JP4531308B2 - トナー量に応じた画像形成料金の課金システム及び画像形成システム - Google Patents

トナー量に応じた画像形成料金の課金システム及び画像形成システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、課金システムに関し、特に、トナー量に応じた画像形成料金の課金を行う課金システムに関する。また、本発明は、画像形成システムに関し、特に、トナー量に応じた画像形成料金の課金を行う画像形成システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、プリントやコピーなどの画像形成に伴う課金は、一般に画像形成に用いた用紙数に応じて画像形成の請求額を算定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例にあっては、課金が用紙等の媒体数を基準に一律に行われていたため、画像形成に用いられるトナー消費量が異なっていても画像形成に伴う請求額が同料金になるという結果となっていた。その一方で、画像形成に伴う経費は、上述した用紙数のほか、画像形成用のトナー消費量に起因する。このため、上述した画像形成料金の課金と、実際に必要となる画像形成の経費との実態が整合しておらず、しかも利用者間で画像形成の請求額が不公平になるという不都合があった。
【0004】
近年とくに省エネルギー化の傾向により両面プリントや両面コピーを利用する機会が増えているので、用紙数だけではなく、画像形成の対象範囲からトナー消費量を正確に把握し、そのトナー消費量に基づいて適正な画像形成の課金を行うことは重要である。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、上述した状況下において、利用者間で公平な画像形成の課金を行う課金システムを提供することを目的とする。また、本発明は、利用者間で公平な画像形成の課金を行う画像形成システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の課金システムは、デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段と、情報の入力手段と、情報の出力手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えている。そして、前処理手段は、a)所定のデータ容量の画像形成用データを用いて画像形成を行うステップと、b)カートリッジのみの質量を取得するステップと、c)トナーを含むカートリッジの質量を測定するステップと、d)当該取得されたカートリッジのみの質量と当該測定されたトナーを含むカートリッジの質量とから求められるトナーのみの質量に基づいて、当該画像形成に用いられたトナー消費量を算定するステップと、)当該所定のデータ容量と当該算定されたトナー消費量とに基づいて、単位データ容量当たりのトナー消費量を求めるステップと、)当該求められた単位データ容量当たりのトナー消費量を、前記画素面積データと前記画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けとして前記対応関係記憶手段に格納させるステップと、)デジタル画像データを前記入力手段の操作により受信するステップと、)前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出すステップと、)当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成用データに変換するステップと、)当該変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、)当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、)当該特定した画像形成料金を今回の請求額として前記出力手段に出力するステップとを実行する、という構成を採っている。
【0007】
ここで、「データ変換手順」は、画像形成用データに変換するためのプログラムである。「画像形成用データ」は画像形成が可能なデータであればその種類は問わないが、例えばPDF形式ファイル、GIF形式ファイルなどが該当する。
【0008】
本発明によると、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として出力するので、トナー量に応じた課金を利用者に対して行うことが可能となる。
【0009】
請求項2記載の課金システムは、請求項1記載の課金システムであって、前述の対応関係記憶手段は、前述のトナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納する。そして、前述の処理手段は、前述の画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前述の入力手段の操作により受信すると、この仕様情報と前述の画素面積データとに対応する前述のトナー予測消費量を前述の対応関係記憶手段を参照して特定する。
【0010】
本発明によると、更に、画像形成の仕様に応じたトナー予測消費量も特定するので、トナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能となる。
【0011】
請求項3記載の課金システムは、請求項1又は2記載の課金システムであって、前述の課金システムは、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備える。そして、前述の処理手段は、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を前述の変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、特定後の変換処理料金を前述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前述の出力手段に出力する、という構成を採っている。
【0012】
本発明によると、計数された変換処理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を加算した請求額を出力手段に出力するので、変換処理時間に応じた請求額を利用者に要求することが可能となる。
【0013】
請求項4記載の画像形成システムは、請求項1,2又は3記載の課金システムを備えた、という構成を採っている。
【0014】
本発明によると、画像の形成とともにトナー量に応じた適正な課金を利用者に対して行うことが可能となる。
【0015】
請求項5記載の課金システムは、請求項4記載の画像形成システムであって、前述の画像形成システムは、前述の画像形成用データについてトナーを用いて画像形成を実行する画像形成実行手段と、この画像形成実行手段によって実際に消費されたトナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定するトナー予測消費量算定手段と、この最新のトナー予測消費量を請求項1記載の対応関係記憶手段に更新するトナー予測消費量更新手段とを備えている。
【0016】
本発明によると、実際に消費されたトナー消費量に基づいて最新のトナー予測消費量が算定され、算定後のトナー消費量が前述した対応関係記憶手段に更新されるので、正確なトナー予測消費量に基づく適正な課金を行うことが可能となる。
【0017】
請求項6記載の課金システムは、デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前記画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えた課金システムであって、前記処理手段は、a)所定のデータ容量の画像形成用データを用いて画像形成を行うステップと、b)カートリッジのみの質量を取得するステップと、c)トナーを含むカートリッジの質量を測定するステップと、d)当該取得されたカートリッジのみの質量と当該測定されたトナーを含むカートリッジの質量とから求められるトナーのみの質量に基づいて、当該画像形成に用いられたトナー消費量を算定するステップと、)当該所定のデータ容量と当該算定されたトナー消費量とに基づいて、単位データ容量当たりのトナー消費量を求めるステップと、)当該求められた単位データ容量当たりのトナー消費量を、前記画素面積データと前記画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けとして前記対応関係記憶手段に格納させるステップと、)デジタル画像データを前記通信手段を介して受信するステップと、)前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出すステップと、)当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成用データに変換するステップと、)当該変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、)当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、)当該特定した画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信するステップとを実行する、という構成を採っている。
【0018】
本発明によると、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信するので、トナー量に応じた課金を利用者に対して行うことが可能となる。
【0019】
請求項7記載の課金システムは、請求項6記載の課金システムであって、前述の対応関係記憶手段は、前述のトナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納する。そして、前述の処理手段は、前述の画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前述の通信手段を介して受信すると、この仕様情報と前述の画素面積データとに対応する前述のトナー予測消費量を前述の対応関係記憶手段を参照して特定する。
【0020】
本発明によると、更に、通信手段を介して受信した、画像形成の仕様に応じたトナー予測消費量も特定するので、トナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能となる。
【0021】
請求項8記載の課金システムは、請求項6又は7記載の課金システムであって、前述の課金システムは、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備える。そして、前述の処理手段は、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を前述の変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、特定後の変換処理料金を前述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前述の利用者端末に送信する。
【0022】
本発明によると、計数された変換処理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を加算した請求額を利用者端末に送信するので、変換処理時間に応じた請求額を利用者に要求することが可能となる。
【0023】
請求項9記載の課金システムは、請求項6,7又は8記載の課金システムであって、前述の処理手段は、最新のトナー予測消費量を前述の通信手段を介して受信すると、この最新のトナー予測消費量を前述の対応関係記憶手段に更新する。
【0024】
本発明によると、最新のトナー予測消費量に基づく適正な課金を行うことが可能となる。
【0025】
請求項10記載の課金システムは、請求項2又は7記載の課金システムであって、前述の画像形成の仕様は、少なくとも明度、コントラスト、カラーバランス、カラー階調、ディザ処理、マッチング処理、又は用紙種別に関する情報の1つ以上を含む。
【0026】
本発明によると、画像形成の仕様に応じた課金を確実に行うことが可能となる。
【0027】
請求項11記載の課金システムは、請求項1又は6記載の課金システムであって、前述の画像形成用データは、PDF形式のデータである。
【0028】
本発明によると、画像形成用データの画素面積データに応じたトナー予測消費量を確実に特定することが可能となる。
【0029】
これにより、前述した目的を達成しようとするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。なお、以下の詳細な説明は本実施形態の一例を示すものであって、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではない。当業者において通常用いられる代替手段の採用が可能である。
【0031】
〔第1の実施形態〕
【0032】
図1に第1の実施形態における画像形成システム1の構成を示す。
【0033】
この図1に示す画像形成システム1は、処理手段101と、入力手段102と、出力手段103と、通信手段104と、画像形成手段105とを備えている。また、この画像形成システム1は、デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶手段106を備えている。
【0034】
画像形成用データは、特に種類を限定されないが、本実施形態においては、PDF形式のファイルとして説明を進める。画素面積データは、デジタル画像の画素面積の集合体、すなわち、画素面積に画素数を加算した画素面積全体を示すデータである。データ変換手順は、特に種類を限定しないが、本実施形態においては、画像形成用データがPDF形式のファイルであるという前提で説明しているので、デジタル画像データをPDF形式のファイルに変換するプログラムを想定する。
【0035】
また、この画像形成システム1は、画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納したトナーDBとともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納した形成料金DBを有する対応関係記憶手段107を備えている。又、この対応関係記憶手段107は、トナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納した仕様DBを有している。なお、DBはデータベースである。
【0036】
更に、この画像形成システム1は、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納した処理料金DBを有する変換処理料金記憶手段108を備えている。
【0037】
ここで、処理手段101は、MPUを含む。入力手段102は、タッチパネルやボタン、スキャナーなどの画像読み取り装置、アンテナ等である。出力手段103は、ディスプレイ等である。通信手段104は、モデム等である。記憶手段106,107,108は、データやプログラムを保持するメモリであり、RAMやROM等を含んでいる。画像形成手段106は、画像形成用データについてトナーを用いて画像形成を実行する駆動部や、搬送ローラ等を含む。なお、画像形成システム1は、例えば、プリンタや複写機などが該当する。
【0038】
上記構成を更に具体的に説明する。
【0039】
図2(A)(B)(C)は、画像形成システム1の対応関係記憶手段107のDB構造を示す構成図である。この図2(A)に示す対応関係記憶手段107のトナー量DBでは、画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量とを関連付けている。また、図2(B)に示す対応関係記憶手段107の形成料金DBでは、トナー予測消費量と画像形成料金とを関連付けている。更に、図2(C)に対応関係記憶手段107の仕様DBでは、トナー予測消費量と画像形成の仕様とを関連付けている。
【0040】
ここで、上述した対応関係記憶手段107のトナー量DBと、仕様DBとにおけるデータの対応関係は、本実施形態においては、次のようなランニングテストに基づいて決定される。なお、ランニングテストは、事務所の使用環境下の条件(室温25度、湿度60%)で実施される。
【0041】
まず、トナー量DBにおける画素面積とトナー予測消費量との対応関係を決定するランニングテストの一例を説明する。このランニングテストでは、PDFファイルのデータ容量と、トナー消費量との対応関係を算出する。具体的には、所定のデータ容量を含む、1000件のPDFファイルを用いて画像形成を行い、この画像形成に用いられたトナー消費量を算定する。そして、そのトナー消費量から1KBあたりのデータ容量に用いられたトナー消費量を算出する。なお、データ容量は、画素面積の集合体と同等な画素面積データを有する。その結果、例えば、1KBあたり0.2gのトナー消費量を試算すると、この対応関係、すなわちデータ容量とトナー消費量との対応関係を、画素面積データとトナー予測消費量との対応関係として対応関係記憶手段107のトナー量DBに予め格納する。
【0042】
次に、仕様DBにおけるトナー予測消費量と画像形成の仕様との対応関係を決定するランニングテストの一例を説明する。
【0043】
ここで、画像形成の仕様は、トナー消費量に影響する画像形成の仕様であり、例えば、明度、コントラスト、カラーバランス、カラー階調、ディザ処理、マッチング処理、及び用紙種別に関する情報が該当する。用紙種別は、例えば普通紙、光沢紙などが該当する。
【0044】
このランニングテストでは、上述のトナー予測消費量に対する、各仕様の係数を算出する。まず上述の仕様毎に上述したランニングテストを行い、1KBあたりのデータ容量に用いられたトナー消費量を算出する。そして、このトナー消費量を上述のトナー予測消費量から減算し、その差を上述のトナー予測消費量で除算する。その結果算出された仕様の係数を加味したトナー予測消費量と、各仕様との対応関係を、トナー予測消費量と仕様との対応関係として対応関係記憶手段107の仕様DBに予め格納する。例えば、コントラスト係数は0.2であり、彩度係数は0.1である。
【0045】
図3は画像形成システム1の変換処理料金記憶手段108のデータ構造を示す構成図である。この図3に示す変換処理料金記憶手段108の処理料金DBでは、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金とが関連付けられている。
【0046】
更に詳述すると、本実施形態では、処理手段101は、デジタル画像データを入力手段102の操作により受信するようになっている。
【0047】
処理手段101は、変換手順記憶手段106からデータ変換手順を読み出すようになっている。
【0048】
処理手段101は、読み出したデータ変換手順に基づいて、前述の受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換するようになっている。
【0049】
処理手段101は、変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBを参照して特定するようになっている。
【0050】
処理手段101は、特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107の形成料金DBを参照して特定するようになっている。
【0051】
処理手段101は、特定した画像形成料金を今回の請求額として出力手段103に出力するようになっている。
【0052】
処理手段101は、画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を入力手段102の操作により受信すると、この仕様情報と画素面積データとに対応するトナー予測消費量を対応関係記憶手段107の仕様DBを参照して特定するようになっている。
【0053】
処理手段101は、デジタル画像データを前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を変換処理料金記憶手段108の処理料金DBを参照して特定すると、特定後の変換処理料金を前述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として出力手段103に出力するようになっている。
【0054】
更に具体的に説明する。
【0055】
画像形成システム1は、実際には図1に示すように、上述の画像形成実行手段106に加え、この画像形成実行手段106によって実際に消費されたトナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定するトナー予測消費量算定手段109と、この最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBに更新するトナー予測消費量更新手段110とを備えている。
【0056】
トナー予測消費量算定手段109は、本実施形態では、トナーを含んだ状態におけるトナーカートリッジの質量(重量)を測定するカートリッジ測定機能と、トナーカートリッジのみの質量(重量)を測定する個体測定機能と、上述のカートリッジ測定機能と、個体測定機能とによって測定された質量から実際に消費されたトナー量を算定するトナー量算定機能とを備えている。
【0057】
カートリッジ測定機能は、例えば重量計を用いて実現される。また、個体測定機能は、例えば、カートリッジに備わった、バーコードやICチップを読み取ることにより実現される。バーコードやICチップは、商品番号や、製造番号、カートリッジ個体重量などを記憶している。
【0058】
このほか、画像形成システムとして公知の機能および構成は、本実施形態でもそのまま備えている。
【0059】
次に、本実施形態の動作を図4乃至図5に基づいて説明する。
【0060】
図4は、画像形成システムの処理を示すフローチャートである。
【0061】
まず、画像形成システムを利用する前提として、管理者は、端末の操作により、上述のランニングテストで確定した、画素面積データと、トナー予測消費量との対応関係を対応関係記憶手段107のトナー量DBに登録させる。また、管理者は、上述のランニングテストで確定した、画像形成の仕様と、トナー予測消費量との対応関係を対応関係記憶手段の仕様DBに登録させる。なお、端末は、例えば汎用コンピュータが該当する。
【0062】
図5(A)(B)に対応関係記憶手段107のトナーDBと、仕様DBとに登録されたデータの確認画面を示す。
【0063】
図5(A)は、トナー量DBに格納された、データ容量(画素面積データ)と、トナー予測消費量との対応関係を確認するための表示画面であり、管理者の端末に表示される。この図5(A)に示す確認画面は、画像形成時期、データ容量、トナー量、1KBあたりのトナー予測消費量(0.2g)が含まれる。
【0064】
図5(B)は、仕様DBに格納された、画像形成の仕様と、トナー予測消費量との対応関係を確認するための確認画面であり、管理者の端末に表示される。この図5(B)に示す確認画面は、カラー印刷、明度、コントラスト、カラーバランス、彩度、カラー階調などの仕様と、図5(A)の確認画面に含まれる1KBあたりのトナー予測消費量に対する係数(コントラスト係数0.2,彩度係数0.1など)とが含まれている。
【0065】
以下、画像形成システム1の処理を図4に基づいて具体的に説明する。
【0066】
まず利用者が、デジタル画像データを入力手段102の操作により画像形成システム1に入力すると、処理手段101は、デジタル画像データを入力手段102の操作により受信する(S101)。ここで、デジタル画像データは、例えば、デジタルカメラの画像データ、デジタルビデオ映像等が該当する。なお、処理手段101がアナログデータを受信すると、デジタル画像データに変換してこれを受信する。
【0067】
続いて、利用者が、画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を入力手段102の操作により画像形成システム1に入力すると、処理手段101は、画像形成の仕様情報を受信する(S102)。入力された仕様情報は、本実施形態では、コントラスト、彩度の各仕様情報とする。
【0068】
次に、処理手段101は、変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出し(S103)、当該読み出したデータ変換手順に基づいて、上述のデジタル画像データを画像形成用データに変換する(S104)。ここで、処理手段101は、ASP方式によりデータ変換手順を外部装置(図示せず)から通信手段104を介して受信し、このデータ変換手順に基づいてデジタル画像データを画像形成用データに変換する。
【0069】
次に、処理手段101は、上述の仕様情報と画素面積データとに対応するトナー予測消費量を、対応関係記憶手段107のトナー量DBと、対応関係記憶手段107の仕様DBとを参照して特定する。(S105)。本実施形態において、画像面積データ、すなわちPDFファイルのデータ容量を40KBとすると、特定されたトナー予測消費量は、40(kb)*0.2(g/kb)*(1.0+0.2+0.1
)=10.4gとなる。
【0070】
次に、処理手段101は、特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107を参照して特定する(S106)。
【0071】
次に、処理手段101は、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を変換処理料金記憶手段108を参照して特定する(S107)。
【0072】
次に、処理手段101は、特定後の変換処理料金を上述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として出力手段103に出力する(S108)。
【0073】
すると、画像形成処理手段106は、上述の画像形成用データについてトナーを用いて画像形成を実行するとともに、トナー予測消費量算定手段109が、画像形成実行手段106によって実際に消費されたトナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定した後、トナー予測消費量更新手段110が、最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBに更新する。なお、利用者は、今回の請求額を画像形成システム1の利用料として支払う。
【0074】
このように、本実施形態では、処理手段101が、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として出力手段103に出力する。したがって、利用者はトナー量に応じた請求額を画像形成システム1の使用料として支払うことが可能となる。
【0075】
しかも本実施形態では、受信した画像形成の仕様に対してもトナー予測消費量も特定するので、トナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能となる。
【0076】
また、本実施形態では、計数された変換処理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を加算した請求額を出力するので、処理手段101が実際に計数した変換処理時間に応じた適正な画像形成の課金を行うことが可能となる。
【0077】
更に、本実施形態によると、トナー予測消費量算定手段109が、トナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定した後、トナー予測消費量更新手段110が、最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBに更新するので、最新のトナー予測消費量に基づく適正な課金を利用者に対して実行することが可能となる。
【0078】
〔第2の実施形態〕
【0079】
図6に第2の実施形態の全体構成を示す。
【0080】
図6に示す第2の実施形態は、画像形成を要求する利用者端末2と、この利用者端末2の要求に応じた画像形成を実行する画像形成システム1と、この画像形成システム3で実行される画像形成に応じた画像形成料金を特定する課金システム1とを備えている。ここで、図5において、符号4は、インターネットやLANを含む通信ネットワークである。
【0081】
上記構成を更に詳述すると、本実施形態において、課金システムは、前述した第1の実施形態と同様に、図2に示すコンピュータ要素を備えている。具体的には、課金システム1は、図7に示すように、処理手段101と、入力手段102と、出力手段103と、通信手段104と、通信手段105と、変換手順記憶手段106と、対応関係記憶手段107と、変換処理料金記憶手段108とを備えている。
【0082】
ここで、処理手段101は、CPUを含む。入力手段102は、キーボード、タッチパネルやマウス等である。表示手段103は、ディスプレイ等である。記憶手段104は、RAM、ROMやHDD等である。通信手段105は、通信インターフェース、モデムやアンテナ等である。なお、利用者端末2は、特に種類を限定しない。例えば、利用者端末2は、携帯電話、パソコン、双方向テレビ、家庭用ゲーム機、PDA等の各端末である。画像形成システム3は、プリンタや複写機などが該当する。
【0083】
更に具体的に説明すると、本実施形態において、図7に示す課金システム1の変換手順記憶手段106は、デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する。
【0084】
対応関係記憶手段107のトナー量DBは、前述の図2(A)と同様に、前述の画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納する。また、対応関係記憶手段107の形成料金DBは、前述した図2(B)と同様に、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する。更に、対応関係記憶手段107の仕様DBは、前述の図2(C)と同様に、トナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納する。
【0085】
変換処理料金記憶手段108の変換料金DBは、前述の図3と同様に、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納する。
【0086】
更に課金システム1を詳述する。
【0087】
処理手段101は、デジタル画像データを通信手段104を介して受信するようになっている。
【0088】
処理手段101は、変換手順記憶手段106からデータ変換手順を読み出すようになっている。
【0089】
処理手段101は、読み出したデータ変換手順に基づいて、前述の受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換するようになっている。
【0090】
処理手段101は、変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を対応関係記憶手段107を参照して特定するようになっている。
【0091】
処理手段101は、特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107を参照して特定するようになっている。
【0092】
処理手段101は、特定した画像形成料金を今回の請求額として利用者端末2に送信するようになっている。
【0093】
更に具体的に説明する。
【0094】
処理手段101は、上述の画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を通信手段104を介して受信すると、この仕様情報と上述の画素面積データとに対応する上述のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107を参照して特定するようになっている。
【0095】
また、処理手段101は、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を変換処理料金記憶手段108を参照して特定すると、特定後の変換処理料金を画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として利用者端末2に送信するようになっている。
【0096】
更に、処理手段101は、最新のトナー予測消費量を通信手段104を介して受信すると、この最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107に更新するようになっている。
【0097】
このほか、サーバ装置として公知の機能および構成は、本実施形態でもそのまま備えている。
【0098】
次に、本実施形態の動作を図8に基づいて説明する。
【0099】
図8は、課金システム1の処理を示すフローチャートである。なお、課金システム1はプログラムに基づいて下記の動作を実現するようにしてもよい。
【0100】
利用者は、利用者端末2を操作して通信ネットワーク4に接続し、課金システム1にアクセスし、デジタル画像データを画像形成システム1に送信する。すると、課金システム1の処理手段101は、デジタル画像データを通信手段104を介して受信する(S201)。
【0101】
続いて、利用者が、利用者端末2を操作して、画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を課金システム1に送信すると、課金システム1の処理手段101は、画像形成の仕様情報を通信手段104を介して受信する(S202)。
【0102】
処理手段101は、変換手順記憶手段106からデータ変換手順を読み出し(S203)、当該読み出したデータ変換手順に基づいて、上述のデジタル画像データを画像形成用データに変換する(S204)。
【0103】
処理手段101は、上述の仕様情報と画素面積データとに対応するトナー予測消費量を、対応関係記憶手段107のトナー量DBと、対応関係記憶手段107の仕様DBとを参照して特定する。(S205)。
【0104】
処理手段101は、特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107を参照して特定する(S206)。
【0105】
次に、処理手段101は、デジタル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を変換処理料金記憶手段108を参照して特定する(S207)。
【0106】
そして、処理手段101は、特定後の変換処理料金を上述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として利用者端末2に送信する(S208)。
利用者端末2に送信する方法は、利用者ID等の利用者識別情報を利用者端末2から入力させる方法や、利用者識別情報を利用者端末2の憶装置から吸い上げる方法などがあげあれる。送信の方法は、電子メールやFAX等で行う方法がある。利用者端末2は、物理的に1個の端末に限られず、利用者の操作する端末であれば複数の端末を含み得る。
【0107】
なお、利用者端末2が、送信されてきた請求額を受信すると、利用者はその請求額を画像形成の代金として支払う。
【0108】
その後、処理手段101は、最新のトナー予測消費量を通信手段104を介して受信すると、この最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBに更新する。
【0109】
このように、本実施形態では、課金システム3の処理手段101が、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信する。したがって、利用者はトナー量に応じた請求額を画像形成の代金として支払うことが可能となる。
【0110】
しかも本実施形態では、受信した画像形成の仕様に対してもトナー予測消費量も特定するので、トナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能となる。
【0111】
また、本実施形態では、計数された変換処理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を加算した請求額を利用者端末2に送信するので、処理手段101が実際に計数した変換処理時間に応じた適正な画像形成の課金を行うことが可能となる。
【0112】
更に、本実施形態によると、処理手段101が、最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DBに更新するので、最新のトナー予測消費量に基づく適正な課金を利用者に対して実行することが可能となる。
【0113】
ここで、本発明は、上記実施形態に限定されない。課金システム3の処理手段101は、単一のCPUから構成される場合に限らず、分散処理を行う複数のコンピュータを含んでいてもよい。また、課金システム3の各記憶手段106,107,108も物理的に単一であるか複数であるかを問わない。
【0114】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、処理手段によって、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として出力手段に出力するので、トナー量に応じた課金を利用者に対して行うことができる。
【0115】
また、本発明によると、処理手段によって、受信したデジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信するので、トナー量に応じた課金を利用者に対して行うことができる。
【0116】
更に、本発明によると、画像形成システムがトナー量に応じた課金を利用者に対して行うことができる。
【0117】
このように、利用者間で公平な画像形成の課金を行う課金システムを提供するという、従来にない課金システム及び画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す画像形成システムの構成図である。
【図2】図1に示す対応関係記憶手段のデータ構造である。
【図3】図1に示す変換処理料金記憶手段のデータ構造である。
【図4】画像形成システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】確認画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すシステム全体の構成図である。
【図7】図6に示す課金システムの構成図である。
【図8】課金システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成システム
2 利用者端末
3 課金システム
4 通信ネットワーク
101 処理手段
102 入力手段
103 表示手段
104 通信手段
105 画像形成手段
106 変換手順記憶手段
107 対応関係記憶手段
108 変換処理料金記憶手段
109 トナー予測消費量算定手段
110 トナー予測消費量更新手段

Claims (11)

  1. デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前記画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段と、情報の入力手段と、情報の出力手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えた課金システムであって、
    前記処理手段は、
    a)所定のデータ容量の画像形成用データを用いて画像形成を行うステップと、
    b)カートリッジのみの質量を取得するステップと、
    c)トナーを含むカートリッジの質量を測定するステップと、
    d)当該取得されたカートリッジのみの質量と当該測定されたトナーを含むカートリッジの質量とから求められるトナーのみの質量に基づいて、当該画像形成に用いられたトナー消費量を算定するステップと、
    )当該所定のデータ容量と当該算定されたトナー消費量とに基づいて、単位データ容量当たりのトナー消費量を求めるステップと、
    )当該求められた単位データ容量当たりのトナー消費量を、前記画素面積データと前記画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けとして前記対応関係記憶手段に格納させるステップと、
    )デジタル画像データを前記入力手段の操作により受信するステップと、
    )前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出すステップと、
    )当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成用データに変換するステップと、
    )当該変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、
    )当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、
    )当該特定した画像形成料金を今回の請求額として前記出力手段に出力するステップと、
    を実行することを特徴としたトナー量に応じた画像形成料金の課金システム。
  2. 請求項1記載の課金システムであって、
    前記対応関係記憶手段は、前記トナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納し、
    前記処理手段は、前記画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前記入力手段の操作により受信すると、この仕様情報と前記画素面積データとに対応する前記トナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定することを特徴とした課金システム。
  3. 請求項1又は2記載の課金システムであって、
    前記課金システムは、
    前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備え、
    前記処理手段は、
    前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を前記変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、特定後の変換処理料金を前記画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前記出力手段に出力することを特徴とした課金システム。
  4. 請求項1,2又は3記載の課金システムを備えた画像形成システム。
  5. 請求項4記載の画像形成システムであって、
    前記画像形成システムは、
    前記画像形成用データについてトナーを用いて画像形成を実行する画像形成実行手段と、この画像形成実行手段によって実際に消費されたトナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定するトナー予測消費量算定手段と、この最新のトナー予測消費量を請求項1記載の対応関係記憶手段に更新するトナー予測消費量更新手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  6. デジタル画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前記画素面積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えた課金システムであって、
    前記処理手段は、
    a)所定のデータ容量の画像形成用データを用いて画像形成を行うステップと、
    b)カートリッジのみの質量を取得するステップと、
    c)トナーを含むカートリッジの質量を測定するステップと、
    d)当該取得されたカートリッジのみの質量と当該測定されたトナーを含むカートリッジの質量とから求められるトナーのみの質量に基づいて、当該画像形成に用いられたトナー消費量を算定するステップと、
    )当該所定のデータ容量と当該算定されたトナー消費量とに基づいて、単位データ容量当たりのトナー消費量を求めるステップと、
    )当該求められた単位データ容量当たりのトナー消費量を、前記画素面積データと前記画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付けとして前記対応関係記憶手段に格納させるステップと、
    )デジタル画像データを前記通信手段を介して受信するステップと、
    )前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出すステップと、
    )当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成用データに変換するステップと、
    )当該変換した画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、
    )当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステップと、
    )当該特定した画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信するステップと、
    を実行することを特徴としたトナー量に応じた画像形成料金の課金システム。
  7. 請求項6記載の課金システムであって、
    前記対応関係記憶手段は、前記トナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付けて格納し、
    前記処理手段は、前記画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前記通信手段を介して受信すると、この仕様情報と前記画素面積データとに対応する前記トナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定することを特徴とした課金システム。
  8. 請求項6又は7記載の課金システムであって、
    前記課金システムは、
    前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備え、
    前記処理手段は、
    前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を前記変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、特定後の変換処理料金を前記画像形成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前記利用者端末に送信することを特徴とした課金システム。
  9. 請求項6,7又は8記載の課金システムであって、
    前記処理手段は、最新のトナー予測消費量を前記通信手段を介して受信すると、この最新のトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段に更新することを特徴とした課金システム。
  10. 請求項2又は7記載の課金システムであって、
    前記画像形成の仕様は、少なくとも明度、コントラスト、カラーバランス、カラー階調、ディザ処理、マッチング処理、又は用紙種別に関する情報の1つ以上を含むことを特徴とする課金システム。
  11. 前記画像形成用データは、PDF形式のデータであることを特徴とした請求項1又は6記載の課金システム。
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