JP4532534B2 - 回転式スプレーノズル - Google Patents

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この発明は、圧力液水を回転しながら外部に噴霧する回転式スプレーノズルに関する。
タンク内や容器内等を洗浄したり冷却するのに回転式スプレーノズルが用いられている。
図10(a)は一従来例の組立状態を示す全体斜視図、(b)は分解斜視図を示す。
これらの図中、20はボディ、21はボディ20の一端部に設けられたフランジ、22はフランジ21の上方に設けられた丸噴射口、23はボディ20の外周に回転自在に取り付けられる回転ヘッド、24は回転ヘッド23に設けられた噴射用の丸オリフィス、25はリング状のスペーサ、26は0リングで、20aはボディ20内への液供給口である。
動作にあたっては、液供給口20aから圧力液水をボディ20内に供給すると、圧力液水は、ボディ20の下方に設けられた丸噴射口22から回転ヘッド23側に噴出され、かつ回転ヘッド23は回転しながら丸オリフィス29から噴霧される。
特開2001−353476号公報
しかしながら、上記一従来例を洗浄用に用いると、噴霧口の形状が丸オリフィスのため、噴霧形状にムラが生じ、洗浄効果が小さいという課題があった。
また、回転駆動方式が、回転ヘッド中心軸から任意の距離だけ離れた丸オリフィス24から噴射される圧力液水の反力によるものだけであったため、回転にムラがあり、回転が一定しなかった。
また、供給液水の圧力を上げると回転ヘッド23が圧力液水の反力により高速回転するため、洗浄効果が小さい場合があった。
この発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、噴霧形状のムラを防止し、洗浄効果の向上を図った低速、高速回転可能な回転式スプレーノズルを提供することにある。
また、回転安定性を向上させ、かつ耐久性を高めた回転式スプレーノズルを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1では、一端部に液供給口が形成され、かつ供給された圧力液水を噴射する複数の噴射口が形成されたほぼ円筒状のボディと、このボディの外周に軸受けを介し回転自在に取り付けられた回転ヘッドと、回転ヘッドを前記ボディに取り付けるナットを備えた回転式スプレーノズルであって、前記ボディは大径部と小径部とを有し、小径部の上方に任意の角度で傾斜した第1の溝が形成され、この第1の溝内に第1の放射状噴射口が形成され、かつ前記小径部の下方に前記第1の溝の傾斜方向に対し反対側に傾斜した第2の溝が形成され、この第2の溝内に第2の放射状噴射口が形成され、前記小径部の外周の上下にリング状の第1、第2の軸受けが設けられ、これら第1、第2の軸受けを介し前記小径部の外周部分に回転自在に中空状の回転ヘッドが取り付けられ、この回転ヘッドにはスリット状の複数のオリフィスが形成され、かつ内壁は円弧状をなし、前記第1、第2の放射状噴射口から噴射された圧力液水が内壁に当たりその反力で回転させるとともに、前記オリフィスから圧力液水を噴霧させる、ことを特徴とする。
請求項2では、一端部に液供給口が形成され、かつ供給された圧力液水を噴射する複数の噴射口が形成されたほぼ円筒状のボディと、このボディの外周に軸受けを介し回転自在に取り付けられた回転ヘッドと、回転ヘッドを前記ボディに取り付けるナットを備えた回転式スプレーノズルであって、前記ボディは大径部と小径部とを有し、小径部の上方に第1の放射状噴射口が形成され、かつ前記小径部の下方に第2の放射状噴射口が形成され、前記小径部の外周の上下にリング状の第1、第2の軸受けが設けられ、これら第1、第2の軸受けを介し前記小径部の外周部分に回転自在に中空状の回転ヘッドが取り付けられ、この回転ヘッドにはスリット状の複数のオリフィスが形成され、内壁は円弧状をなし、かつ回転ヘッドの第1、第2の取付部内に、間隔を介し前記第1、第2の放射状噴射口と対向配置され、噴射された圧力液水が当たる第1、第2のタービンをそれぞれ設け、回転ヘッドを回転させるとともに、前記オリフィスから圧力液水を噴霧させる、ことを特徴とする。
請求項3では、請求項1または2記載の回転式スプレーノズルにおいて、前記回転ヘッドの内壁面は、外周側に向って突出した2つの円弧面が組み合わされた円弧状としたことを特徴とする。
請求項4では、請求項1、2または3記載の回転式スプレーノズルにおいて、前記第1、第2の軸受けは同形状のものからなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1、第2の溝内に第1、第2の放射状噴射口を設けたため、噴射される圧力液水は溝に沿って流れ、回転ヘッド内部で回転し、回転した液水の噴射力は、液水自体が回転すると力と回転ヘッドを回転させる力とに分散される。これにより、回転ヘッドを回転させる力が調整され、回転ヘッドを低速で回転させることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1、第2の放射状噴射口から噴射される圧力液水が回転ヘッド側に設けた第1、第2のタービンに当たるようにしたため、回転ヘッドを高速で回転させることができる。
また、請求項1〜3記載の発明によれば、回転ヘッドの内壁を円弧面としたため、液水は円弧に沿って流れ、オリフィスに収束して外部へ噴射される。この場合、その収束圧力が円弧では均一に強いため、オリフィスから噴射された液水は扇状に均一な噴霧水量分布になる。
請求項4記載の発明によれば、各軸受けを同形状としたため、水圧により回転ヘッドが一方の軸受けのみを押圧することを軽減でき、摩擦抵抗が低減し、回転ヘッドの回転が安定し、かつ軸受けの磨耗も低減するので、耐久性が向上する。
以下、図面に沿って本発明の実施例を説明する。
図1は低速回転タイプの回転式スプレーノズルの組立斜視図、図2は分解斜視図、図3は本発明で用いられる回転ヘッド部分の縦断面図、図4は組立状態の縦断面図を示す。
図1に示すように、本発明の第1実施例に係る低速回転タイプの回転式スプレーノズル1は、ほぼ円筒状をなし、上部に液供給口2が形成された大径部3a、この大径部3aの下方に形成された小径部(図2参照)を有する液供給用のボディ3と、このボディ3の小径部外周に回転自在に設けられ、中空状をなし、かつ外周面6aに液噴射用の第1、第2のオリフィス4、5が複数形成された回転ヘッド6と、この回転ヘッド6をボディ3から抜け出るのを防止する回転ヘッド取付用のナット7とを備えて構成されている。
液供給口2を有するほぼ円筒状のボディ3の構造は、詳しくは図2に示すように、その上方は大径部3aとなっており、外周部の一部の適位置には切削加工によるフラット面3a’が形成されている。
大径部3aの下方には下側に向って順次外径が小となるテーパ面3cが形成され、テーパ面3cの下部は円筒部3dが形成され、この円筒部3dの下部には回転ヘッド上部取付部3eが形成されている。
回転ヘッド上部取付部3eはこの上方の円筒部3dよりやや小径をなす円筒状となっており、下方外周部にはほぼ逆U字状をなす第1の溝3fが適間隔でもって複数形成され、かつこの第1の溝3f内の底部に、液供給口2から供給された圧力液水を外部に噴射する第1の放射状噴射口3gが形成されている。ここで、放射状とは、中から外に向って広がっている、という意味である。なお、第1の溝3fは任意の角度でもって斜め、つまり図示の状態において、左側に傾斜して形成され、第1の放射状噴射口3gは、第1の溝を形成する内壁に囲まれている。
回転ヘッド上部取付部3eの下方には円筒状をなす小径部3bが形成されている。小径部3bの下部には、この小径部3bより大径の回転ヘッド下部取付部3hが形成されている。すなわち、小径部3bの上部に回転ヘッド上部取付部3eが、下部には回転ヘッド下部取付部3hが形成されている。
回転ヘッド下部取付部3hの上方外周部にはほぼU字状をなす第2の溝3iが適間隔でもって複数形成され、この第2の溝3i内には第2の放射状噴射口3jが形成されている。
この第2の溝3iの斜め方向の傾きは回転ヘッド上部取付部3e側の第1の溝3fの傾き方向と逆の任意の角度で形成されている。
また、複数の第1、第2の放射状噴射口3g、3jは、各噴射口3g、3jの中心線がボディ3面に対し直角の接線角度に開口している。また、各噴射口3g、3jの中心線がボディ3面に対し直角以外の任意の同じ接線角度をもって開口したものとしても良い。
小径部3bの外周部分には、回転ヘッド6が回転自在に取り付けられる。
回転ヘッド6は大径であって中空状の胴部6bと、この胴部6bの上部に設けられたほぼ円筒状をなす第1の取付部6cと、胴部6bの下部に設けられ、同じくほぼ円筒状をなす第2の取付部6dとを有し、胴部6bには、噴射用の第1のオリフィス4、第2のオリフィス5が複数形成されている。
第1のオリフィス4は、胴部6bの軸方向に延びる第1スリット4aと、この第1スリット4aと連なり、胴部6bの上方の湾曲した肩部にまで延びる第2スリット4bからなる。
第2のオリフィス5は肩部に位置し、胴部6bの径方向に延びる第1スリット5aと、この第1スリット5aと連なり、下部が肩部下方の胴部6bの上方に位置する第2のスリット5bからなる。
このようなスリットからなる第1、第2のオリフィス4、5は互いに離間して胴部上方に並設されている。図示例では、第1、第2のオリフィス4、5は一つずつ設けているが、必要に応じ適数個設けても良いことは勿論である。
回転ヘッド6の内部は、図3に示すように、リング状の第1、第2の軸受け8、9を収納する第1の軸受け収納部6c’、第2の軸受け収納部6d’が第1、第2の取付部6c、6dの内側に形成されている。
また、回転ヘッド6の胴部6b内は、第1、第2の室10a、10bが形成されている。これら上下に形成された第1、第2の室10a、10bはそれぞれ横長のトラック形状をなし、胴部6bの内壁面は、外側の外周面側に向って突出した2つの円弧面が組み合わされたダルマ状の円弧状となっている。
回転ヘッド6上方の第1の取付部6cは、図2に示すように、ボディ3の回転ヘッド上部取付部3e側に位置し、かつ回転ヘッド6下方の第2の取付部6dは回転ヘッド下部取付部3h側に位置する。
回転ヘッド下部取付部3hの底部は塞がれており、かつその下方には外周にネジが切られたナット取付部3kが形成されている。
次に、図2、図4を参照しつつ組立の手順を説明する。
組立にあたっては、まずボディ3の下方からリング状の第1の軸受け8をボディ3の回転ヘッド上部取付部3eの上方に位置させ、次に、回転ヘッド6をボディ3の下方から挿通し胴部6bを小径部外周に位置させ、その後、第2の軸受け9を回転ヘッド下部取付部3hの下部に位置させ、ナット7をナット取付部3kの外周に螺着させれば良い。このようにして本発明では一方向から各部材を組み込んで組み立てることができ、組立性が良い。
第1、第2の軸受け8、9は、それぞれ同じ形状、サイズであって同じ材質からなり、回転ヘッド6の上下にそれぞれ形成された第1、第2の取付部6c、6dの第1、第2の軸受け収納部6c’、6d’に位置し、これら第1、第2の軸受け8、9を介し回転ヘッド6はボディ3に対し回転自在に取り付けられている。
ボディ3側の第1の放射状噴射口3gは、回転ヘッド6の第1の取付部6cの内側に位置し、第2の放射状噴射口3jは第2の取付部6dの内側に位置する。
また、ボディ3の液供給口2の内周には、図4に示すように、他の部材との接続用の接続ネジ2’が形成されている。
次に本発明の第1実施例に係る回転式スプレーノズル1の動作について説明する。
液供給口2から注入された圧力液水は、第1、第2の溝3f、3i内に開口された第1、第2の放射状噴射口3g、3jを介して回転ヘッド6の内部側に噴射される。この場合、第1の噴射口3gから出た液水は、図2、図4において矢印で示すように、第1の溝3fに沿って斜め下向きに噴射される。一方、下方の第2の噴射口3jから出た液水は、第2の溝3iに沿って斜め上向きに噴射される。したがって、これらの水流により回転ヘッド6は、図示の状態において、右方向に低速回転する。
低速となる理由は次のとおりである。
液水は第1、第2の溝3f、3iに沿って流れ、回転ヘッド6の内部で回転する。回転した液水の噴射力は、液水自体が回転する力と回転ヘッド6を回転させる力とに分散される。それにより、回転ヘッド6を回転させる力が調整され、回転ヘッド6は低速で回転する。
なお、低速とは、回転ヘッド6の回転が、一般的には、1分間に150回転未満の場合であり、150回転以上を高速と呼んでいる。溝の角度、深さ、噴射口の数、径などを違ったものにすることにより、1分間に10回転〜150回転未満の任意の回転数のものを製造することができる。
内部に噴射された液水は、胴部6bの内壁面の円弧(球状面)に沿って流れ、第1、第2のオリフィス4、5に収束して外部へ噴射される。その収束圧力が円弧では均一に強いため、各オリフィス4、5から噴射された液水は扇状に均一な噴霧水量分布になる。これに対し、内壁が単なる円筒形状の場合は、液水の収束圧力に強弱のある箇所ができるため、均一な水量分布にならない。
なお、本発明では、回転ヘッド6の内壁はダルマ状の2つの円弧面によって形成されている。図示の状態において、上の円弧は、回転ヘッド6の上半分に開口されたオリフィスに対して作用し、上から斜め下をカバーする。一方、下の円弧は下半分のオリフィスに対して作用し、斜め上から下をカバーする。
すなわち、図2において、第2のオリフィス5は、ダルマの頭部分の円弧が作用し、上側に均一な噴射を形成する。第1のオリフィス4のスリット4aの部分にはダルマの顎部分が作用し、横から斜め下に噴射するように作用する。第1のオリフィス4のスリット4bの部分は上である。
特に、図示していないが、通常、下側にも同様なオリフィスが開口され、上下のオリフィスで都合360°全体をカバーする液水を噴射させる。
図5(a)、(b)は、オリフィスを一つにした場合の本発明品の噴霧水量と、回転ヘッド内壁を単なる円筒状としたノズルとの噴霧水量の分布を比較した水量分布データを示す。(a)は本発明品、(b)は単なる円筒状としたノズルの場合である。単なる円筒状のノズルでは、回転ヘッドから外周に放射される噴霧水量は、内壁面がフラットな単なる円筒状の回転ヘッドに開口された直線状のオリフィスから噴射されるため、(b)に示すように、ムラがあり不均一であったが、本発明品によれば、(a)に示すように、回転ヘッド6から外周に放射される噴霧水量は均一であることが分かる。
なお、第1、第2のオリフィス4、5の数、形状等を変えることにより均一化された扇状の液水を360°全域に噴霧させたり、360°未満の任意の角度に噴霧させることも可能である。
本発明では、オリフィスは回転ヘッド6に直接開口させており、回転ヘッド6内に、別体のノズルチップを組付ける構造でないため、部品点数が増加することはなく、また、小型化することができる。
また、本発明品によれば、回転ヘッド6は回転する際、第1、第2の軸受け8、9は同じ形状、サイズであるため、水圧により回転ヘッド6が一方の軸受けのみを押し付ける力が軽減することにより、摩擦抵抗が低減し、回転ヘッド6の回転安定性が向上し、また、軸受けが磨耗しにくくなり、耐久性が向上するといった利点がある。
図6〜図9は高速回転タイプの本発明の第2実施例を示す。図6は組立斜視図、図7は分解斜視図、図8はこの実施例における回転ヘッドの内部構造を示す断面図、図9は組立状態の断面図を示す。
この実施例では、図7および図8と、前述の第1実施例の図2および図3とを対比すれば明らかなように、小径部3bの上下に設けられた第1、第2の放射状噴射口3g’、3j’は、大径部3aおよび小径部3bを備えたボディ3面に対しそれぞれ同じ接線角度をもって開口し、この第2実施例では、噴射口の周囲外側に、第1実施例における第1、第2の溝3f、3i(図2および図4参照)がない。
また、これに加え、回転ヘッド6の第1、第2の取付部6c、6dの内周壁に、第1、第2の放射状噴射口3g’、3jと間隔を介し対向配置され、噴射された圧力液水により回転ヘッド6を高速回転させるための第1、第2のタービン11a、11bが設けられた構成としたことに特徴を有している。
その他の構成、作用等は第1実施例とほぼ同様のため、同じ部分には同一符号を用い説明は省略する。
動作にあたり、この実施例では、液供給口2から圧力液水をボディ3内に供給すると、その圧液水は第1、第2の放射状噴射口3g’、3j’からこれと対向配置された第1、第2のタービン11a、11bへと噴射される。このため、回転ヘッド6を高速回転させることができるように構成されている。
本発明の第1実施例に係る低速回転タイプの回転式スプレーノズルの組立斜視図を示す。 同上の分解斜視図を示す。 本発明の第1実施例で用いられる回転ヘッドの縦断面図を示す。 本発明の第1実施例の組立状態の縦断面図を示す。 (a)は本発明の噴霧水量の分布を示す説明図、(b)は単なる円筒状のノズルの場合を示す。 本発明の第2実施例に係る高速回転タイプの回転式スプレーノズルの組立斜視図。 同上の分解斜視図を示す。 本発明の第2実施例で用いられる回転ヘッドの縦断面図を示す。 本発明の第2実施例の組立状態の縦断面図を示す。 (a)は従来例の分解斜視図、(b)は組立斜視図を示す。
符号の説明
1 回転式スプレーノズル
2 液供給口
2’ 接線ネジ
3 ボディ
3a 大径部
3b 小径部
3a’ フラット面
3c テーパ面
3d 円筒部
3e 回転ヘッド上部取付部
3f 第1の溝
3g、3g’ 第1の放射状噴射口
3h 回転ヘッド下部取付部
3i 第2の溝
3j、3j’ 第2の放射状噴射口
3k ナット取付部
4 第1のオリフィス
5 第2のオリフィス
6 回転ヘッド
6a 回転ヘッド外周面
6b 胴部
6c 第1の取付部
6d 第2の取付部
7 ナット
8 第1の軸受け
9 第2の軸受け
10a 第1の室
10b 第2の室
11a 第1のタービン
11b 第2のタービン

Claims (4)

  1. 一端部に液供給口が形成され、かつ供給された圧力液水を噴射する複数の噴射口が形成されたほぼ円筒状のボディと、このボディの外周に軸受けを介し回転自在に取り付けられた回転ヘッドと、回転ヘッドを前記ボディに取り付けるナットを備えた回転式スプレーノズルであって、
    前記ボディは大径部と小径部とを有し、小径部の上方に任意の角度で傾斜した第1の溝が形成され、この第1の溝内に第1の放射状噴射口が形成され、かつ前記小径部の下方に前記第1の溝の傾斜方向に対し反対側に傾斜した第2の溝が形成され、この第2の溝内に第2の放射状噴射口が形成され、
    前記小径部の外周の上下にリング状の第1、第2の軸受けが設けられ、
    これら第1、第2の軸受けを介し前記小径部の外周部分に回転自在に中空状の回転ヘッドが取り付けられ、
    この回転ヘッドにはスリット状の複数のオリフィスが形成され、かつ内壁は円弧状をなし、前記第1、第2の放射状噴射口から噴射された圧力液水が内壁に当たりその反力で回転させるとともに、前記オリフィスから圧力液水を噴霧させる、
    ことを特徴とする回転式スプレーノズル。
  2. 一端部に液供給口が形成され、かつ供給された圧力液水を噴射する複数の噴射口が形成されたほぼ円筒状のボディと、このボディの外周に軸受けを介し回転自在に取り付けられた回転ヘッドと、回転ヘッドを前記ボディに取り付けるナットを備えた回転式スプレーノズルであって、
    前記ボディは大径部と小径部とを有し、小径部の上方に第1の放射状噴射口が形成され、かつ前記小径部の下方に第2の放射状噴射口が形成され、
    前記小径部の外周の上下にリング状の第1、第2の軸受けが設けられ、
    これら第1、第2の軸受けを介し前記小径部の外周部分に回転自在に中空状の回転ヘッドが取り付けられ、
    この回転ヘッドにはスリット状の複数のオリフィスが形成され、内壁は円弧状をなし、かつ回転ヘッドの第1、第2の取付部内に、間隔を介し前記第1、第2の放射状噴射口と対向配置され、噴射された圧力液水が当たる第1、第2のタービンをそれぞれ設け、回転ヘッドを回転させるとともに、前記オリフィスから圧力液水を噴霧させる、
    ことを特徴とする回転式スプレーノズル。
  3. 請求項1または2記載の回転式スプレーノズルにおいて、
    前記回転ヘッドの内壁面は、外周側に向って突出した2つの円弧面が組み合わされた円弧状としたことを特徴とする回転式スプレーノズル。
  4. 請求項1、2または3記載の回転式スプレーノズルにおいて、
    前記第1、第2の軸受けは同形状のものからなることを特徴とする回転式スプレーノズル。
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