JP4526216B2 - 多孔質膜の形成方法及び形成装置 - Google Patents

多孔質膜の形成方法及び形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多孔質膜の形成方法及び形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路の微細化の進行に伴い、配線の信号遅延の増大につながる配線間容量(寄生容量)の増大が問題となっており、寄生容量を低く抑えることが可能な低誘電率の絶縁膜が注目されている。
【0003】
低誘電率の絶縁膜としては、例えば、内部に複数の空孔を形成して誘電率を低くした多孔質の絶縁膜がある。多孔質の絶縁膜は、その空孔率が増大するほど誘電率が低下するため、所望の誘電率に低減できるように、所望の空孔率を有する多孔質の絶縁膜に形成する必要がある。
【0004】
多孔質の絶縁膜を形成する方法としては、例えば、二酸化ケイ素と揮発性溶剤とを含む液体を半導体ウェハ上にスピンコートなどにより塗布し、塗布された半導体ウェハをベークして揮発性成分を除去した後、キュアして固定化する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法では、塗布された半導体ウェハをベークして揮発性成分を除去した後、キュアして固定化することから、所望の多孔質膜に制御することが困難であった。このため、所望の多孔質膜を形成することは困難であった。
【0006】
また、この方法では、形成された多孔質膜の空孔分布が不均一になってしまう。多孔質膜の空孔分布が不均一になると、所望の空孔率を有する多孔質膜を形成できなくなり、所望の誘電率に低減された多孔質膜を得ることができなくなってしまう。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、所望の多孔質膜を形成することができる多孔質膜の形成方法及び形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ほぼ均一な空孔分布を有する多孔質膜の形成方法及び形成装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、所望の誘電率に低減された多孔質膜の形成方法及び形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第の観点にかかる多孔質膜の形成方法は、被処理体が収容された反応室内にシリカ微粒子が凝集した凝集体を配置し、不活性ガスの雰囲気中で、該凝集体に電子ビーム、アルゴンイオン、またはレーザーを照射することにより、活性化されたシリカ微粒子を発生させる微粒子発生工程と、前記微粒子発生工程で発生したシリカ微粒子を前記被処理体に堆積させることにより、堆積された各シリカ微粒子間に空間を有する多孔質膜を前記被処理体に形成する堆積工程と、を備える、ことを特徴とする。
【0011】
前記凝集体としては、例えば、乾燥シリカゲルが用いられる。
【0012】
前記微粒子発生工程は、前記シリカ微粒子の結晶構造を破壊せずに、各シリカ微粒子間の結合を切断して、前記凝集体からシリカ微粒子を発生させることが好ましい。
【0014】
シリカ微粒子を含むゲルスラリーを乾燥した後、成形することにより、前記凝集体を形成することが好ましい。
【0019】
前記シリカ微粒子にナノオーダーサイズの粒径のシリカ微粒子を用いることが好ましい。前シリカ微粒子にほぼ均一な粒径のシリカ微粒子を用いることが好ましい
【0020】
本発明の第の観点にかかる多孔質膜形成装置は、被処理体とシリカ微粒子が凝集した凝集体とを収容する反応室と、前記凝集体を臨むように配置され、不活性ガスの雰囲気中で、該凝集体に電子ビーム、アルゴンイオン、またはレーザーを照射することにより、活性化されたシリカ微粒子を発生させるアブレーション機構と、を備える、ことを特徴とする。
【0021】
前記凝集体としては、例えば、乾燥シリカゲルがある。
【0025】
前記シリカ微粒子は、例えば、ナノオーダーサイズの粒径である。
【0026】
前記シリカ微粒子は、ほぼ均一な粒径であることが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の多孔質膜の形成方法及び形成装置について説明する。
【0028】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、多孔質膜の形成方法及び形成装置について、図1に示すアブレーション機構(電子ビーム源3)を備えた多孔質膜形成装置1を用いて、被処理体、例えば、半導体ウエハに多孔質シリコン酸化膜を形成する場合を例にして本発明を説明する。
【0029】
図1に示すように、多孔質膜形成装置1は、例えば、アルミニウムからなる、円筒形状に成形された反応室としてのチャンバ2と、アブレーション機構としての電子ビーム源3と、を備えている。
【0030】
チャンバ2の上部中央にはターゲット保持部4が配置されている。そして、ターゲット保持部4には、多孔質膜の形成材料となるターゲット5が保持されている。ターゲット5としては、例えば、ナノオーダーサイズの粒径の微粒子が凝集した凝集体が用いられる。そして、ターゲット5に電子ビーム源3から電子ビームを照射してアブレーションすることにより、活性化された微粒子が発生する。本実施の形態では、ターゲット5に乾燥シリカゲルが用いられている。この乾燥シリカゲルは、例えば、粒径がほぼ5nmの均一なシリカ微粒子を含むゲルスラリーを乾燥させた後、成形することにより形成されており、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子が凝集した凝集体である。
【0031】
チャンバ2の下部中央には、被処理体、例えば、半導体ウェハWの載置台としてのサセプタ6が配置されている。サセプタ6は、その上面に載置される半導体ウェハWがターゲット保持部4(ターゲット5)に対向するように配置されている。サセプタ6は、その上面が凸状の円板状に成形され、半導体ウエハWと略同形の図示しない静電チャックが設けられている。そして、静電チャックに直流電圧を印加することにより、サセプタ6上に載置された半導体ウェハWが静電吸着される。また、サセプタ6の内部には図示しない流路が設けられており、流路内に所定の温度の流体を供給することにより、半導体ウエハWが所定の温度に制御される。
【0032】
チャンバ2の天井部には、チャンバ2内にガスを導入する導入口7が設けられている。導入口7には、マスフローコントローラなどを備えるガス導入装置8が接続され、ガス導入装置8を駆動することにより、導入口7を介して、チャンバ2内にガスが導入される。チャンバ2内に導入されるガスとしては、シリコン酸化膜の形成に悪影響を与えないガス、例えば、不活性ガスを導入することが好ましい。また、チャンバ2の底部には、チャンバ2内のガスを排気する排気口9が設けられている。この排気口9には、図示しないフィルタが設けられ、排気口9に排出された微粒子などをトラップする。また、排気口9には、真空ポンプなどを備える排気装置10が接続され、排気装置10を駆動することにより、排気口9を介して、チャンバ2内のガスが排気される。チャンバ2内の圧力は、ガス導入装置8により導入口7からチャンバ2内に所定量のガスを導入するとともに、排気装置10により排気口9からチャンバ2内ガスを排出することにより、所定の圧力に制御される。
【0033】
電子ビーム源3は、ターゲット5を臨むように、チャンバ2外の側壁側に配置されている。電子ビーム源3には、ターゲット5に電子ビーム11が照射できるように、図示しない絞りなどが設けられている。そして、電子ビーム源3から供給された電子ビーム11が、チャンバ2の側壁に設けられた電子ビーム導入口12を通過してターゲット5に照射される。
【0034】
次に、以上のように構成された多孔質膜形成装置1を用い、多孔質膜の形成方法について説明する。なお、以下の説明において、多孔質膜形成装置1を構成する各部の動作は、図示しない制御部によりコントロールされている。
【0035】
まず、図示しない搬送具により半導体ウエハWをチャンバ2内に搬送し、半導体ウエハWをサセプタ6上に載置する。そして、図示しない静電チャックに直流電圧を印加することにより、サセプタ6上に載置された半導体ウェハWを静電吸着する。
【0036】
次に、ガス導入装置8及び排気装置10を駆動して、導入口7からチャンバ2内に所定量のガスを導入するとともに、排気装置10により排気口9からチャンバ2内のガスを排出し、チャンバ2内を所定の圧力に制御する。この導入口7から導入されるガスの流量は、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子が半導体ウエハWに堆積することを妨げない程度の流量に制御されている。また、サセプタ6の内部の図示しない流路内に所定の温度の流体を供給し、半導体ウエハWを所定の温度に制御する。
【0037】
続いて、電子ビーム源3から電子ビーム11を供給する。電子ビーム11は、電子ビーム源3から電子ビーム導入口12を通過して、チャンバ2内のターゲット保持部4に保持されたターゲット5に照射される。図2は、ターゲット5に電子ビーム11を照射した状態を説明するための模式図である。
【0038】
ターゲット5に電子ビーム11が照射されると、ターゲット5に凝集されたシリカ微粒子13が励起される。シリカ微粒子13が励起されると、図2に示すように、シリカ微粒子13は、各シリカ微粒子13間の結合を切断して凝集体(ターゲット5)から脱離するとともに、活性化された状態になる。
【0039】
ここで、ターゲット5に照射する電子ビーム11は、各シリカ微粒子13間の結合を切断できる程度の比較的低エネルギーの電子ビームであることが好ましい。電子ビームのエネルギーが高くなると、シリカ微粒子13の結晶構造自体を破壊するおそれが生じてしまう。このように、シリカ微粒子13の結晶構造が破壊されると、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13の粒径が変化し、半導体ウエハW上に形成されるシリコン酸化膜を制御することが困難になるおそれが生じるためである。ただし、ターゲット5に照射するエネルギーが、シリカ微粒子13の結晶構造を破壊する場合にも、シリカ微粒子13の粒径を予想することは可能であり、半導体ウエハW上に形成されるシリコン酸化膜を制御することは可能である。
【0040】
本実施の形態では、ターゲット5に照射する電子ビーム11は、シリカ微粒子13の結晶構造を破壊せずに、各シリカ微粒子13間の結合を切断して、ターゲット5(凝集体)からシリカ微粒子13を発生することができるエネルギーに設定した。このため、シリカ微粒子13は、ターゲット5に凝集された状態から、その径を変化させることなく、ターゲット5から脱離される。また、本実施の形態では、ターゲット5に、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子が凝集した凝集体が用いられており、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13は、ほぼ5nmの均一な粒径になる。
【0041】
半導体ウエハWとターゲット5とは対向するように配置されているので、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13は、半導体ウエハWに供給され、半導体ウエハW上に堆積される。さらに、本実施の形態では、チャンバ2の天井部に導入口7が配置され、チャンバ2の底部に排気口9が設けられているので、導入口7から排気口9に流れるガスが、シリカ微粒子13のキャリアガスとしての役割を果たし、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13を半導体ウエハWに堆積しやすくなる。また、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13は活性化されているので、半導体ウエハW上にシリカ微粒子13が堆積することにより堆積したシリカ微粒子13間が結合し、半導体ウエハW上にシリコン酸化膜が形成される。
【0042】
図3は、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜14の状態を説明するための模式図である。図3に示すように、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜14は、堆積したシリカ微粒子13から構成され、各シリカ微粒子13間には、シリカ微粒子13より小さな空間の空孔15が形成されている。このように形成された空孔15の大きさは、シリカ微粒子13の粒径により制御することが可能である。このため、所望の大きさの空孔15を有するシリコン酸化膜14を形成することができる。
【0043】
本実施の形態では、ターゲット5に、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子が凝集した凝集体が用いられているので、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13は、ほぼ5nmの均一な粒径であり、半導体ウエハW上に堆積したシリカ微粒子13は、ほぼ均一の粒径である。このため、各シリカ微粒子13間に形成される空孔15は、ほぼ均一な大きさになり、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜14の空孔分布がほぼ均一になる。したがって、半導体ウエハW上に所望の空孔率を有するシリコン酸化膜14を形成することができ、半導体ウエハW上に所望の誘電率に低減された多孔質なシリコン酸化膜14を形成することができる。
【0044】
以上説明したように、本実施の形態によれば、シリカ微粒子13の凝集体からなるターゲット5に電子ビーム11を照射することにより、ターゲット5から脱離したシリカ微粒子13を半導体ウエハW上に堆積させ、半導体ウエハW上にシリコン酸化膜を形成しているので、ターゲット5のシリカ微粒子13を制御することにより、所望の大きさの空孔15を有するシリコン酸化膜14を形成することができる。
【0045】
本実施の形態によれば、シリカ微粒子13の結晶構造を破壊せずに、各シリカ微粒子13間の結合を切断できるエネルギーの電子ビームをターゲット5に照射しているので、さらに所望の大きさの空孔15を有するシリコン酸化膜14を形成することができる。
【0046】
本実施の形態によれば、ターゲット5に、ほぼ均一な粒径のシリカ微粒子が凝集した凝集体を用いているので、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜14の空孔分布がほぼ均一になる。したがって、半導体ウエハW上に所望の空孔率を有するシリコン酸化膜14を形成することができ、半導体ウエハW上に所望の誘電率に低減された多孔質なシリコン酸化膜14を形成することができる。
【0047】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、多孔質膜の形成方法及び形成装置について、図4に示すアトマイザー機構(噴霧器23)を備えた多孔質膜形成装置21を用いて、半導体ウエハに多孔質シリコン酸化膜を形成する場合を例にして本発明を説明する。
【0048】
図4に示すように、多孔質膜形成装置21は、反応室としてのチャンバ22と、アトマイザー機構としての噴霧器23と、を備えている。チャンバ22は、例えば、アルミニウムからなる、円筒形状に成形されている。
【0049】
チャンバ22の下部中央には、被処理体、例えば、半導体ウェハWの載置台としてのサセプタ24が配置されている。サセプタ24は下部電極としての機能を有し、第1の整合器25を介して第1のRF電源26が接続されている。また、サセプタ24は、その上面が凸状の円板状に成形され、半導体ウエハWと略同形の図示しない静電チャックが設けられている。そして、静電チャックに直流電圧を印加することにより、サセプタ24上に載置された半導体ウェハWが静電吸着される。また、サセプタ24の内部には図示しない流路が設けられており、流路内に所定の温度の流体を供給することにより、半導体ウエハWが所定の温度に制御される。
【0050】
チャンバ22の上部中央には、電極支持体27が配置されている。電極支持体27は、アルミニウムからなる電極板28を、サセプタ24と対向するように支持している。電極板28は上部電極としての機能を有し、第2の整合器29を介して第2のRF電源30に接続されている。
【0051】
電極支持体27は中空状に形成され、電極板28には複数のガス孔28aが形成されている。また、電極支持体27の天井部(チャンバ22の天井部)には、内部にガスを導入する導入口31が設けられている。導入口31には、マスフローコントローラなどを備えるガス導入装置32が接続され、ガス導入装置32を駆動することにより、導入口31、電極支持体27の内部、電極板28のガス孔28aを介して、チャンバ22内にガスが導入される。チャンバ22内に導入されるガスとしては、シリコン酸化膜の形成に悪影響を与えないガス、例えば、不活性ガスを導入することが好ましい。また、チャンバ22の底部には、チャンバ22内のガスを排気する排気口33が設けられている。排気口33には、真空ポンプなどを備える排気装置34が接続され、排気装置34を駆動することにより、排気口33を介して、チャンバ22内のガスが排気される。チャンバ22内の圧力は、ガス導入装置32によりチャンバ22内に所定量のガスを導入するとともに、排気装置34により排気口33からチャンバ22内ガスを排出することにより、所定の圧力に制御される。
【0052】
噴霧器23は、多孔質膜の形成材料となる噴霧液35が半導体ウエハWと電極板28との間に噴霧されるように、チャンバ2外の側壁側に配置されている。噴霧器23には噴霧液35を収容する噴霧液供給源36が接続されている。そして、噴霧液供給源36から噴霧器23に供給された噴霧液35が、噴霧器23により、チャンバ2の側壁に設けられた孔37を通過して、半導体ウエハWと電極板28との間に噴霧される。
【0053】
噴霧液35としては、例えば、ナノオーダーサイズの粒径の微粒子が溶媒中に分散した分散液が用いられる。そして、分散液を半導体ウエハWと電極板28との間に噴霧し、噴霧された分散液を蒸発させて微粒子を発生させ、発生した微粒子を活性化させる。本実施の形態では、分散液にpH調整済みのシリカゾルが用いられている。このシリカゾルは、例えば、粒径がほぼ5nmの均一なシリカ微粒子を、一般的な化学的プロセスにより合成したゾルまたはゲルスラリーにほぼ均一に分散させることにより形成されており、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子が均一に分散した分散液である。
【0054】
次に、以上のように構成された多孔質膜形成装置21を用い、多孔質膜の形成方法について説明する。なお、以下の説明において、多孔質膜形成装置21を構成する各部の動作は、図示しない制御部によりコントロールされている。
【0055】
第1の実施の形態と同様に、まず、図示しない搬送具により半導体ウエハWをチャンバ22内に搬送し、半導体ウエハWをサセプタ24上に載置する。そして、図示しない静電チャックに直流電圧を印加することにより、サセプタ24上に載置された半導体ウェハWを静電吸着する。
【0056】
次に、ガス導入装置32及び排気装置34を駆動して、導入口31からチャンバ22内に所定量のガスを導入するとともに、排気装置34により排気口33からチャンバ22内のガスを排出し、チャンバ22内を所定の圧力に減圧する。チャンバ22内の圧力は、プラズマ処理を行うことから、できるだけ低い圧力にすることが好ましい。
【0057】
また、サセプタ24の内部の図示しない流路内に所定温度の流体を供給し、半導体ウエハWを所定の温度、具体的には、チャンバ22内の圧力下で、分散液の溶媒が蒸発可能な温度に設定する。
【0058】
続いて、噴霧器23から噴霧液35を、半導体ウエハWと電極板28との間の空間に噴霧する。ここで、噴霧液35として、シリカ微粒子が溶媒中にほぼ均一に分散したシリカゾルが用いられているので、噴霧液35を半導体ウエハWと電極板28との間の空間にほぼ均一に噴霧することができる。
【0059】
噴霧液35が半導体ウエハWと電極板28との間の空間に噴霧されると、噴霧液35の溶媒が蒸発して、シリカ微粒子が発生する。これは、半導体ウェハW(半導体ウエハWと電極板28との間の空間)は、分散液の溶媒がチャンバ22内の圧力下で蒸発可能な温度に設定されているためである。このように分散液の溶媒を蒸発させているので、分散液中に分散されたシリカ微粒子が、その粒径を変化させることなく、半導体ウエハWと電極板28との間の空間に発生する。本実施の形態では、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子が発生する。
【0060】
また、第2のRF電源30から、所定の高周波電力を電極板28を印加する。これにより、電極板28と下部電極としてのサセプタ24との間に高周波電界が生じ、半導体ウエハWと電極板28との間で発生したシリカ微粒子がプラズマ化(活性化)する。さらに、第1のRF電源26から、所定の高周波電力を下部電極であるサセプタ24に印加する。これにより、プラズマ中の活性種がサセプタ24側へ引き込まれ、半導体ウェハW表面近傍のプラズマ密度が高められる。
【0061】
このような電極板28及びサセプタ24への高周波電力の印加により、半導体ウエハWと電極板28との間で発生したシリカ微粒子がプラズマ化(活性化)する。活性化されたシリカ微粒子は、半導体ウエハWに供給され、半導体ウエハW上に堆積される。これは、第1の実施の形態と同様に、導入口31から排気口33に流れるガスが、活性化されたシリカ微粒子のキャリアガスとしての役割を果たし、シリカ微粒子を半導体ウエハWに移動させるためである。また、半導体ウエハW上に堆積したシリカ微粒子は活性化されているので、堆積したシリカ微粒子間が結合し、半導体ウエハW上にシリコン酸化膜が形成される。
【0062】
以上のように形成されたシリコン酸化膜は、第1の実施の形態と同様に、堆積したシリカ微粒子から構成され、各シリカ微粒子間には、シリカ微粒子より小さな空孔が形成される。このように形成された空孔の大きさは、シリカ微粒子の粒径により制御することが可能である。このため、所望の大きさの空孔を有するシリコン酸化膜を形成することができる。
【0063】
本実施の形態では、半導体ウエハW上に堆積したシリカ微粒子は、ほぼ5nmの均一なシリカ微粒子であり、各シリカ微粒子間に形成される空孔は、ほぼ均一な大きさになる。このため、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜の空孔分布がほぼ均一になる。したがって、半導体ウエハW上に所望の空孔率を有するシリコン酸化膜を形成することができ、半導体ウエハW上に所望の誘電率に低減された多孔質なシリコン酸化膜を形成することができる。
【0064】
以上説明したように、本実施の形態によれば、シリカ微粒子が分散した分散液からなる噴霧液35を半導体ウエハWと電極板28との間の空間に噴霧し、噴霧液35の溶媒を蒸発させてシリカ微粒子を発生させた後、シリカ微粒子を活性化して半導体ウエハW上に堆積させ、半導体ウエハW上にシリコン酸化膜を形成しているので、噴霧液35中のシリカ微粒子を制御することにより、所望の大きさの空孔を有するシリコン酸化膜を形成することができる。
【0065】
本実施の形態によれば、噴霧液35に、ほぼ均一な粒径のシリカ微粒子をほぼ均一に分散した分散液を用いているので、半導体ウエハW上に形成されたシリコン酸化膜の空孔分布がほぼ均一になる。したがって、半導体ウエハW上に所望の空孔率を有するシリコン酸化膜を形成することができ、半導体ウエハW上に所望の誘電率に低減された多孔質なシリコン酸化膜を形成することができる。
【0066】
なお、本発明は、上記実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な他の実施の形態について説明する。
【0067】
上記実施の形態では、電子ビーム源3を備えた多孔質膜形成装置1及び、噴霧器23を備えた多孔質膜形成装置21を用いた場合を例に本発明を説明したが、微粒子を含む微粒子発生体を、被処理体が収容された反応室内に供給し、反応室内で微粒子発生体から、微粒子を発生させるとともに微粒子を活性化させ、活性化された微粒子を被処理体に堆積させることにより、堆積された各微粒子間に空間を有する多孔質膜を形成できるものであればよい。また、多孔質膜形成装置1及び多孔質膜形成装置21についても、上記構成に限定されるものではない。
【0068】
例えば、図5に示すように、第1の実施の形態において、サセプタ6と排気口9との間のチャンバ2の内壁に、例えば、複数の孔を有するバッフル板41を設けてもよい。この場合、バッフル板41により、シリカ微粒子13を半導体ウエハW上に、さらに均一に堆積させることができる。
【0069】
また、第1の実施の形態において、図6に示すように、ターゲット5をチャンバ2の下部中央に配置し、サセプタ6をチャンバ2の上部中央に配置してもよい。この場合、半導体ウエハW上にシリカ微粒子を均一に堆積できるように、チャンバ2内の圧力をほぼ真空のような低圧に設定することが好ましい。
【0070】
上記実施の形態では、第1の実施の形態において、シリカ微粒子13の結晶構造を破壊せずに、各シリカ微粒子13間の結合を切断できるエネルギーの電子ビームをターゲット5に照射した場合を例に本発明を説明したが、例えば、シリカ微粒子13の結晶構造が破壊するおそれがあるようなエネルギーの電子ビームをターゲット5に照射してもよい。この場合にも、シリカ微粒子13の粒径を予想することは可能であり、半導体ウエハW上に形成されるシリコン酸化膜を制御することは可能である。
【0071】
上記実施の形態では、第1の実施の形態において、電子ビームをターゲット5に照射した場合を例に本発明を説明したが、例えば、アルゴンイオンやレーザをターゲット5に照射してもよい。
【0072】
上記実施の形態では、第1の実施の形態において、電子ビームをターゲット5の全面に照射した場合を例に本発明を説明したが、例えば、図7に示すように、ターゲット5の一部にのみ電子ビームを照射してもよい。この場合、半導体ウエハWの全面にシリカ微粒子13が堆積されるように、例えば、図7の矢印に示すように、電子ビーム源3から電子ビームを照射する向きを移動可能に構成することが好ましい。また、半導体ウエハWを回転させてもよい。
【0073】
上記実施の形態では、第2の実施の形態において、シリカ微粒子にプラズマを印加することにより活性化させた場合を例に本発明を説明したが、例えば、シリカ微粒子に電子ビームを照射したり、高温に加熱することにより、シリカ微粒子を活性化させてもよい。
【0074】
上記実施の形態では、第2の実施の形態において、平行平板型のプラズマ発生器を用いた場合を例に本発明を説明したが、マグネトロン型、誘導結合型、ECR(Electron Cyclotron Resonance)型等、各種のプラズマ発生器を用いてもよい。
【0075】
上記実施の形態の多孔質膜形成装置を、いわゆるマルチチャンバシステムに適用してもよい。また、被処理体としては、半導体ウェハWに限らず、液晶表示装置用のガラス基板等であってもよい。さらに、シリカ微粒子13に、例えば、メチル基を含有するシリカ微粒子を用いることも可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所望の多孔質膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の多孔質膜形成装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のターゲットに電子ビームを照射した状態を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体ウエハ上に形成されたシリコン酸化膜を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の多孔質膜形成装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の多孔質膜形成装置の構成を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の多孔質膜形成装置の構成を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の多孔質膜形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 多孔質膜形成装置
2 チャンバ
3 電子ビーム源
4 ターゲット保持部
5 ターゲット
6 サセプタ
11 電子ビーム
13 シリカ微粒子
14 シリコン酸化膜
15 空孔
21 多孔質膜形成装置
22 チャンバ
23 噴霧器
24 サセプタ
25 第1の整合器
26 第1のRF電源
28 電極板
29 第2の整合器
30 第2のRF電源
35 噴霧液
36 噴霧液供給源
W 半導体ウエハ

Claims (10)

  1. 被処理体が収容された反応室内にシリカ微粒子が凝集した凝集体を配置し、不活性ガスの雰囲気中で、該凝集体に電子ビーム、アルゴンイオン、またはレーザーを照射することにより、活性化されたシリカ微粒子を発生させる微粒子発生工程と、
    前記微粒子発生工程で発生したシリカ微粒子を前記被処理体に堆積させることにより、堆積された各シリカ微粒子間に空間を有する多孔質膜を前記被処理体に形成する堆積工程と、
    を備える、ことを特徴とする多孔質膜の形成方法。
  2. 前記凝集体に乾燥シリカゲルを用いる、ことを特徴とする請求項に記載の多孔質膜の形成方法。
  3. 前記微粒子発生工程は、前記シリカ微粒子の結晶構造を破壊せずに、各シリカ微粒子間の結合を切断して、前記凝集体からシリカ微粒子を発生させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の多孔質膜の形成方法。
  4. シリカ微粒子を含むゲルスラリーを乾燥した後、成形することにより、前記凝集体を形成する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多孔質膜の形成方法。
  5. 前記シリカ微粒子にナノオーダーサイズの粒径のシリカ微粒子を用いる、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の多孔質膜の形成方法。
  6. 前記シリカ微粒子にほぼ均一な粒径のシリカ微粒子を用いる、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の多孔質膜の形成方法。
  7. 被処理体とシリカ微粒子が凝集した凝集体とを収容する反応室と、
    前記凝集体を臨むように配置され、不活性ガスの雰囲気中で、該凝集体に電子ビーム、アルゴンイオン、またはレーザーを照射することにより、活性化されたシリカ微粒子を発生させるアブレーション機構と、
    を備える、ことを特徴とする多孔質膜形成装置。
  8. 前記凝集体は乾燥シリカゲルである、ことを特徴とする請求項7に記載の多孔質膜形装置
  9. 前記シリカ微粒子はナノオーダーサイズの粒径である、ことを特徴とする請求項7または8に記載の多孔質膜形成装置。
  10. 前記シリカ微粒子は、ほぼ均一な粒径である、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の多孔質膜形成装置。
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