JP2003076232A - トナー量に応じた画像形成料金の課金システム及び画像形成システム - Google Patents

トナー量に応じた画像形成料金の課金システム及び画像形成システム

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JP2003076232A JP2001269672A JP2001269672A JP2003076232A JP 2003076232 A JP2003076232 A JP 2003076232A JP 2001269672 A JP2001269672 A JP 2001269672A JP 2001269672 A JP2001269672 A JP 2001269672A JP 2003076232 A JP2003076232 A JP 2003076232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者間で公平な画像形成の課金を行う、課
金システム及び画像形成システムを提供すること。 【解決手段】 処理手段101は、デジタル画像データ
を入力手段102の操作により受信し、変換手順記憶手
段106からデータ変換手順を読み出し、当該読み出し
たデータ変換手順に基づいて、前述の受信したデジタル
画像データを画像形成用データに変換し、当該変換した
画像形成用データの画素面積データに対応するトナー予
測消費量を対応関係記憶手段107を参照して特定する
とともに、当該特定したトナー予測消費量に対応する画
像形成料金を対応関係記憶手段107を参照して特定
し、当該特定した画像形成料金を今回の請求額として出
力手段103に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、課金システムに関
し、特に、トナー量に応じた画像形成料金の課金を行う
課金システムに関する。また、本発明は、画像形成シス
テムに関し、特に、トナー量に応じた画像形成料金の課
金を行う画像形成システムに関する。
【0002】
【従来技術】従来より、プリントやコピーなどの画像形
成に伴う課金は、一般に画像形成に用いた用紙数に応じ
て画像形成の請求額を算定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、課金が用紙等の媒体数を基準に一律に
行われていたため、画像形成に用いられるトナー消費量
が異なっていても画像形成に伴う請求額が同料金になる
という結果となっていた。その一方で、画像形成に伴う
経費は、上述した用紙数のほか、画像形成用のトナー消
費量に起因する。このため、上述した画像形成料金の課
金と、実際に必要となる画像形成の経費との実態が整合
しておらず、しかも利用者間で画像形成の請求額が不公
平になるという不都合があった。
【0004】近年とくに省エネルギー化の傾向により両
面プリントや両面コピーを利用する機会が増えているの
で、用紙数だけではなく、画像形成の対象範囲からトナ
ー消費量を正確に把握し、そのトナー消費量に基づいて
適正な画像形成の課金を行うことは重要である。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上述した状況下において、利
用者間で公平な画像形成の課金を行う課金システムを提
供することを目的とする。また、本発明は、利用者間で
公平な画像形成の課金を行う画像形成システムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の課金システムは、デジタル画像デー
タを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成用デ
ータに変換するデータ変換手順を格納する変換手順記憶
手段と、前述の画素面積データと、画像形成に用いられ
るトナー予測消費量との関連付けを格納するとともに、
当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連付けを格
納する対応関係記憶手段と、情報の入力手段と、情報の
出力手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理
手段とを備えている。そして、前述の処理手段は、a)
デジタル画像データを前述の入力手段の操作により受信
するステップと、b)前述の変換手順記憶手段からデー
タ変換手順を読み出すステップと、c)当該読み出した
データ変換手順に基づいて、前述のaステップで受信し
たデジタル画像データを前述の画像形成用データに変換
するステップと、d)当該変換した画像形成用データの
画素面積データに対応するトナー予測消費量を前述の対
応関係記憶手段を参照して特定するステップと、e)当
該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成料金を
前述の対応関係記憶手段を参照して特定するステップ
と、f)当該特定した画像形成料金を今回の請求額とし
て前述の出力手段に出力するステップとを実行する、と
いう構成を採っている。
【0007】ここで、「データ変換手順」は、画像形成
用データに変換するためのプログラムである。「画像形
成用データ」は画像形成が可能なデータであればその種
類は問わないが、例えばPDF形式ファイル、GIF形
式ファイルなどが該当する。
【0008】本発明によると、受信したデジタル画像デ
ータを画像形成用データに変換し、この画像形成用デー
タの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定
して画像形成料金を今回の請求額として出力するので、
トナー量に応じた課金を利用者に対して行うことが可能
となる。
【0009】請求項2記載の課金システムは、請求項1
記載の課金システムであって、前述の対応関係記憶手段
は、前述のトナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付
けて格納する。そして、前述の処理手段は、前述の画像
形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前述の入
力手段の操作により受信すると、この仕様情報と前述の
画素面積データとに対応する前述のトナー予測消費量を
前述の対応関係記憶手段を参照して特定する。
【0010】本発明によると、更に、画像形成の仕様に
応じたトナー予測消費量も特定するので、トナー量に応
じた課金をより一層正確に行うことが可能となる。
【0011】請求項3記載の課金システムは、請求項1
又は2記載の課金システムであって、前述の課金システ
ムは、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用デ
ータに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金と
の関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備える。
そして、前述の処理手段は、前述のデジタル画像データ
を前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時
間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金
を前述の変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、
特定後の変換処理料金を前述の画像形成料金に加算し、
加算後の料金を今回の請求額として前述の出力手段に出
力する、という構成を採っている。
【0012】本発明によると、計数された変換処理時間
に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を
加算した請求額を出力手段に出力するので、変換処理時
間に応じた請求額を利用者に要求することが可能とな
る。
【0013】請求項4記載の画像形成システムは、請求
項1,2又は3記載の課金システムを備えた、という構
成を採っている。
【0014】本発明によると、画像の形成とともにトナ
ー量に応じた適正な課金を利用者に対して行うことが可
能となる。
【0015】請求項5記載の課金システムは、請求項4
記載の画像形成システムであって、前述の画像形成シス
テムは、前述の画像形成用データについてトナーを用い
て画像形成を実行する画像形成実行手段と、この画像形
成実行手段によって実際に消費されたトナー消費量に基
づいて、最新のトナー予測消費量を算定するトナー予測
消費量算定手段と、この最新のトナー予測消費量を請求
項1記載の対応関係記憶手段に更新するトナー予測消費
量更新手段とを備えている。
【0016】本発明によると、実際に消費されたトナー
消費量に基づいて最新のトナー予測消費量が算定され、
算定後のトナー消費量が前述した対応関係記憶手段に更
新されるので、正確なトナー予測消費量に基づく適正な
課金を行うことが可能となる。
【0017】請求項6記載の課金システムは、デジタル
画像データを画像形成の際の画素面積データを含む画像
形成用データに変換するデータ変換手順を格納する変換
手順記憶手段と、前述の画素面積データと、画像形成に
用いられるトナー予測消費量との関連付けを格納すると
ともに、当該トナー予測消費量と画像形成料金との関連
付けを格納する対応関係記憶手段と、外部装置との通信
手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段
とを備えている。そして、前述の処理手段は、a)デジ
タル画像データを前述の通信手段を介して受信するステ
ップと、b)前述の変換手順記憶手段からデータ変換手
順を読み出すステップと、c)当該読み出したデータ変
換手順に基づいて、前述のaステップで受信したデジタ
ル画像データを前述の画像形成用データに変換するステ
ップと、d)当該変換した画像形成用データの画素面積
データに対応するトナー予測消費量を前述の対応関係記
憶手段を参照して特定するステップと、e)当該特定し
たトナー予測消費量に対応する画像形成料金を前述の対
応関係記憶手段を参照して特定するステップと、f)当
該特定した画像形成料金を今回の請求額として利用者端
末に送信するステップとを実行する、という構成を採っ
ている。
【0018】本発明によると、受信したデジタル画像デ
ータを画像形成用データに変換し、この画像形成用デー
タの画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定
して画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送
信するので、トナー量に応じた課金を利用者に対して行
うことが可能となる。
【0019】請求項7記載の課金システムは、請求項6
記載の課金システムであって、前述の対応関係記憶手段
は、前述のトナー予測消費量を画像形成の仕様と関連付
けて格納する。そして、前述の処理手段は、前述の画像
形成用データに対する、画像形成の仕様情報を前述の通
信手段を介して受信すると、この仕様情報と前述の画素
面積データとに対応する前述のトナー予測消費量を前述
の対応関係記憶手段を参照して特定する。
【0020】本発明によると、更に、通信手段を介して
受信した、画像形成の仕様に応じたトナー予測消費量も
特定するので、トナー量に応じた課金をより一層正確に
行うことが可能となる。
【0021】請求項8記載の課金システムは、請求項6
又は7記載の課金システムであって、前述の課金システ
ムは、前述のデジタル画像データを前述の画像形成用デ
ータに変換するまでの変換処理時間と、変換処理料金と
の関連付けを格納する変換処理料金記憶手段を備える。
そして、前述の処理手段は、前述のデジタル画像データ
を前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時
間を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金
を前述の変換処理料金記憶手段を参照して特定すると、
特定後の変換処理料金を前述の画像形成料金に加算し、
加算後の料金を今回の請求額として前述の利用者端末に
送信する。
【0022】本発明によると、計数された変換処理時間
に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理料金を
加算した請求額を利用者端末に送信するので、変換処理
時間に応じた請求額を利用者に要求することが可能とな
る。
【0023】請求項9記載の課金システムは、請求項
6,7又は8記載の課金システムであって、前述の処理
手段は、最新のトナー予測消費量を前述の通信手段を介
して受信すると、この最新のトナー予測消費量を前述の
対応関係記憶手段に更新する。
【0024】本発明によると、最新のトナー予測消費量
に基づく適正な課金を行うことが可能となる。
【0025】請求項10記載の課金システムは、請求項
2又は7記載の課金システムであって、前述の画像形成
の仕様は、少なくとも明度、コントラスト、カラーバラ
ンス、カラー階調、ディザ処理、マッチング処理、又は
用紙種別に関する情報の1つ以上を含む。
【0026】本発明によると、画像形成の仕様に応じた
課金を確実に行うことが可能となる。
【0027】請求項11記載の課金システムは、請求項
1又は6記載の課金システムであって、前述の画像形成
用データは、PDF形式のデータである。
【0028】本発明によると、画像形成用データの画素
面積データに応じたトナー予測消費量を確実に特定する
ことが可能となる。
【0029】これにより、前述した目的を達成しようと
するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図8に基づいて説明する。なお、以下の詳細な説明は
本実施形態の一例を示すものであって、本発明の権利範
囲がこれに限定されるものではない。当業者において通
常用いられる代替手段の採用が可能である。
【0031】〔第1の実施形態〕
【0032】図1に第1の実施形態における画像形成シ
ステム1の構成を示す。
【0033】この図1に示す画像形成システム1は、処
理手段101と、入力手段102と、出力手段103
と、通信手段104と、画像形成手段105とを備えて
いる。また、この画像形成システム1は、デジタル画像
データを画像形成の際の画素面積データを含む画像形成
用データに変換するデータ変換手順を格納する変換手順
記憶手段106を備えている。
【0034】画像形成用データは、特に種類を限定され
ないが、本実施形態においては、PDF形式のファイル
として説明を進める。画素面積データは、デジタル画像
の画素面積の集合体、すなわち、画素面積に画素数を加
算した画素面積全体を示すデータである。データ変換手
順は、特に種類を限定しないが、本実施形態において
は、画像形成用データがPDF形式のファイルであると
いう前提で説明しているので、デジタル画像データをP
DF形式のファイルに変換するプログラムを想定する。
【0035】また、この画像形成システム1は、画素面
積データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量と
の関連付けを格納したトナーDBとともに、当該トナー
予測消費量と画像形成料金との関連付けを格納した形成
料金DBを有する対応関係記憶手段107を備えてい
る。又、この対応関係記憶手段107は、トナー予測消
費量を画像形成の仕様と関連付けて格納した仕様DBを
有している。なお、DBはデータベースである。
【0036】更に、この画像形成システム1は、デジタ
ル画像データを画像形成用データに変換するまでの変換
処理時間と、変換処理料金との関連付けを格納した処理
料金DBを有する変換処理料金記憶手段108を備えて
いる。
【0037】ここで、処理手段101は、MPUを含
む。入力手段102は、タッチパネルやボタン、スキャ
ナーなどの画像読み取り装置、アンテナ等である。出力
手段103は、ディスプレイ等である。通信手段104
は、モデム等である。記憶手段106,107,108
は、データやプログラムを保持するメモリであり、RA
MやROM等を含んでいる。画像形成手段106は、画
像形成用データについてトナーを用いて画像形成を実行
する駆動部や、搬送ローラ等を含む。なお、画像形成シ
ステム1は、例えば、プリンタや複写機などが該当す
る。
【0038】上記構成を更に具体的に説明する。
【0039】図2(A)(B)(C)は、画像形成シス
テム1の対応関係記憶手段107のDB構造を示す構成
図である。この図2(A)に示す対応関係記憶手段10
7のトナー量DBでは、画素面積データと、画像形成に
用いられるトナー予測消費量とを関連付けている。ま
た、図2(B)に示す対応関係記憶手段107の形成料
金DBでは、トナー予測消費量と画像形成料金とを関連
付けている。更に、図2(C)に対応関係記憶手段10
7の仕様DBでは、トナー予測消費量と画像形成の仕様
とを関連付けている。
【0040】ここで、上述した対応関係記憶手段107
のトナー量DBと、仕様DBとにおけるデータの対応関
係は、本実施形態においては、次のようなランニングテ
ストに基づいて決定される。なお、ランニングテスト
は、事務所の使用環境下の条件(室温25度、湿度60
%)で実施される。
【0041】まず、トナー量DBにおける画素面積とト
ナー予測消費量との対応関係を決定するランニングテス
トの一例を説明する。このランニングテストでは、PD
Fファイルのデータ容量と、トナー消費量との対応関係
を算出する。具体的には、所定のデータ容量を含む、1
000件のPDFファイルを用いて画像形成を行い、こ
の画像形成に用いられたトナー消費量を算定する。そし
て、そのトナー消費量から1KBあたりのデータ容量に
用いられたトナー消費量を算出する。なお、データ容量
は、画素面積の集合体と同等な画素面積データを有す
る。その結果、例えば、1KBあたり0.2gのトナー
消費量を試算すると、この対応関係、すなわちデータ容
量とトナー消費量との対応関係を、画素面積データとト
ナー予測消費量との対応関係として対応関係記憶手段1
07のトナー量DBに予め格納する。
【0042】次に、仕様DBにおけるトナー予測消費量
と画像形成の仕様との対応関係を決定するランニングテ
ストの一例を説明する。
【0043】ここで、画像形成の仕様は、トナー消費量
に影響する画像形成の仕様であり、例えば、明度、コン
トラスト、カラーバランス、カラー階調、ディザ処理、
マッチング処理、及び用紙種別に関する情報が該当す
る。用紙種別は、例えば普通紙、光沢紙などが該当す
る。
【0044】このランニングテストでは、上述のトナー
予測消費量に対する、各仕様の係数を算出する。まず上
述の仕様毎に上述したランニングテストを行い、1KB
あたりのデータ容量に用いられたトナー消費量を算出す
る。そして、このトナー消費量を上述のトナー予測消費
量から減算し、その差を上述のトナー予測消費量で除算
する。その結果算出された仕様の係数を加味したトナー
予測消費量と、各仕様との対応関係を、トナー予測消費
量と仕様との対応関係として対応関係記憶手段107の
仕様DBに予め格納する。例えば、コントラスト係数は
0.2であり、彩度係数は0.1である。
【0045】図3は画像形成システム1の変換処理料金
記憶手段108のデータ構造を示す構成図である。この
図3に示す変換処理料金記憶手段108の処理料金DB
では、デジタル画像データを画像形成用データに変換す
るまでの変換処理時間と、変換処理料金とが関連付けら
れている。
【0046】更に詳述すると、本実施形態では、処理手
段101は、デジタル画像データを入力手段102の操
作により受信するようになっている。
【0047】処理手段101は、変換手順記憶手段10
6からデータ変換手順を読み出すようになっている。
【0048】処理手段101は、読み出したデータ変換
手順に基づいて、前述の受信したデジタル画像データを
画像形成用データに変換するようになっている。
【0049】処理手段101は、変換した画像形成用デ
ータの画素面積データに対応するトナー予測消費量を対
応関係記憶手段107のトナー量DBを参照して特定す
るようになっている。
【0050】処理手段101は、特定したトナー予測消
費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107
の形成料金DBを参照して特定するようになっている。
【0051】処理手段101は、特定した画像形成料金
を今回の請求額として出力手段103に出力するように
なっている。
【0052】処理手段101は、画像形成用データに対
する、画像形成の仕様情報を入力手段102の操作によ
り受信すると、この仕様情報と画素面積データとに対応
するトナー予測消費量を対応関係記憶手段107の仕様
DBを参照して特定するようになっている。
【0053】処理手段101は、デジタル画像データを
前述の画像形成用データに変換するまでの変換処理時間
を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を
変換処理料金記憶手段108の処理料金DBを参照して
特定すると、特定後の変換処理料金を前述の画像形成料
金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として出力手
段103に出力するようになっている。
【0054】更に具体的に説明する。
【0055】画像形成システム1は、実際には図1に示
すように、上述の画像形成実行手段106に加え、この
画像形成実行手段106によって実際に消費されたトナ
ー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算定す
るトナー予測消費量算定手段109と、この最新のトナ
ー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量DB
に更新するトナー予測消費量更新手段110とを備えて
いる。
【0056】トナー予測消費量算定手段109は、本実
施形態では、トナーを含んだ状態におけるトナーカート
リッジの質量(重量)を測定するカートリッジ測定機能
と、トナーカートリッジのみの質量(重量)を測定する
個体測定機能と、上述のカートリッジ測定機能と、個体
測定機能とによって測定された質量から実際に消費され
たトナー量を算定するトナー量算定機能とを備えてい
る。
【0057】カートリッジ測定機能は、例えば重量計を
用いて実現される。また、個体測定機能は、例えば、カ
ートリッジに備わった、バーコードやICチップを読み
取ることにより実現される。バーコードやICチップ
は、商品番号や、製造番号、カートリッジ個体重量など
を記憶している。
【0058】このほか、画像形成システムとして公知の
機能および構成は、本実施形態でもそのまま備えてい
る。
【0059】次に、本実施形態の動作を図4乃至図5に
基づいて説明する。
【0060】図4は、画像形成システムの処理を示すフ
ローチャートである。
【0061】まず、画像形成システムを利用する前提と
して、管理者は、端末の操作により、上述のランニング
テストで確定した、画素面積データと、トナー予測消費
量との対応関係を対応関係記憶手段107のトナー量D
Bに登録させる。また、管理者は、上述のランニングテ
ストで確定した、画像形成の仕様と、トナー予測消費量
との対応関係を対応関係記憶手段の仕様DBに登録させ
る。なお、端末は、例えば汎用コンピュータが該当す
る。
【0062】図5(A)(B)に対応関係記憶手段10
7のトナーDBと、仕様DBとに登録されたデータの確
認画面を示す。
【0063】図5(A)は、トナー量DBに格納され
た、データ容量(画素面積データ)と、トナー予測消費
量との対応関係を確認するための表示画面であり、管理
者の端末に表示される。この図5(A)に示す確認画面
は、画像形成時期、データ容量、トナー量、1KBあた
りのトナー予測消費量(0.2g)が含まれる。
【0064】図5(B)は、仕様DBに格納された、画
像形成の仕様と、トナー予測消費量との対応関係を確認
するための確認画面であり、管理者の端末に表示され
る。この図5(B)に示す確認画面は、カラー印刷、明
度、コントラスト、カラーバランス、彩度、カラー階調
などの仕様と、図5(A)の確認画面に含まれる1KB
あたりのトナー予測消費量に対する係数(コントラスト
係数0.2,彩度係数0.1など)とが含まれている。
【0065】以下、画像形成システム1の処理を図4に
基づいて具体的に説明する。
【0066】まず利用者が、デジタル画像データを入力
手段102の操作により画像形成システム1に入力する
と、処理手段101は、デジタル画像データを入力手段
102の操作により受信する(S101)。ここで、デ
ジタル画像データは、例えば、デジタルカメラの画像デ
ータ、デジタルビデオ映像等が該当する。なお、処理手
段101がアナログデータを受信すると、デジタル画像
データに変換してこれを受信する。
【0067】続いて、利用者が、画像形成用データに対
する、画像形成の仕様情報を入力手段102の操作によ
り画像形成システム1に入力すると、処理手段101
は、画像形成の仕様情報を受信する(S102)。入力
された仕様情報は、本実施形態では、コントラスト、彩
度の各仕様情報とする。
【0068】次に、処理手段101は、変換手順記憶手
段からデータ変換手順を読み出し(S103)、当該読
み出したデータ変換手順に基づいて、上述のデジタル画
像データを画像形成用データに変換する(S104)。
ここで、処理手段101は、ASP方式によりデータ変
換手順を外部装置(図示せず)から通信手段104を介
して受信し、このデータ変換手順に基づいてデジタル画
像データを画像形成用データに変換する。
【0069】次に、処理手段101は、上述の仕様情報
と画素面積データとに対応するトナー予測消費量を、対
応関係記憶手段107のトナー量DBと、対応関係記憶
手段107の仕様DBとを参照して特定する。(S10
5)。本実施形態において、画像面積データ、すなわち
PDFファイルのデータ容量を40KBとすると、特定
されたトナー予測消費量は、40(kb)*0.2(g/kb)*
(1.0+0.2+0.1)=10.4gとなる。
【0070】次に、処理手段101は、特定したトナー
予測消費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段
107を参照して特定する(S106)。
【0071】次に、処理手段101は、デジタル画像デ
ータを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間
を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を
変換処理料金記憶手段108を参照して特定する(S1
07)。
【0072】次に、処理手段101は、特定後の変換処
理料金を上述の画像形成料金に加算し、加算後の料金を
今回の請求額として出力手段103に出力する(S10
8)。
【0073】すると、画像形成処理手段106は、上述
の画像形成用データについてトナーを用いて画像形成を
実行するとともに、トナー予測消費量算定手段109
が、画像形成実行手段106によって実際に消費された
トナー消費量に基づいて、最新のトナー予測消費量を算
定した後、トナー予測消費量更新手段110が、最新の
トナー予測消費量を対応関係記憶手段107のトナー量
DBに更新する。なお、利用者は、今回の請求額を画像
形成システム1の利用料として支払う。
【0074】このように、本実施形態では、処理手段1
01が、受信したデジタル画像データを画像形成用デー
タに変換し、この画像形成用データの画素面積データに
対応するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今
回の請求額として出力手段103に出力する。したがっ
て、利用者はトナー量に応じた請求額を画像形成システ
ム1の使用料として支払うことが可能となる。
【0075】しかも本実施形態では、受信した画像形成
の仕様に対してもトナー予測消費量も特定するので、ト
ナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能と
なる。
【0076】また、本実施形態では、計数された変換処
理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理
料金を加算した請求額を出力するので、処理手段101
が実際に計数した変換処理時間に応じた適正な画像形成
の課金を行うことが可能となる。
【0077】更に、本実施形態によると、トナー予測消
費量算定手段109が、トナー消費量に基づいて、最新
のトナー予測消費量を算定した後、トナー予測消費量更
新手段110が、最新のトナー予測消費量を対応関係記
憶手段107のトナー量DBに更新するので、最新のト
ナー予測消費量に基づく適正な課金を利用者に対して実
行することが可能となる。
【0078】〔第2の実施形態〕
【0079】図6に第2の実施形態の全体構成を示す。
【0080】図6に示す第2の実施形態は、画像形成を
要求する利用者端末2と、この利用者端末2の要求に応
じた画像形成を実行する画像形成システム1と、この画
像形成システム3で実行される画像形成に応じた画像形
成料金を特定する課金システム1とを備えている。ここ
で、図5において、符号4は、インターネットやLAN
を含む通信ネットワークである。
【0081】上記構成を更に詳述すると、本実施形態に
おいて、課金システムは、前述した第1の実施形態と同
様に、図2に示すコンピュータ要素を備えている。具体
的には、課金システム1は、図7に示すように、処理手
段101と、入力手段102と、出力手段103と、通
信手段104と、通信手段105と、変換手順記憶手段
106と、対応関係記憶手段107と、変換処理料金記
憶手段108とを備えている。
【0082】ここで、処理手段101は、CPUを含
む。入力手段102は、キーボード、タッチパネルやマ
ウス等である。表示手段103は、ディスプレイ等であ
る。記憶手段104は、RAM、ROMやHDD等であ
る。通信手段105は、通信インターフェース、モデム
やアンテナ等である。なお、利用者端末2は、特に種類
を限定しない。例えば、利用者端末2は、携帯電話、パ
ソコン、双方向テレビ、家庭用ゲーム機、PDA等の各
端末である。画像形成システム3は、プリンタや複写機
などが該当する。
【0083】更に具体的に説明すると、本実施形態にお
いて、図7に示す課金システム1の変換手順記憶手段1
06は、デジタル画像データを画像形成の際の画素面積
データを含む画像形成用データに変換するデータ変換手
順を格納する。
【0084】対応関係記憶手段107のトナー量DB
は、前述の図2(A)と同様に、前述の画素面積データ
と、画像形成に用いられるトナー予測消費量との関連付
けを格納する。また、対応関係記憶手段107の形成料
金DBは、前述した図2(B)と同様に、当該トナー予
測消費量と画像形成料金との関連付けを格納する。更
に、対応関係記憶手段107の仕様DBは、前述の図2
(C)と同様に、トナー予測消費量を画像形成の仕様と
関連付けて格納する。
【0085】変換処理料金記憶手段108の変換料金D
Bは、前述の図3と同様に、デジタル画像データを画像
形成用データに変換するまでの変換処理時間と、変換処
理料金との関連付けを格納する。
【0086】更に課金システム1を詳述する。
【0087】処理手段101は、デジタル画像データを
通信手段104を介して受信するようになっている。
【0088】処理手段101は、変換手順記憶手段10
6からデータ変換手順を読み出すようになっている。
【0089】処理手段101は、読み出したデータ変換
手順に基づいて、前述の受信したデジタル画像データを
画像形成用データに変換するようになっている。
【0090】処理手段101は、変換した画像形成用デ
ータの画素面積データに対応するトナー予測消費量を対
応関係記憶手段107を参照して特定するようになって
いる。
【0091】処理手段101は、特定したトナー予測消
費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107
を参照して特定するようになっている。
【0092】処理手段101は、特定した画像形成料金
を今回の請求額として利用者端末2に送信するようにな
っている。
【0093】更に具体的に説明する。
【0094】処理手段101は、上述の画像形成用デー
タに対する、画像形成の仕様情報を通信手段104を介
して受信すると、この仕様情報と上述の画素面積データ
とに対応する上述のトナー予測消費量を対応関係記憶手
段107を参照して特定するようになっている。
【0095】また、処理手段101は、デジタル画像デ
ータを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間
を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を
変換処理料金記憶手段108を参照して特定すると、特
定後の変換処理料金を画像形成料金に加算し、加算後の
料金を今回の請求額として利用者端末2に送信するよう
になっている。
【0096】更に、処理手段101は、最新のトナー予
測消費量を通信手段104を介して受信すると、この最
新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107に更新
するようになっている。
【0097】このほか、サーバ装置として公知の機能お
よび構成は、本実施形態でもそのまま備えている。
【0098】次に、本実施形態の動作を図8に基づいて
説明する。
【0099】図8は、課金システム1の処理を示すフロ
ーチャートである。なお、課金システム1はプログラム
に基づいて下記の動作を実現するようにしてもよい。
【0100】利用者は、利用者端末2を操作して通信ネ
ットワーク4に接続し、課金システム1にアクセスし、
デジタル画像データを画像形成システム1に送信する。
すると、課金システム1の処理手段101は、デジタル
画像データを通信手段104を介して受信する(S20
1)。
【0101】続いて、利用者が、利用者端末2を操作し
て、画像形成用データに対する、画像形成の仕様情報を
課金システム1に送信すると、課金システム1の処理手
段101は、画像形成の仕様情報を通信手段104を介
して受信する(S202)。
【0102】処理手段101は、変換手順記憶手段10
6からデータ変換手順を読み出し(S203)、当該読
み出したデータ変換手順に基づいて、上述のデジタル画
像データを画像形成用データに変換する(S204)。
【0103】処理手段101は、上述の仕様情報と画素
面積データとに対応するトナー予測消費量を、対応関係
記憶手段107のトナー量DBと、対応関係記憶手段1
07の仕様DBとを参照して特定する。(S205)。
【0104】処理手段101は、特定したトナー予測消
費量に対応する画像形成料金を対応関係記憶手段107
を参照して特定する(S206)。
【0105】次に、処理手段101は、デジタル画像デ
ータを画像形成用データに変換するまでの変換処理時間
を計数し、この変換処理時間に対応する変換処理料金を
変換処理料金記憶手段108を参照して特定する(S2
07)。
【0106】そして、処理手段101は、特定後の変換
処理料金を上述の画像形成料金に加算し、加算後の料金
を今回の請求額として利用者端末2に送信する(S20
8)。利用者端末2に送信する方法は、利用者ID等の
利用者識別情報を利用者端末2から入力させる方法や、
利用者識別情報を利用者端末2の憶装置から吸い上げる
方法などがあげあれる。送信の方法は、電子メールやF
AX等で行う方法がある。利用者端末2は、物理的に1
個の端末に限られず、利用者の操作する端末であれば複
数の端末を含み得る。
【0107】なお、利用者端末2が、送信されてきた請
求額を受信すると、利用者はその請求額を画像形成の代
金として支払う。
【0108】その後、処理手段101は、最新のトナー
予測消費量を通信手段104を介して受信すると、この
最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段107のト
ナー量DBに更新する。
【0109】このように、本実施形態では、課金システ
ム3の処理手段101が、受信したデジタル画像データ
を画像形成用データに変換し、この画像形成用データの
画素面積データに対応するトナー予測消費量を特定して
画像形成料金を今回の請求額として利用者端末に送信す
る。したがって、利用者はトナー量に応じた請求額を画
像形成の代金として支払うことが可能となる。
【0110】しかも本実施形態では、受信した画像形成
の仕様に対してもトナー予測消費量も特定するので、ト
ナー量に応じた課金をより一層正確に行うことが可能と
なる。
【0111】また、本実施形態では、計数された変換処
理時間に対応する変換処理料金を特定し、この変換処理
料金を加算した請求額を利用者端末2に送信するので、
処理手段101が実際に計数した変換処理時間に応じた
適正な画像形成の課金を行うことが可能となる。
【0112】更に、本実施形態によると、処理手段10
1が、最新のトナー予測消費量を対応関係記憶手段10
7のトナー量DBに更新するので、最新のトナー予測消
費量に基づく適正な課金を利用者に対して実行すること
が可能となる。
【0113】ここで、本発明は、上記実施形態に限定さ
れない。課金システム3の処理手段101は、単一のC
PUから構成される場合に限らず、分散処理を行う複数
のコンピュータを含んでいてもよい。また、課金システ
ム3の各記憶手段106,107,108も物理的に単
一であるか複数であるかを問わない。
【0114】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、処理手段によって、受信したデ
ジタル画像データを画像形成用データに変換し、この画
像形成用データの画素面積データに対応するトナー予測
消費量を特定して画像形成料金を今回の請求額として出
力手段に出力するので、トナー量に応じた課金を利用者
に対して行うことができる。
【0115】また、本発明によると、処理手段によっ
て、受信したデジタル画像データを画像形成用データに
変換し、この画像形成用データの画素面積データに対応
するトナー予測消費量を特定して画像形成料金を今回の
請求額として利用者端末に送信するので、トナー量に応
じた課金を利用者に対して行うことができる。
【0116】更に、本発明によると、画像形成システム
がトナー量に応じた課金を利用者に対して行うことがで
きる。
【0117】このように、利用者間で公平な画像形成の
課金を行う課金システムを提供するという、従来にない
課金システム及び画像形成システムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す画像形成システ
ムの構成図である。
【図2】図1に示す対応関係記憶手段のデータ構造であ
る。
【図3】図1に示す変換処理料金記憶手段のデータ構造
である。
【図4】画像形成システムの動作を示すフローチャート
である。
【図5】確認画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すシステム全体の
構成図である。
【図7】図6に示す課金システムの構成図である。
【図8】課金システムの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 画像形成システム 2 利用者端末 3 課金システム 4 通信ネットワーク 101 処理手段 102 入力手段 103 表示手段 104 通信手段 105 画像形成手段 106 変換手順記憶手段 107 対応関係記憶手段 108 変換処理料金記憶手段 109 トナー予測消費量算定手段 110 トナー予測消費量更新手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像データを画像形成の際の画
    素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ
    変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前記画素面積
    データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との
    関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と
    画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段
    と、情報の入力手段と、情報の出力手段と、これら各手
    段の動作を制御する情報の処理手段とを備えた課金シス
    テムであって、 前記処理手段は、 a)デジタル画像データを前記入力手段の操作により受
    信するステップと、 b)前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出
    すステップと、 c)当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記a
    ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成
    用データに変換するステップと、 d)当該変換した画像形成用データの画素面積データに
    対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参
    照して特定するステップと、 e)当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成
    料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステッ
    プと、 f)当該特定した画像形成料金を今回の請求額として前
    記出力手段に出力するステップと、 を実行することを特徴としたトナー量に応じた画像形成
    料金の課金システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の課金システムであって、 前記対応関係記憶手段は、前記トナー予測消費量を画像
    形成の仕様と関連付けて格納し、 前記処理手段は、前記画像形成用データに対する、画像
    形成の仕様情報を前記入力手段の操作により受信する
    と、この仕様情報と前記画素面積データとに対応する前
    記トナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して
    特定することを特徴とした課金システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の課金システムであ
    って、 前記課金システムは、 前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換
    するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付け
    を格納する変換処理料金記憶手段を備え、 前記処理手段は、 前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換
    するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に
    対応する変換処理料金を前記変換処理料金記憶手段を参
    照して特定すると、特定後の変換処理料金を前記画像形
    成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前
    記出力手段に出力することを特徴とした課金システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の課金システ
    ムを備えた画像形成システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成システムであっ
    て、 前記画像形成システムは、 前記画像形成用データについてトナーを用いて画像形成
    を実行する画像形成実行手段と、この画像形成実行手段
    によって実際に消費されたトナー消費量に基づいて、最
    新のトナー予測消費量を算定するトナー予測消費量算定
    手段と、この最新のトナー予測消費量を請求項1記載の
    対応関係記憶手段に更新するトナー予測消費量更新手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  6. 【請求項6】 デジタル画像データを画像形成の際の画
    素面積データを含む画像形成用データに変換するデータ
    変換手順を格納する変換手順記憶手段と、前記画素面積
    データと、画像形成に用いられるトナー予測消費量との
    関連付けを格納するとともに、当該トナー予測消費量と
    画像形成料金との関連付けを格納する対応関係記憶手段
    と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制
    御する情報の処理手段とを備えた課金システムであっ
    て、 前記処理手段は、 a)デジタル画像データを前記通信手段を介して受信す
    るステップと、 b)前記変換手順記憶手段からデータ変換手順を読み出
    すステップと、 c)当該読み出したデータ変換手順に基づいて、前記a
    ステップで受信したデジタル画像データを前記画像形成
    用データに変換するステップと、 d)当該変換した画像形成用データの画素面積データに
    対応するトナー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参
    照して特定するステップと、 e)当該特定したトナー予測消費量に対応する画像形成
    料金を前記対応関係記憶手段を参照して特定するステッ
    プと、 f)当該特定した画像形成料金を今回の請求額として利
    用者端末に送信するステップと、 を実行することを特徴としたトナー量に応じた画像形成
    料金の課金システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の課金システムであって、 前記対応関係記憶手段は、前記トナー予測消費量を画像
    形成の仕様と関連付けて格納し、 前記処理手段は、前記画像形成用データに対する、画像
    形成の仕様情報を前記通信手段を介して受信すると、こ
    の仕様情報と前記画素面積データとに対応する前記トナ
    ー予測消費量を前記対応関係記憶手段を参照して特定す
    ることを特徴とした課金システム。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の課金システムであ
    って、 前記課金システムは、 前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換
    するまでの変換処理時間と、変換処理料金との関連付け
    を格納する変換処理料金記憶手段を備え、 前記処理手段は、 前記デジタル画像データを前記画像形成用データに変換
    するまでの変換処理時間を計数し、この変換処理時間に
    対応する変換処理料金を前記変換処理料金記憶手段を参
    照して特定すると、特定後の変換処理料金を前記画像形
    成料金に加算し、加算後の料金を今回の請求額として前
    記利用者端末に送信することを特徴とした課金システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6,7又は8記載の課金システム
    であって、 前記処理手段は、最新のトナー予測消費量を前記通信手
    段を介して受信すると、この最新のトナー予測消費量を
    前記対応関係記憶手段に更新することを特徴とした課金
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項2又は7記載の課金システムで
    あって、 前記画像形成の仕様は、少なくとも明度、コントラス
    ト、カラーバランス、カラー階調、ディザ処理、マッチ
    ング処理、又は用紙種別に関する情報の1つ以上を含む
    ことを特徴とする課金システム。
  11. 【請求項11】 前記画像形成用データは、PDF形式
    のデータであることを特徴とした請求項1又は6記載の
    課金システム。
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