JP4529412B2 - 硬貨計数装置及び集金袋取付け装置 - Google Patents

硬貨計数装置及び集金袋取付け装置 Download PDF

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Description

本発明は、商業施設等において、単一の硬貨を取り扱う複数台の硬貨作動式装置が設置してある場所での集金作業に用いられ、移動しながら各硬貨作動式装置の現金収納庫から硬貨を回収してその場で計数し、硬貨を集金袋に詰める硬貨計数装置及び集金袋取り付け装置に関する。
現在、ゲームセンターや遊園地等のアミューズメント施設の経営上、ゲーム機に投入された硬貨を回収する業務が大きな負担となっている。
複数台の硬貨作動式装置、例えばアミューズメント機器の現金回収業務は、閉店後に店内の各アミューズメント機器毎に機械名、機械コード、機械番号、前回の集金日及びコインメータ数、売上金額が記載されたメータカードと、集金袋を用意することから始まる。
集金者は鍵を用いて、アミューズメント機器のドアを開き中にあるコインメータを読み取り、メータカードに書き取り、キャッシュボックスを取り出して、用意した集金袋に売上金を入れるとともに該メータカードを一緒に入れて袋の口を紐でしばる。
このようにして全てのアミューズメント機器から現金を回収して、全ての集金袋を事務所に運び、事務所に設置したコインカウンタを用いて各集金袋毎に硬貨を計数して、メータカードに計数した金額を書き込み、全ての集金袋の計数を行なう。そして最後にメータカードを見ながら伝票を作成するのである。
この集金回収、集計作業を改善すべく、作業の能率化と時間の短縮化及び諸々のミスが生じることがなく、さらに、設置されている機器、装置類の稼動状況までも容易に把握することができるものとして、移動用台車と、その移動用台車に設置されたケーシングと、そのケーシングに搭載された重量計測式の個数計測器と、前記ケーシング上に開口される複数個の金種別ホッパーと各種機器と対応するバーコードリーダーと、メモリー及び演算回路と電気的に接続されたプリンタとを有している硬貨用集金装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、現金を回収すると同時にその計数作業も行なうことができるようにするものとして、自在移動可能な自走タイプの移動車に、紙幣計数機及び硬貨計数機を積載し、更に、計数後の紙幣、硬貨を金種ごとに収容する金庫を積載してなり、紙幣、硬貨を回収しつつ計数して表示部にその結果を表示し、金種ごとに金庫に収納する現金回収機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、アミューズメント機器用の台車タイプの集金台車として、日本ユニカ株式会社からバーコードと無線LANシステムの組合せによって、カウンタの記帳や計算などの面倒な作業を一切削除し、集金者はバーコードを読ませて硬貨を投入するだけで集金を行うことができるものがコイン・エクスプレスという商品名で発売されている(例えば、特許文献3参照)。
実開平7−3054号公報(第2頁、図1) 特開平8−180247号公報(第3頁、図1) 特開2000−61124号公報(第4頁、図2)
現金の回収業務を人手のみで行う場合には、多数の機械から現金とメータカードを用意した多数の集金袋に入れ、事務所に運び込み集計することになり、重い集金袋を全て運び込むのはかなりの重労働であり、また時間もかかるのであった。
特許文献1では、硬貨を計数するのは枚数を計数するのではなく、硬貨の総量を重さで測る方式であり、所謂、金額を目方で計るどんぶり勘定であり、硬貨の重さに一定の許容範囲があることからして、正確性に欠けるといわざるを得ない。
特許文献2に示す現金回収機では、移動車に紙幣識別機、硬貨計数機を備えており、それぞれ複数種の金種毎に計数して各金庫に収納するようになっている。
これは主としてパチンコ店の通路を移動できるようにコンパクトにしてあるが、紙幣識別機及び硬貨計数を備えていることから、貨幣が複数種類ある場合には便利であるが、単一種の貨幣のみを取り扱うには甚だ過剰スペックであり、その分価格が割高となり、複数種の貨幣分の装置を内蔵しているので、構造が複雑になり、その分重くなるという欠点がある。
特許文献3に示す集金台車では、集金者は集金対象の機械のバーコードを読ませて硬貨を投入するだけで集金を行うことができるのであるが、この前提として、各機械毎にバーコードを設定する必要があり、機械の入れ替え毎にバーコードの管理も必要となってしまい、その集金システムを構築するためにはかなりの先行投資が必要となってしまうのである。
本願出願人は上述した従来技術の課題を踏まえつつ、現金回収業務の能率化を図るにあたり、多大な先行投資が不要なシンプルな構造の硬貨計数装置を提供することを目的として本発明を開示する。
さらに本願は上記に記載した様々な課題を解決することを目的として既存の部品をなるべく用いた安価な集金用カートを提供して、集金業務を効率化するために発明された。
本発明は上記した課題を解決するために、底部にキャスタを設けた移動自在なキャビネットと、キャビネット上面に水平に開閉自在に設けた天板と、該天板を開いたキャビネットの上面に設けられた投入された硬貨を受け入れて排出する開口を有する硬貨投入部と、該硬貨投入部の下方のキャビネット内に水平に設けた取付板と、該硬貨投入部の前記開口に連接する位置に貯留部を有し該貯留部内の硬貨を計数して排出する排出口を有する前記取付板上に設けた硬貨払出機と、該硬貨払出機の排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲む略C字状に切割りを有する環状体と、該環状体の下方で前記取付板に開口を有し該開口から側に達する切欠を設けるとともに該環状体を所定位置に固定した取付体、該集金袋の開口部を該取付体に保持させる保持体と、該取付体の下方位置のキャビネット内に取り外し可能に設けた棚体と、を有する硬貨計数装置としてある。
これにより移動自在なキャビネットの上面の天板を開き、硬貨投入部に投入された硬貨は硬貨投入部の開口から硬貨払出機の貯留部に排出され、硬貨払出機にて硬貨を計数して排出口に排出された硬貨は、取付体に集金袋を口を開き折り返し、さらに集金袋の口を保持体で保持される開口された集金袋に収納される。集金袋が収納された硬貨により重くなっても集金袋は保持体と棚に保持されており、集金袋に予定枚数の硬貨を収納できる。
さらに本発明は上記した課題を解決するために、投入された硬貨を受け入れて排出する開口を有する硬貨投入部と、該硬貨投入部の前記開口に連接する位置に貯留部を有し該貯留部内の硬貨を計数して排出する排出口を有する硬貨払出機と、該硬貨払出機の排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲み、該排出口から排出された硬貨を収納する集金袋を開口させて折り返して取付け略環状の一部が縦方向に切割になっている取付体と、該集金袋の開口部を該取付体に押付ける等して保持させる保持体と、該取付体から保持体を取り外して該取付体の切割から集金袋を水平方向に取り外せる該切割に連なる空間と、を有する硬貨計数装置としてある。
これにより硬貨投入部に投入された硬貨は硬貨投入部の開口から硬貨払出機の貯留部に排出され、硬貨払出機にて硬貨を計数して排出口に排出された硬貨は、取付体により開口された集金袋に収納される。集金袋が収納された硬貨により重くなっても保持体により固定されており、集金袋に予定枚数の硬貨を収納することができ、集金袋は取付体の切割とそれに連なる空間から水平に取出すことが可能になっている。
本願発明は上記した課題を解決するために、上記において取付体の略環状の周囲長は集金袋の開口の周囲と略同一長さである、ことを特徴とする硬貨計数装置としてある。
これにより、集金袋がきっちりと口を開けることができ、硬貨払出機から排出される硬貨を収納することができる。
さらに本願発明で上記した課題を解決するために、上記において取付体の下方は取付板に取付けられ、保持体により該取付体に押圧され保持された集金袋が硬貨払出機から排出される硬貨を開口から蓄積するに従い該集金袋が膨らむことができる空間を有する硬貨計数装置としてある。
これにより、集金袋に設定した枚数の硬貨が集金袋に蓄積されていく際に集金袋が膨らむことができ、確実に設定した枚数の硬貨を収納される。
さらに本願発明では上記課題を解決するために、上記の硬貨計数装置はさらに集金袋を保持するために集金袋の底部を支える棚体を有する硬貨計数装置としてある。
これにより、集金袋に硬貨が貯まり重くなっても取付体から集金袋が外れることなく、硬貨を集金袋に確実に収納することができるのである。
さらに本願発明では上記課題を解決するために、上記の棚体は、集金袋の底の深さに合わせて、取り付け位置を替えることができるように取り外し可能に保持される硬貨計数装置としてある。
これにより、集金袋の底の深さが深くなって大量の硬貨を集金袋に収納する場合でも集金袋が取付体から外れることなく、最後まで硬貨を収納することができるのである。
さらに本願発明では上記いずれかの1つの硬貨計数装置において、さらにキャビネットに組込まれ、該キャビネットの天井部に開閉可能に設けた天板部と、該天板を開閉することで現われる硬貨投入部と、硬貨投入部に投入した硬貨を計数させる操作を行う操作卓と、該キャビネットを移動自在にするために設けた移動手段とを有する硬貨計数装置としてある。
これにより本願硬貨計数装置は移動可能になり、集金する対象物の近くまで移動することが可能で、場所を変えながら夫々の場所で硬貨を計数して集金して廻ることができる。
さらに本願発明では上記発明において、天板はキャビネットの上面に水平に配置され、天板の開閉は兆番構造により開閉されると共に硬貨計数を行なうためにバッテッリーを搭載した硬貨計数装置としてある。
これにより、硬貨を計数しない場合はテーブルの替わりに使え、さらに集金時には記載台としも役立つのである。
さらに本発明では、硬貨計数機の排出口から排出された硬貨を収納する集金袋を取り付ける取付体と、該取付体に取り付けた集金袋を保持する保持体とを備え、前記取付体は、前記排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲む略C字状に切割を有する環状体と、該環状体の下方に開口を有し該開口から開放側に達する切欠を設けるとともに該環状体を所定高さに固定する取付板と、を有し、集金袋の口を開き前記環状体に内側から折り返して取り付け、前記集金袋の口を前記環状体に押し付けて保持させる保持体と、
を有する硬貨計数装置の集金袋取り付け装置としてある。
これにより、集金袋の口を取付体に折り返し、保持体で保持することで、集金後は、集金袋の口を萎めて取付板の切欠から引き抜くことができる。
本発明の硬貨計数装置は、集金業務を迅速に行うことができ、多数の集金袋を用意して、集金袋を事務所に運ぶ重労働から開放される。さらに集金時には集金袋の取り替えが簡単にできて大変便利で、集金業務の軽減が図れるのである。
さらに本硬貨計数装置は既存の製品をなるべく使いコンパクトに作られており、本硬貨計数装置を使用しないときは天板を閉じて通常は事務所に置いておくことでテーブルとしても役立ち、非常に使い勝手がよい。
以下、本発明に係る硬貨計数装置の実施形態を図面に示した実施例を参照して詳細に説明する。本願では硬貨とは、コインは勿論、メダル、トークン等の円盤状のものを含むものとする。
図1は硬貨計数装置の正面斜め上からのパースの付いた図である。硬貨計数装置1は、横幅60cm、縦幅40cm、高80cmほどの寸法である。キャビネット2は、直方体の縦の各辺を斜めにカットした縁2aとなっており、板金で作られている。キャビネット2の左側面の中段には斜め上方に向けてコ字状にハンドル3が取付けられている。該キャビネット2の上面には略長方形の天板4が水平に取りつけられており、天板4は中央部分で左右に分割されており、左側の天板4aが蝶番5で右側に開閉することができる。
キャビネット2の正面には長方形のドア6が設けられ、鍵穴6aに図示しない鍵を差し込み手前右側に引くことでドアの右側辺に取り付けた兆番7により開くことができる。
また、キャビネット2の底面には四方4ケ所にキャスタ8が回転自在に取り付けてあり、ハンドル3を手で押すことで、キャビネット2を移動することができる。
キャビネット2のが40cmであることから、40cm以上の幅がある通路ならどこへでも押して移動することが可能となっている。
このように硬貨計数装置1の外観は略方形のキャビネット2にハンドル3と底にキャスタが付いているすっきりした形となっており、普段は事務所でテーブルとして使用できるので、保管場所に困らない。
図2は硬貨計数装置の天板とドアを開けた斜視図を示す。硬貨計数装置1はハンドル3側の天板4aを開くことができる。キャビネット2の縦の各辺が斜めにカットした縁2aとなっており、天板4の四済みはキャビネットのカットした縁2aに対し丸みが設けてある。従って天板4aの下隅に手入れて丸みの部分を持ち上げ、天板4aを兆番5により右側に回転させ反対側の天板4bに水平に重ね、開くことができる。
天板4aを開けると、キャビネットの平面に合致する略D字の中に縦長方形の穴を有する枠板9に硬貨投入口10が取り付けてある。さらに枠体9には硬貨投入口10と天板4bとの間には操作卓11が配されている。
硬貨投入口10は上方へ取り外し可能であり、硬貨投入口10の内部には操作卓寄りに断面山形の棟棒10aが架設してある。
この構造は硬貨を投入する際に多量の硬貨が一に硬貨投入口10に投入されることによる硬貨詰まりを防ぐために少しずつ硬貨が投入されるように設けてある。また、硬貨投入口10に手を入れた際に怪我をするのを防止している。
ドア6を開くと、キャビネット内は中央で天板の分割線に沿った仕切壁20で仕切られており、右側が計数した集金袋を一時保管する保管エリア21となっており、左側が集金した硬貨を計数し、集金袋に順次収納する作業が行われる作業エリア22となっている。
図3は硬貨計数装置の天板を開けた平面図を示す。該硬貨投入口10は鍔10bを有する箱状になっており、底は斜面10cになっており、該斜面10cは右後方寄りの位置に縦長方形の開口10dに至っている。硬貨投入口10に投入された硬貨は斜面10cを滑り開口10dからさらに落下することができる。
操作卓11はハンドル3側からみて左側(図3では上側)からヒューズ12、コインのカウント枚数を表示するカウント表示部13、バッテリーの充電状態を知らせるバッテリーメータ14、電源スイッチ15、モード切替表示部16、モード切替スイッチ17、計数開始スイッチ18、リセット/計数停止スイッチ19が配置されている。
図4は硬貨計数装置の正面側からみた内部構造図であり、図5は図4の一点鎖線部からみた平面図であり、図6は硬貨計数装置の左面側からみた内部構造図である。
天板4aを開けると、左側に硬貨を投入する長方形の開口を有する硬貨投入口10が設けられており、天板4b側には操作卓11が配されている。
硬貨投入口10は棟棒10aを手に持って上に引き抜くことで枠板9より取り外し可能となっている。
硬貨投入口10は箱状で、上の四辺には鍔10が周囲に設けられ、鍔10bにより枠体9に保持されている。硬貨投入口10の底は右後方寄りに各側面から下り斜面10cが形成され、該右後方位置には縦長方形枠が開口10dとして設けてある。
作業エリア22にはキャビネット中段に水平に配した取付板23でさらに仕切られている。取付板23の中央にはコイン払出機24が取付けてある。コイン払出機24は、高さ16cm、幅9cm、奥行き14cmほどであり該硬貨投入口10の開口10d真下に位置する。
コイン払出機24の上部は長方形の開口を有する貯留部24aがあり、開口の形作る4辺は硬貨投入口の開口10dよりやや大きく、該開口10dを内側に納めることができる。これにより硬貨投入口10に投入される硬貨をこぼすことなく、貯留部24aに落下させることが可能となっている(図4、6参照)。
貯留部24aの底には図5に示す様に手前斜め上に傾斜して円盤24bが設けてある。円盤24bは円盤内の同一半径上に硬貨の大きさに見合う開口24cを複数設けてあり、円盤24bに直結したモータにより、該円盤24bを回転して貯留部24a内の硬貨をかき混ぜながら開口24cに一枚ずつ落とし込み、排出口24dへ押し上げて排出する構造となっている。排出口24dには図示しないセンサが設けてあり、排出する硬貨を一枚ずつ計測することができる。
貯留部24aの長辺側の下方にコイン払出機24のブラケット24eが取り付けらており、排出口24dが正面側になるようにして取付板23の中央に固定されている。これにより位置的には硬貨投入口の開口10が貯留部24aに納まり、排出口24dは取付板23からの高さが10cm程度になっており、硬貨が斜め下に向けて排出される構造となっている。
コイン払出機には、旭精工株式会社製のコインペイアウトホッパーのモデルSH−400を採用としている。
この製品はコンパクト、ローコスト、メンテナンス性の向上を目標に作り上げた小型の製品であり、コネクタや貯留部の取付け、取外しがワンタッチでき、100円硬貨では約550枚の収納ができ、分速360枚以上で硬貨を排出することができる。
コイン払出機24は、図6の左側面図に示すように取付板23の下側後方にある電源室30から電源の供給を受けて駆動される。電源室30の下側にはバッテリー31を収納するバッテリーボックス32が箱体状に設けてあり、バッテリボックスの上側には該バッテリー31を充電する充電装置33が取り外し可能に配置されている。
充電装置33を保持するためにバッテリーボックス32の正面上側及左側面上側から保持片33a、33bが切欠きされ上側に折曲されて延出しており、さらに充電装置33の上面を押さえる押さえ片33cが仕切壁20側から横設されている。充電装置33からはキャビネットの外部に図4に示すように電源コード34が出ており、バッテリー31の充電を行うことができるようになっている。
図7に硬貨計数装置の回路図と操作卓の平面図を示す。硬貨計数装置は、使用開始する前にバッテリー31を充電する必要があり、充電装置33の電源コード34を一般の電源コンセントにさし込み、充電装置33は交流電源を直流に変換して12Vのバッテリー31に充電する。バッテリー31はヒューズ12を介してコイン払出機24に接続されるとともに、電源スイッチ15に接続されている。
電源スイッチ15を閉じることで、バッテリー31から充電電流がバッテリーメータ14に入り、バッテリー31の充電容量がチェックされる。このバッテリーメータ14でのチェックの結果、バッテリー31の充電容量が足りない場合は充電装置33を用いて再充電が必要となる。
バッテリーメータ14で正常動作に必要な充電容量が確認されたならば、硬貨計数装置を正常に作動させることができ、この充電電源はDC−DCコンバータ35に入り制御回路36を正常動作せるために直流を昇圧して供給する。
制御回路36にはモード切替スイッチ17、計数開始スイッチ(コイン払い出し機モータONスイッチ)18、リセット/計数停止スイッチ(コイン払い出し機モータOFFスイッチ)19が接続されており、コイン払出機24に計数作動の制御信号を送るとともに、コイン払出機24での硬貨の払出をセンサにて検知してその検知信号を基に、カウント表示部13に硬貨の計数枚数を表示する。
モード切替表示部16では、集金袋の大きさにあわせて、集金袋に入れる硬貨の枚数を1000枚、2000枚、3000枚、・・・というように計数単位をモード切替スイッチ17を押すことでモード設定することができる。
例えばモード切り替えスイッチ17で1000枚モードに設定しておき、計数開始スイッチ18を押すと、コイン払出機24は硬貨を計数しカウント表示部13に計数枚数を表示する。
一つの集金袋の硬貨が計数された後、次の硬貨を入れる前にリセット/計数停止スイッチ19を押すことで、カウント表示部13をゼロに戻すことができる。このようにしてモード切替表示部16に設定した枚数に到達したなら、コイン払出機24は停止する。この例では1000枚の硬貨がカウントされる。
図8は作業エリアの透過斜視図を示し、図9は集金袋の取付体への取り付け説明図である。以下、適宜図5、図6をも参照しながら説明する。
取付板23にはコイン計数機の排出口24dの真下位置から、取付板23の正面側にかけて直径13cmほどの丸い開口40を設け、開口40は取付板の正面側に達する幅3cmほどの切欠41が設けてある。開口40の上側には高さ3cmほどの円筒に前記切欠41に連なる切割42bを設けた取付体42が立設されている。
取付体42には、白太の矢印で示す通り集金袋43の口43aを閉じたまま切欠41から取付体42の切割42bから開口40に差込む。
そして集金袋43の口43aを開き取付体42の上縁42aで折返して仮留めすると、開いた口43aを有する袋状になる。
集金袋43は麻等の強靭な布を貼り合わせて袋状に作られている。通常よく使われる集金袋43は、A4判程度の大きさの布を縦にして上だけを開放して縫合して上に開口を縛る紐43bを取りつけた袋である。
取付体42は切割42bを有する円環であり、集金袋の開口を開き被せることで、集金袋43は丸く口を開くことが出来る。この袋の開いた口43aは周囲40cmほどになり、前記開口40の取付体42の円周に合致する。これにより取付体は集金袋を最大限に開くことができるのである。
取付体42に集金袋43の開いた口43aの上端を折り返して仮止めしておき、集金袋の上から該取付体42に合致する保持体44を一点鎖線で示すように被せるのである。
この保持体44は硬質樹脂製であり、外径14cm、内径11cm、高さ2cmの円環体であり、円環部の下面から取付体の径に合わせて有底の逆V字溝44aが円環の円周に沿って設けてある。逆V字の有底の深さは1.5cmで底の幅は円環部の厚みと同等または多少広くなっている。
従って保持体44を集金袋の上から取付体42に被せることで、集金袋43をしっかりと取付体42に固定することができる。
集金袋43は麻等の丈夫な厚手の布であるので、取付体42に折り返して被せることにより取付体42の円環壁の両側に布が位置することになり、その厚みは円環壁と布2枚分の厚みとなっている。
この上に保持体44を被せることで、保持体の有底の逆V字溝44aが円環壁に押し込まれ、この際に逆V字の斜面で、円環壁と集金袋の布をくさび状に挟み込むことができる。保持体44を上側から押えつけることで、保持体の逆V字溝44aの斜面が取付体42の円環壁の両側に位置する布を厚み方向に押えつける。
これにより集金袋43の開口を円環の切割42bを除いた全周囲にわたり、はさみ込むことができるのである。
この際に、保持体44を水平に保つことで、集金袋43を開口の全周にわたり均等に押さえ付けることができ、保持体44の取り付け状態は目視しながら水平になっているかどうか確認でき、非常に簡単に集金袋43を固定することができる。
保持体44はコイン払出機24の排出口24dの真下に円環が位置し、コイン払出機24で計数された硬貨は排出口24dが下斜め正面側に向かって傾斜していることからちょうど保持体44の円環の中央めがけて落ちてくるのである。硬貨個々の重さや硬貨個々の形状は、多少は不均一である場合があり、落下の軌跡は同一とはならないが、確実に保持体44の円環の内部に落ちることが実験で確かめられている。
落下途中に排出口24dに引っ掛かり次の硬貨に押されて出てくる場合でも、さらに硬貨同志が衝突しあってもその落下する範囲は保持体44で囲まれた平面内の円環の内部となっている。
従って、コイン払出機の排出口24dと保持体44の間には通常に硬貨が排出される分には確実に保持体44の直径11cmの円の中に入ることになる。より確実にする場合では保持体44にさらに壁を立設するのでもよい。あるいはコイン払出機の排出口24dに漏斗状の袋を設けて確実に保持体44に硬貨が落下するようにしてもよい。
取付板23の手前下側には正面側が取付体42に嵌めた集金袋43がぶら下がる集金袋室45となっている。右側の中央の仕切壁20と左側の縦壁46間には集金袋43を受ける棚47を水平に取り外し可能に載置することができる受け体20a、46aがそれれ水平位置に対向して設けてある。この高さ位置は前記した集金袋43の底面を支えることができる高さである。
この構造により集金袋43は取付体42にほぼ全開状態で袋を開口し、袋の底もそれに応じて開くことが可能となる。従って開口から硬貨が落下して集金袋の中に蓄積しても袋の中では硬貨が均一に散らばることができ、蓄積途中で袋が十分に広がらずに袋の外へはみ出してしまうことがない。
さらに底の深い集金袋の寸法に合わせて、更に低い位置に受け体20b、46bがそれぞれ仕切壁20と縦壁46の水平位置の対向する位置に取りつけてあり、集金袋の深さに合わせて、前記棚47を取り外して、対応する位置に置くことができる。受け体20b、46bはキャビネットの底から上側にあり、受け体20b、46bの下側の空間は、未使用の集金袋を保管しておく、未使用袋保管室45aとなっている。
図10はサービスドアを開けて作業室に集金袋を取りけた状態を示しており、図10(A)は棚の位置を高くして通常の集金袋を取りけた状態を示しており、図10(B)は棚の位置を低くして底の深い集金袋を取りけた状態を示す。
図10(A)に示す場合では、通常の集金袋43、ここでは、100円玉換算で2000枚、20万円分が入る袋を用いている。
集金袋43の口を折り返して取付体42に取り付け保持体44を被せ、棚47を上段にして集金袋43の底を保持することで、硬貨が収納されるにつれて集金袋43が重くなっても、取付体42から集金袋43がずれ落ちることを防止することができるのである。
図10(B)に示すように、さらに底の深い集金袋43Lを用いる際には、棚47を上段から取り外して、下段に取りつけることで、深い集金袋43Lでも底部を保持することができ、硬貨が収納されることで、袋が重くなり、取付体42からずれ落ちたり、袋が破けることを防止できるのである。
本願の硬貨計数装置を用いて集金する場合について説明する。まず集金者は、集金するためのメータカードを点検し、全てのメータカードがあることと、集金用の集金袋が必要枚数あることを確認する。次に集金者は本硬貨計数装置の電源スイッチ15を入れて、バッテリー容量をバッテリーメータ14を見てチェックする。
そして、集金の準備が整ったなら、集金者は必要な枚数分の集金袋を本硬貨計数装置の作業エリア22の下段の未収金袋室45aに収納する。さらに集金袋43を取付体42に被せ、集金袋の口43aを折り、上から保持体44を被せて集金袋を保持するとともに、集金袋の底位置に棚47を取りつけ、ドア6を閉める
さらにモード切替スイッチ17で、取り付けた集金袋の大きさに見合う硬貨数の設定数をモード表示切替部16に表示して集金準備が整う。
集金者は、硬貨計数装置のハンドル3を押して集金対象の機械の近くへ移動させ、集金対象の機械のサービスドアを開き、メータを読み取り、メータをメータカードに書き取り、機械のキャッシュボックスを取り出して、本硬貨計数装置の硬貨投入口10に開け、操作卓のカウント表示部13がゼロになっていることを確かめ、計数開始スイッチ18を押すことで硬貨の計数が始まる。硬貨計数している間にキャッシュボックスを機械に戻し、機械のドアを閉める。
そして投入した硬貨の計数が終了したなら、コインカウンタの数字を読んでメータカードを天板4a上に置いて記載する。そしてメータカードに集金金額を記載した後に、リセット/計数停止スイッチ19を押してカウント表示部13の数字をゼロに戻し、最初の機械の集金が終了する。以下、同様に集金を繰り返す。そして集金途中で、モード切替スイッチで設定した枚数に到達したなら、硬貨計数動作が自動的に止る。
そこで集金者は硬貨計数装置のドア6を開き、保持体44を取り外し、集金袋の折り曲げた口43aを戻し、取付体42から外し集金袋43の口を萎めて取付体の切割42bから集金袋43を手前に水平に引き出して取り外す。この際に集金袋には硬貨が袋の8分目に入っており、集金袋の上は萎めることができ、前記切割42bに連なる切欠41を通して水平に取出すことができるのである。
集金袋を水平に引くに際して棚47で集金袋43の底を支えながら引き出すので、集金袋43の重さで集金袋自体を落すことがない。
そして取出した集金袋は紐43で袋の口を縛り封印することでモード設定した枚数の硬貨の集金袋が完成する。この封印した集金袋を保管エリア21に入れて、集金室45の下段の未使用集金袋室45aに収納してある空の集金袋を取付体42に取り付け、保持体44を被せて、次の集金準備を整え、ドア6を閉め、計数開始スイッチ18を押すことで、計数途上で止っていたカウント表示部13の数字から計数を開始する。
以後、全ての機械の集金が終了するまでこの作業を繰り返し、全ての集金が終えたなら事務所に戻り、バッテリーの充電をするために電源コードをコンセントにさし込み次回の集金のための準備をしておく。
集金者は記載し終えた各機械のメータカードを基にして集金伝票を作成する。
上記説明では、リセットスイッチを押すことで、カウンタ表示はゼロになるので、次の集金の計数をするために計数開始スイッチを押す必要があるが、コイン投入部の排出するほうの開口にセンサを設けておき、リセットスイッチが押された後にコインを通過した際には、自動的に計数開始をするようにしてもよい。
さらに本硬貨計数装置にプリンタを設けておき、硬貨計数動作毎に常時、計数数字をプリントして記録紙に残してもよい。これにより、メータカードの記載ミス等があれば伝票作成時に発見することが容易である。
上記説明では円環に切割を設けた断面C字の取付体を取付板に取りつけてあるが、この働きをするものであれば以下のようなものでもよい。
上記実施形態の説明では集金袋を固定するための取付体を円弧体としたが、円弧体に限らず、多角形枠体や下部が開口した逆円錐体、下部が開口した楕円錐の正面に切割を有するものとしてもよく、その場合でも上面は立設した周囲とすることで、保持体もその形状に合わせて下部に溝がある構造として、集金袋の口を折り返して保持するようにしてもよい。
図11は取付体としてC字状の切割リングを採用した例を示す。ここでは取付板23の開口40の上に鉄棒を曲げてC字状の切割リング42cにしてリング面を平面に置き切割リング42cの一方の端または、両端から下方に脚が設けてある。取付板23に固定されていても、C字状の切割リング42cに集金袋を折り返して仮止めした後に、保持体を被せることで、上記した本願の説明通りの効果を得ることができる。この場合C字状のリング42cは集金袋の重さに十分耐えられる強度を有する。
また、保持体44は円環体の円環に有底の逆V字溝を全周囲にわたり設けているが、逆V字以外にも電気抵抗の単位文字であるギリシャ文字のオーム状の溝44bとしてもよく、鉄棒を挟みこむ際にクリック感が得られ、確実に挟みこめたかどうかが判りやすく、外れらくなる。
図12は保持体としてベルト体を採用した実施例である。円環状の保持体の代わりとして、取付板23に設けられた取付体42に集金袋の口を折り返して仮止めした後に、一端にバックル48aを取り付け、他端に爪48bを設けたスチール製や布製のベルト体48を取付体42の周側面に回して集金袋の折り返し部を締め付けて固定する方式としてある。この場合はベルト体48が取付体42にしっかりと固定しやすくするために、保持体の上部に外方に向けた鍔42bを設けることで、ベルト体48が取付体42から上にずれて外れることを防止することができる。
図13は保持体としてクランプ体を採用した実施例である。これは取付体42に集金袋の口を折り返して取り付けた後に、複数のクランプ体49を用いて集金袋を取付体42の側面からレバー49aを倒してクランプ機構により押付片49bで押圧することで集金袋を固定してもよい。この場合はクランプ体49は取付体42に対し均等に幾つか取り付けて集金袋を固定することにより、集金袋がずれ落ちることがない。
図14には取付体としてリング体を採用した実施例を示す。第1実施例では取付体から規定金額の硬貨が収納された集金袋を取り外すために円筒の取付体に切割及びその取付板に該切割に連なる切欠を設けて、手前に水平に引き出すようになっているが、この場合に取付体の円筒の高さは保持体を被せて保持する機能があれば十分なので、切割のない短円筒としてもよい。この場合には、規程金額が収納された集金袋は袋の略8分目に硬貨が収まるので、規程金額に到達したら、短円筒から袋の上部を外して、円筒の下側から取り外してもよい。この方式に最適な例としては、鉄棒でリング50を構成し、リングから該リングを支える脚が下側に設けてリング50がしっかりと取付板23に固定されていればよい。
本願発明では、以上説明したとおり、ハンドルを押して移動する硬貨計数装置としてあるので、多数の硬貨作動装置の各々からの集金作業が、その場に硬貨計数装置を押して持って行くことで可能となる。そして、その場で集金対象の機械のメータカードに機械内に設置してあるメータを記入するとともに、その場で機械のキャッシュボックスを硬貨投入口に開けるだけで、硬貨を計数することができる。
従って従来のようにいちいち集金袋を機械の台数分用意して、事務所に運びこむという労働から開放され、集金業務を効率良く行うことができる。これにより大量の集金袋を事務所に運び込むという作業は軽減され、さらに集金袋を事務所に運び込む際に忘れないように気を使うということから開放される。
さらに、本発明の硬貨計数装置は、単一の種類の硬貨のみを計数するように構成してあるため、複数種類の貨幣を計数する装置に比し、単価が安く、しかもコンパクトにできており、集金袋の取り替えが非常に簡単にできるので、スピーディな現金回収作ができるのである。
従来、集金袋を事務所に集めて計数していた場合に比して、集金スタイルをラウテング方式にするとともに、何ら新たな装置を機械側に取り付けることなく、集金業務効率化が可能となる。
本願発明の硬貨計数装置は、移動式としてあるので、店内に複数の硬貨作動式装置がある場所、例えば、パチンコ店舗では単一硬貨の集金のみに利用したり、大型のコインランドリーでの集金等、いろんな場所で手軽に使うことができる。
また、移動式とはせずに固定式としても利用可能であり、上部が平らな天板であることから普段は事務所で机としても使えるので保管場所に困らず、いろんな用途にも適用できる。
硬貨計数装置の正面斜め上からのパースの付いた図である。 硬貨計数装置の天板とドアを開けた斜視図である。 硬貨計数装置の天板を開いた平面図である。 硬貨計数装置の側面側からみた内部構造図であ 図4の一点鎖線部からみた平面図である。 硬貨計数装置の左面側からみた内部構造図である。 硬貨計数装置の回路図である。 作業エリアの透過斜視図である。 集金袋の取付体への取り付け説明図である。 サービスドアを開けて作業室に集金袋を取りけた状態である。 取付体としてC字状の切割リングを採用した図である。 保持体としてベルト体を採用した図である。 保持体としてクランプ体を採用した図である。 取付体としてリング体を採用した図である。
符号の説明
1…硬貨集計装置
2…キャビネット
3…ハンドル
4…天板
5…兆番
6…ドア
7…兆番
8…キャスタ
9…枠板
10…硬貨投入口
11…操作卓
12…ヒューズ
13…カウント表示部
14…バッテリーメータ
15…電源スイッチ
16…モード切替表示部
17…モード切替スイッチ
18…計数開始スイッチ
19…リセット/計数停止スイッチ
20…仕切壁
21…保管エリア
22…作業エリア
23…取付板
24…コイン払出機
30…電源室
31…バッテリー
32…バッテリーボックス
33…充電装置
34…電源コード
35…DC−DCコンバータ
36…制御回路
40…開口
41…切欠
42…取付体
43…集金袋
44…保持体
45…集金袋室
46…縦壁
47…棚
48…バンド体
49…クランプ体
50…リング体

Claims (9)

  1. 底部にキャスタを設けた移動自在なキャビネットと、
    キャビネット上面に開閉可能に水平に設けた天板と、
    該天板を開いたキャビネットの上面に設けられた投入された硬貨を受け入れて排出する開口を有する硬貨投入部と、
    該硬貨投入部の下方のキャビネット内に水平に設けた取付板と、
    該硬貨投入部の前記開口に連接する位置に貯留部を有し該貯留部内の硬貨を計数して排出する排出口を有する前記取付板上に設けた硬貨払出機と、
    該硬貨払出機の排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲む開口を前記取付板に設け、さらに該開口から前記取付板の側に達する切欠を設けると共に、該排出口から排出された硬貨を収納する集金袋の口を開いて折り返して被せられる略C字状の切割りが前記切欠に連接する略環状の取付体と、
    前記取付体に被せた集金袋を該取付体の略環状に沿って押え付け挟み込み保持する保持体と、
    該取付体の下方位置のキャビネット内に取り外し可能に設けた棚体と、
    を有することを特徴とする硬貨計数装置。
  2. 投入された硬貨を受け入れて排出する開口を有する硬貨投入部と、
    該硬貨投入部の前記開口に連接する位置に貯留部を有し該貯留部内の硬貨を計数して排出する排出口を有する硬貨払出機と、
    該硬貨払出機の前記排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲み、該排出口から排出された硬貨を収納する集金袋を開口させて折り返して取付ける略環状の一部が縦方向に切割になっている取付体と、
    前記取付体に被せた集金袋を該取付体の略環状に沿って押え付け挟み込み保持する保持体と、
    該取付体で囲まれた範囲に開口を有し、該取付体から前記保持体を取り外して該取付体の切割から前記集金袋を水平方向に取り外せる該切割に連なる切欠が前記開口から側に達した取付板と、
    を有することを特徴とする硬貨計数装置。
  3. 請求項1または2において、取付体の略環状の周囲長は集金袋の開口の周囲と略同一長さである、
    ことを特徴とする硬貨計数装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、取付体の下方は取付板に取付けられ、保持体により該取付体に押圧され保持された集金袋が硬貨払出機から排出される硬貨を開口から蓄積するに従い該集金袋が膨らむことができる空間を有する、
    ことを特徴とする硬貨計数装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つにおいて、硬貨計数装置はさらに集金袋を保持するために集金袋の底部を支える位置に棚体を有する、ことを特徴とする硬貨計数装置。
  6. 請求項1または5の棚体は、集金袋の底の深さに合わせて、取り付け位置を替えることができるように取り外し可能に保持される、
    ことを特徴とする硬貨計数装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1つの硬貨計数装置は、さらにキャビネットに組込まれ、該キャビネットの天井部に開閉可能に設けた天板部と、
    該天板を開閉することで現われる硬貨投入部と、硬貨投入部に投入した硬貨を計数させる操作を行う操作卓と、
    該キャビネットを移動自在にするために設けた移動手段と、
    を有することを特徴とする硬貨計数装置。
  8. 請求項1または7において、天板はキャビネットの上面に水平に配置され、天板の開閉は兆番構造により開閉されると共に硬貨計数を行うためにバッテリーを搭載したことを特徴とする硬貨計数装置。
  9. 硬貨計数機の排出口から排出された硬貨を収納する集金袋を取り付ける取付体と、該取付体に取り付けた集金袋を保持する保持体とを備え、
    前記取付体は、前記排出口から排出された硬貨が落下する範囲の平面を囲む略C字状に切割を有する環状体と、
    該環状体の下方に開口を有し該開口から開放側に達する切欠を設けるとともに該環状体を所定高さに固定する取付板と、を有し、
    集金袋の口を開き前記環状体に内側から折り返して取り付け、前記取付体に被せた前記集金袋の口を該前記環状体に沿って押し付けて挟み込み保持させる保持体と、
    を有することを特徴とする硬貨計数装置の集金袋取り付け装置。
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