JP4527077B2 - 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法 - Google Patents

光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4527077B2
JP4527077B2 JP2006087183A JP2006087183A JP4527077B2 JP 4527077 B2 JP4527077 B2 JP 4527077B2 JP 2006087183 A JP2006087183 A JP 2006087183A JP 2006087183 A JP2006087183 A JP 2006087183A JP 4527077 B2 JP4527077 B2 JP 4527077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
output
level
control
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006087183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007265488A (ja
Inventor
隆文 川住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2006087183A priority Critical patent/JP4527077B2/ja
Priority to US11/682,168 priority patent/US7859979B2/en
Priority to CN2007100914224A priority patent/CN101046998B/zh
Publication of JP2007265488A publication Critical patent/JP2007265488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4527077B2 publication Critical patent/JP4527077B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1263Power control during transducing, e.g. by monitoring

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

本発明は、DVD(Digital Versatile Disk)−RAM(Random Access Memory)のようなランド/グルーブ・トラック記録の光ディスクに記録するに好適なレーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法、並びにレーザパワー制御回路を搭載した光ディスク記録装置に関する。
光ディスクの記録装置では、レーザ光を照射し、そのパワーを制御することにより、データを記録する。ここで、記録品質に影響を与えるひとつの重要なポイントとしてレーザのパワーを最適なレベルにすることがある。レーザの発光パワーは温度などにより変動するため、そのような変化があっても一定パワーとなるように制御する必要がある。
一般的にはレーザを駆動するレーザドライバに対し、レーザの発光出力をモニタするフロントモニタの出力信号を元にレーザパワーを一定に制御する制御回路(以下、APC(Automatic Power Control)回路)の出力を入力し、ループ制御することより、レーザパワーが最適レベルで一定になるようにコントロールしている。
このAPC回路は、一般的には図5のようなアナログ回路で構成される。すなわち、APC回路200は、レーザダイオード(LD)を制御するレーザドライバ201、フロントモニタ202、ゲイン調整部203、S/H(サンプルホールド)回路204、アンプ205、LPF(Low Pass Filter)206、及びディジタルアナログコンバータ(DAC)207を有する。
フロントモニタ2のモニタ結果をゲイン調整し、S/H回路4がS/Hパルスに同期して当該ゲイン調整された信号をホールドし、この値がDAC7を介して入力される設定値と同じになるようループ制御される。そしてオペアンプ205からLPF206を介してレーザドライバ1の制御値が出力される。ここで、LPF206の出力帯域は、パワーON時や、ノイズによるオーバパワーを防ぐためにある程度低い時定数とし、レーザ出力が目標値に達するまで、ある程度の時間を要するようにしている。
しかし、記録開始時等においては、瞬時に目標パワーに到達することが必要であり、上記のようなループ制御では時間がかかってしまい、瞬時に目標パワーに到達できないという問題がある。
また、グルーブ・トラックとランド・トラックの両方に記録するDVD−RAMディスクでは、グルーブ・トラックに記録する場合の最適な記録パワーと、ランド・トラックに記録する場合の最適な記録パワーが異なるため、ランド部からグルーブ部の切り替わりポイントと、グルーブ部からランド部への切り替わりポイントとで瞬時に記録パワーを切り替えなければいけない。この場合も同様に図5のようなアナログ的なループ動作では、瞬時に目標パワーに到達させることができない。
このため、アナログ的なループ動作を使わず、図6のような、マイクロプロセッサなどを使ってレーザパワーを設定するものがある。図6に示すAPC回路300は、図5に示すオペアンプ205、LPF206及びDAC207の代わりに、マイクロプロセッサ325を有している。マイクロプロセッサ325は、S/H回路204の出力をモニタするモニタ部326と、レーザパワーを設定する制御値を生成するレーザパワー設定部327とを有する。このAPC回路300においては、フロントモニタ2からのレベルをマイクロプロセッサ325のADコンバータなどのモニタ部326によりモニタし、レーザパワー設定部327がその変化を感知して補正するような制御を行う。
ただし、このようなマイクロプロセッサ325を使った制御方法では、間欠なパワーの補正動作となるため、このモニタ間隔を粗くすればパワー制御の精度が落ちることになり、一方、モニタ間隔を細かくすれば、精度を上げることは可能であるが、マイクロプロセッサへの負担が増えてしまう。
一方、バッファアンダーラン対策時における記録停止及び再開時の光ディスクへの書き込み品質を安定にたもつことを目的としたレーザパワー制御方法が特許文献1に記載されている。特許文献1では、記録開始時にレーザパワーの立ち上がりを早くするため、マイクロプロセッサからの出力値(固定値)でパワー出力を開始し、安定した後、フロントモニタから信号によるループ制御に切り替える手段が示されている。
図7は、特許文献1に記載のレーザパワー制御回路400を示す図である。記録開始時は、アナログSW428がH側になっており、マイクロプロセッサ425のレーザパワー設定部427で設定された任意のレベルがレーザドライバ201に出力される。このときのレーザパワーがフロントモニタ202から出力され、ゲイン調整203、S/H回路204、LPF206によって記録パワーが取り出される。このLPF206の出力をマイクロプロセッサ425のモニタ部426でモニタし、一定レベルになったことを感知したあとに、アナログSW428をL側にし、フロントモニタ202からのループ動作に切り替える。これによって、記録開始時は瞬時に記録パワーを立ち上げることができ、その後は安定なループ制御を行うことができる。
特開特開2003−99935号公報
上記特許文献1に記載のAPC回路によるレーザパワーの制御では、図8のように、ランド・トラックLTには、アドレス情報(例:DVD−R/RWでのLPP:ランドプリピットなど)があるのみで、記録は行われず、グルーブ・トラックGTにのみ記録マークMを記録するCD−R/RW、DVD−R/RW、又はDVD+R/RWのディスク、つまり記録動作中に急峻な記録パワーの変化が行われない場合には有効である。
一方、図9に示すDVD−RAMディスクでは、グルーブ・トラックとランド・トラックとの両方に記録する。DVD−RAMでは、アドレス信号はPID(Physical ID)としてCAPA(Complimentary Allocated Pit Addressing)という方式で、1セクタ毎に記録されている。またCAPAとCAPAの間の記録領域(ランドまたはグルーブ)はウォブルされている。このウォブルを数えることにより次のCAPAの位置を正確に把握することができる。
このようなDVD−RAMでは、グルーブ・トラックに記録する場合の最適な記録パワーとランド・トラックに記録する場合の最適な記録パワーとが異なる。よって、ランド部からグルーブ部への切り替わりポイントと、グルーブ部からランド部への切り替わりポイントで瞬時に記録パワーを切り替えなければいけない。しかし、その部分では遅い時定数のLPF206によるループ動作となっているため、瞬時に記録パワーを変更することができないという問題点がある。また、特許文献1に記載のAPC回路においては、モニタ部426によりLPF206の出力が安定するのをモニタし、そのモニタ結果に基づき制御を切り替える必要があり、マイクロプロセッサの処理が重くなるとう問題点もある。
本発明に係るレーザパワー制御回路は、ディスクのランド・トラック及びグルーブ・トラックにレーザ光を照射してデータを記録する光学ヘッドの当該レーザ光の出力レベルが所定値になるよう制御する出力制御部と、データの記録を開始した後である記録中に、前記レーザ光が照射される前記ディスクの領域を前記ランド・トラック及び前記グルーブ・トラックのうちの一方から他方に切り替えるタイミングである切り替えタイミングの直前において前記レーザ出力レベルを制御している前記レーザの制御電圧値を前回レベルとして保持すると共に、前記前回レベルは前記記録中において前記切り替えタイミングに基づき値が変化する保持部と、前記切替タイミングに基づき、前記出力制御部により前記レーザ光の出力レベルを制御するか、前記保持部に保持された前記前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御するかを切り替える制御切替部とを有するものである。
本発明においては、前回レベルによりレーザ出力レベルを制御する手段と、レーザ出力レベルが所定値になるよう制御する手段とを有し、これを切り替える制御切替部により、記録中にレーザ出力レベルを切り替える必要があれば、そのタイミングでレーザ出力レベルの制御手段を切り替えることができる。
本発明によれば、必要に応じてレーザ出力レベルを瞬時に切り替えることができるレーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法、並びにレーザパワー制御回路を搭載した光ディスク記録装置を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、ランド/グルーブ記録方式のDVD−RAMに好適なレーザパワー制御回路及び光ディスク記録装置に適用したものである。
実施の形態1.
先ず、光ディスク装置の概要について説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる光ディスク装置の構成を示す図である。光ディスク装置100は、装着された光ディスク101を回転駆動するためのスピンドルモータ102と、半導体レーザ(レーザダイオード)、対物レンズ、及びフォトディテクタ等から構成される光ピックアップ103と、レーザダイオードを駆動するレーザドライバ1と、光ピックアップ103を光ディスク101の半径方向に移動させるための送りモータ104とを有している。この場合、光ピックアップ103のレーザダイオードから照射されたレーザビームが光ディスク101の記録面で反射され、その反射光が光ピックアップ103を構成するフォトディテクタに検出される。
また、光ディスク装置100は、ドライブ全体の動作を制御するコントローラ105と、サーボコントローラ106とを有している。サーボコントローラ106は、光ピックアップ103におけるトラッキングやフォーカスを制御し、また送りモータ104の動作を制御する。さらに、サーボコントローラ106はスピンドルモータ102の回転を制御する。
また、光ディスク装置100は、光ピックアップ103を構成するフォトディテクタの出力信号を処理して再生RF信号SRF、フォーカスエラー信号SFE、トラッキングエラー信号STEおよびプッシュプル信号SPPを作成するRFアンプ部107を有している。フォーカスエラー信号SFEは、例えば、アスティグマ法(非点収差法)によって作成され、トラッキングエラー信号STEは、再生時にはDPD法(位相差法)によって作成され、記録時にはプッシュプル法によって作成される。
このようにRFアンプ部107で作成されるフォーカスエラー信号SFEおよびトラッキングエラー信号STEはサーボコントローラ106に供給され、このサーボコントローラ106では、これらのエラー信号を用いて、上述したように光ピックアップ103におけるトラッキングやフォーカスを制御する。
また、光ディスク装置100は、RFアンプ部107で作成された再生RF信号SRFの2値化スライス、その後の信号生成回路(Phase-Locked Loop)による同期データの生成等、一連のアナログ信号処理を行うリードチャネル部109と、リードチャネル部109で生成された同期データの復調、その後の誤り訂正等の処理を行う復調/ECC部110とを有している。この復調/ECC部110の出力データは、図示しない再生データ処理回路に供給される。
また、光ディスク装置100は、アドレス処理部111を有している。このアドレス処理部111は、再生RF信号SRFよりリードチャネル部109で抽出されるアドレス情報をコントローラ105に転送する。また、プッシュプル信号SPPを処理してアドレス情報を得て、このプッシュプル信号から得られたアドレス情報もコントローラ105に転送する。さらに、光ディスク装置100は、RFアンプ部107で作成されたプッシュプル信号SPPよりウォブル信号を検出するウォブル検出部112を有している。
ここで、光ピックアップ103を構成するフォトディテクタとしては、例えば4分割フォトディテクタが用いられる。この場合、フォトディテクタを構成する4個のフォトダイオードDa〜Ddの検出信号をSa〜Sdとするとき、RF信号SRFは、SRF=Sa+Sb+Sc+Sdとして求められる。また、プッシュプル信号SPPはSPP=(Sa+Sd)−(Sb+Sc)として求められる。
ウォブル検出部112は検出信号Sa〜Sdからウォブル信号を抽出してクロック生成部113へ供給する。クロック生成部113はウォブル信号に基づき記録クロックを生成し、記録データ生成部114へ供給する。記録データ生成部114は、記録クロックとコントローラ105を介して送られてきた記録情報に基づいて記録データを生成し、レーザドライバ1へ出力する。
また光ディスク装置100は、レーザドライバ1のレーザ出力を制御するレーザパワー制御回路108を有している。本実施の形態にかかるレーザパワー制御回路108は、レーザダイオードのレーザ光の出力レベルが所定値になるよう制御する従来のループ制御部の他に、ランド・トラック(以下、ランド部ともいう。)とグルーブ・トラック(以下、グルーブ部ともいう。)とのトラックチェンジの際のレーザ出力レベル切替タイミングの直前のレーザ出力レベルを前回レベルとして保持する保持部と、ループ制御部によりレーザ光の出力レベルを制御するか、保持部に保持された前回レベルによりレーザ光の出力レベルを制御するかを切り替える制御切替部とを有する。そして、制御切替部により、記録中のレーザ出力レベルを切り替えるタイミングで、レーザ光の出力レベルの制御を切り替える。このことにより、通常記録時はループ制御により安定して出力レベルを制御する共に、ランド・トラックとグルーブ・トラックとのトラックチェンジの際には瞬時に最適なレーザ出力に切替制御が可能となる。
次に、このように構成された光ディスク装置における、本発明の実施の形態1にかかるレーザパワー制御回路について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかるレーザパワー制御回路(APC回路)を示すブロック図である。レーザパワー制御回路108は、レーザダイオードLDからの光をもモニタリングするフロントモニタ2の出力結果に基づき、レーザ出力が一定値となるよう制御するループ制御部30と、前回のレーザ出力レベルに基づきレーザドライバ1を制御するDAC制御部40と、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)に基づき、ループ制御部30による制御か、DAC制御部40による制御かを切り替えるアナログSW8とを有する。ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)は、後述するループ動作/DAC制御動作切替信号生成部10により生成される信号であり、このアナログSW8及びループ動作/DAC制御動作切替信号生成部10により制御切替部50が構成される。
ループ制御部30は、フロントモニタ2からの出力のゲイン調整をするゲイン調整部3と、ゲイン調整された信号から、記録パワー部分を抜き出すために記録データ生成部114から送られるS/Hパルスに同期してサンプルホールドするS/H回路4とを有する。また、ループ制御部30は、ランド部ループ動作時設定値(以下、ランド設定値という。)VLと、グルーブ部ループ動作時設定値(以下、グルーブ設定値という。)VGとを、ランド/グルーブ切替信号(B)により選択出力するセレクタ(ディジタルスイッチ)16と、セレクタ16からの出力をアナログ値に変換するDAコンバータ(DAC)7とを有する。ランド/グルーブ切替信号(B)は、サーボコントローラ106から送られる信号で、記録トラックがランド・トラックからグルーブ・トラックへ、又はグルーブ・トラックからランド・トラックへチェンジするタイミングを示す信号である。更に、ループ制御部30は、DAC7の出力を+端子に、S/H回路4の出力を−端子に入力するオペアンプ(OPAMP)5と、オペアンプ5の出力が供給されるLPF6とを有する。
ここで、図1に示すサーボコントローラ106は、アドレス情報に基づき現在記録中のトラックがランド・トラックであるか、グルーブ・トラックであるかを示すランド/グルーブ切替信号(B)を生成する。また、S/Hパルス生成回路9を有し、ランド・トラック及びグルーブ・トラックそれぞれにおいてS/Hパルス(C)を生成し、S/H回路4及びループ動作/DAC制御動作切替信号生成回路10へ供給する。
また、ランド設定値VL及びグルーブ設定値VGは、光ディスク101がセットされ記録を開始する際に行なわれる試し書きの結果に基づき、ランド部及びグルーブ部での最適レーザ出力となるような選択された値とすることができる。この値は、例えば光ディスクを機器にセットした時点等、試し書きが行なわれる毎にコントローラ105により更新することができる。
一方、DAC制御部40は、レーザドライバ1への制御値をディジタル変換するADコンバータ(ADC)11と、ADC11の出力を、ランド/グルーブ切替信号(B)に基づき、グルーブ部出力レベル又はランド部出力レベルとしてそれぞれ保持するグルーブ部出力レベル取得回路12、ランド部出力レベル取得回路13とを有する。さらに、DAC制御部40は、グルーブ部出力レベル取得回路12の出力(F)、又はランド部出力レベル取得回路13の出力(G)をランド/グルーブ切替信号(B)に基づき選択出力するセレクタ(ディジタルスイッチ)14と、セレクタ14の出力をアナログ値に変換するDAC15とを有する。
また、制御切替部50は、上述したように、ランド/グルーブ切替信号(B)及びS/Hパルス(C)に基づきループ動作/DAC制御動作切替信号(D)を生成するループ動作/DAC制御動作切替信号生成回路10と、このループ動作/DAC制御動作切替信号(D)に基づきループ制御部30による制御か、DAC制御部40による制御かを切り替えるアナログSW8とを有する。
次に、全体の動作について説明する。レーザダイオードLDの発光出力をモニタするフロントモニタ2の出力信号は、ゲイン調整部3に入力され、最適レベルに調整され、S/H回路4にて、記録パワー部のみをサンプリングし、記録パワーを取り出す。この出力はオペアンプ5の−側入力端子に接続される。一方、+側入力端子には、上述のように、ランド部及びグルーブ部それぞれで最適な記録パワーを出力するための任意のレベルに設定されたDAC7の出力が接続されている。
このオペアンプ5の出力は、アナログLPF6に入力されている。このLPF6は、パワーON時や、ノイズによるオーバパワーを防ぐために、通常時はある程度低い時定数に設定されている。ここで、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)は、アナログSW8及びLPF6に供給される。そして、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)に基づき、アナログSW8がDAC制御部30を選択している間、LPFの時定数は高い帯域に切り替えられる。これは、ランド部とグルーブ部相互間で記録パワーを変化させた場合に、フロントモニタ2からの信号レベルの変化に早く追従させるためである。そして、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)に基づき、アナログSW8がループ制御部30に切り替えるタイミングで、LPF6の時定数が通常時の低い時定数に再設定される。
このアナログLPF6の出力は、アナログSW8を介してレーザドライバ1に入力される。こうしてDAC7の出力と、S/H回路4の出力、つまりフロントモニタ2からの記録パワーレベルとが等しくなるようにループ制御され、レーザ出力パワーが最適レベルに制御される。
一方、アナログSW8の出力、つまりレーザドライバ1の入力には、ADC11が接続されており、常時、レーザドライバ1の制御電圧がディジタル値に変換されモニタされている。このADC11の出力値、つまりレーザドライバ1の制御電圧値は、グルーブ部出力レベル取得回路12及びランド部出力レベル取得回路13で、それぞれ、グルーブ部の出力レベル、ランド部の出力レベルとして保持される。
このグルーブ部出力レベル取得回路12の出力とランド部出力レベル取得回路13の出力は、グルーブ部/ランド部切替信号(B)によって制御されるセレクタ14を介して、DAC15に入力される。DAC15の出力は、アナログSW8を介して、レーザドライバ1に接続される。
したがって、レーザパワー制御回路108は、レーザドライバ1を、LPF6の出力によるフロントモニタ2からのループ制御により制御するか、DAC15出力により制御するかを、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)により選択でき、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)を適切なタイミングとすることにより、通常は、フロントモニタ2からの信号による、安定的なループ動作を行いながら、ランド部とグルーブ部のトラックチェンジの際の記録パワーの変化時には、グルーブ部出力レベル取得回路12及びランド部出力レベル取得回路13に保持されている前回レベルに基づくDAC15からの瞬時のパワー制御が可能になる。
次に、本実施の形態の動作について、更に詳細に説明する。図3は、本実施の形態にかかるレーザパワー制御回路108の動作を示すタイミングチャートである。図2において、(A)はディスク上のグルーブ・トラックかランド・トラックかの位置を示す。(B)はランド/グルーブ切替信号を示し、グルーブ・トラックでLowレベル、ランド・トラックでHighレベルとなる。また、(C)は、S/Hパルス生成回路9によって生成された、記録パワー部分を抜き出すS/Hパルスを示す。
ランド/グルーブ切替信号(B)とS/Hパルス(C)は、ループ動作/DAC制御動作切替信号生成回路10に入力され、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)が生成される。本実施の形態にかかるループ動作/DAC制御動作切替信号(D)は、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち上がり又は立下りでHighレベルとなり、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち上がり又は立下り(変化)の次に入ってきたS/Hパルス(C)でLowレベルとなる信号として生成される。
ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)は、ランド部からグルーブ部への切り替え点、及びグルーブ部からランド部への切り替え点から一定期間Highレベルとなるため、このHighレベルの期間のみ、アナログSW8によって、レーザドライバへの出力(E)は、DAC15の出力が選択され、Low期間はLPF6の出力、つまり、フロントモニタ2の出力によるループ制御となる。
次に、DAC15の設定値を決める動作について説明する。アナログSW8の出力、つまりレーザドライバ1への入力レベル(E)は、ADC11によって、ディジタル値に変換されている。ADC11の出力は、グルーブ部出力レベル取得回路12に入力される。このグルーブ部出力レベル取得回路12には、ランド/グルーブ切替信号(B)も入力されており、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち上がり、つまりグルーブ部からランド部への変化点でのADC11の出力がラッチされる。したがって、グルーブ部出力レベル取得回路12の出力(F)は、グルーブ部の最後の出力パワーの値となっている。同様に、ADC11の出力は、ランド部出力レベル取得回路13にも入力されており、こちらは、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち下がり、つまりランド部からグルーブ部への変化点でのADC11の出力がラッチされる。したがって、ランド部出力レベル取得回路13の出力(G)は、ランド部の最後の出力パワーの値となっている。
これらのグルーブ部出力レベル取得回路12の出力(F)とのランド部出力レベル取得回路13の出力(G)は、セレクタ14に入力されるが、このセレクタ14は、ランド/グルーブ切替信号(B)で選択され、ランド/グルーブ切替信号(B)がLow期間は、グルーブ部出力レベル取得回路12の出力(F)となり、ランド/グルーブ切替信号(B)がHigh期間は、ランド部出力レベル取得回路13の出力(G)となる。
セレクタ14の出力(H)は、DAC15に入力されている。これらのことより、DAC15の出力信号は、ランド/グルーブ切替信号(B)がLow期間、つまりグルーブ・トラックではひとつ前(前回)のグルーブ・トラックでの最後の出力パワーレベルPG1となり、ランド/グルーブ切替信号(B)がHigh期間、つまりランド・トラックでは前回のランド・トラックでの出力パワーレベルPL1となる。さらにランド/グルーブ切替信号(B)がLowに切り替わると、次の前回のグルーブ・トラックでの最後の出力パワーレベルPG2が保持される。
そしてアナログSW8の出力、つまりレーザドライバ1への入力信号(E)は、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)がHighレベルのとき、つまりDAC15の出力が選択されているときは、グルーブ・トラックでは、前回のグルーブ・トラックでの最終出力電位PG1となり、同様にランド・トラックでは、前回のランド・トラックでの最終出力電位PL1となる。
これらランド/グルーブ切替信号(B)のHigh又はLowが切り替わるタイミングでラッチされる前回のトラックでの最終出力電位PG1、PL1又はPG2などは、その時点においてフロントモニタ2からのレベルによってループ制御された電位であり、レーザ記録パワーを最適なパワーに制御する制御電位である。
ここで、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)は、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち上がり又は立下りでHighレベルとなり、ランド/グルーブ切替信号(B)の立ち上がり又は立ち下がりの次に入ってきたS/Hパルス(C)でLowレベルになるとしたが、LPF6の時定数に応じた、出力が安定するまでの任意時間だけ延長することも可能である。
すなわち、DAC15による固定値出力(前回のレーザパワー出力保持値)でのレーザパワー出力は、前回のトラックでのAPC動作でループがかかった安定した電圧であるため、フロントモニタからの電圧からのS/H回路4への出力の電圧もループがかかった安定した電圧とほぼ等価になっている。ここで、上述したように、パワーON時や、ノイズによるオーバパワーを防ぐためLPF6の時定数は通常大きく設定されているため、このLPF6の出力の変化は非常に遅い。したがって、このLPF6の出力が安定する前に、DACによる固定値からアナログAPC動作に切り替えれば、レーザパワーは変動する。よって、LPF6の時定数が大きい場合には、LPF6の出力が安定するまでの間、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)のHighの期間を長くし、初期値による制御、すなわち、DAC制御動作とすることも可能である。
一方、前回のレーザパワー出力保持値出力中に、LPF6の時定数を小さくし、このLPF6の出力を前回トラックでの安定したループのかかった電圧とほぼ等価することにより、固定値からアナログAPC動作に切り替えても切り替えた瞬間でのレーザパワー変動はほとんどなくすことができる。よって、LPF6の時定数に応じてDAC制御動作期間を可変に設定することも可能である。いずれにせよ、ループ制御部40による制御とDAC制御部30による制御の切替は、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)により自動切換えとすることができる。
また、本実施の形態においては、記録動作中に、トラックチェンジがあってレーザパワーを瞬時に最適な値に制御する場合について説明した。記録動作中は、レーザダイオードLDの温度変化等によりレーザパワーが変化するため、前回のレーザパワー出力値である上記前回のレーザパワー出力保持値により制御することが好ましい。ところで、新規のディスクに新たに記録開始する時や、長時間記録を行っておらずLD部分の温度が前回記録時から大きく変化している時など、前回のレーザーパワーの保持値が有効でない場合などには、前回のレーザパワー保持値ではなく、予め測定された初期値によりレーザパワー出力を制御する。このため、グルーブ部出力レベル取得回路12、ランド部出力レベル取得回路13は、前回のレーザパワー出力保持値の他、そのような場合に出力可能な初期値を有し、記録開始時など、一定期間LDが使用されなかった場合などは当該初期値によりDAC制御を行うことができる。この初期値は、例えば試し書きによって得られた最適レーザパワー値などとすることができ、この場合は、コントローラ105からグルーブ部出力レベル取得回路12、ランド部出力レベル取得回路13へ当該初期値を設定するようにすればよい。
本実施の形態においては、ランド・トラックからグルーブ・トラックへの切り替わり点とグルーブ・トラックからランド・トラックへの切り替わり点から一定期間、DAC15の出力をレーザドライバLDの制御電位とする。そして、それ以外の期間では、レーザパワーをモニタしているフロントモニタ2からのレベルによるループ動作とする。
すなわち、ランド・トラックとグルーブ・トラックの切り替わり時から一定期間は、前回のレーザパワー出力保持値によりレーザドライバ1を制御し、それ以外の期間は、フロントモニタレベルでループ制御をおこなうよう、これをループ動作/DAC制御動作切替信号(D)により自動で切り替える。このことにより、ランド・トラックからグルーブ・トラック、及びグルーブ・トラックからランド・トラックでの記録パワーの変化に瞬時に対応することができ、かつ通常記録時は、フロントモニタ2によるループ動作で安定な記録パワーを得ることができる。さらに、DAC15の出力は、前回のトラックでのレーザドライバの制御電位となることから、DAC15からの出力も、ほぼ最適な記録パワーとすることができる。
また、ランド・トラックとグルーブ・トラックの最後の出力レベルを前回のレーザパワー出力保持値として保持し、そのレベルを次回のトラックにおけるレーザパワー出力値となるよう制御することにより、前回のレーザパワー出力保持値によるレーザドライバへの制御電位も、最適な記録パワーを得ることができる電位となる。更に、これらの制御を行うのに、マイクロプロセッサによる監視及び制御などを必要としないため、マイクロプロセッサの負担がない。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、その基本的構成は実
施の形態1と同様としつつ、構成を簡略化させたものである。図4は、本実施の形態にかかるレーザパワー制御回路118を示すブロック図である。本実施の形態においては、図2に示す実施の形態1のオペアンプ5とLPF6と統合し、かつDAC7、15を統合したものである。なお、図4に示す本実施の形態において、図2に示す実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4に示すように、S/H回路4の後段にはループ動作/DAC制御動作切替信号(D)によりオン・オフするアナログSW19が設けられ、それが抵抗23を解してオペアンプ17の−端子に接続される。また、グルーブ部出力レベル取得回路12、ランド部出力レベル取得回路13の出力を切り替えるセレクタ14の出力はセレクタ(ディジタルスイッチ)24の一方に接続される。さらに、ランド設定値VLと、グルーブ設定値VGと、ランド/グルーブ切替信号(B)により選択出力するセレクタ16の出力がセレクタ24の他方に接続される。セレクタ24は、ランド/グルーブ切替信号(B)により、これらのいずれかをDAC18へ出力する。すなわち、DAC18は、DAC7、15をかねたものになっている。
DAC18の出力は、オペアンプ17の+端子に入力される。オペアンプ17は、その出力と−端子との間に、アナログSW20、抵抗21、コンデンサ(容量)22がそれぞれ並列に接続されている。アナログSW20は、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)によりオン・オフが制御される。すなわち、オペアンプ17、アナログSW20、抵抗21及び容量22からなる回路は、アナログSW20のオン・オフにより、LPF又は全帰還バッファとして機能する。
次に動作について説明する。まず、ループ動作/DAC制御動作切替信号(D)がLowレベルのとき、すなわち、ループ動作制御のときは、アナログSW19はONしており、オペアンプ17の−端子には、S/H回路4の出力信号が入力される。また、アナログSW20はOFFしているため、オペアンプ17は、抵抗21と容量22で決定される周波数特性のLPFとなる。この場合は、セレクタ24にてランド設定値VL又はグルーブ設定値VGが選択され、そのアナログ変換値がオペアンプ17の出力となり、この出力値となるようレーザドライバ1がループ制御される。
一方、オペアンプ17の+端子には、DAC18の出力が接続されている。このときループ動作/DAC制御動作切替信号(D)がLowレベルであるため、DAC18には、ランド/グルーブ切替信号(B)によって選択されたランド部又はグルーブ部の最適な記録パワー設定値が入力されている。したがって、この場合、フロントモニタレベルによるループ制御動作となる。
次にループ動作/DAC制御動作切替信号(D)がHighレベルのとき、アナログSW19はOFFし、アナログSW20はONするため、オペアンプ17は、+端子に入力されたDAC18の電位を出力する全帰還バッファとして動作するため、出力電位は瞬時に変化する。すなわち、この場合には、前回のレーザパワー出力保持値がセレクタ24により選択され、そのアナログ変換値がDAC18の出力となる。このとき、アナログSW19はオフされ、ループ制御されず、このDAC18の出力値によりレーザドライバ1が制御される。
ここで、このときのDAC18の入力は、前回のレーザパワー出力値、すなわちグルーブ部出力レベル取得回路12の出力(F)、又はランド部出力レベル取得回路13の出力(G)となっている。この値は、実施の形態1で述べたように、一つ前のランド・トラック、又はグルーブ・トラックでの最終出力値となっており、ほぼ最適な記録パワーを得ることができる。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の効果を奏する。すなわち、DVD−RAMのようなランド/グルーブ記録のディスクに記録する場合のレーザパワー制御において、グルーブ部とランド部との出力パワーをモニタして記憶しておく。そして、グルーブ部からランド部へのトラックチェンジがあった際、又はランド部からグルーブ部へのトラックチェンジがあった際には、記憶してある前回のランド部又はグルーブ部の制御電位で固定値出力し、その後フロントモニタからの信号によるループ制御とする。このことにより、レーザパワー出力の変化に素早く応答でき、かつレーザパワー出力を最適レベルで制御することができる。また、DAC7、15を1つのDAC18とすることで回路を小型化することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態にかかる光ディスク装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるレーザパワー制御回路を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるレーザパワー制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるレーザパワー制御回路を示すブロック図である。 一般的なレーザパワー制御回路であるアナログ回路を示すブロック図である。 従来のマイクロプロセッサを使用したレーザパワー制御回路を示すブロック図である。 特許文献1に記載のレーザパワー制御回路を示す図である グルーブ・トラック記録の光ディスクの構造を示す模式図である。 ランド/グルーブ・トラック記録(DVD−RAM)の光ディスクの構造を示す模式図である。
符号の説明
2 フロントモニタ
3 ゲイン調整部
4 S/H回路
5 オペアンプ
6 LPF
7,15,18 DAC
8,19,20 アナログSW
9 パルス生成回路
10 制御動作切替信号生成回路
11 ADC
12 グルーブ部出力レベル取得回路
13 ランド部出力レベル取得回路
14,16,24 セレクタ
21 抵抗
22 容量
23 抵抗
30 ループ制御部
40 DAC制御部
100 光ディスク装置
101 光ディスク
102 スピンドルモータ
103 光ピックアップ
104 送りモータ
105 コントローラ
106 サーボコントローラ
107 RFアンプ部
108 レーザパワー制御回路
109 リードチャネル部
110 復調/ECC部
111 アドレス処理部
112 ウォブル検出部
113 クロック生成部
114 記録データ生成部

Claims (10)

  1. ディスクのランド・トラック及びグルーブ・トラックにレーザ光を照射してデータを記録する光学ヘッドの当該レーザ光の出力レベルが所定値になるよう制御する出力制御部と、
    データの記録を開始した後である記録中に、前記レーザ光が照射される前記ディスクの領域を前記ランド・トラック及び前記グルーブ・トラックのうちの一方から他方に切り替えるタイミングである切り替えタイミングの直前において前記レーザ出力レベルを制御している前記レーザの制御電圧値を前回レベルとして保持すると共に、前記前回レベルは前記記録中において前記切り替えタイミングに基づき値が変化する保持部と、
    前記切替タイミングに基づき、前記出力制御部により前記レーザ光の出力レベルを制御するか、前記保持部に保持された前記前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御するかを切り替える制御切替部とを有するレーザパワー制御回路。
  2. 記保持部が保持する前記前回レベルは、前記切り替えタイミング直前毎に更新されることで変化する
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザパワー制御回路。
  3. 前記保持部は、ランド・トラックからグルーブ・トラックへのトラック切り替え時におけるランド・トラックでの最終のレーザの制御電圧値をレベルを前回ランドレベルとして保持するランド出力レベル保持部と、グルーブ・トラックからランド・トラックへのトラック切り替え時におけるグルーブ・トラックでの最終のレーザの制御電圧値を前回グルーブレベルとして保持するグルーブ出力レベル保持部とを有することを特徴とする請求項2記載のレーザパワー制御回路。
  4. 前記制御切替部は、前記切替タイミングから所定の期間、前記保持部に保持された前記前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のレーザパワー制御回路。
  5. 前記出力制御部は、前記レーザ光のモニタ結果に基づき前記所定値になるよう前記レーザの制御電圧値を制御するループ制御部であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のレーザパワー制御回路。
  6. 前記制御切替部は、前記切替タイミングから前記ループ制御部の出力が安定するまでの所定期間、前記保持部に保持された前記前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御させることを特徴とする請求項5記載のレーザパワー制御回路。
  7. 前記制御切替部は、前記切替タイミングから所定期間は前記保持部に保持された前記前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御し、前記所定期間経過後は前記出力制御部により前記レーザ光の出力レベルを制御するよう切り替える選択部と、当該選択部の切替を制御する切替信号を生成する切替信号生成部とを有することを特徴とする請求項1記載のレーザパワー制御回路。
  8. 前記切替信号生成部は、ランド・トラックとグルーブ・トラックとのトラックチェンジを検出する検出信号と、サンプルホールドパルスとに基づき前記切替信号を生成することを特徴とする請求項7記載のレーザパワー制御回路。
  9. ディスクにレーザ光を照射してデータを記録する光学ヘッドの当該レーザ光の出力レベルであるレーザ出力レベルを制御するレーザパワー制御方法であって、
    データの記録を開始した後である記録中に、前記レーザの出力レベルを切り替える切り替えタイミングから所定期間は、前記切り替えタイミングの直前において前記レーザ出力レベルを制御している前記レーザの制御電圧値である前回レベルにより前記レーザの出力レベルを制御するステップと、
    前記所定時間経過後は、前記前回レベルによる前記レーザの出力レベルを制御する第1の制御から、現在の前記レーザの出力レベルに基づいて前記レーザの出力レベルが所定値になるように制御する第2の制御に切り替えるステップと、を有し、
    前記前回レベルは、前記記録中において前記切り替えタイミングに基づき値が変化するものであって、
    前記切り替えタイミングは、ランド・トラックからグルーブ・トラック又はグルーブ・トラックからランド・トラックへのトラック切り替え時であって、それぞれ前回のグルーブ・トラック又はランド・トラックでの最終のレーザの制御電圧値を前記前回レベルとして保持し、当該前回レベルにより前記レーザ光の出力レベルを制御するレーザパワー制御方法。
  10. 前記所定時間経過後は、前記レーザ光の出力レベルをモニタし、当該出力レベルが前記所定値になるようループ制御することを特徴とする請求項9記載のレーザパワー制御方法。

JP2006087183A 2006-03-28 2006-03-28 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法 Expired - Fee Related JP4527077B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087183A JP4527077B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法
US11/682,168 US7859979B2 (en) 2006-03-28 2007-03-05 Optical disk apparatus, laser power controller, and laser power control method
CN2007100914224A CN101046998B (zh) 2006-03-28 2007-03-28 光盘装置、激光功率控制器和激光功率控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087183A JP4527077B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007265488A JP2007265488A (ja) 2007-10-11
JP4527077B2 true JP4527077B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=38558714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006087183A Expired - Fee Related JP4527077B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7859979B2 (ja)
JP (1) JP4527077B2 (ja)
CN (1) CN101046998B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8009546B2 (en) * 2009-06-11 2011-08-30 Texas Instruments Incorporated Over current protection device
US10056106B1 (en) * 2017-05-09 2018-08-21 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Methods and devices for power control of a light source of a memory system
CN111050060B (zh) * 2018-10-12 2021-08-31 华为技术有限公司 一种应用于终端设备的对焦方法、装置和终端设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462518U (ja) * 1990-10-09 1992-05-28
JPH08180447A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Sharp Corp 光情報記録再生装置及び光記録媒体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546253B1 (ko) * 1998-08-14 2006-06-07 엘지전자 주식회사 광정보기록방법및장치
JP2003099935A (ja) 2001-09-26 2003-04-04 Nec Corp 光ディスク記録装置およびレーザーパワー制御方法
US7411890B2 (en) * 2005-03-28 2008-08-12 Mediatek Incorporation Systems and methods for recording optical information

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462518U (ja) * 1990-10-09 1992-05-28
JPH08180447A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Sharp Corp 光情報記録再生装置及び光記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007265488A (ja) 2007-10-11
US20070230313A1 (en) 2007-10-04
CN101046998A (zh) 2007-10-03
US7859979B2 (en) 2010-12-28
CN101046998B (zh) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4527077B2 (ja) 光ディスク装置、レーザパワー制御回路及びレーザパワー制御方法
KR20040032767A (ko) 디스크 드라이브 및 프리피트 검출방법
JP4151506B2 (ja) 光ディスク装置
US8213270B2 (en) Optical disk recording apparatus and program
JP3889673B2 (ja) 情報記録装置及びその制御方法
KR100555704B1 (ko) 광 재생장치 및 그의 자동 이득 조정방법
JP2011519108A (ja) 光ドライブにおけるレーザダイオードの寿命の向上
JP4077283B2 (ja) 光ディスク装置
CN102314897A (zh) 光盘装置及对光盘进行记录时控制激光功率的方法
US7151723B2 (en) Optical disc device
JP2002260250A (ja) 情報記録再生装置
JP2006185481A (ja) 光ディスク記録再生装置およびオフセット補正方法
JP3973338B2 (ja) 光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置のレーザパワー制御方法
JP2005071545A (ja) 光ディスク装置及びトラッキングバランス調整方法
JP2002057403A (ja) 半導体レーザ駆動制御装置、その駆動制御方法、光ディスク装置及び情報処理装置
EP2293296A1 (en) Focus jump method and optical disc apparatus
JP2012018731A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置におけるレーザ光パワーの制御方法
JP2005032373A (ja) 光検出装置、光ピックアップ装置、光記録装置および集積回路
JP2001266346A (ja) 光ディスク装置
JP2003168233A (ja) 発光パワー制御装置
JP2006012339A (ja) 光ディスク装置およびレーザパワー設定方法
JP2002050065A (ja) 光ディスク装置、情報処理装置、光ディスク記録方法および光ディスク装置の製造方法
JP2003217161A (ja) 光ヘッド、記録再生装置および光ヘッドにおける増幅回路の制御方法
JP2004288277A (ja) 光源駆動装置
JP2005092907A (ja) 情報記録方法、および、光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140611

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees