JP2001017890A - スプレーノズル - Google Patents

スプレーノズル

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JP2001017890A
JP2001017890A JP11192734A JP19273499A JP2001017890A JP 2001017890 A JP2001017890 A JP 2001017890A JP 11192734 A JP11192734 A JP 11192734A JP 19273499 A JP19273499 A JP 19273499A JP 2001017890 A JP2001017890 A JP 2001017890A
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JP
Japan
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rotary body
supply pipe
liquid supply
jet fluid
rotating body
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JP11192734A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kaneko
鐵男 金子
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EAGLE PARTS CO Ltd
Original Assignee
EAGLE PARTS CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回転式スプレーノズルの回転体
を円滑に回転させることに関する。 【解決手段】 本発明は、回転体8内部の噴流体が、上
軸受部19aを通って、回転体の外に噴出可能な隙間2
0a、20bを形成して、上軸受部19aを洗浄してタ
ンク液の付着を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式スプレーノ
ズルの回転体を円滑に回転させることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式スプレーの構造を図1及び
図8を参照して説明する。図1は、スプレーノズルの外
観図であり、そのスプレーノズル1は給液管2上部から
吸入された噴流体が、円筒卵型状の回転体8に一定の角
度で設けられた噴出口10(10a、10b)から噴出
して、その噴出力で回転体8を給液管2周りに回転す
る。
【0003】図8はスプレーノズル1の断面を示し、筒
状の給液管2は、噴流体入口3と導通する噴流体通路4
を内部に形成し、その側部に、該噴流体を噴出する排出
口5が円周の接線方向に対して、一定の角度で且つ一定
の開口面積でもって単数或は複数穿設してある。又、給
液管2の排出口5の上下部に形成されている上軸受部
(リング)19a及び下軸受部(リング)19bで、回
転体8は回転可能に、端部に形成のネジ18に螺合する
ナット17で取り付けてある。このスプレーノズル1
は、給液管2の噴流体入口3から入った噴流体が、噴流
体通路4及び排出口5から排出し、且つ、回転体の噴出
口10(10a、10b)から排出される為、回転体8
には回転モーメントが生じ、回転しながら噴流体を噴出
して、対象物(例えば、タンク内壁)を洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転体
8は洗浄されないので、回転体8の回転部分(上軸受部
19a)に、タンク液が付着すると、回転体8の円滑な
回転の妨げとなる。そこで、本発明はかかる不都合を解
消するスプレーノズルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のスプレーノズ
ルは、 噴流体入口及び排出口を形成の給液管と、その
給液管に上軸受部と下軸受部を介して回転可能に取り付
け、排出口からの噴流体を排出する噴出口を形成の回転
体を有している。そして、その回転体の内部の噴流体
が、上軸受部を通って、回転体の外に噴出可能な隙間が
形成してあるので、上軸受部は、常時、噴流体で洗浄さ
れるのでタンク液の付着が防止される。又、請求項2の
スプレーノズルは、噴流体が回転体の外に噴出する箇所
の給液管に傘部を設けることによって、噴流体は下方向
に噴出し、回転体の外壁を洗浄する。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の実
施の形態を図面を参照して説明し、従来と同じ作用等を
なす部品には同じ符号を附す。図1は、スプレーノズル
の全体斜視図、図2は断面図であり、スプレーノズル1
は、円筒状の給液管2上部から吸入された噴流体が、卵
型筒状の回転体8に設けた噴出口10(10a、10
b)から噴出して、その噴出力で、回転体8を給液管2
の周りで回転する。尚、噴出口10aは円周の接線方向
に対して特定角度に、また噴出口10bは回転中心軸に
平行方向でやや円周接線方向に穿設してあり、前記噴出
口10aで回転体8の回転力の大部を生じ、噴出口10
aと噴出口10bで水平及び垂直方向に噴流体を噴射す
る。
【0007】又、回転体8は、給液管2の排出口5(5
a、5b、5c)の上下部に設けた上軸受部(リング)
19a及び下軸受部(リング)19bで回転可能に、下
端部のネジ18に螺合するナット17で取り付けてあ
る。又、回転体8と給液管2の間には、回転体8内の噴
流体が上軸受部(リング)19aを洗浄可能に隙間20
aが形成してあると共に、その回転体8には突出部8a
が周状に形成してある。一方、給液管2は、前記突出部
8aとで隙間20bを形成して噴流体を回転体8の外に
噴出可能に形成してあると共に、その隙間20bからの
噴流体が回転体8の外壁に噴出可能に、下向きの傘部2
aが周状に形成してある。
【0008】尚、この傘部2aを設けないときには、噴
流体はほぼ水平に噴出されて、回転体8の外壁の洗浄に
は不十分であるが、隙間20bからの噴流体が噴出する
ので、タンク液は上軸受部(リング)19aへ付着しな
いと共に、上軸受部(リング)19aは噴流体で洗浄さ
れるので、回転体8の円滑な回転が可能となる。
【0009】また、金属製円筒状の給液管2には、噴流
体入口3と導通する噴流体通路4が内部に形成してあ
り、その側面には、図2、図3(図2のA〜A矢視図)
に示すように、噴流体を噴出する排出口5(5a、5
b、5c)が、円周の接線方向に対して各々異なる角度
αで、同じ幅と長さで、縦列(5a、5b、5c)に周
囲に8個、穿設してある。尚、本例では、全ての排出口
5(5a、5b、5c)の開口面積は同じで、給液管2
の接線に対して順次小さい角度αに形成されている。
【0010】一方、図4に示すスリーブ7は、給液管2
の内周に摺動嵌合可能な薄肉円筒形状であって、下部に
ネジ棒13が付設してあり、そのネジ棒13に螺合する
ネジが給液管2の下部に形成され、外部からスリーブ7
を回転可能に取り付けてある。又、スリーブ7本体に
は、周状方向のほぼ全域にわたり、且つ、縦方向には前
記給液管2に形成の排出口5(5a、5b、5c)に対
して、排出口5bの全部と排出口5a及び5cの略半分
が、導通可能な長さの開口部15が穿設してある。
【0011】次に、前記の構成のスプレーノズルの作用
について説明すると、噴流体入口3から入った噴流体
は、排出口5(5a、5b、5c)から回転体8内に導
かれて、噴出口10(10a、10b)から噴出する。
そのため、その噴出力で、回転体8を給液管2の周りで
回転する。一方、回転体8内の噴流体は、隙間20a、
上軸受部(リング)19aを通って、突出部8aと傘部
2aで形成の隙間20bから噴出する。そのため、その
噴流体は、傘部2aによって、下方向に向けられて回転
体8の外壁の洗浄をなすと共に、上軸受部(リング)1
9aの洗浄も行う。その結果、回転体8の外壁は奇麗に
なり、且つ、回転体8の円滑な回転を得る。
【0012】又、このスプレーノズルの噴出量や回転体
の回転数を変更する操作を図5〜図7を参照して説明す
ると、図5〜図7はスリーブ7に穿設の開口部15と給
液管2に穿設してある排出口5(5a、5b、5c)の
相対位置関係の概念図を示し、ネジ棒13の回転によっ
てスリーブ7の位置が替わり、各図に示す様に排出口5
と開口部15の位置を異にすることができる。
【0013】図5はスリーブ7の開口部15と排出口5
bの全部と開口部5a及び開口部5cの略半分が導通し
ている状態を示している。従って、噴流体通路4から流
入する噴流体の略半分は排出口5bの角度で、1/4は
排出口5aの角度で、残りの1/4は排出口5cの角度
で、回転体8内部に排出された後、噴出口10(10
a、10b)から噴出する。
【0014】次に図6は、ネジ棒13を右回転し、スリ
ーブ7を上昇させた状態を示す。この場合は、開口部1
5はほぼ排出口5bと排出口5aと連通しており、約半
分の噴流体は各々の角度でもって、回転体8内部に排出
された後噴出口10(10a、10b)から噴出する。
又、図7は、ネジ棒13を前記とは反対に回転した状態
を示し、開口部15は排出口5bと排出口5cと連通
し、各排出口5b、5cの角度でもって噴流体は排出す
る。
【0015】以上のように、ネジ棒13を適宜回転する
ことによって、噴流体量は排出口5bを中心に異なる排
出角度αの排出口5aと排出口5cで、連続的に可変可
能で回転体8内に噴出し、回転体8の噴出口10(10
a、10b)から排出する。その為、ネジ棒13、即ち
スリーブ7を適宜に回転させることによって、前記開口
部15での圧力損失を連続的に変動させて、回転体8に
異なった回転モーメントを生じさせ、回転数及び噴射量
を変更することができる。尚、前記は排出口の異なる接
線角度を3種類とし、且つ同じ開口面積で区分して形成
したものであるが、変更する範囲に対応して更に多くの
角度を選択できるように形成してもよいことは言うまで
もない。
【0016】(第2の実施の形態)本実施の形態は、前
記第1の実施の形態における同じ開口面積の排出口5
(5a、5b、5c)と異なり、排出口5(5a、5
b、5c)の接線角度は同じであるが、開口面積を異に
形成するものである。例えば、排出口5(5a、5b、
5c)の接線角度は特定の同じ角度であるが、開口面積
を順次大きく形成するものである。従って、前記第1の
実施の形態と同じ様に、ネジ棒13でスリーブ7を適宜
に回転させることによって、排出口5の排出面積の変更
による圧力損失が変更して、回転体の回転数を変更する
ことができる。
【0017】尚、前記した実施例は何れもスリーブを連
続して可変可能にした構成であるが、給液管2に数条の
溝を穿設し、該溝に嵌合する凸部を形成したネジなしの
スリーブ7でもって、給液管の溝とスリーブの突部の嵌
合位置を変更することによって可変としてもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1のスプレーノズルは、噴流体が
上軸受部を洗浄すると共に、タンク液の付着を防止する
ので、回転体の円滑な回転が可能である。又、請求項2
のスプレーノズルは、噴流体が回転体の外に噴出する箇
所の給液管に傘部を設けることによって、噴流体は下方
向に噴出され、回転体の外壁を洗浄する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スプレーノズルの全体斜視図である。
【図2】スプレーノズルの断面図である。
【図3】図2のA〜A断面図である。
【図4】スリーブの全体斜視図を示す図である。
【図5】スリーブと給液管との位置関係を示し、作用を
説明する図である。
【図6】スリーブと給液管との位置関係を示し、作用を
説明する図である。
【図7】スリーブと給液管との位置関係を示し、作用を
説明する図である。
【図8】従来例のスプレーノズルの断面図である。
【符号の説明】
2 給液管 2a 傘部 3 噴流体入口 4 噴流体通路 5(5a、5b、5c) 排出口 7 スリーブ 8 回転体 8a 突出部 10(10a、10b) 噴出口 15 開口部 19a 上軸受部(リング) 20a 隙間 20b 隙間
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のスプレーノズ
ルは、 噴流体入口及び排出口を形成の給液管と、その
給液管に上軸受部と下軸受部を介して回転可能に取り付
け、排出口からの噴流体を排出する噴出口が形成の回転
体を有していると共に、その噴流体が回転体の外壁に噴
出可能に給液管に傘部が設けてある。このスプレーノズ
ルの上軸受部は、常時、噴流体で洗浄されて、タンク液
の付着が防止されると共に、その噴流体は下方向に噴出
して回転体の外壁を洗浄する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【発明の効果】本発明のスプレーノズルは、噴流体が上
軸受部を洗浄するのでタンク液の付着を防止できて、回
転体の円滑な回転が可能であるし、噴流体が回転体の下
方向に噴出して、回転体の外壁を洗浄することができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴流体入口及び排出口を形成の給液管
    と、該給液管に上軸受部と下軸受部を介して回転可能に
    取り付け、前記排出口からの噴流体を排出する噴出口を
    形成の回転体とを有するスプレーノズルにおいて、 前記回転体内部の噴流体が、上軸受部を通って回転体の
    外に噴出可能な隙間を形成することを特徴とするスプレ
    ーノズル。
  2. 【請求項2】 噴流体が回転体の外壁に噴出可能に、給
    液管に傘部を設けることを特徴とする請求項1のスプレ
    ーノズル。
JP11192734A 1999-07-07 1999-07-07 スプレーノズル Pending JP2001017890A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106809A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Spraying Syst Japan Kk 回転式スプレーノズル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106809A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Spraying Syst Japan Kk 回転式スプレーノズル
JP4532534B2 (ja) * 2007-10-26 2010-08-25 スプレーイングシステムスジャパン株式会社 回転式スプレーノズル

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