JP2703486B2 - 飲料自動販売機 - Google Patents

飲料自動販売機

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JP2703486B2
JP2703486B2 JP12944893A JP12944893A JP2703486B2 JP 2703486 B2 JP2703486 B2 JP 2703486B2 JP 12944893 A JP12944893 A JP 12944893A JP 12944893 A JP12944893 A JP 12944893A JP 2703486 B2 JP2703486 B2 JP 2703486B2
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JP
Japan
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beverage
time
cups
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coffee
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JP12944893A
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JPH0652435A (ja
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紘司 古賀
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】飲料原料と湯とを混合したものか
ら飲料を抽出して販売に供する抽出装置を備えた飲料自
動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に抽出装置を備えた飲料自動販売機
では、販売の毎に抽出装置で1人分の飲料を抽出し、飲
料供給部へ供給しているため、特に多人数分の飲料を一
度に買おうとした場合には、1人分の販売の毎に抽出装
置により飲料を抽出するため、買い終えるまで長時間か
かるという欠点が存在する。
【0003】そこで特開昭62−89190号公報に開
示される飲料自動販売機では、顧客が杯数の設定及び仕
上り時間の設定を行えば、仕上がり予定時間から算出し
たデカンタ注入開始時間となったとき、設定した杯数分
だけデカンタに飲料供給が行うことが開示されている。
この従来技術に依れば、設定された杯数分のコーヒーが
まとめて抽出されてデカンタに貯蔵され、デカンタから
カップへの飲料供給が行われるため、まとめ買いをする
際買い終えるまでの時間が短縮される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、1人の顧客が複数杯の飲料をまとめて買う
場合には、販売時間の短縮が可能となるが、例えば工場
内に配設された飲料自動販売機では休み時間に販売が集
中し、また個々の顧客が1杯ずつ飲料を買うことが連続
する場合には、前述の飲料供給装置ではデカンタ内に複
数杯の飲料が貯蔵されないため、販売の都度飲料を抽出
する必要があるため、販売時間の短縮は不可能となり、
限られた休み時間に多くの飲料を販売できないという問
題が存在する。
【0005】従って、本発明はあらかじめ設定された時
間帯の販売杯数を予測してその開示時刻までに抽出装置
より抽出して貯蔵部に貯蔵しておき、その時間帯で販売
に供するようにした飲料自動販売機を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の飲料自動販売機
は、抽出装置を具備して飲料原料と湯とを混合したもの
から飲料を抽出して販売に供する飲料自動販売機におい
て、予め設定された時間帯での販売杯数を予測する演算
手段と、前記時間帯の開始に先立って前記抽出装置が抽
出した前記予測した杯数分の飲料を貯蔵する貯蔵部と、
前記抽出開始から所定時間が経過するまでは前記貯蔵部
の飲料を販売するよう制御する販売制御部とから成り、
前記所定時間の経過により前記貯蔵部に残存している飲
料を廃棄することで、上記課題を解決する。
【0007】
【作用】本発明の飲料自動販売機によれば、演算手段に
て予め設定された時間帯での販売杯数を予測演算して、
この時間帯の開始時までにその杯数分の飲料を抽出装置
により抽出し貯蔵部に貯蔵しておく。そして、その時間
帯となると販売制御部は貯蔵部に貯蔵した飲料を販売す
るが、抽出を開始してから所定時間が経過したときは貯
蔵部に残存している飲料を廃棄することで、変質した飲
料を販売することがないようにしている。
【0008】
【実施例】図面に従って本発明の実施例を説明すると、
図1は本発明の実施例としての飲料自動販売機のブロッ
ク図を示すもので、1は販売制御部であり、貨幣処理装
置(図示せず)からの投入貨幣信号に基づき投入金額を
演算するとともに、各販売商品毎の販売価格と前記投入
金額とを比較し、販売可能な商品を決定する。続いて顧
客が選択スイッチの操作等により販売可能な商品を選択
すれば、販売制御部1は、抽出装置2及び飲料供給装置
3を制御し、飲料の抽出及び供給を行う。4は例えばキ
ーボード等で構成されるデータ入力手段であり、工場の
休み時間などの販売が集中する時間帯等を入力する。
【0009】5は計数手段であり、前記データ入力手段
4に指定された時間帯の販売杯数の実績値を前記販売制
御部1の販売信号の出力回数より計数する。6は前記デ
ータ入力手段4に指定された時間帯の販売杯数の予測値
を演算する演算手段であり、例えば前記計数手段5に計
数された販売杯数実績値の平均値、過去の実績値と予測
値の差、温度検出部7より検出される外気温に基づき次
回の前記時間帯の販売杯数の予測値を演算するとともに
該予測値に対応した杯数分の飲料を抽出する時刻を見込
んで準備時刻を演算する。
【0010】そして前記抽出装置2は、前記販売制御部
1からの信号により、前記演算手段6により演算された
予測値に対応した杯数分の飲料を、前記次回の時間帯の
開始時刻までに抽出する。また図2には、本発明の実施
例としての飲料自動販売機の概略図を示し、同図を説明
すると、8は飲料自動販売機本体、9は温水を貯蔵した
温水タンク、10は飲料原料である粉末化されたコーヒ
ー豆を貯蔵した原料容器、11は飲料供給部に載置され
たカップである。12は図1の抽出装置2に含まれる抽
出機であり、給湯電磁弁13の開弁により温水タンク9
の温水を供給されるとともにオーガー15の回転駆動に
より前記原料容器10内の粉末化されたコーヒー豆を供
給された後、高圧の圧縮空気を掛けてフィルター17を
介してコーヒーを送出し、抽出する。
【0011】18は前記抽出機12より抽出された複数
杯分の飲料を貯蔵可能な貯蔵部であり、保温用のヒータ
ー19及び貯蔵部18のコーヒーの残量を検知する残量
検知電極20が内蔵されている。21は飲料供給弁であ
り、前記貯蔵部18に連通した飲料供給管22に設けら
れ、販売の毎に開弁し、前記カップ11にノズル23を
介して飲料を供給する。
【0012】尚、図1及び図2に示す本発明の実施例の
動作について説明すると、まず管理者はデータ入力手段
4に、例えばAM10:00〜AM10:10,PM1
2:00〜PM12:10,PM3:00〜PM3:1
0,PM5:00〜PM5:10という様な時間帯を予
め入力する。この時間帯は具体的には工場等の休み時間
であり、飲料の販売が集中する時間帯である。そして、
前述の入力された各時間帯ごとに販売杯数の予測値、例
えばAM10:00〜AM10:10の間には35杯分
の販売があると予測した予定値の初期値を前記データ入
力手段4に入力する。 そして、前述の管理者による入
力操作が完了すれば、飲料自動販売機は販売状態とな
る。
【0013】ここでデータ入力手段4にあらかじめ入力
された時間帯の中で、例えば最も先に到来する時間帯の
AM10:00〜AM10:10とし、該時間帯の販売
回数の予測値を35杯とすれば、抽出機12が1回に5
杯分までのコーヒーをまとめて抽出でき、1回の抽出に
要する時間を1分間とすれば、抽出機12が1回に5杯
分までのコーヒーをまとめて抽出でき、1回の抽出に要
する時間を1分間とすれば、演算手段6は35杯分のコ
ーヒーを抽出するのに7分間要することを演算し、コー
ヒーの抽出を開始する準備時刻をAM9:53と算出す
る。尚、準備時刻はAM9:53以前でも構わないが、
顧客になるべく抽出仕立てのコーヒーを販売したいた
め、準備時刻は予側値の杯数分の抽出時間を見込んだ上
でなるべく遅らせた方が好ましい。
【0014】上述の様に演算手段6に演算された準備時
刻となったら、販売制御部1は給湯電磁弁13及びオー
ガー15を駆動させるモータ(図示せず)に信号を出力
し、前記給湯電磁弁13を開弁させるとともに前記オー
ガー15を回転駆動させ、抽出機12に温水タンク14
の温水及び原料容器16の粉末化されたコーヒー豆を供
給する。
【0015】温水及びコーヒー豆を供給された抽出機1
2は高圧の圧縮空気を掛けてフィルター17を介して、
予測値の杯数分のコーヒーを抽出する。そして前述の様
に35杯分のコーヒーを抽出するには、抽出機12を7
回運転することになり、7分間抽出時間を要することに
なる。また抽出されたコーヒーは抽出機12の運転の毎
に貯蔵部18へと順次送出されるが、該貯蔵部18には
保温用のヒーター19が内蔵されているため、7分間の
間にコーヒーが冷めることはない。
【0016】以上の様にしてあらかじめ入された時間帯
の開始時刻、例えばAM10:00には、予測値の杯数
分としての35杯分のコーヒーが抽出され、貯蔵部18
に貯蔵されている。ここで前記時間帯としてのAM1
0:00から販売が行われ、顧客が硬貨を投入し、販売
可能な商品を選択すれば、販売制御部1は飲料供給弁2
1に信号を出力し、貯蔵部18から飲料供給管22を介
して1杯分のコーヒーが流出する時間分、前記飲料供給
弁21を開弁させ、コーヒーはカップ11へと供給され
る。この飲料供給動作は、7秒間で完了するため、従来
の様に販売の毎に抽出機により抽出を行った場合には3
0秒かかったのに対し、大幅に飲料供給時間を短縮して
いる。
【0017】そして上記の販売動作が繰返し、貯蔵部1
8の予測値としての35杯分のコーヒーが売切れるか、
また貯蔵部18のコーヒーは抽出完了時より30分たっ
たら風味の低下により廃棄するため、抽出完了時より3
0分経過したAM10:30になるまで、前記貯蔵部1
8からの飲料供給を続け、前記貯蔵部18の予測値とし
て35杯分のコーヒーが売切れた後、もしくはコーヒー
抽出完了時より30分経過して前記貯蔵部18のコーヒ
ーを廃棄した後、販売毎に抽出機12により抽出を行い
コーヒーを提供する一般販売に切替わる。
【0018】一方、計数手段5は予め入力された時間帯
としてのAM10:00〜AM10:10の間に販売の
毎に販売制御部1から出力される信号を計数して、前記
時間帯の販売杯数の実績値を計数して、演算手段6は実
績値を記憶する。従って、演算手段6は次回からはこの
AM10:00〜AM10:10の予測に関しては、計
数手段5に計数された前回のAM10:00〜AM1
0:10の実績値と予測値の差、及び温度検出部7より
検出されるそのときの外気温に基づいて、次回のAM1
0:00〜AM10:10での販売杯数の予測値を演算
する。そして、次々回からは前回及び前々回の販売杯数
実績値の平均値を更に加味して予測値を演算する。デー
タ入力手段4にて入力し設定されたPM12:00〜P
M12:10,PM3:00〜PM3:10,PM5:
00〜PM5:10についても同様に、貯蔵部12に演
算手段6にて予測した杯数分のコーヒーを貯蔵して、各
時間帯でコーヒー抽出完了時より30分の間は貯蔵した
コーヒーを販売する。
【0019】
【発明の効果】本発明の飲料自動販売機に依れば、利用
が殺到する時間帯を予め設定することによりコーヒーを
作り置きしておくために、その時間帯においては抽出装
置による抽出時間が省略でき一人当たりの販売時間の短
縮が図れる。そして、貯蔵時間が長期に及ぶときは残っ
ている飲料を廃棄するために、変質した飲料を販売する
ようなことがことが防止されるばかりか、この場合貯蔵
しておく飲料の量は予測するために大量の飲料を廃棄す
るようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての飲料自動販売機のブロ
ック図。
【図2】同飲料自動販売機の構成図。
【符号の説明】
1 販売制御部 2 抽出装置 6 演算手段 18 貯蔵部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽出装置を具備して飲料原料と湯とを混
    合したものから飲料を抽出して販売に供する飲料自動販
    売機において、予め設定された時間帯での販売杯数を予
    測する演算手段と、前記時間帯の開始に先立って前記抽
    出装置が抽出した前記予測した杯数分の飲料を貯蔵する
    貯蔵部と、前記抽出開始から所定時間が経過するまでは
    前記貯蔵部の飲料を販売するよう制御する販売制御部と
    から成り、前記所定時間の経過により前記貯蔵部に残存
    している飲料を廃棄することを特徴にした飲料自動販売
    機。
JP12944893A 1993-05-31 1993-05-31 飲料自動販売機 Expired - Lifetime JP2703486B2 (ja)

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