JP4526224B2 - 飲料自動販売機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコーヒー、紅茶または各種清涼飲料等をカップに注入して販売する飲料自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の飲料自動販売機としては、例えば特開平7−249172号公報に記載されているように、ボイラで生成した湯を用いて粉末または濃縮液状の原料、或いはコーヒー豆をミルで粉砕した原料等から任意の飲料を生成し、これをカップに注入して販売するようにしたものが知られている。
【0003】
また、前記飲料自動販売機を小型化したものもあるが、この場合はボイラのタンク容量が400ml程度と小さくなるため、加熱能力の高いヒータを用いた瞬間加熱式の小型ボイラを用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のような小型の飲料自動販売機は、例えばオフィスビルの休憩所等、比較的利用者の少ない場所に設置されるが、このような設置場所においても休憩時間等に利用者が集中する場合がある。しかしながら、前記飲料自動販売機では小型のボイラを用いているため、飲料が連続して販売された場合には、ボイラのタンク内に頻繁に給水が行われ、タンク内の湯が所定の販売可能温度(例えば85℃)よりも低下する場合がある。このような場合には、販売可能の表示ランプを消灯するなどして販売を中止し、湯が再び販売可能温度まで加熱されると、前記表示ランプを点灯して販売を再開するようにしているが、販売可能温度までの加熱時間は通常20秒程度の短時間であるにも拘わらず、一旦販売が中止されると、利用者はその時点で購入を断念するか、或いは他の自動販売機を利用しようとするため、一時的な販売中止であっても販売機会を失うという問題点があった。
【0005】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、連続的な販売等によりボイラの湯温が一時的に低下した場合でも、販売の機会を失うことのない飲料自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、所定容量のタンク内に貯溜した水を加熱して湯を生成するボイラを備え、ボイラから供給される湯を用いて生成した飲料を飲料容器に注入して販売する飲料自動販売機において、前記ボイラの湯の温度を検出する湯温検出手段と、ボイラの湯の温度が所定の販売可能温度よりも低下した場合、所定の待ち時間が経過した時においても湯の温度が前記販売可能温度よりも低かったときは、商品購入操作がされていても販売を中止し、その後、湯の温度が前記販売可能温度以上になったときは商品購入操作待ちに移行する制御手段を備えている。
【0007】
これにより、ボイラの湯温が販売可能温度よりも低下した場合であっても、湯温が販売可能温度に達する前に所定の待ち時間が経過していなければ、販売が中止されることがないので、例えば利用者によって金銭が投入された場合でも、前記待ち時間が経過するまでに湯温が販売可能温度に達すれば、飲料の販売を行うことが可能となる。
【0008】
また、請求項2では、請求項1記載の飲料自動販売機において、前記制御手段を、前記待ち時間が経過する前に所定の飲料購入操作が行われた場合、前記待ち時間が経過し、且つ他の所定の待ち時間が経過した時においても湯の温度が前記販売可能温度よりも低かったときは販売を中止するように構成している。
【0009】
これにより、請求項1の作用に加え、最初の待ち時間が経過する前に、例えば商品選択操作等の所定の飲料購入操作が行われた場合には、湯温が販売可能温度に達する前に最初の待ち時間が経過しても、更に他の所定の待ち時間が経過しなければ販売が中止されないので、前記飲料購入操作が行われた時点では湯温が販売可能温度に達していなくても、待ち時間が延長された分だけ湯の加熱時間が長く確保される。
【0010】
また、請求項3では、請求項2記載の飲料自動販売機において、前記制御手段を、前記飲料購入操作が行われた時点で他の待ち時間の計時を開始するように構成している。
【0011】
これにより、請求項2の作用に加え、前記飲料購入操作が行われると、最初の待ち時間が経過する前であっても、その時点から他の待ち時間の計時が開始されることから、前記飲料購入操作を行った後に他の待ち時間を超えて待ち時間が延長されることはない。
【0012】
また、請求項4では、請求項2記載の飲料自動販売機において、前記制御手段を、前記飲料購入操作が行われた場合は、最初の待ち時間が経過してから他の待ち時間の計時を開始するように構成している。
【0013】
これにより、請求項2の作用に加え、前記飲料購入操作が行われると、最初の待ち時間が経過してから他の待ち時間の計時が開始されることから、飲料購入操作の時期に拘わらず、他の待ち時間による延長時間が確実に確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1は飲料自動販売機の正面図、図2はその構成を示す概略図、図3は制御系を示すブロック図、図4は制御部の動作を示すフローチャート、図5及び図6は飲料自動販売機の動作を示すタイムチャートである。
【0015】
この飲料自動販売機は、自動販売機本体1と、湯を生成するボイラ2と、ボイラ2に補給される飲料水を貯蔵する給水タンク3と、複数種類の粉末原料を収納する第1乃至第4の原料容器4,5,6、7と、コーヒー豆を原料として収納する第5の原料容器8と、コーヒー飲料を抽出する飲料抽出機9と、カップを搬出するカップ搬出機構10と、カップ搬出機構10から搬出されたカップを商品取出口に移動させるカップ移動機構11と、不要な排出液を収容する排水容器12と、自動販売機の動作を制御する制御部13とから構成されている。
【0016】
自動販売機本体1はその前面に複数の商品選択スイッチ1aと、各商品選択スイッチ1aに対応する商品表示部1a′に付設された販売ランプ1bと、砂糖入り,ミルク入り,ブラック等の味付けを選択する補助選択スイッチ1cとを備えている。また、自動販売機本体1の前面には、硬貨投入口1d、硬貨返却口1e、金額表示部1f及び商品取出口1gが設けられ、硬貨投入口1dに投入された硬貨は硬貨処理装置1hによって処理されるようになっている。
【0017】
ボイラ2は、図示しない内部のヒータによって90℃前後の温水を生成する周知の瞬間式小型ボイラからなり、容量が400ml程度のタンク2aを有している。タンク2aには給水口2b及び排水口2cが設けられるとともに、飲料生成用の湯を吐出する複数の吐出口2dが設けられ、排水口2cは電磁弁2eによって開閉するようになっている。また、タンク2a内には湯の温度を検出する湯温センサ2fが設けられている。
【0018】
給水タンク3は、給水ポンプ3a及び流量計3bを介してボイラ2の給水口2bに接続され、内部に貯蔵した飲料水を給水ポンプ3aによってボイラ2に供給するようになっている。この給水タンク3は自動販売機本体1内の下部に設置されており、例えば外部から直接水が補給されるものであったり、或いは予め水を貯蔵した新たな給水タンク3と交換するようにしたものであってもよい。
【0019】
第1乃至第4の原料容器4,5,6、7は、粉末原料としての紅茶(または日本茶)、ココア、クリーム及び砂糖をそれぞれ収容しており、所定量の原料を原料シュータ4a,5a,6a,7aから搬出するようになっている。また、第1の原料容器4の下方には原料容器4から搬出された原料を受容する混合器4bが設けられている。即ち、混合器4bにはボイラ2の吐出口2dから湯が供給され、混合器4b内で原料と湯が混合されて商品取出口1gのカップAに注入されるようになっている。また、第2及び第3の原料容器5,6の下方には原料容器5,6から搬出された原料を受容する混合器5bが設けられている。即ち、混合器5aにはボイラ2の吐出口2dから湯が供給され、混合器5a内で原料と湯が混合されて商品取出口1gのカップAに注入されるようになっている。更に、第4の原料容器7から搬出された原料は、商品取出口1gまで延びる搬送シュータ7bを介して商品取出口1gのカップAに投入されるようになっている。
【0020】
第5の原料容器8はコーヒー豆を挽くミル8aを有し、計量器8bで計量した所定量の原料(挽き豆)を飲料抽出機9に搬出するようになっている。
【0021】
飲料抽出機9は、ボイラ2の吐出口2dから供給された湯を用いて原料(挽き豆)からコーヒー飲料を抽出する周知の構成からなり、抽出した飲料は商品取出口1gのカップAに注入されるようになっている。
【0022】
カップ搬出機構10は飲料販売用のカップAを収容する周知の構成からなり、カップAを一つずつカップ移動機構11側に落下搬出するようになっている。
【0023】
カップ移動機構11は、一端にカップAを受容可能なアーム11aと、アーム11aを回動させるモータ11bとから構成され、カップ搬出機構10から搬出されたカップAをアーム11aによって受け取り、アーム11aをモータ11bによって回動させることにより、カップAを商品取出口1gに移動させるようになっている。
【0024】
排水容器12は自動販売機本体1内の下部に設置され、ボイラ2の排水口2c及び商品取出口1gから排出される不要液を収容するようになっている。
【0025】
制御部13はマイクロコンピュータによって構成され、各商品選択スイッチ1a、販売ランプ1b、硬貨処理装置1h、ボイラ2、湯温センサ2f、給水ポンプ3a、流量計3b、各原料容器4,5,6,7,8、飲料抽出機9、カップ搬出機構10、カップ移動機構11に接続されている。また、制御部13には第1及び第2のタイマ13a,13bが接続されている。
【0026】
ここで、前記制御部13の動作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、前回の販売動作が終了した段階で(S1)、湯温センサ2fの検出温度Tが所定の販売可能温度T1 (例えば85℃)以上の場合は(S2)、利用者によって硬貨が投入され(S3)、商品選択スイッチ1aによって任意の商品が選択されると(S4)、販売動作を開始する(S5)。即ち、カップ搬出機構10からカップAが搬出されるとともに、カップ移動機構11によってカップAが商品取出口1gに移動され、任意の飲料がカップAに注入される。例えば、商品選択スイッチ1aによって紅茶が選択された場合には、第1の原料容器4から混合器4bに紅茶の粉末原料が供給されるとともに、ボイラ2から混合器4bに湯が供給されて飲料が生成される。また、商品選択スイッチ1aによってコーヒーが選択され、これと共に補助選択スイッチ1cによってクリーム及び砂糖が選択された場合には、ボイラ2の湯が飲料抽出機9に供給されてコーヒー飲料が抽出されるとともに、第3の原料容器6からクリームが搬出され、更に第4の原料容器7から砂糖が搬出される。この場合、第3の原料容器6から搬出されたクリームの粉末原料は混合器5bによってボイラ2から供給される湯と混合され、第4の原料容器7から搬出された粉末の砂糖は搬送シュータ7bを介してカップAに投入される。
【0027】
また、前記ステップS2において、湯温センサ2fの検出温度Tが販売可能温度T1 よりも低い場合は、第1のタイマ13aの計時を開始する(S6)。この後、第1の待ち時間t1 (例えば20秒)が経過する前に(S7)、湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S8)、前記商品購入操作があった後(S3,S4)、販売動作を開始する(S5)。一方、湯温Tが販売可能温度T1 に達する前に(S8)、第1の待ち時間t1 が経過した場合には(S7)、販売ランプ1bを消灯して販売を中止する(S9)。この後、湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S10)、販売ランプ1bを点灯して販売を再開し(S11)、前記ステップS3の商品購入操作待ちに移行する。
【0028】
前述のように、湯温Tが販売可能温度T1 に達していなくとも(S8)、第1の待ち時間t1 が経過する前であれば(S7)、販売が中止されないため、利用者によって硬貨が投入される場合があるが(S12)、この場合は、第1の待ち時間t1 が経過するまでに湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S8)、前記ステップS3に移行し、商品の選択操作があった後(S4)、販売動作を開始する(S5)。一方、硬貨の投入があった後(S12)、湯温Tが販売可能温度T1 に達する前に(S8)、第1の待ち時間t1 が経過した場合には(S7)、販売ランプ1bを消灯して販売を中止するとともに(S9)、投入された硬貨を返却する(S13,S14)。この後、湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S10)、販売ランプ1bを点灯して販売を再開し(S11)、前記ステップS3の商品購入操作待ちに移行する。
【0029】
また、前記硬貨投入のあった後(S12)、第1の待ち時間t1 が経過する前に(S7)、商品の選択操作があった場合には(S15)、第2のタイマ13aの計時を開始し(S16)、第1の待ち時間t1 が経過した後も(S17)、第2の待ち時間t2 (例えば10秒)が経過する前であれば(S18)、販売を中止せず、図5のタイムチャートに示すように第2の待ち時間t2 が経過する前に湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S19)、販売動作を開始する(S5)。
【0030】
一方、図6のタイムチャートに示すように、湯温Tが販売可能温度T1 に達する前に(S19)、第2の待ち時間t2 が経過した場合には(S18)、販売ランプ1bを消灯して販売を中止するとともに(S9)、投入された硬貨を返却する(S13,S14)。この後、湯温Tが販売可能温度T1 以上になったときは(S10)、販売ランプ1bを点灯して販売を再開し(S11)、前記ステップS3の商品購入操作待ちに移行する。
【0031】
このように、本実施形態の飲料自動販売機によれば、ボイラ2の湯温Tが販売可能温度T1 よりも低下した場合であっても、湯温Tが販売可能温度T1 に達する前に第1の待ち時間t1 が経過していなければ販売を中止しないようにしたので、利用者によって硬貨が投入された場合でも、第1の待ち時間t1 が経過するまでに販売可能温度T1 に達すれば、飲料の販売を行うことができる。従って、例えば連続的な販売によりボイラ2の湯温Tが一時的に低下した場合でも、利用者に購入を断念させることがなく、販売機会を確実に獲得することができる。
【0032】
また、硬貨が投入された後、商品の選択操作が行われた場合には、湯温Tが販売可能温度T1 に達する前に最初の待ち時間t1 が経過しても、更に第2の待ち時間t2 が経過しなければ販売を中止しないようにしたので、商品の選択操作を行った時点では湯温Tが販売可能温度T1 に達していなくても、待ち時間が延長された分だけ湯の加熱時間を長く確保することができる。これにより、販売機会を確実に獲得できるだけでなく、商品選択段階まで購入操作の進行した利用者に対して飲料の販売を確実に行うことができ、サービス性の向上を図ることもできる。
【0033】
この場合、商品選択操作が行われた時点で第2の待ち時間t2 の計時を開始するようにしたので、商品選択操作を行った後は第2の待ち時間t2 を超えて待ち時間が延長されることがなく、商品を選択した後の待ち時間を常に適正にすることができる。
【0034】
尚、前記実施形態では、第1の待ち時間t1 が経過する前であっても、商品の選択操作が行われると、その時点から第2の待ち時間t2 の計時を開始するようにしたものを示したが、図7のタイムチャートに示すように、商品の選択操作があった場合は、第1の待ち時間t1 が経過してから第2の待ち時間t2 の計時を開始するようにしてもよい。この場合、硬貨が投入されてから商品の選択操作が行われるまでの時間が短かったときでも、第2の待ち時間t2 による延長時間を確実に確保することができ、硬貨の投入から商品の選択までの操作の早い利用者に対しても有効となる。また、硬貨が投入された時点で、第2の待ち時間t2 による延長を行うことを確定するようにしてもよい。
【0035】
更に、前記実施形態では、硬貨のみを扱うタイプの飲料自動販売機を示したが、硬貨及び紙幣が利用可能なものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の飲料自動販売機によれば、ボイラの湯の温度が販売可能温度よりも低下した場合でも、直ちに販売が中止されることがないので、例えば連続的な販売により湯温が一時的に低下した場合であっても、利用者に購入を断念させることがなく、販売機会を確実に獲得することができる。
【0037】
また、請求項2の飲料自動販売機によれば、請求項1の効果に加え、商品選択操作等の所定の飲料購入操作が行われた場合には、その時点で湯温が販売可能温度に達していなくても待ち時間が延長されるので、その分だけ湯の加熱時間を長く確保することができ、販売機会を確実に獲得できるだけでなく、商品選択段階まで購入操作の進行した利用者に対して飲料の販売を確実に行うことができ、サービス性の向上を図ることもできる。
【0038】
また、請求項3の飲料自動販売機によれば、請求項2の効果に加え、前記飲料購入操作を行った後は、他の所定の待ち時間を超えて待ち時間が延長されることがないので、飲料購入操作後の待ち時間を常に適正にすることができる。
【0039】
また、請求項4の飲料自動販売機によれば、請求項2の効果に加え、前記飲料購入操作の時期に拘わらず、他の待ち時間による延長時間を確実に確保することができるので、飲料購入操作の時期が利用者によって異なる場合でも、販売機会を確実に獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す飲料自動販売機の正面図
【図2】飲料自動販売機の構成を示す概略図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】制御部の動作を示すフローチャート
【図5】飲料自動販売機の動作を示すタイムチャート
【図6】飲料自動販売機の動作を示すタイムチャート
【図7】本発明の他の実施形態における飲料自動販売機の動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
2…ボイラ、2a…タンク、2f…湯温センサ、13…制御部。

Claims (4)

  1. 所定容量のタンク内に貯溜した水を加熱して湯を生成するボイラを備え、ボイラから供給される湯を用いて生成した飲料を飲料容器に注入して販売する飲料自動販売機において、
    前記ボイラの湯の温度を検出する湯温検出手段と、
    ボイラの湯の温度が所定の販売可能温度よりも低下した場合、所定の待ち時間が経過した時においても湯の温度が前記販売可能温度よりも低かったときは、商品購入操作がされていても販売を中止し、その後、湯の温度が前記販売可能温度以上になったときは商品購入操作待ちに移行する制御手段を備えた
    ことを特徴とする飲料自動販売機。
  2. 前記制御手段を、前記待ち時間が経過する前に所定の飲料購入操作が行われた場合、前記待ち時間が経過し、且つ他の所定の待ち時間が経過した時においても湯の温度が前記販売可能温度よりも低かったときは販売を中止するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料自動販売機。
  3. 前記制御手段を、前記飲料購入操作が行われた時点で他の待ち時間の計時を開始するように構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料自動販売機。
  4. 前記制御手段を、前記飲料購入操作が行われた場合は、最初の待ち時間が経過してから他の待ち時間の計時を開始するように構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料自動販売機。
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