JP4530917B2 - エンジンの冷却構造 - Google Patents

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本発明は、シリンダブロックの外壁と、シリンダボアを形成するシリンダ壁との間にシリンダブロック側冷却水通路が形成されるエンジンの冷却構造に関する。
複数のシリンダボアを形成する多連のシリンダ壁およびシリンダブロックの外壁間に形成されるシリンダブロック側冷却水通路内に複数のシリンダボアの配列方向一端側から冷却水を供給し、前記シリンダ壁の一側を流通して前記シリンダボアの配列方向他端側に至った冷却水を、前記シリンダ壁の他側を流通するように反転させて前記シリンダボアの配列方向一端側からシリンダヘッド側に導くことで、シリンダブロック側冷却水通路内での冷却水の干渉を防止し、それによりシリンダブロック側冷却水通路内での冷却水の流れを円滑化したものが、たとえば特許文献1で既に知られている。
特開昭55−66612号公報
ところが、従来の上記冷却構造では、シリンダボアの配列方向一端側のシリンダボアを形成する部分でシリンダ壁の一側は流入直後の冷却水で冷却されるのに対し、シリンダ壁の他側は、シリンダブロック側冷却水通路内を流通することで昇温した冷却水で冷却されることになり、シリンダ壁に温度差が生じることによる熱歪みが不均一となる可能性があり、シリンダボアに摺動自在に嵌合されるピストンの摺動性にも影響が及ぶ可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シリンダ壁の均等な冷却を可能とした上で、シリンダブロック側冷却水通路からシリンダヘッド側冷却水通路への冷却水の排出効率向上を図ったエンジンの冷却構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シリンダブロックの外壁と、直列に並ぶ複数のシリンダボアを形成するシリンダ壁との間にシリンダブロック側冷却水通路が形成されるエンジンの冷却構造において、前記シリンダブロックの外壁に、前記シリンダブロック側冷却水通路に通じる冷却水入口が設けられ、前記シリンダブロックに結合されるシリンダヘッド内に形成されるシリンダヘッド側冷却水通路に前記シリンダブロック側冷却水通路からの冷却水を導く連絡口が前記シリンダボアに関して前記冷却水入口と反対側で前記シリンダヘッドに設けられ、前記シリンダブロックの外壁および前記シリンダ壁間には、前記シリンダ壁の両側を流通してきた冷却水を、前記連絡口側に導く連絡口側仕切り壁が設けられ、前記冷却水入口に対応する部分で前記シリンダブロックの外壁および前記シリンダ壁間に、前記冷却水入口から流入した冷却水を前記シリンダボアの配列方向に沿って前記シリンダ壁の両側に分けるようにして入口側仕切り壁が設けられ、その入口側仕切り壁は、前記シリンダブロックの外壁および前記シリンダ壁間に設けられたリブの一部が、前記外壁への前記冷却水入口の穿孔加工によって削除されることで形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、直列に並ぶ複数のシリンダボアの配列方向に沿う一端側で前記シリンダブロックの外壁に冷却水入口が設けられるとともに、前記シリンダヘッド側冷却水通路内の冷却水を排出する冷却水出口が前記シリンダヘッドに設けられ、前記配列方向に沿う他端側で前記シリンダヘッドに前記連絡口が設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、一対の前記連絡口が、前記連絡口側仕切り壁の両側に対応する位置に配置されて、前記シリンダヘッドに設けられることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記シリンダブロックが、多連の前記シリンダ壁を有してサイアミーズ型に構成されることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記連絡口側仕切り壁および前記入口側仕切り壁が、前記シリンダボアの配列方向に沿って配置されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シリンダブロック側冷却水通路では、冷却水入口から流入した冷却水がシリンダ壁の両側を流通してシリンダボアの配列方向他端側に至り、連絡口からシリンダヘッド側冷却水通路に導かれることになり、各シリンダボアに対応する部分ではシリンダ壁を均等に冷却することができる。しかもシリンダボアの配列方向他端側でシリンダブロック側冷却水通路からシリンダヘッド側冷却水通路に導かれる冷却水は連絡口側仕切り壁で整流されることになり、シリンダブロック側冷却水通路からシリンダヘッド側冷却水通路への冷却水の排出効率が向上する。また冷却水入口に対応する部分でシリンダブロック外壁およびシリンダ壁間に、冷却水入口から流入した冷却水をシリンダボアの配列方向に沿ってシリンダ壁の両側に分けるようにして入口側仕切り壁が設けられるので、冷却水入口からシリンダブロック側冷却水通路に流入した冷却水を、シリンダ壁の両側に効果的に流れるように分離することができる。しかも前記入口側仕切り壁は、シリンダブロック外壁およびシリンダ壁間に設けられたリブの一部が、前記外壁への前記冷却水入口の穿孔加工によって削除されることで形成されるので、冷却水入口の穿孔加工時にリブのうち削除される部分を変更するだけで、入口側仕切り壁の形状を容易に変化させることができ、各種エンジンに適合するように冷却水の流量を調整することが容易となる。
また請求項2記載の発明によれば、シリンダブロック側冷却水通路に冷却水を導入するための冷却水入口と、シリンダブロック側冷却水通路からシリンダヘッド側冷却水通路に導かれた冷却水を排出するための冷却水出口とを、相互に近づけて配置することができ、エンジン外の冷却系を、前記シリンダボアの配列方向一端側にまとめて配置することで、冷却系の簡素化を図るとともにメンテナンス性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、連絡口側仕切り壁と、その両側に配置される一対の連絡口とにより、シリンダ壁の両側を流通してきた冷却水同士が極力混ざり合わないようにしてシリンダヘッド側冷却水通路に導くようにすることで、シリンダブロック側冷却水通路からシリンダヘッド側冷却水通路への冷却水の排出効率がより向上する。
請求項記載の発明によれば、冷却水入口から流入してシリンダ壁の両側に流れた冷却水が再び混ざりあわないようにして、シリンダヘッド側冷却水通路側に導くことができ、シリンダブロック側冷却水通路内での冷却水の流れを円滑化して、冷却性能を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、シリンダボアの配列方向両端で、シリンダボアの配列方向に沿う入口側仕切り壁および連絡口側仕切り壁がシリンダ壁およびシリンダブロックの外壁間を結ぶので、シリンダブロックの鋳造後にシリンダボアの配列方向に沿ってシリンダブロックが収縮変形するのを防止することができ、多連のシリンダ壁の両端を補強することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図11は本発明の一実施例を示すものであり、図1は本発明を適用するV型多気筒エンジンの側面図、図2は図1の2−2線に沿う第1シリンダブロックの横断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は第1ガスケットの横断面図、図5は図1の5−5線に沿う第1シリンダヘッドの横断面図、図6は図2の6−6線断面図、図7は図1の7−7線に沿う第2シリンダブロックの横断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は第2ガスケットの横断面図、図10は図1の10−10線に沿う第2シリンダヘッドの横断面図、図11は図7の11−11線断面図である。
先ず図1において、自動二輪車にたとえば5気筒のV型エンジンが搭載されており、該エンジンのエンジン本体15は、自動二輪車の左右方向に延びる軸線を有するクランクシャフト16を回転自在に支承するクランクケース17と、自動二輪車の進行方向に沿う前方側でクランクケース17に結合される第1シリンダブロック18Aと、第1シリンダブロック18Aに結合される第1シリンダヘッド19Aと、第1シリンダヘッド19Aに結合される第1ヘッドカバー20Aと、自動二輪車の進行方向に沿う後方側でクランクケース17に結合される第2シリンダブロック18Bと、第2シリンダブロック18Bに結合される第2シリンダヘッド19Bと、第2シリンダヘッド19Bに結合される第2ヘッドカバー20Bとを備える。
前記クランクケース17は、上部ケース17aおよび下部ケース17bが相互に結合されて成るものであり、前記クランクシャフト16は上部ケース17aおよび下部ケース17b間で回転自在に支承される。しかも第1および第2シリンダブロック18A,Bは上部ケース17aに一体に形成される。
而して自動二輪車の進行方向前方に向けて前上がりとなるように傾斜してクランクケース17に連設される3気筒の第1バンク21Aが、第1シリンダブロック18A、第1シリンダヘッド19Aおよび第1ヘッドカバー20Aで構成され、第1バンク21Aとともに上方に向けて開いたV型をなすようにして第1バンク21Aの後方側でクランクケース17に連設される2気筒の第2バンク21Bが、第2シリンダブロック18B、第2シリンダヘッド19Bおよび第2ヘッドカバー20Bで構成される。
第1バンク21Aの第1シリンダヘッド19Aには、各気筒毎に一対ずつの吸気弁22A…および排気弁23A…が、閉弁方向にばね付勢されつつ開閉作動可能として配設されており、各吸気弁22A…の頂部に当接する吸気弁側リフタ24A…にクランクシャフト16と平行な軸線まわりに回転可能な吸気弁側カムシャフト26Aの吸気弁側カム28A…が摺接され、各排気弁23A…の頂部に当接する排気弁側リフタ25A…に、前記吸気弁側カムシャフト26Aと平行な軸線まわりに回転可能な排気弁側カムシャフト27Aの排気弁側カム29A…が摺接される。
第2バンクBの第2シリンダヘッド19Bには、各気筒毎に一対ずつの吸気弁22B…および排気弁23B…が、閉弁方向にばね付勢されて開閉作動可能に配設されており、各吸気弁22B…の頂部に当接する吸気弁側リフタ24B…に、クランクシャフト16と平行な軸線まわりに回転可能な吸気弁側カムシャフト26Bの吸気弁側カム28B…が摺接され、各排気弁23B…の頂部に当接する排気弁側リフタ25B…に、吸気弁側カムシャフト26Bと平行な軸線まわりに回転可能な排気弁側カムシャフト27Bの排気弁側カム29B…が摺接される。
図2および図3において、第1バンク21Aの第1シリンダブロック18Aは、直列に並ぶ3つのシリンダボア31,31,31を形成する多連のシリンダ壁32と、第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaとの間に、第1シリンダヘッド19A側に開放した第1シリンダブロック側冷却水通路33Aを形成するようにしてオープンデッキ式のサイアミーズ型に構成される。
第1シリンダブロック18Aには、図4で示す第1ガスケット34Aを介して第1シリンダヘッド19Aが結合されるものであり、第1シリンダブロック側冷却水通路33Aの上端開口部は、各シリンダボア31…に対応した円形孔35,35,35を有する第1ガスケット34Aで閉じられる。
図5において、第1シリンダヘッド19Aの下面には、第1シリンダブロック18Aの各シリンダボア31…に個別に対応した燃焼室を第1シリンダブロック18Aと協働して形成する凹部36,36,36が設けられており、各気筒に一対ずつの吸気弁22A…および排気弁23A…で開閉される吸気弁口37A…および排気弁口38A…が、前記凹部36…に臨んで開口するようにして第1シリンダヘッド19Aに設けられる。
しかも第1シリンダヘッド19Aには、前記各凹部36…を囲むようにして第1シリンダヘッド側冷却水通路40Aが形成されるものであり、この第1シリンダヘッド側冷却水通路40Aには、第1シリンダブロック側冷却水通路33Aから冷却水が導かれる。
自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で第1シリンダブロック18Aおよび第1シリンダヘッド19Aの右側端部には、第1ガスケット34Aに設けられる開口部41を介して連通するチェーン通路42,43がクランクケース17内を第1シリンダヘッド19Aおよび第1ヘッドカバー20A間に連通せしめるべく設けられており、クランクシャフト16の回転動力を前記吸気弁側カムシャフト26Aおよび前記排気弁側カムシャフト27Aに1/2の減速比で伝達するタイミングチェーン(図示せず)が前記チェーン通路42,43内を走行する。
第1シリンダブロック18Aにおける各シリンダボア31…の配列方向44に沿う一端側(この実施例では前記チェーン通路42と反対側であって自動二輪車の進行方向前方を向いた状態では左端側)で第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaには、第1シリンダブロック側冷却水通路33Aに通じる第1冷却水入口45Aが設けられ、第1シリンダヘッド側冷却水通路40Aに第1シリンダブロック側冷却水通路33Aからの冷却水を導く一対の第1連絡口46A,46Aが、前記シリンダボア31…に関して第1冷却水入口45Aと反対側、この実施例では前記シリンダボア31…の配列方向44に沿う他端側のチェーン通路43側で、第1シリンダヘッド19Aに設けられる。
しかも第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaおよびシリンダ壁32間には、前記シリンダボア31…の配列方向44に沿って前記シリンダ壁32の両側を流通してきた冷却水を第1連絡口46A,46A側に導く第1連絡口側仕切り壁47Aが設けられる。
第1冷却水入口45Aに対応する部分で第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaおよびシリンダ壁32間には、第1冷却水入口45Aから流入した冷却水を前記シリンダボア31…の配列方向44に沿ってシリンダ壁32の両側に分けるようにして第1入口側仕切り壁48Aが設けられる。
図6を併せて参照して、第1冷却水入口45Aは、第1シリンダブロック18Aの鋳造成形後に穿孔加工されるものであり、第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaおよびシリンダ壁32間に設けられたリブ49Aの一部が、第1シリンダブロック18Aの外壁18Aaへの第1冷却水入口45Aの穿孔加工で削除されることにより、第1入口側仕切り壁48Aが形成される。
しかも第1連絡口側仕切り壁45Aおよび第1入口側仕切り壁48Aは、前記シリンダボア31…の配列方向44に沿って配置されている。
また第1連絡口46A,46Aは、第1連絡口側仕切り壁45Aの両側に対応する位置に配置されるようにして第1シリンダヘッド19Aに設けられており、第1ガスケット34Aには、一対の第1連絡口46A,46Aに対応した一対の第1通路孔50A,50Aが設けられる。
さらに前記シリンダボア31…の配列方向44に沿う一端側で第1シリンダヘッド19Aには、第1シリンダヘッド側冷却水通路40A内の冷却水を排出する第1冷却水出口51Aが設けられる。
図7および図8において、第2バンク21Bの第2シリンダブロック18Bは、直列に並ぶ2つのシリンダボア52,52を形成するようにして相互に離隔したシリンダ壁53,53と、第2シリンダブロック18Bの外壁18Baとの間に、第2シリンダヘッド19B側に開放した第2シリンダブロック側冷却水通路33Bを形成するようにしてオープンデッキ式に構成されている。
第2シリンダブロック18Bには、図9で示す第2ガスケット34Bを介して第2シリンダヘッド19Bが結合されるものであり、第2シリンダブロック側冷却水通路33Bの上端開口部は、各シリンダボア52…に対応した円形孔55,55を有する第2ガスケット34Bで閉じられる。
図10において、第2シリンダヘッド19Bの下面には、第2シリンダブロック18Bの各シリンダボア52…に個別に対応した燃焼室を第2シリンダブロック18Bと協働して形成する凹部56,56が設けられており、各気筒に一対ずつの吸気弁22B…および排気弁23B…で開閉される吸気弁口37B…および排気弁口38B…が、前記凹部56…に臨んで開口するようにして第2シリンダヘッド19Bに設けられる。
しかも第2シリンダヘッド19Bには、前記各凹部56…を囲むようにして第2シリンダヘッド側冷却水通路40Bが形成されるものであり、この第2シリンダヘッド側冷却水通路40Bには、第2シリンダブロック側冷却水通路33Bから冷却水が導かれる。
自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で第2シリンダブロック18Bおよび第2シリンダヘッド19Bの右側端部には、第2ガスケット34Bに設けられる開口部57を介して連通するチェーン通路58,59がクランクケース17内を第2シリンダヘッド19Bおよび第2ヘッドカバー20B間に連通せしめるべく設けられており、クランクシャフト16の回転動力を前記吸気弁側カムシャフト26Bおよび前記排気弁側カムシャフト27Bに1/2の減速比で伝達するタイミングチェーン(図示せず)が前記チェーン通路58,59内を走行する。
第2シリンダブロック18Bにおける各シリンダボア52…の配列方向60に沿う一端側(この実施例では前記チェーン通路58と反対側であって自動二輪車の進行方向前方を向いた状態では左端側)で第2シリンダブロック18Bの外壁18Baには、第2シリンダブロック側冷却水通路33Bに通じる第2冷却水入口45Bが設けられ、第2シリンダヘッド側冷却水通路40Bに第2シリンダブロック側冷却水通路33Bからの冷却水を導く一対の第2連絡口46B,46Bが、前記シリンダボア52…に関して第2冷却水入口45Bと反対側、この実施例では前記シリンダボア52…の配列方向60に沿う他端側のチェーン通路59側で、第2シリンダヘッド19Bに設けられる。
しかも第2シリンダブロック18Bの外壁18Baと、前記配列方向60に沿う他端側のシリンダ壁56との間には、前記シリンダボア52…の配列方向60に沿って当該シリンダ壁56の両側を流通してきた冷却水を、第2連絡口46B,46B側に導く第2連絡口側仕切り壁47Bが設けられる。
第2冷却水入口45Bに対応する部分で第2シリンダブロック18Bの外壁18Baと、前記配列方向60に沿う一端側のシリンダ壁56との間には、第2冷却水入口45Bから流入した冷却水を前記シリンダボア52…の配列方向60に沿ってシリンダ壁56の両側に分けるようにして第2入口側仕切り壁48Bが設けられる。
図11を併せて参照して、第2冷却水入口45Bは、第2シリンダブロック18Bの鋳造成形後に穿孔加工されるものであり、第2シリンダブロック18Bの外壁18Baおよびシリンダ壁56間に設けられたリブ49Bの一部が、第2シリンダブロック18Bの外壁18Baへの第2冷却水入口45Bの穿孔加工で削除されることにより、第2入口側仕切り壁48Bが形成される。
また第2連絡口46B,46Bは、第2連絡口側仕切り壁45Bの両側に対応する位置に配置されるようにして第2シリンダヘッド19Bに設けられており、第2ガスケット34Bには、一対の第2連絡口46B,46Bに対応した一対の第2通路孔50B,50Bが設けられる。
さらに前記シリンダボア52…の配列方向60に沿う一端側で第2シリンダヘッド19Bには、第2シリンダヘッド側冷却水通路40B内の冷却水を排出する第2冷却水出口51Bが設けられる。
再び図1において、第1バンク21Aにおけるシリンダボア31…の配列方向44ならびに第2バンク21Bにおけるシリンダボア52…の配列方向60に沿う一端側すなわち自動二輪車の進行方向前方を向いた状態では左端側でクランクケース17の外面には、前記クランクシャフト16から伝達される動力で回転駆動される冷却水ポンプ65が取付けられており、この冷却水ポンプ65の吐出管65aに一端が接続されるホース等の管路66の他端は、第1バンク21Aにおける第1シリンダブロック18Aに取付けられて第1冷却水入口45Aに通じる接続部材67に接続される。また第2バンク21Bにおける第2シリンダブロック18Bに取付けられて第2冷却水入口45Bに通じる接続部材68および前記接続部材67間はホース等の管路69で接続されており、冷却水ポンプ65から吐出される冷却水が第1および第2冷却水入口45A,45Bに分けられて供給されることにある。
また第1および第2バンク21A,21B間にはサーモスタット70が配置されており、第1バンク21Aの第1冷却水出口51Aおよびサーモスタット70間、ならびに第2バンク21Bの第2冷却水出口51Bおよびサーモスタット70間は、ホース等から成る管路71A,71Bで接続される。而してサーモスタット70は、冷却水の温度に応じて第1および第2バンク21A,21Bからの冷却水の前記冷却水ポンプ65およびラジエータ(図示せず)への配分量を変化させるものであり、冷却水ポンプ65が備える第1戻り管65bはホース等の管路72を介して前記サーモスタット70に接続され、冷却水ポンプ65が備える第2戻り管65cは、図示しない管路を介して前記ラジエータに接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると、シリンダボア31…,52…の配列方向44,60の一端側で第1および第2シリンダブロック18A,18Bの外壁18Aa,18Baに、第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bに通じる第1および第2冷却水入口45A,45Bが設けられ、第2シリンダヘッド19A,19B内に形成される第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40Bに前記シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bからの冷却水を導く第1および第2連絡口46A…,46B…が、前記配列方向44,60の他端側で第1および第2シリンダヘッド19A,19Bに設けられ、第1および第2シリンダブロック18A,18Bの外壁18Aa,18Baおよびシリンダ壁32,56間には、前記配列方向44,60に沿ってシリンダ壁32,53…の両側を流通してきた冷却水を、第1および第2連絡口46A…,46B…側にそれぞれ導く第1および第2連絡口側仕切り壁47A,47Bが設けられる。
したがって第1バンク21Aの第1シリンダブロック側冷却水通路33Aでは、シリンダボア31…の配列方向44に沿う一端側の第1冷却水入口45Aから流入した冷却水が混ざり合うことなくシリンダ壁32の両側を流通して前記配列方向44に沿う他端側に至り、第1連絡口46A…から第1シリンダヘッド側冷却水通路40Aに導かれることになり、また第2バンク21Bの第2シリンダブロック側冷却水通路33Bでは、シリンダボア52…の配列方向60に沿う一端側の第2冷却水入口45Bから流入した冷却水が途中で混ざり合うが基本的にはシリンダ壁53,53の両側を流通して前記配列方向60に沿う他端側に至り、第2連絡口46B…から第2シリンダヘッド側冷却水通路40Bに導かれることになり、各シリンダボア31…,52…に対応する部分ではシリンダ壁32,53,53を均等に冷却することができる。
しかも前記配列方向44,60に沿う他端側で第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A、33Bから第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40Bに導かれる冷却水は連絡口側仕切り壁47A,47Bで整流されることになり、第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bから第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40Bへの冷却水の排出効率が向上する。
また両バンク21A,21Bでは、第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40B内の冷却水を排出する第1および第2冷却水出口51A,51Bが、シリンダボア31…,52…の配列方向44,52に沿う一端側で第1および第2シリンダヘッド19A,19Bに設けられるので、第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bに冷却水を導入するための第1および第2冷却水入口45A,45Bと、第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bから第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40Bに導かれた冷却水を排出するための第1および第2冷却水出口51A,51Bとを、相互に近づけて配置することができ、エンジン外の冷却系を、前記シリンダボア31…,52…の配列方向44,60に沿う一端側にまとめて配置することで、冷却系の簡素化を図るとともにメンテナンス性を高めることができる。
また第1および第2シリンダヘッド19A,19Bには、一対ずつの第1および第2連絡口46A…,46B…が、第1および第2連絡口側仕切り壁47A,47Bの両側に対応する位置に配置されるようにして設けられるので、第1および第2連絡口側仕切り壁47A,47Bと、その両側に配置される一対ずつの第1および第2連絡口46A…,46B…とにより、シリンダ壁32,56の両側を流通してきた冷却水同士が極力混ざり合わないようにして第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A,40Bに導くようにすることで、第1および第2シリンダブロック側冷却水通路33A,33Bから第1および第2シリンダヘッド側冷却水通路40A、40Bへの冷却水の排出効率がより向上する。
また第1および第2冷却水入口45A,45Bに対応する位置で第1および第2シリンダブロック18A,18Bの外壁18Aa,18Baおよびシリンダ壁32,53間に、前記冷却水入口45A,45Bから流入した冷却水を前記配列方向44,60に沿って前記シリンダ壁32,53の両側に分けるようにして入口側仕切り壁48A,48Bが設けられており、これらの入口側仕切り壁48A,48Bにより、冷却水入口45A,45Bからシリンダブロック側冷却水通路33A,33Bに流入した冷却水を、シリンダ壁32,53の両側に効果的に流れるように分離することができる。
しかも第1バンク21Aでは、第1シリンダブロック18Aが多連のシリンダ壁32を有してサイアミーズ型に構成されるので、第1冷却水入口45Aから流入してシリンダ壁32の両側に流れた冷却水が再び混ざりあわないようにして、第1シリンダヘッド側冷却水通路40A側に導くことができ、第1シリンダブロック側冷却水通路33A内での冷却水の流れを円滑化して、冷却性能を高めることができる。
また第1バンク21Aにおいて第1連絡口側仕切り壁47Aおよび第1入口側仕切り壁48Aが、シリンダボア31…の配列方向44に沿って配置されるものであり、第1シリンダブロック19Aの鋳造後にシリンダボア31…の配列方向44に沿って第1シリンダブロック18Aが変形するのを防止することができ、多連のシリンダ壁32の両端を補強することができる。
さらに第1および第2シリンダブロック18A,18Bの外壁18Aa,18Baおよびシリンダ壁32,53間に設けられたリブ49A,49Bの一部が、前記外壁18Aa,18Baへの第1および第2冷却水入口45A,45Bの穿孔加工で削除されることで第1および第2入口側仕切り壁48A,48Bが形成されるものであり、冷却水入口45A,45Bの穿孔加工時にリブ49A,49Bのうち削除される部分を変更するだけで、入口側仕切り壁48A,48Bの形状を容易に変化させることができ、各種エンジンに適合するように冷却水の流量を調整することが容易となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
本発明を適用するV型多気筒エンジンの側面図である。 図1の2−2線に沿う第1シリンダブロックの横断面図である。 図2の3−3線断面図である。 第1ガスケットの横断面図である。 図1の5−5線に沿う第1シリンダヘッドの横断面図である。 図2の6−6線断面図である。 図1の7−7線に沿う第2シリンダブロックの横断面図である。 図7の8−8線断面図である。 第2ガスケットの横断面図である。 図1の10−10線に沿う第2シリンダヘッドの横断面図である。 図7の11−11線断面図である。
18A,18B・・・シリンダブロック
18Aa,18Ba・・・シリンダブロックの外壁
19A,19B・・・シリンダヘッド
31,52・・・シリンダボア
32,53・・・シリンダ壁
33A,33B・・・シリンダブロック側冷却水通路
40A,40B・・・シリンダヘッド側冷却水通路
44,60・・・配列方向
45A,45B・・・冷却水入口
46A,46B・・・連絡口
47A,47B・・・連絡口側仕切り壁
48A,48B・・・入口側仕切り壁
49A,49B・・・リブ
51A・・・冷却水出口

Claims (5)

  1. シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)と、直列に並ぶ複数のシリンダボア(31,52)を形成するシリンダ壁(32,53)との間にシリンダブロック側冷却水通路(33A,33B)が形成されるエンジンの冷却構造において、
    前記シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)に、前記シリンダブロック側冷却水通路(33A,33B)に通じる冷却水入口(45A,45B)が設けられ、前記シリンダブロック(18A,18B)に結合されるシリンダヘッド(19A,19B)内に形成されるシリンダヘッド側冷却水通路(40A,40B)に前記シリンダブロック側冷却水通路(33A,33B)からの冷却水を導く連絡口(46A,46B)が前記シリンダボア(31,52)に関して前記冷却水入口(45A,45B)と反対側で前記シリンダヘッド(19A,19B)に設けられ、前記シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)および前記シリンダ壁(32,53)間には、前記シリンダ壁(32,53)の両側を流通してきた冷却水を、前記連絡口(46A,46B)側に導く連絡口側仕切り壁(47A,47B)が設けられ
    前記冷却水入口(45A,45B)に対応する部分で前記シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)および前記シリンダ壁(32,53)間には、前記冷却水入口(45A,45B)から流入した冷却水を前記シリンダボア(31,52)の配列方向(44,60)に沿って前記シリンダ壁(32,53)の両側に分けるようにして入口側仕切り壁(48A,48B)が設けられ、
    その入口側仕切り壁(48A,48B)は、前記シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)および前記シリンダ壁(32,53)間に設けられたリブ(49A,49B)の一部が、前記外壁(18Aa,18Ba)への前記冷却水入口(45A,45B)の穿孔加工によって削除されることで形成されることを特徴とする、エンジンの冷却構造。
  2. 直列に並ぶ複数のシリンダボア(31,52)の配列方向(44,60)に沿う一端側で前記シリンダブロック(18A,18B)の外壁(18Aa,18Ba)に冷却水入口(45A,45B)が設けられるとともに、前記シリンダヘッド側冷却水通路(40A,40B)内の冷却水を排出する冷却水出口(51A,51B)が前記シリンダヘッド(19A,19B)に設けられ、前記配列方向(44,60)に沿う他端側で前記シリンダヘッド(19A,19B)に前記連絡口(46A,46B)が設けられることを特徴とする請求項1記載のエンジンの冷却構造。
  3. 一対の前記連絡口(46A,46B)が、前記連絡口側仕切り壁(47A,47B)の両側に対応する位置に配置されて、前記シリンダヘッド(19A,19B)に設けられることを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの冷却構造。
  4. 前記シリンダブロック(18A)が、多連の前記シリンダ壁(32)を有してサイアミーズ型に構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンの冷却構造。
  5. 前記連絡口側仕切り壁(47A)および前記入口側仕切り壁(48A)が、前記シリンダボア(31)の配列方向(44)に沿って配置されることを特徴とする請求項記載のエンジンの冷却構造。
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