JP4533197B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置及び画像形成装置に関し、特にシート搬送路の合流部の構成に関する。
従来、例えばプリンタ、FAX、複写機、印刷機等の画像形成装置においては、電子写真方式、オフセット印刷方式、インクジェット方式等により画像を形成するようにしている。そして、このような画像形成装置の一例として電子写真方式によりカラー画像を形成するカラー画像形成装置があり、このようなカラー画像形成装置は、構成上から主に、画像形成部を複数の画像形成ユニットにて構成すると共に、これら複数の画像形成ユニットを並べて配置したタンデム方式と、複数の画像形成ユニットを円筒状に配置したロータリー方式、また転写方式として感光体から直接シートにトナー像を転写する直接転写方式と、一旦中間転写体に転写した後シートに転写する中間転写方式に分類される。
ここで、複数の画像形成ユニットを中間転写ベルト上に並べて配置した中間転写タンデム方式は、直接転写方式のようにシートを転写ドラムや転写ベルト上に保持する必要がないため、超厚紙やコート紙等の多種多様なシートに対応できる点や、二次転写部までのシートの搬送路がシンプルに構成できる点、さらに中間転写ベルトの張架方法の自由度が高いため、画像形成装置の小型化においても有利である。
さらに、タンデム方式では以上のメリットに加え、複数の画像形成ユニットにおける並列処理及びフルカラー画像の一括転写という特長からスピードアップを図る上で非常に有利な構成でもあり、高生産性をターゲットとするカラー画像形成装置として適している。
ところで、このようなカラー画像形成装置では、給紙カセットに収納されたシートを画像形成部に搬送するシート搬送路や、シートの両面に画像を形成するために、片面に画像が形成されたシートを反転させた後、再度画像形成部に搬送するシート再搬送路などのシートの搬送路を備えている。これらのシート搬送路及びシート再搬送路には、シートをガイドするガイド手段と、ガイド手段に沿ってシートを搬送するシート搬送回転体を備えている。ここで、ガイド手段としては、例えば搬送面を有する板状のガイド板等が挙げられる。また、シート搬送回転体としては、例えば所定の加圧力によりシートを挟持搬送するローラ対や、静電気もしくはエア等によりシートを吸着保持しながら搬送する搬送ベルト等が挙げられる。なお、搬送ベルトによりシートを搬送するシート搬送装置の場合は、搬送ベルトがガイド手段とシート搬送回転体を兼ねる場合もある。
ところで、シート搬送路とシート再搬送路との合流部の近くでシートのジャムが発生した場合、ジャムしたシートやジャム時に停止しているシートを破損させることなく取り出すために、シート搬送路を大きく開放させて処理性を良くする必要がある。
そこで、シート再搬送路の部分をユニット化して、このユニットを画像形成装置本体より正面側に引き出し可能とし、かつシート搬送路とシート再搬送路との合流部を構成するガイド板を側方に開放可能に構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。この構成では、シート搬送路とシート再搬送路の合流部においてシートのジャムが発生した場合には、まずユニットを正面側に引き出した後、ガイド板を側方に開放することによりジャムしたシートを取り除くことができる。そして、ガイド板を側方に大きく開くことが可能であるためジャム処理性がよい構成となっている。
ところが、特開2003−98777号公報に記載されているようにシート再搬送路の部分をユニット化して引き出してシート搬送路とシート再搬送路との合流部のガイド板を側方に開放可能とした構成では、機外でのジャム処理作業が向上するという利点がある反面、画像形成装置の剛性面での問題が発生する。
これは、近年タンデム式のカラー機や中間転写ベルトを有するカラー機の場合では、メンテナンス性等の観点から転写ベルトや中間転写ベルトをユニット化して引き出し可能な構成とすることが多く、さらに、シート再搬送路などのシート搬送装置をユニット化して引き出し可能な構成とすると、中間転写ベルトやシート搬送装置といった重量の大きいユニットを複数引き出し構成になってしまうため、画像形成装置本体の筐体が十分に大きな強度が必要となってくる。これは、筐体の強度が十分でないとユニット間の連結が不安定になり、ジャムが発生しやすくなったり、画質の低下を招いたりするおそれがあるためである。
そして、高画質・高生産性を要求されるハイエンドの画像形成装置になればなるほど、引き出し構成に伴う重量負担の増大と剛性不足が及ぼすジャムの発生及び画質不良等が生じてしまうため、画像形成装置の筐体の剛性を高めなければならず、そのため装置の大型化や重量の増大などの問題を招く。
そこで、画像形成装置の側方に配置されシート搬送路及びシート再搬送路の合流部を含むシート搬送装置を、画像形成装置の側方からジャム処理をするための構成が提案されている。
この構成は、図10に示すように、給紙カセットや給紙ローラなどからなる給紙部Cから送り出されてくるシートを搬送するシート搬送路1と該搬送路1よりも内側に位置して1面に画像が形成されたシートを再度画像形成部に搬送するためのシート再搬送路2とを備えている。シート搬送路1は、内側ガイドを有する内側ガイド板67と、外側ガイドを有する筐体63とを備え、筐体63を回動軸64を支点として回転可能に設けている。搬送路1においてジャムが発生した場合には図11に示すように、筐体63を回動軸64を中心にして矢印P方向に開放してシート搬送路に配置されている搬送ローラ対70、71を離間させることにより、滞留したシートを除去することが可能となる。なお、図11では回動軸64を外側ガイド63の下部に設定したが、この位置に限定されるものではなく、上側や奥側等に設定しても良い。
一方、このように筐体63を開放することにより比較的容易にシートにアクセスできる搬送路1に対し、搬送路1よりも内側に位置するシート再搬送路2は外筐体63の開放だけでは滞留したシートにアクセスできない。
そこで、内側ガイド板67の、シート搬送路1とシート再搬送路2との合流部を形成する先端ガイド部材62を回動軸68を支点として回動自在に設け、さらに、この先端部材62を弾性部材65により図10に示すようにシート再搬送路2を開放する方向に付勢させる。そして、ジャムしたシートSを取り除く際には、図11に示すように、筐体63を回動軸64を支点として回転させることにより、弾性部材65により先端ガイド部分62も回動軸68を中心として下方に移動し、シート再搬送路2の開口部を拡大することができる。そして、このように拡大された開口部から滞留したシートSを矢印方向に引き出して除去する。
ここで、滞留したシートSがシート再搬送路2内にある搬送ローラ対60,61に挟持された状態のままでシートSを引き出そうとすると、除去時にシートSが破れて紙片が装置内に残る等の問題が生じる。そのため、例えば搬送ローラ60にワンウェイクラッチ66を内蔵し、ジャム時に搬送ローラ対60,61に挟持されたシートSの引き出しに追従して矢印F方向に空転させることにより容易にシートSを引き出せるようにしている。
特開2003−98777号公報
しかしながら、このようなジャム処理構成では、先端ガイド部材62を大きく開くことができないため、シート再搬送路2でのジャム処理が狭い空間で行わなければならず作業性が極めて悪いという問題があった。すなわち、ジャム処理空間を広げるために先端ガイド部材62を大きく回動させようとすると、先端ガイド部材62の基端側が内側ガイド板67に干渉したり、シート再搬送路2の固定の上側ガイドに干渉してしまうため大きく開くことができない。また、先端ガイド部材62を内側ガイド部材67と一体化して、内側ガイド部材67を先端部材62と一体に下方回動させることにより、シート再搬送路2の開口部を拡大することも考えられるが、この場合にも、ガイド部材が回動したときにその基端側が給紙部Cの部材に干渉したり、シート再搬送路2の固定の上側ガイドに干渉してしまうため大きく開くことができない。このように、シート搬送路の合流部の内側のガイド部材は回動範囲に制限を受けてしまい十分にシート再搬送路を広げることができない。したがって、ジャム処理性の向上のためにシート再搬送路2を広く開けられる構成が望まれている。
そこで本発明では、このような問題を解決するためになされたものであり、コンパクトで、かつジャム処理を容易に行うことのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、装置本体に回動自在に取り付けた筐体を開くことによりシート搬送路を開放するように構成したシート搬送装置において、前記筐体が開くことにより開放される第1のシート搬送路と、前記第1のシート搬送路よりも装置本体の内部側に配置され、前記第1のシート搬送路と合流する第2のシート搬送路と、前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との合流部における前記第1のシート搬送路の一方を構成する第1ガイド部材と、前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との間に配置され、前記第1ガイド部材を支持して回動可能な第1ガイド支持部材と、前記合流部における前記第2のシート搬送路の一方を構成する第2ガイド部材と、前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との間に配置され、前記第2ガイド部材を支持して回動可能な第2ガイド支持部材と、を備え、前記筐体を開いたときに、前記第1ガイド支持部材と前記第2ガイド支持部材とが独立して回動して前記第2のシート搬送路を開放することを特徴とする。
本発明のように、第1のシート搬送路と第2のシート搬送路との合流部を構成する第1ガイド部材と第2ガイド部材とを、それぞれ第1ガイド支持部材と第2ガイド支持部材とに支持させ、第1ガイド支持部材と第2ガイド支持部材とを独立して回動して第2のシート搬送路を開放させるようにすることにより、第2のシート搬送路を広く開けることができて、コンパクトな構成でジャム処理を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、50はカラー画像形成装置、50Aはカラー画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体50Aには、画像形成部513と、シートSを搬送するシート給送部50Bと、画像形成部513で形成されたトナー画像をシート給送部50Bにより給送されたシートSに転写する転写部50Cとを備えている。
ここで、画像形成部513は、それぞれ感光体508と、露光装置511と、現像器510と、一次転写装置507と、感光体クリーナ509と等から構成される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の画像形成ユニットを備えている。つまり、本実施の形態におけるカラー画像形成装置は、画像形成部として4色の画像形成ユニットを後述する中間転写ベルト上に並べて配置した中間転写タンデム方式のものである。なお、各画像形成ユニットの形成する色は、これら4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
また、シート給送部50Bは、シートSをリフトアップ装置52の上に積載される形で収納するシート収納部51と、シート収納部51に収納されたシートSを送り出すシート給送手段53とを備えている。なお、このシート給送手段53としては給紙ローラ等による摩擦分離を利用する方式や、エアによる分離吸着を利用する方式等が挙げられるが、本実施の形態においては、エアによる給紙方式を例に挙げている。
また、転写部50Cは、駆動ローラ504、テンションローラ505及び二次転写内ローラ503等のローラ類によって張架され、図中矢印Bの方向へと搬送駆動される中間転写ベルト506を備えている。
ここで、この中間転写ベルト506は、一次転写装置507により与えられる所定の加圧力及び静電的負荷バイアスにより、感光体上に形成されたトナー像が転写されると共に、略対向する二次転写内ローラ503及び二次転写外ローラ56により形成される二次転写部において所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることでシートSへ未定着画像を吸着させるものである。
そして、このような構成のカラー画像形成装置50において、画像を形成する際には、まず、予め不図示の帯電手段により表面を一様に帯電され、図中矢印Aの方向に回転する感光体508に対し、送られてきた画像情報の信号に基づいて露光装置511が発光し、この光を反射手段512等を適宜経由して照射することにより潜像が形成される。なお、感光体508上に僅かに残った転写残トナーは感光体クリーナ509により回収され、再び次の画像形成に備える。
次に、このようにして感光体508上に形成された静電潜像に対して、現像装置510によるトナー現像が行われ、感光体上にトナー像が形成される。この後、一次転写装置507により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト506上にトナー像が転写される。
なお、画像形成部513のY、M、C及びBkの各画像形成ユニットによる画像形成は、中間転写ベルト上に一次転写された上流のトナー像に重ね合わせるタイミングで行われる。この結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト506上に形成される。
また、シートSは、シート給送手段53により画像形成部513の画像形成タイミングに合わせて送り出され、この後、このシートSはシート搬送装置54に設けられたシート搬送路1を通過してレジストユニット55へと搬送される。そして、このレジストユニット55において斜行補正やタイミング補正を行った後、二次転写内ローラ503及び二次転写外ローラ56により形成される二次転写部へと搬送され、二次転写部においてシートS上にフルカラーのトナー像が二次転写される。
次に、このようにトナー像が二次転写されたシートSは定着前搬送部57により定着装置58へと搬送される。そして、この定着装置58において、略対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えてシートS上にトナーを溶融固着させる。
次に、このようにして得られた定着画像を有するシートSは分岐搬送装置59により、そのまま排紙トレー500上に排出される。なお、シートSの両面に画像を形成する場合には、不図示の切替フラッパの切替により、この後、反転搬送装置501へと搬送される。
ここで、このように反転搬送装置501へと搬送されると、シートSはスイッチバック動作を行うことで先後端を入れ替え、両面搬送装置502へと搬送され、この後、シート給送部50Bから搬送されてくる後続ジョブのシートとのタイミングを合わせてシート搬送装置54が有するシート再搬送路2から合流し、同様に二次転写部へと送られる。画像形成プロセスに関しては1面目と同様なので省略する。
なお、このカラー画像形成装置50は、高生産性を目的として図2に示すように大容量の給紙装置80をオプションとして接続装置81を介して接続することができるようになっている。ここで、このような大容量の給紙装置80を接続可能なカラー画像形成装置50において、大容量の給紙装置70に収納されているシートSに画像形成する場合、大容量の給紙装置70からのシートSをオプション搬送路3を経て画像形成部513に搬送するようにしている。
図3は、シート搬送装置54の構成を説明する図である。なお、図3は、図2に示す大容量の給紙装置70が接続可能なシート搬送装置54の構成を示している。
図3において、5、9は再搬送路2を形成する第1ガイド板及び第2ガイド板、6、8はオプション搬送路3を形成する第3ガイド板6及び第4ガイド板、11、7はシート搬送路1を形成する第5ガイド板及び第6ガイド板である。
ここで、第1ガイド板5及び第3ガイド板6はシート搬送装置本体54Aを構成する後側板4及び不図示の前側板により固定される。また、第6ガイド板7及び第4ガイド板8は前側板と後側板に回動軸12を介して回動可能に支持される扉状の筐体13に固定されている。また、第2ガイド板9は前側板と後側板に回動軸14を介して回動可能に支持される第2ガイド支持部材としてのガイド支持部材23に固定されている。さらに、第5ガイド板11は、前側板と後側板に回動軸15を介して回動可能に支持される第1のガイド支持部材としての副筐体16に固定されている。なお、回動軸14は回動軸15よりも装置本体の内側に配置されており、回動軸14と合流部先端との距離を長く取ることにより同じ回動角でも合流部先端側を大きく移動できるためシート再搬送路を大きく開けることが可能である。
なお、図3に示すように、第1のシート搬送路であるシート搬送路1は、第5ガイド板11と第6ガイド板7とで構成され、第2のシート搬送路であるシート再搬送路2は、第2ガイド板9と第1ガイド板5とで構成される。搬送路1との合流部Jは、再搬送路2を構成する第2ガイド板9と、搬送路1を構成する第5ガイド板11とにより構成される。即ち、シート再搬送路2とシート搬送路1との合流部Jは、第2ガイド板9及び第5ガイド板11の2枚の分割されたガイド板から構成される。
また、18a、19aはオプション搬送路3に設けられた駆動ローラ及び従動ローラ、18b、19bはシート搬送路1とシート再搬送路2との合流点の下流に設けられた駆動ローラ及び従動ローラ、18c、19cはシート再搬送路2に設けられたシート搬送回転体としての駆動ローラ及び従動ローラ、18d、19dはシート搬送路1に設けられた駆動ローラ及び従動ローラであり、これら各駆動ローラ18a〜18dと、従動ローラ19a〜19dは所定の加圧力をもって当接している。
なお、17aは駆動ローラ18d及び従動ローラ19dを駆動する第1モータ、17bは駆動ローラ18b,18c及び従動ローラ19b,19cを駆動する第2モータ、17cは駆動ローラ18a及び従動ローラ19aを駆動する第3モータである。
図4は、第5ガイド11を固定している支持体である副筐体16の構成を示す斜視図であり、この副筐体16は対向して設けられた側板部材16F,16Rと、剛性を確保するよう側板部材16F,16Rの間に設けられた補強板21,22を備えている。そして、本実施の形態においては、この第5ガイド板11と側板部材16F,16Rにより囲まれた袋状の空間に駆動ローラ18dと、これを駆動する駆動手段である第1モータ17aを配置している。
ここで、このような第5ガイド板11と第2ガイド板9との間の空間である第5ガイド板11と側板部材16F,16Rにより形成される袋状の空間は、第2ガイド板9の下方に存在する従来のデッドスペースであり、このようなデッドスペースに駆動ローラ18dと、これを駆動する第1モータ17aを配置することにより、シート搬送装置本体54Aのスペースを効率的に利用することができるようにしている。
さらに、第1モータ17aをシート搬送装置本体54Aの外側ではなくシート搬送装置本体54Aの内側に配置することにより、駆動系のスペースをコンパクト化できるため、シート搬送装置54の主走査方向の幅を必要最小限に抑えることができる。なお、本実施の形態においては、図3に示すように第2及び第3モータ17b,17cも、シート搬送装置本体54Aの内側に配置されている。この結果、シート搬送装置54及びカラー画像形成装置50のコンパクト化を図ることができる。
また、このように第5ガイド板11、第1モータ17a等を副筐体16に一体に配置することにより、シート搬送装置本体54Aに対して独立して回動することが可能な回動ユニット20が構成される。そして、シート搬送装置54においてジャムが発生した場合には、この回動ユニット20をシート搬送装置本体54Aに対して独立して回動させることによりジャム処理を行うようにしている。
次に、このように構成されたシート搬送装置54のジャム処理動作について説明する。
ジャムが発生すると、まず、不図示のストッパを解除して扉状の筐体13とシート搬送装置本体54Aとの係止を解除し、この後、図5に示すように扉状の筐体13を回動軸12を中心にして下方回動させることにより、搬送路1及びオプション搬送路3を構成する第6ガイド板7及び第4ガイド板8がそれぞれ下方回動する。
これにより、搬送路1及びオプション搬送路3が開放されると共に、駆動ローラ18a,18b及び18dから従動ローラ19a,19b及び19dが離間する。これにより、搬送路1及びオプション搬送路3に滞留したシートに容易にアクセスすることができると共に、滞留したシートを容易に処理することができる。
次に、不図示のストッパを解除して回動ユニット20を図6に示す状態まで下方回動させる。ここで、このように回動ユニット20を下方回動させることにより、第5ガイド板11及び第1モータ17aを第2ガイド板9の下部空間から退避させることができる。
これにより、第2ガイド板9を支持するガイド支持部材23を回動軸14を中心として下方回動させ駆動ローラ19cから従動ローラ19cを離間することができるようになり、この結果、内側のシート再搬送路2に対しても大きな開放空間が生じる。すなわち、ガイド支持部材23と副筐体16とを異なる回動軸で独立して回動させることにより第2ガイド板9と第5ガイド板11とが独立して回動することになり、第2のガイド板9の回動角度を大きくとることができるようになって、開放空間を大きくすることが可能となる。
つまり、回動ユニット20を回動させ、これに伴って第5ガイド板11を一体的に第2ガイド板9から離れるように回動させることにより、従来第2ガイド板9と第5ガイド板11との間の従来のデッドスペースを、図6に示すように第2ガイド板9の開放空間として利用することができる。
さらに、副筐体16の回動軸15を側方に近い位置に配置し、ガイド支持部材23の回動軸14を装置本体の内側に配置したため、副筐体16及びガイド支持部材23を回動させたときにシート給送装置53の部材と干渉することがないようにして、且つガイド支持部材23を大きく回動させることができる。図6に示した一点鎖線は、従来の構成のように副筐体16とガイド支持部材23を一体にして回動させたと仮定した場合の軌跡であり、本実施例と同等のガイド開放空間をとると、副筐体16が搬送路1の上流スペ−ス、つまり前記シ−ト給送装置53のスペ−スに侵入してしまうため成り立たないことが分かる。
このように、第2ガイド板9と第5ガイド板11との間の空間を利用して第5ガイド板11が第2ガイド板9から離れるように回動させるようにすることにより、シート搬送装置54のコンパクト化を図ることができると共に、ジャム処理空間を拡大することができ、ジャム処理を容易に行うことができる。
また、従来の画像形成装置において搬送ローラ対を駆動する駆動モータは、メンテナンス時のアクセス性を重視してシート搬送装置の外側に取り付けられているが、このように駆動モータをシート搬送装置の外側に取り付けた場合、シート搬送装置の奥行きサイズが大きくなり、これに伴い画像形成装置の奥行きサイズも大きくなるという問題があったが、本発明によれば、このような問題も解決することができる。
さらに、このようなシート搬送装置54を備えることにより、特に高生産性を目的とする画像形成装置や出力成果物に商業的価値を要求する画像形成装置において、設置スペースや装置搬入性の面での利点とジャム発生時におけるダウンタイム低減の面で大きな効果を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は本実施の形態に係るシート搬送装置の斜視図である。なお、図7において、図3と同一符号は、同一または相当部分を示している。
図7において、31は、扉状の筐体13の両側面に固定されている第1カム、32は回動ユニット20の両側面に固定されている第2カム、33は第2ガイド板9を支持するガイド支持部材23の側面に固定されている第3カムである。
ここで、図7の状態は、通常のシートを搬送しているときの形態であり、このとき第1カム31と第2カム32は互いに当接し、第2カム32と第3カム33は当接していない状態となっている。
図8は、このような状態における第2ガイド板9と第5ガイド板11の位置関係を示す図であり、図8において、41は回動ユニット20の側板部材16F,16Rの間に設けられた補強板であり、この補強板41には第2ガイド板9に当接する加圧部材40が摺動可能に突出している。ここで、この加圧部材40は、弾性部材43により突出方向に付勢されており、この加圧部材40により第2ガイド板9は背面から上方に押圧されるようになっている。
なお、42は、補強板41に固定され、弾性部材43を内部に封入した加圧ストッパであり、加圧部材40は、この加圧ストッパ内に摺動可能に、かつ第2ガイド板9との当接状態に応じて補強板41からの突出量が追従するように構成されている。
そして、このように加圧部材40を構成することにより、第2ガイド板9が加圧部材40によって押圧されると、回動ユニット20は弾性部材43からの反力を受ける。この結果、加圧部材40により、第2ガイド板9を支持するガイド支持部材23は回動軸14に関して斜め上方に押し上げられる方向に、また回動ユニット20は回動軸15に関して斜め下方に押し下げる方向に、それぞれ押圧力を受ける。
ここで、第2ガイド板9を支持するガイド支持部材23には、シートが通る位置から両側に外れた位置に突き当て部44を有しており、持ち上げられた際、この突き当て部44をシート搬送装置本体54Aに設けられた不図示の固定部材に突き当てることにより、第2ガイド板9は第1ガイド板5との間隔が一定量となるように位置決めされる。
一方、回動ユニット20は、弾性部材43からの反力により、図7に示すように第2カム32を扉状の筐体13の第1カム31に対して押圧させることにより、第5ガイド板11が第6ガイド板6との間隔が一定量となるように位置決めされる。つまり、第2ガイド板9は、加圧部材40によって上方に押圧されるガイド支持部材23の突き当て部44をシート搬送装置本体54Aに設けられた不図示の固定部材に対して突き当てることにより、また回動ユニット20は加圧部材40の反力によって第2カム32を扉状の筐体13の第1カム31に対して押圧させることにより、それぞれのガイド板間隔が一定になるように位置が決まるようになっている。
なお、このような回動ユニット20及び第2ガイド板9の位置決めを行う位置決め手段である加圧部材40を主走査方向に複数均等に配置することで、さらに第2ガイド板9及び回動ユニット20の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、第1カム31が固定されている扉状の筐体13の重心と、扉状の筐体13の回動軸12は、扉状の筐体13が自重で開く(下方回動する)位置関係に設定されており、これにより扉状の筐体13は常に外側に向かって、即ち下方回動するように付勢された状態となる。なお、このように構成された扉状の筐体13は、通常は、図7に示す係止部材35をシート搬送装置本体54Aに設けられた不図示の係止部に対して係合することで位置決めされている。
そして、このように扉状の筐体13を、係止部材35を不図示の係止部に対して係合することでシート搬送装置本体54Aに位置決めし、また回動ユニット20を扉状の筐体13に対して位置決めし、さらに第2ガイド板9を、ガイド支持部材23の突き当て部44を不図示の固定部材に突き当てることにより位置決めすることにより、搬送路1及び再搬送路2のガイド板間距離を容易に所望の間隔に設定することができる。
この結果、本実施の形態のように、分割された複数のガイド板(第5ガイド板11及び第6ガイド板7)からなる合流部を備えたシート搬送路においても、確実かつ容易にガイド板間距離を保つことが出来る。
一方、第2ガイド板9と回動ユニット20の間の反発力及び扉状の筐体13の自重落下の作用により、扉状の筐体13を開放動作させると、これに連動して回動ユニット20が回動し、さらにこの回動ユニット20の回動に伴って第2ガイド板9が下方回動する。この結果、シート搬送装置54にジャムが発生した場合、扉状の筐体13を開放する一つの動作だけで複数のシート搬送路1〜3を同時開放させることが可能となる。また、扉状の筐体13を自重により落下させるようにすることにより、複数のシート搬送路1〜3の開放を小さな力で行うことができる。
したがって、これら第1〜第3カム31〜33及び弾性部材43などによって、シート搬送路1を形成する第6ガイド板7を固定している扉状の筐体13の回動動作に連動して回動ユニット20及び第5ガイド板11を回動させる連動手段を構成する。
次に、このようなシート搬送装置54のジャム処理動作を説明する。
まず、扉状の筐体13に設けられた不図示のハンドル操作により係止部材35の係合を解除すると、図9に示すように、扉状の筐体13は自重により図示しない規制部材により規制されるまで下方に回動して、搬送路1及びオプション搬送路3が開放される。さらに、このように扉状の筐体13が回動すると、それまで扉状の筐体13の第1カム31に第2カム32を当接させることにより扉状の筐体13により保持されていた回動ユニット20は、扉状の筐体13の回動動作に伴って第2カム32が第1カム31に摺接した状態で、扉状の筐体13の開放度に応じて下方回動する。これにより、滑らかに回動ユニット20が回動する。
一方、第2カム32及び第3カム33は、既述した図7の状態では当接せず、第2ガイド板9と回動ユニット20との互いの位置は加圧部材40による当接により決まっているが、このように扉状の筐体13の開放動作に伴い回動ユニット20が下方回動すると、ガイド支持部材23と共に第2ガイド板9が下方回動し、やがて第3カム33が第2カム32と当接する状態へと移行する。
つまり、扉状の筐体13を開放すると、第1カム31に第2カム32を当接させながら回動ユニット20が下方に回動し、さらにこのように回動ユニット20が下方回動すると、第2カム32に第3カム33を当接させながらガイド支持部材23と共に第2ガイド板9が下方に回動する。
ここで、この回動ユニット20の回動量(退避量)及び第2ガイド板9の回動量は、扉状の筐体13の開放量に応じて行われる。なお、図9では回動ユニット20の位置を、不図示の突き当て部材等により規制し、扉状の筐体13のみをさらに回動させてジャム処理空間をより大きくしている。このため、第1カム31及び第2カム32は離間している。
そして、このように扉状の筐体13の開放操作により、回動ユニット20及び第2ガイド板9を下方回動させるようにすることにより、搬送路1、再搬送路2及びオプション搬送路3の開放を容易に行うことができ、一回の操作で複数の搬送路を開放できてジャム処理を容易に行うことができユーザの操作を容易にすることができる。
なお、この後、ジャム処理が終了し、扉状の筐体13を上方回動させると、第1カム31に第2カム32が当接し、これにより回動ユニット20が扉状の筐体13と共に上方回動するようになる。さらにこのように扉状の筐体13と共に回動ユニット20が上方回動すると、それまで第3カム33を第2カム32に当接させながら下方回動していた第2ガイド板9が上方に回動する。
なお、この第2ガイド板9は、所定の位置まで回動すると、第3カム33の第2カム32との当接が解除され、この後、図8に示す回動ユニット20の加圧部材40に当接した状態で保持される位置まで移動する。
このように、第1〜第3カム31〜33により構成される連動手段を設けることにより、扉状の筐体13の回動操作のみで複数のシート搬送路1〜3を容易に、かつ十分に開放させることができると共に、扉状の筐体13を閉じると、一回の操作で全てのシート搬送路1〜3を搬送可能な位置まで戻すことができる。また、全ての動作を第1〜第3カムカム31〜33により連動させることで複雑な動作順序を一意的に決定できるため、誤操作による動的干渉や故障等のトラブルを防止することができる。
さらに、第1〜第3カム31〜33の形状により、扉状の筐体13、回動ユニット20及び第2ガイド板9の各々の動作タイミングを調整することができるので、第1モータ17aが退避し終わる前に、第2ガイド板9が下方回動することがないように規制することができ、複数のシート搬送路の開放動作を確実に制御することができる。
図10は、画像形成装置50の中で、エア給紙方式のシート給送部50Bとこれに隣接するシート搬送装置54とのガイド板の受け渡し部分を抜粋し、かつこの部分をガイド板の中央付近で切断した状態を仮定して内側から見た図である。は、シート給送部50Bシートを積載するリフトアップ装置52および装置筐体109等から構成されるシ−ト収納部51と、シートを一枚ずつ分離してシート搬送装置54へと給送するシート給送手段53からなる。
シート収納部51にはシ−ト浮上ファン(不図示)が設けられ、シ−ト浮上ファンからダクト等を経た後、シート収納部51に積載されるシートの束S2に向けてノズル100Rおよび100Lが形成されている。該ノズル100Rおよび100Lは、前記シートの束S2の上部数枚をエアにより捌くことで分離させ、かつ浮上させるために、シートの束S2の上部側面付近を狙って設定されている。また、坪量の大きいシートやサイズの大きいシートを確実に浮上させるためにシ−ト浮上ファンを複数設け、またノズル方向も複数方向から狙うように設定するとさらに効果的である。
図10では一例として、向かって左右の2方向(図中矢印D)からエアを吹き付けるようにノズル100Rおよび100Lを設けている。また、給紙手段は吸着搬送ベルト102、これを張架および駆動するロ−ラ104および105、吸着ダクト103を備える。ここで、吸着ダクト103は吸着搬送ベルト102の内部に設けられ、吸着搬送ベルト102の表面には通気用の穴が複数空いている。なお、吸着ダクト103に連結するシ−ト吸着ファン(不図示)はシート収納部51の背面等に装備されている。
以上のファン構成により、まずシートの束Sがシ−ト浮上ファンから吹き出されるエア(図中矢印D)により捌かれ、上部に積載される数枚が浮上する。続いて、そのうち最上部にあるシートがシ−ト吸着ファンからのエアにより吸着搬送ベルト102の表面に吸引される。このとき、シ−ト浮上ファンからのエアをシャッタ−等により遮断することで、吸着搬送ベルト102の表面に吸引された一枚のシートのみを確実に給送してシートの重送を防ぐ。このように、吸着搬送ベルト102は表面にシートを吸引したままロ−ラ104および105により搬送動作に入り、引き抜きロ−ラ対106へと受け渡されてシート給送動作が行われる。以上が、シート給送部50Bの基本的なシート給送動作の概要であり、連続給紙の場合にはこれを繰り返す。
駆動モ−タ17aは副筐体16(ここでは後側板16R)の内側に固定され、ロ−タ部のみを後側板16Rの外側に突き出した状態となっている。また、図に示すように、駆動モ−タ17aはエア給紙装置100の引き抜きロ−ラ対106のすぐ近傍に配置されている。さらに、画像形成装置の筐体の一部がエア給紙装置100と画像形成部を区切る仕切り板108として構成されている。このように、シ−ト搬送装置54の駆動モ−タ17aはエア給紙装置100からの排紙口に略対向する位置に配置される。
前記シート給送部50Bから排出されるシ−ト浮上エアを駆動モ−タ17aの冷却エアとして利用することができる。シ−ト浮上ファンは坪量の大きいシートやサイズの大きいシートを確実に浮上させるため、一般的な画像形成装置に設けられる冷却ファンよりも圧倒的に風量が大きく、かつ前記ノズルの効果により風速も増している。
また、図10では2方向(図中D方向)から吹き付けられたシ−ト浮上エアの逃げ道は、仕切り板8に沿ったエアフロ−Aおよび引き抜きロ−ラ対106が設けられているガイド板出口の隙間(エアフロ−E)となる。従って、シ−ト浮上エアは図におけるシート給送部50Bの排紙口側から排気され、該排紙口に略対向かつ内側に配置された駆動モ−タ17aはその気流内に設けられる構成となる。その結果、内側に配置した駆動モ−タ17aの冷却用に専用のファンおよびダクトを形成しなくとも十分な風量を持つエアフロ−が形成できる。その結果、画像形成装置の高生産性化に伴う駆動モ−タの高回転化および連続稼動時間の増加に対しても、少ないスペ−スと部品構成で対応することができる。
エア給紙方式のシート給送部50Bを装備するような、特に高生産性を目的とする画像形成装置や出力成果物に商業的価値が求められる画像形成装置においても、設置スペ−スや装置搬入性の面で有利となる本体サイズの抑制効果と高回転条件下での駆動モ−タの冷却効果が得られるシ−ト搬送装置を実現できる。
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の概略構成を示す図。 上記カラー画像形成装置の他の構成を示す図。 上記シート搬送装置の構成を説明する図。 上記シート搬送装置に設けられた副筐体の構成を示す斜視図。 上記シート搬送装置のジャム処理動作を説明する第1の図。 上記シート搬送装置のジャム処理動作を説明する第2の図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装置の斜視図。 上記シート搬送装置の通常のシート搬送における第2ガイド板と第5ガイド板の位置関係を示す図。 上記シート搬送装置のジャム処理動作を説明する図。 エア給紙装置とシート搬送装置の箇所を示す図。 従来のシート搬送装置の構成を示す図。 従来のシート搬送装置のジャム処理動作を説明する図。
符号の説明
1 搬送パス
2 再搬送パス
3 オプション搬送路
9 第2ガイド板
11 第5ガイド板
13 扉状の筐体
16 副筐体
17a 第1モータ
20 回動ユニット
23 ガイド支持部材
31 第1カム
32 第2カム
33 第3カム
40 加圧部材
43 弾性部材
50 カラー画像形成装置
513 画像形成部
54 シート搬送装置
54A シート搬送装置本体
J 合流部
S シート

Claims (9)

  1. 装置本体に回動自在に取り付けた筐体を開くことによりシート搬送路を開放するように構成したシート搬送装置において、
    前記筐体が開くことにより開放される第1のシート搬送路と、
    前記第1のシート搬送路よりも装置本体の内部側に配置され、前記第1のシート搬送路と合流する第2のシート搬送路と、
    前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との合流部における前記第1のシート搬送路の一方を構成する第1ガイド部材と、
    前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との間に配置され、前記第1ガイド部材を支持して回動可能な第1ガイド支持部材と、
    前記合流部における前記第2のシート搬送路の一方を構成する第2ガイド部材と、
    前記第1のシート搬送路と前記第2のシート搬送路との間に配置され、前記第2ガイド部材を支持して回動可能な第2ガイド支持部材と、
    を備え、
    前記筐体を開いたときに、前記第1ガイド支持部材と前記第2ガイド支持部材とが独立して回動して前記第2のシート搬送路を開放することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1ガイド支持部材と前記第2ガイド支持部材とを互いに離間させる方向に付勢する弾性部材を備え、前記弾性部材により前記第1ガイド支持部材を前記筐体に突き当て手段を介して突き当てることにより前記第1のシート搬送路を構成し、かつ、前記弾性部材は前記第2ガイド支持部材を前記装置本体に突き当て手段を介して突き当てることにより前記第2のシート搬送路を構成することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第1ガイド支持部材と前記筐体との間の突き当て手段は、前記筐体に設けられた第1カムと、前記第1ガイド支持部材に設けられ、前記第1カムに摺接可能である第2カムと、を備え、前記第2カムが前記第1カムに当接することにより前記第1ガイド支持部材と前記筐体とが位置決めされ、前記筐体が開いたときに前記各カムが互いに摺接しながら前記第1ガイド支持部材が回動することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記筐体は、前記装置本体に係止される位置と、係止が解除されて自重により回動して前記第1のシート搬送路を開放する位置との間で回動可能に設けられている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記第2ガイド支持部材に、前記第1ガイド支持部材に設けた前記第2カムに摺接可能な第3カムを設け、前記第1ガイド支持部材が回動したときに前記第2ガイド支持部材も回動して前記第2ガイド支持部材の第3カムが前記第1支持部材の前記第2カムに係合することにより前記第2ガイド支持部材の回動が規制されることを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第1のシート搬送路にシートを搬送する搬送ローラ対を配置し、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との間に形成される空間に、前記搬送ローラ対を駆動するための駆動手段を取り付けて、前記第1ガイド部材が前記駆動手段を保持して一体で回動することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記第1のシート搬送路は、シート収納部から給紙部により送り出されたシートを案内する位置に配置され、前記給紙部がエアをシートに吹き付けて捌くエア捌き手段を備え、該エア捌き手段により吹き付けられたエアを前記駆動源に案内するダクト構造を備えていることを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置から送られてくるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第1のシート搬送路は、前記画像形成部にシートを搬送するシート搬送路であり、前記第2のシート搬送路は、前記画像形成部により画像が形成されたシートを再度前記画像形成部に搬送するシート再搬送路であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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