JP4535017B2 - 電子写真用トナー及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ポリエステル樹脂(Tg:65℃、Tm:130℃、花王(株)製)100質量部、電荷制御剤「LR−147」(日本カーリット社製)1質量部、着色剤15−3「ECB−301」(大日精化社製)5質量部、離型剤:フィッシャートロプシュワックス「H1N4」(サゾール社)、及び芳香族系炭化水素石油樹脂「FTR−2140」α−メチルスチレン系(三井化学社製)を、ヘンシェルミキサーにより予備混合した。
フィッシャートロプシュワックス「H1N4」の量を10質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」の量を5質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」の量を20質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」の量を30質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
トナー粒径を5.5μmとしたことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
トナー粒径を9μmとしたことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックス「H1N4」の量を6質量部に変更し、さらに離型剤「カルナバワックス1号粉末」(加藤洋行社輸入品)を2質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックス「H1N4」の量を4質量部に変更し、さらに離型剤「カルナバワックス1号粉末」(加藤洋行社輸入品)を4質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックス「H1N4」の量を2質量部に変更し、さらに離型剤「カルナバワックス1号粉末」(加藤洋行社輸入品)を6質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」を使用しなかったことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」を量を1質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
芳香族系石油樹脂「FTR−2140」を量を50質量部に変更したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックスの代わりに「カルナバワックス1号粉末」を7質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックスの代わりに「カルナバワックス1号粉末」を10質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックスの代わりに「カルナバワックス1号粉末」を6質量部使用し、さらにポリプロピレンワックス「NP056」三井化学社製を添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
フィッシャートロプシュワックスの代わりに「カルナバワックス1号粉末」を6質量部使用し、さらにポリプロピレンワックス「NP056」三井化学社製を添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
溶融混練工程をオープンロールの代わりに2軸押し出し機として連続押出混練機(池貝(株)製、商品名:PCM−43)にて混練を行い、トナーを得た。
芳香族系石油樹脂の代わりに「YSレジンPX1250(ヤスハラケミカル社製:テルペン樹脂)を12.5質量部添加したことを除いて、実施例1と同様にしてトナーを得た。
ロール隙間:0.1mm
Fロール
供給温度:120℃、排出温度:120℃、回転数:75rpm
Bロール
供給温度:30℃、排出温度:30℃、回転数:50rpm
2軸押出し混練機の混練条件
スクリュウー回転数:250rpm
バレルシリンダ温度
C1:50℃
C2〜C8:120℃、
アダプタ:120℃、
ダイノズル:120℃。
非磁性一成分現像装置「カシオページプレストN−5」(カシオ計算機社製:カラープリンタ毎分29枚(A4横)機)にトナーを実装し、通常環境(25℃、50%RH)において、普通紙(XEROX−P紙A4サイズ)を用いて5%印字画像を10,000枚連続印字した後、ベタ画像を印字し、画像の劣化を評価する。
◎:画像劣化は見られず、ドクターブレード上の融着も確認されない。
試験1と同様の装置の定着部分の温度を可変できるように改造し、定着試験器とする。試験例1と同様の装置で未定着画像を得た後、この定着試験器にて定着温度130〜200℃の範囲で10℃毎に温度を可変し、未定着画像を定着させた際の非オフセット領域を測定し、低温定着特性とする。ここでいう定着温度は2本ある定着ロールの上の方の設定温度であり、下の定着ロールは設定温度を上ロール−20℃とした。画像パターンはベタ印字とし、用紙はXEROXP紙A4サイズ(質量64g/m2 )で行った。
◎:最低定着温度が140℃未満である。
試験1と同様の装置を用い、定着部分のオイル塗布ローラーを外す。用紙はA4サイズ(ゼロックス−P紙)を使用し、ベタ画像を印字して、定着性を判断する。プロセス速度は129.3mm/sec、定着温度は170℃で行う。
◎◎:プロセス速度129.3mm/sec、定着温度は180℃で行ってもオフセットの発生が無い。
粉砕性は生産性に関係する特性であり、実施例1のトナーを基準トナーとし、衝突板式粉砕機「IDS−2」(日本ニューマチック製)にて微粉砕して6.0μmの体積平均粒径(「マルチサイザーII」(コールター社製)により測定)の実施例1のトナーを得るための供給量を、他の試料トナーについての供給量で割った値を粉砕性指標とする。粉砕性指標が大きいほど粉砕しやすいことを示す。
○:0.8〜1.2までの間
×:0.8以下
試験5−保存性
保存性の指標として50℃/40%の環境中に48時間、トナーを充填したN5トナーカートリッジを放置し、取り出した後、23℃/50%の環境中に6時間放置した後、「スピーディア:N5」(カシオ計算機製)にて印刷試験を行った。
装置:フローテスター(島津製作所製、CFT−500D)
試料:1g
昇温速度:6℃/分
荷重:20kg
ノズル:直径1mm、長さ1mm
1/2法:試料の半分が流出した温度を軟化点とした。
装置:示差走査熱量計(島津製作所社製:DSC−60)
試料:8mg
昇温条件:10℃/分で160℃まで昇温し、降温速度10℃/分で35℃まで冷却した後、再度10℃/分で160℃まで昇温する。
装置:マルチサイザーII(コールター社製)
試料:ビーカーに試料少量と精製水、界面活性剤を入れ、超音波洗浄器にて分散した。
Claims (6)
- 100質量部のポリエステルからなる結着樹脂、5〜30質量部の芳香族系石油樹脂、及びフィッシャートロプシュワックスを含む原料混合物を、オープンロール型混練機により溶融混練する工程を経て製造されたことを特徴とする電子写真用トナー。
- 前記原料混合物は、エステルワックスを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の電子写真用トナー。
- 前記芳香族系石油樹脂が、3000を超える質量平均分子量を有するC9系石油樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真用トナー。
- 前記ポリエステル樹脂と芳香族系石油樹脂の軟化点の差が、20℃以内であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真用トナー。
- 5.5〜9μmの粒径を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真用トナー。
- 100質量部のポリエステルからなる結着樹脂、5〜30質量部の芳香族系石油樹脂、及びフィッシャートロプシュワックスを含む原料混合物を、オープンロール型混練機により溶融混練する工程、得られた混練物を粉砕する工程、及び粉砕物を分級する工程を具備することを特徴とする電子写真用トナーの製造方法。
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