JP2956200B2 - 嫌気性廃水処理装置 - Google Patents
嫌気性廃水処理装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、廃水を嫌気性微生物により処理する嫌気性
廃水処理装置に関するものである。
廃水処理装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、廃水を嫌気性微生物により処理するための装置
として、UASB(上向流嫌気性汚泥床)法による嫌気性廃
水処理装置が開発実用化されつつある。
として、UASB(上向流嫌気性汚泥床)法による嫌気性廃
水処理装置が開発実用化されつつある。
この種の装置は、第3図に示すように、リアクタa下
部から導入した廃水を、上向流で反応部b内に形成され
た嫌気性微生物を主体とする汚泥床(スラッジブランケ
ット)c内を通過させてメタン醗酵処理するものであ
り、嫌気性微生物がグラニュールと呼ばれる塊を作って
極めて高濃度となり、高速のメタン醗酵することができ
る利点がある。その反応部cの上部には三相分離部dが
配設され、この三相分離部dによって、発生するメタン
等のガス、そのガスに付着して浮上する嫌気性微生物等
の固体物、処理後の水がそれぞれ分離されるようになっ
ており、分離後のガスがガス排出管eに排出されると共
に水が流出管fに流出し、かつ固体物が反応部に戻る。
その三相分離の機能を有する装置は、特開昭62−262798
号公報等、種々提案されている。
部から導入した廃水を、上向流で反応部b内に形成され
た嫌気性微生物を主体とする汚泥床(スラッジブランケ
ット)c内を通過させてメタン醗酵処理するものであ
り、嫌気性微生物がグラニュールと呼ばれる塊を作って
極めて高濃度となり、高速のメタン醗酵することができ
る利点がある。その反応部cの上部には三相分離部dが
配設され、この三相分離部dによって、発生するメタン
等のガス、そのガスに付着して浮上する嫌気性微生物等
の固体物、処理後の水がそれぞれ分離されるようになっ
ており、分離後のガスがガス排出管eに排出されると共
に水が流出管fに流出し、かつ固体物が反応部に戻る。
その三相分離の機能を有する装置は、特開昭62−262798
号公報等、種々提案されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述の嫌気性廃水処理装置は、溶解性有機
物を主体とする廃水に対しては高い効果を発揮するが、
懸濁物(SS)を高濃度に含む廃水に対しては良好な処理
を行えない。
物を主体とする廃水に対しては高い効果を発揮するが、
懸濁物(SS)を高濃度に含む廃水に対しては良好な処理
を行えない。
すなわち、廃水にSSが含まれると、SSが反応部内の汚
泥床に混じり、その床の高さの上昇が避けられず、つい
には三相分離部を詰まらせて、分離効率を悪くしたり、
SSが流出管から流出したりすることになる。更に、SSに
混在して微生物が流出管から流出することになると、処
理性能の大幅な低下は避けられない。
泥床に混じり、その床の高さの上昇が避けられず、つい
には三相分離部を詰まらせて、分離効率を悪くしたり、
SSが流出管から流出したりすることになる。更に、SSに
混在して微生物が流出管から流出することになると、処
理性能の大幅な低下は避けられない。
そこで、本発明は、このような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は、懸濁物を高濃度に含む廃水
の処理を行える嫌気性廃水処理装置を提供することにあ
る。
たものであり、その目的は、懸濁物を高濃度に含む廃水
の処理を行える嫌気性廃水処理装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、廃水を導入し、
これを上向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床を通過
させて処理するリアクタ内に、その下方を上記廃水の導
入部及び汚泥床を有する反応部と、その反応部から溢流
する懸濁物を貯溜する貯溜部とに仕切る仕切板を設ける
と共に、この仕切板の上方に貯溜部への微生物の流出を
阻止する邪魔板を設け、かつその上部にガス−固体物−
水をそれぞれ分離する三相分離部を設けたものである。
これを上向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床を通過
させて処理するリアクタ内に、その下方を上記廃水の導
入部及び汚泥床を有する反応部と、その反応部から溢流
する懸濁物を貯溜する貯溜部とに仕切る仕切板を設ける
と共に、この仕切板の上方に貯溜部への微生物の流出を
阻止する邪魔板を設け、かつその上部にガス−固体物−
水をそれぞれ分離する三相分離部を設けたものである。
[作用] 廃水は、反応部内に導入され、上向流で汚泥床を通過
して嫌気性微生物によりメタン醗酵処理され、三相分離
部に至る。廃水に懸濁物(SS)が含まれていると、SSは
汚泥床に混じり合い、床の高さが上昇する。この場合、
一般にSSは、粒子が細かくて沈降速度が低いので、嫌気
性微生物より上方に集まる傾向にある。このため、汚泥
床の上昇によって仕切板の上方から貯溜部に溢流するの
はほとんどSSとなる。
して嫌気性微生物によりメタン醗酵処理され、三相分離
部に至る。廃水に懸濁物(SS)が含まれていると、SSは
汚泥床に混じり合い、床の高さが上昇する。この場合、
一般にSSは、粒子が細かくて沈降速度が低いので、嫌気
性微生物より上方に集まる傾向にある。このため、汚泥
床の上昇によって仕切板の上方から貯溜部に溢流するの
はほとんどSSとなる。
また、仕切板の上方に邪魔板が設けられていること
で、微生物がSSの溢流等に伴い貯溜部へと流出しようと
しても邪魔板により阻止されるので、貯溜部にはほとん
ど嫌気性微生物が溜まることがない。
で、微生物がSSの溢流等に伴い貯溜部へと流出しようと
しても邪魔板により阻止されるので、貯溜部にはほとん
ど嫌気性微生物が溜まることがない。
従って、SSのみが選択的に貯溜部へと移動するため、
SSの蓄積による三相分離部の詰まりがなくなり、またSS
の流出やSSに伴った微生物の流出もなくなり、SSによる
トラブルを最少限に抑えられるので、懸濁物を高濃度に
含む廃水の処理を良好に行えることになる。
SSの蓄積による三相分離部の詰まりがなくなり、またSS
の流出やSSに伴った微生物の流出もなくなり、SSによる
トラブルを最少限に抑えられるので、懸濁物を高濃度に
含む廃水の処理を良好に行えることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、1は従来とほぼ同様に三
相分離部2を備えた密閉型のリアクタを示し、このリア
クタ1は、導入された廃水を、上向流で嫌気性微生物を
主体とする汚泥床(スラッジブランケット)3内を通過
させてメタン醗酵処理するように構成されている。
相分離部2を備えた密閉型のリアクタを示し、このリア
クタ1は、導入された廃水を、上向流で嫌気性微生物を
主体とする汚泥床(スラッジブランケット)3内を通過
させてメタン醗酵処理するように構成されている。
リアクタ1の下部には、廃水を導入する流入管4が接
続されていると共に、上部には、リアクタ1内で発生し
たメタンガス等のガスのガス排出管5及び処理後の水の
流出管6がそれぞれ接続されている。
続されていると共に、上部には、リアクタ1内で発生し
たメタンガス等のガスのガス排出管5及び処理後の水の
流出管6がそれぞれ接続されている。
また、リアクタ1の内部には、その底部から鉛直方向
に沿って適宜高さ突出するように仕切板7が設けられ、
この仕切板7によってリアクタ1内の下方が上記汚泥床
3が形成される反応部8と貯溜部9とに複数(図示例で
は2つ)に分割されて、反応部8内の汚泥床3の高さが
仕切板7を越えると、越えた床3の一部が貯溜部9に溢
流するようになっている。尚、反応部と貯溜部との液が
互いに仕切板を介して流通することはない。反応部8の
下部には、その内部の汚泥床3に対して面全域にほぼ均
一に廃水が上向流として流入されるように導入部10が形
成され、この導入部10に上記流入管4が接続されてい
る。貯溜部9の下部には、第1図中点線で示すように、
貯溜物を引抜くための引抜管12等が接続される。
に沿って適宜高さ突出するように仕切板7が設けられ、
この仕切板7によってリアクタ1内の下方が上記汚泥床
3が形成される反応部8と貯溜部9とに複数(図示例で
は2つ)に分割されて、反応部8内の汚泥床3の高さが
仕切板7を越えると、越えた床3の一部が貯溜部9に溢
流するようになっている。尚、反応部と貯溜部との液が
互いに仕切板を介して流通することはない。反応部8の
下部には、その内部の汚泥床3に対して面全域にほぼ均
一に廃水が上向流として流入されるように導入部10が形
成され、この導入部10に上記流入管4が接続されてい
る。貯溜部9の下部には、第1図中点線で示すように、
貯溜物を引抜くための引抜管12等が接続される。
さらに、仕切板7の上方には、第1図及び第2図に示
すように、仕切板7に沿って貯溜部9側上方に開口部11
aが反応部8側上方に閉部11bがそれぞれ配置される断面
くさび形の邪魔板11が設けられており、邪魔板11の上面
及び下面の水平面との間の角度がそれぞれ±60゜の範囲
内で適宜設定可能に構成されている。この邪魔板11は、
鉛直方向に沿って一段以上(図示例では3段)適宜間隔
を隔てて配設されており、反応部8から貯溜部9へ或い
はその逆の水平方向に液が仕切板7と邪魔板11の隙間や
邪魔板11間を流通すると共に、上下方向に移動する微生
物が仕切板7と邪魔板11の隙間等を通過しようとしても
通過する間に邪魔板11に当たり、貯溜部9への流出が阻
止されるようになっている。尚、邪魔板は、嫌気性微生
物の貯溜部への流出を阻止できるならばどのように形成
してもよく、例えば、水平板や傾斜板を邪魔板として用
いるようにしてもよい。
すように、仕切板7に沿って貯溜部9側上方に開口部11
aが反応部8側上方に閉部11bがそれぞれ配置される断面
くさび形の邪魔板11が設けられており、邪魔板11の上面
及び下面の水平面との間の角度がそれぞれ±60゜の範囲
内で適宜設定可能に構成されている。この邪魔板11は、
鉛直方向に沿って一段以上(図示例では3段)適宜間隔
を隔てて配設されており、反応部8から貯溜部9へ或い
はその逆の水平方向に液が仕切板7と邪魔板11の隙間や
邪魔板11間を流通すると共に、上下方向に移動する微生
物が仕切板7と邪魔板11の隙間等を通過しようとしても
通過する間に邪魔板11に当たり、貯溜部9への流出が阻
止されるようになっている。尚、邪魔板は、嫌気性微生
物の貯溜部への流出を阻止できるならばどのように形成
してもよく、例えば、水平板や傾斜板を邪魔板として用
いるようにしてもよい。
その邪魔板11の上部のリアクタ1内に、ガス−固体物
−水をそれぞれ互いに分離する三相分離部2が設けら
れ、分離後のガスが上記ガス排出管5に排出されると共
に水が流出管6に流出し、かつ固体物が反応部8に戻
る。
−水をそれぞれ互いに分離する三相分離部2が設けら
れ、分離後のガスが上記ガス排出管5に排出されると共
に水が流出管6に流出し、かつ固体物が反応部8に戻
る。
次に本実施例の作用を説明する。
廃水は、流入管4及び導入部10を介して反応部8内に
導入されて、上向流で汚泥床3を通過して嫌気性微生物
によりメタン醗酵処理され、処理後、三相分離部2を経
て流出管6に流出する。リアクタ1内で発生したメタン
ガス等のガスは三相分離部2を経てガス排出管5に排出
される。
導入されて、上向流で汚泥床3を通過して嫌気性微生物
によりメタン醗酵処理され、処理後、三相分離部2を経
て流出管6に流出する。リアクタ1内で発生したメタン
ガス等のガスは三相分離部2を経てガス排出管5に排出
される。
廃水に懸濁物(SS)が含まれていると、SSは汚泥床3
に混じり合い、床3の高さが上昇する。その床3の高さ
が仕切板7を越えると、越えた床3の一部が仕切板7の
上方(仕切板7と邪魔板11の隙間や邪魔板11間)を通っ
て貯溜部9に溢流しそこに溜まる。この場合、一般にSS
は、粒子が細かくて沈降速度が低いので、嫌気性微生物
より上方に集まる傾向にある。このため、汚泥床3の上
部にはSSが蓄積されるので、貯溜部9にはほとんどSSが
溜まることになる。
に混じり合い、床3の高さが上昇する。その床3の高さ
が仕切板7を越えると、越えた床3の一部が仕切板7の
上方(仕切板7と邪魔板11の隙間や邪魔板11間)を通っ
て貯溜部9に溢流しそこに溜まる。この場合、一般にSS
は、粒子が細かくて沈降速度が低いので、嫌気性微生物
より上方に集まる傾向にある。このため、汚泥床3の上
部にはSSが蓄積されるので、貯溜部9にはほとんどSSが
溜まることになる。
一方、嫌気性微生物は、反応部8内において汚泥床3
の下方に集まる傾向にあるが、その一部が発生したガス
に付着して浮上し三相分離部2に至り、そこでガスと離
れて自重でかなりの速さで下方に移動し反応部8内に戻
る。その上下方向に移動している微生物、特に仕切板7
付近の微生物は、SSの貯溜部9への溢流等により水平方
向に移動して貯溜部9に移動しようとする。しかし、水
平方向のみ移動するわけではないので、仕切板7と邪魔
板11の隙間や邪魔板11間等を通過する間に邪魔板11の上
面や下面に当たり、移動が止まる。このため、ガスに付
着しているものはガスと離れ、自重で下方へと移動する
とき、邪魔板11の上面の傾斜によって反応部8側へと案
内されるので、反応部8へと戻る。これにより、嫌気性
微生物の貯溜部9への流出が阻止されることになり、嫌
気性微生物の貯溜部9への流出により反応部8内での処
理効率の低下を招くことなく、選択的にSSを移動させる
ことができる。
の下方に集まる傾向にあるが、その一部が発生したガス
に付着して浮上し三相分離部2に至り、そこでガスと離
れて自重でかなりの速さで下方に移動し反応部8内に戻
る。その上下方向に移動している微生物、特に仕切板7
付近の微生物は、SSの貯溜部9への溢流等により水平方
向に移動して貯溜部9に移動しようとする。しかし、水
平方向のみ移動するわけではないので、仕切板7と邪魔
板11の隙間や邪魔板11間等を通過する間に邪魔板11の上
面や下面に当たり、移動が止まる。このため、ガスに付
着しているものはガスと離れ、自重で下方へと移動する
とき、邪魔板11の上面の傾斜によって反応部8側へと案
内されるので、反応部8へと戻る。これにより、嫌気性
微生物の貯溜部9への流出が阻止されることになり、嫌
気性微生物の貯溜部9への流出により反応部8内での処
理効率の低下を招くことなく、選択的にSSを移動させる
ことができる。
したがって、汚泥床3にSSが蓄積してその高さが上昇
しても、その上昇が仕切板2を越えた時点で越えた床2
の一部すなわち蓄積したSSが貯溜部9に溢流するため、
SSのみが選択的に貯溜部9へと移動するので、嫌気性微
生物と廃水成分として流入したSSとを効率良く分離する
ことができる。このため、SSの蓄積により三相分離部2
が詰まることがなくなるので、分離効率の低下が防止さ
れることになり、SSによるトラブルを最少限に抑えられ
る。かくして、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を良好
に行えることになる。
しても、その上昇が仕切板2を越えた時点で越えた床2
の一部すなわち蓄積したSSが貯溜部9に溢流するため、
SSのみが選択的に貯溜部9へと移動するので、嫌気性微
生物と廃水成分として流入したSSとを効率良く分離する
ことができる。このため、SSの蓄積により三相分離部2
が詰まることがなくなるので、分離効率の低下が防止さ
れることになり、SSによるトラブルを最少限に抑えられ
る。かくして、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を良好
に行えることになる。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、リアクタ内を仕切板で
反応部と貯溜部とに仕切ると共に、仕切板の上方に邪魔
板を設けたので、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を行
えるという優れた効果を発揮する。
反応部と貯溜部とに仕切ると共に、仕切板の上方に邪魔
板を設けたので、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を行
えるという優れた効果を発揮する。
第1図は本発明の一実施例を示す概略側面図、第2図は
第1図中のII−II線矢視図、第3図は従来例を示す概略
側面図である。 図中、1はリアクタ、2は三相分離部、3は汚泥床、7
は仕切板、8は反応部、9は貯溜部、10は導入部、11は
邪魔板を示す。
第1図中のII−II線矢視図、第3図は従来例を示す概略
側面図である。 図中、1はリアクタ、2は三相分離部、3は汚泥床、7
は仕切板、8は反応部、9は貯溜部、10は導入部、11は
邪魔板を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−80494(JP,A) 特開 昭61−174995(JP,A) 特開 昭62−262798(JP,A) 特開 昭62−160191(JP,A) 実開 平4−999(JP,U) 実開 昭62−114699(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 3/28,11/04
Claims (1)
- 【請求項1】廃水を導入し、これを上向流で嫌気性微生
物を主体とする汚泥床を通過させて処理するリアクタ内
に、その下方を上記廃水の導入部及び汚泥床を有する反
応部と、該反応部から溢流する懸濁物を貯溜する貯溜部
とに仕切る仕切板を設けると共に、該仕切板の上方に貯
溜部への微生物の流出を阻止する邪魔板を設け、かつそ
の上部にガス−固体物−水をそれぞれ分離する三相分離
部を設けたことを特徴とする嫌気性廃水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30108790A JP2956200B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 嫌気性廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30108790A JP2956200B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 嫌気性廃水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04176390A JPH04176390A (ja) | 1992-06-24 |
JP2956200B2 true JP2956200B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17892708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30108790A Expired - Fee Related JP2956200B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 嫌気性廃水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956200B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5600525B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-10-01 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 上向流式の反応槽、該反応槽を用いた水処理方法、該反応槽を備える水処理装置 |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP30108790A patent/JP2956200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04176390A (ja) | 1992-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |