納方向(図1中の矢印Yで示す方向)へ押し下げればよく、このようにして収納した収納状態においては、ロッド体4は全体として例えば約1m程度の長さとなり、配管検査装置2を容易に持ち運ぶことが可能となる。
配管34(図5参照)を検査するためのカメラ手段6は、カメラ本体部36と、カメラ本体部36に設けられたレンズ部38とから構成されており、このカメラ本体部36は、例えばCCDカメラ等で構成される。カメラ本体部36は先端ロッド部12の取付部材18に設けた取付孔40内に取り付けられ、またレンズ部38は取付部材18の一方の端面(図4において右側の端面)に取り付けられ、カメラ本体部36の前面側を覆っている(図3及び図4参照)。また、取付部材18の一方の端面において、このレンズ部38の周囲には例えば発光ダイオード等からなる複数(本実施形態では、6個)の光源42が設けられており、この複数の光源42は検査域、即ち配管34の検査箇所44(図5及び図6参照)を照明する。
カメラ本体部36からはカメラケーブル46が延びている。このカメラケーブル46は、先端ロッド部12内、即ちその先端側部15及び基部側部17の内部を通り、基部側部17の外周面に設けた貫通孔(図示せず)を通してデータ送信手段32に接続されている。カメラ手段6によりレンズ部38に対向する被撮影物、即ち配管34の検査箇所44を撮影すると、被撮影物に関する撮影データがカメラ本体部36からカメラケーブル46を介してデータ送信手段32に送られる。
なお、取付部材18に光源42を配設することに代えて、ロッド体4内に光ファイバ(図示せず)を配設し、光ファイバの一端部を取付部材18に設けた取付孔(図示せず)に取り付けてこれを光照射部(照明用光源として機能する)とし、光ファイバの他端部より発光ダイオードなどの光を送り込んでこの光を光照射部から検査域(配管34の検査箇所44)に向けて照射するようにしてもよい。あるいは、このような複数の光源42を省略することもでき、この場合には、フード部材20を透明な材料から形成し、透明なフード部材20を透過した太陽光等を利用して検査域(検査箇所44)を照明するようにしてもよい。
ガス漏れを検知するガス検知手段10は、センサ本体部48と、センサ本体部48に設けた検知センサ50とから構成されている。センサ本体部48は先端ロッド部12の取付部材18に設けた取付孔52内に取り付けられ、また検知センサ50は取付部材18の一方の端面に露出して取り付けられている(図3及び図4参照)。この検知センサ50は、この検知センサ50の前近傍(すなわち、ロッド体4の先端部近傍)のガス検知域8(図4中において一点鎖線で囲った部分)に存在するガスを検知する。図4に明確に示されているように、ガス検知域8の片側(図4において上側)はフード部材20の凹面側によって覆われ、その他側(図4において下側)は外部に開放されている。また、センサ本体部48からはセンサケーブル54が延びており、このセンサケーブル54は先端ロッド部12内、即ちその先端側部15及び基部側部17の内部を通り、先端ロッド部12の基部側部17に設けた貫通孔を通してデータ送信手段32に接続されている。検知センサ50はガス検知域8に存在するガスを検知し、検知センサ50からのガス検知データがセンサケーブル54を介してデータ送信手段32に送られる。
図示のデータ送信手段32は、送信本体部56と、送信本体部56から基部ロッド部16側(すなわち、データ受信手段58側)へ延びる送信アンテナ60とから構成されており、送信本体部56が先端ロッド部12の基部側部17に取り付けられている(図4参照)。データ送信手段32は、例えば無線機や赤外線通信機等で構成される。送信本体部56には、上述のようにカメラケーブル46及びセンサケーブル54がそれぞれ接続されているので、カメラ手段6からの撮影データ及びガス検知手段10からのガス検知データが、それぞれケーブル46,54を介して送信本体部56へ送給される。送信本体部56へ送給された撮影データ及びガス検知データは、送信アンテナ60より送信される。なお、図示していないが、先端ロッド部12の基部側部17には駆動バッテリが取り付けられ、データ送信手段32は、この駆動バッテリにより駆動される。また、本実施形態ではデータ送信手段32を先端ロッド部12の基部側部17に取り付けているが、確実に取り付けることができる場合には、先端ロッド部12の先端側部15の外周面に設けるようにしてもよい。
データ受信手段58は、受信本体部62と、受信本体部62から先端ロッド部12側(すなわち、データ送信手段32側)へ延びるアンテナ64とから構成されており、受信本体部62は、基部ロッド部16に固定的に(又は、着脱自在に)取り付けられている(図5参照)。この受信本体部62のアンテナ64は、データ送信手段32の送信アンテナ60から送信された撮影データ及びガス検知データを受信するときには受信用アンテナとして機能し、この受信した各データは受信本体部62内に設けたデータ記憶部(図示しない)に記憶される。また、受信本体部62には操作部66とモニター部68とが設けられており、受信した撮影データがこのモニター部68に表示され、また受信したガス検知データも解析されてモニター部68に表示され、従って、カメラ手段6にて撮影した画像及びガス検知手段10にて検知したガス漏れがリアルタイムに表示される。さらに、受信本体部62の操作部66では、後述する駆動源70のリモコン操作などができるようになっている。なお、図1及び図2では、説明の都合上、データ受信手段58の図示は省略してある。この実施形態では、データ受信手段58をロッド体4の基部ロッド部16に取り付けているが、このような構成に代えて、データ受信手段58に携帯用ベルトを取り付け、検査作業者の首、肩等に掛けて携帯するようにしてもよい。
ロッド体4の先端部、この実施形態では、先端ロッド部12の先端側部15が屈曲機構69によって屈曲されるように構成されている。図4及び図5を参照して、ロッド体4の屈曲機構69について説明すると、図示の屈曲機構69は、駆動源70と、駆動源70からの駆動力を伝達するワイヤー部材72とから構成されており、この屈曲機構69により可撓性の先端側部15(すなわち、ロッド体4の先端部)が屈曲される。駆動源70は例えば電動モータで構成され、先端ロッド体12の基部側部17の内部に固定的に取り付けられ、この基部側部17に取り付けられた上記駆動バッテリ(図示せず)からの電力を利用して駆動される。
また、駆動源70にはリモコン受信部(図示しない)が設けられており、データ受信手段58の操作部66を操作することによって発生する操作信号は、アンテナ64(送信用アンテナとして機能する)から送信され、アンテナ64からの操作信号をリモコン受信部で受信することによって、駆動源70の出力軸74は正転又は逆転して回転駆動される。
ワイヤー部材72の一端部は先端ロッド部12の取付部材18の他方の端面(図4において左側の端面)に取り付けられており、ワイヤー部材72は取付部材18から延びて先端ロッド部12の先端側部15及び基部側部17の内部を通り、駆動源70の出力軸74に取り付けられている。
このように構成されているので、受信本体部62の操作部66で入力操作を行うと、受信本体部62より操作信号が送信される。この操作信号を駆動源70のリモコン受信部にて受信すると、この操作信号に基づいて駆動源70が所定方向に作動され、ワイヤー部材72が駆動源70の出力軸74に巻き取られ、先端ロッド部12の先端側部15がワイヤー部材72を介して引っ張られて弓状に屈曲し始め、ワイヤー部材72の巻取量を調整することによって、先端ロッド部12の屈曲量が調節される(図4及び図5参照)。一方、先端ロッド部12のこの屈曲状態において、駆動源70が所定方向と反対方向に駆動されると、出力軸74に巻き取られたワイヤー部材72が解かれ、先端ロッド部12の先端側部15は、その弾性復元作用によって元の屈曲していない状態へと復元し、先端ロッド部12は元の屈曲していない状態へと完全に復元される(図1参照)。
次に、図5及び図6を参照して、本実施形態による配管検査装置2を用いた配管の検査について説明する。例えば、河川の上に架け渡された橋梁(図示しない)に配設されている配管34の検査に用いる場合、この配管34の表面検査とガス漏れ検査とが同時に行われる。この配管34の内部には例えば都市ガスなどのガスが流れている。配管34の表面の上側部分を検査する場合には、ロッド体4を収納状態から伸長状態とし、ロッド体4の先端部(すなわち、先端ロッド部12の先端側部15)が配管34の上側にまで届くようにロッド体4全体の長さを調節する。河川敷などに立っている検査員76(図5中において点線で示す)は、この伸長状態としたロッド体4を手に持ち、受信本体部62の操作部66を入力操作して駆動源70をリモコン操作する。かく操作すると、駆動源70が所定方向に駆動して先端ロッド部12の先端側部15が下側に弓状に屈曲し、これにより先端ロッド部12の先端面(すなわち、レンズ部38及び検知センサ50)が配管34の表面の上側部分における検査箇所44に対向するようになる(図6参照)。
配管34の表面検査においては、先端ロッド部12の先端部(すなわち、レンズ部38)を配管34の表面の検査箇所44に対向させ、カメラ手段6のレンズ部38を検査箇所44から所定の距離だけ離間した位置に位置付ける。そして、取付部材18に設けた複数の光源42により検査箇所44を照明し、カメラ手段6によりこの照明された検査箇所44を撮影する。かく撮影すると、カメラ手段6からの撮影データがカメラケーブル46を介して送信本体部56に送給され、この送信本体部56から受信本体部62へと送信され、かく送られた検査箇所44の撮影データ(映像、画像)がモニター部68にリアルタイムに表示される。
また、配管34のガス漏れ検査においては、先端ロッド部12の先端部(すなわち、検知センサ50)を配管34の表面の検査箇所44に対向させ、ガス検知手段10の検知センサ50の近傍のガス検知域8を検査箇所44に近付ける(カメラ手段6のレンズ部38を検査箇所44に対して所定の位置関係に位置付けると、ガス検知手段10のガス検知域8が検査箇所44に位置するようになる)。このように位置付けると、ガス検知手段10の検知センサ50はガス検知域8のガス濃度を検知し、ガス検知手段10からのガス検知データがセンサケーブル54を介して送信本体部56に送給され、カメラ手段6からの撮影データとともに送信本体部56から受信本体部62に送給され、かく送給されたガス検知データが解析されて撮影データとともにモニター部68にリアルタイムに表示される。
撮影データ及びガス検知データがこのようにモニター部68に表されるので、検査員76は、このモニター部68に表示されるこれらのデータを見ながら、配管34の表面に腐食や亀裂などの異常がないかについて検査を行うことができるとともに、検査箇所44におけるガス漏れの有無も検査することができ、またモニター部68を見ながら、ガス漏れの可能性の高い箇所の洩れ検査を容易に行うことができる。なお、撮影データ及びガス検知データは、受信本体部62内に設けたデータ記憶部に記憶させることができるが、これらのデータを例えばCD−RやDVD−Rなどの記録媒体(図示せず)に記憶させるようにすることも可能である。
配管34全体を行う場合には、検査員76は河川敷などを歩いて移動しながら、橋梁に配設された配管34の表面の上側部分をくまなく検査するようになる。また、配管34の表面の下側部分を検査する場合でも同様に、受信本体部62の操作部66により駆動源70を操作入力して、先端ロッド部12の屈曲量を適宜調節することにより、先端ロッド部12の先端面を配管34の表面に対向させるようにし、この状態でカメラ手段6及びガス検知手段10を用いて検査すればよい。このように、本実施形態の配管検査装置2により配管34を検査することにより、配管34の表面検査とガス漏れ検査とを同時に行うことが可能となり、検査の効率を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施形態では、特に設けていないが、ガス漏れの異常を警報する異常警報手段をデータ受信手段58に設け、ガス検知手段10による検知ガス濃度が設定異常レベルを超えたときに警報を発するように構成することもできる。
第2の実施形態
次に、図7を参照して、第2の実施形態の配管検査装置について説明する。図7は、第2の実施形態による配管検査装置を示す正面図である。この図7において、ロッド体の一部を省略して図示してある。なお、以下の実施形態において、第1の実施形態の構成要素と実質上同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7を参照して、第2の実施形態の配管検査装置2Aでは、ロッド体4Aは、円筒スリーブ状のロッド本体部78と、ロッド本体部78の先端部に設けた先端ロッド部12Aとから構成され、先端ロッド部12Aはロッド本体部78に対して回転自在に取り付けられている。この形態では、ロッド体4Aは細長い棒状であるが、上記実施形態のように伸縮自在とはなっておらず、また先端ロッド部12Aは、その全体が可撓性を有している。また、カメラ本体部36から延びるカメラケーブル46は、先端ロッド部12A及びロッド本体部78の内部を通り、ロッド本体部78の基端部(先端ロッド部12Aが設けられている先端部とは反対側の端部)に設けた貫通孔(図示せず)を通して検査装置本体102に接続される。これにより、カメラ本体部36からの撮影データは、カメラケーブル46を介して検査装置本体102へ直接的に送給される。
また、ガス検知手段10Aは、ガス吸引管80と検知センサ104とから構成されている。ガス吸引管80の一端部は先端ロッド部12Aに取り付けられた取付部材18の取付孔52に取り付けられて、その開口端は取付部材18を通して外部に露出し、またその他端部は検査装置本体102に内蔵された検知センサ104の検知部に連通し、さらにガス吸引管80に吸引ポンプ108が配設されている。このように構成されているので、ガス吸引管80の一端部は、漏洩するガスを吸い込むための吸込口82を構成し、この吸込口82の近傍にガス検知域8が設けられ、ガス検知域8にて存在するガスは、吸引ポンプ108の作用によって吸込口82を通して吸引され、かく吸引されたガスはガス吸引管80を通して検知センサ104に送給される。
検知装置本体102は、データ処理手段110及びモニター部112を含み、カメラ手段6からの撮影データ及び検知センサ104からのガス検知データはデータ処理手段110に送られ、かかるデータ処理手段110により所要の通りにデータ処理され、データ処理されたこれらのデータがモニター部112に表示される。また必要に応じて、これらのデータがメモリ手段(図示せず)に記憶される。
また、ワイヤー部材72は、その一端部が取付部材18に取り付けられ、取付部材18の内端面から延びるワイヤー部材72の他端側は先端ロッド部12A及びロッド本体部78の内部を通り、ロッド本体部78の基端部に設けた貫通孔(図示せず)より外部に延びて棒状の操作ハンドル84に接続される。
この配管検査装置2Aを用いた配管の検査について説明する。検査の際には、検査員(図示せず)はロッド体4Aを手に持ち、ロッド体4Aの先端部(すなわち、先端ロッド部12A)を配管(図示せず)の表面の検査箇所に近付ける。そして、操作ハンドル84を図7の矢印Qで示す方向に手で引っ張る。かくすると、先端ロッド部12Aがワイヤー部材72を介して下側に引っ張られ、これにより先端ロッド部12Aは、図7に示すように下側に弓状に屈曲される。この屈曲状態において、先端ロッド部12Aの回転角度位置を調節したい場合には、操作ハンドル84をロッド体4Aの軸(図7において上下方向)に対して時計方向(又は、反時計方向)に手で回転させればよく、かく回転させることにより、ワイヤー部材72が捻れて先端ロッド部12Aがロッド本体部78に対して時計方向(又は、反時計方向)に回転し、先端ロッド部12Aの回転角度位置が調節される。このようにして、配管の表面の上側部分又は下側部分の任意の検査箇所において検査を行うことが可能となる。
この配管検査装置2Aにおいては、カメラ手段10Aからの撮影データはカメラケーブル46を介してデータ処理手段110に送給され、また吸込口82から吸引したガスはガス吸引管80を通して検査装置本体102に内蔵された検知センサ104に送られ、検知センサ104からのガス検知データがデータ処理手段110に送られる。そして、データ処理手段110にてデータ処理された撮影データ及びガス検知データがモニター部112に表示される。従って、検査員は、このモニター部112に表示された情報を見ることによって、配管表面の状態を見ることができるとともに、ガス漏れの有無を同時に知ることができる。
なお、本実施形態では先端ロッド部12Aにフード部材を設けていないが、上記第1の実施形態と同様にフード部材20を設けるようにしてもよい。また、本実施形態では、ガス検知手段10Aをガス吸引管80と検知センサ104とから構成したが、上記実施形態と同様に、センサ本体部とセンサ本体部に設けた検知センサとから構成するようにしてもよく、この場合には、センサ本体部からのガス検知データはセンサケーブルを介して検査装置本体102のデータ処理手段110に直接送給され、吸引ポンプ108等を省略することができる。
第3の実施形態
次に、図8を参照して、第3の実施形態の配管検査装置について説明する。図8は、第3の実施形態による配管検査装置の先端ロッド部及びその近傍を示す正面図である。
図8を参照して、第3の実施形態の配管検査装置2Bでは、第2の実施形態の配管検査装置2Aの構成に加えて、ガス検知手段10Bのガス吸引管80の吸込口82にノズル体86が固定的に(又は、着脱自在に)取り付けられている。ノズル体86は筒状に形成され、その外径は先端に向けて先細に形成されており、外径の大きい基部側が吸込口82に取り付けられている。このノズル体86を設けることにより、ノズル体86の先端部をガス漏れの発生源(例えば、配管の表面の亀裂など)に近付けることができ、これによって、配管(図示せず)から漏出したガスを確実にガス吸引管80内へ吸引させることが可能となる。このようにノズル体86を設けた場合、ガス検知域8は、ノズル体86の先端部近傍(すなわち、ロッド体4Bの先端部近傍)に設けられることとなる。
このような配管検査装置2Bでは、ロッド体4Bの先端ロッド部12Bの先端部を配管(図示せず)の表面の検査箇所に対向させた際に、カメラ手段6のレンズ部38を検査箇所に近付けすぎると、ピントが合わなくなって鮮明な撮影データを得ることができなくなる。これに対して、この本実施形態のようにノズル体86を設け、このノズル体86の長さを、ノズル体86の先端部を配管の検査箇所に近付けたときのレンズ部38と検査箇所との間の距離が撮影に適した距離となるように設定することによって、カメラ手段6のレンズ部38が検査箇所に近付きすぎることがなくなり、鮮明な映像又は画像を有する撮影データを容易に得ることが可能となる。
以上、本発明に従う種々の配管検査装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記各実施形態では、都市ガスやLPガスなどの燃料用ガスを送給する配管の検査に適用して説明したが、これに限られず、ガスがその他の気体や液体などの流体である場合であっても、この配管検査装置2(2A,2B)を同様に用いることが可能である。
また例えば、上記各実施形態では、橋梁に配設された配管34を検査する場合について説明したが、これに限られず、例えば配管がトンネル内に配設されている場合など、比較的高所に配設されている配管を検査する際に配管検査装置2(2A,2B)を好適に用いることが可能である。
第1の実施形態の配管検査装置を、ロッド体を伸長した状態で示す正面図。 図1の配管検査装置を、ロッド体を収納した状態で収示す正面図。 図1の配管検査装置の先端ロッド部の先端部を示す平面図。 図1の配管検査装置の先端ロッド部を屈曲した状態で示す正面図。 図1の配管検査装置を用いて配管を検査している状態を示す概略図。 図1の配管検査装置の先端ロッド部の先端部を配管の検査箇所に対向させた状態を示す概略図。 第2の実施形態による配管検査装置を示す正面図。 第3の実施形態による配管検査装置の先端ロッド部及びその近傍を示す正面図。
符号の説明
2,2A,2B 配管検査装置
4,4A,4B ロッド体
6 カメラ手段
8 ガス検知域
10,10A,10B ガス検知手段
12,12A,12B 先端ロッド部
14 中間ロッド部
16 基部ロッド部
20 フード部材
32 データ送信手段
34 配管
69 屈曲機構
70 駆動源

Claims (4)

  1. ガスが流れる配管を検査するための配管検査装置であって、
    ロッド体と、前記ロッド体の先端部に設けたカメラ手段と、前記ロッド体の先端部近傍のガス検知域に存在するガスを検知するためのガス検知手段とを備え、前記ロッド体の先端部には、前記配管内から漏出したガスを前記ガス検知域に導くためのフード部材が設けられ、前記フード部材は薄板を凹状に湾曲させた形状を有するとともに、前記ロッド体の先端部から外方に突出され、前記ガス検知域の片側は前記フード部材の凹面側によって覆われ、その他側は外部に開放されており、
    前記カメラ手段は前記配管の表面を検査し、また前記配管内から漏出したガスは前記フード部材によって前記ガス検知域に導かれ、前記ガス検知手段は前記ガス検知域に導かれたガスを検知することを特徴とする配管検査装置。
  2. 前記ロッド体は伸縮自在に構成され、前記ロッド体の先端ロッド部には前記カメラ手段及び前記ガス検知手段が設けられ、また前記先端ロッド部には、前記カメラ手段からの撮影データ及び前記ガス検知手段からのガス検知データを送信するデータ送信手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配管検査装置。
  3. 前記ロッド体の先端部は可撓性を有しており、前記ロッド体には、この先端部に関連して、前記ロッド体の先端部を屈曲させるための屈曲機構が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管検査装置。
  4. 前記屈曲機構は駆動源を備えており、前記駆動源が作動することにより前記ロッド体の先端部が屈曲することを特徴とする請求項3に記載の配管検査装置。
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