JP4528549B2 - 複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法及び装置 - Google Patents

複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、ウェブ輪転印刷機に適用して好適な複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法及び装置に関する。
従来、複数の印刷機又は印刷機の複数の各部(印刷ユニットや折機等)を同期して駆動する同期駆動制御装置では、例えば特許文献1に示すように、印刷機の停止中も同期制御を行なっていた。
即ち、特許文献1には、ウェブ輪転印刷機などに適用される同期制御装置に関し、特に、主機と複数の従機とからなる電動機もしくは該電動機により駆動されるそれぞれの機械軸の回転位相及び回転速度を精度よく同期駆動させる原点合わせ機能を備えた同期制御装置に関するものが記載され、その同期制御にあたっては、先ず、主機電動機のロータリ・エンコーダの出力と主機機械軸原点検出器の出力から、位相検出器により主機の電動機軸と機械軸の位相を常時検出する。また、従機電動機のロータリ・エンコーダの出力と従機機械軸原点検出器の出力から、位相検出器により従機の電動機軸と機械軸の位相を常時検出する。そして、機械軸位相偏差検出器により主機の機械軸と従機の機械軸の位相偏差を求め、また、電動機軸位相偏差検出器により、主機の電動機軸と従機の電動機軸の位相偏差を求め、その出力に基づき、主機と従機の機械軸の原点合わせを行い、引き続き主機と従機の電動機軸の原点合わせを行なって主機と従機の同期制御を行なうようになっている。
特開2001−309681
しかしながら、特許文献1のものにあっては、ウェブ輪転印刷機の停止中も同期制御(電動機の位置制御及び“0”速度制御)を行なっているため、停止中にも電動機及び電動機駆動回路に電流が流れることになる。そのため、消費電力が増大すると共に、電動機に熱が発生して電動機及び電動機の軸受部のグリースが劣化することから電動機及び電動機の軸受部の耐久性が低下するという問題点があった。
依って、本発明の目的は、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法及び装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法は、複数の印刷機又は印刷機の複数の各部にそれぞれ駆動用モータを設け、前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を同期するように制御する複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法において、前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、停止指令により前記制動手段が設けられた駆動用モータのモータ・ドライバの起動信号を切ると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段を設け、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
また、入力された回転速度指令に基づいて同期基準信号を発生する仮想マスタ・ジェネレータが設けられ、前記同期基準信号は速度指令と位相指令から構成され、前記仮想マスタ・ジェネレータからの同期基準信号に同期するように前記複数の駆動用モータを制御することを特徴とする。
また、前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
また、第1の駆動用モータと第2の駆動用モータが設けられ、前記第2の駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、前記第1の駆動用モータ又は前記第2の駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、前記停止指令により前記第1の駆動用モータ及び前記第2の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記第2の駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明に係る複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置は、複数の印刷機又は印刷機の複数の各部にそれぞれ駆動用モータを設け、前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を同期するように制御する複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置において、前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を制動する制動手段と、停止指令により前記制動手段が設けられた駆動用モータのモータ・ドライバの起動信号を切ると共に、前記制動手段を起動させる制御手段と、を設けたことを特徴とする。
また、前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段を設け、前記制御手段は、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
また、入力された回転速度指令に基づいて同期基準信号を発生する仮想マスタ・ジェネレータが設けられ、前記同期基準信号は速度指令と位相指令から構成され、前記制御手段は、前記仮想マスタ・ジェネレータからの同期基準信号に同期するように前記複数の駆動用モータを制御することを特徴とする。
また、前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
また、第1の駆動用モータと第2の駆動用モータが設けられ、前記第2の駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、前記第1の駆動用モータ又は前記第2の駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記停止指令により前記第1の駆動用モータ及び前記第2の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記第2の駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする。
また、前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする。
前記構成の本発明によれば、印刷機の停止時には、駆動用モータによる同期制御を止めて同駆動用モータに付設された制動手段を起動させることにより、複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期状態が保持される。これにより、停止中にもモータ及びモータ・ドライバに電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。
以下、本発明に係る複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法及び装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図、図2は中央制御装置のブロック図、図3は仮想マスタ・ジェネレータのブロック図、図4は各印刷機の駆動制御装置のブロック図、図5−aは中央制御装置の動作フロー図、図5−bは中央制御装置の動作フロー図、図5−cは中央制御装置の動作フロー図、図6は中央制御装置の動作フロー図、図7は中央制御装置の動作フロー図、図8−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図8−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図8−cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図9−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図9−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図10−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図10−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図11は仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図12−aは各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図12−bは各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図12−cは各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図13は各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図14−aは各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図14−bは各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。
図1に示すように、ウェブ輪転印刷機からなる第1印刷機Aにおいては、給紙部1及びインフィード部2から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)W1は、先ず第1〜第4印刷ユニット3〜6を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機7を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部8を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部9を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、折機10により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4印刷ユニット3〜6や折機10は機械軸(ラインシャフト)11を介して印刷機の原動モータ(駆動用モータ)15に駆動されるようになっている。原動モータ15には当該原動モータ15の回転を制動する電磁ブレーキ等の原動モータ・ブレーキ(制動手段)16と当該原動モータ15の回転速度を検出するロータリ・エンコーダ(速度検出手段)18が付設されている。また、原動モータ15は印刷機の駆動制御装置14により駆動制御され、この駆動制御装置14に前記ロータリ・エンコーダ18の検出信号が入力されると共に機械軸11に設けられた機械原点位置検出器17からの検出信号が入力されている。
一方、第2印刷機Bにおいては、給紙部101及びインフィード部102から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)W2は、先ず第1〜第4印刷ユニット103〜106を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機107を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部108を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部109を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、折機110により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4印刷ユニット103〜106や折機110は機械軸(ラインシャフト)111を介して原動モータ(駆動用モータ)115に駆動されるようになっている。原動モータ115には当該原動モータ115の回転を制動する電磁ブレーキ等の原動モータ・ブレーキ(制動手段)116と当該原動モータ115の回転速度を検出するロータリ・エンコーダ118(速度検出手段)が付設されている。また、原動モータ115は印刷機の駆動制御装置114により駆動制御され、この駆動制御装置114に前記ロータリ・エンコーダ118の検出信号が入力されると共に機械軸111に設けられた機械原点位置検出器117からの検出信号が入力されている。
そして、前記駆動制御装置14及び114は、仮想マスタ・ジェネレータ13を介して中央制御装置12に接続され、この中央制御装置12により第1印刷機Aと第2印刷機Bとが同期制御(運転)されるようになっている。即ち、本実施例では、第1印刷機Aと第2印刷機Bの双方にて印刷されたウェブW1,W2をともに第2印刷機Bの折機110に導いて折りたたむようになっている。
図2に示すように、中央制御装置12は、CPU40とROM41とRAM42との他に、印刷機の緩動速度用メモリ43、設定速度用メモリ44、原点合わせ準備時間用メモリ45、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46、印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ47、現在の各印刷機の速度用メモリ48、同期運転停止した印刷機の番号用メモリ49及び内部クロック・カウンタ50が各入出力装置51〜54及びインタフェース55と共に母線(BUS)56で接続されてなる。
入出力装置51には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置57とCRTやランプ等の表示器58とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置59が接続される。入出力装置52には、速度設定器60が接続される。入出力装置53には、第1印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路61を介して第1印刷機の原動モータ・ブレーキ16が接続されると共に第2印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路62を介して第2印刷機の原動モータ・ブレーキ116が接続される。入出力装置54には、A/D変換器63及びF/V変換器64を介して第1印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続されると共にA/D変換器65及びF/V変換器66を介して第2印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。そして、インタフェース55には、後述する仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
図3に示すように、仮想マスタ・ジェネレータ13は、CPU70とROM71とRAM72との他に、現在の設定速度用メモリ73、前回の設定速度用メモリ74、仮想の機械軸の現在位置用メモリ75、各印刷機の現在位置の補正値用メモリ76、修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置用メモリ77、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78、仮想の現在位置の修正値用メモリ79、修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号用メモリ81、仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82、仮想のモータ軸の現在位置の修正値用メモリ83と、修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84、修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置用メモリ85、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号用メモリ86、増速時の速度修正値用メモリ87、減速時の速度修正値用メモリ88、同期運転停止信号を受信した印刷機の番号用メモリ89がインタフェース90と共に母線(BUS)91で接続されてなる。そして、インタフェース90には、前述した中央制御装置12と後述する第1印刷機の駆動制御装置14及び第2印刷機の駆動制御装置114が接続される。
図4に示すように、各印刷機の駆動制御装置14(114)は、CPU120とROM121とRAM122との他に、現在の設定速度用メモリ123、指令速度用メモリ124、仮想の機械軸の現在位置用メモリ125、機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ126、機械軸の現在位置用メモリ127、機械軸の現在位置の差用メモリ128、機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ129、機械軸の位置の差の許容値用メモリ130、機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ131、設定速度の補正値用メモリ132、仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133、モータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ134、モータ軸の現在位置用メモリ135、モータ軸の現在位置の差用メモリ136、モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ137、モータ軸の位置の差の許容値用メモリ138、モータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139が各入出力装置140〜142及びインタフェース143と共に母線(BUS)144で接続されてなる。
入出力装置140には、D/A変換器145を介して印刷機の原動モータ・ドライバ146が接続され、この原動モータ・ドライバ146が印刷機の原動モータ15(115)と印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18(118)に接続されている。入出力装置141には、機械軸位置検出用カウンタ147を介して機械原点位置検出器17(117)が接続される。入出力装置142には、モータ軸位置検出用カウンタ148を介して前記印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18(118)に接続されている。そして、インタフェース143には、前述した仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
このように構成されるため、第1印刷機Aと第2印刷機Bの同期制御にあたって、先ず中央制御装置12は、図5−a,図5−b,図5−c,図6及び図7に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路61,62に作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備開始指令が送信されると、ステップP5で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれる。次に、ステップP6で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれると、ステップP7で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。次に、ステップP8で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)50のカウントが開始されると、ステップP9で原点合わせ準備時間用メモリ45より原点合わせ準備時間が読み込まれる。次に、ステップP10で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP11で内部クロック・カウンタ50のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備完了指令が送信される。
次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ開始指令が送信された後、ステップP14で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれると、ステップP15で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP16で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP17で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP18で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP20で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、その後ステップP16に戻る。
前記ステップP19で否であれば、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP23で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP26で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP27で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれ、その後、ステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。
次に、ステップP29で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP30で速度設定器60に設定速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP31で速度設定器60より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP32で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。前記ステップP30で否であれば、直ぐ前記ステップP32に移行する。次に、ステップP33で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP34で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP35で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれた後、ステップP36で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、その後ステップP29に戻る。
前記ステップP34で否であれば、ステップP37で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP30に戻る。一方、可であればステップP38で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP39で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP40で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP41で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれる。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、ステップP49に移行する。
前記ステップP22で否であれば、ステップP43で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP17に戻る。一方、可であればステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP46で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP47で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれる。その後、ステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、ステップP49に移行する。
次に、ステップP49で設定速度用メモリ44にゼロが書き込まれ、ステップP50で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP51で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP52で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP53で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP54で設定速度用メモリ44より設定速度(ゼロ)が読み込まれる。
次に、ステップP55で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度(ゼロ)が送信された後、ステップP56で印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ47より印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度が読み込まれる。次に、ステップP57で各印刷機の原動モータ15,115のロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器64,66の出力が読み込まれ、ステップP58でその読み込まれた各印刷機の原動モータ15,115のロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器64,66の出力より、現在の各印刷機の速度が演算され、記憶される。
次に、ステップP59で前記演算で求めた現在のすべての印刷機の速度が印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度以下か否かを判断し、否であればステップP50に戻る。一方、可であればステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP61で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止した印刷機の番号が送信されると、ステップP62で仮想マスタ・ジェネレータ13から同期運転停止した印刷機の番号が受信され、記憶される。次に、ステップP63で同期運転停止した印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路に作動信号が出力されると、ステップP64ですべての印刷機が同期運転停止がなされたか否かを判断し、否であればステップP61に戻る。一方、可であればステップP65で同期運転スイッチがOFFされると動作が終了する。尚、ステップP65で同期運転スイッチがOFFされないでステップP66で印刷機駆動スイッチがONされればステップP3に戻る。
次に、仮想マスタ・ジェネレータ13は、図8−a,図8−b,図8−c,図9−a,図9−b,図10−a,図10−b及び図11に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で中央制御装置12より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP63に移行する一方、可であればステップP2で中央制御装置12より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で各印刷機の駆動制御装置14,114に原点合わせ準備開始指令が送信され、ステップP4で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP5で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され現在の設定速度用メモリ73に記憶される。
次に、ステップP6で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定速度(緩動)が送信された後、ステップP7で中央制御装置12より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP8で中央制御装置12より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP9で各印刷機の駆動制御装置14,114に原点位置合わせ準備完了指令が送信された後、ステップP10で中央制御装置12より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP11で中央制御装置12より原点合わせ開始指令が受信される。次に、ステップP12で各印刷機の駆動制御装置14,114に原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP13で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75にゼロ位置が入力されると共にステップP14で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82にゼロ位置が入力される。
次に、ステップP15で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP16で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73及び前回の設定速度用メモリ74に記憶される。次に、ステップP17で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP18で各印刷機の現在位置の補正値用メモリ76より各印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP19で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、前記読み込まれた各印刷機の現在位置の補正値を加算し、修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP20で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定速度(緩動)及び前記演算で求められた修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP21で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP22で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP23で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP26で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。
次に、ステップP27で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP28で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP29で前記読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP30で各印刷機の現在位置の補正値用メモリ76より各印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP31で前記演算で求められた修正した仮想の機械軸の現在位置に、前記読み込まれた各印刷機の現在位置の補正値を加算し、修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP32で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定(緩動)速度及び演算で求められた修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP33で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP34で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP35で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP36で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれる。その後、前述したステップP21に戻る。
一方、ステップP21で否であれば、ステップP37で印刷機の駆動制御装置14,114より機械軸の原点合わせ完了信号が送信されると、ステップP38で印刷機の駆動制御装置14,114より機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP39で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号が記憶された後、ステップP40ですべての印刷機の機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断する。
前記ステップP40で否であれば前記ステップP21に戻る一方、可であればステップP41で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP42で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP43で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP46で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。
次に、ステップP47で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、演算で求めた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP48で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP49で前記読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP50で各印刷機の現在位置の補正値用メモリ76より各印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP51で前記演算で求められた修正した仮想のモータ軸の現在位置に、前記読み込まれた各印刷機の現在位置の補正値を加算し、修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP52で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定(緩動)速度及び演算で求められた修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP53で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP54で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP55で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP56で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP57で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信されたか否かを判断し、可であればステップP42に戻る一方、否であればステップP58で印刷機の駆動制御装置14,114よりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されると、ステップP59で印刷機の駆動制御装置14,114よりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。
次に、ステップP60でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号が記憶された後、ステップP61ですべての印刷機のモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であればステップP57に戻る一方、可であればステップP62で中央制御装置12に原点合わせ完了信号が送信されてステップP1に戻る。
一方、前述したステップP1で否であれば、ステップP63で中央制御装置12より設定速度が送信されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP64で中央制御装置12より設定速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP65で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP66で中央制御装置12より受信された設定速度が前回の設定速度と等しいか否かを判断する。
前記ステップP66で可であれば、ステップP67で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる一方、否であればステップP68で中央制御装置12より受信された設定速度が前回の設定速度より大きいか否かを判断する。
前記ステップP68で可であれば、ステップP69で増速時の速度修正値用メモリ87より増速時の速度修正値が読み込まれた後、ステップP70で前回の設定速度に読み込まれた増速時の速度修正値を加算し、修正した現在の設定速度が演算される。次に、ステップP71で現在の設定速度用メモリ73に、前記演算で求められた修正した現在の設定速度が記憶された後、ステップP67に移行する。一方、前記ステップP68で否であればステップP72で減速時の速度修正値用メモリ88より減速時の速度修正値が読み込まれた後、ステップP73で前回の設定速度から読み込まれた減速時の速度修正値を減算し、修正した現在の設定速度が演算される。次に、ステップP74で修正した現在の設定速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP75で修正した現在の設定速度がゼロに書き換えられた後前記ステップP71に移行する一方、否であれば直ぐステップP71に移行する。
次に、ステップP76で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP77で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP78で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP79で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP80で読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP81で各印刷機の現在位置の補正値用メモリ76より各印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP82で前記演算で求められた修正した仮想のモータ軸の現在位置に、読み込まれた各印刷機の現在位置の補正値を加算し、修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP83で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定速度及び演算で求めた修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信される。次に、ステップP84で現在の設定速度が前回の設定速度用メモリ74に記憶された後、ステップP85で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP86で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれた後、ステップP87で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。その後、ステップP88で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれた後、ステップP1に戻る。
一方、前述したステップP63で否であれば、ステップP89で中央制御装置12より、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP1に戻る。一方、可であればステップP90で中央制御装置12より、同期運転停止指令が受信された後、ステップP91で各印刷機の駆動制御装置14,114に、同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP92で印刷機の駆動制御装置14,114より同期運転停止信号が送信されると、ステップP93で印刷機の駆動制御装置14,114より同期運転停止信号が受信される。次に、ステップP94で同期運転停止信号を受信した印刷機の番号が記憶された後、ステップP95で中央制御装置12に同期運転停止した印刷機の番号が送信される。その後、ステップP96ですべての印刷機の駆動制御装置14,114より同期運転停止信号が受信されたか否かを判断し、可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP92に戻る。
次に、各印刷機の駆動制御装置14,114は、図12−a,図12−b,図12−c,図13及び図14−a,図14−bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP49に移行する一方、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で原動モータ・ドライバ146の起動信号がONされ、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度が送信されると、ステップP5で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度が受信され、記憶される。次に、ステップP6で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP7で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれる。
次に、ステップP8で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力された後、ステップP9で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP10で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP11で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点位置合わせ開始指令が送信されると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点位置合わせ開始指令が受信される。次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想の機械軸の現在位置が送信されたか否かを判断し、否であればステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら後述するステップP32に移行する。
前記ステップP13で可であれば、ステップP15で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想の機械軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想の機械軸の現在位置用メモリ125に記憶された後、ステップP16で機械軸位置検出用カウンタ147よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP17で前記読み込まれた機械軸位置検出用カウンタ147のカウント値より機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP18で前記受信された仮想の機械軸の現在位置と演算で求められた機械軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶される。次に、ステップP19で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差より機械軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶された後、ステップP20で機械軸の位置の差の許容値用メモリ130より機械軸の位置の差の許容値が読み込まれる。
次に、ステップP21で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差の絶対値が読み込んだ機械軸の位置の差の許容値以下か否かを判断し、可であればステップP22で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP23で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれた後、ステップP24で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力される。その後、ステップP25で仮想マスタ・ジェネレータ13に機械軸の原点合わせ完了信号が送信され、前記ステップP13に戻る。
一方、前記ステップP21で否であれば、ステップP26で機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ131より機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP27で機械軸の現在位置の差用メモリ128より機械軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP28で機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、機械軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶される。次に、ステップP29で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP30で前記読み込まれた現在の設定(緩動)速度に求めた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶される。その後、ステップP31で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力され、前記ステップP13に戻る。
前述したステップP32で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133に記憶された後、ステップP33でモータ軸位置検出用カウンタ148よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP34で前記読み込まれたモータ軸位置検出用カウンタ148のカウント値よりモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP35で前記受信された仮想のモータ軸の現在位置と演算で求められたモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶される。次に、ステップP36で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶された後、ステップP37でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ138よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれる。
次に、ステップP38で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読み込まれたモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断し、可であればステップP39で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれた後、ステップP41で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力される。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13にモータ軸の原点合わせ完了信号が送信され、ステップP1に戻る。
一方、前記ステップP38で否であれば、ステップP43でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139よりモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP44でモータ軸の現在位置の差用メモリ136よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP45でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶された後、ステップP46で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP47で前記読み込まれた現在の設定(緩動)速度に求められた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶された後、ステップP48で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力される。その後、前記ステップP13に戻る。
前述したステップP49で仮想マスタ・ジェネレータ13から現在の設定速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が送信されたか否かを判断し、可であればステップP50で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133に記憶される。次に、ステップP51でモータ軸位置検出用カウンタ148よりカウント値が読み込まれ、記憶された後、ステップP52で前記読み込まれたモータ軸位置検出用カウンタ148のカウント値よりモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。次に、ステップP53で前記受信された仮想のモータ軸の現在位置と演算で求められたモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶された後、ステップP54で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。
次に、ステップP55でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ138よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれた後、ステップP56で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読み込まれたモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。ここで、可であればステップP61で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定速度が読み込まれた後、ステップP62で指令速度用メモリ124に現在の設定速度が書き込まれる。次に、ステップP63で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力され、ステップP1に戻る。一方、否であればステップP64でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139よりモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP65でモータ軸の現在位置の差用メモリ136よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP66でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶された後、ステップP67で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定速度が読み込まれた後、ステップP68で前記読み込まれた現在の設定速度に前記求められた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶される。その後、ステップP69で原動モータ・ドライバ146に指令速度が出力され、ステップP1に戻る。
前述したステップP49で否であれば、ステップP57で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、ここで否であればステップP1に直ぐ戻る。一方、可であればステップP58で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止指令が受信された後、ステップP59で原動モータ・ドライバ146の起動信号がOFFされる。その後、ステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止信号が送信され、ステップP1に戻る。
このようにして本実施例では、第1印刷機Aと第2印刷機Bの停止時には、原動モータ15,115による同期制御を止めて同原動モータ15,115に付設された原動モータ・ブレーキ16,116を起動させることにより、第1印刷機Aと第2印刷機Bの位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各印刷機A,Bの速度をロータリ・エンコーダ18,118で検出し、停止指令により予め定められた一定速度(例えば8rpm)まで減速した場合、仮想マスタ・ジェネレータ13の位相をその位置で停止するようにすると共に各印刷機A,Bの同期制御を解除し、それと同時に、各印刷機A,Bの原動モータ15,115の原動モータ・ブレーキ16,116を起動させ、各印刷機A,Bの停止中は原動モータ・ブレーキ16,116で各印刷機A,Bの回転を停止させるようになっている。
これにより、各印刷機A,Bの停止中にも原動モータ15,115及び原動モータ・ドライバ146に電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。尚、本実施例では二つの印刷機A,B間の同期制御に関して説明したが、本発明は三以上の印刷機間の同期制御にも適用できることは言うまでもない。
図15は本発明の実施例2を示す印刷機の複数の各部の同期制御装置の概略構成図、図16は中央制御装置のブロック図、図17は仮想マスタ・ジェネレータのブロック図、図18は印刷機の各ユニットの駆動制御装置のブロック図、図19−aは中央制御装置の動作フロー図、図19−bは中央制御装置の動作フロー図、図19−cは中央制御装置の動作フロー図、図20は中央制御装置の動作フロー図、図21は中央制御装置の動作フロー図、図22−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図22−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図22−cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図23−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図23−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図24−aは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図24−bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図25は仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図26−aは印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図26−bは印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図26−cは印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図27は印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図28−aは印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図28−bは印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
図15に示すように、ウェブ輪転印刷機からなる印刷機においては、給紙部1及びインフィード部2から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)Wは、先ず第1〜第4(印刷)ユニット3〜6を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機7を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部8を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部9を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、折機10により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4ユニット3〜6や折機10は駆動モータ(駆動用モータ)26a〜26eにより個別に駆動されるようになっている。これら駆動モータ26a〜26eには当該駆動モータ26a〜26eの回転を制動する電磁ブレーキ等の駆動モータ・ブレーキ(制動手段)27a〜27eと当該駆動モータ26a〜26eの回転速度を検出するロータリ・エンコーダ(速度検出手段)29a〜29eが付設されている。また、駆動モータ26a〜26eは駆動制御装置21〜25によりそれぞれ駆動制御され、これらの駆動制御装置21〜25に前記ロータリ・エンコーダ29a〜29eの検出信号が入力されると共に各ユニット3〜6や折機10の機械軸(図示せず)に設けられた機械原点位置検出器28a〜28eからの検出信号が入力されている。
そして、前記駆動制御装置21〜25は、仮想マスタ・ジェネレータ13を介して中央制御装置12に接続され、この中央制御装置12により印刷機の各ユニット3〜6(及び折機10)が同期制御(運転)されるようになっている。
図16に示すように、中央制御装置12は、CPU40とROM41とRAM42との他に、印刷機の緩動速度用メモリ43、設定速度用メモリ44、原点合わせ準備時間用メモリ45、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46、印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ47A、現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ48A、同期運転停止した印刷機のユニットの番号用メモリ49A及び内部クロック・カウンタ50が各入出力装置51〜54及びインタフェース55と共に母線(BUS)56で接続されてなる。
入出力装置51には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置57とCRTやランプ等の表示器58とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置59が接続される。入出力装置52には、速度設定器60が接続される。入出力装置53には、印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路61a〜61dを介して印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dがそれぞれ接続される。入出力装置54には、A/D変換器63a〜63d及びF/V変換器64a〜64dを介して印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dが接続される。そして、インタフェース55には、後述する仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
図17に示すように、仮想マスタ・ジェネレータ13は、CPU70とROM71とRAM72との他に、現在の設定速度用メモリ73、前回の設定速度用メモリ74、仮想の機械軸の現在位置用メモリ75、印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ76A、修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置用メモリ77A、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78、仮想の現在位置の修正値用メモリ79、修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ81A、仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82、仮想のモータ軸の現在位置の修正値用メモリ83と、修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84、修正した印刷機の各ユニットの仮想のモータ軸の現在位置用メモリ85A、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ86A、増速時の速度修正値用メモリ87、減速時の速度修正値用メモリ88、同期運転停止信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ89Aがインタフェース90と共に母線(BUS)91で接続されてなる。そして、インタフェース90には、前述した中央制御装置12と後述する印刷機の第1〜第4ユニットの駆動制御装置21〜24が接続される。
図18に示すように、印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24は、CPU120とROM121とRAM122との他に、現在の設定速度用メモリ123、指令速度用メモリ124、仮想の機械軸の現在位置用メモリ125、機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ126、機械軸の現在位置用メモリ127、機械軸の現在位置の差用メモリ128、機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ129、機械軸の位置の差の許容値用メモリ130、機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ131、設定速度の補正値用メモリ132、仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133、モータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ134、モータ軸の現在位置用メモリ135、モータ軸の現在位置の差用メモリ136、モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ137、モータ軸の位置の差の許容値用メモリ138、モータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139が各入出力装置140〜142及びインタフェース143と共に母線(BUS)144で接続されてなる。
入出力装置140には、D/A変換器145を介して印刷機のユニットの駆動モータ・ドライバ146Aが接続され、この駆動モータ・ドライバ146Aが印刷機のユニットの駆動モータ26a〜26dと印刷機のユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されている。入出力装置141には、機械軸位置検出用カウンタ147を介して機械原点位置検出器28a〜28dが接続される。入出力装置142には、モータ軸位置検出用カウンタ148を介して前記印刷機のユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されている。そして、インタフェース143には、前述した仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
このように構成されるため、印刷機の第1〜第4ユニット3〜6の同期制御にあたって、先ず中央制御装置12は、図19−a,図19−b,図19−c,図20及び図21に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で印刷機の各ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路61a〜61dに作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備開始指令が送信されると、ステップP5で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれる。次に、ステップP6で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれると、ステップP7で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。次に、ステップP8で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)50のカウントが開始されると、ステップP9で原点合わせ準備時間用メモリ45より原点合わせ準備時間が読み込まれる。次に、ステップP10で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP11で内部クロック・カウンタ50のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備完了指令が送信される。
次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ開始指令が送信された後、ステップP14で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれると、ステップP15で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP16で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP17で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP18で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP20で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、その後ステップP16に戻る。
前記ステップP19で否であれば、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP23で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP26で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP27で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれ、その後、ステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。
次に、ステップP29で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP30で速度設定器60に設定速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP31で速度設定器60より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP32で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。前記ステップP30で否であれば、直ぐ前記ステップP32に移行する。次に、ステップP33で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP34で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP35で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれた後、ステップP36で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、その後ステップP29に戻る。
前記ステップP34で否であれば、ステップP37で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP30に戻る。一方、可であればステップP38で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP39で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP40で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP41で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれる。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、ステップP49に移行する。
前記ステップP22で否であれば、ステップP43で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP17に戻る。一方、可であればステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP46で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP47で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれる。その後、ステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、ステップP49に移行する。
次に、ステップP49で設定速度用メモリ44にゼロが書き込まれ、ステップP50で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP51で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP52で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP53で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP54で設定速度用メモリ44より設定速度(ゼロ)が読み込まれる。
次に、ステップP55で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度(ゼロ)が送信された後、ステップP56で印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ47Aより印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度が読み込まれる。次に、ステップP57で各ユニットの駆動モータ26a〜26dのロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されたF/V変換器64a〜64dの出力が読み込まれ、ステップP58でその読み込まれた各ユニットの駆動モータ26a〜26dのロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されたF/V変換器64a〜64dの出力より、現在の印刷機の各ユニットの速度が演算され、記憶される。
次に、ステップP59で前記演算で求められた現在のすべてのユニットの速度が印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度以下か否かを判断し、否であればステップP50に戻る。一方、可であればステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP61で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止した印刷機のユニットの番号が送信されると、ステップP62で仮想マスタ・ジェネレータ13から同期運転停止した印刷機のユニットの番号が受信され、記憶される。次に、ステップP63で同期運転停止した印刷機のユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路に作動信号が出力されると、ステップP64ですべてのユニットが同期運転停止がなされたか否かを判断し、否であればステップP61に戻る。一方、可であればステップP65で同期運転スイッチがOFFされると動作が終了する。尚、ステップP65で同期運転スイッチがOFFされないでステップP66で印刷機駆動スイッチがONされればステップP3に戻る。
次に、仮想マスタ・ジェネレータ13は、図22−a,図22−b,図22−c,図23−a,図23−b,図24−a,図24−b及び図25に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で中央制御装置12より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP63に移行する一方、可であればステップP2で中央制御装置12より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に原点合わせ準備開始指令が送信され、ステップP4で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP5で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され現在の設定速度用メモリ73に記憶される。
次に、ステップP6で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に現在の設定速度(緩動)が送信された後、ステップP7で中央制御装置12より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP8で中央制御装置12より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP9で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に原点位置合わせ準備完了指令が送信された後、ステップP10で中央制御装置12より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP11で中央制御装置12より原点合わせ開始指令が受信される。次に、ステップP12で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP13で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75にゼロ位置が入力されると共にステップP14で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82にゼロ位置が入力される。
次に、ステップP15で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP16で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73及び前回の設定速度用メモリ74に記憶される。次に、ステップP17で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP18で印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ76Aより印刷機の各ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP19で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、前記読み込まれた印刷機の各ユニットの現在位置の補正値を加算し、修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP20で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に現在の設定速度(緩動)及び前記演算で求められた修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP21で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP22で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP23で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP26で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。
次に、ステップP27で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP28で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP29で前記読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP30で印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ76Aより印刷機の各ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP31で前記演算で求められた修正した仮想の機械軸の現在位置に、前記読み込まれた印刷機の各ユニットの現在位置の補正値を加算し、修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP32で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に現在の設定(緩動)速度及び演算で求められた修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP33で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP34で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP35で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP36で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれる。その後、前述したステップP21に戻る。
一方、ステップP21で否であれば、ステップP37で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24より機械軸の原点合わせ完了信号が送信されると、ステップP38で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24より機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP39で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号が記憶された後、ステップP40で印刷機のすべてのユニットの機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断する。
前記ステップP40で否であれば前記ステップP21に戻る一方、可であればステップP41で中央制御装置12より設定(緩動)速度が送信されると、ステップP42で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP43で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP46で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。
次に、ステップP47で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、演算で求めた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP48で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP49で前記読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、前記演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP50で印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ76Aより印刷機の各ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP51で前記演算で求められた修正した仮想のモータ軸の現在位置に、前記読み込まれた印刷機の各ユニットの現在位置の補正値を加算し、修正した印刷機の各ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP52で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に現在の設定(緩動)速度及び演算で求められた修正した印刷機の各ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が送信される。
次に、ステップP53で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP54で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP55で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれた後、ステップP56で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれる。次に、ステップP57で中央制御装置12より設定(緩動)速度が受信されたか否かを判断し、可であればステップP42に戻る一方、否であればステップP58で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24よりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されると、ステップP59で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24よりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。
次に、ステップP60でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号が記憶された後、ステップP61で印刷機のすべてのユニットのモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であればステップP57に戻る一方、可であればステップP62で中央制御装置12に原点合わせ完了信号が送信されてステップP1に戻る。
一方、前述したステップP1で否であれば、ステップP63で中央制御装置12より設定速度が送信されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP64で中央制御装置12より設定速度が受信され、現在の設定速度用メモリ73に記憶される。次に、ステップP65で前回の設定速度用メモリ74より前回の設定速度が読み込まれた後、ステップP66で中央制御装置12より受信された設定速度が前回の設定速度と等しいか否かを判断する。
前記ステップP66で可であれば、ステップP67で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ78より、中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる一方、否であればステップP68で中央制御装置12より受信された設定速度が前回の設定速度より大きいか否かを判断する。
前記ステップP68で可であれば、ステップP69で増速時の速度修正値用メモリ87より増速時の速度修正値が読み込まれた後、ステップP70で前回の設定速度に読み込まれた増速時の速度修正値を加算し、修正した現在の設定速度が演算される。次に、ステップP71で現在の設定速度用メモリ73に、前記演算で求められた修正した現在の設定速度が記憶された後、ステップP67に移行する。一方、前記ステップP68で否であればステップP72で減速時の速度修正値用メモリ88より減速時の速度修正値が読み込まれた後、ステップP73で前回の設定速度から読み込まれた減速時の速度修正値を減算し、修正した現在の設定速度が演算される。次に、ステップP74で修正した現在の設定速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP75で修正した現在の設定速度がゼロに書き換えられた後前記ステップP71に移行する一方、否であれば直ぐステップP71に移行する。
次に、ステップP76で前記読み込まれた前回の設定速度及び中央制御装置12より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔より、仮想の現在位置の修正値が演算され、記憶された後、ステップP77で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75より仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP78で前記読み込まれた仮想の機械軸の現在位置に、演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想の機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP79で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82より仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP80で読み込まれた仮想のモータ軸の現在位置に、演算で求められた仮想の現在位置の修正値を加算し、修正した仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP81で印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ76Aより印刷機の各ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP82で前記演算で求められた修正した仮想のモータ軸の現在位置に、読み込まれた各印刷機の現在位置の補正値を加算し、修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP83で各印刷機の駆動制御装置14,114に現在の設定速度及び演算で求めた修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信される。次に、ステップP84で現在の設定速度が前回の設定速度用メモリ74に記憶された後、ステップP85で修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ80より修正した仮想の機械軸の現在位置が読み込まれる。次に、ステップP86で仮想の機械軸の現在位置用メモリ75に修正した仮想の機械軸の現在位置が書き込まれた後、ステップP87で修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ84より修正した仮想のモータ軸の現在位置が読み込まれる。その後、ステップP88で仮想のモータ軸の現在位置用メモリ82に修正した仮想のモータ軸の現在位置が書き込まれた後、ステップP1に戻る。
一方、前述したステップP63で否であれば、ステップP89で中央制御装置12より、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP1に戻る。一方、可であればステップP90で中央制御装置12より、同期運転停止指令が受信された後、ステップP91で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24に、同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP92で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24より同期運転停止信号が送信されると、ステップP93で印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24より同期運転停止信号が受信される。次に、ステップP94で同期運転停止信号を受信した印刷機のユニットの番号が記憶された後、ステップP95で中央制御装置12に同期運転停止した印刷機のユニットの番号が送信される。その後、ステップP96で印刷機のすべてのユニットの駆動制御装置21〜24より同期運転停止信号が受信されたか否かを判断し、可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP92に戻る。
次に、印刷機の各ユニットの駆動制御装置21〜24は、図26−a,図26−b,図26−c,図27及び図28−a,図28−bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP49に移行する一方、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で駆動モータ・ドライバ146Aの起動信号がONされ、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度が送信されると、ステップP5で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度が受信され、記憶される。次に、ステップP6で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP7で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれる。
次に、ステップP8で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力された後、ステップP9で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP10で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP11で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点位置合わせ開始指令が送信されると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点位置合わせ開始指令が受信される。次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想の機械軸の現在位置が送信されたか否かを判断し、否であればステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら後述するステップP32に移行する。
前記ステップP13で可であれば、ステップP15で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想の機械軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想の機械軸の現在位置用メモリ125に記憶された後、ステップP16で機械軸位置検出用カウンタ147よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP17で前記読み込まれた機械軸位置検出用カウンタ147のカウント値より機械軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP18で前記受信された仮想の機械軸の現在位置と演算で求められた機械軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶される。次に、ステップP19で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差より機械軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶された後、ステップP20で機械軸の位置の差の許容値用メモリ130より機械軸の位置の差の許容値が読み込まれる。
次に、ステップP21で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差の絶対値が読み込んだ機械軸の位置の差の許容値以下か否かを判断し、可であればステップP22で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP23で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれた後、ステップP24で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力される。その後、ステップP25で仮想マスタ・ジェネレータ13に機械軸の原点合わせ完了信号が送信され、前記ステップP13に戻る。
一方、前記ステップP21で否であれば、ステップP26で機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ131より機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP27で機械軸の現在位置の差用メモリ128より機械軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP28で機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、機械軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶される。次に、ステップP29で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP30で前記読み込まれた現在の設定(緩動)速度に求めた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶される。その後、ステップP31で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力され、前記ステップP13に戻る。
前述したステップP32で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定(緩動)速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133に記憶された後、ステップP33でモータ軸位置検出用カウンタ148よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP34で前記読み込まれたモータ軸位置検出用カウンタ148のカウント値よりモータ軸の現在位置が演算され、記憶された後、ステップP35で前記受信された仮想のモータ軸の現在位置と演算で求められたモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶される。次に、ステップP36で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶された後、ステップP37でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ138よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれる。
次に、ステップP38で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読み込まれたモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断し、可であればステップP39で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で指令速度用メモリ124に現在の設定(緩動)速度が書き込まれた後、ステップP41で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力される。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13にモータ軸の原点合わせ完了信号が送信され、ステップP1に戻る。
一方、前記ステップP38で否であれば、ステップP43でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139よりモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP44でモータ軸の現在位置の差用メモリ136よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP45でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶された後、ステップP46で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP47で前記読み込まれた現在の設定(緩動)速度に求められた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶された後、ステップP48で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力される。その後、前記ステップP13に戻る。
前述したステップP49で仮想マスタ・ジェネレータ13から現在の設定速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が送信されたか否かを判断し、可であればステップP50で仮想マスタ・ジェネレータ13より現在の設定速度及び修正した仮想のモータ軸の現在位置が受信され、現在の設定速度用メモリ123及び仮想のモータ軸の現在位置用メモリ133に記憶される。次に、ステップP51でモータ軸位置検出用カウンタ148よりカウント値が読み込まれ、記憶された後、ステップP52で前記読み込まれたモータ軸位置検出用カウンタ148のカウント値よりモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。次に、ステップP53で前記受信された仮想のモータ軸の現在位置と演算で求められたモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶された後、ステップP54で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。
次に、ステップP55でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ138よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれた後、ステップP56で前記演算で求められたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読み込まれたモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。ここで、可であればステップP61で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定速度が読み込まれた後、ステップP62で指令速度用メモリ124に現在の設定速度が書き込まれる。次に、ステップP63で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力され、ステップP1に戻る。一方、否であればステップP64でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ139よりモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルが読み込まれた後、ステップP65でモータ軸の現在位置の差用メモリ136よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP66でモータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より設定速度の補正値が求められ、記憶された後、ステップP67で現在の設定速度用メモリ123より現在の設定速度が読み込まれた後、ステップP68で前記読み込まれた現在の設定速度に前記求められた設定速度の補正値を加算し、指令速度が演算され、記憶される。その後、ステップP69で駆動モータ・ドライバ146Aに指令速度が出力され、ステップP1に戻る。
前述したステップP49で否であれば、ステップP57で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、ここで否であればステップP1に直ぐ戻る。一方、可であればステップP58で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止指令が受信された後、ステップP59で駆動モータ・ドライバ146Aの起動信号がOFFされる。その後、ステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13に駆動モータ・ドライバの起動信号OFFの信号が送信され、ステップP1に戻る。
このようにして本実施例では、印刷機の停止時には、第1〜第4ユニット3〜6の駆動モータ26a〜26dによる同期制御を止めて同駆動モータ26a〜26dに付設された駆動モータ・ブレーキ27a〜27dを起動させることにより、各ユニット3〜6の位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各ユニット3〜6の速度をロータリ・エンコーダ29a〜29dで検出し、停止指令により予め定められた一定速度(例えば8rpm)まで減速した場合、仮想マスタ・ジェネレータ13の位相をその位置で停止するようにすると共に各ユニット3〜6の同期制御を解除し、それと同時に、各ユニット3〜6の駆動モータ26a〜26dの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dを起動させ、印刷機の停止中は駆動モータ・ブレーキ27a〜27dで印刷機の各ユニット3〜6の回転を停止させるようになっている。
これにより、印刷機の停止中にも駆動モータ26a〜26d及び駆動モータ・ドライバ146Aに電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。尚、本実施例では印刷機の各ユニット3〜6間の同期制御に関して説明したが、本発明は印刷機の各ユニット3〜6と折機10との間の同期制御にも適用できることは言うまでもない。
図29は本発明の実施例3を示す複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図、図30は主印刷機の駆動制御装置のブロック図、図31は従属印刷機の駆動制御装置のブロック図、図32−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図32−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図32−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図32−dは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図33−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図33−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図33−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図34−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図34−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図35−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図35−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図35−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図36−aは従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図36−bは従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図37は従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図38−aは従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図38−bは従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。
図29に示すように、ウェブ輪転印刷機からなる主印刷機Aにおいては、給紙部1及びインフィード部2から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)W1は、先ず第1〜第4印刷ユニット3〜6を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機7を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部8を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部9を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、折機10により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4印刷ユニット3〜6や折機10は機械軸(ラインシャフト)11を介して印刷機の原動モータ(第1の駆動用モータ)15に駆動されるようになっている。原動モータ15には当該原動モータ15の回転を制動する電磁ブレーキ等の原動モータ・ブレーキ(制動手段)16と当該原動モータ15の回転速度を検出するロータリ・エンコーダ(速度検出手段)18が付設されている。また、原動モータ15は主印刷機の駆動制御装置19により駆動制御され、この駆動制御装置19に前記ロータリ・エンコーダ18の検出信号が入力されると共に機械軸11に設けられた機械原点位置検出器17からの検出信号が入力されている。
一方、従属印刷機Bにおいては、給紙部101及びインフィード部102から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)W2は、先ず第1〜第4印刷ユニット103〜106を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機107を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部108を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部109を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、折機110により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4印刷ユニット103〜106や折機110は機械軸(ラインシャフト)111を介して原動モータ(第2の駆動用モータ)115に駆動されるようになっている。原動モータ115には当該原動モータ115の回転を制動する電磁ブレーキ等の原動モータ・ブレーキ(制動手段)116と当該原動モータ115の回転速度を検出するロータリ・エンコーダ118(速度検出手段)が付設されている。また、原動モータ115は従属印刷機の駆動制御装置20により駆動制御され、この駆動制御装置20に前記ロータリ・エンコーダ118の検出信号が入力されると共に機械軸111に設けられた機械原点位置検出器117からの検出信号が入力されている。
そして、前記駆動制御装置19及び20は互いに接続され、主印刷機Aに対して従属印刷機Bが同期制御(運転)されるようになっている。即ち、本実施例では、主印刷機Aと従属印刷機Bの双方にて印刷されたウェブW1,W2をともに従属印刷機Bの折機110に導いて折りたたむようになっている。尚、図29では、従属印刷機Bを一台のみ示したが、複数台あっても良いことは言うまでもない。
図30に示すように、主印刷機の駆動制御装置19は、CPU150とROM151とRAM152との他に、緩動速度用メモリ153、主印刷機の設定速度用メモリ154、主印刷機の指令速度用メモリ155、原点合わせ準備時間用メモリ156、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157、主印刷機の機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ158、主印刷機の機械軸の現在位置用メモリ159、従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置用メモリ161、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ162、主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ163、主印刷機のモータ軸の現在位置用メモリ164、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置用メモリ165、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ166、主印刷機の前回の指令速度用メモリ167、増速時の速度修正値用メモリ168、減速時の速度修正値用メモリ169、修正した主印刷機の指令速度用メモリ170、印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ171、現在の各印刷機の速度用メモリ172、同期運転停止信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ173及び内部クロック・カウンタ174が各入出力装置175〜181及びインタフェース182と共に母線(BUS)183で接続されてなる。
入出力装置175には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置184とCRTやランプ等の表示器185とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置186が接続される。入出力装置176には、速度設定器187が接続される。入出力装置177には、
D/A変換器188を介して主印刷機の原動モータ・ドライバ189が接続され、この原動モータ・ドライバ189に主印刷機の原動モータ15と主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続される。入出力装置178には、A/D変換器190及びF/V変換器191を介して前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続されると共に、同じくA/D変換器192及びF/V変換器193を介して従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。入出力装置179には、主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194が接続され、このカウンタ194に前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18と主印刷機の機械原点位置検出器17が接続される。入出力装置180には、主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195が接続され、このカウンタ195に前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続される。入出力装置181には、主印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196を介して主印刷機の原動モータ・ブレーキ16が接続されると共に、従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路197を介して従属印刷機の原動モータ・ブレーキ116が接続される。そして、インタフェース182には、後述する従属印刷機の駆動制御装置20が接続される。
図31に示すように、従属印刷機の駆動制御装置20は、CPU200とROM201とRAM202との他に、主印刷機の指令速度用メモリ203、従属印刷機の指令速度用メモリ204、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置用メモリ205、従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ206、従属印刷機の機械軸の現在位置用メモリ207、機械軸の現在位置の差用メモリ208、機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ209、機械軸の位置の差の許容値用メモリ210、機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ211、従属印刷機の指令速度の補正値用メモリ212、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置用メモリ213、従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ214、従属印刷機のモータ軸の現在位置用メモリ215、モータ軸の現在位置の差用メモリ216、モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ217、モータ軸の位置の差の許容値用メモリ218、モータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219及び内部クロック・カウンタ220が各入出力装置221〜227及びインタフェース228と共に母線(BUS)229で接続されてなる。
入出力装置221には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置230とCRTやランプ等の表示器231とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置232が接続される。入出力装置222には、速度設定器233が接続される。入出力装置223には、
D/A変換器234を介して従属印刷機の原動モータ・ドライバ235が接続され、この原動モータ・ドライバ235に従属印刷機の原動モータ115と従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。入出力装置224には、A/D変換器236及びF/V変換器237を介して前記従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。入出力装置225には、従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタ238が接続され、このカウンタ238に前記従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118と従属印刷機の機械原点位置検出器117が接続される。入出力装置226には、従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ239が接続され、このカウンタ239に前記従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。入出力装置227には、従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路240を介して従属印刷機の原動モータ・ブレーキ116が接続される。そして、インタフェース228には、前述した主印刷機の駆動制御装置19が接続される。
このように構成されるため、主印刷機Aに対して従属印刷機Bを同期制御するにあたって、先ず主印刷機の駆動制御装置19は、図32−a,図32−b,図32−c,図32−d,図33−a,図33−b,図33−c,図34−a,図34−b,図35−a,図35−b,図35−cに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196,197に作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で主印刷機の原動モータ・ドライバ189の起動信号がONされると、ステップP5で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ準備開始指令が送信される。次に、ステップP6で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれると、ステップP7で主印刷機の設定速度用メモリ154に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP8で主印刷機の指令速度用メモリ155に緩動速度が書き込まれると、ステップP9で従属印刷機の駆動制御装置20に指令(緩動)速度が送信される。次に、ステップP10で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力されると、ステップP11で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP12で原点合わせ準備時間用メモリ156より原点合わせ準備時間が読み込まれると、ステップP13で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
ステップP14で内部クロック・カウンタ174のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP15で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ準備完了指令が送信される。次に、ステップP16で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP17で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれる。次にステップP18で主印刷機の設定速度用メモリ154に緩動速度が書き込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP20で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP21で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
次に、ステップP22で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったか否かを判断し、可であればステップP23で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP24で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP25で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP26で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP27で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP28で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP29で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP30で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP31で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後ステップP19に戻る。
前記ステップP22で否であれば、ステップP32で従属印刷機の駆動制御装置20より機械軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP33で従属印刷機の駆動制御装置20より機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP34で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号が記憶されたら、ステップP35ですべての従属印刷機の機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP19にもどる。
一方、可であればステップP36で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP37で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP38で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP39で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP41で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP42で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP43で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP44で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP45で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP46で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP47で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力され、その後、後述するステップP61に移行する。
前記ステップP32で否であれば、ステップP48で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで否であればステップP20に戻り、可であればステップP49で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP50で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP51で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP52で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP53で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP54で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP55で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP56で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP57で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP58で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP59で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP60で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP61で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始され、次に、ステップP62で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP63で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP64で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP65で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP66で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP67で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP68で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP69で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP70で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP71で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP72で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP73で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、前述したステップP61に戻る。
前記ステップP64で否であれば、ステップP74で従属印刷機の駆動制御装置20よりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP75で従属印刷機の駆動制御装置20よりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP76でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号が記憶されたら、ステップP77ですべての従属印刷機のモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP61に戻る。
一方、可であればステップP78で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP79で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP80で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP81で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP82で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP83で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP84で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP85で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP86で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP87で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP88で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP89で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。次に、ステップP90で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP91で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に主印刷機の指令(緩動)速度が書き込まれる。その後、後述するステップP105に移行する。
前記ステップP74で否であれば、ステップP92で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP61に戻り、可であればステップP93で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP94で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP95で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP96で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP97で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP98で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP99で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP100で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP101で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP102で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP103で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP104で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP105で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP106で速度設定器187に設定速度が入力されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP107で、速度設定器187より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP108で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定速度が読み込まれる。一方、否であればステップP108に直ぐ移行する。
次に、ステップP109で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167より前回の指令速度が読み込まれたら、ステップP110で前記読込んだ主印刷機の設定速度が読込んだ主印刷機の前回の指令速度と等しいか否かを判断する。ここで、可であればステップP111で、主印刷機の指令速度用メモリ155に読込んだ主印刷機の設定速度が書き込まれてから後述するステップP120に移行する。一方、否であればステップP112で、前記読込んだ主印刷機の設定速度が読込んだ主印刷機の前回の指令速度より大きいか否かを判断し、可であればステップP113で増速時の速度修正値用メモリ168より増速時の速度修正値が読み込まれる。次に、ステップP114で主印刷機の前回の指令速度に読み込んだ増速時の速度修正値を加算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶されてから、ステップP115で主印刷機の指令速度用メモリ155に演算で求めた修正した主印刷機の指令速度が書き込まれる。その後、後述するステップP120に移行する。
前記ステップP112で否であれば、ステップP116で減速時の速度修正値用メモリ169より減速時の速度修正値が読み込まれたら、ステップP117で主印刷機の前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP118で前記修正した主印刷機の指令速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP119で前記修正した主印刷機の指令速度をゼロに書換えてから、前記ステップP115に移行する。一方、否であれば前記ステップP115に直ぐ移行する。
次に、前述したステップP120で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP121で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP122で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP123で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195からカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP124で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP125で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP126で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP127で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP128で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP129で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令速度が出力される。次に、ステップP130で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に主印刷機の指令速度が書き込まれたら、ステップP131で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP105に戻り、可であればステップP132で主印刷機の設定速度用メモリ154にゼロが書き込まれる。
次に、ステップP133で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP134で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167より前回の指令速度が読み込まれる。次に、ステップP135で前記読込んだ主印刷機の前回の指令速度が0に等しいか否かを判断し、ここで、可であればステップP136で主印刷機の指令速度用メモリ155にゼロが書き込まれたら、後述するステップP143に移行し、否であればステップP137で、減速時の速度修正値用メモリ169より減速時の速度修正値が読み込まれる。
次に、ステップP138で主印刷機の前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP139で前記修正した主印刷機の指令速度が0より小さいか否かを判断する。ここで、可であればステップP140で前記修正した主印刷機の指令速度をゼロに書き換えてから、ステップP141で主印刷機の指令速度用メモリ155に演算で求めた修正した主印刷機の指令速度が書き込まれ、否であればステップP141に直ぐ移行する。その後、ステップP142で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に演算で求めた修正した指令速度が書き込まれる。
次に、前述したステップP143で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP144で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP145で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP146で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195からカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP147で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP148で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP149で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP150で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP151で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP152で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令速度が出力される。次に、ステップP153で印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ171より印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度が読み込まれたら、ステップP154で各印刷機の原動モータのロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器191,193の出力が読み込まれる。次に、ステップP155で前記読込んだ各印刷機の原動モータのロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器191,193の出力より、現在の各印刷機の速度が演算され、記憶されたら、ステップP156で前記演算で求めた現在のすべての印刷機の速度が印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度以下か否かを判断する。
前記ステップP156で否であれば前述したステップP133に戻り、可であればステップP157で従属印刷機の駆動制御装置20に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP158で従属印刷機の駆動制御装置20より同期運転停止信号が送信されたら、ステップP159で従属印刷機の駆動制御装置20から同期運転停止信号を送信した従属印刷機の番号が受信され、記憶される。次に、ステップP160で同期運転停止信号を受信した従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路197に作動信号が出力されたら、ステップP161ですべての従属印刷機が同期運転停止したか否かを判断する。
前記ステップP161で否であれば、前述したステップP158に戻り、可であればステップP162で主印刷機の原動モータ・ドライバ189の起動信号がOFFされる。次に、ステップP163で主印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196に作動信号が出力されたら、ステップP164で同期運転スイッチがOFFされる。尚、同期運転スイッチがOFFされずに、ステップP165で印刷機駆動スイッチがONされたら、前述したステップP3に戻る。
次に従属印刷機の駆動制御装置20は、図36−a,図36−b,図37,図38−a,図38−bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP49に移行し、可であればステップP2で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235の起動信号がONされ、ステップP4で主印刷機の駆動制御装置19より指令(緩動)速度が送信されると、ステップP5で主印刷機の駆動制御装置19より指令(緩動)速度が受信され、記憶される。次に、ステップP6で主印刷機の指令速度用メモリ203より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP7で従属印刷機の指令速度用メモリ204に指令(緩動)速度が書き込まれる。
次に、ステップP8で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力され、ステップP9で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP10で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP11で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP12で主印刷機の駆動制御装置19より原点合わせ開始指令が受信される。
次に、ステップP13で主印刷機の駆動制御装置19より主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP25で、主印刷機の駆動制御装置19より主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP26で主印刷機の駆動制御装置19から主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。その後、後述するステップP33に移行する。
前記ステップP13で可であれば、ステップP14で主印刷機の駆動制御装置19から主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。次に、ステップP15で従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタ238よりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP16で前記読込んだ従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタ238のカウント値より従属印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶される。
次に、ステップP17で前記受信した従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属印刷機の機械軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶されたら、ステップP18で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差より機械軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP19で機械軸の位置の差の許容値用メモリ210より機械軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP20で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差の絶対値が読込んだ機械軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP20で可であれば、ステップP21で主印刷機の指令速度用メモリ203より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP22で従属印刷機の指令速度用メモリ204に主印刷機の指令(緩動)速度が書き込まれる。次に、ステップP23で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力されると、ステップP24で主印刷機の駆動制御装置19に機械軸の原点合わせ完了信号が送信される。その後、前述したステップP13に戻る。
前記ステップP20で否であれば、ステップP27で機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ211より機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれたら、ステップP28で機械軸の現在位置の差用メモリ208より機械軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP29で機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、機械軸の現在位置の差より従属印刷機の指令速度の補正値を求め、記憶されたら、ステップP30で主印刷機の指令速度用メモリ203より指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP31で前記読込んだ主印刷機の指令(緩動)速度に求めた従属印刷機の指令速度の補正値を加算し、従属印刷機の指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP32で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力される。その後、前述したステップP13に戻る。
前述したステップP33で従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ239よりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP34で前記読込んだ従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ239のカウント値より従属印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。次に、ステップP35で前記受信した従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属印刷機のモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶されると、ステップP36で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP37でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ218よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP38で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読込んだモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP38で可であれば、ステップP39で主印刷機の指令速度用メモリ203より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれ、ステップP40で従属印刷機の指令速度用メモリ204に主印刷機の指令(緩動)速度が書き込まれたら、ステップP41で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力される。次に、ステップP42で主印刷機の駆動制御装置19にモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されて、ステップP1に戻る。
一方、前記ステップP38で否であれば、ステップP43でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219よりモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれる。次に、ステップP44でモータ軸の現在位置の差用メモリ216よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれたら、ステップP45でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より従属印刷機の指令速度の補正値が求められる。次に、ステップP46で主印刷機の指令速度用メモリ203より指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP47で前記読込んだ主印刷機の指令(緩動)速度に求めた従属印刷機の指令速度の補正値を加算し、従属印刷機の指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP48で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力されたら、前述したステップP13に戻る。
前述したステップP49で主印刷機の駆動制御装置19より主印刷機の指令速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP66で、主印刷機の駆動制御装置19より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP67で、主印刷機の駆動制御装置19から同期運転停止指令が受信される。次に、ステップP68で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235の起動信号がOFFされると、ステップP69で主印刷機の駆動制御装置19に同期運転停止信号が送信され、ステップP1に戻る。一方、前記ステップP66で否であれば、直ぐステップP1に戻る。
前記ステップP49で可であれば、ステップP50で主印刷機の駆動制御装置19から主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。次に、ステップP51で従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ239よりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP52で前記読込んだ従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ239のカウント値より従属印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。
次に、ステップP53で前記受信した従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属印刷機のモータ軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶されたら、ステップP54で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP55でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ218よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP56で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読込んだモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP56で可であれば、ステップP57で主印刷機の指令速度用メモリ203より主印刷機の指令速度が読み込まれたら、ステップP58で従属印刷機の指令速度用メモリ204に主印刷機の指令速度が書き込まれる。次に、ステップP59で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力されて、ステップP1に戻る。
前記ステップP56で否であれば、ステップP60でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219よりモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれたら、ステップP61でモータ軸の現在位置の差用メモリ216よりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP62でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より従属印刷機の指令速度の補正値を求め、記憶されたら、ステップP63で主印刷機の指令速度用メモリ203より指令速度が読み込まれる。次に、ステップP64で前記読込んだ主印刷機の指令速度に求めた従属印刷機の指令速度の補正値を加算し、従属印刷機の指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP65で従属印刷機の原動モータ・ドライバ235に指令速度が出力される。その後、ステップP1に戻る。
このようにして本実施例では、主印刷機Aと従属印刷機Bの停止時には、原動モータ15,115による同期制御を止めて同原動モータ15,115に付設された原動モータ・ブレーキ16,116を起動させることにより、主印刷機Aと従属印刷機Bの位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各印刷機A,Bの速度をロータリ・エンコーダ18,118で検出し、停止指令により予め定められた一定速度(例えば8rpm)まで減速した場合、主印刷機Aの位相をその位置で停止するようにすると共に主印刷機Aに対する従属印刷機Bの同期制御を解除し、それと同時に、各印刷機A,Bの原動モータ15,115の原動モータ・ブレーキ16,116を起動させ、各印刷機A,Bの停止中は原動モータ・ブレーキ16,116で各印刷機A,Bの回転を停止させるようになっている。
これにより、各印刷機A,Bの停止中にも原動モータ15,115及び原動モータ・ドライバ189,235に電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。
図39は本発明の実施例4を示す印刷機の複数の各部の同期制御装置の概略構成図、図40は主ユニットの駆動制御装置のブロック図、図41は各従属ユニットの駆動制御装置のブロック図、図42−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図42−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図42−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図42−dは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図43−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図43−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図43−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図44−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図44−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図45−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図45−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図45−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図46−aは従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図46−bは従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図47は従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図48−aは従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図48−bは従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
図39に示すように、ウェブ輪転印刷機からなる印刷機においては、給紙部1及びインフィード部2から連続的に供給される巻取紙(ウェブ)Wは、先ず従属ユニットとしての第1〜第4(印刷)ユニット3〜6を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機7を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続きクーリング部8を通過する際に冷却させられ、その後ドラッグ部9を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行なわれた後、主ユニットとしての折機10により所定の形状に断裁され折り畳まれることになる。
前記第1〜第4ユニット3〜6や折機10は駆動モータ(駆動用モータ)26a〜26eにより個別に駆動されるようになっている。これら駆動モータ26a〜26eには当該駆動モータ26a〜26eの回転を制動する電磁ブレーキ等の駆動モータ・ブレーキ(制動手段)27a〜27eと当該駆動モータ26a〜26eの回転速度を検出するロータリ・エンコーダ(速度検出手段)29a〜29eが付設されている。また、第1〜第4ユニット3〜6の駆動モータ26a〜26dは従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dにより、また折機10の駆動モータ26eは主ユニットの駆動制御装置31によりそれぞれ駆動制御され、これらの駆動制御装置30a〜30d,31に前記ロータリ・エンコーダ29a〜29eの検出信号が入力されると共に第1〜第4ユニット3〜6や折機10の機械軸(図示せず)に設けられた機械原点位置検出器28a〜28eからの検出信号が入力されている。
そして、前記従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dは主ユニットの駆動制御装置31に接続され、この主ユニットの駆動制御装置31により主ユニットとしての折機10に対して従属ユニットとしての第1〜第4ユニット3〜6が同期制御(運転)されるようになっている。
図40に示すように、主ユニットの駆動制御装置31は、CPU150とROM151とRAM152との他に、緩動速度用メモリ153、主ユニットの設定速度用メモリ154A、主ユニットの指令速度用メモリ155A、原点合わせ準備時間用メモリ156、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157A、主ユニットの機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ158A、主ユニットの機械軸の現在位置用メモリ159A、従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160A、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置用メモリ161A、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ162A、主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ163A、主ユニットのモータ軸の現在位置用メモリ164A、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置用メモリ165A、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ166A、主ユニットの前回の指令速度用メモリ167A、増速時の速度修正値用メモリ168A、減速時の速度修正値用メモリ169A、修正した主ユニットの指令速度用メモリ170A、印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ171A、現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ172A、同期運転停止信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ173A及び内部クロック・カウンタ174が各入出力装置175〜181及びインタフェース182と共に母線(BUS)183で接続されてなる。
入出力装置175には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置184とCRTやランプ等の表示器185とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置186が接続される。入出力装置176には、速度設定器187が接続される。入出力装置177には、
D/A変換器188を介して主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aが接続され、この駆動モータ・ドライバ189Aに主ユニットの駆動モータ26eと主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続される。入出力装置178には、A/D変換器190及びF/V変換器191を介して前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続されると共に、同じくA/D変換器192a〜192d及びF/V変換器193a〜193dを介して第1〜第4従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dが接続される。入出力装置179には、主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aが接続され、このカウンタ194Aに前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eと主ユニットの機械原点位置検出器28eが接続される。入出力装置180には、主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aが接続され、このカウンタ195Aに前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続される。入出力装置181には、主ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路196Aを介して主ユニットの駆動モータ・ブレーキ27eが接続されると共に、第1〜第4従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路197a〜197dを介して第1〜第4従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dが接続される。そして、インタフェース182には、後述する各従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dが接続される。
図41に示すように、各従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dは、CPU200とROM201とRAM202との他に、主ユニットの指令速度用メモリ203A、従属ユニットの指令速度用メモリ204A、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置用メモリ205A、従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ206A、従属ユニットの機械軸の現在位置用メモリ207A、機械軸の現在位置の差用メモリ208A、機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ209A、機械軸の位置の差の許容値用メモリ210A、機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ211A、従属ユニットの指令速度の補正値用メモリ212A、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置用メモリ213A、従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ214A、従属ユニットのモータ軸の現在位置用メモリ215A、モータ軸の現在位置の差用メモリ216A、モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ217、モータ軸の位置の差の許容値用メモリ218、モータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219及び内部クロック・カウンタ220が各入出力装置221〜227及びインタフェース228と共に母線(BUS)229で接続されてなる。
入出力装置221には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置230とCRTやランプ等の表示器231とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置232が接続される。入出力装置222には、速度設定器233が接続される。入出力装置223には、
D/A変換器234を介して第1従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aが接続され、この駆動モータ・ドライバ235Aに第1従属ユニットの駆動モータ26aと第1従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29aが接続される。入出力装置224には、A/D変換器236及びF/V変換器237を介して前記第1従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29aが接続される。入出力装置225には、第1従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタ238Aが接続され、このカウンタ238Aに前記第1従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29aと第1従属ユニットの機械原点位置検出器28aが接続される。入出力装置226には、第1従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ239Aが接続され、このカウンタ239Aに前記第1従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29aが接続される。入出力装置227には、第1従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路240Aを介して第1従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ27aが接続される。そして、インタフェース228には、前述した主ユニットの駆動制御装置31が接続される。
このように構成されるため、主ユニットとしての折機10に対して従属ユニットとしての第1〜第4ユニット3〜6を同期制御(運転)するにあたって、先ず主ユニットの駆動制御装置31は、図42−a,図42−b,図42−c,図42−d,図43−a,図43−b,図43−c,図44−a,図44−b,図45−a,図45−b,図45−cに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各ユニットの駆動モータ・ブレーキ用リレー196A,197a〜197dに作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aの起動信号がONされると、ステップP5で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ準備開始指令が送信される。次に、ステップP6で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれると、ステップP7で主ユニットの設定速度用メモリ154Aに緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP8で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに緩動速度が書き込まれると、ステップP9で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに指令(緩動)速度が送信される。次に、ステップP10で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力されると、ステップP11で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP12で原点合わせ準備時間用メモリ156より原点合わせ準備時間が読み込まれると、ステップP13で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
ステップP14で内部クロック・カウンタ174のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP15で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ準備完了指令が送信される。次に、ステップP16で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP17で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれる。次にステップP18で主ユニットの設定速度用メモリ154Aに緩動速度が書き込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP20で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP21で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
次に、ステップP22で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったか否かを判断し、可であればステップP23で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP24で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP25で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP26で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP27で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP28で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP29で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP30で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP31で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後ステップP19に戻る。
前記ステップP22で否であれば、ステップP32で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより機械軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP33で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP34で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号が記憶されたら、ステップP35ですべての従属ユニットの機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP19にもどる。
一方、可であればステップP36で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP37で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP38で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP39で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP41で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP42で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP43で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP44で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP45で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP46で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP47で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力され、その後、後述するステップP61に移行する。
前記ステップP32で否であれば、ステップP48で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで否であればステップP20に戻り、可であればステップP49で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP50で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP51で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP52で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP53で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP54で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP55で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP56で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP57で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP58で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP59で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP60で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP61で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始され、次に、ステップP62で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP63で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP64で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP65で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP66で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP67で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP68で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP69で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP70で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP71で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP72で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP73で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、前述したステップP61に戻る。
前記ステップP64で否であれば、ステップP74で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dよりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP75で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dよりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP76でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号が記憶されたら、ステップP77ですべての従属ユニットのモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP61に戻る。
一方、可であればステップP78で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP79で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP80で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP81で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP82で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP83で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP84で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP85で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP86で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP87で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP88で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP89で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。次に、ステップP90で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP91で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに主ユニットの指令(緩動)速度が書き込まれる。その後、後述するステップP105に移行する。
前記ステップP74で否であれば、ステップP92で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP61に戻り、可であればステップP93で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP94で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP95で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP96で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP97で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP98で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP99で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP100で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP101で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP102で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP103で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP104で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP132に移行する。
前述したステップP105で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP106で速度設定器187に設定速度が入力されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP107で、速度設定器187より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP108で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定速度が読み込まれる。一方、否であればステップP108に直ぐ移行する。
次に、ステップP109で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aより前回の指令速度が読み込まれたら、ステップP110で前記読込んだ主ユニットの設定速度が読込んだ主ユニットの前回の指令速度と等しいか否かを判断する。ここで、可であればステップP111で、主ユニットの指令速度用メモリ155Aに読込んだ主ユニットの設定速度が書き込まれてから後述するステップP120に移行する。一方、否であればステップP112で、前記読込んだ主ユニットの設定速度が読込んだ主ユニットの前回の指令速度より大きいか否かを判断し、可であればステップP113で増速時の速度修正値用メモリ168Aより増速時の速度修正値が読み込まれる。次に、ステップP114で主ユニットの前回の指令速度に読み込んだ増速時の速度修正値を加算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶されてから、ステップP115で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに演算で求めた修正した主ユニットの指令速度が書き込まれる。その後、後述するステップP120に移行する。
前記ステップP112で否であれば、ステップP116で減速時の速度修正値用メモリ169Aより減速時の速度修正値が読み込まれたら、ステップP117で主ユニットの前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP118で前記修正した主ユニットの指令速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP119で前記修正した主ユニットの指令速度をゼロに書換えてから、前記ステップP115に移行する。一方、否であれば前記ステップP115に直ぐ移行する。
次に、前述したステップP120で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP121で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP122で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP123で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aからカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP124で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP125で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP126で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP127で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP128で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP129で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令速度が出力される。次に、ステップP130で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに主ユニットの指令速度が書き込まれたら、ステップP131で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP105に戻り、可であればステップP132で主ユニットの設定速度用メモリ154Aにゼロが書き込まれる。
次に、ステップP133で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP134で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aより前回の指令速度が読み込まれる。次に、ステップP135で前記読込んだ主ユニットの前回の指令速度が0に等しいか否かを判断し、ここで、可であればステップP136で主ユニットの指令速度用メモリ155Aにゼロが書き込まれたら、後述するステップP143に移行し、否であればステップP137で、減速時の速度修正値用メモリ169Aより減速時の速度修正値が読み込まれる。
次に、ステップP138で主ユニットの前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP139で前記修正した主ユニットの指令速度が0より小さいか否かを判断する。ここで、可であればステップP140で前記修正した主ユニットの指令速度をゼロに書き換えてから、ステップP141で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに演算で求めた修正した主ユニットの指令速度が書き込まれ、否であればステップP141に直ぐ移行する。その後、ステップP142で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに演算で求めた修正した指令速度が書き込まれる。
次に、前述したステップP143で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP144で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP145で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP146で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aからカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP147で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP148で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP149で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP150で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP151で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP152で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令速度が出力される。次に、ステップP153で印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ171Aより印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度が読み込まれたら、ステップP154で印刷機の各ユニットの駆動モータのロータリ・エンコーダ29a〜29eに接続されたF/V変換器191,193a〜193dの出力が読み込まれる。次に、ステップP155で前記読込んだ印刷機の各ユニットの駆動モータのロータリ・エンコーダ29a〜29eに接続されたF/V変換器191,193a〜193dの出力より、現在の印刷機の各ユニットの速度が演算され、記憶されたら、ステップP156で前記演算で求めた現在の印刷機のすべてのユニットの速度が印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度以下か否かを判断する。
前記ステップP156で否であれば前述したステップP133に戻り、可であればステップP157で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP158で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより同期運転停止信号が送信されたら、ステップP159で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dから同期運転停止信号を送信した従属ユニットの番号が受信され、記憶される。次に、ステップP160で同期運転停止信号を受信した従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路197a〜197dに作動信号が出力されたら、ステップP161ですべての従属ユニットが同期運転停止したか否かを判断する。
前記ステップP161で否であれば、前述したステップP158に戻り、可であればステップP162で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aの起動信号がOFFされる。次に、ステップP163で主ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路196Aに作動信号が出力されたら、ステップP164で同期運転スイッチがOFFされる。尚、同期運転スイッチがOFFされずに、ステップP165で印刷機駆動スイッチがONされたら、前述したステップP3に戻る。
次に、各従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dは、図46−a,図46−b,図47,図48−a,図48−bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ準備開始指令が送信されたか否かを判断し、否であれば後述するステップP49に移行し、可であればステップP2で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ準備開始指令が受信される。次に、ステップP3で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aの起動信号がONされ、ステップP4で主ユニットの駆動制御装置31より指令(緩動)速度が送信されると、ステップP5で主ユニットの駆動制御装置31より指令(緩動)速度が受信され、記憶される。次に、ステップP6で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP7で従属ユニットの指令速度用メモリ204Aに指令(緩動)速度が書き込まれる。
次に、ステップP8で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力され、ステップP9で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ準備完了指令が送信されると、ステップP10で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ準備完了指令が受信される。次に、ステップP11で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP12で主ユニットの駆動制御装置31より原点合わせ開始指令が受信される。
次に、ステップP13で主ユニットの駆動制御装置31より主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP25で、主ユニットの駆動制御装置31より主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP26で主ユニットの駆動制御装置31から主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。その後、後述するステップP33に移行する。
前記ステップP13で可であれば、ステップP14で主ユニットの駆動制御装置31から主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。次に、ステップP15で従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタ238Aよりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP16で前記読込んだ従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタ238Aのカウント値より従属ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶される。
次に、ステップP17で前記受信した従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属ユニットの機械軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶されたら、ステップP18で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差より機械軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP19で機械軸の位置の差の許容値用メモリ210Aより機械軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP20で前記演算で求めた機械軸の現在位置の差の絶対値が読込んだ機械軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP20で可であれば、ステップP21で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP22で従属ユニットの指令速度用メモリ204Aに主ユニットの指令(緩動)速度が書き込まれる。次に、ステップP23で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力されると、ステップP24で主ユニットの駆動制御装置31に機械軸の原点合わせ完了信号が送信される。その後、前述したステップP13に戻る。
前記ステップP20で否であれば、ステップP27で機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ211Aより機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれたら、ステップP28で機械軸の現在位置の差用メモリ208Aより機械軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP29で機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、機械軸の現在位置の差より従属ユニットの指令速度の補正値を求め、記憶されたら、ステップP30で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP31で前記読込んだ主ユニットの指令(緩動)速度に求めた従属ユニットの指令速度の補正値を加算し、従属ユニットの指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP32で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力される。その後、前述したステップP13に戻る。
前述したステップP33で従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ239Aよりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP34で前記読込んだ従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ239Aのカウント値より従属ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。次に、ステップP35で前記受信した従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属ユニットのモータ軸の現在位置より、モータ軸の現在位置の差が演算され、記憶されると、ステップP36で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP37でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ218よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP38で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読込んだモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP38で可であれば、ステップP39で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれ、ステップP40で従属ユニットの指令速度用メモリ204Aに主ユニットの指令(緩動)速度が書き込まれたら、ステップP41で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力される。次に、ステップP42で主ユニットの駆動制御装置31にモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されて、ステップP1に戻る。
一方、前記ステップP38で否であれば、ステップP43でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219よりモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれる。次に、ステップP44でモータ軸の現在位置の差用メモリ216Aよりモータ軸の現在位置の差が読み込まれたら、ステップP45でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より従属ユニットの指令速度の補正値が求められる。次に、ステップP46で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP47で前記読込んだ主ユニットの指令(緩動)速度に求めた従属ユニットの指令速度の補正値を加算し、従属ユニットの指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP48で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力されたら、前述したステップP13に戻る。
前述したステップP49で主ユニットの駆動制御装置31より主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されたか否かを判断し、ここで、否であればステップP66で、主ユニットの駆動制御装置31より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP67で、主ユニットの駆動制御装置31から同期運転停止指令が受信される。次に、ステップP68で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aの起動信号がOFFされると、ステップP69で主ユニットの駆動制御装置31に同期運転停止信号が送信され、ステップP1に戻る。一方、前記ステップP66で否であれば、直ぐステップP1に戻る。
前記ステップP49で可であれば、ステップP50で主ユニットの駆動制御装置31から主ユニットの指令速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が受信され、記憶される。次に、ステップP51で従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ239Aよりカウント値が読み込まれ、記憶されたら、ステップP52で前記読込んだ従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ239Aのカウント値より従属ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶される。
次に、ステップP53で前記受信した従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置と演算で求めた従属ユニットのモータ軸の現在位置より、機械軸の現在位置の差が演算され、記憶されたら、ステップP54で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差よりモータ軸の現在位置の差の絶対値が演算され、記憶される。次に、ステップP55でモータ軸の位置の差の許容値用メモリ218よりモータ軸の位置の差の許容値が読み込まれたら、ステップP56で前記演算で求めたモータ軸の現在位置の差の絶対値が読込んだモータ軸の位置の差の許容値以下か否かを判断する。
前記ステップP56で可であれば、ステップP57で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより主ユニットの指令速度が読み込まれたら、ステップP58で従属ユニットの指令速度用メモリ204Aに主ユニットの指令速度が書き込まれる。次に、ステップP59で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力されて、ステップP1に戻る。
前記ステップP56で否であれば、ステップP60でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ219よりモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルが読み込まれたら、ステップP61でモータ軸の現在位置の差用メモリ216Aよりモータ軸の現在位置の差が読み込まれる。次に、ステップP62でモータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブルを用いて、モータ軸の現在位置の差より従属ユニットの指令速度の補正値を求め、記憶されたら、ステップP63で主ユニットの指令速度用メモリ203Aより指令速度が読み込まれる。次に、ステップP64で前記読込んだ主ユニットの指令速度に求めた従属ユニットの指令速度の補正値を加算し、従属ユニットの指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP65で従属ユニットの駆動モータ・ドライバ235Aに指令速度が出力される。その後、ステップP1に戻る。
このようにして本実施例では、印刷機の停止時には、駆動モータ26a〜26eによる同期制御を止めて同駆動モータ26a〜26eに付設された駆動モータ・ブレーキ27a〜27eを起動させることにより、主ユニットとしての折機10と従属ユニットとしての第1〜第4ユニット3〜6の位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の速度をロータリ・エンコーダ29a〜29eで検出し、停止指令により予め定められた一定速度(例えば8rpm)まで減速した場合、折機10の位相をその位置で停止するようにすると共に折機10に対する第1〜第4ユニット3〜6の同期制御(運転)を解除し、それと同時に、第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の駆動モータ26a〜26eの駆動モータ・ブレーキ27a〜27eを起動させ、印刷機停止中は駆動モータ・ブレーキ27a〜27eで第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の回転を停止させるようになっている。
これにより、印刷機の停止中にも駆動モータ26a〜26e及び駆動モータ・ドライバ189A,235Aに電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。
図49は本発明の実施例5を示す中央制御装置のブロック図、図50−aは中央制御装置の動作フロー図、図50−bは中央制御装置の動作フロー図、図50−cは中央制御装置の動作フロー図、図51は中央制御装置の動作フロー図、図52は中央制御装置の動作フロー図である。
これは、前述した実施例1において、第1及び第2印刷機A,Bを停止させる際に、それらの速度がゼロになった場合、仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令を出して各印刷機A,Bの同期制御を解除すると同時に、原動モータ・ブレーキ16,116を起動させるようにした例である。従って、本実施例において、複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図、仮想マスタ・ジェネレータのブロック図、各印刷機の駆動制御装置のブロック図、仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図及び各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図は、実施例1と同様なので、実施例1を参照して詳しい説明は省略する。
図49に示すように、中央制御装置12は、CPU40とROM41とRAM42との他に、印刷機の緩動速度用メモリ43、設定速度用メモリ44、原点合わせ準備時間用メモリ45、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46、現在の各印刷機の速度用メモリ48、同期運転停止した印刷機の番号用メモリ49及び内部クロック・カウンタ50が各入出力装置51〜54及びインタフェース55と共に母線(BUS)56で接続されてなる。
入出力装置51には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置57とCRTやランプ等の表示器58とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置59が接続される。入出力装置52には、速度設定器60が接続される。入出力装置53には、第1印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路61を介して第1印刷機の原動モータ・ブレーキ16が接続されると共に第2印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路62を介して第2印刷機の原動モータ・ブレーキ116が接続される。入出力装置54には、A/D変換器63及びF/V変換器64を介して第1印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続されると共にA/D変換器65及びF/V変換器66を介して第2印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。そして、インタフェース55には、仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
そして、第1印刷機Aと第2印刷機Bの同期制御にあたって、中央制御装置12は、図50−a,図50−b,図50−c,図51及び図52に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路61,62に作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備開始指令が送信されると、ステップP5で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれる。次に、ステップP6で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれると、ステップP7で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。次に、ステップP8で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)50のカウントが開始されると、ステップP9で原点合わせ準備時間用メモリ45より原点合わせ準備時間が読み込まれる。次に、ステップP10で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP11で内部クロック・カウンタ50のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備完了指令が送信される。
次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ開始指令が送信された後、ステップP14で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれると、ステップP15で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP16で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP17で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP18で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP20で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、その後ステップP16に戻る。
前記ステップP19で否であれば、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP23で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP26で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP27で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれ、その後、ステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。
次に、ステップP29で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP30で速度設定器60に設定速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP31で速度設定器60より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP32で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。前記ステップP30で否であれば、直ぐ前記ステップP32に移行する。次に、ステップP33で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP34で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP35で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれた後、ステップP36で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、その後ステップP29に戻る。
前記ステップP34で否であれば、ステップP37で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP30に戻る。一方、可であればステップP38で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP39で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP40で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP41で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれる。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、ステップP49に移行する。
前記ステップP22で否であれば、ステップP43で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP17に戻る。一方、可であればステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP46で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP47で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれる。その後、ステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、ステップP49に移行する。
次に、ステップP49で設定速度用メモリ44にゼロが書き込まれ、ステップP50で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP51で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP52で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP53で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP54で設定速度用メモリ44より設定速度(ゼロ)が読み込まれる。
次に、ステップP55で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度(ゼロ)が送信された後、ステップP56で各印刷機の原動モータ15,115のロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器64,66の出力が読み込まれる。その後、ステップP57でその読み込まれた各印刷機の原動モータ15,115のロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器64,66の出力より、現在の各印刷機の速度が演算され、記憶される。
次に、ステップP58で前記演算で求めた現在のすべての印刷機の速度がゼロか否かを判断し、否であればステップP50に戻る。一方、可であればステップP59で仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止した印刷機の番号が送信されると、ステップP61で仮想マスタ・ジェネレータ13から同期運転停止した印刷機の番号が受信され、記憶される。次に、ステップP62で同期運転停止した印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路に作動信号が出力されると、ステップP63ですべての印刷機が同期運転停止がなされたか否かを判断し、否であればステップP60に戻る。一方、可であればステップP64で同期運転スイッチがOFFされると動作が終了する。尚、ステップP64で同期運転スイッチがOFFされないでステップP65で印刷機駆動スイッチがONされればステップP3に戻る。
このようにして本実施例では、第1印刷機Aと第2印刷機Bの停止時には、原動モータ15,115による同期制御を止めて同原動モータ15,115に付設された原動モータ・ブレーキ16,116を起動させることにより、第1印刷機Aと第2印刷機Bの位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各印刷機A,Bの速度をロータリ・エンコーダ18,118で検出し、停止指令により速度がゼロになった場合、仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令を出して各印刷機A,Bの同期制御を解除し、それと同時に、各印刷機A,Bの原動モータ15,115の原動モータ・ブレーキ16,116を起動させ、各印刷機A,Bの停止中は原動モータ・ブレーキ16,116で各印刷機A,Bの回転を停止させるようになっている。
これにより、各印刷機A,Bの停止中にも原動モータ15,115及び原動モータ・ドライバ146に電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れるという本来的な効果に加えて、各印刷機A,Bの位相ズレが全くなくなるという利点が得られる。尚、本実施例では二つの印刷機A,B間の同期制御に関して説明したが、本発明は三以上の印刷機間の同期制御にも適用できることは言うまでもない。
図53は本発明の実施例6を示す中央制御装置のブロック図、図54−aは中央制御装置の動作フロー図、図54−bは中央制御装置の動作フロー図、図54−cは中央制御装置の動作フロー図、図55は中央制御装置の動作フロー図、図56は中央制御装置の動作フロー図である。
これは、前述した実施例2において、印刷機を停止させる際に、各ユニットの速度がゼロになった場合、仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令を出して各ユニットの同期制御を解除すると同時に、駆動モータ・ブレーキ27a〜27eを起動させるようにした例である。従って、本実施例において、印刷機の各ユニットの同期制御装置の概略構成図、仮想マスタ・ジェネレータのブロック図、印刷機の各ユニットの駆動制御装置のブロック図、仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図及び印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図は、実施例2と同様なので、実施例2を参照して詳しい説明は省略する。
図53に示すように、中央制御装置12は、CPU40とROM41とRAM42との他に、印刷機の緩動速度用メモリ43、設定速度用メモリ44、原点合わせ準備時間用メモリ45、仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46、現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ48A、同期運転停止した印刷機のユニットの番号用メモリ49A及び内部クロック・カウンタ50が各入出力装置51〜54及びインタフェース55と共に母線(BUS)56で接続されてなる。
入出力装置51には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置57とCRTやランプ等の表示器58とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置59が接続される。入出力装置52には、速度設定器60が接続される。入出力装置53には、印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路61a〜61dを介して印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dがそれぞれ接続される。入出力装置54には、A/D変換器63a〜63d及びF/V変換器64a〜64dを介して印刷機の第1〜第4ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dが接続される。そして、インタフェース55には、仮想マスタ・ジェネレータ13が接続される。
そして、印刷機の第1〜第4ユニット3〜6の同期制御にあたって、先ず中央制御装置12は、図54−a,図54−b,図54−c,図55及び図56に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で印刷機の各ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路61a〜61dに作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備開始指令が送信されると、ステップP5で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれる。次に、ステップP6で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれると、ステップP7で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。次に、ステップP8で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)50のカウントが開始されると、ステップP9で原点合わせ準備時間用メモリ45より原点合わせ準備時間が読み込まれる。次に、ステップP10で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP11で内部クロック・カウンタ50のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ準備完了指令が送信される。
次に、ステップP13で仮想マスタ・ジェネレータ13に原点合わせ開始指令が送信された後、ステップP14で緩動速度用メモリ43より緩動速度が読み込まれると、ステップP15で設定速度用メモリ44に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP16で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP17で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP18で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP20で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれた後、ステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、その後ステップP16に戻る。
前記ステップP19で否であれば、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP23で仮想マスタ・ジェネレータ13より原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP25で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP26で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP27で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれ、その後、ステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信される。
次に、ステップP29で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP30で速度設定器60に設定速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP31で速度設定器60より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP32で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。前記ステップP30で否であれば、直ぐ前記ステップP32に移行する。次に、ステップP33で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれると、ステップP34で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上か否かを判断し、可であればステップP35で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれた後、ステップP36で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、その後ステップP29に戻る。
前記ステップP34で否であれば、ステップP37で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP30に戻る。一方、可であればステップP38で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP39で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP40で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP41で設定速度用メモリ44より設定速度が読み込まれる。その後、ステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度が送信され、ステップP49に移行する。
前記ステップP22で否であれば、ステップP43で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断し、否であればステップP17に戻る。一方、可であればステップP44で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP45で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP46で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP47で設定速度用メモリ44より設定(緩動)速度が読み込まれる。その後、ステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定(緩動)速度が送信され、ステップP49に移行する。
次に、ステップP49で設定速度用メモリ44にゼロが書き込まれ、ステップP50で内部クロック・カウンタ50のカウントが開始されると、ステップP51で仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ46より仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔が読み込まれる。次に、ステップP52で内部クロック・カウンタ50のカウント値が読み込まれ、ステップP53で内部クロック・カウンタ50のカウント値が仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度を送信する時間間隔以上になると、ステップP54で設定速度用メモリ44より設定速度(ゼロ)が読み込まれる。
次に、ステップP55で仮想マスタ・ジェネレータ13に設定速度(ゼロ)が送信された後、ステップP56で印刷機の各ユニットの駆動モータ26a〜26dのロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されたF/V変換器64a〜64dの出力が読み込まれる。その後、ステップP57でその読み込まれた各ユニットの駆動モータ26a〜26dのロータリ・エンコーダ29a〜29dに接続されたF/V変換器64a〜64dの出力より、現在の印刷機の各ユニットの速度が演算され、記憶される。
次に、ステップP58で前記演算で求められた現在のすべてのユニットの速度がゼロか否かを判断し、否であればステップP50に戻る。一方、可であればステップP59で仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ13より同期運転停止した印刷機のユニットの番号が送信されると、ステップP61で仮想マスタ・ジェネレータ13から同期運転停止した印刷機のユニットの番号が受信され、記憶される。次に、ステップP62で同期運転停止した印刷機のユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路に作動信号が出力されると、ステップP63ですべてのユニットが同期運転停止がなされたか否かを判断し、否であればステップP60に戻る。一方、可であればステップP64で同期運転スイッチがOFFされると動作が終了する。尚、ステップP64で同期運転スイッチがOFFされないでステップP65で印刷機駆動スイッチがONされればステップP3に戻る。
このようにして本実施例では、印刷機の停止時には、第1〜第4ユニット3〜6の駆動モータ26a〜26dによる同期制御を止めて同駆動モータ26a〜26dに付設された駆動モータ・ブレーキ27a〜27dを起動させることにより、各ユニット3〜6の位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各ユニット3〜6の速度をロータリ・エンコーダ29a〜29dで検出し、停止指令により速度がゼロになった場合、仮想マスタ・ジェネレータ13に同期運転停止指令を出して各ユニット3〜6の同期制御を解除し、それと同時に、各ユニット3〜6の駆動モータ26a〜26dの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dを起動させ、印刷機の停止中は駆動モータ・ブレーキ27a〜27dで印刷機の各ユニット3〜6の回転を停止させるようになっている。
これにより、印刷機の停止中にも駆動モータ26a〜26d及び駆動モータ・ドライバ146Aに電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。尚、本実施例では印刷機の各ユニット3〜6間の同期制御に関して説明したが、本発明は印刷機の各ユニット3〜6と折機10との間の同期制御にも適用できることは言うまでもない。
図57は本発明の実施例7を示す主印刷機の駆動制御装置のブロック図、図58−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図58−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図58−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図58−dは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図59−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図59−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図59−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図60−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図60−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図61−aは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図61−bは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図61−cは主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。
これは、前述した実施例3において、主印刷機Aと従属印刷機Bを停止させる際に、それらの速度がゼロになった場合、主印刷機Aに対する従属印刷機の同期制御を解除すると同時に、原動モータ・ブレーキ16,116を起動させるようにした例である。従って、本実施例において、複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図、従属印刷機の駆動制御装置のブロック図、従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図は、実施例3と同様なので、実施例3を参照して詳しい説明は省略する。
図57に示すように、主印刷機の駆動制御装置19は、CPU150とROM151とRAM152との他に、緩動速度用メモリ153、主印刷機の設定速度用メモリ154、主印刷機の指令速度用メモリ155、原点合わせ準備時間用メモリ156、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157、主印刷機の機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ158、主印刷機の機械軸の現在位置用メモリ159、従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置用メモリ161、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ162、主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ163、主印刷機のモータ軸の現在位置用メモリ164、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置用メモリ165、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ166、主印刷機の前回の指令速度用メモリ167、増速時の速度修正値用メモリ168、減速時の速度修正値用メモリ169、修正した主印刷機の指令速度用メモリ170、現在の各印刷機の速度用メモリ172、同期運転停止信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ173及び内部クロック・カウンタ174が各入出力装置175〜181及びインタフェース182と共に母線(BUS)183で接続されてなる。
入出力装置175には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置184とCRTやランプ等の表示器185とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置186が接続される。入出力装置176には、速度設定器187が接続される。入出力装置177には、
D/A変換器188を介して主印刷機の原動モータ・ドライバ189が接続され、この原動モータ・ドライバ189に主印刷機の原動モータ15と主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続される。入出力装置178には、A/D変換器190及びF/V変換器191を介して前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続されると共に、同じくA/D変換器192及びF/V変換器193を介して従属印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。入出力装置179には、主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194が接続され、このカウンタ194に前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18と主印刷機の機械原点位置検出器17が接続される。入出力装置180には、主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195が接続され、このカウンタ195に前記主印刷機の原動モータ用ロータリ・エンコーダ18が接続される。入出力装置181には、主印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196を介して主印刷機の原動モータ・ブレーキ16が接続されると共に、従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路197を介して従属印刷機の原動モータ・ブレーキ116が接続される。そして、インタフェース182には、従属印刷機の駆動制御装置20が接続される。
そして、主印刷機Aに対して従属印刷機Bを同期制御するにあたって、主印刷機の駆動制御装置19は、図58−a,図58−b,図58−c,図58−d,図59−a,図59−b,図59−c,図60−a,図60−b,図61−a,図61−b,図61−cに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196,197に作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で主印刷機の原動モータ・ドライバ189の起動信号がONされると、ステップP5で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ準備開始指令が送信される。次に、ステップP6で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれると、ステップP7で主印刷機の設定速度用メモリ154に緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP8で主印刷機の指令速度用メモリ155に緩動速度が書き込まれると、ステップP9で従属印刷機の駆動制御装置20に指令(緩動)速度が送信される。次に、ステップP10で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力されると、ステップP11で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP12で原点合わせ準備時間用メモリ156より原点合わせ準備時間が読み込まれると、ステップP13で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
ステップP14で内部クロック・カウンタ174のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP15で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ準備完了指令が送信される。次に、ステップP16で従属印刷機の駆動制御装置20に原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP17で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれる。次にステップP18で主印刷機の設定速度用メモリ154に緩動速度が書き込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP20で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP21で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
次に、ステップP22で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったか否かを判断し、可であればステップP23で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP24で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP25で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP26で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP27で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP28で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP29で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP30で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP31で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後ステップP19に戻る。
前記ステップP22で否であれば、ステップP32で従属印刷機の駆動制御装置20より機械軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP33で従属印刷機の駆動制御装置20より機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP34で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号が記憶されたら、ステップP35ですべての従属印刷機の機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP19にもどる。
一方、可であればステップP36で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP37で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP38で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP39で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP41で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP42で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP43で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP44で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP45で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP46で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP47で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力され、その後、後述するステップP61に移行する。
前記ステップP32で否であれば、ステップP48で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで否であればステップP20に戻り、可であればステップP49で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP50で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP51で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP52で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP53で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP54で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP55で主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ194のカウント値より主印刷機の機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP56で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP57で前記演算で求めた主印刷機の機械軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP58で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP59で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP60で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP61で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始され、次に、ステップP62で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP63で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP64で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP65で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP66で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP67で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP68で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP69で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP70で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP71で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP72で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP73で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、前述したステップP61に戻る。
前記ステップP64で否であれば、ステップP74で従属印刷機の駆動制御装置20よりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP75で従属印刷機の駆動制御装置20よりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP76でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号が記憶されたら、ステップP77ですべての従属印刷機のモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP61に戻る。
一方、可であればステップP78で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP79で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP80で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP81で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP82で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP83で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP84で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP85で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP86で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP87で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP88で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP89で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。次に、ステップP90で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP91で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に主印刷機の指令(緩動)速度が書き込まれる。その後、後述するステップP105に移行する。
前記ステップP74で否であれば、ステップP92で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP61に戻り、可であればステップP93で従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP94で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP95で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP96で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP97で主印刷機の指令速度用メモリ155に設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP98で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195よりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP99で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP100で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP101で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP102で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP103で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令(緩動)速度及び従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP104で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP105で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP106で速度設定器187に設定速度が入力されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP107で、速度設定器187より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP108で主印刷機の設定速度用メモリ154より設定速度が読み込まれる。一方、否であればステップP108に直ぐ移行する。
次に、ステップP109で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167より前回の指令速度が読み込まれたら、ステップP110で前記読込んだ主印刷機の設定速度が読込んだ主印刷機の前回の指令速度と等しいか否かを判断する。ここで、可であればステップP111で、主印刷機の指令速度用メモリ155に読込んだ主印刷機の設定速度が書き込まれてから後述するステップP120に移行する。一方、否であればステップP112で、前記読込んだ主印刷機の設定速度が読込んだ主印刷機の前回の指令速度より大きいか否かを判断し、可であればステップP113で増速時の速度修正値用メモリ168より増速時の速度修正値が読み込まれる。次に、ステップP114で主印刷機の前回の指令速度に読み込んだ増速時の速度修正値を加算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶されてから、ステップP115で主印刷機の指令速度用メモリ155に演算で求めた修正した主印刷機の指令速度が書き込まれる。その後、後述するステップP120に移行する。
前記ステップP112で否であれば、ステップP116で減速時の速度修正値用メモリ169より減速時の速度修正値が読み込まれたら、ステップP117で主印刷機の前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP118で前記修正した主印刷機の指令速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP119で前記修正した主印刷機の指令速度をゼロに書換えてから、前記ステップP115に移行する。一方、否であれば前記ステップP115に直ぐ移行する。
次に、前述したステップP120で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP121で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP122で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP123で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195からカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP124で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP125で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP126で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP127で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP128で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP129で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令速度が出力される。次に、ステップP130で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に主印刷機の指令速度が書き込まれたら、ステップP131で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP105に戻り、可であればステップP132で主印刷機の設定速度用メモリ154にゼロが書き込まれる。
次に、ステップP133で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP134で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167より前回の指令速度が読み込まれる。次に、ステップP135で前記読込んだ主印刷機の前回の指令速度が0に等しいか否かを判断し、ここで、可であればステップP136で主印刷機の指令速度用メモリ155にゼロが書き込まれたら、後述するステップP143に移行し、否であればステップP137で、減速時の速度修正値用メモリ169より減速時の速度修正値が読み込まれる。
次に、ステップP138で主印刷機の前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主印刷機の指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP139で前記修正した主印刷機の指令速度が0より小さいか否かを判断する。ここで、可であればステップP140で前記修正した主印刷機の指令速度をゼロに書き換えてから、ステップP141で主印刷機の指令速度用メモリ155に演算で求めた修正した主印刷機の指令速度が書き込まれ、否であればステップP141に直ぐ移行する。その後、ステップP142で主印刷機の前回の指令速度用メモリ167に演算で求めた修正した指令速度が書き込まれる。
次に、前述したステップP143で、従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157より従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP144で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP145で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP146で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195からカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP147で主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ195のカウント値より主印刷機のモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP148で従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ160より従属印刷機の現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP149で前記演算で求めた主印刷機のモータ軸の現在位置に、読込んだ従属印刷機の現在位置の補正値を加算し、従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP150で主印刷機の指令速度用メモリ155より主印刷機の指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP151で従属印刷機の駆動制御装置20に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP152で主印刷機の原動モータ・ドライバ189に指令速度が出力され、その後、ステップP153で各印刷機の原動モータのロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器191,193の出力が読み込まれる。次に、ステップP154で前記読込んだ各印刷機の原動モータのロータリ・エンコーダ18,118に接続されたF/V変換器191,193の出力より、現在の各印刷機の速度が演算され、記憶されたら、ステップP155で前記演算で求めた現在のすべての印刷機の速度がゼロか否かを判断する。
前記ステップP155で否であれば前述したステップP133に戻り、可であればステップP156で従属印刷機の駆動制御装置20に同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP157で従属印刷機の駆動制御装置20より同期運転停止信号が送信されたら、ステップP158で従属印刷機の駆動制御装置20から同期運転停止信号を送信した従属印刷機の番号が受信され、記憶される。次に、ステップP159で同期運転停止信号を受信した従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路197に作動信号が出力されたら、ステップP160ですべての従属印刷機が同期運転停止したか否かを判断する。
前記ステップP160で否であれば、前述したステップP157に戻り、可であればステップP161で主印刷機の原動モータ・ドライバ189の起動信号がOFFされる。次に、ステップP162で主印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路196に作動信号が出力されたら、ステップP163で同期運転スイッチがOFFされる。尚、同期運転スイッチがOFFされずに、ステップP164で印刷機駆動スイッチがONされたら、前述したステップP3に戻る。
このようにして本実施例では、主印刷機Aと従属印刷機Bの停止時には、原動モータ15,115による同期制御を止めて同原動モータ15,115に付設された原動モータ・ブレーキ16,116を起動させることにより、主印刷機Aと従属印刷機Bの位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、各印刷機A,Bの速度をロータリ・エンコーダ18,118で検出し、停止指令によりそれらの速度がゼロになった場合、主印刷機Aに対する従属印刷機の同期制御(運転)を解除し、それと同時に、各印刷機A,Bの原動モータ15,115の原動モータ・ブレーキ16,116を起動させ、各印刷機A,Bの停止中は原動モータ・ブレーキ16,116で各印刷機A,Bの回転を停止させるようになっている。
これにより、各印刷機A,Bの停止中にも原動モータ15,115及び原動モータ・ドライバ189,235に電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。
図62は本発明の実施例8を示す印刷機の主ユニットの駆動制御装置のブロック図、図63−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図63−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図63−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図63−dは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図64−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図64−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図64−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図65−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図65−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図66−aは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図66−bは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図66−cは主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
これは、前述した実施例4において、印刷機を停止させる際に、各ユニットの速度がゼロになった場合、主ユニットに対する従属ユニットの同期制御を解除すると同時に、各ユニットの駆動モータ・ブレーキ26a〜26eを起動させるようにした例である。従って、本実施例において、印刷機の各ユニットの同期制御装置の概略構成図、各従属ユニットの駆動制御装置のブロック図、従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図は、実施例4と同様なので、実施例4を参照して詳しい説明は省略する。
図62に示すように、主ユニットの駆動制御装置31は、CPU150とROM151とRAM152との他に、緩動速度用メモリ153、主ユニットの設定速度用メモリ154A、主ユニットの指令速度用メモリ155A、原点合わせ準備時間用メモリ156、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157A、主ユニットの機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ158A、主ユニットの機械軸の現在位置用メモリ159A、従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160A、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置用メモリ161A、機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ162A、主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ163A、主ユニットのモータ軸の現在位置用メモリ164A、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置用メモリ165A、モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ166A、主ユニットの前回の指令速度用メモリ167A、増速時の速度修正値用メモリ168A、減速時の速度修正値用メモリ169A、修正した主ユニットの指令速度用メモリ170A、現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ172A、同期運転停止信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ173A及び内部クロック・カウンタ174が各入出力装置175〜181及びインタフェース182と共に母線(BUS)183で接続されてなる。
入出力装置175には、キーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置184とCRTやランプ等の表示器185とプリンタやF・Dドライブ等の出力装置186が接続される。入出力装置176には、速度設定器187が接続される。入出力装置177には、
D/A変換器188を介して主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aが接続され、この駆動モータ・ドライバ189Aに主ユニットの駆動モータ26eと主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続される。入出力装置178には、A/D変換器190及びF/V変換器191を介して前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続されると共に、同じくA/D変換器192a〜192d及びF/V変換器193a〜193dを介して第1〜第4従属ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29a〜29dが接続される。入出力装置179には、主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aが接続され、このカウンタ194Aに前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eと主ユニットの機械原点位置検出器28eが接続される。入出力装置180には、主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aが接続され、このカウンタ195Aに前記主ユニットの駆動モータ用ロータリ・エンコーダ29eが接続される。入出力装置181には、主ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路196Aを介して主ユニットの駆動モータ・ブレーキ27eが接続されると共に、第1〜第4従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路197a〜197dを介して第1〜第4従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ27a〜27dが接続される。そして、インタフェース182には、後述する各従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dが接続される。
そして、主ユニットとしての折機10に対して従属ユニットとしての第1〜第4ユニット3〜6を同期制御(運転)するにあたって、主ユニットの駆動制御装置31は、図63−a,図63−b,図63−c,図63−d,図64−a,図64−b,図64−c,図65−a,図65−b,図66−a,図66−b,図66−cに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で同期運転スイッチがONされ、ステップP2で印刷機駆動スイッチがONされると、ステップP3で各ユニットの駆動モータ・ブレーキ用リレー196A,197a〜197dに作動解除信号が出力される。次に、ステップP4で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aの起動信号がONされると、ステップP5で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ準備開始指令が送信される。次に、ステップP6で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれると、ステップP7で主ユニットの設定速度用メモリ154Aに緩動速度が書き込まれる。次に、ステップP8で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに緩動速度が書き込まれると、ステップP9で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに指令(緩動)速度が送信される。次に、ステップP10で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力されると、ステップP11で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP12で原点合わせ準備時間用メモリ156より原点合わせ準備時間が読み込まれると、ステップP13で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
ステップP14で内部クロック・カウンタ174のカウント値が原点合わせ準備時間以上になると、ステップP15で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ準備完了指令が送信される。次に、ステップP16で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP17で緩動速度用メモリ153より緩動速度が読み込まれる。次にステップP18で主ユニットの設定速度用メモリ154Aに緩動速度が書き込まれると、ステップP19で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始される。次に、ステップP20で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP21で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。
次に、ステップP22で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったか否かを判断し、可であればステップP23で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP24で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP25で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP26で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP27で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP28で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP29で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP30で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP31で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後ステップP19に戻る。
前記ステップP22で否であれば、ステップP32で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより機械軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP33で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより機械軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP34で機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号が記憶されたら、ステップP35ですべての従属ユニットの機械軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP19にもどる。
一方、可であればステップP36で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP37で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP38で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP39で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP40で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP41で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP42で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP43で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP44で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP45で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP46で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP47で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力され、その後、後述するステップP61に移行する。
前記ステップP32で否であれば、ステップP48で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで否であればステップP20に戻り、可であればステップP49で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP50で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP51で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP52で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP53で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP54で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP55で主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ194Aのカウント値より主ユニットの機械軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP56で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP57で前記演算で求めた主ユニットの機械軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP58で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP59で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP60で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP131に移行する。
前述したステップP61で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始され、次に、ステップP62で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP63で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP64で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP65で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP66で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP67で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP68で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP69で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP70で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP71で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP72で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP73で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、前述したステップP61に戻る。
前記ステップP64で否であれば、ステップP74で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dよりモータ軸の原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP75で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dよりモータ軸の原点合わせ完了信号が受信される。次に、ステップP76でモータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号が記憶されたら、ステップP77ですべての従属ユニットのモータ軸の原点合わせが完了したか否かを判断し、否であれば前述したステップP61に戻る。
一方、可であればステップP78で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP79で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP80で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP81で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP82で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP83で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP84で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP85で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP86で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP87で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP88で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP89で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。次に、ステップP90で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれたら、ステップP91で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに主ユニットの指令(緩動)速度が書き込まれる。その後、後述するステップP105に移行する。
前記ステップP74で否であれば、ステップP92で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP61に戻り、可であればステップP93で従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれると、ステップP94で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP95で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP96で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP97で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに設定(緩動)速度が書き込まれると、ステップP98で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aよりカウント値が読み込まれ、記憶される。次に、ステップP99で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP100で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。
次に、ステップP101で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されると、ステップP102で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令(緩動)速度が読み込まれる。次に、ステップP103で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令(緩動)速度及び従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が送信されると、ステップP104で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令(緩動)速度が出力される。その後、後述するステップP132に移行する。
前述したステップP105で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP106で速度設定器187に設定速度が入力されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP107で、速度設定器187より設定速度が読み込まれ、記憶された後、ステップP108で主ユニットの設定速度用メモリ154Aより設定速度が読み込まれる。一方、否であればステップP108に直ぐ移行する。
次に、ステップP109で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aより前回の指令速度が読み込まれたら、ステップP110で前記読込んだ主ユニットの設定速度が読込んだ主ユニットの前回の指令速度と等しいか否かを判断する。ここで、可であればステップP111で、主ユニットの指令速度用メモリ155Aに読込んだ主ユニットの設定速度が書き込まれてから後述するステップP120に移行する。一方、否であればステップP112で、前記読込んだ主ユニットの設定速度が読込んだ主ユニットの前回の指令速度より大きいか否かを判断し、可であればステップP113で増速時の速度修正値用メモリ168Aより増速時の速度修正値が読み込まれる。次に、ステップP114で主ユニットの前回の指令速度に読み込んだ増速時の速度修正値を加算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶されてから、ステップP115で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに演算で求めた修正した主ユニットの指令速度が書き込まれる。その後、後述するステップP120に移行する。
前記ステップP112で否であれば、ステップP116で減速時の速度修正値用メモリ169Aより減速時の速度修正値が読み込まれたら、ステップP117で主ユニットの前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶される。次に、ステップP118で前記修正した主ユニットの指令速度が0より小さいか否かを判断し、可であればステップP119で前記修正した主ユニットの指令速度をゼロに書換えてから、前記ステップP115に移行する。一方、否であれば前記ステップP115に直ぐ移行する。
次に、前述したステップP120で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP121で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP122で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP123で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aからカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP124で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP125で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP126で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP127で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP128で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP129で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令速度が出力される。次に、ステップP130で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに主ユニットの指令速度が書き込まれたら、ステップP131で印刷機の停止信号が入力されたか否かを判断する。ここで、否であれば前述したステップP105に戻り、可であればステップP132で主ユニットの設定速度用メモリ154Aにゼロが書き込まれる。
次に、ステップP133で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)174のカウントが開始されたら、ステップP134で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aより前回の指令速度が読み込まれる。次に、ステップP135で前記読込んだ主ユニットの前回の指令速度が0に等しいか否かを判断し、ここで、可であればステップP136で主ユニットの指令速度用メモリ155Aにゼロが書き込まれたら、後述するステップP143に移行し、否であればステップP137で、減速時の速度修正値用メモリ169Aより減速時の速度修正値が読み込まれる。
次に、ステップP138で主ユニットの前回の指令速度から読み込んだ減速時の速度修正値を減算し、修正した主ユニットの指令速度が演算され、記憶されたら、ステップP139で前記修正した主ユニットの指令速度が0より小さいか否かを判断する。ここで、可であればステップP140で前記修正した主ユニットの指令速度をゼロに書き換えてから、ステップP141で主ユニットの指令速度用メモリ155Aに演算で求めた修正した主ユニットの指令速度が書き込まれ、否であればステップP141に直ぐ移行する。その後、ステップP142で主ユニットの前回の指令速度用メモリ167Aに演算で求めた修正した指令速度が書き込まれる。
次に、前述したステップP143で、従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ157Aより従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔が読み込まれたら、ステップP144で内部クロック・カウンタ174のカウント値が読み込まれる。次に、ステップP145で内部クロック・カウンタ174のカウント値が従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在の位置を送信する時間間隔以上になったら、ステップP146で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aからカウント値が読み込まれ、記憶される。
次に、ステップP147で主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ195Aのカウント値より主ユニットのモータ軸の現在位置が演算され、記憶されたら、ステップP148で従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ160Aより従属ユニットの現在位置の補正値が読み込まれる。次に、ステップP149で前記演算で求めた主ユニットのモータ軸の現在位置に、読込んだ従属ユニットの現在位置の補正値を加算し、従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置が演算され、記憶されてから、ステップP150で主ユニットの指令速度用メモリ155Aより主ユニットの指令速度が読み込まれる。
次に、ステップP151で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想のモータ軸の現在位置が送信されたら、ステップP152で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aに指令速度が出力され、その後、ステップP153で各ユニットの駆動モータのロータリ・エンコーダ29a〜29eに接続されたF/V変換器191,193a〜193dの出力が読み込まれる。次に、ステップP154で前記読込んだ各印刷機の駆動モータのロータリ・エンコーダ29a〜29eに接続されたF/V変換器191,193a〜193dの出力より、現在の各ユニットの速度が演算され、記憶されたら、ステップP155で前記演算で求めた現在のすべてのユニットの速度がゼロか否かを判断する。
前記ステップP155で否であれば前述したステップP133に戻り、可であればステップP156で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dに同期運転停止指令が送信される。次に、ステップP157で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dより同期運転停止信号が送信されたら、ステップP158で従属ユニットの駆動制御装置30a〜30dから同期運転停止信号を送信した従属ユニットの番号が受信され、記憶される。次に、ステップP159で同期運転停止信号を受信した従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用リレー197a〜197dに作動信号が出力されたら、ステップP160ですべての従属ユニットが同期運転停止したか否かを判断する。
前記ステップP160で否であれば、前述したステップP157に戻り、可であればステップP161で主ユニットの駆動モータ・ドライバ189Aの起動信号がOFFされる。次に、ステップP162で主ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路196Aに作動信号が出力されたら、ステップP163で同期運転スイッチがOFFされる。尚、同期運転スイッチがOFFされずに、ステップP164で印刷機駆動スイッチがONされたら、前述したステップP3に戻る。
このようにして本実施例では、印刷機の停止時には、駆動モータ26a〜26eによる同期制御を止めて同駆動モータ26a〜26eに付設された駆動モータ・ブレーキ27a〜27eを起動させることにより、主ユニットとしての折機10と従属ユニットとしての第1〜第4ユニット3〜6の位相ズレが防止されて同期状態が保持される。
この際、本実施例では、第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の速度をロータリ・エンコーダ29a〜29eで検出し、停止指令により速度がゼロになった場合、折機10に対する第1〜第4ユニット3〜6の同期制御(運転)を解除し、それと同時に、第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の駆動モータ26a〜26eの駆動モータ・ブレーキ27a〜27eを起動させ、印刷機停止中は駆動モータ・ブレーキ27a〜27eで第1〜第4ユニット3〜6及び折機10の回転を停止させるようになっている。
これにより、印刷機の停止中にも駆動モータ26a〜26e及び駆動モータ・ドライバ189A,235Aに電流を流さずに済み、消費電力の低減とモータ及びモータ軸受部の耐久性の向上が図れる。
本発明の実施例1を示す複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図である。 中央制御装置のブロック図である。 仮想マスタ・ジェネレータのブロック図である。 各印刷機の駆動制御装置のブロック図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2を示す印刷機の複数の各部の同期制御装置の概略構成図である。 中央制御装置のブロック図である。 仮想マスタ・ジェネレータのブロック図である。 印刷機の各ユニットの駆動制御装置のブロック図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 各印刷機の各ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例3を示す複数の印刷機の同期制御装置の概略構成図である。 主印刷機の駆動制御装置のブロック図である。 従属印刷機の駆動制御装置のブロック図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 従属印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例4を示す印刷機の複数の各部の同期制御装置の概略構成図である。 主ユニットの駆動制御装置のブロック図である。 従属ユニットの駆動制御装置のブロック図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 従属ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例5を示す中央制御装置のブロック図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例6を示す中央制御装置のブロック図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 中央制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例7を示す主印刷機の駆動制御装置のブロック図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 主印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例8を示す主ユニットの駆動制御装置のブロック図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。 主ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
符号の説明
1,101 給紙部、2,102 インフィード部、3〜6,103〜106 第1〜第4(印刷)ユニット、7,107 乾燥機、8,108 クーリング部、9,109 ドラッグ部、10,110 折機、11,111 機械軸(ラインシャフト)、12 中央制御装置(制御手段)、13 仮想マスタ・ジェネレータ、14,114 駆動制御装置、15,115 原動モータ(第1,第2の駆動用モータ)、16,116 原動モータ・ブレーキ(制動手段)、17,117 機械原点位置検出器、18,118 ロータリ・エンコーダ(速度検出手段)、19 主印刷機の駆動制御装置、20 従属印刷機の駆動制御装置、21〜25 駆動制御装置、26a〜26e 駆動モータ(駆動用モータ)、27a〜27e 駆動モータ・ブレーキ(制動手段)、28a〜28e 機械原点位置検出器、29a〜29e ロータリ・エンコーダ(速度検出手段)、30a〜30d 従属ユニットの駆動制御装置、31 主ユニットの駆動制御装置、40 CPU、41 ROM、42 RAM、43 印刷機の緩動速度用メモリ、44 設定速度用メモリ、45 原点合わせ準備時間用メモリ、46 仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ、47 印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ、47A 印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ、48 現在の各印刷機の速度用メモリ、48A 現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ、49 同期運転停止した印刷機の番号用メモリ、49A 同期運転停止した印刷機ユニットの番号用メモリ、50 内部クロック・カウンタ、51〜54 入出力装置、55 インタフェース、56 母線(BUS)、57 入力装置、58 表示器、59 出力装置、60 速度設定器、61 第1印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路、61a〜61d 第1〜第4ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路、62 第2印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路、63,63a〜63b A/D変換器、64,64a〜64d F/V変換器、65 A/D変換器、66 F/V変換器、70 CPU、71 ROM、72 RAM、73 現在の設定速度用メモリ、74 前回の設定速度用メモリ、75 仮想の機械軸の現在位置用メモリ、76 各印刷機の現在位置の補正値用メモリ、76A 印刷機の各ユニットの現在位置の補正値用メモリ、77 修正した各印刷機の仮想の機械軸の現在位置用メモリ、77A 修正した印刷機の各ユニットの仮想の機械軸の現在位置用メモリ、78 仮想マスタ・ジェネレータに設定速度を送信する時間間隔用メモリ、79 仮想の現在位置の修正値用メモリ、80 修正した仮想の機械軸の現在位置用メモリ、81 機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号用メモリ、81A 機械軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ、82 仮想のモータ軸の現在位置用メモリ、83 仮想のモータ軸の現在位置の修正値用メモリ、84 修正した仮想のモータ軸の現在位置用メモリ、85 修正した各印刷機の仮想のモータ軸の現在位置用メモリ、85A 修正した印刷機の各ユニットの仮想のモータ軸の現在位置用メモリ、86 モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機の番号用メモリ、86A モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ、87 増速時の速度修正値用メモリ、88 減速時の速度修正値用メモリ、89 同期運転停止信号を受信した印刷機の番号用メモリ、89A 同期運転停止信号を受信した印刷機のユニットの番号用メモリ、90 インタフェース、91 母線(BUS)、120 CPU、121 ROM、122 RAM、123 現在の設定速度用メモリ、124 指令速度用メモリ、125 仮想の機械軸の現在位置用メモリ、126 機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、127 機械軸の現在位置用メモリ、128 機械軸の現在位置の差用メモリ、129 機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ、130 機械軸の位置の差の許容値用メモリ、131 機械軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ、132 設定速度の補正値用メモリ、133 仮想のモータ軸の現在位置用メモリ、134 モータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、135 モータ軸の現在位置用メモリ、136 モータ軸の現在位置の差用メモリ、137 モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ、138 モータ軸の位置の差の許容値用メモリ、139 モータ軸の現在位置の差−設定速度の補正値変換テーブル用メモリ、140〜142 入出力装置、143 インタフェース、144 母線(BUS)、145 D/A変換器、146 印刷機の原動モータ・ドライバ、146A 印刷機のユニットの駆動モータ・ドライバ、147 機械軸位置検出用カウンタ、148 モータ軸位置検出用カウンタ、150 CPU、151ROM、152 RAM、153 緩動速度用メモリ、154 主印刷機の設定速度用メモリ、155 主印刷機の指令速度用メモリ、156 原点合わせ準備時間用メモリ、157 従属印刷機の駆動制御装置に主印刷機の指令速度及び従属印刷機の仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ、158 主印刷機の機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、159 主印刷機の機械軸の現在位置用メモリ、160 従属印刷機の現在位置の補正値用メモリ、161 従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置用メモリ、162 機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ、163 主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、164 主印刷機のモータ軸の現在位置用メモリ、165 従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置用メモリ、166 モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ、167 主印刷機の前回の指令速度用メモリ、168 増速時の速度修正値用メモリ、169 減速時の速度修正値用メモリ、170 修正した主印刷機の指令速度用メモリ、171 印刷機の原動モータのブレーキを作動させる印刷機の速度用メモリ、172 現在の各印刷機の速度用メモリ、173 同期運転停止信号を受信した従属印刷機の番号用メモリ、174 内部クロック・カウンタ、175〜181 各入出力装置、182 インタフェース、183 母線(BUS)、184 入力装置、185 表示器、186 出力装置、187 速度設定器、188 D/A変換器、189 主印刷機の原動モータ・ドライバ、190 A/D変換器、191 F/V変換器、192 A/D変換器、193 F/V変換器、194 主印刷機の機械軸位置検出用カウンタ、195 主印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ、196 主印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路、197 従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路、200 CPU、201 ROM、202 RAM、203 主印刷機の指令速度用メモリ、204 従属印刷機の指令速度用メモリ、205 従属印刷機の機械軸の仮想の現在位置用メモリ、206 従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、207 従属印刷機の機械軸の現在位置用メモリ、208 機械軸の現在位置の差用メモリ、209 機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ、210 機械軸の位置の差の許容値用メモリ、211 機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ、212 従属印刷機の指令速度の補正値用メモリ、213 従属印刷機のモータ軸の仮想の現在位置用メモリ、214 従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、215 従属印刷機のモータ軸の現在位置用メモリ、216 モータ軸の現在位置の差用メモリ、217 モータ軸の現在位置の差の絶対値用メモリ、218 モータ軸の位置の差の許容値用メモリ、219 モータ軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ、220 内部クロック・カウンタ、221〜227 各入出力装置、228 インタフェース、229 母線(BUS)、230 入力装置、231 表示器、232 出力装置、233 速度設定器、234 D/A変換器、235 従属印刷機の原動モータ・ドライバ、236 A/D変換器、237 F/V変換器、238 従属印刷機の機械軸位置検出用カウンタ、239 従属印刷機のモータ軸位置検出用カウンタ、240 従属印刷機の原動モータ・ブレーキ用回路、154A 主ユニットの設定速度用メモリ、155A 主ユニットの指令速度用メモリ、157A 従属ユニットの駆動制御装置に主ユニットの指令速度及び従属ユニットの仮想の現在位置を送信する時間間隔用メモリ、158A 主ユニットの機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、159A 主ユニットの機械軸の現在位置用メモリ、160A 従属ユニットの現在位置の補正値用メモリ、161A 従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置用メモリ、162A 機械軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ、163A 主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、164A 主ユニットのモータ軸の現在位置用メモリ、165A 従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置用メモリ、166A モータ軸の原点合わせ完了信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ、167A 主ユニットの前回の指令速度用メモリ、168A 増速時の速度修正値用メモリ、169A 減速時の速度修正値用メモリ、170A 修正した主ユニットの指令速度用メモリ、171A 印刷機のユニットの駆動モータのブレーキを作動させる印刷機のユニットの速度用メモリ、172A 現在の印刷機の各ユニットの速度用メモリ、173A 同期運転停止信号を受信した従属ユニットの番号用メモリ、189A 主ユニットの駆動モータ・ドライバ、192a〜192d A/D変換器、193a〜193d F/V変換器、194A 主ユニットの機械軸位置検出用カウンタ、195A 主ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ、196A 主ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路、197a〜197d 従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路、203A 主ユニットの指令速度用メモリ、204A 従属ユニットの指令速度用メモリ、205A 従属ユニットの機械軸の仮想の現在位置用メモリ、206A 従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、207A 従属ユニットの機械軸の現在位置用メモリ、208A 機械軸の現在位置の差用メモリ、209A 機械軸の現在位置の差の絶対値用メモリ、210A 機械軸の位置の差の許容値用メモリ、211A 機械軸の現在位置の差−指令速度の補正値変換テーブル用メモリ、212A 従属ユニットの指令速度の補正値用メモリ、213A 従属ユニットのモータ軸の仮想の現在位置用メモリ、214A 従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタのカウント値用メモリ、215A 従属ユニットのモータ軸の現在位置用メモリ、216A モータ軸の現在位置の差用メモリ、235A 従属ユニットの駆動モータ・ドライバ、238A 従属ユニットの機械軸位置検出用カウンタ、239A 従属ユニットのモータ軸位置検出用カウンタ、240A 従属ユニットの駆動モータ・ブレーキ用回路、A 第1印刷機,主印刷機、B 第2印刷機,従属印刷機、W,W1,W2 巻取紙(ウェブ)。

Claims (16)

  1. 複数の印刷機又は印刷機の複数の各部にそれぞれ駆動用モータを設け、
    前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を同期するように制御する複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法において、
    前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、
    停止指令により前記制動手段が設けられた駆動用モータのモータ・ドライバの起動信号を切ると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  2. 前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段を設け、
    前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、
    前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項1記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  3. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項2記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  4. 入力された回転速度指令に基づいて同期基準信号を発生する仮想マスタ・ジェネレータが設けられ、
    前記同期基準信号は速度指令と位相指令から構成され、
    前記仮想マスタ・ジェネレータからの同期基準信号に同期するように前記複数の駆動用モータを制御することを特徴とする請求項1記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  5. 前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、
    前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、
    前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項4記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  6. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項5記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  7. 第1の駆動用モータと第2の駆動用モータが設けられ、
    前記第2の駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、
    前記第1の駆動用モータ又は前記第2の駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、
    前記停止指令により前記第1の駆動用モータ及び前記第2の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、
    前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記第2の駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項1記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  8. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項7記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御方法。
  9. 複数の印刷機又は印刷機の複数の各部にそれぞれ駆動用モータを設け、
    前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を同期するように制御する複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置において、
    前記複数の駆動用モータの少なくとも1つの駆動用モータの回転を制動する制動手段と、
    停止指令により前記制動手段が設けられた駆動用モータのモータ・ドライバの起動信号を切ると共に、前記制動手段を起動させる制御手段と、
    を設けたことを特徴とする複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  10. 前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段を設け、
    前記制御手段は、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  11. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項10記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  12. 入力された回転速度指令に基づいて同期基準信号を発生する仮想マスタ・ジェネレータが設けられ、
    前記同期基準信号は速度指令と位相指令から構成され、
    前記制御手段は、前記仮想マスタ・ジェネレータからの同期基準信号に同期するように前記複数の駆動用モータを制御することを特徴とする請求項記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  13. 前記制動手段が設けられた駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記停止指令により前記複数の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記制動手段が設けられた駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項12記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  14. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項13記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  15. 第1の駆動用モータと第2の駆動用モータが設けられ、
    前記第2の駆動用モータの回転を制動する制動手段が設けられ、
    前記第1の駆動用モータ又は前記第2の駆動用モータの回転速度を検出する速度検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記停止指令により前記第1の駆動用モータ及び前記第2の駆動用モータの駆動速度の減速を開始し、前記速度検出手段の検出する回転速度が予め定められた回転速度以下になった時、前記第2の駆動用モータの同期制御を解除すると共に、前記制動手段を起動させることを特徴とする請求項記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
  16. 前記予め定められた回転速度がゼロであることを特徴とする請求項15記載の複数の印刷機又は印刷機の複数の各部の同期制御装置。
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