JP4526734B2 - ヒータエレメント、加熱装置及び基板加熱装置 - Google Patents

ヒータエレメント、加熱装置及び基板加熱装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒータエレメント、加熱装置並びに基板加熱装置に関し、特に、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる連結構造を有するヒータエレメント、および前記ヒータエレメントを用いた加熱装置並びに基板加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、高温度領域での使用に耐え、あらゆる使用雰囲気において耐久性に優れ、製造容易であり、しかも、メンテナンスが容易なヒータエレメントとして、チャンバー内に配置され、通電により発熱する発熱体素子と、前記チャンバーに取り付けられるとともに、前記チャンバー内を気密に覆う焼結体板と、前記焼結体板と気密に封着され、一端が前記発熱体素子に連結され、他端が前記焼結体板を貫通して前記チャンバー外に導出される導電性セラミックス焼結体製の給電用電極棒とを備えたヒータエレメントが知られている。
また、上記のヒータエレメントを備えた加熱装置や基板加熱装置が知られている。
【0003】
このようなヒータエレメントや、前記ヒータエレメントを備えた加熱装置や基板加熱装置においては、ヒータエレメントの給電用電極棒にリード線が連結されている。そして、給電用電極棒にリード線を連結することにより、電力の供給が可能となり、供給電力の増減により発熱体素子の温度制御ができるようになっている。
【0004】
図6は、従来のヒータエレメントにおける給電用電極棒とリード線との連結構造の一例を示した図であり、図6(a)は、側面図であり、図6(b)は、給電用電極棒におけるリード線が連結される側の端部から見た図である。
図6において、符号51は、給電用電極棒とリード線との連結部を示している。連結部51において、給電用電極棒54とリード線59とは、給電用電極棒54の端部に巻き付けられた、例えば、高温下での耐熱性に優れるFeーCrーNi系合金(インコネル合金)やNi等の金属薄板よりなる給電用端子57の貫通孔58に、金属製のボルト52を挿入して、金属製のナットおよびワッシャーを用いて固定し、給電用端子57が固定されている部分にリード線59を連結することによって連結されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示した給電用電極棒54とリード線59との連結構造では、ヒータエレメントを昇温させた際、金属からなる給電用端子57と導電性セラミックス焼結体からなる給電用電極棒54との接触面積が、給電用端子57と給電用電極棒54との熱膨張率の差に起因して低下し、給電用端子57と給電用電極棒54との間に隙間が形成されてしまうことによる異常放電が発生しやすい。このため、耐久性が充分でなく、破損しやすいという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、そのための具体的な技術的課題は、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる連結構造を有するヒータエレメント、および前記ヒータエレメントを用いた加熱装置並びに基板加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明のヒータエレメントは、通電により発熱する発熱体素子と、焼結体板と、前記焼結体板を貫通し、その貫通部分において前記焼結体板と気密に封着され、前記発熱体素子に一端が連結された導電性セラミックス焼結体製の給電用電極棒と、前記給電用電極棒の他端に連結された金属製の給電用端子とを少なくとも備え、前記給電用端子には凹状部が形成され、前記凹状部の内部に前記給電用電極棒の他端が挿入され、前記給電用端子は前記給電用電極棒に嵌着されて嵌着部を形成し、前記嵌着部において前記給電用端子と前記給電用電極棒とが機械的固定手段により固定されていることを特徴とする。
【0008】
本願発明において、「機械的固定手段」とは、嵌着部を固定するためのものであり、給電用電極棒と給電用端子との連結を強固にし、給電用端子の熱膨張を抑制するものである。具体的には、例えば、ボルトと、ナットおよびワッシャーとからなるものなどが含まれる。
【0009】
このようなヒータエレメントにおいては、給電用電極棒と給電用端子との連結構造は、給電用端子には凹状部が形成され、前記凹状部の内部に前記給電用電極棒の他端が挿入され、前記給電用端子は前記給電用電極棒に嵌着されて嵌着部を形成し、前記嵌着部において前記給電用端子と前記給電用電極棒とが機械的固定手段により固定されているものであるので、連結構造が昇温した際に生じる給電用端子の横方向の熱膨張を、機械的固定手段により抑制することができ、給電用電極棒と給電用端子との接触面積の低下を防ぐことができる。このため、給電用電極棒と給電用端子との間に隙間が生じにくくなり、異常放電が発生しないものとなる。したがって、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる。
【0010】
また、上記のヒータエレメントにおいては、前記機械的固定手段は、前記給電用電極棒との熱膨張係数の差が2×10-6/℃以下となる材料で形成されていることが望ましい。
このようなヒータエレメントとすることで、連結構造が昇温した際に、給電用端子が熱膨張することにより、給電用電極棒と給電用端子との接触面積が低下して異常放電の原因となることを有効に防止することができ、より一層、耐久性を向上させることができる。
【0011】
また、上記のヒータエレメントにおいては、前記機械的固定手段は、前記給電用電極棒と同一の材料で形成されていることが望ましい。
このようなヒータエレメントとすることで、機械的固定手段と給電用電極棒との熱膨張係数の差がないものとなり、より一層、耐久性を向上させることができる。
【0012】
また、上記のヒータエレメントにおいては、前記凹状部を構成する壁面の厚みは、0.5〜3mmの範囲であることが望ましい。
このようなヒータエレメントとすることで、電流を十分に流すことができるとともに、壁面が熱膨張して給電用電極棒と給電用端子との接触面積が低下することによる給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる。
【0013】
また、上記の目的を達成するために、本発明の加熱装置は、チャンバーと、上記のいずれかに記載のヒータエレメントとを少なくとも備え、前記ヒータエレメントを構成する焼結体板が、前記チャンバーに気密に取り付けられていることを特徴とする。
このような加熱装置は、上記のいずれかに記載のヒータエレメントを備えたものであるので、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られるものとなる。
【0014】
また、上記の目的を達成するために、本発明の基板加熱装置は、チャンバーと、上記のいずれかに記載のヒータエレメントと、前記チャンバー内に設けられ、一方の面には基板が載置され、他方の面には前記ヒータエレメントの発熱体素子が配置される基板支持台とを少なくとも備え、前記ヒータエレメントを構成する焼結体板が、前記チャンバーに気密に取り付けられていることを特徴とする。
このような基板加熱装置は、上記のいずれかに記載のヒータエレメントを備えたものであるので、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られるものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、この実施形態は、本発明の要旨を説明するためのものであり、特に限定がない限り本発明を限定するものではない。
【0016】
図1は、本発明のヒータエレメントの一例を説明するための図であり、図1(a)は、発熱体素子側から見た平面図であり、図1(b)は、側面図である。
図1において、符号20は、ヒータエレメントを示している。このヒータエレメント20は、発熱体素子2と焼結体板3と給電用電極棒4と給電用端子7と機械的固定手段25とを備えたものであり、焼結体板3よりも発熱体素子2側がチャンバー(図示略)内に配置され、焼結体板3よりも給電用端子7側がチャンバー外に配置されるものである。
【0017】
発熱体素子2は、通電により発熱するものであり、図1に示すように平面視円形の平板状であり、中央部から外周部に向かって徐々に発熱体素子2の幅が薄くなるように形成されたスパイラル状となっている。
発熱体素子2は、導電性セラミックス焼結体からなり、具体的には、例えば、炭化珪素、二珪化モリブデン、ジルコニア、ランタンクロマイト等を例示することができ、中でも炭化珪素が好適に使用される。炭化珪素としては、高純度で金属汚染の原因とならない炭化珪素、例えば、特許第2726694号公報に記載されている常温下での熱伝導率が120W/m・K以上で、輻射率が0.75以上である導電性炭化珪素材料などが好適に使用される。
【0018】
給電用電極棒4は、2本設けられ、それぞれ焼結体板3と封着材12により気密に封着されている。また、給電用電極棒4は、一端4a(発熱体素子側の端部)が発熱体素子2に連結され、他端4b(給電用端子側の端部)が焼結体板3を貫通してチャンバー外に導出されるようになっている。また、給電用電極棒4の他端4bは、図2に示すように、給電用端子7の凹状部7aに受容され、嵌着し得る形状となるように形成されているとともに、ボルト21を挿入するための貫通穴4cが形成されている。
【0019】
また、給電用電極棒4は、導電性セラミックス焼結体からなり、発熱体素子2と同様の導電性セラミックス焼結体などを使用することができるが、炭化珪素(熱膨張係数:4.0×10-6/℃)、二珪化モリブデン(熱膨張係数:7.5×10-6/℃)、ジルコニア(熱膨張係数:9.2×10-6/℃)、ランタンクロマイト(熱膨張係数:9.7×10-6/℃)からなる群から選ばれた少なくとも1種を主成分とするものであることが、高熱伝導性、耐熱性、焼結性などの点において好ましい。
【0020】
例えば、発熱体素子2と給電用電極棒4とが共に炭化珪素で形成されている場合には、発熱体素子2と給電用電極棒4とを連結する際に、特願平11−154336に開示されているように、Siを含む接合剤を用いて接合すれば、ヒータエレメントを酸化雰囲気中、不活性雰囲気中、還元雰囲気中のすべての雰囲気において好適に使用することができる。
【0021】
給電用端子7は、2本の給電用電極棒4の他端4bにそれぞれ設けられている。給電用端子7の一方の端部には、図3に示すように、給電用電極棒4の他端4bを受容して嵌着し得る凹状部7aが形成されている。凹状部7aは、断面視コの字状であり、底部が矩形となっている。また、凹状部7aを構成する壁面7e、7eには、ボルトを挿入するための貫通孔7c、7cが設けられている。
【0022】
給電用端子7の凹状部7aを構成する壁面7e、7eの厚みtは、0.5〜3mm程度の範囲とするのが好ましい。壁面7e、7eの厚みtを0.5mm未満とした場合、十分に電流を流せなくなる恐れや、十分な強度が得られない恐れがあるため好ましくない。また、壁面7e、7eを3mmを越える厚みtとした場合、壁面7e、7eの熱膨張により、給電用電極棒4と給電用端子7との接触面積が低下して、給電用電極棒4と給電用端子7との連結部分に破損が生じる恐れがあるので、好ましくない。
【0023】
また、給電用端子7の他方の端部7bには、図2に示すように、給電用端子7の他方の端部7bにおける給電用端子7の軸の中心部にリード線9が連結されている。
【0024】
給電用端子7は、金属からなるものであり、具体的には、耐熱性に優れ、酸化性雰囲気下での使用も可能となるように、例えば、Ni、Pt、Ag、Au、Ir、Pd、Fe−Cr−Ni系合金(インコネル合金)、モネル合金等を使用することができ、特に、Fe−Cr−Ni系合金またはNiが好適である。
【0025】
機械的固定手段25は、給電用電極棒4と給電用端子7との連結を確実にし、給電用端子7の熱膨張を抑制するためのものであり、例えば、図2に示すように、給電用電極棒4の貫通穴4cと凹状部7aの貫通孔7cとを貫通するように挿入されたボルト21と、ナット22およびワッシャー23とからなるものなどが挙げられる。
また、機械的固定手段25を形成する材料としては、給電用電極棒4との熱膨張係数の差が2×10-6/℃以下となる材料などが好ましい。
さらに、機械的固定手段25を形成する材料としては、給電用電極棒4と同一の材料としてもよい。
【0026】
焼結体板3は、チャンバーに取り付けられるとともに、チャンバー内を気密に覆うものである。
また、焼結体板3は、セラミックスからなり、具体的には、例えば、窒化珪素(熱膨張係数:3.0〜3.7×10-6/℃)、窒化アルミニウム(熱膨張係数:3.9〜4.4×10-6/℃)、ムライト(熱膨張係数:3.7〜5.0×10-6/℃)、アルミナ(熱膨張係数:7.5〜8.1×10-6/℃)、コージュエライト(熱膨張係数:2.8×10-6/℃)、サイアロン(熱膨張係数:3.0〜3.4×10-6/℃)、マグネシア(熱膨張係数:11×10-6/℃)、ジルコン(熱膨張係数:2.5〜4.8×10-6/℃)、フォルステライト(熱膨張係数:10.5×10-6/℃)、ステアライト(熱膨張係数:7.8×10-6/℃)からなる群から選ばれた少なくとも1種を主成分とするものであることが、耐熱性、焼結性などの点において好ましい。
【0027】
また、焼結体板3と給電用電極棒4とを封着する封着材12としては、給電用電極棒4と焼結体板3とを気密に封着でき、ヒータエレメント20を昇温させた際の温度に耐える耐熱性を備えている材質であることが必要であり、軟化点は400℃以上、好ましくは600℃以上であるのが好ましい。
【0028】
このような封着材12としては、例えば、アルミノ珪酸ガラス(熱膨張係数:4〜7×10-6/℃)、バリウムホウ珪酸ガラス(熱膨張係数:5×10-6/℃)、ホウ珪酸ガラス(熱膨張係数:3〜5×10-6/℃)、ソーダバリウム珪酸ガラス(熱膨張係数:5×10-6/℃)、鉛ホウ珪酸ガラス(熱膨張係数:5×10-6/℃)、酸化亜鉛−酸化硼素−シリカガラスセラミックス(熱膨張係数:3〜7×10-6/℃)、亜鉛ホウケイ酸ガラス(熱膨張係数:7×10-6/℃)、ソーダ石英ガラス(熱膨張係数:9×10-6/℃)、酸化イットリウム−酸化アルミニウム−シリカガラス(熱膨張係数:4〜6×10-6/℃)等を例示することができる。
中でもとくに、強度に優れることから、酸化亜鉛(ZnO)を20〜70重量%、酸化ホウ素(B23)を20〜35重量%含有する酸化亜鉛−酸化硼素−シリカ系ガラスセラミックス(熱膨張係数:3.5〜6.5×10-6/℃)を好適に例示することができる。
【0029】
また、給電用電極棒4、焼結体板3、封着材12に使用される材料は、熱膨張係数の差が以下に示す範囲となるように、上述した材料の中から選択するのが好ましい。
すなわち、給電用電極棒4と焼結体板3との熱膨張係数の差は、2×10-6/℃以下、より好ましくは1×10-6/℃以下の範囲となるように選択するのが好ましい。また、給電用電極棒4および焼結体板3と、封着材12との熱膨張係数の差は、2×10-6/℃以下、より好ましくは0.5×10-6/℃以下の範囲となるように選択するのが好ましい。
熱膨張係数の差が上記の範囲を外れると、給電用電極棒4や焼結体板3にクラックが発生したり、給電用電極棒4や焼結体板3と、封着材12との間で剥離が発生したりしやすくなるので、ヒータエレメント20を繰り返し昇温させた場合などに、短時間にリークが発生する虞がある。
【0030】
また、焼結体板3と給電用電極棒4との封着は、酸素を含有する雰囲気中あるいは不活性ガス雰囲気中で行うことが好適であり、さらには、酸素中、窒素中、アルゴン中、もしくはこれらの混合雰囲気中がより好適に使用できる。
例えば、焼結体板3と給電用電極棒4との封着を、真空中あるいは還元雰囲気中で行った場合、ガラスもしくはガラスセラミックスが還元される等の不具合が生じ、十分な気密性を得る事ができない虞がある。
【0031】
また、焼結体板3と給電用電極棒4とをガラスもしくはガラスセラミックスを用いて封着する場合の温度は、軟化点に関連し、封着処理温度は400〜1200℃の範囲が好ましい。封着処理温度が400℃以下の場合、ガラスの流動性が不十分であり、一方、封着処理温度が1200℃以上となると発泡が生じやすく、気密を得ることが困難となる。より好ましくはガラスもしくはガラスセラミックスの封着処理温度は500〜1100℃の範囲である。
【0032】
このような焼結体板3と給電用電極棒4とのガラスもしくはガラスセラミックスを用いた封着においては、封着する際に給電用電極棒4及び焼結体板3に特別な前処理を行わなくても十分な気密性を得ることができる。しかし、給電用電極棒4が炭化珪素や二珪化モリブデン等の非酸化物から形成されている場合には、給電用電極棒4とガラスもしくはガラスセラミックスとの塗れ性が悪くなってしまうため、十分な気密性は得られるものの強度が不十分となる場合がある。そのため、給電用電極棒4が非酸化物で形成されている場合には、酸化雰囲気中、例えば600〜1300℃で熱処理してから給電用電極棒4の表層に酸化物層を形成させ、その後に封着を行う。このような封着方法とすることで、酸化物層とガラスあるいはガラスセラミックスとの濡れ性が改善され、酸化物層とガラスあるいはガラスセラミックスとが化学的に反応・結合し、強固な接合が得られる。
【0033】
また、焼結体板3が非酸化物から形成されている場合も、給電用電極棒4が非酸化物で形成されている場合と同様に、酸化雰囲気中で熱処理し、焼結体板3の表層に酸化物層を形成させ、その後に封着することにより、焼結体板3とガラスあるいはガラスセラミックスとの強固な接合を得ることができる。
【0034】
このようなヒータエレメント20では、発熱体素子2と給電用電極棒4とは、接合剤からなる接合層を介して接合され、給電用電極棒4と焼結体板3とは、封着材12により封着されている。
また、給電用電極棒4と給電用端子7とは、図2に示すように、給電用端子7の凹状部7a内に給電用電極棒4の他端4bを挿入して、給電用端子7が給電用電極棒4に嵌着された嵌着部5を形成し、さらに、機械的固定手段25により嵌着部5を固定することによって連結されている。
【0035】
そして、このようなヒータエレメント20では、給電用端子7とリード線9とを連結することにより、電力の供給が可能となり、供給電力の増減により発熱体素子2の温度制御ができるようになっている。
【0036】
このようなヒータエレメント20は、上記の給電用電極棒4と給電用端子7との連結構造を有するものであるので、耐久性に優れたものとなる。
すなわち、本実施形態における給電用電極棒4と給電用端子7との連結構造では、給電用端子7には凹状部7aが形成され、凹状部7aの内部に給電用電極棒4の他端4bが挿入され、給電用端子7は給電用電極棒4に嵌着されて嵌着部5を形成し、嵌着部5において給電用電極棒4と給電用端子7とが機械的固定手段25により固定されているので、ヒータエレメント20が昇温した際の給電用端子7の熱膨張を効率的に抑えることができ、給電用電極棒4と給電用端子7との接触面積の低下を防ぎ、給電用電極棒4と給電用端子7との間に隙間が生じにくくなり、異常放電が発生しないものとなる。したがって、給電用電極棒4と給電用端子7との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる。
【0037】
また、このヒータエレメント20においては、給電用端子7は、給電用端子7の軸の中心部にリード線9が連結されたものであるので、ヒータエレメント20を昇温させた際に、リード線9の熱膨張によって発生するリード線9と給電用端子7との連結部分への応力が均一なものとなり、リード線9の熱膨張に起因するリード線9と給電用端子7との接触不良を防止することができ、より一層、耐久性を向上させることができる。したがって、リード線9の熱膨張により発生する不均一な応力によって、リード線9が連結されている部分が緩み、接触不良を起こす虞もない。
【0038】
本実施形態のヒータエレメント20においては、機械的固定手段25を、給電用電極棒4との熱膨張係数の差が2×10-6/℃以下となる材料で形成することで、ヒータエレメント20が昇温した際に、給電用端子7が熱膨張することにより、給電用電極棒4と給電用端子7との接触面積が低下して異常放電の原因となることを有効に防止することができ、より一層、耐久性を向上させることができる。
【0039】
また、機械的固定手段25を、給電用電極棒4と同一の材料で形成することで、機械的固定手段25と給電用電極棒4との熱膨張係数の差がないものとなり、より一層、耐久性を向上させることができる。
【0040】
さらに、本実施形態のヒータエレメント20においては、凹状部7aを構成する壁面7e、7eの厚みtを、0.5〜3mmの範囲とすることで、電流を十分に流すことができるとともに、壁面7e、7eが熱膨張して給電用電極棒4と給電用端子7との接触面積が低下することによる給電用電極棒4と給電用端子7との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる。
【0041】
次に、本発明のヒータエレメントを備えた基板加熱装置を例に挙げて説明する。
図4は、本発明の基板加熱装置の一例を示した概略断面図である。
この基板加熱装置30は、チャンバー1と、図1に示したヒータエレメント20と、基板支持台10と、熱電対15とを備えている。
【0042】
チャンバー1は、金属アルミニウムなどからなるものである。チャンバー1とヒータエレメント20とは、オーリング(Oリング)11を介して、ヒータエレメント20の焼結体板3をチャンバー1の外壁に気密に取り付けることによって一体化されている。焼結体板3は、焼結体板3の下側に配置された押さえ板16をボルト17を用いて固定することによりチャンバー1に取り付けられている。
【0043】
基板支持板10は、透明石英などからなるものであり、チャンバー1内に設けられている。また、基板支持板10の上面10aには、シリコンウエハ基板8が載置され、下面にはヒータエレメント20の発熱体素子2が配置されている。
発熱体素子2は、基板支持板10と不透明石英などで形成されたヒータケース6とによって形成される空間内に、透明石英などで形成されたヒータケース6の脚13によって支えられて収容されている。
【0044】
そして、このような基板加熱装置30では、給電用端子7とリード線9とを連結し、給電用電極棒4を介して発熱体素子2に電力を供給することにより、発熱体素子2が昇温して基板支持台10を介してシリコンウエハ基板8が加熱されるようになっている。
【0045】
このような基板加熱装置30は、図1に示したヒータエレメント20を備えたものであるので、給電用電極棒4と給電用端子7との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られるものとなる。
【0046】
なお、本発明においては、上述した例に示したように、発熱体素子2と給電用電極棒4とは、接合層を介して連結されていてもよいが、他の連結方法によって連結されていてもよく、例えば、導電性セラミックス製ナットやワッシャー等を用いて機械的に連結されていてもよい。
【0047】
また、本発明においては、給電用端子7の凹状部7aの形状は、給電用電極棒4の他端4aを受容し、嵌着し得る形状であれば、とくに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、壁面が湾曲しているものであってもよい。
また、本発明の加熱装置は、本発明のヒータエレメントとチャンバーとを少なくとも備えたものであればよく、上述した例に示した基板加熱装置に限定されるものではなく、基板以外のものを加熱する装置としても使用することができ、例えば、気体や液体を加熱する装置としても使用することができる。
【0048】
【実施例】
以下、本発明を具体的に詳しく説明する。
(実施例)
図4に示す構造を有する基板加熱装置を作製した。
発熱体素子2および給電用電極棒4には、常温下での熱伝導率が175W/m・Kで、かつ、輻射率が0.9の導電性炭化珪素焼結体を用いた。
発熱体素子2の形状は、平面視円形の平板状で、厚み3mm、直径240mmとした。また、発熱体素子2の幅は、中央部で24mm、外周部に向かって徐々に小さくして外周部の一番外側で6mmのスパイラル状とした。
給電用電極棒4は、直径10mm、長さ300mmの円柱状に形成した。また、給電用電極棒4の給電用端子7側の端部4bは、8mmの角柱状とし、ボルト21を挿入するためのM4のネジ切りの貫通孔4cを放電加工法と切削法により形成した。そして、給電用電極棒4,4は、発熱体素子2の中心から18mmの位置に配置した。
【0049】
焼結体板3の材質として、窒化アルミニウム(住友大阪セメント(株)製)を用いた。焼結体板3は、直径100mm、厚さ6mmとし、給電用電極棒4を貫通させるための穴の直径を12mmとした。
また、基板支持板10およびヒータケース6の脚13は、透明石英製とし、ヒータケース6は、不透明石英製とした。
給電用端子7は、凹状部7aを構成する壁面7e、7e同士の距離を10mm、壁面7e、7eの厚みtを1mmとし、その材質はNiとした。
ボルト21と、ナット22およびワッシャー23として、発熱体素子2および給電用電極棒4と同一の材料のものを用いた。
【0050】
そして、発熱体素子2と給電用電極棒4の接合体を、以下のようにして得た。
珪素粉末0.7gとモリブデン粉末0.3gを秤量し、アクリル樹脂を溶解してなるα−テルピネオールを加えて混合した後、発熱体素子2と給電用電極棒4との接合面に塗付した。次いで、発熱体素子2と給電用電極棒4とを所定の形状に組み立て、350℃にて20分間脱脂を行い、大気圧下1500℃で30分間熱処理することにより接合した。
【0051】
また、封着材12としてのガラスセラミックスを以下のようにして作製した。
酸化亜鉛(ZnO)60gと酸化硼素(B23)25gとシリカ(SiO2)15gとを自動乳鉢にて混合後、1680℃の電気炉にて白金ルツボを用いて溶融した。溶融後、水中に投下して急冷し、ガラスセラミックスを得た。
得られたガラスセラミックスは、遊星ミルにてエタノール中で粉砕し、300メッシュ以下になるまで粉砕した。粉砕後、乾燥して封着材12(粉末、軟化点650℃)を得た。
【0052】
そして、発熱体素子2に接合された給電用電極棒4と、焼結体板3とを以下のようにして封着した。
カーボン治具を用い、発熱体素子2に接合された給電用電極棒4と焼結体板3とをそれぞれ所定の位置に配設した。配設後、封着材12を給電用電極棒4と焼結体板3との隙間に入れ、窒素雰囲気中にて速度10℃/minで900℃まで昇温し、900℃で30分間保持した後、速度10℃/minにて室温まで冷却した。
【0053】
また、給電用電極棒4と給電用端子7とを、給電用端子7の凹状部7a内に給電用電極棒4の他端4bを挿入して、給電用端子7が給電用電極棒4に嵌着された嵌着部5を形成し、さらに、給電用電極棒4の貫通穴4cと凹状部7aの貫通孔7cとを貫通するように挿入されたボルト21と、ナット22およびワッシャー23により嵌着部5を固定することによって連結した。
さらに、給電用端子7の軸の中心部にリード線9をコネクタ7bを用いて連結した。
【0054】
(従来例)
給電用電極棒とリード線との連結構造を図6に示した構造とした他は、実施例と同様にして基板加熱装置を作製した。
幅16mm、厚み1mmのNi薄板を給電用電極棒54の他端に巻き付け、給電用端子57とし、給電用端子57が固定されている部分にリード線59を連結した。
【0055】
上記のようにして製作した実施例及び従来例の基板加熱装置について、以下に示すように、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の耐久性を評価した。
「耐久性の評価」
基板支持板10上にシリコンウエハ基板8を載置し、供給電源を接続して出力を調整しながら、室温から800℃(ウエハ温度)まで30分間で昇温し、800℃に到達後、23時間保持し、30分間で室温まで降温する熱負荷サイクルを負荷した。
【0056】
その結果、従来例の基板加熱装置では、5日後に給電用電極棒54と給電用端子57との連結部分に異常放電が認められ、連結部分が破損したが、実施例の基板加熱装置30では、200日後においても給電用電極棒4と給電用端子7との連結部分に異常放電が認められず、連結部分の破損も認められなかった。
このことにより、実施例の基板加熱装置30は、従来例の基板加熱装置と比較して、優れた耐久性が得られることが明らかとなった。
【0057】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のヒータエレメント、加熱装置並びに基板加熱装置によれば、給電用電極棒と給電用端子との連結構造が昇温した際の給電用端子の熱膨張を効率的に抑えることができ、給電用電極棒と給電用端子との接触面積の低下を防ぎ、給電用電極棒と給電用端子との間に隙間が生じにくくなり、異常放電が発生しないものとなる。したがって、給電用電極棒と給電用端子との連結部分の破損を防ぐことができ、優れた耐久性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヒータエレメントの一例を説明するための図であり、図1(a)は、発熱体素子側から見た平面図であり、図1(b)は、側面図である。
【図2】 給電用電極棒と給電用端子との連結構造を説明するための部分拡大図である。
【図3】 給電用端子の構造の一例を示した斜視図である。
【図4】 本発明の基板加熱装置の一例を示した概略断面図である。
【図5】 給電用端子の構造の他の例を示した斜視図である。
【図6】 従来のヒータエレメントにおける給電用電極棒とリード線との連結構造の一例を示した図であり、図6(a)は、側面図であり、図6(b)は、給電用電極棒におけるリード線が連結される側の端部から見た図である。
【符号の説明】
1 チャンバー
2 発熱体素子
3 焼結体板
4 54 給電用電極棒
4a 一端
4b 他端
4c、7c、58 貫通孔
5 嵌着部
6 ヒータケース
7 57 給電用端子
7a 凹状部
7b 他方の端部
7e 壁面
8 シリコンウエハ基板
9、59 リード線
10 基板支持台
10a 上面
11 オーリング(Oリング)
12 封着材
13 脚
15 熱電対
16 押さえ板
17、21、52 ボルト
20 ヒータエレメント
22 ナット
23 ワッシャー
25 機械的固定手段
30 基板加熱装置
51 連結部

Claims (6)

  1. 通電により発熱する発熱体素子と、焼結体板と、前記焼結体板を貫通し、その貫通部分において前記焼結体板と気密に封着され、前記発熱体素子に一端が連結された導電性セラミックス焼結体製の給電用電極棒と、前記給電用電極棒の他端に連結された金属製の給電用端子とを少なくとも備え、
    前記給電用端子には凹状部が形成され、前記凹状部の内部に前記給電用電極棒の他端が挿入され、前記給電用端子は前記給電用電極棒に嵌着されて嵌着部を形成し、前記嵌着部において前記給電用端子と前記給電用電極棒とが機械的固定手段により固定されていることを特徴とするヒータエレメント。
  2. 前記機械的固定手段は、前記給電用電極棒との熱膨張係数の差が2×10-6/℃以下となる材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒータエレメント。
  3. 前記機械的固定手段は、前記給電用電極棒と同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒータエレメント。
  4. 前記凹状部を構成する壁面の厚みが、0.5〜3mmの範囲であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のヒータエレメント。
  5. チャンバーと、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のヒータエレメントとを少なくとも備え、
    前記ヒータエレメントを構成する焼結体板が、前記チャンバーに気密に取り付けられていることを特徴とする加熱装置。
  6. チャンバーと、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のヒータエレメントと、前記チャンバー内に設けられ、一方の面には基板が載置され、他方の面には前記ヒータエレメントの発熱体素子が配置される基板支持台とを少なくとも備え、
    前記ヒータエレメントを構成する焼結体板が、前記チャンバーに気密に取り付けられていることを特徴とする基板加熱装置。
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