JP4527816B2 - 充填された液体の浮揚による浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、層状の浮揚による浄化装置に関する。この発明に係る装置は、液体内に含まれ、以下、MISという略語により言及される浮遊物質の分離を、それらの密度が液体の密度よりも小さい場合に、自然浮揚によって促進するために使用され得る。この発明は、溶存空気とともに浮揚させる技術と組み合わせて使用することもできる。これら2つの用途において、この発明に係る装置の構造及び動作原理は同じである。
【0002】
浮揚および層技術を使用するこの種の浄化器に対する共通の名前は、傾斜板フロート(inclined-plate float)または層状フロート(lamellar float)である。
上述したプロセスおよび装置は、特に、浮遊物質の廃液からの分離を促進するように構成されている。
【0003】
【従来の技術】
この種の現存する装置は、以下の技術を使用している。
〈A/ 層分離技術〉
この技術は、MISの密度が液体の密度とは異なるときに、液体からのMISの分離を促進するために使用される。MISの密度が、液体の密度よりも小さいときには、浮揚による層状の浄化として言及される。層分離の基本的な理論およびこの技術の利点は、公知であると考えられるので、ここでは説明しない。
【0004】
〈B/ 溶存空気とともに浮揚させる技術〉
この技術は、しばしば層分離の技術と組み合わせられる。この技術は、適当な装置により生成された空気(または他のガス)のマイクロバブル(microbubble)を使用することにあり、これらのマイクロバブルの、液体内に存在する粒子、すなわち、浮遊物質への付着能力および該浮遊物質の液体表面への連行能力によるものである。この場合に、強制浮揚として言及される。
【0005】
液体からのMISの浮揚による層分離の原理を、図1および図2の(a)〜(c)を参照しながら以下に簡単に説明する。溶存空気とともに浮揚させる技術を用いる場合には、浮揚に必要な空気のマイクロバブルを生成するための装置は、公知であると考えられるのでここでは説明しないことを事前に指摘しておかなければならない。液体から分離されるべきMISは、単純に、液体の密度よりも小さい密度を有し、または、そうでなければ、マイクロバブルにより「軽く」され、それによって浮揚するものであると仮定される。
【0006】
浮遊物質を含む充填された液体は、層板としても言及される傾斜板1の間に導入される(図1)。種々の図面に小さい円で表された浮遊物質は、前記層板の上方の板の表面に到達するまで上昇移動する。浮遊物質は、その後、各々の層板を構成する板に沿って滑り上がることにより、破線2により表された矢印の方向に、各層板の上端まで上昇する。この点に達すると、浮遊物質は板から離れ、液面に向かって上昇する。粒子により占有され、したがって、解放されたスペースが浄化された液体によって受け取られ、矢印3の方向、すなわち、浮遊物質の上昇移動方向とは反対の方向、すなわち、上方から下方に向かって下方の板の表面に沿って「滑り落ちる」。したがって、浄化された液体および浮遊物質は、分離されたものになるように、浮遊物質は上方に、浄化された液体は下方に、2つの板の間を交差する。
【0007】
浄化されるべき液体の層板に対する導入の流れの方向に依存して、3つの形式の層による浄化が存在する。
〈1/ 並流型浄化器(図2(a))〉
浄化されるべき液体4は下部から上方に向かって導入される。板1の間において、浮遊物質および液体は、同じ方向に移動する。
【0008】
理論的には、この方策は、2つの物質が同じ方向に移動するために、浮遊物質の上方に向かう移動は浄化された液体の動きによって乱されず、非常に有利である。実際には、浄化された液体の除去に関連する問題を仮定すれば、この方策は、未だ、ほとんど実用に適用されていない。これは、浮遊物質および浄化された液体が層板の同じ側において回収され、それらは、層板の上方に配置された領域において容易に再混合されるためである。
【0009】
〈2/ 逆流型浄化器(図2(b))〉
浄化されるべき液体は、装置の側部を介して矢印4の方向に横に導入され、そのために、浄化されるべき液体および浮遊物質が導入方向に対して垂直に循環する。この技術も、流れの均等分布に関する問題のために実際には滅多に使用されない。
【0010】
〈3/ 向流型浄化器(図2(c))〉
浄化されるべき液体は、矢印4の方向に、上部から下方に向かって導入される。この技術は、浮遊物質および浄化された液体の分離が非常に明確であり、浮遊物質が層板の上方において回収され、浄化された液体が層板の下方において回収されるので、実際には、断然最も通常に使用されるものである。それにもかかわらず、この方策を実施する場合には、多くの問題に直面する。
【0011】
すなわち、全投影面積(TPS)を増加させ、それによって、同じ地表面積(設置面積)に対して浮遊物の分離能力を増加させるために、以下のことが必要であることがわかる。
層板間の距離を低減させることが必要である。しかしながら、この距離が小さくなればなるほど、上昇する浮遊物質のベールと浄化された液体の下降流との間の摩擦がより大きくなり、浮遊物質の上昇移動をかき乱すことになる。
層板間の通過速度を増加させることを可能にする層板の長さを増大させることが必要である。実際には、層板の長さは除去されるべきMISの量および浮遊物質のベールの圧密可能性(compactability)に依存している。長すぎる層板は、浮遊物質の過度に大きなベールによって、頂部において容易く詰まってしまう。
また、層板の上方に配置されているスペースにおいて、層板間に集中される浮遊物質が、浄化されるべき液体と接触するようになる。その結果、該浮遊物質が液体によって再度希釈され、その幾分かがもう一度液体によって層板間に連行され、分離の効率を低減させる。
【0012】
実際には、これらの問題は、垂直に流れる浮遊体に対する層状浮遊体に適用可能な限界上昇速度Va=流速/TPSにおける減少によって影響される。この限界上昇速度の減少は、以下のいくつかの要因に依存している。
粒子の浮揚速度:この速度が速ければ速いほど、層状浮遊体の限界上昇速度は垂直に流れる浮遊体の速度に近づいていく。
MISの濃度:この値が高ければ高いほど、層状浮遊体の限界上昇速度は垂直に流れる浮遊体の速度に対して減少していく。
浮遊物質のベールの圧密可能性:浮遊物質がより容易に密集されればされるほど、層状浮遊体の限界上昇速度は垂直に流れる浮遊体の速度に近づいていく。
【0013】
これらの種々の要因の結果、層状の浄化がその理論的な能力の範囲内でよく使用されることになっている。
【0014】
一規準として、溶存空気を用いた浮揚による廃水の浄化の場合には、最大の理論的な浮揚速度は約18m/hである。実際には、最も進歩した構造に対して、垂直に流れる浮遊体は、約8m/hに制限されている一方、本質的には、上述された水力学的な制約のために、一定の層状浮遊体の製造は、わずかに2m/hの限界上昇速度Vaに制限されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
これらの種々の観察から、並流型の浄化が大量のMISを迅速に分離することができることが、他方では、粗雑な浄化が達成されるだけであることがわかる。反対に、向流型浄化は、比較的少量のMISに対して良好な結果を与え、かつ品質の高い浄化を達成することを可能にしている。しかしながら、この浄化方法は、処理されるべき廃液内のMISの濃度によって大きく影響される。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は、それぞれの最良の条件下において、並流および向流の2つの技術を使用することができる形式の浄化器を使用する一方、これと同時に上述した欠点を解決し、それらの能力を最適化することにより、液体内の固体状の浮遊物質の分離を開始することである。
【0017】
この浄化器は、該浄化器タンク内に沈められた複数のU字状部材を含み、該U字状部材は、相互に対してほぼ平行に配列されるとともに、相互に一定距離だけ離れ、かつ、水平線に対して傾斜され、「U」字の開いた部分が上方に向いており、これらのU字状部材の各々が、その基部の領域に、入口または出口収集機を受け入れている。
【0018】
【発明の実施の形態】
この発明の実施方法およびその利点は、添付図面により支持された限定しない規準として与えられる、以下の実施の形態から、より明確になる。
【0019】
図1は、浮揚による層状分離の一般的な原理を概略的に示している。
図2の(a),(b),(c)は、浄化されるべき液体の導入の方向による、浮揚による層状の浄化の3つの形式を概略的に示している。
図3は、U字状部材の間に浄化される液体を導入し、該U字状部材の基部の内部において浄化された液体を取り除く形式の、浮揚による浄化の場合の、この発明による装置の原理を示している。
図4は、U字状部材の内部に浄化される液体を導入し、該U字状部材の間から浄化された液体を取り出す形式の、浮揚による浄化の場合の、この発明による装置の原理を示している。
図5は、U字状部材が垂直方向に配列された、図3に示されたものと同様の原理を概略的に示している。
図6は、U字状部材が垂直方向に配列された、図4に示されたものと同様の原理を概略的に示している。
図7は、この発明による装置と組み合わせられ得る、いくつかの選択的な構成要素を示している。
図8は、側部隔壁を有しないこの発明によるU字状部材を示している。この場合には、浄化器タンクの壁が、U字状部材の2つの側部を閉じる。
図9は、U字状部材に固定された側部隔壁を有するこの発明によるU字状部材を示している。
図10は、水平方向にU字状部材を配列したこの発明による装置を備えた浮揚浄化装置の縦断面を概略的に示す図である。
図11は、図10に示された装置の交差する方向の縦断面を示す概略図である。
図12は、垂直方向にU字状部材を配列したこの発明による装置を備えた浮揚浄化装置の他の実施形態の縦断面を概略的に示す図である。
図13は、図12に示された装置に対して交差する方向の縦断面を示す概略図である。
図14は、図12に示された装置の変形例の縦断面を概略的に示す図である。
【0020】
この発明に係る装置は、並流において、その後、向流においてそれぞれ動作する、浮揚による層分離の2つの技術を同時に実行することを可能にしている。
【0021】
この発明の第1の特徴によれば、浄化器は、水平線に対して角度αで傾斜され、図3〜図6に明らかに見られるようにタンク10内に沈められ、したがって、液面の下方に配置された、複数の(少なくとも2つの)U字状部材11を含んでいる。各U字状部材11には、U字状部材11の基部の、その閉じた端部の側部に配置された収集機12が設けられている。これらの収集機12は、通常は、その母線の1つに沿って開口した管状部材からなっている。U字状部材11は、相互に一定距離をおいて、列をなして配列されている。
【0022】
U字状部材11の2つの腕部の離隔距離は、浮遊物質5と浄化された液体との間の分離を可能にするのに十分であるように選択されている。また、たとえ、2つの連続するU字状部材11の離隔距離が、同じU字状部材11の2つの腕の離隔距離に必ずしも等しくないとしても、やはり、それは同じ条件、すなわち、浮遊物質5と浄化された液体との間の分離を可能にするのに十分であるという条件を満足するように選択されている。一規準として、実際には、U字状部材11の腕または板間の距離は、5〜15cmである。
【0023】
図に見られるように、これらのU字状部材11は、水平方向の配列(図3,図4)、垂直方向の配列(図5,図6)または、隣り合うU字状部材間で水平方向にオフセットした垂直方向の配列(図14)の形態とすることができる。
各U字状部材11の閉じた端部は、下方に向いており、開いた端部は上方に向いている。
【0024】
この発明に係る装置は、以下の2つの異なる形態において動作することができる。
〈形態1(図3、図5)〉
浄化される液体が、U字状部材の閉じた端部の側部において、それらの外部のスペースに導入される。液体は、U字状部材11の下部に到達するまで、矢印4の方向に該U字状部材11の間に突入する。前記U字状部材11の間において、浮遊物質5は該U字状部材の下側外壁に接触するまで上昇し、その後、該外壁に沿って上方に滑り上がる。U字状部材11の上端部に達すると、浮遊物質は、該U字状部材11の上方に配置されている液面に向かって排出される。(全体的にまたは部分的に浄化された)液体も、矢印3の方向に上方に上方に向かって下部から上昇する。液体の経路のこの部分において、浄化は、「並流」原理に従って行われる。
【0025】
次に、(全体的にまたは部分的に浄化された)液体は、各U字状部材11の内部に、その上端部から下方に向かって矢印3の方向に下降し、そこで、第2の分離が、「向流」原理に従って行われる。浮遊物質5は、前記U字状部材11の上側壁面に沿って、該壁面の各々の内側を矢印2の方向に上昇する。浄化された液体は、各U字状部材11の下部において、浄化器タンク10に固定されかつ該浄化器タンクから取り外される収集機12により収集される。
【0026】
〈形態2(図4〜図6)〉
浄化されるべき液体が、収集機12を経由して各U字状部材11の内部においてタンク10内に導入される。該液体はU字状部材11内を下部から上方に向かって矢印4の方向に、前記U字状部材11の頂部に達するまで上昇する。U字状部材11の内部において、浮遊物質5は、U字状部材11の上側内壁に到達するまで上昇し、その後、前記壁に沿って滑り上がる。U字状部材の上端部に到達すると、浮遊物質は、U字状部材11の上方に位置している液面に向かって排出される。(完全にまたは部分的に浄化された)液体も矢印3の方向に、下部から上方に向かって上昇する。液体の経路のこの部分において、浄化は、「並流」原理に従って行われる。
【0027】
次に、(完全にまたは部分的に浄化された)液体は、U字状部材11の間を上部から下方に向かって矢印3の方向に下降し、そこで、第2の分離が、「向流」原理に従って行われる。浮遊物質5は、各U字状部材の下側壁の外側に沿って矢印2の方向に上昇する。浄化された液体は、U字状部材11の閉じた端部の側方または下方に位置するスペースにおいて、浄化器タンク10から取り除かれるために収集される。
【0028】
この発明に係る浄化装置の機能は、U字状部材11の構造および導入に密接に関連している。U字状部材の閉じた側は、浄化されるべき液体の内部に、整然と配置されている。U字状部材の基部は、既に述べたように、下部に配置され、開いた側は上部に配置されている。U字状部材11の内部に配置されたスペースは、「U」字の腕を構成する2つの傾斜した壁によって垂直方向に区画されており、浄化器タンクの2つの対向壁またはU字状部材に組み込まれた壁によりそれぞれ横方向に区画されている。このように、各U字状部材は、スペースを囲い込み、その内部に通じる唯一の経路は、該U字状部材の上部に配置された開いた側を経由している。この発明に係る装置のU字状部材の配置は図3〜図6に与えられる形態1に従って、液体を、U字状部材11の間を下部から上方へ、それから、各U字状部材11の内部上部から下方に循環させることができる。図4〜図6に与えられた形態2によれば、液体は、最初にU字状部材の内部を下部から上方へ、その後U字状部材の間を上部から下方へ循環する。
【0029】
使用される形態の別なく、同じ浄化プロセスを使用する同じ装置に関連している。この発明に係る浄化装置は、2つの方向に機能することができる。
【0030】
傾斜したU字状部材は多くの方法で使用され得る。浄化器タンク10に固定されてもよい(図3,図4,図5,図6)。各U字状部材11は、浄化器タンク10に独立に固定されてもよい。適当な場合には、2または3以上のU字状部材がブロックを形成することもできる。U字状部材11は、浄化器タンクの外部のサポートにより支持されていてもよい。
【0031】
加えて、U字状部材11は、水平方向に配列されていてもよい。その場合、タンク10内の同じ高さに、相互に平行に向けられる(図3,図4,図10)。また、垂直方向に配列されていてもよい。この場合に、U字状部材は相互に平行に向けられて、相互に上下に配列される(図5,図6,図12)。最後に、U字状部材が相互に平行に向けられ、かつ、上下に配されると同時に、傾斜線に沿って一定量だけオフセットされる、いわゆる傾斜形態に配置されていてもよい(図14)。選択される形態の別なく、各U字状部材の閉じた側は、常に、その開いた側の下方に維持されている。
【0032】
U字状部材11は、金属、プラスチック、布、セラミックまたは他の平坦かつ輪郭形成された、硬質のまたは柔軟な材料から形成され得る。適当であれば、U字状部材11は、組立体を構成する複数の異なる部品からなっていてもよい。
【0033】
各U字状部材11の壁は、真っ直ぐでも曲がっていても、平行でも非平行でもよい。各U字状部材11の壁は、同じ長さを有していても、異なる長さを有していてもよい(図7において、L1=L2またはL1<L2またはこれに代えてL1>L2でよい。)。
【0034】
1または2以上の平行な板13,14がU字状部材11の間に備えられてもよい(図7)。同様に、1つまたは2以上の平行な板15,16がU字状部材11の内部に設けられてもよい(図7)。これらの板もU字状部材11を構成する腕に平行に配置されており、入口またはU字状部材11の間において生ずる全ての横方向の乱れを和らげ、流れをより適当な方向に向かわせることを意図している。
【0035】
U字状部材11は、水平線に対して一定の角度αで傾斜している。適当であれば、それらは垂直方向に向けられていてもよい。浄化された液体は、各U字状部材11の基部において、該U字状部材11内部に組み込まれ、または、他の場合には、単位前記U字状部材の基部に接続された収集機12によって収集され得る。
【0036】
各U字状部材11は、2つの側面において横方向に開いていてもよい(図8)。この場合には、浄化器タンク10の壁がそれ自体、U字状部材の内部のスペースから外部のスペースを分離する機能を果たす。
【0037】
各U字状部材11は、2つの側面において、壁17によって横方向に閉じられていてもよく、リブ18を含んでいてもいなくてもよい(図9)。この場合には、壁17と浄化器のタンク10との間の距離は、該壁17と浄化器の壁との間の液体の流通を避けるように、十分に小さいものであり、そのために、浄化されるべき液体のすべてがU字状部材11の間を流通することがわかる。
【0038】
図14は、図12に示されたこの発明に係る浄化器の変形例を示している。後者の浄化器に対して、まず第1に、U字状部材20の列が垂直方向ではなく、傾斜していることがわかる。次に、分配収集機22が浄化器タンク21の基部に配置された単純な接続部により置き換えられている。最後に、U字状部材20の列はその頂部を壁33により制限されておらず、ここでは、浄化されるべき液体の全てがU字状部材20の間を通過することを強制されないように、取り外し可能である。実際には、浮遊物質のいくらかがU字状部材の間を通過することなく直接液面に向かって逃げる。
【0039】
U字状部材11,20の数は、浄化器の大きさに依存し、この例においては重要ではない。浄化されるべき液体は、入口収集機22を介して導入される。浄化されるべき液体は浄化器タンク21内に、前記U字状部材20の閉じた端部側に、前記入口収集機20に形成された穴23を通して(図10,図11,図12)、または直接、浄化器タンク21内に入る(図14)。浮遊物質は、上述されかつ図3,図5を参照して示された原理に従って液面まで上昇する。浮遊物質は、液面に一端貯留され、例えば、スパイラルスクープ24によって、出口容器25に取り除かれる。該スクープは、外部駆動32によって回転されるように形成されている。浮遊物質は、表面スクレーパを使用して、単純な水門へのオーバーフローによって、または他の手段によって取り除かれてもよい。
【0040】
浄化された液体は、U字状部材20内に下降し、かつ、穴の開いた収集機26によって収集され、出口収集機27に向かって排出される。浄化器タンク21内の液位は、圧力検知器29により制御される調節弁28によって調節される。
【0041】
液体が、浮遊物質に加えてデカンテーション可能な物質を含んでいる場合には、このデカンテーション可能な物質が、浄化器タンクの基部を形成する逆さピラミッド型の基部において回収される。この点において、自動または手動バルブ31により定期的にパージされる。デカンテーション可能な物質は、ベーススクレーパ(base scraper)または、他の任意の手段によって収集されてもよい。
【0042】
一規準として、図10および図11を参照して説明された上記浄化器の主要寸法は、ほぼ以下の大きさとすることができる。
全長: 3m
全幅: 2.5m
全高: 3m
U字状部材は、水平線に対して55°傾斜されている。
【0043】
一規準として、図12,図13および図14を参照して説明された浄化器の主要寸法は、ほぼ以下の大きさとすることができる。
全長: 2m
全幅: 2.2m
全高: 4m
U字状部材は、水平線に対して50°傾斜されている。
【0044】
浮揚は、自然浮揚でも強制浮揚でもよい。後者の場合には、図示しない外部装置により製造され、装置の上流の入口収集機22内に導入された気体(空気または他のガス)のマイクロバブルによって達成される。
いくつかの小さな変更により、上述された装置は、反対の意味で、すなわち、図4,図5を参照して示された形態2に従って、機能することができる。したがって、浄化されるべき液体は、収集機を介して導入され、収集機12によりU字状部材20の内部に分配される。液位調節弁28は、収集機22に備えられてよい。U字状部材20の下側壁は、この場合、上側壁よりも短くされる。
【0045】
したがって、この発明に係る装置の利点は、廃液および廃水の処理に関連して評価され得る。このために、浄化の機能の最適化に加えて、そのような装置の容積をかなり低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浮揚による層状分離の一般的な原理を概略的に示す図である。
【図2】 (a),(b),(c)は、浄化されるべき液体の導入の方向による、浮揚による層浄化の3つの形式を概略的に示す図である。
【図3】 U字状部材の間に浄化される液体を導入し、該U字状部材の基部の内部において浄化された液体を取り除く形式の、浮揚による浄化の場合の、この発明による装置の原理を示す図である。
【図4】 U字状部材の内部に浄化される液体を導入し、該U字状部材の間から浄化された液体を取り出す形式の、浮揚による浄化の場合の、この発明による装置の原理を示す図である。
【図5】 U字状部材が垂直方向に配列された、図3に示されたものと同様の原理を概略的に示す図である。
【図6】 U字状部材が垂直方向に配列された、図4に示されたものと同様の原理を概略的に示す図である。
【図7】 この発明による装置と組み合わせられ得る、いくつかの選択的な構成要素を示す図である。
【図8】 浄化器タンクの壁が、U字状部材の2つの側部を閉じる、側部隔壁を有しないこの発明によるU字状部材を示している。
【図9】 U字状部材に固定された側部隔壁を有するこの発明によるU字状部材を示す図である。
【図10】 水平方向にU字状部材を配列したこの発明による装置を備えた浮揚浄化装置の縦断面を概略的に示す図である。
【図11】 図10に示された装置の交差する方向の縦断面を示す概略図である。
【図12】 垂直方向にU字状部材を配列したこの発明による装置を備えた浮揚浄化装置の他の実施形態の縦断面を概略的に示す図である。
【図13】 図12に示された装置に対して交差する方向の縦断面を示す概略図である。
【図14】 図12に示された装置の変形例の縦断面を概略的に示す図である。
【符号の説明】
10 タンク
11,20 U字状部材
12,26 収集機
13,16 板
Claims (11)
- 固体状の物質を含む充填された液体を、浮揚により浄化する浄化装置であって、
前記浄化されるべき液体を受容するように構成されたタンク(10)を含むとともに、
前記タンク(10)内に沈められた複数のU字状部材(11,20)を含み、前記U字状部材(11,20)が、相互にほぼ平行に相互に対して一定の間隔を開けて配置され、かつ、水平線に対して傾斜され、そのU字の開いた部分が上方に向けられ、
該U字状部材の各々が、その基部の領域に、入口または出口収集機(12,26)を受け入れていることを特徴とする浄化装置。 - 前記U字状部材(11,20)が、前記タンク(10)内の同じ高さに列をなして配列され、相互に平行となるように向けられていることを特徴とする請求項1記載の浮揚による浄化装置。
- 前記U字状部材(11,20)が、垂直方向に列をなして配列され、前記タンク(10)内に相互に上下方向に配され、相互に平行となるように向けられていることを特徴とする請求項1記載の浮揚による浄化装置。
- 前記U字状部材(11,20)が、傾斜した列をなして配列され、相互に上下方向に配され、相互に平行となるように向けられると同時に、前記U字状部材(11,20)のそれぞれの湾曲部が垂直線に対してオフセットされ、該垂直線に対して傾斜した線に沿って配置されていることを特徴とする請求項1記載の浮揚による浄化装置。
- 2つの隣り合うU字状部材(11,20)の離隔距離が、前記U字を構成する2つの腕の離隔距離に等しいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- 前記U字状部材(11,20)が、その2つの側部において、前記タンク(10)の壁によって横方向に閉じられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- 前記U字状部材(11,20)が、該U字状部材に組み込まれた壁(17)によって2つの側部において横方向に閉じられ、それによって、上側に配列された唯一の開口において開かれた箱を形成していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- 前記浄化されるべき液体が、前記U字状部材(11,20)の閉じた端部の側において、該U字状部材(11,20)の外部の前記タンク(10)内に導入され、浄化された液体が、収集機(12,26)によって、各U字状部材(11,20)の内側に収集されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- 前記浄化されるべき液体が、前記各U字状部材(11,20)に固定された前記収集機(12,26)を介して前記U字状部材(11,20)の内部において、前記タンク(10)内に導入され、前記浄化された液体が、U字状部材の閉じた端部側において、該U字状部材の外側に収集されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- U字状部材(11,20)は、金属、プラスチック、セラミック、布またはこれらの材料の混合物を含むグループから選択される、硬質または柔軟な材料から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
- U字状部材(11,20)の間に配置され、または、該U字状部材の内部に配置される1または2以上の追加の板(13,16)をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の浮揚による浄化装置。
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