JP5432758B2 - ヒータユニット - Google Patents

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本発明は、炭化珪素かなるヒータと、炭化珪素からなる電極とを備え、高温酸素雰囲気下において用いられるヒータユニットに関する。
従来、半導体ウエハの各種熱処理のために、炭化珪素からなるヒータと、炭化珪素からなる電極とを備えたヒータユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。炭化珪素からなるヒータを用いることで、好適に半導体ウエハを加熱できる。熱膨張率の関係から、炭化珪素からなるヒータは、炭化珪素からなる電極が使用される。
炭化珪素からなる電極は、外部電源と接続された電極板と電気的に接続されることにより、ヒータを通電できる。電極板は、電気抵抗の低い金属製のものが用いられていた。
特開2002−124364号公報
ヒータユニットは、処理条件によって、酸素雰囲気下で用いられることがある。熱膨張率の小さな金属(例えば、Mo)は、高温酸素雰囲気下において、腐食してしまう。このため、ステンレス鋼(SUS)やニッケル(Ni)等の腐食に強い材料が電極板や、電極板と電極とを固定するボルト及びナットに用いられていた。
しかしながら、電極板やボルト及びナットにステンレス鋼を用いた場合、炭化珪素と金属との熱膨張率の差によって、電極と電極板とに隙間が発生する。これにより、接触抵抗の増加及び放電現象によって、電極や電極板の破損が生じていた。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、高温酸素雰囲気下において使用しても、熱膨張率差による隙間を生じず、電極や電極板の破損が抑制され、長期間使用可能なヒータユニットを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明は次のような特徴を有している。本発明の特徴は、高温酸素雰囲気下で用いることができ、炭化珪素からなるヒータ(ヒータ3)と、前記ヒータに通電して昇温させると共に炭化珪素からなる電極(電極5)と、電源に接続され、耐酸化材料からなる電極板(電極板7)と、炭化珪素からなるボルト(ボルト9)及びナット(ナット11)と、耐酸化材料からなり、前記電極及び前記電極板を挟む一対のワッシャ(ワッシャ13)とを備え、前記ボルトと前記ナットとを用いて、前記ワッシャ、前記電極及び前記電極板を貫通して挟持することにより、前記電極と前記電極板とを結合し、前記電極板及び前記ワッシャは、熱膨張率が炭化珪素よりも大きく、前記電極と前記電極板と前記ワッシャとの貫通方向(貫通方向x)における前記ボルトと前記ナットとに狭持された厚みを合計厚さ(合計厚さT)とし、25℃における前記合計厚さとヒータ使用時の温度における前記合計厚さとの差を使用電極長さ(使用電極長さΔT)とし、前記ボルトと前記ナットとを螺合させ、前記ボルトの頭部(頭部21)と一の前記ワッシャとが接する位置から、前記ナットと他の前記ワッシャとが接する位置までの貫通方向における長さをボルトナット長さ(ボルトナット長さL)とし、25℃において前記合計厚さと等しい前記ボルトナット長さから前記ヒータ使用時の温度における熱膨張によって前記貫通方向に延びた長さをボルト膨張長さ(ボルト膨張長さΔL)とすると、前記貫通方向における前記ワッシャの厚みは、前記使用電極長さから前記ボルト膨張長さを引いた値が、0mm以上0.03mm以下となることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、ボルトとナットとを用いて、ワッシャ、電極及び電極板を貫通して挟持することにより、電極と電極板とを結合し、電極板及びワッシャは、熱膨張率が炭化珪素よりも大きい。このため、高温雰囲気下において、電極板及びワッシャは、炭化珪素からなるボルト及びナルトよりも熱膨張する。従って、電極と電極板とに隙間が発生することがなくなる。
また、貫通方向におけるワッシャの厚みは、使用電極長さからボルト膨張長さを引いた値が、0mm以上、0.03mm以下となる厚みである。使用電極長さからボルト膨張長さを引いた値が、0.03mmよりも大きくなると、電極板及びワッシャの熱膨張によるボルトに負担が生じる。その結果、ボルトが破損する可能性がある。ワッシャの厚みによって、熱膨張する電極と電極板とワッシャとの貫通方向における厚みを調整し、ボルトに係る負担を抑制できる。
電極板とワッシャは、耐酸化性材料からなるため、高温酸素雰囲気下において使用しても腐食しない。
高温酸素雰囲気下において使用しても、熱膨張率差による隙間を生じず、電極や電極板の破損が抑制でき、長期間使用可能である。
本発明の実施形態に係るヒータユニット1の正面図である。 図1の分解斜視図である。 図1の要部における断面図である。 ボルト9及びナット11の側面図である。 各構成部品における寸法を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態に係るヒータユニットの詳細を図面に基づいて説明する。具体的には、(1)ヒータユニットの全体構成、(2)各構成部品の寸法、(3)比較評価、(4)作用効果について説明する。図面は模式的なものであり、各材料層の厚みやその比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(1)ヒータユニット1の全体構成
ヒータユニット1の全体構成について図1から図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るヒータユニット1の正面図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、図1の要部における断面図である。図4はボルトとナットの側面図である。
図1に示すように、ヒータユニット1は、ヒータ3、電極5、電極板7、一対のワッシャ13、ボルト9及びナット11を備えている。本実施形態では、電極板7を電極5の端部15に結合する例を説明するが、結合箇所は、電極5の端部15に限定されない。
ヒータユニット1は、高温酸素雰囲気下において、用いることができる。具体的な温度は、400℃〜600℃で好適に用いられる。酸素濃度は、20%以上で用いられる。ただし、これ以外の条件であっても、ヒータユニット1は、用いることができる。
ヒータ3は、炭化珪素からなる。ヒータ3は、電極5からの電流が流れると発熱するように構成されている。これによって、半導体基板を加熱処理することができる。ヒータ3は円板上に形成されている。ヒータ3は、電極5と電気的に接続されている。
電極5は、炭化珪素からなる。電極5の一の端部は、ヒータ3と物理的に接続されている。これによって、電極5は、電極的に接続されたヒータ3に通電して、ヒータ3を発熱させる。図2,3に示されるように、電極5の他の端部15は、直方体状に形成されている。電極5の他の端部15には、ボルト9が通る貫通孔15aが形成されている。後述するように、ボルト9とナット11とによって、電極板7と電気的に接続されている。
電極板7は、正面視略U字状に形成された挟持部7bと、挟持部7bの下側から下方へ延びる脚部7cとから一体形成されている。挟持部7bは、同じ板厚に形成された左右一対の側壁板を連結して略U字状に形成したものである。挟持部7bの各側壁板には、ボルト9が通る貫通孔7aが形成されている。この狭持部7bに電極5が挟まれる。脚部7cは電源と電気的に接続されている。
電極板7は、熱膨張率が炭化珪素よりも大きい耐酸化性材料からなる。電極板7には、例えば、ステンレス鋼(SUS)、ニッケル(Ni)、インコネル(登録商標)が用いられる。なお、インコネルは、Niをベースとした合金である。電極板7は、電源とで電気的に接続されるため、導電率の高い方が好ましい。
ワッシャ13は、円板状の部材である。電極5及び電極板7と同様に、ボルト9が通る貫通孔13aが形成されている。一のワッシャ13は、ボルト9の頭部21の裏面27と電極板7とに接している。他のワッシャ13は、ナット11と電極板7とに接している。すなわち、一対のワッシャ13は、電極5及び電極板7と挟んでいる。
ワッシャ13は、熱膨張率が炭化珪素よりも大きい耐酸化性材料からなる。ワッシャ13には、電極板7と同様の材料が用いられる。
ボルト9及びナット11は、炭化珪素からなる。図4に示すように、ボルト9は、頭部21と軸部23とからなり、軸部23の先端部に外周面に雄ネジを切ったネジ部25が設けられている。このネジ部25にナット11が螺合される。ボルト9は、貫通孔15a、貫通孔7a及び貫通孔13aを通り、電極5、電極板7及び一対のワッシャ13を貫通する。ボルト9にナット11を螺合することによって、ボルト9とナット11とが、電極5、電極板7及び一対のワッシャ13を狭持する。これによって、電極5と電極板7とを結合する。
(2)各構成部品の寸法
次に、各構成部品の寸法について図5を参酌して説明する。図5は各構成部品における寸法を示す概略図である。図5に示されるように、ボルト9が貫通する貫通方向xにおいて、電極5の端部15の厚さをT1とする。電極板7における挟持部7bの合計厚みをT2とする。本実施形態において、一対の側壁板における一方の板厚が等しいため、T2/2となる。従って、左右の側壁板の板厚を合わせるとT2になる。このT2は、0.3mm〜1.0mmが好ましい。一枚のワッシャ13の厚さをT3/2とする。本実施形態において、ワッシャ13の厚みは等しいためである。一対のワッシャ13の厚みは、T3となる。
電極5の端部15、電極板7及びワッシャ13の合計厚さ(T1+T2+T3)をTとする。すなわち、合計厚さTは、電極5と電極板7とワッシャ13との貫通方向xにおけるボルト9とナット11とに狭持された厚さである。25℃における合計厚さTと、ヒータ使用時の温度における合計厚さTとの差を、使用電極長さΔTとする。ヒータ使用時の温度における合計厚さTとは、ヒータを使用している時の各部材の温度における合計厚さである。ヒータの温度と、各部材の温度とは、必ずしても一致していない。
ボルト9とナット11とを螺合させ、ボルト9の頭部21とワッシャ13とが接する位置から、ナット11とワッシャ13とが接する位置までの貫通方向xにおける長さをボルトナット長さLとする。すなわち、ボルトナット長さLは、ボルト9とナット11とを螺合させたときの、裏面27からナット11の頭部21側の面29までの貫通方向xにおける長さである。
25℃における合計厚さTと等しいボルトナット長さからヒータ使用時の温度における熱膨張によって延びた長さをボルト膨張長さΔLとする。ボルト9とナット11とによって電極5と電極板7とワッシャ13とを狭持させない状態において、ボルトナット長さLを25℃における合計厚さTと等しくしておく。このときのボルトナット長さをL25とする。その状態から、ヒータの使用温度まで上昇させたときのボルト長さをLuseとする。ボルト膨張長さΔLは、LuseからL25を引いた値と等しい。
電極板7とワッシャ13とは、炭化珪素よりも大きい熱膨張率の材料を用いているため、使用電極長さΔTは、ボルト膨張長さΔLよりも大きくなる。これによって、電極5と電極板7との間に隙間が生じないため、接触抵抗の増加及び放電現象が生じることはない。従って、電極5や電極板7の破損が生じることがない。
貫通方向xにおけるワッシャ13の厚みT3は、使用電極長さΔTからボルト膨張長さΔLを引いた値が、0mm以上、0.03mm以下となる厚みのものを用いる。値が0.03mmよりも大きくなるとボルト9の破損が生じる可能性がある。ワッシャ13の厚みT3によって、使用電極長さΔTとボルト膨張長さΔLとの差を調整することによって、ボルト9の破損を生じずに長期間使用可能となる。値が0mmより小さくなると、隙間を生じるからである。ただし、本発明では、電極板7及びワッシャ13は、熱膨張率が炭化珪素よりも大きいため、値は0mm以上となる。
使用電極長さΔTからボルト膨張長さΔLとの差が、0.03mm以下となる厚みのワッシャを用いるには、各部材の貫通方向における厚さを測定しておいて、熱膨張率から計算を行う。そして、使用電極長さΔTとボルト膨張長さΔLとの差が、0.03mmとなるような範囲の厚みを有するワッシャを用いる。
(3)比較評価
本発明の効果を確かめるため、シミュレーションにより計算した。
実施例及び比較例において、電極には、炭化珪素材料を用いたとし、電極板には、インコネル600材料を用いたとし、ワッシャには、SUS304を用いたとした。ボルト及びナットには、実施例では炭化珪素材料を用いたとし、比較例では、SUS304を用いたとした。
25℃及び600℃における各材料の厚みと熱膨張率との関係から、計算した結果を表1に示す。なお、炭化珪素の熱膨張率は、4.3×10―6であり、インコネル600の熱膨張率は、13.3×10―6であり、SUS304の熱膨張率は、17.3×10―6であるとして、計算した。
Figure 0005432758
比較例では、ボルト及びナットにSUS304を用いているため、25℃でのボルトナット長さLと、600℃でのボルトナット長さLとの差は、0.07mmである。このため、比較例では、使用電極長さΔTからボルト膨張長さΔLを引いた値が、―0.04mmとなっており、0mmよりも低い。すなわち、比較例では、螺合されたボルトとナットとの間の方が、電極、電極板及びワッシャの貫通方向厚さよりも長くなっている。このため、比較例では、螺合されたボルトとナットとに挟まれた各部材の間の少なくともどこかに隙間が生じることが分かった。
一方、実施例では、ボルト及びナットに炭化珪素を用いているため、25℃でのボルトナット長さLと、600℃でのボルトナット長さLとの差は、0.02mmである。このため、実施例では、使用電極長さΔTからボルト膨張長さΔLを引いた値が、0.01となり、0mm以上、0.03mm以下となっている。すなわち、実施例では、螺合されたボルトとナットとの間の方が、電極、電極板及びワッシャの貫通方向厚さよりも短くなっている。このため、実施例では、螺合されたボルトとナットとが、電極、電極板及びワッシャを強く挟み、各部材の間に隙間は、生じないことが分かった。
(4)作用効果
ヒータユニット1では、炭化珪素からなるヒータ3と、ヒータ3に通電して昇温させると共に炭化珪素からなる電極5と、電源に接続され、耐酸化材料からなる電極板7と、炭化珪素からなるボルト9及びナット11と、耐酸化材料からなり、電極5及び前記電極板7を挟む一対のワッシャ13とを備え、ボルト9とナット11とを用いて、ワッシャ13、電極5及び電極板7を貫通して挟持することにより、電極5と電極板7とを結合し、電極板7及びワッシャ13は、熱膨張率が炭化珪素よりも大きい。このため、ヒータ3の使用温度では、電極板7及びワッシャ13は、炭化珪素からなるボルト9及びナット11よりも膨張する。このため、螺合されたボルトとナットとが、電極、電極板及びワッシャを強く挟み、ボルトとナットとに挟まれた各部材の間に隙間が生じない。従って、接触抵抗の増加及び放電現象による電極5や電極板7の破損を抑制することができる。
ヒータユニット1では、25℃において合計厚さTと等しいボルトナット長さLからヒータ3使用時の温度における熱膨張によって貫通方向xに延びた長さをボルト膨張長さΔLとすると、貫通方向xにおけるワッシャ13の厚みT3は、使用電極長さΔTからボルト膨張長さΔLを引いた値が、0mm以上0.03mm以下となる厚みである。このため、電極5と電極板7とに隙間を生じさせず、電極5と電極板7とを結合する以上の力がボルト9に働かないワッシャ13厚みを用いるため、ボルト9の破損が抑えられる。その結果、結合部分に破損を生じず、ヒータユニット1は、長期間使用可能となる。
電極5、ボルト9及びナット11は、炭化珪素からなり、電極板7とワッシャ13とは、耐酸化材料からなる。このため、高温酸素雰囲気下においてヒータユニット1を使用しても、腐食を生じずに、長期間使用可能となる。
なお、前述した実施の形態の開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…ヒータユニット、3…ヒータ、5…電極、7…電極板、9…ボルト、11…ナット、13…ワッシャ、7a,13a,15a…貫通孔、21…頭部、23…軸部、25…ネジ部、27…(頭部の)裏面、29…(頭部側の)面

Claims (1)

  1. 高温酸素雰囲気下で用いることができ、
    炭化珪素からなるヒータと、前記ヒータに通電して昇温させると共に炭化珪素からなる電極と、電源に接続され、耐酸化材料からなる電極板と、炭化珪素からなるボルト及びナットと、耐酸化材料からなり、前記電極及び前記電極板を挟む一対のワッシャとを備え、
    前記ボルトと前記ナットとを用いて、前記ワッシャ、前記電極及び前記電極板を貫通して挟持することにより、前記電極と前記電極板とを結合し、
    前記電極板及び前記ワッシャは、熱膨張率が炭化珪素よりも大きく、
    前記電極と前記電極板と前記ワッシャとの貫通方向における前記ボルトと前記ナットとに狭持された厚みを合計厚さとし、25℃における前記合計厚さとヒータ使用時の温度における前記合計厚さとの差を使用電極長さとし、
    前記ボルトと前記ナットとを螺合させ、前記ボルトの頭部と一の前記ワッシャとが接する位置から、前記ナットと他の前記ワッシャとが接する位置までの貫通方向における長さをボルトナット長さとし、
    25℃において前記合計厚さと等しい前記ボルトナット長さから前記ヒータ使用時の温度における熱膨張によって前記貫通方向に延びた長さをボルト膨張長さとすると、
    前記貫通方向における前記ワッシャの厚みは、前記使用電極長さから前記ボルト膨張長さを引いた値が、0mm以上0.03mm以下となる厚みであるヒータユニット。
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